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2008年12月25日
●サンタクロース姿で踊るマオリ民族舞踊ハカ


ハカ[HAKA]は、ニュージーランドの先住民族であるマオリの民族舞踊です。手を激しく叩き、足を強く踏み鳴らし、大きな声で叫び、自らの力を誇示して相手を威嚇するというもので、マオリの戦士が戦いの前に踊ります。

ラグビーニュージーランド代表チームであるオールブラックスが、試合前に行うことでも有名ですし、日本では「がんばって、がんばって、しごと〜」と、栄養ドリンクのコマーシャルに使われていた映像を覚えている方がいるかもしれません。

そんなハカを、会社のクリスマスパーティでやりました。

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ハカに詳しいスタッフがいるので、彼に教わり、パーティの余興として、ほかのスタッフとともに4人でやってみることにしたのでした。

初挑戦のハカ。

踊りの動作は単純ですが、マオリ語の言葉が難しい。単語の発音を気にしすぎると、踊りのテンポに合いませんし、何より普段、踊り慣れていない者にとっては、リズム感が皆無。1分弱の短い踊りなのに、(できるかなぁ〜)と不安になってしまうほどの低レベルからのスタートでした(笑)。

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50-12haka3.JPG参考になったのは、オールブラックスのハカ映像でした。何度も繰り返し見ることで、動作が覚えられますし、言葉の言い方も頭に入ってきます。本番まで十分な時間がなかったので、自主練習が中心となりましたが、時間を作って4人で会い、立ち位置や細かな確認を経て、当日を迎えました。

本気モード満点のハカですが、どことなく笑い声も・・・

やっぱり、サンタ衣装だと雰囲気違いますかね〜?


この日でお別れのスタッフもいて、楽しい思い出になりました!

よろしければ、観てやってください☆
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きょうさん♂



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2008年12月24日
●オークランドのクリスマスイルミネーション


Merry Christmas!

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毎朝、街中のオフィスまで歩いて出勤しているんですが、途中ビクトリアパーク[Vivtoria Park]を通ります。そこで何やら、クリスマスツリーっぽいものを準備しているなぁ〜 と思っていたら、イルミネーションのクリスマスツリーでした。

その名は、テレコムツリー[Telecom Tree]。

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テレコムは、ニュージーランドの電話会社でボーダフォンと人気を二分している会社です。

無数の電球で光り輝くツリーの元には、テレコムの電話ボックス。どうやら、子どもたちがその電話ボックスから願いごとを伝えると、その声が光に変わり、電話ボックスからツリーの一番上まで光が模様を描いて走っていくんです。なんと、世界で初の試みだとか!

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点灯時間は、夕方の6時。この時期のオークランドはまだまだ明るいので、雰囲気を楽しめるのは、午後9時をすぎてからでしょうか。深夜0時まで灯されていたようです。

高さ26メートルのクリスマスツリー。

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ツリーの下には、簡易ソファーというか、クッションを置いてくれているので、人々はそこに腰をかけながら、ウラネタリウムにいるかのように、ツリーのイルミネーションを楽しんでいました。
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ニュージーランドのクリスマスといえば、ほとんどのお店が閉まりますし、お酒の購入もできない習慣です。クリスマスと言っても、日本と比べるとイルミネーションは少ないオークランドですが、このテレコムツリーだけは、光り輝いていました。

メリークリスマス!です。

きょうさん♂



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2008年12月22日
●帆の街オークランドで愉しむディナーヨットクルーズ


オークランドの代名詞は「帆の街」。

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停泊しているヨットは数多くありますし、心地よい日には帆をあげた何艘ものヨットがオークランド湾に浮かんでいる光景を見られます。

さすがにヨットは持っていませんし、保有している知り合いもいないので、ヨットに乗る機会はなかったのですが、いまの夏の時期はディナークルーズが人気!という情報を得たので、これは体験しなければ、とヨットに乗船体験をしてきました。

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ヨットに詳しい方は、アメリカズカップというイベントもご存知だと思います。
世界最高峰のヨットレースと言われている「アメリカズカップ」はその名のとおり、132年間にわたってアメリカが優勝カップを保持してきたのですが、オーストラリアが1983年に、そしてニュージーランドが1995年にアメリカに勝っています。

使用するヨットは出場国で作ることが決められているため、国際親善レースというよりは、出場国のプライドをかけた大会です。最新の建築工学、流体力学などを用いてボートを作り、ヨットクルーたちの神がかり的な操舵のワザが発揮された上での勝利は、国民一同歓喜となり、ニュージーランドのここオークランドには、世界一になった記念として「アメリカズカップビレッジ」というエリアが作られたのです。

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そんな「アメリカズカップビレッジ」のあるバイアダクトから19時に出航するディナークルーズ。さすがに周りはヨットでいっぱいです。宝石商マイケルヒル[Michael Hill]所有の大きなクルーザーも停泊していました。すげぇ〜

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この日の天気はあいにくの曇り空。
それでも風は適度に吹いているので、ヨット操舵にはいい感じの気象条件のようです。スキッパー(ヨットの船長)からオークランド湾のお話を聞かせてもらいながら、ヨットは近場のヨットハーバーに停泊。さっそく、楽しみなディナーです☆

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ヨットの中に下りると5つのブースがあり、2〜5名用の木目調テーブルが用意されています。まずはドリンクオーダーからはじまって、ワインやビール、ソフトドリンクを紹介してもらいます。メインがサーモンだから、ワインに挑戦!船内だからか割れてもいいように、ボトルもグラスもプラスチック制(だから、グラスと言わないかー)。

それでも運ばれてきたスープはちゃんとした陶器でした。シーフードチャウダーが空腹の胃袋にしみわたります!おいしいぃ〜 ふかふかのパンがすすむ、すすむ〜。お皿が空いたテーブルから順にメインが運ばれてきます。おぉ〜厚みのあるサーモンだ!シーフードがダメな人のためには、ラム肉のメニューも用意されていたようです。添えられた野菜もしゃきしゃきです。ナイフとフォークでの食事なんて久しぶり!ワインの旨さも手伝って、気分はさいこう〜

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船内に笑い声が増えてきたころ、デザートのアイスクリームとコーヒー(紅茶も選べます)タイム。ニュージーランドではいろんな種類のアイスクリームが食べられますが、この日のアイスクリームは特においしかったです。きめ細やかな舌触り!後日スーパーでみかけたら、庶民ご用達Tiptopの数倍するお値段でした。おぉ〜 幸せだぁ!

そんなこんなで満腹満足モードでヨットのデッキへ移動。
だんだんと暗くなってくる時間帯。風がきつくなると寒いなぁ〜と思っていたら備え付けの防寒上着を貸してくれました。これがなかったら、結構さむい、、、

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灯りがともるハーバーブリッジをくぐって、セイリングを楽しみます。ヨットって帆を張るとかなり高いんですよね。停泊しているときは、帆を張っていないのであまり高さを感じなかったんですが、帆を張ると、見上げる高さでびっくりでした。

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「操縦してみますか?」

そんなスキッパーの声があり、順に船長気分でヨットを操ることもできました。舵の切り方の感覚は、車とはまったく別もの。どれくらいハンドルを回せば、どれくらい曲がるのかというのは、慣れが必要ですね〜

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ヨットクルーズを楽しむにつれて、オークランドの夜景が際立ってきます。普段、陸を歩いていては見られない海からのダウンタウンの夜景にうっとりしてしまいました。スカイタワーのクリスマスカラーもきれいでした!

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ヨットに乗ったときは曇りでしたが、クルーズが終わるころには、雲がなくなって星空が見えてきていました。天気が良ければ、サンセットから夜景鑑賞まで楽しめる時間帯。ニュージーランドならではのシーフード料理が満喫できて、ヨットまで操縦できるディナーコース。いい時間を過ごさせてもらいました。

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18席はほぼ満席で、ほかにカップルや家族連れで参加していていたり、(うちの会社のクリスマスパーティなんだ!)という地元企業の方々もいても、それぞれヨットの時間を堪能していたようです。

「優雅な時間」とは、こういう体験のことを言うんだろうなぁ〜なんて感じながら、久しぶりに見る星空を眺めていました。

きょうさん♂



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2008年12月11日
●きょうサンタ、オークランドを走る


サンタラン[Santa Run]に参加してきました!

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サンタの格好をしてオークランドのダウンタウンを走るというイベントだったのですが、参加者の数201名。こうして、みんなが同じサンタクロースの格好をすると、普段は何をしている人なのかなんて、まったく想像がつきませんね。

スタート地点は、バイアダクト[Viaduct]というアメリカズカップビレッジがあるエリア。おしゃれなカフェやレストランが並んでいることで有名で、昼間から夕方、ディナータイム、そして深夜に近づいても人がにぎわう場所であります。

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仕事が終わったあと、オフィスから歩いてスタート地点へ向かうと、そこはサンタへ変身する場所になっていました。そう、受付を済ませると、サンタの衣装を渡されるので、それに着替えるんです。

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50-12santarun02.JPGサンタのイベントということで、赤い服、または白い服を着ていればOKなのですが、オプション10ドル(約600円)でサンタの衣装をもらえるので、この機会に手に入れようという考えもあったのです。とはいっても、さすがに10ドルなので、生地は決して上等ではありません。サイズもフリーサイズなので、大きすぎてだぶだぶの人がいれば、小さすぎてピチピチの人もいました。それでも、みんなサンタクロースです!

開会宣言。
主催者から大会の趣旨や走るルートの説明があったのち、インストラクターによるウォーミングアップ。ま、準備体操と言っても、半分ジョーク交じりのトークショーっていう感じでしたが、腕や肩、脚を動かしてストレッチをしていきます。

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準備が整ったのち、間もなくスタート!

ちょうど居た場所が良かったこともあり、スタートはなんとポールポジション。お祭り的要素が強いイベントなんですが、もしや、周りは本気度モード!?(こりゃぁ、ペースが速すぎるかも・・・)なんて不安が尽きないまま、号砲です!

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いっせいに飛び出すサンタクロースたち。
予想通り、周りの猛ダッシュペースにつられて、速いペースで進んでいきます。前方にいる人が少ないのは気持ちがいいですね〜 と思いつつも、持久力が心配。3キロといえども、スタミナ配分は大切ですからね。。。

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バイアダクト内のカフェやレストランでくつろぐ人々から、口笛が鳴らされたり、「Faster! Faster!(もっと速く)」なんて無責任な声援も聞こえてきます。

デジカメ持って、記念撮影しながら走るつもりだったんですが、カメラケースからカメラを取り出す余裕がありません。おまけに、着ていたサンタのズボンがズレ落ちてくる始末。あぁ・・・ちゃんとウォーミングアップして、フリーサイズのズボンをしっかり締めておくべきだった、、、

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右手にカメラ。左手は、ズボンが落ちないようにつかみながら走ります。バイアダクトのヒルトンホテル脇を通過。ここでも、声援を浴びます。んんん〜 水曜日だというのに、どこのカフェやレストランも満席だなぁ〜 さすが外食率の高いオークランドです。

そうこうしている間に、折り返し地点。
トップのトナカイから遅れること約20秒。順位は10位で通過。しかし、スタミナは限界が近づきます。

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50-12santarun08.jpg普段ジョギングしている人は分かると思うんですが、スタミナが消耗してくると、腹筋を使った呼吸ができなくなるんですよね。肺だけで、ハァーハァーと呼吸している感じです。だから、パワーは出ないし、もちろん加速もしません。ただ、浅い呼吸をつづけていくしかできません。まぁ、ほんの一週間しか走っていなんですから、持久力がなくて当たり前なんですけどね、、、

ゴールが近づくにつれて減速していきながらも、なんとかゴール!トップとの差、約2分。順位は13位。あぁ〜 肺がくるしいぃ〜〜 気づいたら、サンタ衣装のズボンは、股の部分がぱっくり裂けていました。さすがは10ドルコスチュームですね。

続々とゴールしてくるサンタクロースたち。みんな、楽しそうな顔をしています。普段からジョギングしていそうなアスリート風の人は少なく、歩いて参加している人のほうが多かった気もしますが、友だちと参加、職場で参加、家族で参加など、こういうイベントで楽しもうっていう雰囲気が、ニュージーランドのお国柄を示しているようにも思います。

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スポンサーは、ハンバーガーでおなじみのWENDY'S。12月生まれということで、ハンバーガーセットのチケットをもらえました。わぁ〜い!

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翌日、ニュージーランドを代表するヘラルド新聞を見てびっくり!なんと第一面に、このサンタランの写真が載っているではありませんか。そしてポールポジションにいたおかげで、僕の顔も発見!これまたニュージーランドの楽しい思い出になりました☆

きょうさん♂



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2008年12月09日
●誕生日記念にサンタ姿で走ります


12月7日は、誕生日でした。

ニュージーランドで迎える誕生日は3回目。今年で36歳です!生まれ年はねずみだから、今年は「年おとこ」ですね〜

周りに誕生日を伝えることもなかったのですが、仲良くしてもらっているレストランのマネージャーさんが覚えてくれていて、ワインをプレゼントしてくれました!なんだか高級そうなワイン。それも、甘口のピノグリ[Pinot Gris]好きということを分かってくれているんですから、うれしさ倍増です!さりげない会話を記憶しているって、すごいです〜☆

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今年は、誕生日記念に走ることにしました。

ちょうど明日10日にサンタラン[Santa Run]というイベントがあって、オークランドの真ん中をサンタクロースの格好をして3キロ走るんです。2007年のオークランドマラソンでハーフ21キロに参加して以来、そういう機会もなかったんですが、「年おとこ誕生日」という理由づけで参加してみることにしました(笑)。

募集枠は500人らしいけど、いったいどれくらいの人が集まるのだろう〜

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久しぶりにジョギングを再開したんですが、さすがに一年のブランクは大きい、、、持久力がありません。まだ3キロだから完走はできそうですが、優勝争いは他人事になりそうです。

スタート時間は、18時30分。
この時期のオークランドは、日没が夜9時ころですから、まだまだ明るい時間帯。アメリカッズカップビレッジのあるバイアダクトをスタートして、港にあるヒルトンホテル脇を回り、フェリービルディングでUターンして戻る3キロのルートです。

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真っ赤な衣装に身を包んだサンタクロースばかりが走るイベント、サンタラン。完走レポートもお楽しみに☆

きょうさん♂



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2008年12月08日
●オークランドサンタパレード2008


今年もサンタパレードの季節がやってきました。

南半球のクリスマスは夏真っ盛りなんですが、毎年11月末に行われるサンタパレードも夏ムードいっぱいで行われます。75年前の1934年から開催されている、ニュージーランドでもっとも大きなパレードなんです。

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僕らが、2006年11月にはじめてニュージーランドにやってきたとき、このサンタパレードを見たのですが、オークランドの目抜き通り「クイーンストリート」を封鎖して行われる規模と参加者の多さ、観客の多さに驚いたものです。30万人以上が訪れるというのですから、オークランド地方に住んでいる120万人の約4分の1の人が見る計算になります。

2006年11月のサンタパレードの様子はこちら

参加しているグループなどは基本的に同じなので、毎年見つづけていると、新鮮味はうすれてくるところもありますが、新しいグループのパレードもあり新たな発見もありました。

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一番の楽しみは、日本人グループ「サザンスターズ」のYOSAKOIです。躍動感ある踊りが、かっこいい〜 毎年、踊りのスタイルも変わっているので、よりよいものを創りだしている心意気も素晴らしいです。

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今年は、先頭のトラックにMCさんが乗車して、観客との会話もありました。踊りだけでも素敵なんですが、そうしたMCさんの言葉ひとつで場の雰囲気がさらに盛り上がってくるので、観ていて楽しいですね。

先頭を歩く女性の方々の衣装は、昨年になかったような華やかなもので華麗でしたし、男性の方々も迫力ある動きを見せてくれていました。

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衣装といった見た目もそうでしたし、踊りのレベルや雰囲気もパレードに参加していたグループの中で、飛びっきりだった気がします。観客から拍手喝采でした!

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サンタパレードは、観に来る人が多いので、いい場所から観覧しようと思うと、早くから場所取りをしないといけません。そういう意味では大変なところもありますが、同じ日本人の方々の勇姿が見られるというだけでも、見る価値がありますね。

暑かったけど、心が、ホっと和む一日でした。

きょうさん♂



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2008年11月13日
●吉田兄弟の津軽三味線をオークランドで聴いてきました!


津軽三味線を弾く吉田兄弟をご存知でしょうか?

こちらが吉田兄弟です!
↓↓↓
吉田兄弟−鼓動(Kodo)

吉田兄弟がデビューした1999年は、ワーキングホリデーでオーストラリアへ行っていたころですが、ギターやドラムと一緒に演奏したりして、こんな風に三味線を弾く兄弟がいるんだぁ〜と驚いたものです。津軽三味線といえば伝統楽器という印象しかなかったのですが、吉田兄弟の活動の影響で三味線が身近に感じるように変わった気がします。

たかさんと青森へ旅行したときには、津軽三味線を演奏してくれる郷土料理屋を訪れました。とても魅力的なお兄さんで、津軽三味線はもちろん、太鼓の演奏でも魅せてくれたり、質問コーナーでそのときのお客さんとの会話を楽しませてくれたりしました。

吉田兄弟 津軽三味線 オークランド

世界一周旅行でモンゴルを訪れたときに「馬頭琴」という楽器を聴かせてもらったのです(●馬頭琴のせかたび日記はこちら)が、あのときも演者の技術に感動させてもらいました。僕もたかさんも、楽器は何も扱えないので、その難しさもよく分かりません。それでも、楽器から奏でられる音を愉しむことはできますし、演者のテクニックを見て伝わってくるものを感じることはできます。音楽を聴きたいのではなく、演奏する方を感じたい、誰が演奏するのかに興味をもっているのかもしれません。

(吉田兄弟を聴いてみたい)。

オークランドにやって来る吉田兄弟の情報を知り、一緒に聴いてみたかった方々をお誘いして、コンサート会場へ足を運んでみました。

吉田兄弟 津軽三味線 オークランド

会場となったのはオークランドタウンホール[Auckland Town Hall]。1911年に開場(1997年改装)したバロック調の建物。オークランドを代表する歴史的建造物といっていいでしょう。コンサートなんて行く機会がなかったので、もちろん初入場!

気のせいか、来ている人はおっしゃれぇ〜〜

オペラコンサート会場のような雰囲気もありました(演奏中は撮影できなかったのが残念っ)。

吉田兄弟 津軽三味線 オークランド

座席表によると400名強の方が来られていたようですが、7割くらいが日本人だったように思います。満席で開演!吉田兄弟の登場です。春らしいベージュの袴に、白か銀をベースにした着物姿。姿勢もいいので、バシっときまっています。かっこいいぃ〜 お兄さんが左、弟さんが右。お決まりのポジションで演奏開始です!

プログラムによると10曲演奏(アンコールでプラス1曲)。パーカッションのIppikiTakemoto さんとセッションが4曲くらいありました。18時30分からのコンサートは20時前まで。演奏を単純に聴くだけではなく、曲ごとにステージ背景のシルエットが変わったり、スポットライトを使い分けたり、照明さんの役割もウェイトを占めていた素敵なコンサートでした。三味線の音はもちろん、前から3列目という幸運に恵まれて吉田兄弟の指の動きに目が釘付けになっていた、あっという間の1時間半。

すごい演奏を聴かせてもらいました!

もっと言うなら、すごいワザを見せてもらいました!!

一番驚いたのは、楽譜なしで少なくとも7分、長い曲で15分くらいあったのではないでしょうか、ずっと弾きつづける技術と集中力です。そして、ふたりの息もピッタリ!兄弟という言葉で片付けたくないのですが、兄→弟→兄→弟・・・と交互に奏でるパートなどは、じつ美しかったです。

ときには優しく、ときには激しく・・・。ゲンを操る左手とバチを扱う右手のコンビネーションであらゆる音を演出してくれていました。

吉田兄弟 津軽三味線 オークランド

プロ意識を感じたのは、一曲ごとに調律していたこと。三味線を激しく扱うからでしょうか、微妙な音の調整をこまめにしていた姿が印象的でした。タオルで弦の汗を拭くなど、抜かりない準備が成果へつながるんですね。そして、曲前に目を閉じて精神集中する様子、身体でリズムを取りながら最初の一音を出す張り詰めた緊張感もプロフェッショナルでした。

真剣な眼差しのかたわら、見せてくれる柔和な表情。微笑みながら演奏している姿を見ていると、(吉田兄弟は三味線が好きなんだろうな〜)と心底思います。音の抑揚だけでなく、豊かな表情も魅力を感じました!

吉田兄弟 津軽三味線 オークランド

日本人だけど、場所はニュージーランド。自己紹介は日本語でするの?トークはどうするの?通訳さんが現れるの!?いろいろ想像していましたが、心配ご無用でした。すべて英語です!

2002年のニューヨーク、ロサンゼルスを皮切りに、韓国、ハワイ、スペイン、香港など、世界各地で公演している吉田兄弟にとっては、英語でのあいさつなど慣れたものです。決して難しい言葉は使っていませんでしたが、世界で活動するには、最低限の英語は必要ですね!今更ながら認識しました。

感動が伝わる一方、見ているだけで肩が凝ってしまいそうな激しい三味線演奏。吉田兄弟はどんな身体のメンテナンスを心がけているんだろう?なんて気になりながら、来月のフリーペーパーMJで「吉田兄弟インタビュー」があるそうなので、楽しみにしています♪

・感動を伝えられるっていいなぁ!
・夢中になれるっていいなぁ!

そんなエネルギーをもらった夜でした。

ヘイっ! ←吉田兄弟の合いの手?風

きょうさん♂


吉田兄弟をもう一曲!これって、ビールのCMだったかな〜

吉田兄弟−rising


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2008年11月11日
●ギズボーンから行くイーストコースト、トラガベイとファンガラの街。


オークランドに住んでいると、ギズボーン[Gisbone]は遠い街です。

ネイピアなど近郊に住んでいれば、まだアクセスしやすいほうだと思いますが、それでも、地形の関係で西、北、南とどの方向から行くにしても、ギズボーンは山越えが必要です。車でスイスイと走れるわけではないので、行くまでに時間がかかる地域なのです。

それだけに、せっかく行くのだから、足を延ばして見ておこうと思ったのが、イーストコーストの街。半島周りにつづく国道35号線をすべて走る時間的な余裕はありませんでしたが、トラガベイとファンガラの街を訪れることにしました。

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トラガベイ[Tolaga Bay]は、ギズボーンから北へ約50キロ。
海岸線の近くにある草原をひたすら北上していきます。朝方ですと、車の数は少ないので、速い車にあおられることもなく走りやすい道のりです。

あっという間に到着。「街」というより「村」という雰囲気があるトラガベイ。ガソリンスタンドと小さな商店くらいしかありませんが、ビーチに出てみると・・・

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爽快っ!!!

快晴の下、すがすがしい気分を感じていました♪

自然が多いと評判のニュージーランドは、どこへ行ってもこうしたビーチがあり、自然の美しさを見ることができますね。

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ギズボーン方面へ戻りつつ、立ち寄ったのがファンガラ[Whangara]。
ここは、映画『クジラの島の少女』の主要ロケ地として、そして原作者ウィティ・イヒマエラの出身地として、観光客の注目を浴びている場所です。

原作「Whale Rider」。そのまま訳すと「くじら乗り」。くじらに乗ってその島へやって来た誇り高きマオリの人々を描いた映画です。マオリの伝統があふれている地域らしく、集会場は小さめでしたが彫刻は凝っているようでした。映画も観てみたいです(そういえば、オークランド近郊で行ったカレカレビーチ/●せかたび日記が舞台となった映画『ピアノレッスン』もまだ観ていないなぁ・・・)。
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ファンガラへのアクセスは、道路に案内が出ていないので分かりにくいです。ギズボーンから北上するとちょうど20キロくらいのところで海岸線へ右折すると行けます。映画と歴史にご興味がある方はぜひどうぞ☆

変わりやすい天候だったので、トラガベイのときは快晴でも、ファンガラでは曇天に変わっていました。ビーチの風がきつい、、、イーストコースとは海岸からの風をもろに受ける地域なのかもしれません。

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さて、お次はギズボーン。

キャプテンクックの像を見に行きます。

きょうさん♂


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2008年11月01日
●キウィフルーツを満喫できる場所「kiwi360」


ギズボーン・ネイピア5日間の旅から無事戻ってきました!

今回は久しぶりの旅だったし、行きたかったギズボーンとネイピアの街が見られて、ニュージーランドの主要都市をほぼ制覇したことになります。

レンタカーで行くことにしたのですが、出発時はあいにくの曇りのち雨、、、その影響!?からか、助手席に座っている私はついウトウト・・・

気がつくと、目の前に大きな大きなキウィフルーツがありました!

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私が眠っている間に、きょうさんが立ち寄ったみたいですね。なんとそこは、キウィ生産で有名な町。

周りを見渡すと、キウィ畑が広がっていて、時間になるとキウィの形をしたカートで、キウィのツアーをしてくれるようです(大人20ドル)。

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私たちは、時間がなかったので参加しませんでしたが、代わりに、店の奥にあるキウィワインやキウィジュースの試食&試飲コーナーへ。さすが本場のキウィはおいしい!!

キウィは私の大好物なので、たくさん、いただいちゃいました〜

きょうさんは、キウィワインにトライ。変わった味を楽しんでいたようです。

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50-10kiwi360_1.JPG店内はさすがにキウィのグリーンカラー。キウィ関連商品がいっぱい並べられているし、お手洗いの表示もキウィっぽい。

そこでキウィのいろんな話を聞いたんです。

キウィの主な収穫時期は6月。よく見かけるグリーンキウィは3ヶ月間、ゴールデンキウィは6ヶ月間保管することができるようです。収穫できない季節は、イタリアから輸入することもあるんですって。

ここニュージーランドはキウィがとっても有名です。日本で食べていたキウィよりもおいしい気がしますし、値段もちょぉー安い!!

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こんなに、ニュージーランドでキウィが有名なんだけど、実はキウィってもともと中国が原産地だったってこと知っていましたか?以前のせかたび日記でも少しご紹介させてもらいましたが、ニュージーランドでキウィが有名になったようですね。

おいしいキウィもたくさん食べて、お土産のキウィジュースを買って、いよいよギズボーンの街に向かって出発!あーこれからギズボーンまではクネクネ道を通っていくんだよなぁ〜。。。ちょっと憂鬱なんだけど、また私はゆっくり助手席で休ませてもらおうっと♪

「kiwi360」 ウェブサイトはこちら


たかさん♀


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2008年10月19日
●ニュージーランド風のディナーコース


今日は、友人のお誕生日会に招かれました。

テニスが趣味というご夫婦は、ニュージーランド人のご家庭でホームステイをしているんです。3時間ほど趣味のテニスをしたあと、閑静な住宅街にある彼らの家を訪れました。

大きな家で、今までいろんな国の方たちのホームステイをしてきたようです。私たちを迎えてくれたニュージーランド人のお母さんガイリーンは、陽気でよく気を遣ってくれるとっても素敵なお母さん。料理がとっても上手で、料理本などにも載っているんです!

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わかりやすい英語で、ゆっくりと話してくれます。

お父さんは、仕事でラスベガスに行っているとのことでお会いできませんでしたが、世界を舞台に仕事をされているようで、お家の中にあるいろいろな国の置物を見ては、私たちが世界旅行をしていたころを懐かしく思い出しました。お庭には、金魚が泳ぐ池があるんですよ〜

とっても広いリビングには、大きなテレビがあり、大きな犬2匹が専用ソファで気持ちよさそうにくつろいでいます。

窓がたくさんあるので、対岸にあるオークランドのトレードマーク・スカイタワーがきれいに見えていました。サイコぉ〜

午後6時ごろになり、お母さんが準備してくれていたニュージーランド料理が登場しました。

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本日の誕生日料理は、ラム(羊)のローストビーフに手作りミントハーブのソース。シーザーサラダにオリジナルのドレッシング。そしてポテトとクマラのオーブン焼き。どれも、オイシイィ〜♪

きょうさんはニュージーランドワインをおいしそうに飲みつつ、お母さんの料理がどんどんすすんでいきます。あぁ〜しあわせ!

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デザートは手作りのパブロア。
パブロアとは、泡立てた卵白をふわりと焼き上げたメレンゲのケーキ。スーパーで売っているパブロアはとっても甘いんですが、さすが手作りです。そんなに甘くなくてこれまた絶品!

