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 ホーム > せかたび日記 > ●WRC世界ラリー選手権
2007年09月23日
●WRC世界ラリー選手権




ぶるううんっ〜〜!
ドドド・・・ドゥルンっ!

そんな大爆音が鳴り響く会場。

WRC 世界ラリー選手権

オークランドから南へ約127キロ、ハミルトン[Hamilton]を中心に開催されたWRC[World Rally Chanpionship/世界ラリー選手権]を観に行ってきました。

現在、WRC/世界ラリー選手権は1月から12月まで全16戦で行われています。3月から10月まで全17戦で行われているF1と同等に、世界規模で開催されているモータースポーツと言えます。

WRC 世界ラリー選手権

僕はもっぱら安全運転思考。決してスピード狂でもなく、クルマについては(動けばいいやぁ〜)程度の想いなんですが、コンマ何秒を争う人たちの世界規模の戦いを見てみたくて、ハミルトンの会場を会社の仲間たちと足を運んでみました。

WRC 世界ラリー選手権

同じモータースポーツ(自動車競技)であるWRCとF1。シロウト眼には、競い合う方法が似ていると思っていたのですが、どうやら異なる点がいくつかあるようです。

WRC 世界ラリー選手権まず、ひとつのサーキットを何周も回ってタイムを競うF1とは違い、WRCはラリーと呼ばれるだけあって、各ステージの通過タイムの合計で競います。今回ニュージーランド戦の3日間で用意されているステージ数は18。ハミルトンの中心地に設けられたスペシャルステージ(特設会場)をはじめ、ハミルトン郊外の一般農道が舞台となります。そして、各ステージ通過タイムを通算し、もっとも速かったクルマ(ドライバー/ナビゲーター)が優勝となります。

WRC 世界ラリー選手権

また、F1と大きく異なるのは、一般道を走ることです。各ステージの移動時間なども競技ポイントに影響したり、一時停止や速度遵守など道路交通法を守る必要も出てきます。クルマが故障して修理をしたくてもサービスパークの場所は限られているので、簡単に直せない=棄権せざるを得ない可能性が高まるといえます。

細かな規定はほかにもいろいろあるのでしょうが、個人的な一番の違いという点では、【普段見慣れている車がかっ飛ばしている】ということに感じます。もちろんクルマの内部は改造しているのですが、外部からは分かりませんし、スポンサーのステッカーがなければ街中で見かけるクルマばかり。タイムトライアルなので、F1のような抜きつ抜かれつの光景は見られませんが、日常見慣れたクルマが全速で駆け抜けていくのは見所です。


WRC 世界ラリー選手権

僕らが訪れたのは、最終日(3日目)。
stage14の出発点、stage16の通過点、最終stage18(特設会場)を見てきました。

どぅるん どるぅ〜ん〜

stage14の出発点でうなりをあげるクルマたち。ニュージーランドの穏やかな田舎道には、まったく似合わない音が響いていました。

WRC 世界ラリー選手権

stage16の通過点は爽快でした!観覧ゾーンで待っていると、遠くから近づいてくるエンジン音。そして観覧者に注意を促す笛の音。ピピピィー(クルマが来るから気をつけて!)ビュゥゥゥーンと通り過ぎるクルマ。道路は農道の荒れた砂利道。時おり、石が観覧ゾーンまで飛んできたりしてスリルと迫力大満点でした!

WRC 世界ラリー選手権一般農道を利用するほとんどのステージは、同じクルマが何周も走っているわけではないので、通過シーンを見たら、次のステージを観覧するために移らなければなりません。最後のクルマまで待っていると、そのころには次のステージがはじまってしまうということになるからです。せまい田舎道は、集まってきた観客のクルマで、大渋滞、、、観覧には余裕をもった移動計画が必要です。

WRC 世界ラリー選手権

stage18。この最終ステージのタイムを通算して、ニュージーランド戦の最終結果が決まります。会場は、ハミルトンの中心[Mystery Creek] に設けられた特設会場。3.14キロのコースは、直線コースはもちろん、90度カーブが随所に設置されていて、スピードというよりはドライバーの技術が見られる会場に感じました。観覧席も、見所のポイントに用意されていました。

コースの一部にはジャンプ台もあって、改造車はドカーンっ!と飛んでいました。ドライバーもナビゲーターもかなりの衝撃でしょうね。見ているだけでお尻が痛くなります、、、

モータースポーツ。

この魅力は、やはりスピード感でしょう。

ニュージーランドは高速道をはじめ郊外では100キロ制限。大目に見ても110キロ以上で走っているクルマはほぼ見かけません。だからこうした一般道を最大限の速度で走っていくクルマは、見ているだけで快感です(笑)。それにしても、曲がり角や狭い道を器用に駆け抜けていく技はプロですね!


WRC 世界ラリー選手権

表彰式は、クルマと一緒にドライバーとナビゲーターが舞台に上がっていました。そして、きっと高価なシャンパンをかけ合うシーン。そんなメカニックの人たちと共に喜びを分かち合う光景は、この競技に懸ける気持ちを感じました。

このニュージーランド戦は、年間16戦のうちの第11戦。10月初旬にスペイン(第12戦)。10月中旬にフランス(第13戦)。そして第14戦は、日本の北海道帯広市で行われます(10月26〜28日)。折りたたみイスを持参して観戦されてはいかがでしょうか。

WRC 世界ラリー選手権

ニュージーランドで生活をしていると時間がゆっくりと流れているように感じることがあります。スローライフというのでしょうか、公園で人々がのんびり過ごしている様子を見たり、どちらかというと仕事でもプライベートでも時間を気にせず暮らしていたりしているように感じます。かたや、こうしたスピード競技を目の当たりにすると、‘速さ’が賞賛に値することも理解できます。

‘ゆったりさ’と‘速さ’。一見、正反対の事柄ですが、「集中するためにリラックスすること」の必要性を感じた気がします。




きょうさん♂

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