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2005年08月04日 |
●ドイツ人家族に誘われて
「もしよければだけど、ハンブルクの私たちの家に招待するよ」
(えぇ〜 ほんとぉ〜!)
コペンハーゲンのユースホステルで偶然同じ部屋だったドイツ人ファミリーのお言葉に厚かましく甘えて、2日間泊まらせてもらうことにした。
日本からの観光ツアーでは、なかなか現地の暮らしは体験できない。時間や予定に自由が利きやすい世界一周の旅だからこそ実現できるようなに思う。やったぁーー
ドイツ人ファミリーと言っても、父モスターファはモロッコ出身。家族はドイツ語で会話するらしい。それでも、ボクらとは英語で話してくれた。おかげでコミュニケーションがよくとれたと思う。ドイツ語オンリーだったら、こんな話にはならなかったはずだ。
家に着くと、ハンブルクにある観光地のパンフレットを用意してくれていた。母モニカもモスターファも、見所をいっぱい紹介してくれた。
数日前に長女のアリアちゃんの誕生日だったらしく、初日の夜、モニカとアリアちゃんとボクらの4人で遊園地へ行った。その途中、ザンクト・パウリ地区を歩いた。ハンブルクのザンクト・パウリ地区は、歓楽街として有名らしい。モニカは、「Red Light Street」と行って説明してくれた。日本語に訳すと「ピンク街」というところか。女性がずらりと通りに立っている。アメリカ映画でよく見るような光景だった。あまりジロジロ見られないところがもどかしいところだが・・・笑。
2日目はモスターファがボクらをハンブルクの中心地へ連れて行ってくれた。モニカと比べるとぶっきらぼうに感じるモスターファ。でも、大きな港やビスマルクの像を説明してくれるモスターファは、モロッコ出身なのに詳しいなぁと思った。「オレがよく行く、うまい中華料理店へ教えてやるよ」と一緒にランチへ。うぅ〜ん 懐かしい中華の味はパワーを感じる!
外国人は若く見える。モニカは47歳と聞いてびっくりした。モスターファは42歳。年下の旦那さんだ(ボクも、年上の奥さんにあこがれていたころがあったなぁ・・・)。
モスターファがいないときに、モニカに「モスターファとどこで知り合ったの?」と聞いたら、「ハンブルクで知り合った」と言っていた。
モニカがいないときに、モスターファに「モニカにとどこで知り合ったの?」と聞いたら、「モロッコで知り合った」と言っていた。
(むむむ・・・?いったいどっちなんだ?)と気になったが、ふたりとも、それ以上はあまり語らなかったので、いまひとつ突っ込めなかったことが悔しい(笑)。欧米人によく見る、熱々ぶり・・・というか、ダーリン、ハニーと言い合うような雰囲気はなく、いつも落ち着いた様子だったことがドイツっぽい重厚な感じがした。
「少しの時間しか話していないのに招いてくれてありがとうございます」
そう伝えると、
「あなたたちの世界一周旅行を応援したいだけよ」と、サラリと言ってくれた。そんな気持ちがとてもうれしかった。
時間とお金がかかることもあり、日本などアジアへは行ったことがないらしい。それでも、日本とか、日本人とか、そんな意識はまったくないようで、気軽に来客者を迎えてくれている感覚だった。そんな自然体の雰囲気がありがたく、また見習いたいと思った。
きょうさん♂
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今、石川県ではジャパンテントが開催されています。
金沢人の「もてなしの心」を外国のお客様にアピールしています。ホームステイしていただき、金箔や、工芸細工など体験していただき、日本の文化の理解を深めてもらう集いです。きまっし金沢!!
投稿者 kiyoshi : 2005年08月09日 23:24
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