コーヒー好きということもあって、この日はインドネシアのコーヒー豆をわざわざ挽いて飲ませてくれました。

素敵なご自宅に、アンティークな家具、そして大きな窓から見えるオークランドの夜景。

異国の暮らしって感じです!

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いつかはこんな家に住みたいなぁ〜 そのためにはもっともっとがんばらねばっ!と思います。

こうして現地の方と一緒に食事を取ることは、今の私たちには、なかなか機会がありません。英語を話しながらなので、少し緊張はしているんですが、いろいろな話ができて、とっても素敵な時間を過ごすことができました!

ニュージーランドっていいなぁ〜☆

たかさん♀


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2008年10月04日
●テアロハ温泉で癒されました!


世界旅行ブック」を書き上げたお祝いとして、きょうさんと二人で温泉へ行って来ました。ニュージーランドも日本と同じく温泉があり、数は少ないですが、ロトルア[Rotorua]など有名な温泉地があります。

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いま住んでいる部屋にはバスタブがないので、温泉大好きの私としては、この温泉旅がとっても楽しみだったんです!

オークランド市内から東南へ車で2時間弱。ニュージーランドで評判の温泉地、テ・アロハ[Te Aroha]に着きます。エドワード朝様式(1901-1910)の建物が並ぶ歴史ある街なんです。

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そして、山のふもとにあるスパ・リゾート[Te Aroha Mineral Spas]が目的地!

カウリの木で作られた格調あるお風呂や、アロマが使えるステンレスのお風呂など、7つのプライベートスパがあって、45分二人利用で49ドル(一人24.5ドル)。

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50-10tearoha09.jpg予約ぎっしりなんですが、お客様が変わるごとに、お風呂のお湯も変えてくれるのでとっても清潔!お湯は、ちょっとぬめっとしていて、さすがは温泉です!入浴後は、肌がスベスベぇ〜な感じがしていました!

お風呂の中には、座れる段があり、肩までしっかり浸かれます。
毎日入りたいなぁ!なんて、後ろ髪を引かれながら、あっという間の45分間。きょうさんも肩こりが楽になったようで、精神的にも癒された時間でした〜♪

建物の裏には小さな間欠泉[MOKENA GEYSER]やトレッキングコースがあり、敷地には芝生豊かな広場がいっぱいあって、お風呂以外にも楽しめるところがたくさんあります。

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私たちは入浴後、広場でゴザを広げ、コーヒーを沸かして、のんびりと過ごしていました。

でも、なぜかきょうさんは、そこでゴルフクラブを振っている! 芝生の多いニュージーランドの公園では、つい素振りをしたくなるようですね(笑)。

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いい天気の中、桜もたくさん咲いていて、気持ちのいいドライブでした♪

温泉はやっぱりいいな!また行きたーい!

たかさん♀



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2008年09月05日
●ニュージーランド北島といえば!ロトルアとワイトモの観光ツアー


先週は、高校時代の友人が日本から遊びに来てくれたんです!せっかくなので、ツチボタルで有名なワイトモケーブと間欠泉のロトルアへ連れて行ってくれるツアーに参加してきました。

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50-09tour8.jpgこの時期はオフシーズンなので、比較的どこも空いているみたい。バスが、泊まっていたホテルに迎えてきてもらい、参加者は総勢12名のツアーでした。

バスが出発すると、すぐにコーヒーとクッキーのサービスがあります。車内はトイレ付なので、次の休憩地まで心配することもありません〜

最初の観光地は、鍾乳洞ワイトモケーブへ向かい、洞窟内に生息する発光性の虫、ツチボタルの神秘的な光を見に行きます。

実は私、3回目なんですが、何度見てもすごいなぁ〜って思います。天井一面を埋め尽くす光が手に届きそうで、小さな青い色をした光は、まるで天の川みたい。とっても美しく!今回も本当にうっとりと、宇宙にいるような気分を感じさせてもらいました。

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その後は、羊ショーが見られるファーム、アグロドームへ行きます。今のシーズンは、ちょうど子どもが産まれるので、羊の赤ちゃんがたくさんいてて、すっごくカワイイ!エサをあげることができるので、羊たちはエサをめがけて、私たちに飛びついてきます。

園内を小さな汽車で周り、最終駅で降りると羊の毛狩りショーです。毛布のように毛で覆われていた羊が、あっという間に剃られて、すっごく寒そう。初めての羊狩りショーを見た友人も楽しんでいる様子でした!

50-09tour2.JPGその後、ロトルアへ向かうのですが、ちょうどお昼時間。車内では、お弁当が配られます。チキンかベジタブルのどちらかを選べるなんて、まるで機内食!温かいのでとってもおいしかったです。それにしても、ランチを車内でとるほどですから、行程はかなりキツめですね。。。

お腹いっぱいになって、ちょっと仮眠していると、はやロトルア到着です!ガイドさんの案内に従って、マオリショーやキーウィの鳥を見て、締めは、活発に沸騰する泥池や間欠泉の見学でした。

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このツアー、すべての観光地には、ガイドさんが案内してくれるので、ガイドブックにはないいろいろな話を聞くことができます。でも、英語なので、友人に伝える意味でも、耳をダンボにして必死で聞いていました〜笑。

普段の私たちは、もっぱら個人旅行なので、久しぶりにツアーに参加しました。ツアーは、至れり尽くせりで、とってもラクチン!個人旅行もいいけど、いろいろなところを効率よく見るには、ツアーは最高ですね!

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オークランドに到着するのは、午後8時30分。丸一日遊んで、280ドルでした(通常310ドルが、MJクーポンで割引30ドル)。

やっぱり、旅って楽しいなぁ〜。また行きたくなっちゃいますね!

たかさん♀



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2008年08月29日
●オークランドのヌードパレード写真集


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「オフィス街でヌード・パレード、10万人が仕事を中断して熱狂」

日本をはじめ、世界中へこの話題が紹介されました!

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先日の8月20日(水)、ニュージーランド最大都市、オークランドのメイン通りクイーンストリートで、年に一度のヌードパレード「ブーブズ・オン・バイクス(Boobs on Bikes)」が行われました。

50-08parade7.jpg自称「ポルノキング」のクロウ氏が企画した、今年で6回目のパレードなんですが、昨年はオークランドにいながら、まったくノーマークで見ていなかったんです。今年は、オークランド市が開催を阻止しようと裁判になったことが話題となり、数日前から新聞紙面をにぎわしていたんです。

気になる裁判の結果は、「(女性が公の場で乳房を露出することは)法的には問題ない」という女性判事の裁定があり、パレードは予定通りに行われることになりました。

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50-08parade2.jpgオフィス街が昼休みとなる時間帯、12時半ころから人が続々とクイーンストリートへ集まってきます。働いているオフィスはクイーンストリートに面しているのですが、窓から見下ろすだけではガマンできず(笑)、表に出て、見学することにしました。

老若男女問わず、歩道に集まる群衆!

13時前には、警察官の誘導で道路が閉鎖され、その合図と共に、人々は歩道から車通りへ出て、パレードを待つ状態となりました。

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50-08parade8.jpgそして、13時。
クイーンストリートをバイクや車に乗ってゆっくりと進んでくるポルノスターたち。モーゼが紅海を渡るときに、海が二つに割れていったように、ポルノスターが進んでいくと、群衆が道を開けていくような感じでした。手を伸ばせば届きそうな距離。警官が必死に制御していました。

デジカメ、ビデオカメラはじめ、携帯電話のカメラの被写体となるパレード。集まった群衆の数、10万人ですって!オークランドに住む人のおよそ10人に1人が来たことになります。

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11月に行われるサンタパレードも、クイーンストリートのパレードとして有名ですが、このヌードパレードの熱狂度合いは、まったくの別物、まるで別の街のようでした。

ちなみに、ポルノスターたちの数は100人らしいですが、実際には半分ほどだった気がします。それでも、(すごいなぁ〜)と驚きつつ、存分に楽しませてもらいました!

ニュージーランドって、驚き・楽しみ、いっぱいですね☆

きょうさん♂



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2008年08月08日
●スカイタワー再点灯しました


オークランドの象徴であるスカイタワーが再点灯しました。

再点灯。
というのも、ここ1ヶ月ほどスカイタワーのライトは消えていたんです。神戸にも街の象徴のひとつであるポートタワーがあり、夜のライトアップはとても素敵です。でも消えてる姿って、ほとんど見たことがないんですよね。

スカイタワーが消えていたのには、理由がありました。

ニュージーランド全土が電力不足だったからです。

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ニュージーランドは、水力発電ですが、水力発電用の湖の水位がかなり減ってきていました。冬になると、暖房器具を使う人が増えるのですが、電気を使いすぎる傾向にあったのでした。

僕が働いているオフィスには、「節約にご協力」のチラシが配られるなど、電力会社は「電気の節約」を呼びかけます。スカイタワーも、その影響で電気が消されていたのでした。

僕がオークランドに来たときには、すでにスカイタワーがありましたが、スカイタワーが建てられる前までは、オークランドは殺風景な街だったと聞いています。この約1ヶ月、スカイタワーが消えていたオークランドは、まさに殺風景でした。

節電を心がけていたのは、スカイタワーだけではなく、ほとんどのビルがネオンを消していたので、ハーバーブリッジから見る夜のダウンタウンは、まるで平凡な田舎町のようだったのです。

(はやく点かないかな〜)

帰宅途中に、消えたスカイタワーを見上げる習慣がついていましたが、先日ようやく再点灯です。

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どうやらここ数週間の豪雨で、湖の水位が上昇したからだそうです。

スカイタワーを灯してくれるんだったら、大雨も我慢できますね!

国全体で環境に取り組む姿勢。

ニュージーランドの魅力の一つと思います。

きょうさん♂



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2008年08月01日
●ニュージーランドで陶芸体験


陶芸をやってみたんです!

同じ建物に住んでいるお隣さんが陶芸をされていて、新しい器を作っていたので、私も初挑戦させてもらったんです。

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なかなか奥が深いですね〜

まず、土を練るところから始まります。土の中に空気が入っていると、乾いたときにヒビが入ってしまうので、空気を入れないように、練っていきます。

次は、ろくろを回転させて、円柱状にしたその土の中の空気を吐き出していきます。平たい山に・・・細高い山に・・・繰り返していくんです。

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達人は力の入れ具合が上手いらしく、簡単にできるそうなんですが、私はなかなか上手くできません、、、手伝ってもらいながら、なんとか練りは終了。

いよいよ形づくりです。

手に水をいっぱい含ませ、私が作りたいお椀の形にしていくのですが。。。気持ちどおりになってくれません。どうしても、遠心力で、お椀の淵が広がっていっちゃうんですよね。

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それでも、何とかお椀の形になったかなぁ〜と思ったら、あらら、小さなコップになっていました、、、ろくろを回転させて、土を触っているうちに、土がどんどん削られてしまって、お椀になるはずだった量がたりなくなってしまったんです。アララ、、、手際よくしないといけないんですね。。。

一日目は、それでおしまい。

次の日、土が少し乾いている状態で、コップの裏底を削っていきます。また、ろくろを回し、彫刻刀のようなものを使います。

これが、なんだか気持ちいいんですね〜。まるで、りんごの皮むきのような感じ(笑)。裏底に、自分のサインを小さく入れて、終了。

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詳しく教えてくれるお隣さんの先生が、私が作ったコップも焼き場へ持って行ってくれました。

そのまま素焼きでもいいんですが、せっかくなので、コップに絵を描いてみることにしました。後日、工房へ行きます。

何を描こうか、いろいろと迷ったんですが、結局、幸せを呼ぶ四葉のクローバーと、ニュージーランドファーンを描きました。やっぱり幸せであり続けたいですもんね〜

もう一度焼いて、出来上がりです!

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最後に、こちらの工房で20年以上も陶芸をされているご夫妻と写真を撮ってもらいました。絵付けも、焼くのも、たっぷりとお世話になりました。ご主人のクアランティーンさんは、日本へ行ったことがあるらしく、日本の陶芸は素晴らしい!と感動しておられました。私は、陶芸初体験ですが、そう言って褒めてもらえるのはうれしいですね!

さて、出来上がったコップとご対面!

50-08tougei4.JPGさらに小さくなっていましたが、手作りだけあって、愛着たっぷりです!小さいころにやっていた粘土遊びを思い出しました。あのころのほうが、もっと上手かった気がするんだけどなぁ・・・

お隣さんのおかげで、陶芸をやってみることができました!ニュージーランドで手に入る土は、日本と比べてずい分安いらしく、お手軽にできるのもいいですね!

ホント、いい体験をさせてもらいました〜☆

たかさん♀



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2008年07月04日
●抗議デモ。トラックに占領された、騒がしいオークランド。


(ここは、インドか?)

そう思うほど、クラクションが鳴り響くオークランド中心地。

インドのカルカッタに着いたときを思い出しました。
カルカッタの空港から街中へタクシーで向かうんですが、運転手さんは5秒と間を空けずにクラクションを鳴らすんです。割り込みしてくる車に対して、道路を横切る歩行者に対して、車線変更するたびに・・・。どこの街でも鳴り響くクラクションの音。あれは、インドの音といえます。

日本では、あまりクラクションの音を聞きませんでした。
ニュージーランドでは、たまに道路を横切る人がいたり、無茶な車線変更する運転手がいるので、クラクションが聞こえることもありますが、インドほどではありません。どちらかと言うと、静かなほう。

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それでも、この日のオークランドは、インドのよう。。。

パァーパァー!パァ〜〜ン!パァン!

うちのオフィスは、オークランドの目抜き通りであるクイーン通り沿いのビルにあるんですが、まぁうるさいこと! 平日の午前中で、パァパァ鳴っているんですから、そりゃ大そう騒がしかったんです。

クラクションの元は、トラック。

政府に対する抗議デモで、なんと!この日3,000台近いトラックが、オークランド郊外からクイーン通りに集まってきたんです。

普段のクイーン通りは、目抜き通りといっても、バスや営業車が行き来しているくらいで、トラックの姿はほとんど見ません。朝夕は少し渋滞することもありますが、混み合うってことはない通りなんです。

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それが、この日は、この抗議デモ。アメリカの荒野を走るような豪華な大型トレーラーを筆頭に、数々のトラックがパレードのようにズラリと並んでいました。さすがに、信号が変わっても車が動けない様子。クラクションの音と異様な光景。まるで別の国に来ているようでした。

さて、抗議デモ理由は!?

道路使用料[road-user charges]の値上げです。

道路使用料が含まれるディーゼルガソリンの値段は、1リットル当たり1.83ドル(約154円)まで上がりました(ちなみに、レギュラーガソリンは、現在1リットル当たり2.13ドル(約179円))。

日本のように鉄道が発達していないニュージーランドでは、物資の運搬は、トラックが主流。道路使用料の値上げで、トラック業界にとってはより大きな痛手となってしまったのです。

「すべての良い品はトラックで運ばれる!」

そう看板を掲げて動くトラックもありました。

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オークランドだけではなく、ロトルアやハミルトン、ウェリントン、タウランガ、南島ではクライストチャーチやダニーデンでも、こうした抗議デモが行われていたようです。

こうした抗議デモを起こしたところで、政府に変化があるとは思えません。抗議デモを見守る街中のパトカーも、信号無視をしているわけでないトラックを取り締まることもしません。

空にはヘリコプターが数機。新聞社は取材車やカメラマンを走らせています。待ち行く人々は、耳をふさいで歩いたり、派手なトラックにカメラを向けたりしています(僕を含めて)。トラックの運転手が、すれ違うトラックの知り合いにカメラを向けている様子もありました。

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夕方、いつもどおりの静かなクイーン通りに戻ったのを見ると、ちょっとしたイベントのような感じもする抗議デモ。日本では、ありえないなぁ〜と想像しつつ、自分の意思表示が堂々とできるってすばらしいことだなぁーと思います。

インドの雑踏を懐かしく思い出しつつ、ニュージーランドのお国柄にまた惚れてしまった一日でした。


きょうさん♂



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2008年06月28日
●ドゥロス号、オークランド寄港!


ギネスブックに載っている船がやってきました!

その名前は、ドゥロス号[DOULOS]。
今からおよそ100年前。タイタニック号が造られた1911年(1912年沈没)に近い、1914年。このドゥロス号は造られました。

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ドゥロス号は、「現在航海する船の中で最古の船」としてギネスブックに認定されているんです。

そんなドゥロス号がオークランドに寄港して、船内にも無料で入れると聞いて、見学に行ってきました。

見所は、船上書店。

そう!船の中に本屋さんがあるんです。

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というのも、ドゥロス号のオーナーは、「GBA」の代表であり、「GBA=Good Book for All(すべての人に良書を)」というコンセプトを掲げています。

常に、6000種以上の書籍を積み、500を超える世界の港を周ってきたドゥロス号。2007年には、福岡、金沢、新潟にも立ち寄ったんですって。

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世界各地を周り、船上書店として本の良さを伝える。すごいですね!本屋さんですので、もちろん購入することができるんですが、気になったのは値段表示。

日本へ行ったら、円表示。ニュージーランドでは、ドル表示。世界各地の通貨は統一ではないので、貼り変えは面倒だなぁ〜 と思っていたら、ちゃんとしていました。

船上書店の値段表示は、UNIT(ユニット)。

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すべての本にあらかじめ「UNIT」価格を設定しており、その「UNIT」価格を、立ち寄った国の通貨に換算し、貼り出しているんです。

「100UNIT=$4.00」

安い本は、75UNIT(=$3.00)から、タイガーウッズや世界の名ゴルファーの写真集などは、500UNIT(=$20.00)。これなら、国が変わっても、値段の管理は手間が省けますね!

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ドゥロス号のオリジナルグッズなども販売されていて、船上書店は大繁盛でした!

船内ツアーが、大人10ドルで実施されていたので、参加したかったんですが、残念ながら時間が合わず断念。それでも、板張りのデッキを歩きながら、ドゥロス号の歴史を感じいました。

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およそ100年の前なのに、そんなに昔の船には感じません。クイーンズタウンのワカティプ湖にある蒸気船アーンスロー号のほうが昔の雰囲気はありますね。

実はこの船、歴史をひも解くと、「ドゥロス号」という名前が4つ目なんです。オーナーが変わっているということなんですが、最初は、蒸気エンジンの船だったそうです(今は、ディーゼルエンジン)。

そして、「ドゥロス(ギリシア語で‘仕える者’)」という意味もあるように、乗組員はボランティアで構成されています。これまでに行われた大規模な船の改造も、世界各地からボランティアスタッフによって、無償で行われたそうです。そういえば、僕らが訪れた日も、乗組員たちが甲板の手すりを修理していました。たくさんの人の気持ちがこもっている船。つねに、メンテナンスをしているからこそ、長年にわたって活躍できるんですね。

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船の後部には、ドゥロス号の船籍(人間で言う国籍)「Valletta(バレッタ)」が書かれていました。どこだろう?と調べてみたら、マルタ共和国の首都でした。イタリアシチリア島の南にある、面積が兵庫県淡路島の半分ほど国、マルタ共和国。バレッタは世界遺産都市。地中海へ行く折には、訪れてみたくなりました。

きょうさん♂



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2008年06月22日
●5回目の結婚記念日を迎えました。


6月22日は、私たち夫婦の結婚記念日。

今年で5周年を迎えました。

「花より団子」の二人なので、記念日は外食です(笑)。

今回は、タイレストランへ行くことにしました。といっても、私たちの住まいと同じ建物にあるんです。駐車場はいつも満車で、人が多く、パーティが開催されることも多く、ちょっぴり高級だけど、おいしいと評判だったので、そこで夕食をすることにしたんです。

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夕方、開店と同時にレストランに入って、あらかじめ調べていた食べたいタイ料理を注文します。

前菜の春巻き一皿だけでも、9ドルするんです。さすがは、高級住宅地価格です。。。きょうさんは、タイへ行ったときによく飲んでいたシンハビールを飲んで、懐かしい気分に浸っていました。

タイ料理をおいしく食べていると、レストラン内は次第にお客様が増えてきて賑やかになってきました。さすが、人気のレストラン!久しぶりに外食は、おいしかったなぁ〜。

でも、やっぱりタイ本場で食べたタイ料理のほうがいいですね。安いし、屋台で気軽に食べられるから。そんなことを話しながら、部屋に帰りました。

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私たちは今、フラット生活をしています。
日本では、あまりなじみのない生活スタイルですが、同じ建物をいろんな人と一緒に住んでいます。もちろん部屋は別々で、トイレシャワーも各部屋にあるんですが、キッチンは共有です。

メリットとデメリットがありますが、やっぱり家賃が安いというのが魅力のひとつです。ほかの3世帯の皆さんは、みんな日本人で、とってもステキな人たちばかり!いつも快適に過ごしています。

私たちは世界旅行へ出発したことで、世界各地で記念日を迎えています。こうして夫婦仲良く、健康に過ごせていることは、本当に幸せなことです。

これからも元気にがんばります!

たかさん♀



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2008年06月14日
●ニュージーランドゴルフデビュー!


今日は、きょうさんとゴルフをしてきました。

私がゴルフをするのは、世界一周旅行で訪れたイギリス以来。なんと約3年ぶり!オークランドでは、打ちっぱなし練習場へ行ったことは3度ほどあるんですが、コース経験はなかったんです。

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この土日は予定がなかったし、私のゴルフクラブはまったく使っていなかったし、ちょっと歩いてみるのもいいかなぁ〜 なんて思ったんです。

オークランドには、30分以内のところにたくさんのゴルフ場があります。でも、料金が高めだし、人が多すぎると、後ろの組を待たせてしまうかもしれないので、市内から離れた田舎のゴルフ場へ行くことにしました。

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オークランドから南へ40分。マラマルア[Maramarua]という街のゴルフ場です。きょうさんもはじめてのゴルフ場で楽しみにしてるようでした。

土曜日といえども、(田舎だからきっと空いているだろうー)と思っていたんですが、意外と人が多く、途中で先に行ってもらうこともありました。

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さて3年ぶりのゴルフは。。。 大きく曲がることはないのでボール探しに苦労することはなかったんですが、ゴロが多くて、ぜんぜん距離がでなかった。空振りもあったなぁ〜 練習場のときは、結構飛ぶんだけどなぁ。。。笑

トータルスコアは、140。自分の腕前にイライラした時も多々、、、

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それに比べ、きょうさんは上手い。まっすぐ勢いよく飛んでいくボールは、私と同じゴルフボールには思えない!!

「大丈夫、大丈夫、上出来やで〜〜 たかさん! 2回目のコースでこんだけ飛んだらすごいでぇ〜」とおだてられながら、なんとか最後までプレーすることができました。

天気が良くて、ちょっと暑いくらいだったけど、とっても爽やかな心地よい気候でした。上ったり、下ったりするコースだったので、歩くのはやっぱり疲れたぁ〜。明日は、足腰が筋肉痛になりそうだから、しっかりマッサージしておかなきゃ!

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プレー料金は、一人30ドル。
これくらいの料金で遊べるんですから、ニュージーランドは、本当にゴルフ天国ですね。

まだ私には、「すっごく楽しい!!」とまでは思えないゴルフだけど、たまには、きょうさんに付き合って、カラダを動かすのもいいかも!?なんて思っています。

たかさん♀



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2008年06月04日
●イルカが現れた。イルカが跳ねた!


前回の日記「イルカを観に、パイヒアへ行こう!」はこちら

イルカに会える場所。


90%という高い確率と聞いていたので、すっかり安心していたんです。4時間のクルージングが終盤になっているのに見つからず、(またの機会かなぁ〜)と、ほぼあきらめていたところだったんです。

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船長から「イルカ発見!」のアナウンスが聞こえた瞬間、船内によどんでいた空気が一気に晴れるようでした。

「どこ?どこ?」。

水面に身を乗り出してイルカを探す僕ら観光客。

船はイルカの群れに近づいたようで、ぴょんっ!ぴょんっと水面から身体を見せてくれるイルカたちがいました。

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「見えた!」。湧き上がる歓声。

イルカを見に来たんだから、そりゃそうですよね〜

船が近づいて驚いてしまったのか、イルカはなかなか水面から身体を見せてくれません。警戒しているのかなぁ、、、

「残念ながら、船は港に戻らなければなりません」。

と、船長からのアナウンス。クルーズの終わりだったので仕方がありません、、、

再び、エンジンのかかる船。

船の後ろからイルカの群れを撮ろうと!後尾にスタンバイして、水面を見ていると、なんと!

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スクリューが回って浮いてきた泡が好きなのか、イルカたちが付いてくるではありませんか。もぐっては、飛び上がり、もぐっては飛び上がり!

イルカが飛んでるぅ〜!!!

夢中でシャッターを押していました。

こうして写真を見ると、博物館などで見るイルカの模型と同じような形をしているんですね。生で見たことがなかっただけに、当たり前のことに気づきました。

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それにしても、つるつるの肌!?

きっと乗っかりたくても、滑って乗れないだろうなぁ〜 なんて思っちゃいました。

一同大興奮で、クルーズは終了。

船長も満足そうな表情で、観光客を見送ってくれました。

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自然動物に会える国、ニュージーランド。

お次は、クジラかな・・・?


きょうさん♂



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2008年06月01日
●イルカを観に、パイヒアへ行こう!


パイヒアといえば、ニュージーランド北島でロトルアと並ぶ二大観光リゾート地。温泉がメインのロトルアとは異なり、パイヒアは140の島々を舞台としたベイ・オブ・アイランド地方の中心地。

見所は、ドルフィンツアー!

イルカが観られる確率は年間通して90%という、まさにイルカに出会える場所なんです!

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イルカの背中だけは、クイーンズタウン滞在中に行ったダウトフルサウンド(●ダウトフルサウンドクルーズのレポートはこちら)で観たことがあります。でも、イルカと言えば、ジャンプですよね。水族館であるイルカショーのインパクトが強すぎるのか、自然のイルカが気持ちよさそうに飛び跳ねる姿を観てみたかったんです。

ご一緒するのは、イルカツアー3回目となるご夫妻。
(そんなにイルカが好き?)いえいえ違います。90%の確率でイルカに会えるはずなのに、2回とも観られなかったとか(観られない場合は、次回無料で参加できます!)。「90%は、100%でない」から、観られないこともあるんですね。。。

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9時発のボートに乗るため、真っ暗闇のオークランドを早朝5時過ぎに出発。車で約3時間(約250キロ)、パイヒアに到着したころは、もやがかかる幻想的な景観でした。

出発時間が近づくにつれて集まってくる観光客。聞こえてくる会話から、地元ニュージーランド人はもちろん、スペインやインド、韓国の人も参加していました。日本人も含めて、ニュージーランドは多国籍ですね。

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9時、定刻のどおり出発です。
日本だと定刻が当たり前かもしれませんが、定刻どおりに出ないことも世界各地ではありますし、ここニュージーランドでもバスが時間通りに来ないことはよくあることなので、こうして定刻に出ると、なんだかうれしい☆

クルーズ時間は、4時間。
ずっとイルカを探し回るのではなく、ベイオブアイランドの美しい島々をめぐるクルーズです。もやはすっかり晴れて、青空が広がる下、おだやかな水面をクルーズ船がゆったり進んでいきます。(イルカ、見れるかなぁ〜)

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パイヒア[Paihia]は、マオリ語の[Pai](=良いという意味)と、英語の[Here](=ここ)を組み合わせた言葉で、「ここは良い場所」と表しているんだそうです。島々にも、マオリ語の名前がつけられていることや、ジェームズクックが錨を下ろした島など、いろいろな話を船長がアナウンスしてくれながら、島々を見せて周ってくれます。太陽の日差しが気持ちいぃ〜

でも、イルカは現れません。

「ほかのクルーズ船とも連絡を取りながら進んでいますので、イルカが見つかれば、すぐにそちらへ向かいます。できることなら、私たちが一番に見つけたいと思っています」。そんな船長の声に、観光客も期待がつのってきます。

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イルカの気配なく、船はクルーズ最大の名所「ホールインザロック」へ近づきました。ブレット岬の灯台に見守られるように位置する巨大岩。その中に、空洞ができています。ここをクルーズ船が通るんです。ちょっとしたアドベンチャー気分!

「ホールインザロック」の周りには、船釣りのボートがいくつか出ていて、大きな魚を狙っています。おぉっ!見える、見える!魚の群れが!30センチは優に超える魚の群れが8畳スペースくらいに広がって泳ぎ回っているではありませんか! バシャバシャっ 時おり、水面に顔を出して泳いでいます。天然の巨大魚の群れが観られて一同、大興奮っ!

