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2006年09月11日 |
●オーストリア最高地へ旅
「オーストリアに来たら、必ず連絡してね!」。
今年5月にトルコのカッパドキアでお会いしたアニータの言葉に甘えて、ウィーンのお家に遊びに行きました!
病院へ看護婦さんなどを派遣する人材派遣の会社に勤めているアニータとは話が合って、トルコで「オーストリアの自然を見せに連れて行ってあげる」と言ってもらっていたんです。
アニータは世界中にお友達がいて、この日は、インドから来ているマヘシュと、台湾から来ているシャロンも一緒。アニータとボクらの5人でレンタカーを借りて、オーストリアの南部へ遊びに行くことになりました。
本当はせかたび号の登場予定だったんですが、冷却水の入替修理が必要となったこともあってお休み。まぁアニータは平均時速140キロで走るので、せかたび号じゃなくてよかったんです。せかたび号じゃ、何時間かかることやら・・・・。
自然好きのアニータが連れて行ってくれたのは、「トップ・オブ・オーストリア」と呼ばれるオーストリア南部のグロスグロックナー[Grossgrockner]。
26ユーロの通行料を払って走る山岳道路は、大自然満喫道路でした。写真好きを自称するボクですが、アニータはもちろん、マヘシュもシャロンも大の写真好き!車を停めてはカシャカシャと、ボク以上に撮っていました。
まぁそれだけ美しい景色の連続なんですが、“写真好き”と行動を共にして、“写真好き”を待つ立場も体験できました。いつものたかさんに感謝です!
「トップ・オブ・オーストリア」は、オーストリアはじめヨーロッパ諸国からのライダーたちでいっぱい。黒い革ジャンに身を包んだライダーの集まる姿はかっこいいですね!山岳道路をさっそうと走る気分もまた格別なんだと思います。
山を背景にした教会へ立ち寄ったり、透き通る湖でカフェしたり、アニータの実家で親子3世代と対面したり、オーストリアのイメージとは違った楽しみ方でした。
オーストリアといえば「音楽」のイメージだったんです。でもアルプス山脈が通る国なので、自然がないわけがないんですよね。また違った角度からオーストリアを感じられた一日でした。
それにしても、この日のオーストリアにある9つの地方のうち、6つの地方を通ったというほど縦断、横断の旅。朝6時半から深夜0時までの走らせたレンタカーの走行距離、なんと1,000キロ!瞬間最高速度時速180キロを含め、ひとりで運転し続けてくれたアニータのおかげです。インド、台湾、そして日本。多国籍の人を受け入れているアニータの魅力を感じた一日でした!
きょうさん♂
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2006年09月09日 |
●ウィーン風の過ごし方?
「ウィーンはどこへ行きたいの?」
「オペラとシェーンブルン宮殿」。
そう答えると、アニータがウィーンでオススメの場所を教えてくれました。
ひとつは、モーツァルトのサインが壁に書かれてあるレストラン。もうひとつは、ピアノの生演奏が聴けるカフェ。
どちらも有名な場所なのかもしれないんですが、なんせ音楽情報に疎い自分たちなので、こういう機会こそ音楽に触れよう!ということで、アニータのオススメ店めぐりをすることにしました。
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モーツァルトの直筆サインが壁に書かれたレストラン『Griechenbeisl』。「高級レストラン?」と思っていたら、お店の人は親切だからサインを見るだけでもレストランに入れてくれるとのこと。
お店へ着くと、アニータの言葉どおり、「そこの左の部屋を左へ曲がった部屋ですよ」と教えてくれました。中に入ると、6畳くらいの大きさの部屋があって、天井が低いので狭く感じます。テーブルがきつきつに置いてあって、壁じゅうにサインが書かれているんです。
(あら?モーツァルトのサインだけかと思ったら、そうじゃないんだ・・・)
この中からモーツァルトをどうやって探そうと思っていたら、ラッキーなことに日本の雑誌の切抜きが貼ってあって答えを書いてくれていました。ちょうど扉側の正面。よく見ると、モーツァルトらしき「Wolfgang
Amadeus Mozart」の文字?
