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2007年05月07日 |
●おやじからのメッセージ
一時帰国中の日本滞在はあっという間に過ぎていきました。「明日はいよいよニュージーランドへ再出発」。そんな5月7日(2007年)に家族で食事をしたんです。またしばらく日本を離れる自分・・・。今の気持ちや考えを伝える場でもあったのですが、そこで父親からのメッセージを受け取ったのです
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「子どもたちには世界に出ていろんな経験を積んできてほしい」という親がいれば、「旅行なんて好きなことばっかりしてないで日本で落ち着きなさい」という親もいます。
あなたの親御さんはどちらのタイプでしょうか?
ウチの親は、後者です。
だから、世界一周旅行の出発を話したときなんて大変でした。「何を考えているや!」「結婚してまで世界旅行なんて、なにふらふらするつもり!?」。もう反対の大嵐、、、出発直前まで会ってもらうこともできず、「勘当だ!」まで言われて、強行姿勢での出発だったんです。
旅の途中で電話しても、気のない返事。「お前は、親の言うことを聞かず、好きなことやって・・・」。親の反応は厳しいものがありました。
フランスで盗難被害に遭って一時帰国することになったときなんて、もう最悪でした、、、「ほれ言わんこっちゃ!」。一時帰国中も、「まだ行く気か?」と何度確認されたことでしょう。。。
何十年も教師をやってきた父親。子育てが終わったあと仕事をはじめてバリバリがんばってきた母親。そんな二人からすれば、好きな旅行をしつづけるという息子の選択は理解しがったはずです。もしくは、二人の姉の次に誕生した待望の?男児に裏切られたような想いを持たせてしまったかもしれません。
それでも、自分の意思を貫きたい!
「何をするかは決めていない。何ができるかも分からない。それでも世界で何かのチャンスがあれば挑戦したい」。
いま思えば笑えるような、説得力のかけらもない言い分でしたが、世界一周旅行出発前の自分にはそんなことしか言うことができませんでした、、、
家族の逆風を感じながらの旅。
・中途半端なことはしない!
・責任を持って行動する!
つねにそんな気持ちを持っている気がします。
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「ニュージーランドで働くことになった」。
今の会社での採用が決まったとき、まっ先に日本の親へ電話をしました。海外で仕事をすることになったこと、2年以上は日本へ帰らなくなること、勇気を持って親に伝えました。
母親の声は落ち着いていました。あきれて怒りを通り越していたのかもしれません。もしかすると、ウェブサイトを見た父親から聞きながら、こうなることをうすうす感じていたのかもしれません。その後、就労ビザ(ワークビザ)申請に必要な戸籍謄本の送付を頼むと、父親から意外にも早く送ってくれました。
そしてこの度の一時帰国。
高校時代に食べまくっていた大好きなコロッケを、母親にリクエストしたらたっぷりと作ってくれました。甲子園の観戦チケットを頼んだら父親は探してくれました。
決して十分な時間ではなかったかもしれませんが、僕らが旅で得てきた経験やニュージーランドの話、僕らが永住権を取りたいことなど、伝えられる話をしました。
父親は孫たちのビデオ動画編集が楽しみのひとつで、世界旅行セミナーで撮った動画をDVDに保存するのを頼んでいたんです。
そして、迎えた出発前日の7日。
食事の席で、父親が手渡してくれたDVD。そのケースには、文字が書かれていました。
「夢、実現へ」。
えっ!?
あの父親がなんで?
違和感と同時にうれしさがあふれ出てきて、こみあげてくるものを抑えるのに必死でした。
(これって、ちょっとは認めてくれてるってこと?)
この文字にこめられた親の想い。その意図はあえて尋ねませんでした。僕もたかさんも好きな言葉、この言葉の意味をそのままかみしめたいと思ったのです。
もしも、最大の反対者が、応援者になってくれたら・・・
それほど心強いことはないのかもしれません。
「夢が実現するために、いま何をするの?」。僕らなりに解釈し、今を大事に生きていきます。
お父さん、お母さん、ありがとう。
きょうさん♂
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