このときばかりは、イルカが見られなことを忘れていました。。。

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乗船時間は2時間半を超えました。イルカが見られないまま、休憩のため途中の島に停泊。ここでカフェやランチの時間のようです。僕らも芝生が広がるベンチで、ぽかぽか陽気を感じながらまどろんでいました。イルカが観たくて来たけど、観れなくてもこんなにすがすがしい気分になれるんだったら満足かもっ!

1時間後、クルーズ船が再出発。 休憩タイムを終え、パイヒアの港へ向かうようです。

「ナイスデイ!」船長が何度もアナウンスするくらい素晴らしい天候に恵まれ、ニュージーランドの自然を満喫できました。イルカには会えなかったけど、ま、そんな日もあるさ。

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「また次、来よう!」。 3ヶ月以内に来れば、無料で乗せてもらえるようなので、またクルーズを楽しめばいい。それにしても、ご一緒したご夫妻は、3回来て3回とも見れないなんて、なんてアンラッキーなんでしょう・・・笑うしかないっ!?

そんな話をしていたら・・・

クルーズ船の進路が突然変わります!

どうやら、Uターンしてどこかへ向かうよう。港まであと30分もないのに、どういうこと!?ざわめく船内。もしやイルカ発見か? 

すると、スピーカーから聞きなれた船長の声がしました。

「前方に、イルカ!!」。

まるで号令をかけられたかのように、同時に飛び上がる観光客たち! 進路のはるか前方に目をやると、飛び跳ねる物体が見えました。あっ!イルカだ!!


次回、「イルカが跳ねた!」へつづく


きょうさん♂



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2008年05月16日
●ワイタケレ国立公園ウォーキング


この時期ニュージーランドは冬が近づいていて、気温が低くなり、だんだんと寒くなってきています。オークランドは「冬が近づいている」というより「冬になった」と思うほど冷え込む日があれば、半袖で外を歩けるほど暖かい日もあり、服装が一定しない毎日です。

でももっと冬らしく感じるのは、晴れ間が減ったこと。

曇り、雨、雨、曇り、ちょっと晴れ・・・

晴れた!と思ったら天気が変わって雨が降り出したりするので、折りたたみ傘は手放せないし、(しばらく青空を見ていないなぁ〜)なんて思っていたんです。

50-05waitakere3.JPG

そんな中、この前の日曜日は朝起きたら快晴ではありませんか!週末の天気が晴れなんて何週間ぶり?って感じだったので、こりゃ出かけなきゃ!と天気に背中を押されたように支度をはじめました。

どこへ行こう。。。

こんなときはお気に入りの散歩道。ワイタケレです。

50-05waitakere1.JPG

ワイタケレ国立公園は、16,000ヘクタールを超える面積があって、トレッキングコースは全部あわせると250キロもあるんです。なんど行っても歩ききれないくらいの広さなので、これまで行った所ではなく、新ルートを開拓してみることにしました。

選んだ先は、国立公園の中でも南に位置するHuiaの街。途中にあるHuia Pointまでも家から車で30分なので、自然の近さを改めて感じます。海だぁ〜 青い空だぁ〜 気持ちがいいぃ〜

50-05waitakere2.JPG

そしてトレッキングコースに到着。この日は、Karamatura Loop Track という1時間のコースを歩くことにしました。

ニュージーランドのトレッキングコースは、ほとんどがしっかりと整備されているので安心なんですが、さすがにここ数日降った雨の影響で、トラックはぐちょぐちょ状態。ちゃんとトレッキングシューズ履いてきてよかった〜

50-05waitakere4.JPG

久しぶりに歩くということもあって、のんびりゆったりペースで森林浴をしていました。緑がいっぱい!っていいなぁー ホッと落ち着ける気がします。こうしたたくさんの自然が政府によって管理されているし、大勢の人が歩きに来ていることからも皆、自然が好きなんだろうな〜って思います。

50-05waitakere5.JPG

水分をたっぷり含んだ葉っぱや、高く生い茂った木々。カウリのような注目すべき木はありませんでしたが、青々とした空間に癒されていました。

途中には滝つぼがあって、子どもたちが楽しそうに遊んでいます。おやっ?遊んでいるのは子どもたちだけではなさそう。。。子どもも大人も楽しめる環境ですね!

50-05waitakere6.JPG

まだまだ行き足りないワイタケレ。次はどこを歩こうか〜


きょうさん♂



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2008年05月09日
●ランギトト島の山頂へ行ってきました。


「ランギトト島が見える家は高額不動産」。

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それほどオークランドの人々の心を癒してくれる存在であるランギトト島。底辺が広く長い円錐形はオークランドのシンボル的存在。そんなランギトト島へ行ってきました。

ランギトト島は約600年前の噴火でできた、比較的新しい火山島。いたるところで噴火された溶岩が固まっている様子を見ることができると聞いて、楽しみにしていました。

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メンバーは、フラットメイトの3家族7人。毎日顔を合わせている仲間内ですが、一緒にお出かけするのははじめて。ちょっとした団体ツアー気分で行くことにしたんです。ランギトト島へは、オークランドの桟橋からフェリーで25分。すぐに着いちゃいます。

50-05rangitoto01.JPG

ランギトト島にはお店や宿泊施設はなく、小さな船乗り場にトイレがあるくらい。もちろん、ゴミは各自がちゃんと持って帰らなくてはいけません。

このランギトト島の見所といえば、ポフツカワ。

ニュージーランドにしかない木で、初夏の12月に赤い花を咲かせることから別名‘クリスマスツリー’とも呼ばれているんです。さすがにこの時期では見られず、青々とした木が茂っていました(決して、クリスマスツリーに使われるモミの木に似ているわけではありません)。

50-05rangitoto07.JPG

そして何より、このランギトト島のメインとなるのは、溶岩で囲まれた山の頂上に登っていくことです。歩いて上っても1時間ほどで行けるらしいんですが、私たちのツアーは、4WDトラックに乗って連れて行ってもらいました。デコボコ道ですたが、さすがに楽チンです〜

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そしてトラックが停まると、遊歩道を歩きはじめていきます。緑豊かな原生林に抜けていくと頂上へ。対岸のオークランドの街並みが見えるんです。いつもはあの辺りから、このランギトト島を眺めているんだろうな〜

天気も最高に良くて、とっても気持ちいぃ〜!

50-05rangitoto05.JPG

自分たちで行くと山頂への往復だけって感じですが、4WDツアーだけに、反対側のビーチげ寄ってくれたり、ゴツゴツした黒い溶岩を見せてくれたり、密度の濃い内容でした。

50-05rangitoto06.JPG

ランギトト島は、オークランドの喧騒を離れて、海や緑に囲まれた別世界。泊まれないので、最終フェリーに必ず乗らないといけないんですが、個人で行けば、溶岩でできた洞窟(要、ライト)なども見られるようです。

50-05rangitoto11.JPG

ランギトト島だけではなく、オークランドの周りにはいろんな島があります。日帰りで行ける島から、何日も滞在できる島まで。次に私たちが行きたい島は、ワイヘキ島。海水浴や魚釣りはもちろんのことワイナリーめぐりができるんですって。

次のホリデーは、島めぐりもいいかもっ!

たかさん♀



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2008年05月05日
●高さ328mスカイタワーでディナーしてみました。


オークランドの象徴といえば、スカイタワー。

50-05skytower1.jpg328メートルの高さは、南半球で一番!街中はもちろん、遠く離れた半島からもこのスカイタワーを見ることができるんです。

そんなスカイタワー内にあるレストランで、ディナーをしてきました!

普段めったに外食をしない私たちなので、ふたりだけのディナーは久しぶり!クイーンズタウンにいたころ以来かも・・・。

いつもよりちょっとオシャレをして、まずは展望台へ。
高さ186メートルの観覧エリアからは、夕方で、だんだんと暗くなっていくオークランドの街並みが、360度ぐるりと見ることができました。北のハーバーブリッジや、博物館のある南のドミニオンパークなど、おなじみの場所も、こうして見るとミニチュアのようですね。

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展望台の床は、部分的にガラス張りになっていて、真下の地上を見下ろすことができます。といっても、のぞき見るのが精一杯で、ガラスの上に立つだけでも怖かったです、、、

50-05skytower6.JPG

展望台を満喫した後、レストランへ。

レストランは二つあり、高さ190メートルの回転レストラン「ORBIT」と、高さ194メートルの「OBSERVATORY」。シーフードビュッフェスタイルという言葉に惹かれて「OBSERVATORY」を予約していました。

レストランは、地元の人だけではなく、観光客らしいアジアングループもいて満員!さすがはスカイタワー。こんなに人が集まっているんですね〜

50-05skytower4.JPG

サーモンはもちろん、カキや帆立貝など、シーフード料理をたっぷり堪能です。デザートは、フルーツやケーキはもちろん、アイスクリームの種類も多いんです。甘いもの好きのきょうさんは、ちゃっかりお代わりしちゃっていました。あぁ〜お腹いっぱい!!(クイーンズタウンにあるスカイラインレストランのビュッフェも、すごかったですよ。●スカイライン・コンプレックスはこちら

食後、もう一度展望台へ。 すっかり暗くなっていますが、ビルのネオンを見下ろせて美しかったです。普段は、街からこのスカイタワーを眺めているんですが、今日は、スカイタワーから眺める街並み。スカイタワーが見えないだけに、なんとなくさみしい気もしました。それだけスカイタワーはオークランドの特徴なんでしょうね。

50-05skytower7.JPG

スカイタワーの展望台へは大人25ドルで上ることができます。さらに3ドル追加(合計28ドル)で、高さ220メートルのスカイデッキまで上れるので、とことん高い所好きな人にはいいかも。

私たちが行ったシーフードビュッフェレストラン「OBSERVATORY」の料金は、飲み物含まず59ドル。展望台料金(25ドル)も含まれているので、実質34ドルって感じですが、そこそこするお値段なので、そうしょっちゅうは行けません。ホント今日はスペシャルデー!

50-05skytower3.JPG

きょうさんは、健康をかねて毎日往復歩いて通勤しているんですが、そうやってバス代として貯めてきたお金で、ディナーに行こうと誘ってくれました。おいしいものを食べると、ふたりとも、ちょぉ〜幸せになれるタイプなので、毎日の生活にアクセントをつける意味での、ご褒美だったんです。

50-05skytower0.jpg

あこがれていた海外生活は、慣れない分、大変なこともありますが、こうして夫婦一緒の幸せな時間が作れることは、日本にいるときよりも多くなった気がします。

この日のような、ディナーへ行くことだったり、英語の勉強を一緒にするときだったり、いいものを探して買い物をするときだったり、一緒に料理を作ることだったり。。。

いつも楽しい時間をありがとう、きょうさん。

これからも、頑張ろうね〜♪


たかさん♀



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2008年05月02日
●砂浜を掘れば、温泉が見つかりました。ホットウォータービーチ体験


以前行ったことのある、ホットウォーター・ビーチ[Hotwater Beach]を今日はご紹介します。

オークランドからも気軽に行けるコロマンデル半島。セカンドハウスとしてニュージーランドの人が選ぶ所でもあるんですが、そんなコロマンデル半島の東海岸にある観光スポットがホットウォーター・ビーチです。

名前のとおり、ビーチの砂浜を掘ると天然温泉が湧き出てくる!という温泉好きにはたまらなくうれしい場所なんです!

といっても24時間いつ掘っても温泉が出てくるわけではなく、干潮時刻の前後2時間、合わせて4時間だけがこの天然温泉が楽しめる時間帯であります。

50-04hotwater2.JPG

近くのインフォメーションセンターで干潮時刻を確かめ、その時間に合わせてホットウォーター・ビーチへ行ってみます。

まだ朝8時すぎということもあり、人影はチラホラ・・・。ちょっと張り切りすぎたかなぁ〜? なんて言いながら、少しの間、ふたりで静かなビーチを眺めていました。

30分もすると、ビーチにやってくる人の数が多くなってきます。みな、用意周到にスコップやバケツを持ってきてるんですよね。そして(温泉見つけるぞ!)って感じで、私たちがいた砂浜をどんどん掘っていくんです。

公園の砂場で作るお城どころじゃないですよ!

50-04hotwater4.JPG

目の前にいた、ニュージーランド人ファミリーなんで、お父さんと子ども二人の三人がかりで大きな大きな穴を掘り始めました。そして、10歳くらいの子どもが立っている私たちに向かって「一緒に大きなプールを作ろうよ!」っと誘ってくれたんです。

(そうだそうだ。温泉を掘りに来たんだ!)とわれに返った感じで、私もきょうさんも掘り始めることにしました。半袖姿になり、ズボンは膝までまくり、(よっしゃー!)と気合十分です!

5分経過・・・10分経過・・・。

穴の大きく、深くなっていくんですが、温泉らしきものは全く出てこないんです。おかしいなぁ〜 砂浜を掘ったら見つかる温泉ってどんなことなんだろう!?

子どもたちはその場所に飽きたのか、移動して、水際に近い場所で別の穴を掘り始めています。

あれぇー そっちへ行くの? なんて思っていたら!

「見つけたよ!」と言うではありませんか!!

子どもたちが掘り始めた穴を見てみると、ほんの少ししか掘っていないのに、水が出てきているんです。うっすらと湯気が立っていて、こりゃ、熱そうぉ〜 

(最初に掘っていた場所は違っていた、、、)そんな苦労は忘れ、(温泉に入れる!)って想いで、目の前の穴を一緒に掘っていくことにしました。周りで見ていた人たちも一緒に掘ってくれます。

気がつくと、大人三人が入れるくらいの大きな穴ができました。でも、まだ肩まで浸かる深さではありません。

我慢ができない人たちは、足だけ浸かったり、横に寝そべるような感じで無理して浸かっていたり、ホットウォータービーチを楽しんでいます!

子どもはもちろん、大人たちも皆子どもに子どものように、はしゃぎまくっていました。もちろん、私もきょうさん!

50-04hotwater3.JPG

そのあと行く予定の場所があったので、残念ながらそれ以上掘り続ける時間がありません。後ろ髪を引かれる想いで、仲良くなった家族にサヨナラをして、ビーチを後にしました。

朝来たときには、人気のない静かなビーチだったのですが、帰るときには、多くの人でごった返していました。ホットウォータービーチは、本当に温泉でした。

次に来るときは、すっごく大きな穴を作ってお風呂気分を楽しむぞ!

たかさん♀



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2008年04月24日
●ニュージーランドの中心点ネルソン


ニュージーランドの中心点はどこでしょうか?

中心地点を観光名所にしている国はいろいろあると思うんです。隣国オーストラリアは、エアーズロックが中心部といわれていますし、日本の場合は群馬県渋川市が地理上の中心だそうです。

ニュージーランドは、ネルソン[Nelson]。

南島の北端部にある街で、ニュージーランドでもっとも高い晴天率から「サニー・ネルソン」とも呼ばれています。このあたりのマルボロー地方は、豊かな日照時間を活かしたフルーツや野菜の栽培が盛んで、特にぶどうの収穫量は国内一!もちろん、ワイン産地としても有名です。

50-04nelson4.JPG

ネルソン市街地には、大聖堂(なぜか名前はクライストチャーチ大聖堂)があり、街のシンボルともなっています。石造りのゴシック様式で、中には見事なステンドグラスもあるんです。

私たちが行きたかったところは、ここネルソンが中心地であることを示したモニュメント。場所は街中から少し外れたところにある森林公園の中。20分ほど小高い丘を登ったところにあるんです。

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20分と言っても、結構きつい坂。ハァハァと息を切らして登りきると、モニュメントがありました。そして、「The Centre of New Zealand」と書かれていました。

50-04nelson2.JPG

丘の上から一望できる風景!
はるか遠くに、私たちが立ち寄っていたエイベルタズマンゴールデンベイが見えて、ここまで走ってきた距離が分かります。こうしてみると、山アリ海アリ、ネルソンも素晴らしい街ですね!

クイーンズタウン出張をかねて訪れたニュージーランド南島の旅。最南端のブラフの町をはじめ、南島最北端のフェアウェル・スピットなど、いろいろ行って来ました。北島とまた違った自然あふれる場所ですね!

いよいよ北島へフェリーで戻ります。

次は、もっと南のスチュワート島へ行ってみよう!

たかさん♀



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2008年04月18日
●エイベル・タズマンを歩く


エイベル・タズマン国立公園では、カヤック以外にも自然を満喫できるものがたくさんあります。

50-04abelwalk5.JPG

グレートウオークのひとつでもあるコースト・トラック。
ここは、海岸線と森が織りなす景色が美しいことで有名で、南のマラハウから北のワイヌイまで全長51qのトラックを3〜5日かけて歩くことができるんです。

このコースト・トラックの特徴のひとつは、時間帯によって歩ける道が現れることです。というのも、満潮時には決して歩けない部分が、干潮時は別世界のように歩くことができるんです。

50-04abelwalk1.JPG

本当は山小屋で泊まりながら全行程を歩く予定だったんですが、ルートバーントラックで捻挫した私の足のこともあって、ルートは一部分だけにしました。アンカレッジからバークベイまでの7キロです。

その途中には、アンカレッジからトロントベイまでの干潟も歩くこともできるんです。通常、満潮[High Tide]時には、1時間30分かかるコースが、干潮[Low Tide]時には、ほんの20分で歩けます。

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干潮時の時間帯を調べ、朝早くの出発。いい天気の中、美しい海岸線を見ながらのトレッキングは、眠気もすっ飛んでしまいますね。

干潮時のルートを歩くには、濡れても平気なビーチサンダルが便利。それでも、湿った地面だとを歩きにくいので、裸足です。冷たい砂浜の上を素足で歩けて、とても気持ちいいぃー

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よぉーくふっとみると、貝がいっぱいあるんです!こうなったら、貝拾いしなくちゃ!と探しはじめると、見つかるわ、見つかるわ!抱えきれないくらいです。そんなことも楽しみながら、メイントラックに合流。

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その後は、ハイキングシューズに履き替えて、しっかりと歩き始めます。ルートバーンなど小屋の予約が必要なトランピングコースは一日に歩ける人の数が限られています。それでも、ここエイベルタズマンは、今回の私たちのように一部の区間だけ歩くことができるので、人がいっぱいなんです。それほど道幅が広くなかったので、すれ違うのがちょっぴり大変でした。

さすがは、人気のコースですね!

50-04abelwalk7.JPG

森の中を歩くだけでなく、しだのアーチをくぐったり、もちろん、海岸線の眺望がよく、多くの人が歩きたくなる理由が分かる気がしました。

帰りはまたウォータータクシーに乗って、マラハウの街まで送ってもらいました。

50-04abelwalk8.JPG

ドライバーさんの心遣いのおかげで、普段は見られないエイベルタズマンの象徴もいえるスプリット・アップル・ロックに近寄ってくれて、満喫した一日でした!

次は、全行程歩いてみたいなぁ〜




たかさん♀


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2008年04月11日
●エイベル・タズマンのカヤック


2回目のカヤック体験は、ここエイベル・タズマン国立公園[Abel Tasman National Park]でしようと、きょうさんと決めていました。

エイベル・タズマン国立公園[Abel Tasman National Park]

美しい海があるこの街では、カヤックの会社もたくさんあって、選ぶのにすごく悩んでしまいます。

そんな中、私はひとつのパンフレットに目が釘付けになっちゃいました。かっわいぃ〜オットセイがカヤックの上にのっかているんです。

そのコースは、「オットセイの生息地がある島までカヤックで行く!」というのがウリ。

エイベル・タズマン国立公園[Abel Tasman National Park]

ニュージーランドではたくさんのオットセイを見てきましたが、触れそうなくらい近い距離で見れたことはありません。カヤックというより、そんな近くで見られるオットセイを楽しみに、申し込みをしました。

私たちの集合場所は、エイベル・タズマンの中では大きな街、マラハウ[Marahau]。ちょっと曇りが気になるけど、楽しみ☆

私たちのグループは、ガイドさん含めて6名。アメリカ人老夫婦とスイス人の男性一人と私たち夫婦。
ん!?私たちのツアーガイドは、なんと日本人ガイドさん!ラッキー!案内を日本語で聞けるのはありがたいっ!

出発前、カヤックで使うパドルの扱い方を丁寧に教えてくれます。私たちは、ゴールデンベイカヤックで経験しているので、何とか分かりました。

エイベル・タズマン国立公園[Abel Tasman National Park]

ひと通りの準備はできたところで、ウォータータクシーと呼ばれる、船のタクシーに乗って、オネタフニビーチ[Onetahuni]へ向かいます。オットセイがいるトンガ島[Tonga Island]もすぐそば。

さぁ荷物をカヤックに詰めて、いよいよ出発です!

私は前に乗って、きょうさんは後ろで舵取り。

でも・・・でも・・・ この間のゴールデンベイカヤックよりも、何だか、大変なんです。

なんで?

エイベル・タズマン国立公園[Abel Tasman National Park]

そう、波が高いんです。

曇りという天候の影響もあってか、風は逆行だし、漕いでも漕いでも、なかなかオットセイの島までたどりつけない。

断念してルートを変更するほかのグループもいたりするほど、激しい波。ちょっとぉー 楽しさ気分どころか、厳しい体育会の雰囲気。。。

やっとの思いで到着すると、思っていたよりもオットセイが少ない。それに、オットセイに近づきすぎてはいけないらしく、一定距離を保った状態での観覧って感じ。

そっかぁー あのパンフレットはやはり撮影用なんだ〜笑。

エイベル・タズマン国立公園[Abel Tasman National Park]

今日のカヤック時間は3時間の予定。
まだまだ長いこの先を見越して、ガイドさんがカヤックの組み合わせを替えましょうと言うんです。

私とスイス人男性が交代して、私はガイドさんと。きょうさんはスイス人男性とコンビに。そのほうが、グループの移動スピードがバランスよくなるらしい。

それにしても、海の上で交代!?

3艘が並列して並び、移動する空間を作って交代。わぁ〜 こわかったけど、すんごい体験をしちゃいました!

ガイドさんの漕ぎ技はさすがです!ひと漕ぎですっごく進むんです!さすが、10年のベテランガイドさん。

エイベル・タズマン国立公園[Abel Tasman National Park]

その後は、美しい海岸線沿いに漕ぎ進み、途中のビーチでバーベキュー休憩です。

カヤックの行程は各社似ているので、何が違うんだろう?と思っていたら、ランチの内容が違うとか。20ドル安いツアーは、ランチが、サンドイッチとジュースだけだったり。

その点、私たちが参加したツアーは、ジュウジュウと焼けるいい匂いの肉が食べられます(笑)。出来立てのバーベキュー、それに食後のデザートまでついている。あ〜幸せ!!

エイベル・タズマン国立公園[Abel Tasman National Park]

あと、ガイドさんのランクも違うとか!?

ニュージーランドでも、そして世界的にも有名なカヤック地のエイベルタズマンだけに、ガイドさんもいっぱいいるらしいんです。でも、質はいろいろだとか。

バーベキューを食べたあとは、ラグーンと呼ばれるこの島の周りを散策。なんとも言えない美しい色をしていました。

エイベル・タズマン国立公園[Abel Tasman National Park]

このエイベル・タズマン国立公園では、ハイシーズンであるこの時期は、世界中からカヤッカーが集まるといわれるほど、透明度も高く美しいエリア。曇りで日陰になるときもありましたが、日が差すと、確かにきれい!透き通るような美しさで人気の理由も分かった気がします。

お腹がいっぱいになったあとは、またカヤックで漕ぎながら目的地へ漕いで行きました。

無事に3時間を制覇!
さすがに腕がイタタタ・・・しばらくは筋肉痛です〜☆

でも、あのラグーンの海の色だけは、一生忘れないだろうなぁ〜

エイベル・タズマン国立公園[Abel Tasman National Park]

たかさん♀



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2008年04月05日
●Wiiでセントアンドリュースをプレーしました!


日本ですんごい流行っているらしいですね!

Wiiのゲーム。

テレビゲームにはほとんど縁がないのですが、日本帰った友だちがWiiを持って来ていて、テニスやらゴルフやら、いろんなスポーツを楽しんでいると聞いて、ゴルフがやりたくなって遊びに行かせてもらいました。

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50-04wii1.JPG基本のゴルフゲームでは物足りなくなった彼が最近手に入れたのが、「タイガー・ウッズ PGA TOUR 08」という新しいソフト。いろんな魅力があるんですが、なんと世界18の有名コースでプレーすることもできるんです! おぉ〜 それを聞いただけでも、ゾクゾクしてきます☆

さっそくやらせてもらうことにしたのが、ゴルフの聖地、セントアンドリュースでのプレー。2005年8月にスコットランドにあるセントアンドリュースを訪ねたのですが、あいにくプレーはできず(日記●憧れセントアンドリュース)、テレビで見慣れたコースを歩いてみることしかできなかっただけに、いつかはプレーしたいと思っていたんです。

まずはキャラクタづくり。
自分の顔に似せてキャラクタを作ることができます。服装はもちろんのこと、髪型から顔の形、目の位置、鼻やくちびるの形など。どう?似ていますか?

50-04wii2.JPG

Wiiの楽しみは、コントローラーのボタンで操作するだけではなく、実施にクラブのように振ったりしてゲームするので、実際にプレーしているような気分になれること。これくらいの大きさで振ったら、パワー110とか、ちょっと弱めにしたら、パワー70とか、そうやって振り幅を実際に加減できるんです。

だからフルショットは比較的簡単なんですが、難しいのはアプローチとパット。短い距離のアプローチなんて、加減が分からないから、ついついミスってしまいました。パットも、傾斜がどれくらいあるのか示してくれるのでイメージもできるし、臨場感たっぷりでした!

50-04wii3.JPG

セントアンドリュースオールドコースの17番って有名ですよね。通称ロードホールと呼ばれる長いパー4で、ティーショットでホテルの脇を狙っていく必要があります。(ホテルに当てたらどないするん!?)っていつも思っていましたが、そんな気持ちでの17番挑戦でした。結果はナイスショット!

50-04wii4.JPG

スコアは34・38=72。初プレーにしては上出来です。でも師匠のスコア、なんと61!ちょっとぉ〜 イーグル取りすぎですよ!!

実際にプレーしている気になれるだけに、長いパットが入ったときや、チップインしたときには、よっしゃぁ〜!!って本気で喜んでいました!笑。メチャメチャ楽しいです☆ 次回は、ぺブルビーチでお願いします!

きょうさん♂



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2008年04月01日
●フェアウェル・スピットエコツアー


「国鳥キウィの口ばし」。

そう呼ばれているフェアウェル・スピット[Farewell Spit]。


ニュージーランド南島の最北端にある地なんですが、道はデコボコだし、35キロある砂嘴(さし/ウィキペディア)の先端へは個人の車が入れない保護区域になっています。

(それなら、保護地域に入れるエコツアーに参加しよう!)

50-03farewellspit4.jpg

ということで、エイベルタスマン国立公園の北部、ゴールデンベイの北にあるコリングウッド[Collingwood]の街から出ているツアーに申し込むことにしました。砂嘴を走るだけあって、干潮時間が影響するので、ツアーの出発時間は毎日変わります。私たちが申し込んだ日は、午後2時の出発。

行ってみると、観光シーズンということもあってか、ツアーバスは満席でした。正真正銘の空席ゼロです! 見渡すと、参加者は白人老夫婦が多く、アジア人は私たちだけ。明らかに最年少カップルでした。

50-03farewellspit6.jpg

さて、フェアウェル・スピットのこの砂嘴は、西海岸の岩盤が侵食されてできた砂が、海流によって運ばれ、やがて堆積してできあがったもので、この長さ35キロ(水面下+3キロ)、幅は平均で約800メートルあります。

フェアウェルスピットの命名者は、ジェームス・クック。1770年、彼の一行が、この地を離れるに際に、「Farewell(お別れ、さようなら!)」の意味をこめて言ったそうです。低く長いこの砂嘴は、対岸となるゴールデンベイのあたりから見ても全く分かりませんでした。当然、船からも見えづらく海難事故が多発し、1870年、砂嘴の先端部に灯台が建てられました。今は自動化されていますが、1984年までは灯台守が住んでいたそうです。

50-03farewellspit3.JPG

‘エコツアー’というだけあって、砂嘴の先端部は海鳥の生息地になっています。およそ100種類以上が観察されているらしく、ドライバーさんが鳥やアザラシなどの動物を見つけるたびに、近くまで行って止まり、説明をしてくれていました。お客さんの中にも、きっと鳥専門家ではないか?と思うほど、鳥を見つけては、立派な一眼レフでパシャパシャしている人が数名いました。この地ならではの現象なんでしょうね。

50-03farewellspit1.jpg

最北端の地、フェアウェル岬[Cape Farewell]は、まるで火曜サスペンスにでも出てきそうな断崖絶壁の地。ここも保護地域で、ドライバーさんはわざわざフェンスの開けて入っていきました。そんな姿を見ていると、誰もが自由に入れない特別なツアーなんだなぁーと感じますね。

50-03farewellspit2.jpg

さて、休憩タイムは砂嘴の先端にある灯台のそばで。灯台守が暮らしていたであろうレトロなお家が休憩スペースになっています。マフィンとコーヒー(または紅茶)をいただきながら、1時間ほどゆっくりできました。ほかのツアー客の方ともいろんなお話ができたんですが、(どこから来たの?)とよく質問も受けました。やはりアジア人は目立っていたのかもしれません。

干潮のときに砂嘴の波際を走ることができ、環境保護のため個人では行けず、限られたツアーしか訪れられない、ここフェアウェルスピット。ここでしか出会えない動物を見ていると手付かずの自然を存分に感じます。

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人気のエイベルタスマン国立公園までは訪れる方も多いようですが、北のゴーデンベイ、さらに先のフェアウェル・スピットまで行く方は、まだ少ないようです。ここは人も少なく、自然もたくさん残っていて、美しい海と山、ニュージーランドのイメージがまた一段と輝いた気がしました。

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2008年03月27日
●ププ・スプリングス。世界一の透明度


「世界でもっともきれいな湧き水」。

といわれているププ・スプリングス[Pupu Springs]。

50-03pupu3.JPG

「世界で一番」という言葉に弱い私は、「絶対行きたーい!」と思っていて、エイベルタスマン国立公園の北側、タカカ[Takaka]という街からほんの5キロのところへ行ってみました。

「この泉の1日の湧出量は国内最大で、透明度も最高」とガイドブックにも書いているんです。

どんな色だろう?

