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2005年06月07日 |
●遊牧民と一緒に乗馬体験
馬に乗って颯爽と翔ってみたい。
これも体験したかったこと。アメリカで数分乗ったり、オーストラリアでも1時間ほど体験はあるが、大草原を翔けたことがない。だからこそ、このモンゴルではそんな体験をしたかった。
『日本語日常会話集』の単語を拾い出し、彼らに意図を伝え、ようやくその想いが実現するときが来た。息子ネルギィに連れられて、どこへ行くのか分からずについていく。頭の中のイメージは、映画『ラストサムライ』のトムクルーズのように翔っているのだが、なんせ馬が走らない。ネルギィに「もっと速く走りたい!」と伝えたいのだが、前を走るネルギィにモンゴル語で伝えようがない。身振り手振りで、(チャッチャカ・チャッチャカ)と示すと、ボクの気持ちを察してくれたのか、もっとお尻をたたけ!「アチュゥ!」と叫べと言ってくる。「アチュウゥ!!」真似をしてみたが、走らない。
しびれを切らしたようで、ネルギィが近づき、ボクの乗っている馬のたずなを握り締め、ネルギィの馬と一緒に走りはじめた。すると、どうしたことか! それまでうんともすんとも言わなかったこの馬が、動き出したのだ!
(やったぁ〜 これでトムクルーズだ!)
まぁネルギィに連れられているという状況はさておき、ボクは確かに草原を翔けた。ほんの数秒。あとは・・・
馬の振動があまりに激しすぎて、苦しい・・・ えっ?こんなはずじゃないで。。。ボクのイメージは、自然を翔けぬけて気持ちがいいはず。なのに、お尻の骨から肺に突き上げるような振動が痛い。前を走るネルギィは時おりボクの表情を見ながらも笑顔で翔けている。この違いは何なんだ!?これなら端から見ればロデオに乗っているようなもんだ。
ネルギィのようにお尻を浮かしてみたがうまくバランスが取れない。もっと運動神経よかったはずだが・・・そんなうぬぼれはバッサリはがされ、ボクの乗馬体験は終わってしまった。「腰を浮かしたら、うまく乗れたでぇ〜」笑顔で言うたかさんは、実に満足気だった。ボクのトムクルーズ大作戦は次の機会へ持ち越しだ。
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