●ワットポーの釈迦涅槃像
タイ王宮の南側にあるワット・ポー[Wat Pho]は、1788年にラーマ1世によって建設された寺院です。
ワット・ポーの最大のみどころといわれる巨大寝仏(釈迦涅槃像/しゃかねはんぞう)が見たくて、カオサン通りから歩いて15分、行ってみました。
料金50バーツ(約150円)を支払って入場すると、すぐ正面にあるお堂に人が集まっているのに気づきます。靴を脱いで中に入ると・・・
ど、どかーん!
と、金色に輝く仏像さんが横たわっています。入口そばの頭とご対面。長さ46m、高さ15mの仏像さん、お堂の中にぎっしり詰まっている感じです。というより、この仏像さんの大きさに合わせてお堂を作ったんでしょうか、とにかくまわりに余分な空間がないので、かなり狭そうに見えてしまう。。。
そういえば、スコータイ遺跡の城跡北部で見た座仏像も空間ぎっしりのものがありました。そうする理由が何かあるのかもしれません。
狭そうに横たわっていると感じるものの、仏像さん自体はいたって平然としている様子。全身が金色に覆われていて、顔ももちろん金なんですが、その表情からはリラックスしているような落ち着いた雰囲気を感じます。
横たわっているのは、悟りを開いているからだそうで、表情もそんな状態を表しているように見えます。
きれいに金色に覆われた身体を眺めながら足のほうへ進んでいくと、足裏に描かれたバラモン教の真理を見ることができます。ブッダの特徴といわれる108種類のラクサナ[Laksana]は、細かいモザイク画のよう。
足の指に見られる指紋らしき、うず。自分の指紋と見比べるとどうも形が違います。指紋が違うのは当たり前なんですが、ここまできれいにうずになっている指紋なんて見たことない、、、これも何かのわけがあるのかも?
足裏にはアーチ型の土踏まずがあるわけでもなく、いわば偏平足。でも、それも仏教的な意味合いがあると聞くと、いろいろと不思議が頭に浮かんできます。
(足の指、かなり長いなぁ〜)
(それに、指の長さが、同じや!)
指の長さが同じなのは、足の指だけではなく、手の指もそうです。さすがに親指はやや短いものの、人差し指、中指、くすり指、小指と長さはおんなじ。
これも仏教的な意味合いなのか。。。
この仏像さんは、レンガで作られています。それを漆喰(しっくい)で塗り固め、金箔を貼っているんだそうです。メンテナンスも行き届いている感じで、とってもきれいでありました!
(それにしても、2重枕で横たわっているなんて・・・)
さっそく部屋に戻って試してみましたが、いやいやなかなか困難です。身体をかなり起こした姿勢になるので、横腹は痛いし、バランスもとりづらい。頭を支える手もしんどくて、この体勢は簡単ではありませんね。
だからこそ、特別なのかもしれません。超人といわれる身体的特徴をいつか探ってみたいです。
きょうさん♂
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■コメント
すすすごーい!!きょうさんの写真の撮り方の上手さが、写真にでてるよ!!
結婚式の時は、ありがとう!!
投稿者 いとうちゃん : 2006年10月15日 21:21
いつも 楽しみに拝見させていただいております。 お二人の元気な姿を見ながら 仮想世界旅行を一緒にしている所です。 やっぱり ヨーロッパに比べアジアは物価も安いし 気候も温暖だし 羨ましいですね。 数年前に涅槃像 見に行きました。 私も大きさに圧倒されました。 例の物は来週早々お送りします。 手続きが完了したら メール入れておきます。
投稿者 avance : 2006年10月15日 22:43
私も行きましたよ、釈迦涅槃像。
実際に行ってみると仏様も本当に狭そうに寝ているんですよね。
それにもめげずに、これだけ多くのわかりやすいアングルで撮ってくださいまして、ありがとうございます。
ご苦労様でした。
投稿者 ユーイチ : 2006年10月17日 00:03
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