駐車場に到着すると、あまり知られていないのか、車はほんの2台だけ止まっています。

小さい入り口から、ちょっとしたトレッキングコースになっていて、タカカ川沿いに遊歩道を歩いて、15分。

見えてきました!

50-03pupu1.JPG

とぉ〜っても澄んでいて、空の色か水の色かわからないくらい。確かに、こんなに美しい色をした透明の泉は今までに見たことがなかった気がします。

泉の前には、ビューイング・ブラックホームといって、鏡によって水の中を遠くまで見渡せるよう小さな電話ボックスのようなものがあります。

のぞいてみると、透明色した水の中に澄む、魚がチラホラ。遠いところまで、泉の底が見えます。

高い透明度として有名なこのププ・スプリングスは、地中から湧き出す水の影響でこんなに透明になるのだそうです。

50-03pupu2.JPG

昔は、この泉でダイビングができたり、水を飲めたりできたそうなんですが、今では、水質汚染の影響を防ぐため、飲み水として汲むこともできなくなっていました。

この辺りは、国立公園に囲まれ、手付かずの自然がたくさん残っていて、まだまだ穴場の観光地!ぜひ、訪れてみてください!
たかさん♀



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2008年03月17日
●ゴールデンベイでカヤック体験


クイーンズタウンを離れてオークランドまで車で北上する私たち。いよいよ南島の北端にやってきました。

ここは、エイベルタスマン国立公園がある場所で、「もっとも小さいけれど、もっとも賑わう場所」として有名で、海の美しさからカヤックが世界的にも評判の場所なんです。

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エイベルタスマンへももちろん行くつもりなんですが、北側のゴールデンベイは観光客が少なくて穴場!といううわさを聞きつけたので、25キロの峠道を越えて、先にゴールデンベイへ行ってみることにしました。

ゴールデンベイは、湾になっていることもあって、波も全然高くなく、ゆっくりとカヤックができるようです〜

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早速、半日ガイドツアーを申し込むことにしました。

朝9時集合!お客さんは、イギリス人男性一人と私たち二人で合計三人。そして、日本人ガイドさんがついてくれます!

きょうさんとペアになって、カヤックの説明やオールの使い方を教わります。意外と難しく、練習するだけでも、結構腕が痛い!運動不足だなぁ〜〜

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まずは近くにある島まで漕いで行きます。

鳥がたくさんいる島です。日本でいう鵜の鳥のようで、確かに首が長ーい。

すっごく近くまでカヤックで行けるので、ゆっくり鳥を観察することができます。鳥たちも「また来たのかぁー」ってな具合?で、人慣れしているというか、カヤック慣れしているというか、逃げる様子もなく、ほのぼとした雰囲気でした。

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また、オットセイも見れたんです。一頭、岩の上で日向ぼっこしているんです〜 近いところまで漕いで行って、かわいいお目目がとっても愛らしい!!

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ガイドさんは、イギリス人のために英語で、そして私たちのために日本語で、ゴールデンベイやエイベルタスマンにまつわる話を聞かせてくれます。おだやかな海の上で、ゆらゆらと揺られながら、のんびりした時間が過ぎていきます。

天気が少し曇っていたので、海の色は深い緑色。

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途中、カヤックでしかアクセスできないような人気のないビーチへ上陸。ガイドさんが用意してくれていたおかげで、私たちだけのコーヒータイムです。

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イギリス人男性は、休憩するやいなや裸になって、泳ぎだします。「寒くないのかなぁ?」っとそんなことを思いながら見届けていると、彼は「気持ちがいいよぁー♪」とご機嫌で、ビーチに戻ってきました。

私は、どちらかというと、海より山によく行くんですが、美しいおだやかな海が私たちの忙しい旅を癒してくれたような気がしました。

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約3時間のカヤック体験。「もっとやりたぁーい!」って思っていたけど、腕が限界、、、

だってずっとオールを漕いでるんですもんね。

でも、おかげで少しは、二の腕が細くなったかなぁ〜!?

たかさん♀



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2008年03月08日
●ウェストコーストのパンケーキロック


ウェストコーストのメインであったフランツ・ジョセフ氷河を経て、私たちはさらに北上を進めていきます。

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グレイマウス[Greymouth]過ぎて目指したのが、海沿いにあるパンケーキロック。不思議な岩が並んでいるんです。

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おいしそうな名前なんですが、なんでも石灰質の岩が層を重ねた様子がホットケーキを積み重ねたみたいになっているんです。そんな岩の集まりなので、パンケーキロックと言われているみたいですね!

ちょっとした遊歩道が用意されていて、足をねんざしている私でも、無理なく歩くことができるんです。

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海を眺めながらゆっくりお散策するのは気持ちがいいですね〜♪

きょうさんの写真のシャッター音も快調みたい。

パンケーキロックの見所は、散策道の途中から見られるブロウホール(潮吹き穴)。満潮時には、海から打ち寄せてくる波が岩盤に空いた穴から勢いよく吹き出してくる様子を見ることができるんです。

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私たちが行った時間は、満潮時間ではなかったので残念ながら見られなかったんですが、強い波が押し寄せてきたときは、ザブーンっ!!と、ものすごい音が聞こえてなかなかの迫力でした!

こうした波や、自然の力でできたこの辺りの海岸線は、なぁんとなく日本の海を思い出します。列島の形もどことなく日本と似ているニュージーランド。一年経って、違和感なく過ごしているのも、そんなところがあるからなのかもしれません。

たかさん♀



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2008年03月03日
●フランツ・ジョセフ氷河をヘリハイク


南島の代表的な観光地といえば、「ミルフォードサウンド(●せかたび日記)」と「マウントクック(●せかたび日記)」。どちらもニュージーランドの自然を存分に感じられる素晴らしい場所で、年間通じて大勢の方がやって来ています。

そして次に挙げたいのが、「フランツジョセフ氷河」。

ニュージーランド フランツ・ジョセフ氷河

谷間を流れる川のように、長い年月をかけた氷河が山間に積もる姿はよくご存知ではないでしょうか。位置的には「マウントクック」のすぐ北側なんですが、車でアクセスするには、ウェストコートを走る必要があるので、ぐるりと回らなければなりません。限られた時間で旅するツアーには不向きな場所で、ゆったりと旅できる人が訪れる場所のように思います。

ノルウェーではじめて見た氷河(●せかたび日記)。ニュージーランドの氷河はどんな感じなんだろう!?と想像しながら、フランツジョセフ氷河[Franz Josef Gracier]を訪れることにしました。

ニュージーランド フランツ・ジョセフ氷河

氷河を体験するには、いくつかのオプションがあります。

@氷河体験半日ウォーク。これは、スタート地点までバスで行って、そこから歩き始めて氷河の先端へたどり着くもの。半日という短い時間なので、(やっと氷河だ!)と思ったところで時間切れとなるプラン。

A氷河体験一日ウォーク。当然これは、半日ウォークよりも長い時間歩くことができるので、半日ウォークじゃ物足りない!って人はぜひ一日ウォークをやるべき。

ニュージーランド フランツ・ジョセフ氷河

それでも、氷河を満喫するには、青く透き通る氷河を見たいのであって、ふもとから歩いてたどり着いた氷河は土と混ざる氷が多いので、どうも物足りない、、、一日ウォークで歩いていっても、美しい氷河の位置までは行けない、、、そんな声があるのも事実。

「氷河を歩くなら、ヘリハイクでしょ!」

氷河をよく知る大先輩の、そんなアドバイスにのっかって選んだのが、ヘリコプターで氷河に降りるプランです。

B氷河体験ヘリ&ウォーク。通称ヘリハイク。これは街からヘリコプターに乗って、氷河に向かって10分ほど飛んでいきます。空から見下ろすダイナミックな氷河の光景。そして、一日ウォークでもたどり着かない、はるか高い位置の氷河に着陸します。そこから2時間、美しい氷河の中を歩くというものです。

ニュージーランド フランツ・ジョセフ氷河

たかさんは、数日前にひねった足首が完治していなくて氷河という不安定な足場を歩く不安があったことと、ワーホリ時代にヘリハイクの経験があったということで、僕一人での参加となりました。

一日3回出ているんですが、僕が乗った2回目(12時)の参加者は22名。スタッフの方が、氷河を歩く2つのグループに分け、さらにその11名をヘリコプターに乗る2つのグループに分けます。僕はオランダ人グループ4名と一緒に5名のグループとなりました。日差しの強いいい天気でしたが、氷河の中は寒いということで、貸してくれるジャケットに身を包み、防寒靴を履き(サイズも豊富)、ピストン運航するヘリコプターに順に乗っていきます。

ニュージーランド フランツ・ジョセフ氷河

はじめてのヘリコプター。

(おぉ〜 エアーウルフだぁー)なんて昔のアメリカテレビドラマを思い出しながら乗り込みます。ふわっっと浮いたと思ったら、角度を変えて飛び立つヘリコプター。すげぇーー 機内はみんなカメラを持ち出し、大撮影大会!窓際じゃなかったのが残念っ でも、空から見下ろす氷河は美しい!

ニュージーランド フランツ・ジョセフ氷河

すぐに氷河に着陸せず、少し旋回してくれるので、ちょっとしたフライト体験もできます。ぐるりといろんな角度から見ると、氷河もいろんな形をしているんですね。遠くから見ると川みたい。でも近くから見ると洗濯板みたい?なギザギザが目に付きます。

氷河に着陸!ガイドさんがアイゼン(防寒靴の下に取り付けるすべり止め)の取り付け方を丁寧に教えてくれます。ホント、これがあるだけで、すべらないですね〜 安心だっ! さぁ氷河ウォークへいざ出発!

ニュージーランド フランツ・ジョセフ氷河

氷河って、固まったもんだと思ったら・・・進化しているんですって。もちろん、解けるし、崩れるし。。。よく見ると水が流れている様子も見られるんです。だから、トレッキングコースのように、歩くルートが決まっているわけではなく、ガイドさんが、その日、そのときによって、歩くルートを決めていきます。(氷の壁だっ!)と思っても、手に持ったピッケルでさらっと削ると・・・あらまぁ〜 氷の階段の出来上がり!!

ニュージーランド フランツ・ジョセフ氷河

そうやって、進路をつくりながらグループで進んでいきます。

ハイライトは、氷の洞窟!

青く透き通るトンネルがありました!!

ニュージーランド フランツ・ジョセフ氷河

中は、ちょっと滑りやすくなっているので要注意ですが、皆、楽しそうに、くぐっていっていました。こんな体験も面白いですね〜

時おり、氷河の絶景を眺めると、よくまぁこんなものができているなぁ〜と驚くばかり。そんな自然を歩くことができる自分は幸せものだと思います。それにしても、氷河の規模に比べると、人間なんて実に小さい、、、埋もれてしまっても目立たない、、、そんな中、こんな楽しい体験を見つけてくれるんですから、人間って立派ですね。

ニュージーランド フランツ・ジョセフ氷河

氷河ウォークであり、氷河撮影ウォークって感じなくらい、皆がカメラマンでしたが、この機会を逃すまいという気持ちがとっても理解できます。

2時間のウォーキングはあっという間。
たっぷりお腹いっぱい!でしたが、次なるグループに備えて素早く食事をしているガイドさんの姿も印象的でした。グループの安全に配慮してくれるガイドさんあってのウォーキングですからね〜

ニュージーランド フランツ・ジョセフ氷河

さて、フランツジョセフ氷河の南には、フォックス氷河[Franz Josef Gracier]があります。ここも同じようにヘリハイクできる場所として有名です。聞いた話によると、フォックス氷河のほうが平坦で距離が長い、フランツジョセフ氷河のほうが、傾斜がある分距離が短いとか。拠点となる街は、フランツジョセフ氷河のほうが大きかったですね。

氷河。間違いなく、南島ハイライトのひとつです!

ニュージーランド フランツ・ジョセフ氷河


動画で見るフランツジョセフ氷河(4分35秒)
クリックしてしばらくすると再生されます


きょうさん♂



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2008年02月25日
●ワナカのパズルワールドで異次元体験


クイーンズタウンから1時間ほど北上すると、ワナカ[Wanaka]という街があります。南北に細長いワナカ湖に面していて、ちょっとしたリゾート地の雰囲気もあります。

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そこにおもしろい建物があったので、入ることにしました。パズリング・ワールド[The Puzzling World]といって、名前のとおり、さまざまなパズルが楽しめるテーマパークなんです。

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館内には、巨大迷路や53度傾斜として建っているリーニングハウス、ホログラムやトリックアートなど、目の錯覚を利用した視覚に訴えるパズルなんかもあって、一日中遊んでいられそう。

トイレにも面白い絵が描いてあるんですよ!

昔、ローマ時代のトイレはこんな感じだったらしいです。。。みな、クールな表情で描かれていますが、気合いを入れて座っている(ふんばっている)人がいてもおかしくなかったりして・・・笑。

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先を急いでいたこともあって、写真だけ撮って帰りましたが、私は実はパズル好きなんですよね〜

好きなのは「SUDOKU」。インド長距離列車の時間つぶしのために買ってやっていたのがきっかけで、雑誌や新聞で見かけるたびに夢中でやっています。

日本にも「SUDOKU」の本がたくさんありましたが、インドや世界各地の書店で見かけますね。頭にもいいようで、はまっちゃってまぁ〜す!

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たかさん♀



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2008年02月22日
●途中まででも美しかった!ルートバーントラック【クイーンズタウン観光】


‘世界一美しい散歩道’と言われている「ミルフォード・トラック」。でも、残念ながら予約がいっぱいだったので、次に人気のグレイトウォークのひとつ「ルートバーン・トラック」に予約をして、行ってみました。

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「ルートバーン・トラック」は、2泊3日で33キロを走破します。2泊は山小屋に泊まり、素晴らしい景色を堪能できるコースです。

ガイドつきツアーは食事がついて約1,000ドル。私たちは山小屋一人40ドルを2泊予約(安上がりっ)して、バスでスタート地点であるグレノーキの奥、ルートバーンシェルターに向かいました。

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バスの中は、山登りに慣れているような方がいっぱい。服装や装備からして私たちとは違います。(えっ?そこまで準備が必要なの・・・?)

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出発地点のルートバーンシェルターは、とってもきれいに整備されていて、ルート上の高低差の情報やトラックで見られる動植物の案内をしてくれています。(わぁ〜楽しみぃ!)

快晴の中、元気よく出発です!

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スタート当初は、ジャングルを抜けていくような感じ。ニュージーランド特有のシダ[Fern]植物や長い年月をかけてつけられたコケに囲まれながら歩き進んでいきます。

木で丁寧に作られた橋を渡り、おいしい空気をいっぱい吸い、最高に気持ちが良かったです!

(この時までは・・・!!!)


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初日に歩く距離はおよそ7キロ。その時間、約6時間。

終盤の坂を上り続け、そろそろ泊まるルートバーンフォール小屋に着きそうかなぁ〜 というとき!!!

トラック上にある小石の上に下ろした靴がすべってしまいました。

グギィっ!!

「いたぁ〜い!!!」

左の足首をひねってしまいました、、、

動けない・・・痛すぎる・・・

上りが続いていたので、気づかないうちに疲れがたまり、不用意に踏み込んだ靴が小石でバランスを崩してしまったようです、、、あちゃちゃちゃ・・・

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きょうさんは、‘つえ’代わりになるような枝を探しに行ってくれました。一人で待っていると、あとから上ってくる登山者の方々が心配そうに「どうしたの!?」と聞いてくれるんです。でも、うまく英語で説明できないし、痛いし、ちょっと泣きそう〜〜

15分後、きょうさんが戻ってきてくれました!

「たかさ〜ん、あと少しで山小屋やから、おんぶして行ったるわぁ〜」と、頼もしいきょうさん。まだまだ続く上り坂を、きょうさんは、私をおぶって10分ほど歩いてくれました。きょうさんを思うと、「あ〜 もちょっとダイエットしとけば良かったぁ〜」と少し反省・・・。

山小屋に到着し、靴を脱いで足首を見ると、すでに腫れているぅ。。。明日の行程は、この「ルートバーントラック」のハイライト!歩くのを楽しみにしていたのにぃ〜〜

(何とか治りますように!)と持ってきていたシップを貼ったのですが、数時間経っても痛みはひかない。

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明日のハイライトを含め、まだまだ続く「ルートバーントラック」。この先、上りもつづくし、何キロも、何時間も歩く必要があります。

翌朝になると症状はマシになった気はするものの、ちゃんと歩ける状態にはほど遠い、、、きょうさんと相談した結果、出発点へ戻ることに決めました。あぁー残念っ、、、

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昨日上ってきた道を下っていきます。所々、きょうさんが私をおんぶしてくれて、ゆっくり下山していきました。初日に通過したルートバーンフラット小屋で2泊目を過ごし、3日目、出発点のルートバーンシェルターにたどり着きました。ハァー

夕方、クイーンズタウン市内の病院へ直行。ねんざしたようで、包帯を巻いてくれ、痛み止めの薬を出してくれて終了でした。

あぁ〜 道のりはそんなしんどくなかったし、まだまだ行ける体力はあったつもりだっただけに、悔しいぃーー! でも、体力が落ちているのかなぁ〜〜 私をおぶっても、まったく平気なきょうさんの体力をわけてもらわねばっ!

たかさん♀





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2008年02月20日
●クイーンズタウンで入れるお風呂【クイーンズタウン観光】


クイーンズタウンの街中から車で10分のところに、なんとお風呂に入れるところがあります。

日本人の奥様とイギリス人の旦那様がご夫婦で経営されているお風呂は、すべて個室になっていて、カップルやご家族でのんびりくつろぎながら、ゆっくり過ごすことができるんです!

普段、シャワーでの生活に慣れてしまっている私たちにとっては、大きな湯船に浸かれるということがうれしい!

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営業時間が夜の10時までなので、夜しか行ける時間がなかった私たちとってもありがたいサービス。夜9時に行って、1時間のお風呂タイム。松の木で作られた個室は、木の匂いと、山の静けさに囲まれて、日本の癒しのような空間を久しぶりに感じることができました。

あぁ〜 最高に幸せ!!

スイッチひとつで、天井の大きな窓が開き、露天風呂にもなるんですよ!シャワー室と比べ物にならない開放感。疲れも一気にふっとんでしまいまいした。

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オーナーの方にお聴きすると、日本人より意外にも白人の方のほうが来られることが多いんだそうです。そういえば、私たちが訪れた夜の時間帯も、ちょうど白人カップルが2組、お風呂からあがったところで、とっても幸せそうな顔をしていました。

どの国の方も、大きなお風呂は好きなんですね!

クイーンズタウンには、たくさんのトレッキングコースがあったり、トレッキングコースの拠点ともなる街なので、歩き終えた方々がよく利用されるようです。また雪の時期にはスキーヤーに人気だそうです。足腰の疲れをほぐすのにはぴったりですね。

オーナーご夫妻は、アメリカからニュージーランドまでヨットで横断されてきたんだそうです。その月日は2年以上!そのホームページも見させていただき、世界をいろいろと巡っておられる姿に感銘を受けました。

それまでとは違う仕事。初めてのお風呂ビジネス。。。
とっても素敵なロッジ風の施設は、まだまだ改善していく予定の部分もあるそうです。大勢の方の意見を受け入れ、試行錯誤されながら、こんな素晴らしい経営をされているご夫婦。こうして海外でチャレンジされている方がいて、頑張っている様子を見ることができるのは、私たちにとってもいい励みです!

私も今度はヨットで!?いやいや豪華客船で世界一周旅行できるよう(笑)!?、もっともっとチャレンジしていきます〜

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クイーンズタウンのお風呂。

名前は「ONSEN」。

沸かし湯なので温泉ではありませんが、のんびりたっぷりくつろげる素敵な空間です!

たかさん♀


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2008年02月17日
●カワラウジェットボードのプロモーション撮影体験


クイーンズタウンの黄色いジェットボートといえば、カワラウジェット。ジェットボート発祥の会社として有名です。私たちも以前に乗せてもらい、たっぷり楽しませてもらいました!(●そのときのせかたび日記はこちら)。

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私たちがクイーンズタウン滞在中に、カワラウジェットのマーケティング担当の方から「プロモーション撮影があるので参加してもらえませんか?」という依頼がありました。

プロモーション撮影?

どうやら、カワラウジェットボートの販売促進用として、ポスターやチラシ、街中の看板などに使われる写真を撮影するらしく、そのモデルになってくれる世界各国の人を探しているんだそうです。アジア人カップルとして、私たち夫婦が候補に挙がったみたいです。

選考の理由はよく分かりませんが、クイーンズタウンですっかり病みつきになりつつあるジェットボート。たっぷり乗せてもらえるのは大歓迎!と、喜んでOKして撮影に参加してきました。

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撮影は、朝の8時から午後3時までと長丁場らしい。集合場所には、アジア代表?の私たちのほかは、ヨーロピアンばかり。んん〜ん、みんなモデルさんみたいな美人やカッコイイ人ばかり!! それに比べると私たちは・・・アジアンコメディアン!?

今回の撮影を担当するのは、日本人カメラマン。ニュージーランドを拠点に世界各地でお仕事をされているそうなんです。すごいですね!そんな世界でご活躍されている現場にご一緒できてうれしいです〜♪

「私の写真を使うことを認めましたよ」っていうような契約書にもしっかりサイン。世界各国のモデル(私たち含む)18名が乗るジェットボートは出発前に入念にボディ清掃されます。そして、カメラマンさんの指示により、座席位置、服装などがチェック。

カメラマンさんは、ほかのスタッフとともに別のボートに乗り込み、そこから無線で指示を出しながら撮影をしていくようです。

撮影に最適!の快晴条件の中、いよいよ撮影開始ぃー!!

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カワラウジェットボートの乗船時間は、1時間。ワカティプ湖畔を出発して、フランクトンを経由して、カワラウ川からショットオーバーの下流まで走っていきます。魅力は、クイーンズタウンの景観を堪能できること。ディアパークやリマーカブルズの山を見上げたり、透き通るカワラウ川や浅瀬のショットオーバーを存分に楽しめます。もちろん、360度スピンも!

そんなルートにそって撮影していくのですが、各ポイントごとに何度も撮影するので、同じところを何度も往復しながら撮っていきます。もちろん表情は、最高に楽しい笑顔が大切なので、(わぁ〜〜)(あぁ!!)(おぉっー)ってな感じの表情をしたまま構えていました。

そして360度スピンも、いい撮影ができるまで何回も回りつづけます。これでもかぁー、これでもかぁーって感じで、回るので、エキサイトしまくりでした!!

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この時期、風よけのためにウィンドブレイカーを着たりするのですが、撮影のために半そでの格好。さすがに肌寒くなって、途中、トイレに行きたくなってきたぁ〜。それでも、撮影はつづき、3時間ほど乗りっぱなし。‘笑顔づくり’にも集中できなくなってきたよぉ〜

限界に近づいてきたとき、ボートのガソリンもなくなってきたようで、やっとの休憩タイムです。到着するやいなや、全員が一目散にトイレに向かいます。みんなも行きたかったんだなぁ〜 「I can't wait!」ってな声も聞 こえてきます。小さな公衆トイレは、私たちグループでいっぱいになりました。

撮影担当の方が「もうすぐで前半終了だから、もう少し頑張って!」と声がかかり、みんなも(トイレが済んで)落ち着いたようで、またまたボート内は自然な笑顔が戻ったようでした。

ランチのあと、後半はヘリコプターからの撮影です。

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ボートからの撮影は、部分的なシーンが多かったのですが、ヘリコプターの場合は、川を疾走しているシーンが必要なようで、数分間走り続けます。とくに、ショットオーバー川の下流は、簡単にUターンができないこともあって、同じ区間を何度も往復していました。ヘリコプターが真上に飛びながらのジェットボートは、さらにスリルが増し、とってもおもしろかったです!

半そでの格好で6時間近く乗っていたこともあり、かなりの紫外線を浴びて、すっかり日焼けしちゃいましたぁ、、、(あ〜またシミが増えちゃったぁ〜?)それに頬が筋肉痛・・・。これって、‘笑顔つくり’の勲章でしょうか(笑)

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カメラとビデオで撮影された今回の映像。写り具合がOKならば、プロモーション用として使われるそうです。もし決まったら、カワラウジェットボートに乗るせかたび夫婦の笑顔をご覧いただけそうです。

(このころ、トイレにガマンしていたんだろうな・・・)

なんて想像しながら、コメディアンの笑い顔を見てやってください。もちろん、このせかたびサイトでもご紹介させていただきますので、楽しみにしていてくださいね!

たかさん♀


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2008年02月13日
●ニュージーランド最高峰マウント・クックをトランピング


標高3754メートル。
ニュージーランドの最高峰があるアオラキ・マウント・クック国立公園[Aoraki Mt. Cook NP]へ行ってきました。

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富士山や、ニュージーランド北島にあるマウント・タラナキ(●せかたび日記)のように単体山ではありませんが、マウント・クックを中心に標高3000mを超える18のピークはスイスの山並みを思い出す絶景でした(●せかたび夫婦のスイス日記はこちら)。

谷間を埋めている数多くの氷河によって形成された、このサザンアルプス山脈。「南半球のアルプス」ともいわれるように美しく、万年雪が輝いていました。

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一年間の平均降水量は4000mm。降水日数149日といいますから、週3日は雨が降る割合になります。それでも、私たちが行ったときは晴天!紫外線が気になるほど快晴でうれしいやら、怖いやら・・・笑。

テカポ湖(●せかたび日記はこちら)と同様に、快晴の日を目指してきたのは、マウント・クックにあるトランピング(トレッキング)コースを歩くため。本格的な山装備がなくても、気軽に歩けるコースがいくつもあります。自然を歩いて、マウント・クックの雄姿を見たかったんです。

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メイントラックは、フッカー・ヴァレー・トラック[Hooker Valley Track](●フッカー・ヴァレー・トラックの写真集はこちら)という、もっとも人気のある往復4時間のコース。二つのつり橋を渡り、氷河が浮いているフッカー湖まで歩いていくんです。

コースは平坦でラクチンなんですが、小さな石ころの道は足がとられて歩きづらかったです。それでも、湖では崩れ落ちた氷河がいくつも浮かんでいて、ここまで来た甲斐があった!と思える場所でした。朝早かったこともあり、2組目の到着で湖はほぼ貸切状態!誰もいない静寂な湖を感じることができました。

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それにしても紫外線の強さをヒリヒリと感じます。特に雲のない晴天は、太陽をまともに受けるので対策がとくに必要です。飲み水、帽子、サングラスはあたりまえ。日焼け止めクリームを塗ったり、タオルで首周りを隠したりして体力温存を心がけていました。

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私たちは朝の8時に歩き始めたので、行きはほとんど日陰の中。おかげで涼しく歩くことができましたが、帰りは炎天下でのウォーキングとなります。8時出発と10時出発、その2時間の差は、時間以上に消耗される体力が変わってくる気がします。もちろん、オススメは朝8時スタートです!

