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2005年06月09日 |
●遊牧民の夜は満天の星空
「満天の星空」
モンゴル、それもゲルに泊まったら、ゼッタイに見たかった。「満天の星空」という響きにあこがれるし、この星空が日本をはじめ世界につながっていると思うとうれしくなる。最初の数日は雲が多くて、見ることはできなかった。ゲルに泊まったからといって、毎日見られないのが自然の難しさのようだ。
ある晩、夜中にふと目が覚めた。ストーブの煙突がゲルの天井を抜けていて、その隙間から星が見えた。(もしや・・・)そんな期待に胸を膨らませ、ゲルの外に出てみると、そこにはずっと待ち焦がれていた満天の星空が広がっていた。
(わぁ・・・)
どう表現したらいいのか分からなかった。(すごい・・・) それほど当たり一面に星が散らばっているのだ。
小学生のころ、顔を見上げればすべて見られるプラネタリウムは見たことがあるが、ここではその規模が違う。オーストラリアでキャンプツアーに参加したときも、きれいな星空を見上げながら眠ったことはあった。それでも周りは森に囲まれていたので、星空は見上げるという感覚だった。
地平線より上がすべて星。大草原に灯かりひとつないこの場所で、顔を見上げなくても、目の前が星空なのだ。360度、ぐるりと見回してもその星空は続いている。時おり、流れ星も落ちてくる。星の名前なんて、オリオン座くらいしか知らないのだが、ただ見とれていた。ここぞとばかりに、カメラを出してきて、撮ったこともない星空写真にチャレンジする。
真っ暗闇の中、(メェ〜)、(ングング・・・)ヤギや羊の鳴き声だけが聴こえる空間。「満天の星空」は惜しげもなく、そのすばらしさを見せてくれた。この言葉の響きがぴったりであった。これが見られるだけでも、ゲルに泊まる価値はある。
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