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2006年04月30日 |
●パルミラ遺跡を歩き回る
中東にはいくつもの素晴らしい遺跡があります。ヨルダンのペトラ遺跡、レバノンのバールベック遺跡、そしてここシリアのパルミラ遺跡(すべて世界遺産)。
ペトラ遺跡やバールベック遺跡と違って、パルミラ遺跡にはインパクトの大きな遺跡物はありません。写真でよく紹介されるのは、記念門と呼ばれるアーチ型の門や列中道路、四面門といったところでしょうか。
パルミラ遺跡の見所は、この規模だと思いました。
歴史や遺跡を詳しく勉強していないので、ボクらが遺跡めぐりをして想像できるのは、「当時の人たちがどんな様子でこの場所を使っていたのか?」ということ。長い年月をかけて作り、多くの人が歩いたであろう遺跡は、想像力をかきたてられます。
高い柱に囲まれた長く続く列柱道路の脇には、お風呂や、円形劇場などもあります。今でも使われているらしい円形劇場は、ここでいろんな催しがされていたんだろうと想像できるんですが、お風呂のイメージがわきません、、、
正方形の浴槽・・・というか石でできたプール。裸で浸かっていたのか、足だけ浸かっていたのか?そもそもなんでここにお風呂なの?とすぐそばの列柱道路との距離があまりにも近いので、頭の中は疑問ラッシュでした。
そして「取引場」と呼ばれる場所。
日常生活で「取引場」と聞いて思い出すのは、「証券取引場」くらい。
(なに、なに・・・ どうやって?何を?取引していたんだろう?)
疑問がわいてきたので、ヨーロッパ人グループのガイドさんに聞いてみると・・・ シルクロードをはじめ、いろんな国から人が来て、ここで売買をしていたとのこと。
物々交換かと思ったら、なんと共通の通貨まであったそうです(博物館でその通貨は見られるそうです)。誰でも来て取引することができたそうなんです。
「あれがラクダや馬の‘水飲み場’なんだよ」。
連れられて見せてもらったのは、取引場の隅にある三角形の槽。(へぇ〜 聞いてなきゃ、目につかんなぁ・・・) 長い道のりを動物に乗ってやってきた人が、ここで取引をしていたんですね。
そう思うと、お風呂の必要性も感じますね。
当時の女王さんが威信をかけて作ったらしいパルミラ遺跡。その後も世界各地から、パルミラ遺跡を目指していろんな人がやってきていた場所。
広い敷地を歩いてると、その時代の熱気を感じてきます。
必要なものを手に入れようとし、疲れた身体はお風呂で休める。時代が変わっても、人々の生活は基本的に変わっていないようにも思いました。
求めていなくても情報が自然に入ってくる今の時代。自分の生活を振り返り、シンプルな生き方をしていきたいです。
きょうさん♂
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