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このフッカー・ヴァレー・トラックを歩くためのウォーミングアップは、前日に歩いた2時間のトランピングでした。

レッド・ターンズ・トラック[Red Tarns Track](●レッド・ターンズ・トラックの写真集はこちら)は、フッカー・ヴァレー・トラックと反対の山に登ります。ウォーミングアップにはほど遠く、急斜面を上がっていきますが、高台から見渡せるマウント・クックの眺望は、素晴らしかったです!

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着いた日に2時間歩いて、翌日は4時間コース。

さすがに足はガクガク、、、

しかし、きょうさんは、休憩することなく、そのままブルー湖(●ブルー湖の写真集はこちら)の色が見たい!と、トレッキングに行ってしまいました。

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この暑さにちょっと疲れた私は友だちと、休憩♪♪

マウント・クックの、ちょぉ〜豪華なホテル「ザ・ハーミテージ・ホテル / The Hermitage Hotel」で、コーヒーを飲んで待つことに。

ここには、数日前に亡くなった、エドモンド・ヒラリーさん[Sir Edmund Hillary]の銅像がありました。ヒラリーさんのことは、「ニュージーランド5ドル紙幣の人」くらいしか知らなかったんですが、先日テレビのニュースを見ていると、ヒラリーさんが亡くなった特番がずっと放映されています。

ヒラリーさんはエベレスト山を初登頂し、ネパールなどの慈善事業に力を入れ、慈善団体を作った方だそうです。葬儀には、ニュージーランド首相も休暇中のヨーロッパから駆けつけたそうですから、すごい偉い人が亡くなったんだなぁ〜と思いました。

4時間ほどの葬儀は、霊柩車がオークランド市内を回る中、3,000以上の人々が、道路脇でヒラリーさんをお見送りする姿がありました。小さな子どもから、お年寄りまで。

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もし日本で、ものすごく功績した方が亡くなったとして、こんなに人が集まるでしょうか?小さな子どもたちが、花束を霊柩車に投げて見送るでしょうか?生きている人がお札に描かれるでしょうか? そう思うと、ニュージーランドのお国柄、ニュージーランド人のお人柄を垣間見ることができたような気がします。

ニュージーランド最高峰マウント・クックを歩きながら、ニュージーランド各地にトランピングコースが整備されていること、多くの方が歩くことを気軽に楽しんでいること、を感じていました。

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それにしても、タンクトップ姿で歩くニュージーランド人って多いよなぁ〜 日焼け対策は大丈夫かなぁ〜 なんて心配してしまうのでした。

たかさん♀


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2008年02月08日
●テカポ湖と‘湖畔’のサーモン丼


ニュージーランドを代表する美景のひとつ、テカポ湖。

春に咲くルピナスの花とテカポ湖の風景は、ミルフォード・サウンド(●せかたび日記はこちら)とともにニュージーランドガイドブックのメインショットとなっています。

一番の魅力は、なんといってもテカポ湖の「色」!!

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(ターコイズブルーってどんな色なん!?)

と楽しみにしているきょうさんと一緒に、私自身2回目のテカポ湖へ行ってきました。

テカポ湖の色は、天気によって見え方が違います。やっぱり快晴の日に見る色は、(本当に自然の色なの?)と疑いたくなるほど神秘的!その色が見たいために、天気予報とにらめっこしていたんです。はじめは先週来るつもりだったんですが、曇り&雨予報だったので、先にケトリンズコースト(●せかたび日記はこちら)へ行って、テカポ湖は今週にズラしたくらいなんです!

テカポ湖は南北に30kmと長く、最大水深は120m。

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わぁ〜〜!

なんど見ても、きれいな色!

このテカポ湖は、氷河から溶け出した水に、岩石の粒子が混じり込んでできています。水って、何も混ざっていなければ透明ですし、混ざっている粒子がもっと大きければ、にごって見えます。

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(どうして、こんなブルーなの?)

それは、人間の目には、ちょうどこの神秘的なブルー、ターコイズブルーの色に見える粒子の大きさだからだそうです。そっかぁー 粒子の大きさのおかげなんですね〜!

そして、テカポ湖の象徴も言える「善き羊飼いの教会」。
湖畔にたたずむ小さな石造りの教会は、1935年にヨーロッパからの開拓民によって建てられたものだとか。

テカポの風景にすっごくマッチしていて、美しい〜

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土曜日ということもあって観光客が大勢いたのですが、教会の中に入ると、とても静寂な雰囲気でした。教会の中は写真撮影は禁止なんですが、祭壇の向こうに大きな窓があり、ガラス越しに湖とサザンアルプスが見える風景を眺めることができて、まるで絵画のようなんです!

これまた、美しい〜

この場所で結婚式を挙げる日本の方がいることもうなづけます。

テカポ湖の水際まで近寄って水をすくってみると、色はターコイズブルーではなく、普通の透明で・・・(そりゃそうかぁ〜) でも、氷河が溶け出した水とあって、とっても冷たかったです〜

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テカポ湖といえば、サーモン丼。

テカポ湖での過ごし方の定番といえる、‘湖畔’レストランのサーモン丼を食べに行きました。

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わぁ〜〜
酢飯の上に、これでもか!といわんばかりのサーモンがのっています!(養殖らしいけど)海の幸はおいしい〜♪ 納豆サーモン丼というのもあって食べてみたんですが、正直、こちらは普通でした。。。というより、納豆はやっぱり日本で食べるのが、一番おいしいかも・・・。

観光地の食事って、ちょっぴりのイメージがあったんですが、結構ボリュームたっぷりぃ〜! これで16ドルはお得です。このレストランはテカポ湖に面しているので、窓からの景色も最高でしたね!

テカポ湖。
ニュージーランドの中でも、とくに星がきれいに見える場所としても有名だそうです。今度は、ゆっくり南十字星を見ながらキャンプしてみたいです〜

たかさん♀


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2008年02月05日
●クイーンズタウンのゴルフ場ランキング【クイーンズタウン観光】


‘ゴルフ天国’といわれるニュージーランドの中でも、特に有名なゴルフリゾートエリア、クイーンズタウン。街中から1時間以内で通えるゴルフ場をめぐってきました。

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ゴルフ場の好みは人それぞれ異なりますが、僕の場合は「戦略性に富んでいる」「グリーンコンディション」が二大重要素。そんな、「また挑戦したくなるゴルフ場ランキング」を挙げてみます。


第1位 ジャックス・ポイント / Jacks Point
街中から15分。2008年後半に一般公開予定のゴルフ場はニュージーランドNo.1の声も予想されるスーパーゴルフ場でした。ティグランドから眺めるコースレイアウトはどのホールも素晴らしい戦略性を感じる一方、ウェアウェイを外すとブッシュとなりロストボールになるプレッシャーを感じる各ホール。飛距離に応じた攻略ルートが楽しめます。

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第2位 ミルブルック・リゾート / Millbrook Resort
街中から20分。クリントン元米大統領もプレーした有名リゾートコース。ジャックス・ポイントのようなプレッシャーはありませんが、起伏のあるフェアウェイは落としどころをしっかり考える必要があります。池とバンカーの配置、締まったグリーン、存分に満喫できます。

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第3位 ケルビンハイツ / Kelvin Heights(QueenstownGC)
街中から10分。クイーンズタウンの街の至るところから見えるゴルフ場がここ。半島のように突き出たエリアにあるケルビンハイツは、湖に面したホールがいくつもあり美しい。アップダウンはありますが、どのホールも印象深いコースセッティングです。一番の魅力はグリーン。2段、3段、微妙なアンジュレーションなど、易しくないグリーンは悔しいけど病み付きになります。

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第4位 アロータウン / Arrowtown GC
街中から20分。ゴールドラッシュで栄えた街を代表するゴルフ場は、パー70と距離は短いもののフェアウェイがとても狭い。歴史を感じる大きな岩がフェアウェイに残されていて景観は素晴らしい。バンカーはありませんが、グリーンの大小はホールによって異なり、短いショットも精度を求められます。飛ばなくても方向性の優れたゴルファーがスコアをまとめられるゴルフ場です。

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第5位 アレクサンドラ / Alexandra GC
クイーンズタウンから60分。ゴルフ場の敷地を存分に活かした18ホールのルーティングが魅力的。フェアウェイは広めですが、高い樹木で囲まれていて、ティーショットを曲げると確実にペナルティを受けます。「飛ばして曲げない」。競技派ゴルファーが技術を磨くために好みそうな本格派ゴルフコースです。

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第6位 ワナカ / Wanaka GC
クイーンズタウンから50分。ワナカ湖の眺望を満喫できるゴルフ場はパー70。距離は短めですが、ドッグレッグやブラインドなど、ティグランドからグリーンが見えないホールがいくつかあります。フェアウェイは起伏というより傾斜があり、あらゆるライからグリーンを捉えるアイアンショットがスコアを左右します。グリーンは素晴らしく引き締まっていて、比較的読みやすいです。

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第7位 クロムウェル / Cromwell GC
クイーンズタウンから45分。フルーツで有名なクロムウェルにあるゴルフ場。パー73で、パー5ホールが5つあるだけで、距離はそれほど長くはありません。フェアウェイは広く、樹木やバンカーなどの障害もそれほど多くないので、スコアはまとめやすいほうです。フェアウェイの水はけがやや悪く、グリーンの芝管理とともにこれからのメンテナンスに期待したゴルフ場です。

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公開前のジャックスポイント[Jacks Point]とともに、クイーンズタウンでもっとも話題性の高いゴルフ場といえば、ザ・ヒルズ[The Hills]。毎年行われるプロゴルフトーナメント「ニュージー ランド・オープン / New Zealand Open」のホームコースとして、2007〜2009年まで開催の舞台と決まっています。元は、ジュエリー商「マイケル・ヒル / Michel Hill」のプライベートコース。一般公 開されるかどうかは、現在のところ未定です。

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クイーンズタウン近郊には、計画中のゴルフ場がほかにもあり、まだまだ発展性を感じさせる街です。次に来るときは、どんなゴルフ場レポートができるか個人的に楽しみです!


きょうさん♂


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2008年02月01日
●ダート・リバー・サファリ in グレノーキー【クイーンズタウン観光】


クイーンズタウン近郊、グレノーキー[Glenorchy]をご紹介します。

クイーンズタウンから約50キロ、ワカティプ湖の北の端にある街がグレノーキー。グレノーキーを抜ける道がないので、クイーンズタウンからアクセスすると行き止まりという感じになります。そんなこともあって、訪れる人はそれほど多くないんですが、グレノーキーはニュージーランドの自然を感じる素晴らしい景色が広がっているんです。そして、グレノーキーもまた映画『ロード・オブ・ザ・リング』のロケ地のひとつであります。

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私たちは、グレノーキーを二度、訪れました。

一度目は私たちの車を走らせ、グレノーキーの自然を感じながら、1時間ほどのトレッキングを楽しみました。遠くに、雪を積もらせた大迫力の山々、そして近くにはダートリバーと湖。その湖には、ブラックスワンやカモがいて、のどかな雰囲気が感じられる、とても優雅な一日でした。

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それでも舗装されている道は少なく、ちょっと奥まったところまで行こうと思うと4WD車が必要になってきます。(これは、自分たちで行くには限界がある・・・)と思い、グレノーキーを拠点としているダート・リバー・サファリに参加してみたのが、二度目でした。

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そのサファリツアーは、名前の通り、ダート・リバー(ダート川)を下流から上流へ走っていきます。ジェットボートといえば、カワラウジェットショットオーバージェットでの経験がある私たち。すっかり乗り慣れた!?と思っていましたが・・・。

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ダート・リバーの魅力は、なんといっても浅瀬がずっとつづいていること。あたり一面に砂利をまいたようなデコボコ地帯に、川が流れ込んできているような感じです。なので、深くない分、水面と砂利のコントラストがはっきりしていて、美しさが増しているようでした!

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このダート・リバーを上がっていくと、マウント・アスパイアリング国立公園[Mt. Aspiring NP]に入ります。ミルフォード・サウンドがあるフィ ヨ ルドランド国立公園などとともに、世界遺産に指定されている国立公園なんです。

最初にグレノーキーに来たときに見えた山々が、見上げるような間近なところにあります!わぁ〜大自然いっぱい!

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ジェットボートは、そんなダート・リバーを疾走していきながら、進路を細い入り江に変えたと思ったら、そこはエメラルドグリーンの泉でした。きれいぃ〜 思わず泳ぎたくなりました。

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もちろん、お決まりの360度ターンもあります。
乗り慣れた?私たちにはへっちゃらと思っていましたが、とんでもない!このダート・リバー・ジェットボートの360度ターンが一番衝撃がありました。持ち手をしっかり握り、足を踏ん張っていないと外に飛ばされてしまいそうな大迫力でした!!何度もやってもらって楽しかったぁー!!

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途中、浅瀬の砂利にボートが乗り上げてしまい、動かなくなってしまうハプニングがありました。ジェットエンジンを何度かけ直しても、ギギィーガガガァーとボートの底が砂利にこすり付けられているような音がしてなかなか動かないんです。ドライバーさんが、川に膝下まで浸かり、「みなさ〜ん、後ろへ移動してくださぁーい!」「前へ移動してくださーい!」と誘導しながら、ボートを押して、ようやくその場を脱出することができました。一時はどうなることかと不安でしたが、きょうさんや周りの人はみんな楽しそうで、それもいい体験だった気がします。

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ジェット・ボートに乗っている時間は90分弱。上流の途中で降りると4WD車に乗り換え、このダート・リバー・サファリツアー専用のトレッキングコースを散策します。

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ガイドさんが、ここでしか聞けない鳥の声を聞かせてくれたり、大きな木へ案内してくれたり、このあたりの生活の様子を見せてくれたりしました。個人では入ることのできない場所で、たっぷりと森林浴させてもらいながら、自然そのものが残っている貴重なものを見せてもらいました。

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4WD車でグレノーキーの街へ戻りながら、自然の大パノラマが見られる写真スポットで停めてもらったりして、この場所を満喫することができました。

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できれば自分たちで行けるのが理想ですが、このダート・リバーのエリアは、ツアーだからこそいろんなことをたくさん体験できる気がしますね!

私はこの雄大な山々を見ながら、きょうさんと出会う前に行った、ネパールのヒマラヤ山脈を思い出しました。ヒマラヤ山脈と山の高さは違うものの、雪が残っている山々、見上げると包まれそうな迫力に、とても感動しました。

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自然あふれるこのグレノーキーエリアは、世界有数の絶景地といってもいいくらい、私たち夫婦のオススメの場所。いつまでも、この姿のままで、多くの方を感動させて欲しいなぁ〜 と思います。


たかさん♀


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2008年01月31日
●キウィ&バードライフ・パーク【クイーンズタウン観光】


ニュージーランドの国鳥といえば「キウィ」。

といっても、絶滅の危機に瀕しているので、なかなか自然の中で見ることはできません、、、

なので、キウィが見れることで有名な、クイーンズタウンにあるキウィ&バードライフ・パーク[Kiwi&Birdlife Park]へ行ってきました!

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なんといっても楽しみは、キウィがエサを食べる様子を見られる1時30分の時間です。係りの人に連れてもらって、キウィハウスへ入ります。その部屋は暗くなっていて、赤い補助光がうっすら灯されているだけなんです。それも、キウィが夜行性のため、明るい場所では管理・観察ができないので、暗くしているそうです。

(キウィはどこだろう!?)

ガラス越しで、キウィの姿を探していましたが、多くの枝や木で、また暗さもあって見つけられません。係りの人が、キウィが好むエサを持って中に入り、スペースの中央に置くと・・・

現れました!ピョコピョコと歩いてくるキウィの姿です!

(わぁ〜 意外とおっきぃぃー!)

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もっと小さな姿をイメージしていたんですが、大きさはどうでしょう、バレーボールか、サッカーボールくらいあるように思います。特徴である長いくちばしを持っていますが、丸々とした姿がかわいかったです!

そして、エサを見つけると、その長い口ばしを上手に使って、パクパクと食べていくんですね〜 間近で見られるんですが、器用な様子に驚いちゃいました。

口ばしだけでどうやってエサを探しているんだろうと思ったら、その口ばしの先に、嗅覚がついているんですって。その鼻でエサの匂いをかぎつけてると聞いて、なるほどぉー と納得しました。

キウィといえば、飛ばない鳥としても有名ですね。

ダチョウやエミュと同じように、飛ぶための筋力が発達しておらず、地上生活に適した丈夫な足を持っているのがその理由だそうです。また、高めの体温や固めの毛、厚い胸は、鳥類というより哺乳類に近い特徴だそうです。

ちょこちょこっとエサを食べたら、またピョコピョコと歩き出します。そしてスペースの中をぐるりと歩き回り、またエサを食べにきたり、とにかくよく歩いています。

動物園とか見に行っても、動物が動かないとあんまり面白くなかったりするんですが、キウィに限ってはそんなことはありませんでした。ニュージーランド人の旦那さんを‘キウィハズバンド’と例えるように、よく動くキウィの姿。エサめがけて、ピョコピョコと歩き回る姿がとってもカワイかったです!

しっかりとした保護環境を備えているキウィ&バードライフ・パークでは、キウィのほかにも、ニュージーランド固有の鳥たちが観察できたり、恐竜時代からの生き残りと言われている爬虫類、トゥアタラも見れるんですよ。また、マオリのショーや園内のブッシュウォークなどもできて、たっぷり満喫できますね。

入場時に、日本語案内テープを貸してくれるので、いろんな発見ができました!

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本来この施設は、傷ついた鳥を保護したり、貴重な種を育成したりすることを目的に造られた施設だそうです。ニュージーランドは、野生動物の宝庫とも言われていますが、こうした自然保護に力を入れているおかげなんですね。そのことが理解できた気がします。

たかさん♀


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2008年01月28日
●もっともスリルなジェットボート体験【クイーンズタウン観光】


ニュージーランド生まれのアクティビティといえば、ジェットボート。ジェット噴射式のボートで疾走する、とってもスリリングな乗り物なんです!

そんなジェットボートに、またまた乗ってきました!

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この前の黄色いカワラウジェット(●せかたび日記はこちら)につづいて、今回は、赤いショットオーバージェットです!

ボートの色だけじゃなく、走る川が違います。ショットオーバー川はカワラウ川よりも川幅が狭く、渓谷に囲まれているので、そこを走るボートは壁にぶつかりそうな迫力とスリルでいっぱいなんです。

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クイーンズタウンの街中から専用バスに乗って、ショットオーバー川のジェットボート乗り場へ向かいます。バス車内では、ショットオーバージェットのプロモーションビデオを見せてくれるので、わくわく感が高まってきます!

50-01shotover1.JPG15分ほどで到着。
すでに走っているジェットボートからは、悲鳴にも聞こえるエキサイティングな声が聞こえてきます!そんな声を聞いていると、余計にドキドキ興奮してくるんですよね〜!

さてさて、私たちの順番が回ってきました!
うれしいことに一番前に座ることができました!よりスリリングなジェットボート体験ができそうです!

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出発した途端、ジェットボートは猛スピードで走り出します。ヒャァーー!!

天気は曇っていたのですが、ショットオーバーの渓谷は十分見ることができます。えぇー こんな渓谷を走っていくの!? わずか3メートルしかない川幅を駆け抜けていくジェットボート!

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一気に、私のアドレナリンは大爆発です!

わぁぁーーーっ!!!

雨上がりということもあって水かさも多め。流れも激しいだけあって、ジェットボートがはねる!はねる!ぴょんぴょんはねていきます! だからお尻が、浮いちゃって、飛んじゃって、大変でしたぁー

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ドライバーさんの人差し指がぐるぐると・・・

お待ちかね!360度ターンの合図です!

バッシャァーン〜〜 
水しぶきをいっぱい私たちに浴びせてくれました。エンターテイメント性もたっぷりです。

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目の前にせまる岩、岩、岩、、、
ぶつかりそうなのに、決してぶつからないドライバーさんのテクニック。すごいですね!

乗船時間は25分。カワラウジェットボートの1時間に比べると短いですが、お腹いっぱいっ!ってな感じでした。

写真とDVDも購入できます。
(どんなDVDなのかな〜?)と覗いてみたら、なんとボートの最前部にカメラが設置してあったんです。そんなこと全然気づかなかったぁ〜 楽しそうな私たち。ついつい買っちゃいました♪


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(大したストレスもないけど・・・)きっと、ストレス解消にはもってこい!のジェットボートです。どうぞ思いっきり叫んでくださいね。疲れるくらいに楽しかった〜

たかさん♀


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2008年01月25日
●ニュージーランド南島ケトリンズ・コースト


ニュージーランドの本土再南端へ行ってきました。

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昨年(2007年)の新年を、本土最北端であるレインガ岬[Cape Reinga]で迎えたとき(●そのときのせかたび日記はこちら)に、(次は最南端へ行こう!)と話していたので、い まのクイーンズタウン滞在時に、南へ足を伸ばそうと計画していたんです。

私たちの愛車のせかたびワゴンとともに1泊2日の予定で出発。天気はやや曇りでしたが、久しぶりの遠出でワクワク・ドキドキ〜 お菓子を持って、寝袋を持って、キャンプ道具を持って、ルンルン気分でした♪


ところが!2時間くらい走ると、せかたびワゴンの様子がヘン!なんだか、異様なニオイと白い煙が・・・ 初代「せかたび号」で何度も同じような出来事があったことを思い出し、車を止めてエンジンを見ると・・・うわぁ〜溜まっていた煙がモクモクと私たちを覆いました。

オーバーヒートだそうです。
旅先でのトラブルは慣れているのか、意外とスムーズにことが終わりました。結局私たちの愛車だった「せかたびワゴン」は、破棄することに、、、 ほんの半年ほどの付き合いだったけど、いろんな所へ走ってくれたことに感謝し、手放すことにしました。

さようなら〜 そして、ありがとう〜 せかたびワゴン!
●せかたび日記「せかたび号。オーバーヒートで、さようなら。」



車が無くなってしまった私たち。

せっかくここまで来たんだし、最南端へ行く機会は今日を逃すと、なかなかなさそうなので、レンタカーを借りて、そのまま旅を続けることにしました。

ニュージーランドの南島南部にはケトリンズ・コーストといわれる長さ50キロほどの観光ルートがあります。サザン・シーニック・ルート[Southern Scienic Route]と呼ばれていて、ニュージーランドの 自然を感じる観光スポットが点在しています。

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まずは、ナゲット・ポイント[Nugget Point]へ。南太平洋に面する場所。岬の先端に建つ灯台がかわいらしい雰囲気をかもしだしていました。ちょっぴり曇りが残念でしたが、高く切り立った断崖に打ち寄せる荒波と海の広さがとっても印象的。

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灯台のあたりから、はるばる海際を見下ろすと、オットセイの群れがいるんです!とっても小さく見えるんですが、オットセイたちが高い岩から海へ飛び込んでいる様子が見られて、感動しちゃいました。なかなか見られませんねー 双眼鏡を持ってくることをオススメします!

車を西へ走らせ、プラカウヌイ・フォール[Purakaunui Falls]へ。
10分ほどの森林道を進んでいくと、階段状の滝が見られます。緑の木々囲まれて、きれいに流れ落ちている滝。そこで休憩をかねて簡単な食事を取っているカップルもいて、絵になる光景でしたぁ〜

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ケトリンズ・コーストには、干潮時にしか行けないカセドラルケーブ[Cathedral Caves]があって観たかったんですが、時間のタイミングが合わず、ポ ツポツと降り出した雨を避けるように西へ急ぎます。

ブラフ・オイスター(牡蠣)の街、ブラフへ。
街を見渡せる丘、ブラフ・ヒル[Bluff Hill]へ上ると、ブラフの港や、遠くスチュワート島までの大パノラマが広がっているはずなんですが、、、

この日の雨、強風、、、

真っ白い雲の中にいるようで、はっきり見えませんでしたし、あまりの強風の寒さに、すぐに下りることにしました。きっと天気のいい日なら、すっごくきれいでのんびり過ごしたくなる場所なんだろうなぁ〜

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さぁ、国道1号線の最南端、スターリン・ポイント[Stirling Point]へ。
最北端レインガ岬と同じように、世界各都市までの距離を示した看板が立っていました。日本は東京のほか、「(埼玉の)KUMAGAYA 9632km」と書かれてありました。ちなみに、ニュージーラン ド本土最南端は、キュリオ・ベイ[Curio Bay]の近くにあるスロープポイント[Slope Point]だそうです。

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インバカーギルでは、「生きた化石」といわれているトカゲ、トゥアタラを見てきました。なんと!2億2500万年以上もその姿を変えていないというんですから驚きです!トカゲと聞くとこわぁーい印象もあるんですが、そう聞くと尊敬のまなざしで見ていました。


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南部には、ほかにも訪れたい場所がいくつもあったんですが、翌日にはレンタカーを返さないといけないので、旅程は変更。バスでクイーンズタウンへ帰ることにしました。残念っ!

まぁ、こんなトラブルがあるから旅は楽しい!

「トラベルは、トラブルだ!」と言ってるきょうさんは、ほぉっておくとして、いろいろあったほうが、あとあといい思い出になるからね〜♪ なんて、楽観的に思っています。

次の車「せかたび3号」を見つけなくっちゃ!

今度こそは、修理のいらない車が欲しいなぁ〜


たかさん♀


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2008年01月24日
●せかたび号。オーバーヒートで、さようなら。


別れは突然でした、、、

ニュージーランドをはじめ、ヨーロッパ各地の道路脇で見かけてきた、車の故障。ボンネットを開け、もくもくと出るけむりに対処するドライバー。携帯電話で誰かに連絡を取っている様子を何度も見てきました。

まさか、その立場に自分がなるとは・・・。


土日を利用して、クイーンズタウンから、インバカーギルへ行こうとしました。南島南端には、ケトリンズコーストと呼ばれる‘Southern Scienic Route’があり、景勝地が点在しています。それらを見に行くつもりだったんです。

前日には、恒例となったエンジンオイルチェックと冷却水の補充を行い、タイヤの溝に詰まった小石を取り除き、長距離走行に備えていました。

朝6時半、クイーンズタウンを出発。南へ向けて順調に走っていました。

2時間ほど走ったところで、ヘンな音が聞こえてきたんです。アクセルをゆるめると、カタカタカタカタとこすれたような音がします。でも、アクセルを踏むと音は消える。(おかしいなぁ・・・)と思いつつ、100キロ弱の速度で走行を続けていました。

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ゴア[Gore]の街中に入ると、50キロに減速しなければならないので、スピードをゆるめるためアクセルをはなすと、また音が聞こえ、減速するごとに、聞こえていた音がどんどん大きくなってきます。

カタカタカタ・・・
ギギィギギィーーー

耳さわりなくらい大きな音!

(こりゃ、おかしい!)

ガソリンスタンドで見てもらおう!と街中で見えたガソリンスタンド「Shell」に入ろうと、ハンドルを右へ切ろうとしたら、パワステが利かない、、、あれぇーーー!?

速度がゼロになったとたん、エンジンがストップ!!!

再度、エンジンをかけようとしても、

クスススススス・・・キュルルルルる・・・

エンジンはかかりません、、、

ギアをニュートラルにして、手押し。ガソリンスタンドが目の前なのに、ガソリンスタンドに入れられず、路上パーキングスペースへ停車。

(まだ、これが郊外の道路わきじゃなくてよかったぁー)

フィンランドでタイミングベルトが切れた(●そのときのせかたび日記はこちら)ときは、田舎道の途中で、ガソリンスタンドへ行くまでヒッチハイクするしかなかったので、あのときに比べたらラッキーでした。

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ガソリンスタンドにワークショップ(修理工場)があることに期待したんですが、残念ながらありません。なので、こんなときのために!と加入していた「AA(日本のJAF)」へ連絡し、来てもらうことに。

田舎街だし1時間は待たなければ!と覚悟していたんですが、田舎街だったおかげか、なんとわずか5分で「AA」の車が到着!(えぇ〜 こんなに早いの!)ラグビー練習の途中?と思えるラフな格好で、スタッフのおじさんが現れました。

症状伝えると、早速エンジンルームの点検をはじめるおじさん。エンジンルームから煙が吹き出ているのを見て、ラジエターに水がないことがわかったおじさん。早速、ラジエターの口から水を入れてくれます。

しかし、からんからんに焼けて熱くなってしまったラジエター。水を注いだとたん!!

ぼっボッっぼっボッっ!!!!

