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2005年06月25日 |
●クレムリン武器庫の財宝
「クレムリン」と「赤の広場」。言葉は知っていても、何がどうなのか知らなかった。
どうやら、「赤の広場」はパブリックスペースなので自由に出入りできるが、横の「クレムリン」は入場料がいる。モスクワ滞在時は「赤の広場」で記念式典などのイベントを開催していたので、残念ながら立ち入り禁止状態。その分、「クレムリン」をたっぷり満喫してきた。
「クレムリン」の中には、いくつもの教会があって、それらが見学できる。キリスト教には詳しくないのだが、その造りがすばらしい。外観は写真で見たことはあったのだが、ほとんどの教会の中は、壁面すべてに絵が描かれているのだ。キリストをあらわす絵や物語など、広い教会内を天高く、ずぅっと、上までだ。それも凝った絵がぎっしりと。
まぁすごい!指揮した人もすごいが、描き続けた人がすごい!
細かい作業だったと思う。何人で描きあげたのか分からないが、きっと何年もかかったのではないだろうか。もしかすると一生かかって描いていたのかもしれない。そんなことを想像すると、ひとつの仕事を続けていくことの尊さを感じた。
オプションで「武器庫」も見学できる。博物館見学なんて、どちらかと言うと性に合わないのだが、一生に一度来るか来ないかと思うと、奮発して入ってみた。
感想は・・・
エクセレント!!!
切符を買うまで、「高いなぁ・・・」「どうしよう・・・」と悩んでいたのがバカらしく感じるくらいよかった。
食器、宝石、よろい、銃刀など、どこから集めてきたの?と驚く量が展示されている。食器なんて、使いやすさが一番と思っているのだが、展示されている食器類は、どう見ても使いにくいものばかり。銀を中心に使った食器なのだが、重そうだし、デザインが凝りすぎていて、洗うのが大変そう。どうやって使っていたのか不思議だった。銀や金を使った、宝石類は目を疑う輝きをはなっている。馬につける宝石まであるのだから驚きだ。価値が分からないのがもったいない話だが、シンプルイズベストの考えを覆されるような新鮮さがあった。
一番のお気に入りは、馬車コーナー。ボクは、シンデレラの物語に出てくるような馬車を実際に見たことがなかった。あの世界の馬車がずらりと並んでいるのだ。すんごいゴージャスなのだ。(すごい、すごい・・・)とため息ばかりだった。当時の人は、これらの馬車に乗って、何を考えていたんだろうか。車輪に残っている深い傷が、数多くの道を走ってきたことを物語っていた。
「武器庫」の展示物に近づきすぎると、ブザーが鳴る。各部屋に常駐スタッフがいて、管理されている。「クレムリン」内も、通行可能領域とそうでないところがはっきりしていて、ちょっとでも、出ると、警備員に笛を吹かれて注意されている。写真撮影は自由だが、しっかりと管理されている。10時半に入場して、昼食抜きで退場したが16時半。「武器庫」だけでも1時間半も見学していたのだから、よくがんばったもんだ。足はパンパン・・・ いいものをたっぷり見せてくれる「クレムリン」であった。
きょうさん♂
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■コメント
しばらく日記が更新されていなかったので、心配していました。ロシアに赤の広場に着いたのですね!!ロシア正教のイコン(聖画)がすばらしいそうですね!大学時代から五木寛之の本が好きで全部読破しました。中でも「さらばモスクワ愚連隊」は痛快で面白かったので、何回も読んだことを思い出しました。
投稿者 kiyoshi : 2005年06月30日 00:27
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