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2006年09月03日 |
●ゼンメリンク鉄道の石橋
世界一周旅行のお供『なるほど世界知図帳』。
オーストリア全土の地図を眺めていると、グラーツ[Graz]からウィーン[Wien]への途中に、世界遺産「ゼンメリンク鉄道」と書かれています。
世界遺産好き、鉄道好きとしては見逃すわけには行きません。。。
(何が世界遺産なんだろう?)
スイスのユングフラウヨッホは、3,400mを越える場所まで鉄道が走っていました。アルプスに囲まれているオーストリアといっても、ここゼンメリンク[Semmering]でも、標高は1,000mに満たない。
ゼンメリンク鉄道は、山岳鉄道でよくある軌道ではなく、普通の軌道を用いて運行している鉄道だそうです。東アルプスの豊かな自然と調和するように配慮がなされた鉄道路線は、最古の山岳鉄道路線として世界遺産に登録されたそうです。
行った時間は午後5時を回っていたので、現地のインフォメーションセンターでは情報を得られませんでした。それでも、ゼンメリンクの駅員さんに見所をたずねて、行って戻ってこれる片道30分ほどの区間を往復することにしました。
昔は蒸気機関車が走っていたらしく、古い写真が駅構内にいくつも飾られています。こういう白黒の写真っていいですね〜 さすがに今では蒸気機関車ではありませんでしたが、きれいな車両の列車がやってきました。
手動で扉を開けると、車内はガラガラ・・・。
やってきた車掌さんから切符を買うと、往復ひとり4.2ユーロ(約630円)。(これで採算が取れるんだろうか?)なんて余計なことまで気にしてしまいます。
さぁ動き始めたゼンメリンク鉄道。
窓ガラスに額を近づけ、車窓に夢中になってみると、ゼンメリンク周辺の丘というか、森というか、のどかな高原風景に包まれて、列車が走っていきます。
遠い山の頂上には、ポツンとお城のような建物があったり、観光客でにぎわう世界遺産の街とは違った風景でした。
途中いくつも通る「石橋」。
もちろん、鉄道のために造られたこれらの石橋もとても風情があるものばかりでした。列車から眺めるのは難しいのですが・・・。
ゼンメリンク鉄道の車窓は「大感激!」ということはありませんでした。嵐山のトロッコ列車からの景観のほうがボクは好き。
でも鉄道区間の中ではもっとも標高が高いゼンメリンク駅。ここに立つ世界遺産の碑を見つめていると、アルプスの山を超える列車を走らせるのが、とても大変だったことが感じてきます。
きょうさん♂
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