●古都の遺跡、アユタヤー
もしかすると、「タイの世界遺産」として最も有名な遺跡が、ここアユタヤー遺跡かもしれません。
ボクらが先に訪れていたスコータイ遺跡も世界遺産ですが、そのスコータイ王朝に幕が下りたのは、35代の王がこのアユタヤーの地で新たな歴史を築いたからといわれています。
ヨーロッパ諸国とも外交関係を結ぶなど国際都市として発展していたアユタヤー朝の首都。しかし度重なるビルマとの戦いでアユタヤーは陥落、アユタヤーの建造物の多くも破壊されてしまいます。
世界文化遺産に登録されているアユタヤー歴史公園。スコータイと同様、レンタサイクルをして重要遺跡めぐりをしました。
まずは、ワット・プラ・シー・サンペット[Wat Phra Sri Sanphet]。王室の守護寺院として重要とされている寺院。アユタヤーの遺跡の多くが破壊されているんですが、ここワット・プラ・シー・サンペットも例外ではなく、本来は黄金に覆われた仏像が建造されていたそうなんです。
現在残っているのは3基のセイロン様式のチェディ(スリランカから伝わったベルのような形の塔が独自に発展したタイ風の仏塔)。計ったように3つ並んだ姿は圧巻です。
ライトアップを楽しみに行ってみましたが、照明の角度がばらばらで近くで見ると今ひとつ、、、入場せずとも東側の壁越しに眺めることができるので、それもよしかもしれません。ちなみに観光客向けに「500円」で写真販売していました。あきらかに日本人向けらしい。。。
翌朝一番に訪れたのは、ワット・プラ・マハータート[Wat Phra Mahathat]。ここもビルマ軍に徹底的に破壊されたそうで、形あるもの
はほとんどありません、、、まばらなレンガ積みの塔や、頭のない坐仏像ばかり。
それでも木の根に取り囲まれたような仏像の頭にドキっとさせられます。どうしてこうなったのが不思議。触りたくても触れないように柵ができて、そばに警備員がさりげなく監視していました。
ワット・プラ・マハータート。敷地がずい分広いので、壊されていなければもっと偉大さを感じただろうに・・・と惜しい気がします。
アユタヤー遺跡は、スコータイ遺跡公園と違って、城壁内は一律40バーツ(約120円)と決まっているわけではありません。それぞれの遺跡の入口で入場料を支払う仕組みです。ボクらが訪れたワット・プラ・シー・サンペット、ワット・プラ・マハータートともに、30バーツ(約90円)の入場料でした。
トゥクトゥクでの観光案内が頻繁なようで、「1時間200バーツ」で案内してあげるよ! と、よく声をかけられました。値交渉で、半額くらいになるようでしたが、自由が利くサイクリングの方が自分たちには合っていました。ただ、川で囲まれているアユタヤーには、ほかにもいくつもの遺跡があります。広範囲を有効的に見学するには、トゥクトゥクが便利なようにも思います。
ヨーロッパではいくつもキリスト像を見てきましたが、タイはさすがに仏像が多いですね。目を開けている仏像があったり、閉じている仏像があったりしますが、見なれた気がするのか、見ていてほっとする感じがしました。
きょうさん♂
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■コメント
アユタヤはバンコクからも近いし、一日かければ自転車で回ることが出来るから、便利で良いですよね。
日本人も多いから情報もすぐに手に入ることでしょう。
投稿者 ユーイチ : 2006年10月09日 23:10
今日は。10年ほどタイにいたのですが,ここは訪問していません。アンコールワットは行ったのに。
YUMITABIさん同様,頑張っているので安心しました。
投稿者 tatsujin : 2006年10月11日 16:00
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