こりゃ、サインを知っていないと見つけられませんね〜 なにわともわれ、これがモーツァルトのサインなんだ!とプチ感動を覚えて部屋を出ようとしたら「山本耕史」のサインを発見!それも「2006年8月6日」。あら?つい一ヶ月ほど前なんだぁ〜 意外な発見でした!
『Griechenbeisl』http://www.griechenbeisl.at
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ウィーンの街を歩き回って、休憩をかねてピアノ生演奏を聴きに立ち寄ったのが『CAFE
CENTRAL』。
こちらはアーチ型の高い天井がおしゃれなカフェ。ウィーンでも歴史のあるカフェらしく、伝説らしき物語もあるようです。
席に着いた時点ではピアニストは休憩だったようですが、すぐに戻ってきて、演奏をはじめてくれました。さりげないBGMのような感じの演奏。題目もなければ、楽譜もなく、ピアニストのそのときの気分で演奏をしてくれているような感じでした。
曲が終わる度に、フロア全体を見渡すピアニスト。(こういうのを感性で弾くっていうんだろうなぁ〜)そんなことを感じました。
このカフェには、壁にはシェーンブルン宮殿でおなじみのシシィことエリザベートと皇帝フランツ1世の肖像画もあり、優雅な雰囲気を感じさせてくれる場所でもありました。
ピアノの生演奏は午後4時から9時までの5時間。日曜日は6時閉店で、正午から夕方5時までの5時間、生演奏を聴かせてくれました。
『CAFE CENTRAL』http://www.palaisevents.at
きょうさん♂
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2006年09月09日 |
●シェーンブルン宮殿散策
ハプスブルグ家の夏の離宮「シェーンブルン宮殿」。ウィーンに観光に来た人のほとんどが訪ねるこの場所は、世界遺産にも指定されています。
シェーンブルン宮殿は、入場料に含まれているオーディオガイドを聴きながら観て周れます。もちろん日本語あり!ゆっくりと分かりやすくそれぞれの部屋の案内をしてくれるので、ありがたいですね。
女帝マリア・テレジアや少女期のマリーアントワネットもここに住んでいたんです。
マリア・テレジアは、11人の子どもを産み、育て、国を守り、大きくした人であります。なので、オーストリアでは、とても敬愛されていているんです。
女優の黒木瞳さんのように、子育てと仕事の両立ができる人は、現在でも憧れの人として人気がありますよね!(私もそういう女性になりたい〜)
マリア・テレジアやマリーアントワネットなど11人の子どもたちの肖像画が飾ってあるんです。みんな似ているぅ〜
このハプスブルグ家でマリア・テレジアと同じくらい人気があるのが、1830年〜1916年のオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の皇后であるエリザベートです。
シシィと呼ばれていてたそうで、とてもきれいな女性!本人もその美しさを自覚していたそうで、美貌や体型を維持するために、ミルクのお風呂に入っていたり、トレーニングやスポーツをかかさなかったそうです。床にまで届くシシィの長い髪の手入れは数時間かかっていたそうです。
世界各地に残されてある昔の宮殿。今までいろんな宮殿を見てきましたが、ここシェーンブルン宮殿はひとつひとつの部屋が意外と小さくて、びっくりしました。大広間といった人を迎え入れる部屋はさすがに広さもあるんですが、家族の食卓や、個人の部屋は小さいんです。
なので、豪華なイメージよりは、宮殿にしては質素でした。シシィの旦那さんである皇帝フランツ・ヨーゼフ1世は、ここで生まれて86歳で亡くなるまでここで過ごしたのですが、ベッドなんて実にシンプル。(これって、ドミトリー?)って思ってしまうような簡素なもの。
ヨーゼフは、「疲労困ぱいするまで働くべし」と自ら語っているくらいよく働く人で、調度品などにはあまり関心を示していなかったことが各部屋からも伺えます。
もうひとつの見所である庭園は広く、オーストリアの国旗をあしらった「赤白赤」の花などきちんと手入れされていて素晴らしかったです。観光馬車まで走っているくらいですから、その雰囲気を想像してもらえるかもしれません。