クジラの水噴射のように、水が吹き飛んできました!!フロントガラスやダッシュボードに飛び散る水、、、よっぽど熱いようです。。。「目玉焼きができるなぁー」とジョークを交えて話すおじさん。水を入れては休み、また入れては休み、そんなことを4度ほど繰り返し、ラジエターへの水補給が完了。

さぁもう一度、エンジンをかけてみます!

キュルル・・・キュルルルル・・・クスススススス・・・

(あっちゃぁ〜)エンジンがかかることはありませんでした、、、

「これはビッグプロブレム(大きな問題)だ」。

エンジンが壊れてしまっているので、修理に時間がかかるというのです。部品を取り寄せないといけないし、今日は土曜日だから月曜日以降になってしまうそうです・・・

(あららら、、、)

月曜日には仕事があるので、クイーンズタウンに戻らないといけません。かといって、このせかたびワゴンは動かない、、、

(さぁ、どうしよう・・・?)

厳しい選択を迫られました。

最低1,000ドルはかかるといわれた修理代。ヘタすりゃ、2,000ドルになりそうな勢いです。もちろん、この街で直さず、クイーンズタウンで持って帰ることも考えられますが、車で2時間の距離。運ぶのに500〜700ドルかかるといわれます。あっちゃぁ、、、

これまでもマフラーの修理4回を含めて、いろんな箇所を直してきたせかたびワゴン。ここで1,000〜2,000ドルをかけて直しても、またどこか壊れてしまうかもしれません・・・。

(これが、潮時かなぁ・・・)

この街でサヨナラすることを、たかさんと相談して決めました。

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結構、点検していたつもりだったんですが、ラジエターに水がなくなっていることには気づきませんでした。いつの間にか水が通わなくっていたようで、どこか漏れていたのかもしれません。冷却水タンクを見ているだけじゃ足りないんですね、、、今回のようにラジエターに水が通っていないこともあるので、より目を凝らす必要があることを知りました。

車を処分する手続きが完了。

僕らの‘Southern Scienic Route’観光は、急きょレンタカーで行くことになりました。

うぅん〜〜 さすがに快調な車!

それにしても、別れは突然やったなぁ・・・。


只今、オークランドへ戻るための‘せかたび3号’探し中!


きょうさん♂


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2008年01月21日
●鹿の公園、ディアパーク【クイーンズタウン観光】


クイーンズタウンの街中から車でほんの15分、自然動物のシカが1500頭もいる小高い丘がディアパーク[Deer Park Heights]です。シカ以外にも羊やヤギ、ラマ、ハイランド牛な ど、たくさんの動物と触れ合える場所であります。

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また、ここは映画『ロード・オブ・ザ・リング』や、1986年のディズニー映画『ザ・レスキュー』の撮影セットとして3ヶ月半の期間と100万ドルの建築費用をかけて建てられた韓国刑務所などもあり、クイーンズタウンの有名観光地のひとつとなっています。

観光ツアーに参加して行くこともできますが、個人で行っても「車一台20ドル」で入場ができるので、私たちも友達と一緒に行ってみました。
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朝9時の開園にあわせて入場すると、まずヤギやラマが迎えてくれます。

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近くにある自動販売機で動物たちへのエサを2ドルで購入。ヤギやラマへあげようとする前に、そのエサ目当てに彼らが先に猛ダッシュで向かってくるんです!

エサが欲しくて欲しくてたまらないのか、普段は4本足でのんびりしているヤギが、前足をあげて後ろ足2本で立ち、私よりも背が高くなって、エサを求めて寄りかかってきます!

あまりにも興奮しているヤギたち。かわいいぃ〜〜、というより、怖い気もしましたね。。。笑

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その周りには、ブタやロバもいて、自分の手で直接エサをあげれるので、とっても楽しかったです♪

ディアパーク内は、車で自由に動き回れ、好きなところで止まり、自由に過ごせます。

その後、いよいよシカエリアへ。

一見、トナカイ?と見間違えるほど(●ノルウェーで見たトナカイ写真はこちら)、立派な角(つの)をしたシカがたくさんいます。

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でも、シカはかなり繊細なようで、少しでも近づくと離れてしまうんです。だから、放り投げて食べさせる感じで、自分の手からは直接エサをあげることはできませんでした。それにしても、カッコいい角は、近くで見ても勇ましいぃ!!

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ディアパーク内の丘を上っていくにつれて、展望がよくなっていき、クイーンズタウン市内や空港、近くのアロータウンの町までよく見えます。

ちゃんと『ロード・オブ・ザ・リング』の撮影場所として、カメラを設置した場所の印がしてあったりして、広大な風景の魅力を感じていました。


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頂上の展望を楽しんだあとは、下りルートです。そこでは、羊やハイランド牛とたわむれることができます。

私たちは、世界一周旅行のイギリス訪問時に、北部スコットランドにいるこのハイランド牛(●写真はこちら)にひと目惚れして、いろんな場所で捜し求めていたくらいなんです。前髪の長いあいきょうある表情がなんともかわいらしく・・・。

しかし!?

柵もないこのディアパークでは、ハイランド牛の近くに自由に寄れるだけに、その大きさにびっくり!おっきぃなぁ〜 怖くて、なかなかそばに行けません、、、

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近くに寄りすぎると敵と思わせるようで、角を振って威嚇されてしまいました。ごめんなさい、、、それまでのヤギやラマ、シカや羊とはちょっと様子が違うので要注意です!

でも、こんなに動物たちと遊べるのは、ニュージーランドではここ以外あまりないだろうなぁ〜と思いました。私たちは、数時間しか滞在しませんでしたが、きっと1日いても十分楽しめるところだと思います。

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動物好きの人なら必ずここに寄るべし!!

そんな、とっても癒された日でした。

たかさん♀


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2008年01月18日
●4WDで行く映画『ロード・オブ・ザ・リング』のロケ地ツアー【クイーンズタウン観光】


超映画大作!と言われる『ロード・オブ・ザ・リング』。
ニュージーランドで撮影されたのは有名ですが、そのロケ地は、主人公フロドたちホビット族の住む村“シャイア”の舞台となった北島マタマタ[Matamata]をはじめ、ニュージーランド各地100箇所に及びます。そして、ここ南島クイーンズタウン周辺にも、雪山のシーンなど、いくつものロケ地があるんです。

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そんなロケ地をめぐりながらニュージーランドの自然を見て周るツアーも人気で、私たちも半日ツアーに参加してみました。と言っても、きょうさんは一度も『ロード・オブ・ザ・リング』を見ていないとか!

しかし、ガイドさんがちゃんと『ロード・オブ・ザ・リング』の厚い本を持ってきてくれているので、忘れていたシーンも思い出せるし、見ていない人でも、壮大な映画のシーンが想像できると思います。

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まず向かったのは、スキー場として有名なリマーカブルス[The Remarkables Ski Field]。この時期さすがに雪はありませんが、砂利道を上って行くにつれてクイーンズタウンの街を見下ろす絶景と対面できます。

クイーンズタウン空港や開発地ジャックスポイントが眼下に広がる場所。リマーカブルスの山を背景に撮影された映画のシーンはこの辺りで撮影されたようです。

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続いて、カワラウ川の渓谷を見下ろす場所へ。
ちょうどバンジージャンプ発祥の地「カワラウブリッジ」の正面にある高台に上ると、カワラウ川を眺められるんです。快晴の天気に映えるカワラウ川の青色が渓谷美と合わさって、とってもキレイでした!

このカワラウ川でも、渓谷が際立たせたシーンが撮影されています。

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続いて、アロータウンへ。
この街は1862年ころ、川で金が発見されてから、ゴールドラッシュの歴史に彩られた街であります。今だに金がこの辺りで見つかるだとかっ!

砂金取りに挑戦!

と、大きな器をガイドさんが用意してくれました。そこに砂利を入れ、根気良く・・・根気良く・・・川の水で洗うように揺らしていくと・・・川の中に埋まっている金が見つかるとか!?

さすがに数分では、見つけることができませんでしたが、昔の人がこうして金を探していたんだと想像すると、いい体験ができました。

この辺りも『ロード・オブ・ザ・リング』の撮影が行われていて、森のトンネルや、馬乗りたちに追われる川の浅瀬を見ることができます。

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私たちが参加したツアーは、4WDの車で行くツアー。すべての場所が舗装されていない道路を走るので、普通車では到底いけません。ましてやせかたびワゴンのパワーじゃ、進めない、、、笑。きょうさんは、クイーンズタウンの街中でよく見かけていたこの4WDの車に乗りたかったようで、荒れた道をガタガタ走っていくのが楽しかったようです。

なんといっても、アロータウンの川を走っていくんですから驚きです。タイヤが浸かるくらいの深さならまったく問題ないらしく、4WDのパワーを活かして、バシャバシャ進みます。こんな体験も、4WDならではですし、自然を感じられる時間でもありました!

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最後は、スキッパーズ・ロード[Skippers Road]へ。
リマーカブルスと同じく有名なスキー場であるコロネット・ピーク[Coronet Peak]へ向かう途中にあるスキッパーズ・ロードは、スキッパーズ・キャニオン[Skippers Canyon]へ通じる道。

何百万年という年月をかけて侵食された地層が地表に露出してできあがった大渓谷は、壮観でした!灯台のように際立った岩の先から太陽が昇ると、灯台の光のように見えるそうで、その岩には「Lighthouse Rock」と名がついていま した。

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スキッパーズキャニオンまでは行きませんでしたが、さすが、ニュージーランドのグランドキャニオンと呼ばれる場所だけあって、大迫力の景観が楽しめました。

4WDの車は全部で16台あるとか。私たちが乗った車は、私たちとオーストラリア人夫婦の4人でした。案内が英語のみなので、解からないところもありましたが、ニュージーランドの大自然を感じるには、言葉はいりませんね。自分たちだけでは行けない場所へ連れていてくれるツアーの魅力。そして、素晴らしい大自然をたっぷり堪能させていただきました!


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今度時間を作って、きょうさんと『ロード・オブ・ザ・リング』をじっくり見ることにしよう!!

たかさん♀

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2008年01月15日
●ジェットボートの魅力【クイーンズタウン観光】


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ニュージーランド生まれのアクティビティのひとつ、ジェットボートに乗ってきました!

クイーンズタウン街中の桟橋を朝9時に出発し、大自然に囲まれたワカティプ湖を疾走し、映画『ロード・オブ・ザ・リング』の撮影地や鹿のいるディア・パークハイツ、標高2300mのリマーカブル山脈の雄姿を見上げるように眺めたあと、カワラウ川へ抜けていきます。

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ワカティプ湖の水もきれいなんですが、カワラウ川に入ると、その透明度がさらに増します!もうちょっとで川底が見えそう!!

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カワラウ川のあとは、浅瀬になっているショットオーバー川下流へ。

ここの水深、なんと!

たったの、10センチ!!

そんな浅瀬を縫うように疾走していけるのは、水を吸い上げて吐き出すジェットボートの仕組みと、熟練ドライバーさんの腕があってのこと!爽快です!!!

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時おり、運転を止めて、景色や街の案内をしてくれるドライバーさん。何より、ジェットボートの醍醐味は、360度スピン!左へ回ったり、右へ回ったり。そのスピンで水しぶきをたっぷり浴びて、興奮しっぱなしでした〜

最速80キロのハイスピードで両側の岩をすれすれにすり抜けるスリルは、まさに海の上のジェットコースターみたいでした。走るというより、水の上を飛んでいるような感覚。。。

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そんな中、写真や動画を必死に撮ってるきょうさん。さすがですっ! 私にはそんな余裕はなく、座席の前にある棒を握り締めながら、左右に揺れて楽しんでいました。あぁ〜 エキサイティング!!

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1時間のジェットボート体験から戻ってくると、桟橋地下にあるアンダーウォーターワールドへ観に行けます。ちょっとした水族館になっていて、湖に棲むマスや川ウナギがエサを食べにやってくる様子が見れるんです。

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ボートに一緒に乗っていた子供たちが、キャッキャ、キャッキャと騒いでいました。そういえば、私も小さいころ、水族館でガラス窓にべったりおでこを押し付けて、見ていたなぁ〜。。。

今は、見るより、釣る方が楽しいけど・・・笑。そんなことを思いながら、ジェットボートの興奮が止まない私でした!

たかさん♀

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2008年01月11日
●ダウトフル・サウンドクルーズ【クイーンズタウン観光】


「ニュージーランドのフィヨルド」といえば、ミルフォードサウンド。日本からニュージーランドに来るツアーは、ほとんどがミルフォードサウンドを観光します。

そんな中、「ミルフォードサウンドをしのぐ人気」と言われはじめているのが、ダウトフル・サウンド。外海であるタスマン海からフィヨルドの先端まで40キロあるんです(ミルフォード・サウンドは、15キロ)。

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なんでも、イギリス人探検家キャプテン・クックの船が、1770年にダウトフル・サウンドの深い入り江を見つけたとき、ここに入り込んだら再び出られるかが”疑わしい”と考え、船を進めるのをやめたと言います。その後、クックが作成した地図には「ダウトフル・ハーバー[Doubtful Harbour](疑わしい湾)」と書き込まれ、それ以 来、「ダウトフル・サウンド」と呼ばれるようになったそうです。

なぜ、このダウトフル・サウンドに行こうと思ったのか?

50-01doubtful14.jpgそれは、「ミルフォード・サウンドより、ダウトフル・サウンドの方が良かった!」と両方行ったことのある方からそんな声をよく聞いて、‘旅好き’、‘ニュージーランド好き’としては、(これは、確かめなくっちゃ!)と思ったからなんです。

先日行ったばかりのミルフォード・サウンドクルーズの興奮冷めやらぬまま、意気込んで、ダウトフル・サウンドの申し込みをしました!


ダウトフル・サウンド観光ツアーは、クイーンズタウンを朝7時に出発しバスでおよそ2時間、マナポウリ[Manapouri]の街に着きます。

そこで船に乗り換え、マナポウリ湖を東から西に向かいます。
この湖が、まず素晴らしい! 宮城県の松島遊覧を思い出すような、小島がよく見られて、遠くまで広がる湖面と山々がとってもステキでした!

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マナポウリ湖の横断が約50分。ウエスト・アーム[West Arm]の入り江に着くと、観光バスに乗り換えます。ダウトフル・サウンドへ行 く人しかこの空間にはいないのではないか!?と思うほど秘境のような場所。狭い山道を上っていくバスも、対向車を心配する必要がないようです。この峠道、なんとニュージーランド最大の地下発電所を設置するために造られた道なんですって。

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途中、標高670mのウィルモット峠[Wilmot Pass]を超えます。峠の最高地点から、今から私たちが向かうダウトフル・サウンドがとてもきれいに見えます!こうして遠くから見られるのは、フィヨルドの様子が感じられていいですね!

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バスの時間は、およそ1時間。峠道の終点は、ダウトフル・サウンドクルーズの出発点、ディープ・コーブ[Deep Cove]です。ここから、いよいよダウトフル・サ ウンドがはじまります !

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ミルフォード・サウンドと同じく、世界遺産指定地域の中心にある景勝地。それでも、ミルフォード・サウンドと比べると、訪れる人、クルーズしている船が少なく、静寂な時間が流れているようでした。

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また、フィヨルドを形成している周囲の山々が、ミルフォード・サウンドより低いため、船から見る風景に広がりがあるように感じました。

外洋のタスマン海まで行って戻ってくるので、充実感もいっぱい!途中、オットセイやイルカの群れも見れました!オットセイは、ミルフォードでも見られるんですが、イルカが見られる確率は、生息地のあるダウトフル・サウンドのほうが高いようです。

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そして、ダウトフル・サウンドの中にある入り江に船が入っていくと、また違った景観に包まれます。乗客のためにクレーズ船のエンジンを止めてくれると、そこは自然の音ばかり。風の音、波の音、鳥のさえずり。太陽の光が湖面や木々に反射して、目に映るもの、耳に聞こえるもの、すべてが美しかったです。

きょうさんも写真を撮るのを止めて耳を澄ましている様子。たくさんのきれいな空気を吸って、波が船に当たる音がとっても気持ちがよくて、なんだか優しい気持ちになれる、そんな気がしていました。

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クルーズの時間は3時間。
日常生活では想像できないような自然の中での時間を過ごすことができて幸せでした。

でも、実は、一番驚いたのが、クルーズ船のガイドさん。若い男性のガイドさんなんですが、生まれて数ヶ月らしい赤ちゃんを背負いながら案内してくれるんです。日本では絶対に見られない光景ですよねぇ〜

赤ちゃんを背負いながらも働かないと行けないほど、忙しい時期だからなのでしょうか? それでも、笑顔を絶やさず、しっかりと案内されている様子は、ニュージーランドのよく働く父親像を表してるように感じました。

クルーズ船を降りると、再びバスに乗ります。マナポウリ湖へ向かい、地下発電所の見学です。水力発電所として国内最大を誇る規模だけではなく、川をせきとめるダムを造らず、湖の水を地下で流してタービンを回して発電する仕組みは、環境先進国であるニュージーランドだなぁ〜と感心しました。

ミルフォード・サウンドにつづき、この日も雲ひとつない快晴!ダウトフル・サウンドも、とっても楽しい一日となりました。

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フィヨルドをクルーズして過ごす時間としては、噂どおりミルフォード・サウンドよりもこのダウトフル・サウンドのほうが、所要時間の長さもあって、充実度が高い気がします。

クイーンズタウンから日帰りで行く観光ツアー全体として考えると、どちらを選ぶか悩むところがあります。

行程の違い、料金の違い、見られるものの違い・・・。

私としては、どちらかしか行けないのなら、フィヨルドの山々が高くそびえ立ち、日本語ガイドも充実していて、料金も安く、クルーズ時間も手ごろなミルフォード・サウンドを選ぶような気がします。両方行けるのなら、ダウトフル・サウンドの魅力をさらに感じられると思います。

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まずは、ミルフォード・サウンドとダウトフル・サウンド、両方のフィヨルドクルーズができたことに感謝し、今度は、自分の足で「世界一の散歩道」ミルフォードトラックを歩きたいです♪

たかさん♀

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2008年01月08日
●ゴンドラで上るスカイライン【クイーンズタウン観光】


クイーンズタウンの街を一望できる「スカイライン・コンプレックス」。空よりも濃いブルーのワカティプ湖やカブル山脈、南西にはセシルピークとウォルターピークなど、山々のパノラマが見渡せる光景はクイーンズタウン絵はがきの代表ともいえます。

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そんな展望台へゴンドラで上ってみました。
このゴンドラもクイーンズタウンの見所のひとつ。展望台まで約450m(標高は790m)の高さをおよそ5分で登ります。

ゴンドラのロープは37度の傾斜。この傾斜、世界一だそうです。そんな急勾配だけあって、上っていくというより、真上に引っ張られているような感じもしました。

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スカイラインでまず見たのはマオリの人々によるショー、「キーウィ・ハカ Kiwe Haka」。本格的なステージが用意されていて、マオリの文化や歌、ダンスがとっても近くで見られるんです。

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所要時間は30分ほどなんですが、観客の私たちも一緒に踊れたり、マオリ語を教えてもらったり、演奏に使う楽器を触らせてもらったり、楽しめました!

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その後、展望台へ。
私たちが行った時間は、夜の7時半頃。でも、この時期の日はまだ高く、真昼のように明るいんです。

ちょっと雲がかかっていましたが、(ここから絵はがきショット撮ってるんだぁ〜)と思えるほど素敵な風景が眼下に広がっていました。

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スカイラインの自慢はディナー!!

とばかりに、(待ってました!)のディナー・バイキングタイムとなりました。このスカイラインレストランは、各国の料理人がそろっているそうで、色とりどりのメニューが並んでいます。サラダから、アラカルト、メインディッシュ、デザート、ご飯にお漬物までいぃ〜っぱい!

じつに多種多様で、(全部味わうには、何回行かなきゃならないの?)と思ってしまいました。

サーモンや鹿肉、ムール貝とニュージーランド料理がぜいたくなほどに並んでいます。専属のパティシエさんもいるそうで、デザートは10種類近くあり、その中でもプリンは最高においしかったです♪ プリン好きのきょうさんは、ちゃっかりお代わりしてました!私も、(もう、これ以上食べれない!)というほど食べすぎちゃいました・笑。

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ここスカイラインでの楽しみ方はまだまだあります。

展望台からのバンジージャンプやパラセーリング、リュージュと呼ばれるアトラクションもできるんです。リュージュというのは、ニュージーランド人が発明した専用コースを滑り下りるんです。たまに鼻血を出す人もいるとか!?

クイーンズタウンの風景を楽しむなら、このスカイラインから眺めるのが一番だと思いました。さすが、「ビクトリア女王が住むのにふさわしい街」と例えられるだけありますね♪

さて、このスカイライン。ゴンドラを使わなくても、歩いても上れるようなので、今度挑戦してみようと思ってます!

たかさん♀

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2008年01月05日
●TSSアーンスロー号で行くウォルターピーク牧場見学【クイーンズタウン観光】


クイーンズタウンの街に面しているワカティプ湖[Lake Wakatipu]の遊覧船にきょうさんと乗って来ました。

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別名「湖上の貴婦人」と称されているTSSアーンスロー号は、1912年に造られた蒸気船。昔は遠隔地に住む人々の交通手段や、荷物、家畜の輸送に使われていたんです。


朝10時の便で出航。甲板からクイーンズタウンの光景を眺めていました。

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「左に見えてくるのが、クイーンズタウンガーデン、その先はケルビンハイツゴルフ場・・・」と、英語で観光案内もしてくれます。ふっと見上げると、船長さんが操舵しながら、マイクを持っていました。

船長室は、誰でも入っていいようで、私も船長さん気分で写真を撮ってもらいました。一番高いところにある船長室は、やっぱり見晴らしが良かったです!

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また、このアーンスロー号は蒸気船なので、常に石炭が投げ込まれている様子も船内で見られます。石炭を投げ込むところは、さすがに暑くて、見ているだけでも大変そうな仕事でした。昔は、こうした仕組みで船が動いていたんですね!


40分ほどで、対岸にあるウォルターピーク牧場に到着。早速、羊の毛狩りショーを見に行きました。

毛でムクムクと太っていた羊が、バリカンによって、ほんの10分で寒そうな羊に大変身!!


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その他、牧羊犬が羊を集める様子や、スコットランドで見たハイランド牛の見学、子羊たちにエサやミルクをあげることが出来たりと、とっても楽しめます。

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また優雅なアフタヌーンティタイムがあり、おいしいケーキとコーヒーを飲むこともできるんです。

(あ〜なんて贅沢な時間なんでしょう!)


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ウォルターピーク牧場で2時間ほど満喫して、帰りもTSSアーンスロー号で戻ります。行きで知り尽くした船内。「帰りは、ピアノの前に座ろう!」ときょうさんが言います。

どうやら、船内で各国の歌を歌う時間があるようで、日本人観光客がいるときは「上を向いて歩こう」を歌うらしいんです。「せっかくだから、歌おう!」という理由らしいんですが・・・

小冊子に載っている歌は全部で40曲。慣れた手つきでピアノを弾いてくれるおじさん。お客さんも、みんな楽しく歌っています。私も知っている曲は、気持ちよく歌えるんですが、さすがに英語の唄なので、難しかったですね〜

ふと、隣のきょうさんを見ると、

スゥ〜 スゥ〜〜

鼻息立てて、眠っています! あんなに、歌う気マンマンでピアノの前に座ったのに、心地よい船の揺れに睡魔が襲ってきたのでしょう。。。笑!そのせいかどうかは分かりませんが、「上を向いて歩こう」は残念ながらありませんでした。

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当時、この船が使われていた様子も船内にあるモノクロ写真で見ることができ、歴史を感じさせてくれます。ワカティプ湖で唯一の遊覧船、TSSアーンスロー号。この時期は、クイーンズタウンで一日6便運行しています。

たかさん♀

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2008年01月01日
●クイーンズタウンで新年


ニュージーランドで2回目の新年を迎えました。

昨年は、北島最北端のレインガ岬で初日の出を拝んだのですが、今年2008年は、南島クイーンズタウンでカウントダウンをしました。

それほど広くない街ですが、31日はステージでライブコンサートが開かれていたり、店が出ていたりして、朝から人がどんどん集まってきました。地元の人だけではなく、アロータウン[Arrowtown]をはじめ、南のインバカーギル[Invercargill]からも人がやってきていたそうです。

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花火が上がると聞いて、湖畔に行ってみましたが、カウントダウンの時間は、あふれんばかりの人手。(こんな人の数、見たことがない・・・)、日本の歳末セールのように人でごった返していました。

さぁ、カウントダウン!

人の輪の中から聞こえる、カウント10。。。

9、8、7、6、5、4、3、2、1!

ドカァ〜ん!!

ワカティプ湖畔に打ちあがる花火。

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地元関西はもちろん、秋田の大曲や新潟の長岡まで花火観覧に出かけていたほど、花火好きな僕ら二人。クイーンズタウンの花火は規模は小さかったものの色彩豊かで、年明けを祝うように十分楽しませてもらいました!


さて、2008年の干支は‘ねずみ’。

僕ら二人の生まれ年(1972年)です。

ワークビザの更新、そして永住権の申請を考えています。

2007年は10大ニュースで挙げたようないろいろなことがありましたが、2008年も動きつづけ、さらに飛躍していきたいです。

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改めまして、2008年もどうぞよろしくお願いします!

きょうさん♂ たかさん♀


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2007年12月29日
●バンジージャンプ【クイーンズタウン観光】


一度は飛んでみたかったバンジージャンプ。

ニュージーランドは、北島オークランドをはじめ、各地でバンジージャンプができるのですが、せっかくなら、‘バンジージャンプ発祥の地’で飛んでみたい!ということで、クイーンズタウン郊外のカワラウブリッジ[Kawarau Bridge]へ行ってきました。

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世界最初のバンジーサイト、カワラウブリッジは高さ43メートルからのジャンプ。クイーンズタウンではカワラウブリッジのほかに、ゴンドラで上ったスカイラインからのレッジ[Ledge](47メートル)、バンジージャンプをする人しかアクセスできないネービス[Nevis](134メートル)でもバンジージャンプができます。

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カワラウブリッジは歴史を感じさせてくれる橋で、これを見るだけでも観光スポットになりそうです。この日も、飛びたい観光客や、観覧の人々でにぎわっていました。

まずは用紙に名前と出身国を書いてチェックイン。その後、体重を量り、ほかのスタッフにも分かるように手の甲にマークします。チケットを持って、ジャンプ台へ行き、命綱をつけ、順番を待って足にロープをつけ、いざジャンプ!という流れです。

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僕と同じくらいの年齢の人が多かったですが、小学生くらいの子どもからおじいさんまで、またウェディングカップルで抱き合って一緒に飛ぶ人などいろいろな人がやってきていました。

バンジージャンプって、みんながみんなやりたいわけではありません。たかさん♀なんて、高いところが苦手だから「絶対飛ばない!」って言ってます。僕の場合、高いところが得意なわけではないけど、(飛び下りて行くときって、どんな感じなんやろかぁ〜?)と気になっていて、いつかは体感してみたいと思っていました。

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いろいろなきっかけがあって、このカワラウブリッジに飛びにやってきた人たち。全員がスイスイと支度をして、次々に飛んでいくのか?というと、そうではありません。

43メートルという高さ。いざジャンプ台に立つとその高さに(怖い)と感じる人も少なくありません。実際、僕の前の人は、ジャンプ台に立って、足がすくんでしまったようです。「I can't...」。腰が引け、手すりにしがみつき、一歩も動けなくなってしまいました。

「遠くに見える山を見て・・・」

となりでアドバイスするチーフらしきスタッフ。それでも怖くて飛べません。スタッフは、「みな、怖いんだよ。バンジージャンプをしたくて来たのではないか。」と一生懸命励ましています。5分前後あったでしょうか。彼女の応援もあってようやく飛べた彼。そんな彼のジャンプを見送ったスタッフが、そばに置いていたペットボトルの水をゴクリと飲む姿は、遠い展望台からジャンプの様子を見ているだけでは分からなかったドラマでした。ジャンプ台には、一人ひとりの勇気と挑戦があり、それを支えるスタッフのサポートがあるんですね。

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さぁ、僕の番!

飛びたかったバンジー。やりたいことができるということは幸せです。2008年の干支は、僕らの生まれ年で「ねずみ」。いろいろな経験ができ、ステップアップしていきたいです!

2008年にジャンプ!テーマは「飛躍」。

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せかたびジャンプ!!!

どわぁぁ〜〜〜〜〜〜

びぃーーーーん!!

この体感はなんと表現すればいいのでしょうか!?

