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2006年04月29日 |
●ベイルートの新しい時代
「レバノンの首都ベイルートは、1975年から15年間も続いた内戦によって、街のほとんどが瓦礫の山に変わってしまった・・・」。
そう聞いて、ベイルートには暗いイメージが漂っているんじゃないか?と思っていたら、全然違っていました。無数の銃弾を浴びた古いビルは残っているものの、近代化を急ぐように新しいビルの建設が続いており、中東を北上してきたボクらにとって、別世界にやって来たようでした。
海岸線を歩いていくと、海水パンツで楽しそうに泳ぐ男性の姿が目につきます(女性は見かけない)。笑い声を響かせながら、勢いよく飛び込んでいく様子は、まるでリゾート地のひとコマ。その一方で、お祈りをしている人もいて、不思議な光景でした。
中心地であるハムラ地区のハムラ通りには、多くのカフェやレストランが立ち並んでいます。物価もシリアやヨルダンと比べれば高め。それでも若者を中心にたくさんの人でにぎわっていますから、人々の生活になじんでいることが分かります。
そして広場でやるスポーツは・・・ バスケットボール。
ずっとサッカー(Football)を見てきていたので、久しぶりに違うスポーツを見た気がしました。
ベイルートの西岸にある「鳩の岩」まで足を運ぶと、そこはレバノン人も含めて観光客ラッシュ。カメラの前でポーズを撮る人でいっぱいでした。
ベンチで休んでいると近づいてきた若い男性。
「どこから来たのですか?」
「日本からです」。
「ほらっ〜 当たっただろう!」
彼が向いた方向を見ると、友だちらしき仲間が数人こちらを見ています。どうやら、見慣れない外国人であるボクを見て「ナニ人なのか?」当てっこしていたようです。
旅をしていて声を掛けられることには慣れているんですが、大抵はお店で働く商売人なんです。ちょっとコミュニケーションをとって、「これ買って」「あれはどう?」とモノ売りに変わります。声を掛けられなくても、じっと見つめられるは日常茶飯事。
ベイルートを歩いていて感じたのは、20代の若い男女からの声掛けが多かったこと。見るだけではなく、声をかけて会話をしようとする彼らからは、おとなしさや控え目な雰囲気は感じず、世界へ近づこうとする積極性を感じました。活発な雰囲気が伝わってきたのが印象的でした。
アラビア音楽番組では、たくさんのレバノン人が歌を歌っています。
オシャレな衣装に身を包み、セクシーとも派手とも言える格好は、これまで勝手に抱いていた中東の印象とはかなりかけ離れていました。内戦の傷跡を残すビルが新しく建て替えられるように、ベイルートもそしてレバノンもどんどん近代化していくように思います。
きょうさん♂
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