宮殿そのものも素晴らしかったけれども、マリア・テレジアとシシィとそれぞれの女性の一生を垣間見ることができたり、ヨーゼフを含めたハプスブルグ家の様子を少し感じられたシェーンブルン宮殿の観光でした。
たかさん♀
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2006年09月08日 |
●国立オペラ劇場での鑑賞
「音楽の都」ウィーンの街角では、バイオリンやアコーディオンをはじめ、いろんな楽器での演奏を聞くことができます。そしていろんなコンサートも開かれています。
国立オペラ劇場では、なんと年間300日以上も講演しているらしい。私たちは知り合った台湾人のシャロンと三人でオペラをはじめて見に行ってきました。この日はワーグナーのオペラで夜の6時に開演。
劇場の中は箱型のようになっていて、見た目は狭く感じるんですが、映画館のように一面に座席があるだけではなく、正面はもちろん、左右の壁側にも座席が設けられています。なんと1,000人が観賞できるらしい。
座席は、場所によって金額が異なります。一般に売り出されているのは40ユーロから60ユーロくらい。一番安い席でいいと思っていたら、なんと開演数時間前からスタンディングチケット(立見席)が売り出される情報を得たので、初観覧は立見席。3.5ユーロだから、日本円で500円ちょっとです!
前後に手すりが置かれているだけの場所なんですが、正面のVIPシートの下(1階)なので意外とよく見えるんです。
幕が下りている舞台のすぐ下には、オーケストラがスタンバイしています。大喝采に包まれて指揮者が入場。静かなトーンの音楽をしばらく聞かせてくれていたと思ったら、幕が上がります。舞台には、ぎっしりの役者さん?がスタンバイしていて、動いたり、声を出したり、躍動的なオペラでした。
ドイツ語なんですが、立見席には小さなモニターが用意されていて、そこでセリフを翻訳した英語を読むことができます。だからなぁんとなく恋のストリーは理解できました!でも、劇も見たいし、英語訳も知りたいので、顔を動かしっぱなしで、結構忙しかったです〜(笑)。
2時間ほどのオペラだと思っていたら、なんと第3幕終了が夜の10時半位だとか。立見席で足が疲れてしまったこともあり、第2幕で中座しちゃいました、、、
音楽のことをよく知らない私たちですが、舞台の下で演奏している音楽家たちと、舞台で劇をしている人たちとで作り上げているオペラ劇場は、素人の私ながら、楽しい時間でした。
きっと、ここに出演できる方々は、最高技術を持った人たちばかりなんでしょうね。見にきている観客の方たちも、ドレスアップをしていたり、品のいい人ばかりのようにも見えました。
ヨーロッパ3大オペラ劇場のひとつに入る、ウィーンの国立オペラ座。観賞後は、なんだか私たちもお腹の底から声を出しなくなるような〜 心豊かになれました。
音楽もいいですね〜
たかさん♀
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2006年09月07日 |
●ウィーンザッハートルテ
ウィーンへ行ったら食べてみたかったのが、ザッハートルテ。今では世界中のお菓子屋さんで食べられるザッハートルテ。その本場と聞いて、“甘いもの好き”としては味わっておきたい。
「ザッハートルテのオリジナルはどこか?」
訴訟騒ぎまで発展したことがあるザッハートルテ。ますます興味がわいてきます。。。
時は、1832年のウィーン。
王様のためにお菓子を作ることになった見習い2年16歳のフランツ・ザッハー君が選んだのはチョコレートケーキ。焼き上げたトルテは王様を大そう喜ばせたそうで、これがザッハートルテの誕生となります。
およそ40年後、フランツの次男エドワルドが「ザッハーホテル」を開き、父親が創作したザッハートルテをホテルの名物にします。
しかし、次男エドワルドが修行していた菓子店「デーメル」では、エドワルドが父親から学んだトルテを伝えていたこともあるということで、「デーメル」もオリジナルを売り物にトルテを作っていました。
さて両者の決着は・・・?