ジェットコースターの下りの重力どころではありません。顔面にせまりよってくる圧力、風圧!!!

おぉわぁぁぁぁ!!!

目の前に水面がぁ!!!!!

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と思ったところで、足が引っ張られ、逆方向に跳ねていきました。あとはもう、上がっているのか下がっているのか分からない感覚。

49-12Bungy6.JPGやがて、宙ぶらりん状態になり、僕のバンジージャンプは、終わってしまいました。

(あっという間やなぁ〜)

ずっと体感したかった感覚。それはほんの数秒間でした。。。

飛んでいる体感を楽しむというより、飛び込むまでの心の葛藤がバンジージャンプの魅力のような気もしました。次の機会は、もうちょっと長い時間を飛んでいたい!スカイダイビングに挑戦してみよう!なんて思います。

料金に含まれているのがTシャツとジャンプ証明書。写真とDVDは別途購入することができます。面白かったのがトイレの性別を示すマーク。そこまでバンジージャンプでした!

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きょうさん♂




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2007年12月22日
●ミルフォードサウンドクルーズ【クイーンズタウン観光】


ミルフォードサウンドといえば、クイーンズタウンだけではなく、ニュージーランド全体としても有名な観光地。日本からの観光ツアーでは必ず立ち寄る場所でありますし、ニュージーランド人の中でも「ニュージーランドで行きたい場所ベスト101」の上位に常にランクインしています。

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ニュージーランド南島にある唯一の世界遺産、テ・ワヒポウナム[Te Wahipounamu]に含まれる4つの国立公園のうちの一つ、フィヨルドランド国立公園へミルフォードサウンドを見に行ってきました。

私は、10年前のオーストラリアワーホリのときにニュージーランドに来て、ミルフォードサウンドへも行ったのですが、きょうさんは初のミルフォード。数日前から天気予報が気になっていましたが、見事に晴れてくれました!私の前回のミルフォード観光は雨、、、でも滝の量が激しく、それはそれで楽しめました。それでも、晴れのほうがやっぱり気持ちがいいですね〜

ミルフォードサウンドへ行くためには、4つの方法があります。@一日ツアーに参加する。A自分たちの車で行って、クルーズ船に乗る。B途中まで車(バス)で行き、ミルフォードトラックを3泊4日で歩いてから、クルーズ船に乗る。C飛行機で行って、クルーズ船に乗る。

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私たちは、@の観光ツアーに参加しました。
観光ツアーもいろいろな会社が企画しているのですが、選んだのはBBQ-BUSツアー。バーベキューランチがついていて、クルーズ船に乗る前に国立公園の中で食べられることができるんです。そのため、ミルフォードクルーズの時間をより楽しむことができる!というところに惹かれました。

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さすがに有名なミルフォードサウンド。いろんな国の人が参加しています。ドイツ人、アイルランド人、アメリカ人、カナダ人など総勢9名。日本人は私たちだけでしたが、日本人が一人でもいれば「日本人専用ガイドさん」がついてくれるというサービスなんです!道中、ドライバーさんが英語でガイドしてくれているときに、専用イヤホンで、私たちのために、日本語でたっぷり案内してくれるんです。
これは、すごくありがたかったです!おかげで、クイーンズタウンの歴史や国立公園の魅力を知ることができました。

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クイーンズタウンからミルフォードサウンドまで約300キロ。途中のテアナウ[Te Anau]で30分休憩したあと、フィヨルド国立公園に入っていき、ミラー湖など、途中の観光スポットで停車しながら進んでいきます。いわゆるニュージーランドの壮大な景色が見られるので、バスを降りてゆっくり見たり、写真を撮ったりできます。ミルフォードサウンドクルーズがメインでありますが、こうした道中の景色が楽しめるのもいいですね!

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さてお待ちかねのバーベキューランチです!
朝7時集合でしたので、12時近くになると、もうお腹ペコペコ〜 100点満点のような快晴の下、ルピナスの花があたり一面に咲いている場所で昼食タイムとなりました。ちょっとしたブッシュウォークをしている間、ドライバーさんとガイドさんが肉やソーセージを焼いてくれていました。ホント天気がよく、自然の中で食べるバーベキューはとってもおいしい!!! あぁ〜ニュージーランドっ!

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お腹がいっぱいになったら、またバスが走り出し、いよいよミルフォードサウンドクルーズです。

ミルフォードサウンド。
氷河によって垂直に近い角度で削り取られた周囲の山々が、1,000メートル以上にわたって海に落ち込んでいるという壮大な眺めは、ニュージーランドを代表する風景です。

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約1時間40分のクルーズ船。途中、160mもの落差をもつボーウェン・フォールやスターリン・フォールというダイナミックな滝が見られます。クルーズ船は、滝の真下まで行くので、一番前で見ていた私たちは、頭からビショビショー でも、こんな驚きがとっても楽しい!!

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また、海面から垂直に切り立ったマイター・ピークと呼ばれる山、そしてシールポイント呼ばれるオットセイの生息地も見られて、大満喫のミルフォードクルーズでした!

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49-12MilfordSound17.jpg私たちが乗ったクルーズ船は、以前皇太子ご夫婦も乗船されたようで、船内に写真が飾ってありました。当時を知るガイドさんによると、それほどボディーガードも厳しくなかったようで、周りの人と気さくにお話されていたそうです。

ミルフォードクルーズを楽しんだあと、私たちは飛行機で帰ることに。バスだとおよそ5時間かかる道のりが、飛行機に乗ると、ほんの40分でクイーンズタウンに着きます。

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小さなミルフォードサウンドの飛行場から、小さなプロペラの飛行機に乗ります。船から見るミルフォードサウンドと、空から見るミルフォードサウンドは、さすがに違いますね〜 広大な山々、湖の色、滝の迫力、遊覧をかねた飛行機で、ニュージーランドの自然の魅力をひしひしと感じていました。

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でも私は、どちらかと言うと高所恐怖症、、、
小型の飛行機は揺れが激しいので、ちょっぴり怖かったんですが、きょうさんのひざをしっかり持ちながら、素晴らしい景色に感動しっぱなしでした!


世界一周旅行で北欧を旅していたころ、ノルウェーのフィヨルドを見に行きました。車で走ったり、船に乗ったり、ノルウェーのフィヨルドも、忘れられない感動的な景色がたくさんありました。歩いて感じたフィヨルドも素晴らしかった。

このシーズンの山小屋はすでに満室状態ですが、次の機会には、ミルフォードトラック[Milford Track]、‘世界一美しい散歩道’といわれる3泊4日のコースを歩いてみたいです〜

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たかさん♀



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2007年12月17日
●クイーンズタウンの印象


女王が住むのにふさわしい街、クイーンズタウン。南島を代表する観光地にはじめてやってきました。クライストチャーチを過ぎてから車の数が減った気がしていましたが、ダニーデンから内陸にはいると、さらに車を見かけなくなり、その代わりに山の存在が大きくなってきました。

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湖畔にはちょっとした休憩地があり、ドライブの疲れを癒してくれます。少しでも時間ができると、子どもたちは水着姿になり、湖に飛び込んでいました。まるでここが目的地のようでもありました。

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絵はがきやガイドブックで見るようなニュージーランドの大自然。クイーンズタウンに近づくにつれて、そんな壮大な美しさを感じていました。

さぁ、クイーンズタウンに到着!

はじめに気がついたことは信号がないことでした。ニュージーランド道路の特徴であるラウンドアバウト(右側優先)はあるけど、信号はないので渋滞知らずの街です。

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次に気づいたのは、ガソリン代が高い!
ここ最近のニュージーランドのガソリン代は、レギュラーガソリンで1リットル当たり1.71ドル(約154円)。オークランドでも、タウポでも、ウェリントンでも、クライストチャーチでも、ダニーデンも変わらぬ値段だったのが、ここクイーンズタウンでは、1.74ドル(約157円)。物価の違いはガソリンだけでなく、同じスーパーでもほかの都市と料金が違っていたりするのでした。ま、ニュージーランド一番といえる観光地。物価の高さは覚悟していました。

予想外だったのが、乾燥していること。

たかさんは「肌がかさかさになるからクリームが必要!」って言っているし、僕の‘あぶらギッシュ’な顔はいたってさらさらなんですから驚きます。

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クイーンズタウンの魅力はアクティビティ。
ジェットボートやバンジージャンプは世界的にも有名ですし、ミルフォードサウンドなどクルーズを楽しむためにやってくる人も多いと聞きます。クイーンズタウンでの滞在は盛りだくさんになりそうです〜♪

きょうさん♂



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2007年12月10日
●世界一傾斜のきつい坂道


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スコットランドの風情を伝える石造りの建物が多いダニーデン[Dunedin]。鉄道駅など、歴史的建造物が点在する街は見ていて飽きません。

もうひとつ驚いたのは坂道の多さ。北島オークランドは火山の影響で小高い丘が多いのですが、ダニーデンも丘が多く、街のエリアが狭いだけに、オークランドと比べて坂が多い気がします。

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そんなダニーデンのギネスブックといえば、町外れにあるボールドウィンストリート[Baldwin St]。坂の町ダニーデンを象徴するような急勾配なんです。表示板の記載を読むと、「1 in 3.41」。つまり、「3.41の距離に対して、1上る」、もっと言うと、100メートルの距離に対して29メートル上る、ことになります!(実際は、ボルドウィン通り161.2メートルに対して、高さ47.22メートル)

その間、最大傾斜は「1 in 2.86」

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まぁ、数字を見ても比較できるものがなくて、正直ピンとこないんですが、目の前の急坂を見ると、スキーのジャンプ台を見上げているようで、(うわぁ・・・)と驚くしかありません。よくもまぁ、こんな坂道に家が建ち並んでいます!

そんな坂道を駆け足で上ってみよう!

と走り始めましたが、さすがに途中でギブアップ、、、こんな急坂は、プロ野球選手のキャンプでも過酷すぎるでしょう。

ダニーデンの観光地だけあって、多くの人がやって来て坂道を上っていました。さすがに頂点にたどり着くと見晴らしがよく、緑の多いダニーデンの景色を一望できます。高いところに上るのは大変かもしれませんが、そこでしか見られない風景は価値あるものだと思います。

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そんな山登りの魅力のようなものを感じましたが、ここに住み、生活することは想像できません。過酷なトレーニングを毎日行う勇気はないのでした。

きょうさん♂



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2007年12月09日
●モラタキボーダーズ巨岩


ニュージーランドの写真集でよく見かけるこの光景。

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モラタキボーダーズの丸岩は、ニュージーランドの有名観光地のひとつ。クライストチャーチからダニーデンへ南下する途中に海岸線にあるその丸岩を見に行きました。

モラタキボーダーズは、重さ約2トン、直径1メートル以上の岩で、そんな巨大な卵のような奇岩が海岸線にずらりと並んでいるんです。

えぇ〜〜なんでこんなところに!?

そんな疑問がわいてきます。

ガイドブックによるとこの巨岩、空から落ちてきたわけでなく、岩肌が波で削られたわけでもなく、自然界の化学作用によってできたものだそうです。

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魚の骨や貝殻など、海底に沈殿する小さな物質に、海中にある鉱物の結晶が付着して固まっていく・・・。そんなメカニズムが、なんと約6000万年もの間続いて、こんな巨岩になるほど大きくなったんですから、驚きです!

だから大昔、これらの巨岩は海底の軟らかい地層に埋まっていたんです。それが、侵食によって周囲の地形が変わったことによって、こうして砂浜に姿を現したということなんです。どうりで、陸側の土手を見ると、砂浜から少し顔を出している巨岩も見つけられました!

(自然界の力はすごいなぁ〜)

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そんな事を思いつつビーチを歩いていると、きょうさんの興奮気味のシャッター音がバシバシ聞こえてきました。このモラタキボーダーズの景観に感激しているのか、久しぶりの写真撮影だからなのか、シャッター数も相当なもんでした。

確かに素晴らしい景色だなぁ〜

私は、頭の中にしっかり写しておこうっと!

たかさん♀



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2007年12月08日
●最大の鳥、アルバトロス


「アルバトロス」。

(何それ?プロレスの技?)なんて思っていたら、大きな大きなアホウドリのことでした。それも、世界最大のシロアホウドリが、ダニーデン[Dinedin]の街の近くで見られるらしんです。

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アルバトロスって、ゴルフ好きのきょうさん曰く、ゴルフに使われる言葉なんですって。バーディ(小鳥)、イーグル(鷹)、アルバトロス(アホウドリ)というらしく、なかなか出ないアルバトロスは、ゴルファーには特に惹きつけられるものがあるようです。

ダニーデン見られるアホウドリ。市街地に近い場所で見られるのはとても珍しいようで、保護活動がしっかり行われているそうです。

そんなアルバトロスを見よう!と、ダニーデンにあるオタゴ半島へ行って来ました。上空を見上げれば気軽に見られると思っていたのですが、飛んでる鳥はたくさんいても、どれがアルバトロスなのか分かりません。それに風の強さに左右されるようで、もしかしたら飛んでいないのかもしれない、、、

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ということで、オタゴ半島先端にある「ロイヤルアルバトロスセンター」に入場しました。ひとり28ドルの入場料で入ると、まずは、ビデオでアホウドリの保護活動の様子などを伝えてくれます。

このアホウドリ、両翼を広げると3メートル以上になるんだとか。翼に受けた風の揚力で飛行できるらしく、空中ではほとんど羽ばたくことがありません。グライダーのように飛ぶ姿を見ればひと目でアルバトロスと分かるんだとか!

(そんな姿を見てみたい!)

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ビデオ鑑賞のあと、いよいよアルバトロスの営巣地に行くんですが、観光客が自由に出入りできることはなく、設置された視察小屋からアルバトロスを鑑賞します。特設展望台から眺めるような感じでしょうか。

全部で4匹のアホウドリがいました。双眼鏡で覗くと、大きなくちばしで、辺りをきょろきょろしている姿がかわいらしかったです。遠くからでも存在感があったので、近くで見たらもっとすごかったんでしょうね〜

アホウドリは風がないと飛べないため、風があまり吹いていなかったその時間帯では、アホウドリの飛ぶ様子を見ることはできませんでした。残念っ!私にとっては風は吹いているように感じたんだけどなぁ〜 またの機会ですね。。。

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ニュージーランドには、いろんな鳥がいるのに驚きます。街中にある公園の池には、カモや白鳥、アヒルなどもいて、自然を感じます。プケコやタカヘなど、カラフルな鳥も多く、見ていて飽きません。

ニュージーランドといえば、飛べない鳥「キウィ」しか知らなかったんですが、この国は自然が豊かなこともあって、日本では見ることのなかった鳥にたくさん出会えます。

でもなぜかハトはあまり見ないなぁ〜 なぜだろう!??

たかさん♀



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2007年12月07日
●私も食べたい!伊勢エビ


カイコウラの伊勢エビ。

私が日本にいたとき、きょうさんがカイコウラの街で、伊勢エビをおいしそうに食べている写真を見ました。

「きょうさんだけ、いいなぁ〜 私も伊勢エビ食べたい!」って思っていたんです。

今回、クイーンズタウンへ移動する途中、カイコウラの街を通るということで、私にもその日がやって来ました!

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女性スタッフがひとりで切り盛りしている小さなお店、というか出店。店内にはクーラーボックスがひとつあって、その中に、日本では高い値段で売っていそうな伊勢エビがズラリと並んでいました!

よく見ると、伊勢エビの背中に、それぞれ「$33」、「$40」のように値段が書かれていて、大きいほど値段が高くなっています。

そのままでもいいし、追加料金数ドル払えば、ガーリックやバターで味付けしてくれるんです。

しばらく待っていると、いい香りがしてきましたぁ〜〜

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ちょうどお昼を食べていなかったこのタイミング。お腹がグゥグゥなっている時にこの匂いはたまりません!!

伊勢エビが真っ二つに分かれ、レモンが添えて出てきました!

海辺で食べるシーフード料理。なぜだか格別なおいしさをかもし出します!!

日本ではこんな伊勢エビ、なかなか丸ごと食べられません!!口にいっぱい、一気に食べました!

もうこれは、「おいしい♪」のひと言です!

あ〜 満足!満足!です。


そのまま車を走らせて、南島で一番大きな街、クライストチャーチに着きました。

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ここは、きょうさんが以前お世話になった方々が大勢いらっしゃいます。限られた時間だったので、ゆっくりは出来なかったんですが、きょうさんが滞在していた日々は、ほんといい人たちに囲まれて過ごしていたんだなぁ〜と思いました。

また改めてゆっくり訪れたい街です♪

たかさん♀



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2007年12月06日
●もう一度、パラパラウム


オークランドからクイーンズタウンまでの予定走行距離は1,600キロ。3泊で移動する計画で、初日の宿泊地に選んだのは、北島最南端のウェリントンでした。

道路マップによると、オークランドからウェリントンまで650キロ。(ニュージーランドの景色を楽しみながら無理せずゆっくり行こう〜)なんて思っていたんですが、天候はあいにくの雨、、、景色に楽しむどころか、前をよく見て安全走行に努めるしかありませんでした。

朝の7時前にオークランドを出発。途中、給油以外はランチタイムに30分取っただけで、夕方の16時すぎにウェリントンに到着してしまいました。時速100キロが限界走行のせかたびワゴンとはいえ、よくがんばりました。

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まだまだ明るい、この時期のウェリントン。

おまけに、ずっと降っていた雨があがったこともあって、ウェリントンにあるパラパラウムゴルフコースを訪れてみました。
ニュージーランドオープンが12回も開催されている名門コース。2002年の大会にはタイガーウッズもやってきています。

実は、今年8月にも一度立ち寄っていました。クライストチャーチでせかたびワゴンを買って、オークランドへ移動する途中にやって来たんです。でも、そのときは発熱していてプレーができる状態じゃなく、コース見学でガマンするしかありませんでした、、、

もう一度、パラパラウムへ!
およそ9時間の運転の直後。それでも、ゴルフができるとなると、アドレナリンがわいてくるから不思議なもんです(笑)。

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「予約してなかったんですが、プレーできますか?」。

スタッフに尋ねてみると「できるよ!」ですって。さっそく、支度をして、プレー準備にとりかかりました。いつもはお留守番のたかさんも、コースを歩いてくれるらしい!
さすがにこの時間からスタートするプレイヤーは少なく、僕ら二人で歩き始めました。


パラパラウムビーチ[Paraparaumu Beach Golf Club]。北島の西海岸に面しているこのコースは、単なる名門というより、名門リンクスコースといった感じ。海岸線から吹いてくる風が、ゴルファーを悩ませてくれます。

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リンクスコースといえば、お決まりなのが長いラフ。足首が隠れる長さは、ボールをラフに落としてしまった暁にはロストボール間違いなし!という予感。

さらにフェアウェイはうねりいっぱい、起伏に富んでいて、ボールの落下地点によっては、弾んでラフまで転がってしまいます。それでいて、ティグランドに立って、どこへ打っていけばいいのか分かりにくいホールがあるので、こりゃ気合い十分で攻めていかないと痛い目に遭うぞっ!となるわけです。

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8月のコース見学のときに感じていたそんな第一印象に加えて、この日は、南からの風がかなりきつい。(やさしくないぞぉー)という不安と、(パラパラウムでできる!)という喜びが交錯する中での1番ティーショット!

バシぃーー

気合いの振りとは反して、あわやトップボール!?で飛び出した低弾道ボールは、フェアウェイの土手にあたってしまい、いきなりパラパラウムの洗礼を浴びてしまいました。それでも、4番アイアンで打ったセカンドショットが3メートルにつくバディーチャンス!それを沈めて、出だしからバーディスタート!!

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パラパラウムは、PAR71のホールセッティング。距離はそれほど長くないんですが、風の計算が難しい。無風であれば2打目でミドルアイアンを使うホールも、フォロー(追い風)となれば100ヤードを切るウェッジの距離。アゲインスト(向かい風)となればスプーンで打っても届かない長い距離。そんな前後の距離だけでなく、左右の方向性も計算しなければならないので、情報収集力との闘いでもあります。

グリーンの状態はかなりよく、微妙なアンジュレーションが易しすぎず難しすぎず、心地よく楽しませてもらいました!

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8番ロングホールで2個目のバーディをとったまでは良かったんですが、そこからパーが取れなくなってしまいました、、、 時計が19時を回ると風の強さが増し、寒さも増し、体力も奪われていきます。ロストボールがつづき、ショットは風に流され、アプローチは寄らず、パラパラウムの落とし穴にはまるように、あれよあれよという間に、数字が増えていきました、、、

スコア87(39・48= +16)。

18番グリーンに上がるころには、さすがに夕陽が沈みかける時間になっていました。

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決して満足が行くゴルフとはなりませんでしたが、ティーショットからグリーン上のパッティングまで、すべてのショットにおいて楽しめるゴルフコースというのはやりがいがあります。また、苦しめられる風を攻略できた瞬間は、喜びもひとしおでした!

ウェリントンにあるゴルフ場なので、オークランドからは気軽に通えませんが、少しはニュージーランドオープンを体験できた気がします。こんな環境の中でアンダーパーでプレーするんだから、プロってやっぱりすごいなぁ〜 そんなことを感じました。

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プロに近づくには?

うんんん〜 さしあたって、アイアンの距離感。ラフからのアプローチ。あとは腹ごしらえ! そうだ、早くメシにしよう!


きょうさん♂



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2007年12月05日
●せかたびワゴンを大改造


日常生活で使うくらいなら、車に求めるのは、燃費がよくて、たかさんも運転しやすい運転のラクな車にしたはずです。決して、ワゴン車の選択肢はありませんでした。

なのに、ワゴン車を選んだ理由。
それはキャンプをするのに便利だからです。荷物はたくさん詰めるし、広いスペースは出し入れが簡単。宿探しに困っても車内で寝られるし、何より、足が伸ばせる快適さはワゴン車ならではのこと。


当初予定していた年末年始休暇を利用したニュージーランド南島周遊は、仕事の都合で来年2月に延期になりそうですが、そのときに備えて、せかたびワゴンをキャンプ用に改造することにしました。ま、今回クイーンズタウンへ車移動するので、それまでにオークランドで準備しておこう!という作戦です。

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今年の7月にクライストチャーチで買った三菱のワゴン車。後部座席は、3列用意されているロングタイプなんです。最後部座席は取り外して荷台代わりに使っていたのですが、キャンプ用にするため、最前列も2列目も全部外し、そこに台を設置することにしました。もともと、クライストチャーチで譲ってくれたカップルが台を設けていたので、その状態に戻した形です。

さらに!扉までつけることに!

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大工のおじさんがいる友だちが手伝ってくれて、電動ドライバーから電動のこぎりまで、便利な大工道具を使わせてくれて(というか、仕事場そのまま使わせてくれました!感謝☆)、作業がスイスイはかどりました!

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49-12wagon5.JPG僕のお父さんは、部屋の壁紙張替えや風呂場のタイル交換、家のフェンス設置やブロック塀づくりまで、なんでも自分で作ってしまう日曜大工人。実家にいたときは力仕事をよく手伝っていました。そのころを思い出しながら、こうしたらどうか?あぁしてみたらどうか?と思案を重ね、なんとかイメージどおりに出来上がりました!

台の上に置くマットレスを買おうと思ってサイズも図っていたのですが、ちょうどニュージーランドのお役立ちサイトのひとつ『ニュージー大好き』に「古いソファベッドもらってください」の告知があったのを発見!ありがたく頂戴して、木枠を取り外し、クッション部を残した状態で台の上に置いています。これで、もしものときの車中泊も安心です♪

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49-12wagon6.JPG台の設置が完了!台の下には収納スペース、台の上には眠れるベッド。長距離走行に備えて、タイヤ交換もしたし、自動車保険にも加入しました。あとは安全運転で動くのみです!まぁ、時速100キロ以上出すと、エンジン音がわぁんわぁんうるさくなるワゴン車なので、100キロ以下で走るしかなさそうです・笑。


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世界一周旅行のヨーロッパステージ。30,000キロの車移動で培ったキャンプの知恵は、昨年末のニュージーランド北島キャンプでバージョンアップしました。さらに今回、このせかたびワゴンのおかげで、ニュージーランド南島めぐりも満喫できそうです!

南島情報も、どうぞお楽しみに☆

きょうさん♂



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2007年12月04日
●オークランドのベスト!フィッシュ&チップス


世界を旅していると、その国の名物料理を食べるのが楽しみになります。中国の北京ダック、ロシアのボルシチ、スペインのパエリア、イタリアのピッツァ、トルコのケバブ、台湾のおかゆなど、値段が手ごろなこれらの料理はオイシかった思い出の料理です。

「ニュージーランドは何がオイシイですか?」と聞かれると、そういえばニュージーランドの名物料理ってなんだろな〜と、あまりイメージのない名物料理に頭を悩まします。「ビーフやラム肉を使ったステーキ」、といっても、名物って雰囲気でもないしなぁ・・・。

そう考えると、フィッシュ&チップスはイギリス系の国らしく、気軽なメニューの気がします!

そんなニュージーランドで11月に開催されたのが、フィッシュ&チップスコンテスト。なんとニュージーランド中から300の店舗が第1次審査を受けたそうです!そんなに多くの数のお店があるんですね〜

第1次と第2次の審査を経て、優勝と決まったのはクライストチャーチにあるお店。加えて、ニュージーランドを6つに分けた各地方でもそれぞれベストフィッシュ&チップス店舗が選ばれました。

僕らが住むオークランド地方は、どこのお店だったのかなぁ〜と見てみると・・・

あらまぁ!!!

なんと、家のすぐ前にあるフィッシュ&チップス店だったんです!

歩いてほんの30秒の「フィッシュモンガー」。

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ということで、普段はめったに食べないフィッシュ&チップスですが、ご近所とばかりに訪れてみました!

フィッシュ&チップスというと、「海の近く」という勝手な印象があって、海の匂いを感じる一方、ナチュラルダーディってイメージがあったんです。イギリスで、イギリス一番!と有名なフィッシュ&チップス店へも行きましたが、そこも海のすぐそばでした。

でも「フィッシュモンガー」があるのは街中。オシャレなカフェやレストランと並んで、ここもオシャレなフィッシュ&チップス店なんです。だから、通勤の行き帰りに毎日お店の前を歩いていても、僕の中ではフィッシュ&チップス店っぽくなくて、惹きつけられていなかったのが本音です。

しかし、コンテストの選考基準を見ると、味や色、ボリューム、油の少なさといった基本的なことから、清潔感、接客態度まで及んでいました。なるほど!そういう点では、「フィッシュモンガー」の白を基調とした内装は、清潔感あふれています。

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さて!オーダーです!

‘今日のフィッシュ’とチップスを注文。手際よく調理をはじめてくれ、5分ほど出来上がりました!おわぁ〜いいにおいぃーーー!!

チップスの量は少ない気もしましたが、フィッシュはふた切れもはいっています。見ているだけで、衣のさくさく感が伝わってきます!

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クワシュっ!(←こんな感じでかぶりつく)

んんんんん〜 オイシィーーー

歯ごたえはもちろんいいし、魚の白身もジューシーです!


「(地区優勝の)新聞見ましたよ。おめでとうございます!」。店員さんに伝えると、多くを語らず、照れくさそうにハニカんでいました!そんな雰囲気も好印象です。

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「フィッシュモンガー」は、‘今日のフィッシュ’とチップスを合わせて、6.8ドル(約600円)。決して高い値段ではありませんが、ニュージーランドの場所によってはもっと安くて食べられるフィッシュ&チップスもあります。選考基準に値段が含まれていなかったのは家賃相場を含めた地域性が関係しているのかもしれません。

いずれにしましても、家のすぐそばにあるオイシイフィッシュ&チップス店を発見。友だちが来たら紹介できる場所が増えました。よかったぁ〜


きょうさん♂



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2007年11月27日
●カニと貝、獲って食べる


この週末、友だちと「釣り」に行ってきました!

といっても、いつもの魚釣りではなく、「カニ釣り」です!!

干潮の時間帯のほうが獲りやすいカニ。出発時間は、干潮時刻に合わせた早朝5時!夏が近づくニュージーランドですが、さすがに真っ暗です〜

ニュージーランドでカニ釣り

オークランド市内から車でおよそ40分。
まったく人気のないビーチに到着しました!

「カニ釣り」。

どうやって‘釣る’のかというと・・・

「@ニオイでおびきよせて、A網で捕獲」。実にシンプルです!

