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2005年06月23日 |
●祝!シベリア鉄道乗車C
「77時間」。
終わりが近づくと、あっという間の気もする。時間の使い方は、睡眠50%、会話20%、読書20%、食事10%といったところ。乗った瞬間は狭く感じるコンパートメントだが、降りるときにはすっかり自分の空間にしてしまっている。だから、離れるのはさみしい気持ちまで感じるくらいだ。
一番の楽しみは、列車が駅に停車するとき。
数時間おきに停まる駅が憩いの時間。このときばかりは、‘おり’から開放された動物のようにホームに出て背伸びをするのが習慣だった。もちろんボクらだけではなく、ほとんどの乗客が、新鮮な空気を吸おうとリフレッシュしていたようだ。ホームに降りると、その街の雰囲気が感じられる。大きな街、小さな街、人々が行き交う街、そうでない街。食べ物やお土産品を売りに来ていたりもしている。短い時間であるが、ぶらりと散歩しながら、カメラのシャッターを押していた。
乗客がどれほどトイレに行きたくても使わせてくれない(笑)車掌さんは、列車停車時は、階段の手すりなどを磨いていて、とても仕事熱心だった。車掌さんはロシア語しか話せない人がほとんど。それでも、時間を重ねるごとに、笑顔のコミュニケーションができていくのだから、時間の積み重ねが大事なことも分かる。
ひげが剃れない。だから、ぼうぼうだ。これじゃぁ、まるでドロボウ面。鏡を見なければ我慢はできるが、それでも頭はカユくなる。(シャンプーしたい!)そう願っていた。スーパーのビニール袋3つに大量に買い込んでいた。(買いすぎかな?)そんなことを気にしていたが、きれいに食べたことを考えると、いい買い方をしたようだ。
最後の停車駅を発車した。あと3時間後にはモスクワに到着する。「ロシアの首都、モスクワ」。(いったいどんな街なのだろう?)。そんな期待感が沸いてくる。シベリア鉄道を走っている77時間で、ロシアを感じる心構えをつくっているような気になる。
コンパートメントにこもっていては、何も感じることはないかもしれない。
食堂車に行ってみたり、停車駅で降りたりする。いろいろ動いてみることが、このシベリア鉄道を楽しむこと、ロシアを感じることだと思う。
『祝!シベリア鉄道乗車』、完
きょうさん♂
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