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2005年07月12日 |
●地図があれば、迷わない
ヨーロッパ全域が網羅された道路地図と共に移動している。エストニアで車を買った際に、この地図も買ったのだ。
「今日の行程」、「明日の行程」と付せんを貼り、ルート計画を立てている。本当は通った道を蛍光ペンでなぞっていきたいのだが、物価の高い北欧では、蛍光ペンが1本300円くらいするので、今は我慢している。
昔から地図が好きだ。中学生のころは、国鉄時刻表の地図を見て、日本全域を旅しているつもりになっていた。高校生になって旅に出るようになると、旅先でまず地図をもらい、それからどこへ行くかを決めることが習慣だった。「今ここだ!」「あそこへ行ってみよう!」そうやってうろうろするのがうれしいのだ。
旅行会社に勤めはじめると、世界へ行く先輩に頼んで自分が行ったことがない国の地図を買ってきてもらっていた。いつの間にか、ボクの部屋には日本各地、世界各国の地図やパンフレットでいっぱいになり、この世界一周旅行出発前には整理に困ってしまった。
そんな中、どうしても捨てられず、日本に大切に置いている地図がある。
オーストラリアにいたころ、プロゴルファーテストに予選落ちしたあとに、タスマニアを車で2週間ほど周ったのだ。そのときに、広げると模造紙一枚くらいの大きさになる地図を買った。その地図に、蛍光ペンで道をなぞり、ポイントなるコメントを書いたり、国立公園のスタンプを押したり、お気に入りの灯台をチェックしたりしていたものだ。何度も広げては見ていたので、折れ目がビニールテープで何重にも補強してあり、かなり年季が入った地図である。帰国してからも思い出にふけってよく見ていた。
さて、この度のヨーロッパ道路地図は、まだまだ新しい。第2ステージ、第4ステージでヨーロッパを巡る予定だが、どんなことを書き記していくのか楽しみだ。・・・おっとその前に、早く蛍光ペンを手に入れよう!
きょうさん♂
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■コメント
人生は地図のない旅です。白地図に生きた証を色でマーキングしながら進みます。その軌跡は何色か〜?! 地図と時刻表で仮想の旅が経験できます。良く知っている街も、通りを一つ外れて角を曲がると、そこはもう異空間、未知の世界が広がる。日常の中の非日常を楽しむ、チョットとした楽しみである。
投稿者 kiyoshi : 2005年07月17日 23:22
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