●ベルリン壁とCheckpoint
ドイツのベルリンに着いた。さすがに大都会!
私たちは、無謀にもガイドブックなしでやってきてしまった。とりあえず、車で使っているヨーロッパ地図から、中心地ブランデンブルク門を探し、そばのインフォメーションセンターにたどり着いた。
ベルリンは、そう、あの有名な「ベルリンの壁」があるところ。今は、イーストサイドギャラリーと呼ばれるところに、壁が残っているというので、早速探して行ってみた。
壁を壊す人々を描いた絵、平和を願うメッセージの絵など、大きな絵画が派手にペイントされて何百メートルに渡って並んでいる。100人以上の画家が描いたらしい。
1961年、ベルリンの壁は、1日で出来上がってしまったらしい。その後、1989年に壊されるまでは、西ドイツと東ドイツとの壁になっていた。
きょうさんとも話していたが、1989年と言えば、私たち夫婦が17歳のとき。高校生のころだ。日本でも大ニュースとして流れていたのは知っていたが、恥ずかしながら、何で壊されていたのかは、全く知らなかった。自分の世界とは、全く無関係のことのように感じていた。
ベルリン市内には、戦争の傷あとを残しているように、教会の破壊された屋根や壁がそのままになっている。広島の原爆ドームを思い出した。また観光客が集うチェックポイントという場所は、アメリカ・イギリス・フランス対、当時のソビエトとの間の重要な場所であったようだ。
逆に、お土産屋さんでは、ベルリンの壁のかけらをハガキなどと一緒に販売している。また来年のドイツワールドカップに向けて、中央駅は大工事中だったし、街中も改装、建設ラッシュだった。さらにベルリンが発展していく様子を感じる。
自分たちが幼いころは、世界の出来事は、他人事のような話だった。でもこうして、世界を観ていると、身近に感じる。今も、戦争をしている国があると思うと、ひとりの人間として平和を願わずにはいられない。
たかさん♀
■トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sekatabi.com/mt/mt-tb.cgi/192
■コメント
ベルリンの壁は壊され、東西の冷戦時代に終焉を迎えたように思われたが、地球上にやはり戦争は無くならない。イラクもフセイン大統領が逮捕されたにも拘らず、自爆テロは無くならず、毎日大勢の人が殺されています。8月6日は広島に原爆が投下された日です。原爆ドームと記念館を学生時代に訪れた事があります。強烈な印象がいまでも心の中に残っています。戦争の悲惨さは決して忘れてはいけません!!
投稿者 kiyoshi : 2005年08月06日 22:39
■コメントを書く
コメント登録機能を利用するには、TypeKey トークンを設定してください。
|