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2005年06月06日
●遊牧民の貴重な家畜たち
(メェメェ〜)
最初の朝は、ヤギの鳴き声に起こされた。羊と合わせたその数、700頭。さらに牛が、親子で8組。馬までいる。ゲルを出ると、動物たちに囲まれていることが分かる。ここはムツゴロウハウスかと思ったくらい。
一番価値ある動物は羊らしい。ラム肉になるからだ。次は牛。たくさんのミルクと肉を生み出してくれるようだ。そしてヤギもミルクを出してくれる。馬は、競走馬となったりするようで、外国からも馬主が買いに来ることもあるようだ。
この動物たちが、家畜であるということを理解したのは、午後の乳搾りタイムであった。母と娘は、おもむろにバケツを持ち出し、ヤギの元へと近づいていった。そして、お乳をつかむと、慣れた手つきでお乳を搾り出していった。こんなに間近で見るのははじめてのこと。勢いよく飛び出すお乳が実にリアルだった。
(やってみる?)
そう微笑む母に促されチャレンジ!しかし出ない。(違うのよ。こうやって湿らしてから搾るの)そう見本を示してくれる母。おお!なるほど!確かにお乳が出る!驚いた!そうやってバケツいっぱいになるまで、お乳を搾っていく。
そうは言っても、1匹のヤギから出るお乳は限られている。ある程度出たら、次のヤギに移る。でもヤギも分かっているのか、逃げようとする。そこで、ヤギ捕獲縄でヤギを捕まえておくのが息子の役割だった。先に輪っかをつけた3メートルほどの棒を用意。それをヤギの角をめがけて引っ掛けていく。見事な棒さばきであった。息子が捕らえて、母娘が乳を搾る。家族のチームプレーであった。二日目はボクもやってみたが、ヤギに逃げられつづけ、息がハァハァ上がってしまった。ハードな仕事である。
ちなみに、牛の乳搾りも体験したが、ヤギのお乳は2つ。牛のお乳は4つなのだ。その分、牛のお乳の方が量が多い。こうしてバケツにためたお乳は、ミルクになったり、ヨーグルトになったり、またお酒にもなるそうだ。「人間」対「ヤギ」。「人間」対「牛」。毎日繰り広げられるこの闘いは、生きていくために必要な自然の原理に感じた。
カテゴリ:
モンゴル(Mongolia)
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