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2005年09月12日 |
●ヒッチハイカーに選ばれる
ボクを、ジロジロ見つめる奴がいる。。。
アイルランドの首都ダブリンから、イギリスのホリーヘッドへはフェリーで渡ります。2万円以上かかるので、少しでも安いフェリー会社を探し回っていると、そんな視線を感じたんです。
ヨーロッパで人に見つめられるのは慣れたもんなんです。スコットランドを周っていると、アジア人の顔が珍しいのか、エストニアナンバーのクルマが珍しいのか、振り返るくらいに見られます。
でも、今回は様子が違う。何か、物欲しげに感じる。。。
フェリーのチケットを買って、たかさんの待つ、せかたび号に戻ろうとしたとき、彼が声をかけてきました。
「急いでいますか?」
急ぐ旅でもないし、コミュニケーション大好き人間としては、とってもウェルカム!何だろうと尋ねると、彼はこう言いました。
「ボクはヒッチハイカーです。ポーランドへ帰る車を探しているんですが、ボクと友だちのふたりを、フェリーに一緒に乗せてもらえないでしょうか?一般客としてチケットを買うより、車の乗客としてチケットを買った方が安いんです。」
歳は20代半ば。これがポーランドの若者なのでしょうか、日本では見慣れない服装と髪型をしています。
「あなたたちは、エストニアに帰るんですか?もしそうなら、途中ポーランドまで乗せてほしい」と。
おぉ!
ヒッチハイクにあこがれたことはあるけど、ヒッチハイクを頼まれたことはない。
(さぁ、どうしよう?)
そうは言っても、そんなゆっくり考えている時間はないわけです。相手は目の前にいるわけだし、「可能」か「不可能」かのどっちかなんですから・・・。
まるで『クイズ・タイムショック』(←ふるぅ〜)の5秒間のように、ボクは、答えを迫られたような気がしました。
「これも出会いだ」
「いろんな旅の話が聞ける」
「たくさんの人に助けられてきただけに助けたい」
「ポーランドの友だちができるかもしれない」
そんな想いを抱くとともに、
「身の危険はないだろうか?」。ボクのひとり旅ならまだしも、たかさんという連れがいる旅なので、安易に答えを選べなかったんです。。。
彼の真摯な眼差しが、ボクの顔を突き刺していました。
(つづく)
きょうさん♂
■コメント
え?どこに続いているの??
どうなったのだろう????
投稿者 だんな@うつわやカフェ : 2005年09月23日 10:55
投稿者 藤岡旦那 : 2005年09月24日 00:18
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