結局、「ザッハーホテル」が『オリジナル・ザッハートルテ』、「デーメル」が『エドワルド・ザッハートルテ』を名乗る形で落ち着いたそうです。
そんな話もザッハートルテに味をそえてくれます!
オペラ座の北にある「ザッハーホテル」に足を運んでみました。深紅の色合いが高級感をかもし出してくれるザッハーホテル。すぐ横にはカフェがあり、どうやらそこでザッハートルテを食べられるもよう。。。
注文後、しばらく待っているとやってきました!ザッハートルテ。チョコレートに覆われたケーキには、チョコの印章ものっかっており、おしゃれー
さぁ先端へフォークを落とし、添えてある生クリームとともに口の中へ〜 はぁむむ〜!
(おぉ〜 これがザッハートルテぇー)
「あまぁーい!!」
砂糖を入れていないコーヒーなのに、どんどん飲めます。それほど甘い!
でも休むことなく、生クリームと共につぎつぎと口の中へ消えていくザッハートルテ。アンズのマーマレードが甘みを増します!!
「甘い、甘い」といいながら、わずか5分で終了のザッハートルテタイム。(もっと味わえよォー)なんて思いながら周りを見渡すと・・・、
どのテーブルにも運ばれてくるザッハートルテ、ザッハートルテ! 日本人だけではありません。ヨーロッパ人もこの味を楽しみにしていたようです!
「ザッハーホテル」のザッハートルテを食べ終わったら「デーメル」へ行くつもりでしたが、さすがに1個で十分。いや、たかさんとふたりで1個だから半分で十分、、、
ホントに甘かった、ザッハートルテ。次の機会は、ぜひ「デーメル」へ行ってみよう!
きょうさん♂
『オリジナル・ザッハートルテ』/1個4.8ユーロ(約720円)※コーヒー別
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2006年09月04日 |
●オーストリアの世界遺産
チェコではせかたび号の窓ガラスを割られる災難に遭いましたが、世界遺産の街を満喫。南の国境を越えてオーストリアに入国しました。
向った先は、ザルツブルグ[Sarzburg]。ザルツブルグは、あの有名なモーツァルトの生まれた街でもあり、世界遺産の街。訪れる観光客でとっても賑わっています。
オーストリアに「音楽」のイメージがあるのは、モーツァルトをはじめ偉大な音楽家が何人も生まれているから。でも私たちには残念ながら、音楽の知識はほとんどありません、、、私なんて、これまで一度もCDやレコードを買ったことがないくらい(!)音楽にはうといんです・・・。
イスラエルで歌った「♪せかたびの唄」は、何人もの方のご協力があったから実現できたものの、あの唄を聞いてもらったら分かると思いますが、ひどい音程で・・・まるでお経です。
とまぁ、音楽に関しても無知なんですが、オーストリアに来たんだから、ちょっとでも音楽に触れてみたい。
ザルツブルグにあるモーツァルトの像のそばでは、クラリネットやフルートなどで演奏している人がいるんですよ〜 ギターじゃなくて、クラリネットやフルートってところが、オーストリアっぽい!
