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2005年06月18日 |
●ロシア語圏の壁を感じる
はじめての国は、警戒心が沸いてくる。どんな街なのか、どんな人が住んでいるのか、気になるものだ。
モンゴルでお世話になった方から「青年海外協力隊はロシアから撤退した」と聞き、不安な気持ちがないわけではない。ロシアへの渡航者もそれほど多くないようだし、念には念を入れて、イルクーツクの地に足をつけた。
切符売場の女性はモデルさんのように美しく、歩く人はまるでデューク更家に習っているかのようにキマッている。車のクラクションもほとんど鳴っておらず、北京やウランバートルで見た光景とは全然違っていた。「シベリアのパリ」と呼ばれるらしいイルクーツクは、確かに美しい印象があった。
しかし、壁は厚かった。
言葉が通じない。中国やモンゴルでも言葉は通じなかったのだが、彼らからはまだ関わり合える雰囲気を感じた。目で表現したり、ジェスチャーで示してみたりするようなところがあった。しかしロシア人は、ジェスチャーは使わないし、ロシア語でまくし立ててくるように話すので、正直、参ってしまった。切符売場で切符を買うときも、街行く人にホテルの場所を尋ねるのも、冷たい雰囲気を感じた。
もちろん、すべての人がそうではないと思うのだが、ざっと10連敗と言うところだろうか・・・。まぁ外国人が日本に来たときに、英語が通じないからといって困られても仕方がないのだから、ロシアを知りたかったら、ロシア語を学んでおけということかもしれない(笑)。
もうひとつの壁に感じたのは文字が読めないこと。2泊目のホテルを探していたときなんて、地図のとおりなのに見つからない。5人に尋ねて、行ったり来たりしていたらなんと目の前を通り過ぎていたのだ。ホテルの文字も、名前の文字も、まったく予想しない文字だった。ほかにもスーパーマーケットとか、インターネットとか「キリル」と呼ばれるこの文字は、まさに暗号のようだ。
このことからも、モンゴルでどれほど日本の方にお世話になったのかが分かる。言葉にしても、文字にしても、その難易度はモンゴルもロシアも変わらないような気がする。これから世界を見ていくボクらには、これくらいの壁は早めに感じておいた方がいいのかもしれない。
きょうさん♂
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