まずは、映画『サウンド・オブ・ミュージック』の舞台にもなった噴水の広場へ行ったり、モーツァルトが生まれたお家の前へ行ったり、ザルツブルグの街歩き。世界遺産の街を一望できる展望台へ行ったんですが、曇り空のためか、あまり人がいなかったですね。
チェコとはまた違う華やかな国オーストリア。そんな印象です。
そのあと、ハルシュタット[Hallstatt]という小さな街まで車を走らせました。ハルシュタットの街は、よく絵葉書になっていて、湖と森、教会をモチーフにした素敵な街なんです。ここも世界遺産。
9世紀ころには、鉄器文明が栄えていたというんですからここも歴史がある街なんですね。塩の洞窟が観光スポットとして有名ですが、ほかには特に目立ったものはなく、この湖のほとりでのんびりゆっくりくつろぐのがハルシュタットでの過ごし方のような気がします。
つづいての世界遺産の街はグラーツ[Graz]です。
雰囲気はザルツブルグに似ていますが、ザルツブルグよりも大きな街です。
天気に恵まれて、街のシンボル大きな時計台まで上りました。やっぱり天気がよくて、建物がより美しく見えると、(ヨーロッパだなぁ〜)という気分になりますね!
この時計台のある展望台では、本を読んでいたり、恋人同士で仲良く過ごしていたり、、、自分の時間を楽しんでいるようにみえました。
ザルツブルグ、ハルシュタット、グラーツと世界遺産の街を満喫したあとは、いよいよオーストリアの首都ウィーン[Wien=Vienna]へ向います。
「オーストリアに来たら絶対に遊びに来てね!」
そう言ってくれていたトルコであったオーストリア人のアニータとの再会です。
たかさん♀
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2006年09月03日 |
●ゼンメリンク鉄道の石橋
世界一周旅行のお供『なるほど世界知図帳』。
オーストリア全土の地図を眺めていると、グラーツ[Graz]からウィーン[Wien]への途中に、世界遺産「ゼンメリンク鉄道」と書かれています。
世界遺産好き、鉄道好きとしては見逃すわけには行きません。。。
(何が世界遺産なんだろう?)
スイスのユングフラウヨッホは、3,400mを越える場所まで鉄道が走っていました。アルプスに囲まれているオーストリアといっても、ここゼンメリンク[Semmering]でも、標高は1,000mに満たない。
ゼンメリンク鉄道は、山岳鉄道でよくある軌道ではなく、普通の軌道を用いて運行している鉄道だそうです。東アルプスの豊かな自然と調和するように配慮がなされた鉄道路線は、最古の山岳鉄道路線として世界遺産に登録されたそうです。
行った時間は午後5時を回っていたので、現地のインフォメーションセンターでは情報を得られませんでした。それでも、ゼンメリンクの駅員さんに見所をたずねて、行って戻ってこれる片道30分ほどの区間を往復することにしました。
昔は蒸気機関車が走っていたらしく、古い写真が駅構内にいくつも飾られています。こういう白黒の写真っていいですね〜 さすがに今では蒸気機関車ではありませんでしたが、きれいな車両の列車がやってきました。
手動で扉を開けると、車内はガラガラ・・・。
やってきた車掌さんから切符を買うと、往復ひとり4.2ユーロ(約630円)。(これで採算が取れるんだろうか?)なんて余計なことまで気にしてしまいます。
さぁ動き始めたゼンメリンク鉄道。
窓ガラスに額を近づけ、車窓に夢中になってみると、ゼンメリンク周辺の丘というか、森というか、のどかな高原風景に包まれて、列車が走っていきます。
遠い山の頂上には、ポツンとお城のような建物があったり、観光客でにぎわう世界遺産の街とは違った風景でした。
途中いくつも通る「石橋」。
もちろん、鉄道のために造られたこれらの石橋もとても風情があるものばかりでした。列車から眺めるのは難しいのですが・・・。
ゼンメリンク鉄道の車窓は「大感激!」ということはありませんでした。嵐山のトロッコ列車からの景観のほうがボクは好き。
でも鉄道区間の中ではもっとも標高が高いゼンメリンク駅。ここに立つ世界遺産の碑を見つめていると、アルプスの山を超える列車を走らせるのが、とても大変だったことが感じてきます。
きょうさん♂
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