仕掛けとしては、釣り糸の先に重りをつけて、その重りのそばにニオイを発してくれるムール貝をしばりつけて完成です。浅瀬に、釣り糸を沈ませると、ニオイに引き寄せられたカニがやってくる。。。というねらいです。

まだ日が昇る前のビーチ。

釣り糸と網を両手に持って、だいぶ興奮気味に海の中に入っていきました。さすがに寒いぃ〜〜

ガマンしながら、ひざ下の海中を見ていると・・・砂の中から、ムール貝のニオイに誘われた、カニが現れました!!動いてるぅぅ〜

それでも、気づかれるとすぐに砂の中にもぐって消えてしまうので、一瞬で網をかぶせなければなりません。えぇぇいっ!!やったぁ〜ゲットです!

ニュージーランドでカニ釣り

水面下で動くカニは速い!さささっー って動くので、ちゃんとよく見ておかなきゃなりません。んで、カニが現れたときのドキドキ感はたまりませんね!

なんだかくすぐったいなぁ〜って思ったら足の周りにカニがいたりしてびっくりするんですが、ニオイの効果は相当あるようでした!

「ひざ下まで海に浸かってジっとしている」っていうのがポイント。動くと砂が舞ってしまいカニが現れるのが見えなくなるので、固まっていないといけないんです。あまさんのような完全防水服があると冷たい水温もへっちゃらだったと思います。

ニュージーランドでカニ釣り

さすがに30分も浸かっていると、凍えそうになってくるので、きょうさんを置いて、干潮のビーチで貝採りに専念しました。コックル貝やピピ貝を見つけて大喜び!自然に見つけられるっていいですね〜

この日の4人の成果。大きなカニから小っちゃなカニまで27匹のカニと12個のコックル貝、7個のピピ貝。小っちゃなカニは海へ返してあげて、友だちのお家で、調理大会です。

大きなカニは「ゆでカニ」。身はしまっているし、カニみそもおいしい!小さなカニは「あげカニ」。かたい甲羅も油で揚げると、サクサクパリパリ香ばしく、お菓子みたいに「ちょー!おいしい!!」

カニを食べはじめると口数が少なくなる4人。夢中で食べていました!

ニュージーランドでカニ釣り

つづいては貝。
アサリとかと違って、ほんの数時間では砂を吐き出してくれないので砂抜きが大変、、、それでも、友人の腕により、かなりおいしく調理をしてくれました。

コックル貝は「酒蒸し」に、ピピ貝は「おすまし」に。これまたうまぁ〜い!アサリよりも、もっとコリコリしているような気がしました。ホっとする味。最高ですっ!

ニュージーランドでカニ釣り


いつものセリフですが、ニュージーランドは無料できるアウトドアがこんなにたくさんあります!

オークランドは、「何もなくてたいくつ」と聞くこともありますが、街中から1時間以内でこんなにたくさんの自然に触れられる国は、なかなかありません。まだまだ楽しみたいです♪

ニュージーランドでカニ釣り

ただ、車がないとなぁ〜

このせかたびワゴンは、いろんなところへ連れて行ってくれます!まだ壊れないでね〜

たかさん♀



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2007年11月21日
●ニュージーランド運転免許/実地テストと対策


「ニュージーランドの運転免許証を取得しよう!大作戦」。筆記テストが合格すれば、実地テストを受けることができます。筆記テストの場合は、ちゃんと勉強して、理解したり覚えたりしておけば合格する可能性は高いのですが、実地テストはそうはいきません。

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日本の運転免許証を持っている人でも、ペーパードライバーで運転慣れしていないと、ニュージーランドの道路に慣れる以前に、車を運転することに不安が募るかもしれません。

僕の周りには、筆記テストに合格してから練習の期間を2ヶ月設けた人もいます。「運転には‘慣れ’が必要」。ひと言で言うには簡単すぎますが、車を運転することに慣れておくことは、当たり前だけど大切なことであります。

僕の周りには、日本の運転免許証を持っていないし、もちろん運転したこともなかったけど、ニュージーランドで練習を積んで、ニュージーランドの運転免許証を取った人が二人います。日本での経験はさておき、‘慣れ’ることで取得への道が近づくことは間違いありません。

さて僕の場合、日本でずっと車を運転してきていたし、世界一周旅行のヨーロッパステージではせかたび号で30,000キロ走ってきました。ニュージーランドに来てからも、仕事で車に乗っていたし、7月に今のワゴン車を購入してからも運転してきているので、運転の‘慣れ’はあるつもりでした。

ただ、周りの人から聞く、「一度は落とされる」という声が多いこと。。。教官はムスっとしていかにも落としてやるぞ!って感じとか、何を言っているのか分からないとか、そんな話が耳に入ってきていたので、(こりゃ一筋縄ではイカへんぞぉ〜)と思っていたのでした。

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実地テスト。

どんな感じで行われるのでしょうか?

教習テキスト「ROAD CODE For Car Drivers」にも書いてあるのですが、実地テストは3段階に分かれています。

【PART1】左折、右折、一時停止の仕方など、基本的な運転操作ができるかどうか。「80%以上できている」とみなされればPART2へ進みます。

【PART2】ハザード(障害物)が見れているかどうか。車、オートバイ、歩行者、動物など動くものに対してどれだけ目を配れているかがポイントです。ここも「80%以上できている」とみなされればPART3へ進みます。

【PART3】速度標識に対応できているかどうか。ニュージーランドの市街地は50キロ、郊外は80キロや100キロです。そうした標識にきちんと対応できているかどうかを見られます。ここも「80%以上できている」とみなされれば合格です。

実地テスト受ける前に、運転免許を取得した人にいろいろ聞いてみました。「どんなことを注意されますか?」「何がミスしやすいですか?」など。マニュアルでは分からない体験談、こんな声が挙がりました。

・待ち合わせに遅れた。受講できず。
・出発前に行う車のライトチェックでテールランプの電球が切れていた。運転することなく、即失格だった。
・細い道で、左側通行ができていなくて注意された。
・ミラーをよく見ていなくて注意された。
・肩越しに行う「目視(もくし)」ができていなくて注意された。
・スピードオーバーで注意された。
・スピードが出せなくて注意された。
・ウィンカーを出していなくて注意された。
・停車禁止のバス停に停まって注意された。
・ハザード(障害物)が見れていなくて注意された。
・教官の英語が聞き取れなくて運転どころではなかった。
など

いろいろな原因や理由がありますが、こうして見ると、日本の道路と同じと考えてもいいかもしれません。ただ、テストというプレッシャーがあったり、慣れない英語にあたふたしてしまったりすると、‘慣れ’た運転ができくなる可能性があります。

せめて道路の雰囲気はつかんでおこうと、実地テストの前に走行エリアを下見しておきました。全部の道路は走れなくても、そのエリアの雰囲気をつかんでおくことは大切です。

そして、朝の9時からはじまった実地テスト。

実地テストで使う車は受講者が用意します。よく整備された会社の車を使わせてもらいたかったんですが、あいにく車検。なので、愛車であるワゴン車でテストに挑みました!

準備の甲斐あって、合格で〜す!!!(やったぁ〜)

僕が戸惑ったのは、PART2のハザードの確認でした。
交差点に入る前に教官が「では今からハザードを記憶して、私がストップというまで覚えてください」と言うんですね。で、覚え始めるんですが、交差点に入って右折したらすぐ「そこに停めて。ハザードは何がありましたか?」って聞くわけです。その間、10秒もありません。(何が動いていたっけ?動いていたものあったかなぁ〜)となるんです。「えぇ〜っと、前に車。左手に犬を連れた歩行者・・・」。「はい。ではまた車を進めて」。しばらくすると、「そこに停めて。ハザードは何がありました?」と聞かれます。そんなことを3回繰り返しました。ハザード確認は、もっと長い区間で行うのかと思ったら、交差点のほんの一部分だけでした。あまりにも短く、動くものがほとんどないという状況でした。事前練習するなら、そんな交差点付近の記憶がいいでしょう。

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何はともあれ、合格。

「ナイスドライビング」と言われたときは、ほっとしました。。。

その場で手書きの仮免許証を発行。3週間以内に免許証が届かなかったら連絡してくださいといわれました。ニュージーランド運転免許証を手にするまでもうすぐです!

合格したので言えるのかもしれませんが、落ち着いて、ゆっくり運転できれば、周りもよく見えるし、安全意識が高まります。速度標識の意識や、ウィンカーを出すこと、肩越しの目視。そうした基本事項を徹底しておけば合格が近づく気がします。

「ちゃんと制限速度を守って運転するようにね」。最後までニコリとも笑わなかった教官のメッセージを肝に銘じたいです。


(おわり)

●ニュージーランド運転免許/申請方法」に戻る


きょうさん♂



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2007年11月20日
●ニュージーランド運転免許/筆記テスト


ニュージーランドで運転していくのなら取っておきたいニュージーランドの運転免許証。@パスポート、A日本の運転免許証翻訳書類、B現住所確認の銀行口座証明書(電話料金明細でも可)、C申請料金を用意して「AA」の窓口へ。申請書に必要事項を記入し、視力検査、サイン転写、写真撮影が済めば、いよいよ筆記テストです。

問題はすべて英語。
筆記テストが不合格だと、実地テストへは進めません。支払った84ドルはパァ〜で、合格するまで受け直しです。テストって響きは、学生を卒業していくつになっても嫌だぁ〜

49-11Driver07.JPG

テストは全部で35問。交通ルールに関する問題が25問、車検に関する問題が10問です。両方とも同時に渡されて、好きなほうから解いていくことができます。回答は、2〜4択のスクラッチ方式。3問間違えてもOKで、制限時間は30分です。

49-11Driver05.JPG

どんな問題が出るのかというと・・・

◆同乗者が14歳以下でシートベルトをしていない場合、その責任は誰にあるか?A.本人 B.運転手 C.保護者

◆走行中、羊の群れと遭遇したらどうするか?A.そのまま走る B.警笛を鳴らす C.速度を落とし状況に応じて停車する

◆スクールバスを追い越す場合、速度は時速何キロまで下げるのか?A.20キロ B.30キロ C.40キロ D.50キロ

◆自動車道で停まってもいいのはどんなとき?A.人を乗せるとき B.緊急時 C.Uターンするとき D.停まって写真を撮るとき

◆(汽車の絵が書かれた標識を見せられて)この標識の意味は何か?A.子ども遊び場がある B.駅がある C.踏切がある D.鉄道博物館がある

49-11Driver06.JPG

こんな感じの問題が35問出ます。まぁ、基本は日本の道路交通法と似ているので、(全然ちゃうわぁ〜)って驚くことはありません。常識範ちゅうなので、よく考えれば当然の答えという感じです。ただ、英語なので単語の意味はよく理解しておく必要があるし、交差点から何メートルとか時速何キロといった数字は覚えなければなりません。

まぁ、「羊の群れと遭遇したら・・・」なんて問題は日本では考えられませんよね(笑)。

日本の筆記テストは、ひっかけ問題のような印象があって、よく読んで意味を理解して答えないと、点数を稼げなかった記憶があります。それに比べれば、ニュージーランドの筆記テストは簡単です。

49-11Driver08.jpg教習テキストは、本屋さんで売っている「ROAD CODE For Car Drivers」/25ドル。これを熟読できればニュージーランドの道路交通法はカンペキです。テキストの後ろのほうには、筆記テストと同じ問題が練習問題として出題されているので、しっかり理解できれば鯛先はバッチリです。

それでも不安であれば、本屋さんで筆記テストと同じ問題が10種類ほど売っているので、何枚か購入して、解いておくとさらに安心ですね!

(テストは嫌だぁ〜)

胃が痛くなりそうな数日でしたが、そんな筆記テスト対策のおかげで、35問満点合格でした!問題ばっかり繰り返し解いていたら、簡単に覚えられます〜 解くのも10分かかりませんでした。備えあれば憂いなしです!


49-11Driver09.JPG

筆記テストが受かれば、仮免許の交付。

そして実地テストの予約です!
週7日間、オークランド各地で実地テストは受けられますが、さすがに翌日の予約はいっぱいで無理でした。最短4日後で受けられる場所で予約しました。受講料金は、70.80ドル

AAの窓口に来てから、申請、筆記テスト、実地テストの予約を終えるまでおよそ30分。意外と時間はかかります。この間、僕に対応してくれているスタッフは1名。そんなスタッフが2名だけでやっているので行列はなかなか短くなりません、、、気のせいかため息やブーイングもちらほらと・・・。こんなゆったりとした様子もニュージーランド時間といえるのかもしれません。。。

49-11Driver10.JPG


次回、実地テストです!


●ニュージーランド運転免許/実地テストと対策」へつづく


きょうさん♂



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2007年11月19日
●ニュージーランド運転免許/申請方法


ニュージーランドでは「国際運転免許証」を持っていれば運転することができます。でも、有効期間は一年間なので、いくら代理申請ができるといっても、毎年申請していくのは面倒です。

ニュージーランドでの生活が長くなるのなら、やっぱりニュージーランドの運転免許証を持っていたほうがいいなぁ!ということで、ニュージーランド運転免許取得大作戦がはじまりました。

日本での運転経験がまったくない人でも、順を踏んでいけばニュージーランドの運転免許を取得することができます。僕の場合は、日本の運転免許証を持っているので、日本での運転経験がある者として、取得までの過程を一部省略して申請できるんです。

簡単に言うと・・・

「筆記テスト」→「実地テスト」

それだけです。

筆記が受かって、実地も合格すれば、ニュージーランドの運転免許証の発行してくれるんです。教習場に通わなくてもいいだけ、ありがたい話です。

49-11Driver01.JPG

そうはいっても、日本と違う交通ルールがあるから油断はできないですし、何より試験はすべて英語。英語圏ですから当たり前なんですが、ちゃんと理解できるだろうか?そんな不安を抱いていました、、、

●申請は「AA」サービスで

ニュージーランド運転免許の申請ができるのは「AA」と呼ばれるサービス機関。走行中に車が故障したときに助けに来てくれたり、自動車保険を取り扱っていたり、各地の旅行情報を持っていたり、ニュージーランドで車を運転するなら頼りになる存在といえます。

49-11Driver02.JPG

「AA」の窓口へ行って、「ニュージーランドの運転免許証を取りたい」と伝えると、書類を渡してくれます。僕みたいに日本の運転免許証を持っている人は、その人向けの種類を渡してくれるので、ちゃんと伝えましょう。そのことを言わないと、最初から受ける人用の書類になってしまうので注意が必要です。

●ニュージーランド運転免許申請書類

申請書に名前や住所、連絡先などを記入していきます。「あなたが死んだときに臓器の提供を行いますか?」なんて質問もあってびっくり!日本の運転免許証は日本語なので、そのまま提示しても通用しません。事前に領事館へ行って翻訳しておくことが必要です。さらに、身分証明の書類として、@パスポートと、A銀行口座証明書を提示。この2点で身元と住所の確認が行われました。

49-11Driver03.JPG

◆必要書類3点
1.パスポート
2.日本の運転免許証の翻訳書類(領事館で約3日で取得可)
3.銀行口座証明書

書類の記入が完了したら料金の支払い。84ドルでした(実地テスト代含まず)。


●視力検査、サイン、写真撮影

「では視力検査をしますね」。

と、顕微鏡のような機械を覗くように指示されます。中は、アルファベットが縦6行、横8列くらいズラリと並んでいて、番号が照らされた箇所を読み上げていきます。「R」は巻き舌で・・・「V」は唇をややかんで・・・一応、それらしき発音を意識してみました〜。左目、右目とアルファベットを読み上げたあと、「どちらが光りますか?」と光るランプが認識できるかどうかの確認。以上で視力検査は終了です! 視力1.5の僕には楽勝でした〜!

つづいて、ニュージーランド運転免許証に記載されるサインの記載です。(この文字がそのまま転写されるんだなぁ〜)と思うと気合いが入るところなんですが、タッチパネル式なので、自分が書いた文字が残らなくて書きづらい、、、感覚重視で書きましょう!

そのあと写真撮影。
机に端に設置されているデジカメに向かって座り準備をしていると・・・「撮りますね。もしよかったら微笑んでくださいね」ですって。そりゃ、笑っている顔のほうがいいですよね〜

パチリっ!

49-11Driver04.jpg


ここまでで、約20分経過。

このあと、いよいよ筆記テストです!


●ニュージーランド運転免許/筆記テスト」へつづく


きょうさん♂



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2007年11月16日
●世界一周夫婦が来ました


49-11KoichiNao4.JPG

世界一周旅行中の「World Traveler」夫婦、こーいち&なおさんが先週ニュージーランドに来てくれました!

なんと出発した2004年から3年間、日本に一度も帰らず、ず〜っと世界を旅しつづけているつわものご夫婦なんです!

こーいち&なおさんご夫婦とは、私たちがエジプトのカイロを訪れていた2006年4月に出会いました。旅先で出会った旅人さんを通じて、またせかたびメルマガを読んでくれていたこともあって、お会いすることができたんです。

でもそのときは、あまり時間がなくて、一緒にエジプト名物コシャリを夕飯で食べるくらいしかできませんでした。同じ世界一周の仲間同士、いつかどこかで会いましょうね!と再会を楽しみに別れていたのでした。

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そうは言っても、ニュージーランドで生活をし始めている私たち。ニュージーランドは島国だし、このオセアニア地域は世界地図で見ると、ポツンと離れたところにあります。飛行機は高くし、時間もかかるから、世界旅行のルートから考えると立ち寄りにくい国なんですよね、、、

そんな中、お二人は来てくれました!さすがは訪問100ヶ国を超えるご夫婦です!!うれしいぃ〜〜


きょうさんと二人で、オークランド空港へ出迎え。手書きの垂れ幕を持って、到着ゲートで待っていると、1年半ぶりに会う笑顔のお二人が現れました!

きょうさんは、すぐさま飛び掛るように抱き合って喜んでいました!!わぁ〜い!!


49-11KoichiNao2.JPG

彼らのオークランド滞在は2日間。このあとレンタカーで南島まで行くので、限られた時間です。

オークランドで見もらいたい観光スポットや楽しんでほしい場所はたくさんあるんですが、きょうさんと事前ミーティングを重ねた結果、私たちの好きなカウリの木を一緒に見に行くことにしました。ニュージーランドならではの大きな木。まっすぐ伸びた木を見てほしかったんです。

ワイタケレで1時間ほどのウォーキング。いい空気をたっぷり吸いながら、これまでの旅の話、夫婦の話、将来の話、エジプトでは話せなかったことがたくさん聞けました。

49-11KoichiNao6.JPG

49-11KoichiNao3.JPGオークランド市内に戻って市内観光。
別名「シティ・オブ・セイルズ(帆の町)」というオークランドの街。ハーバーへ行くと、快晴ということもあって、たくさんのヨットやボートが、風を受けて行き交っていました。

(ニュージーランドだなぁ〜)

なんてことない光景かもしれないけど、私はこんな自然の眺めが好きだし、こーいち&なおさんご夫婦も思い出に残る場所と言ってくれました。

その後も市内をぐるりと回りながら、スーパーマーケットでムール貝をいっぱい買って、夕食の準備です!

49-11KoichiNao5.JPG4人で作るのは楽しいし、皆で食べる豪華なディナーもおいしい!何より久しぶりに世界各地の旅話が聞けて、刺激をたっぷりもらえた時間でした。

お二人の今後も楽しみですし、私たちもニュージーランド生活を大切にして、次なるステップアップに励んでいきたいです。私たちもまだまだ人生旅中です!

たかさん♀



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2007年11月14日
●私の休日は釣り三昧です

49-11fishing5.JPG

「ニュージーランドって、ゴルフと魚釣りをする人にとったら天国だよね〜」

友人からそんな言葉を聞いたのが、私が魚釣りをはじめようと思ったきっかけなんです。

誰でも気軽に魚釣りを楽しむことができ、まして夕食のおかずになる!そんな理由もあって、日本に一時帰国した際には、釣り好きの父から、魚釣りのコツを教えてもらい、釣り竿を2本もらって、ニュージーランドへ戻ってきていたのでした。

49-11fishing1.JPG

「竿を垂らせばすぐ釣れるよ!」。

友人に聞いた言葉に期待して、やってみると〜

ホント、素人の私でも魚がエサをつつく感触がわかるんですよね!!

49-11fishing7.JPGエサはムール貝。イカを使う人も多いらしいけど、釣りの上手な人に聞くと、魚はイカに慣れてしまっているから、ムール貝のほうがいいらしい。それにイカを選ぶとエサ代もかさむ。スーパーに売っているムール貝なら、2つ買ってもほんの35円。お買い得です♪ 釣り針につけやすいように、小さくちぎっておきます。

竿を投げ、しばらくすると、手ごたえアリ!

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(おー!きてる、きてる、早くエサを食べて〜)なんて、心の中でつぶやいているんです。

魚がエサを食べて、糸が引っ張られた瞬間に、リールを巻き上げる!そのときがたまらなく楽しいんです!

「おぉ〜、来たで、来たで!大きいぃで〜!」ときょうさんに言って釣り上げてみたら、案外小さかったり、、、小さめの魚は小麦粉つけてフライになります。

49-11fishing3.JPG

それでも、この前は、アジも釣りました!(パチ、パチ、パチー!)

アジは2匹だけだったけど、きょうさんが三枚に下ろしてくれて、‘アジのたたき’でおいしくいただいちゃいましたぁ〜

刺身は最高です!

49-11fishing6.JPG

でも、ニュージーランドの人々は、アジを食べない人が多いんだそうです。だから、アジが釣れたときは、そのアジをエサにして、もっと大物の魚を狙うそうです。

アジのおいしさを知らないなんて、もったいない!

49-11fishing4.JPG

また、鯛など魚の種類によっては、小さすぎる魚は獲っちゃいけないルールがあります(鯛の場合、27センチ未満はリリース)。もし、見つかってしまうと、釣り道具はもちろん、車まで没収されてしまうこともあるんですって!

厳しいけど、魚釣り天国といえるニュージーランドの自然は、こうしたルールと釣り人たちの自覚によって守られているんですよね。素晴らしいですね!

今度は、大きな鯛を釣ってみたい!!

たかさん♀



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2007年11月03日
●カウリ木と映画のビーチ


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オークランド中心部から西へ車で30分。市内から一番近くて大きな自然公園が、ワイタケレ山地自然公園[Waitakere Range Regional Park]です。16,000ヘクタール以 上の広さに、トレッキングコースが全部で250キロも用意されている大エリア。見所はたくさんあるんですが、この日行ってみたかったのは、カウリの木が見られる場所でした。


ワイタケレの中で、もっとも美しいウォークのひとつと評されているのが、オークランドシティウォーク[Auckland City Walk](Falls Rd)と呼ばれているコースです。数日かけて歩けるトレッキングコースもあるんですが、カウリの木は、ほんの1時間でぐるりと歩けるコースの中に点在しています。

49-10Waitakere-2.JPG

私の大好きなカウリの木!

2007年の年始に行った北島旅行では、カウリコーストで見た大きな大きなカウリの木(→クリックするとカウリの木の写真が見られます)に魅了されました。数千年も生き続つづけ、まっすぐに天高く伸びている幹から、神秘的なエネルギーを感じるんです。

市内にある家から車でほんの30分走っただけで、カウリの木が見れるなんて!!なんて自然いっぱいの国なんでしょう!たっぷりと森林浴しておきました!

この日は日曜日。カップルで歩く人たちがいれば、グループがいたり、子どもと一緒の家族連れがいたり、いろんな人が歩いていました。芝生のエリアに設置された椅子とテーブルは、どこもいっぱい!ランチの様子もそれぞれでアウトドアっていいなぁ〜 って感じました!

次に目指したのが、カレカレ[karekare]ビーチです。

49-10Waitakere-4.JPG

49-10Waitakere-9.jpg映画『ピアノ・レッスン[The Piano]』(1993年)の舞台になったところでもあるんです。KareKareは、Wild Waterのマオリ語だそうで、意味は bay of the boisterous seas。荒れ狂う海の入り江というだけあって波は激しく、晴天にも関わらず風がきつく、ビーチの砂が飛び舞っていました。

このビーチの特色ともいわれている黒砂がそんな風の影響で、波のようなうねりになっている様子は、とっても幻想的です!

49-10Waitakere-7.JPG

西海岸に位置するカレカレビーチは、東海岸の穏やかさと違って、荒々しい海といった感じです。そんなおかげで、すぐ北のピーハ[Piha]、さらに北にのムリワイ・ビーチ[Muriwai Beach]は、サーファーに人気の海ですね。

この海や波を眺めていると、荒々しいけど情緒がある。そんな気がして、なんだか冬の日本海を思い出していました。


たかさん♀

そういえば・・・日本海といえば、カニ!(あ〜カニ食べたーい!)なんてつい‘食’につながってしまう私です(笑)。



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2007年10月28日
●オークランドマラソン2007レポート&ハーフ完走記


オークランドマラソン2007(21キロ):1時間47分00秒

やりましたぁ〜! 目標達成です!!!

1時間55分の目標を達成するためには、1キロ平均を5分30秒のペースで走り続ける必要があったんですが、昨日立てた作戦もうまくいって、目標を8分も縮めることができました!1キロ平均は5分05秒でした。

オークランドマラソン2007 写真

11,000以上の人が参加したこのオークランドマラソン2007。フルマラソンとハーフマラソンのスタート地点であるデボンポート[Devonport]には、6時30分のスタートに合わせて、あふれるほどの人がやってきていました。その数7,500人!寒さをしのぐ人やダウンタウンから船で到着した人など、フェリーターミナルは人であふれ返っていました。

オークランドマラソン2007 写真

スタート地点は片側一車線の道路を閉鎖していたんですが、7,500もの人が集まるとスタートラインが遠い、遠い、、、長蛇の列ができていました。

オークランドマラソン2007 写真

前夜の大雨が朝方までつづく天気予報の通り、スタート時の天気はどんより、、、途中雨もチラついた空模様でした。鳥肌が出るくらい体感温度は寒かったのですが、その分、コース上の気温が上がることがなく、汗の量が抑えられたのも要因のひとつかもしれません。

オークランドマラソン2007 写真目標タイムと同様に楽しみにしていたのが、オークランド名物ハーバーブリッジを走ること。普段、車しか通行できないハーバーブリッジを堂々と走れるのは、このオークランドマラソンの機会しかありません。といっても、かなりの傾斜があることは車で走っていても十分知っているので、楽しみというより、経験してみたかったというのが本音です(笑)。

オークランドマラソン2007 写真

筋力不足からか上りはペースダウンするんですけど、このハーバーブリッジの上り坂は長く続くこともあって、ずるずるずるずる・・・とペースが落ちていきました。それでも、そんなに(しんどいぃー)と思わなかったのは、回りの景色のおかげです。曇天といっても、スカイタワーを含めたオークランドダウンタウンの景色やハーバーは開放的で美しかったです。運転中はじっくり見ることのできない風景を眺められる時間は心地よかったです!

ハーバーブリッジを渡り終えれば残り5キロ弱。平坦が続く道のりなんですが、さすがに脚がパンパン、、、お尻やら太ももやらふくらはぎやら、疲れを感じるカラダをどれだけ動かせるかと闘いでした!イメージしていた颯爽と駆けるラストスパートはできませんでしたが、無事ゴール!目標達成、何よりです!

オークランドマラソン2007 写真

ちなみに、出発地点とゴール地点が異なる場合、持ち物の置き場所に困るランナーが多いと思うんですが、このオークランドマラソンでは、荷物輸送サービスがちゃんとありました。ニュージーランドポスト(郵便局)の大きなトラックが4台待機していて、番号がつけられたカートに仕分けて運んでくれたんです。印をつけておくと、目立ちやすいので、探すときに楽ですね!

オークランドマラソン2007 写真

ゴール後、会場内を少し散歩して帰宅しても午前10時。早朝スタートのおかげで一日が長く使えます。近所へ釣りに行ったのはいいですが、夕方から脚が筋肉痛に!筋肉をしっかり使ったようで、ふくらはぎ周辺がパンパンになってしまいました。イタタタ・・・

マッサージストたかさんに施してもらいながら尋ねてみます。

「たかさん、来年は一緒に走ろか?」

「遠慮しとくわぁ〜〜」

ま、ゴールに来てくれるだけでも感謝です☆


目標を掲げて取り組んだ2ヶ月間。達成するために何が必要かを考え、実行を重ねながら生活習慣を改善し、実現できたことに素直に喜びたいです!

オークランドマラソン2007 写真でも不思議なもんで、上には上がいることに気づくと、どうすればもっとタイムが縮まるんだろう?って欲が出ちゃうんですね。

練習量を増やさないといけないし、特に痛感した筋力不足を補うことは必須です。そう考えると、人生はいつでも‘自己ベストへの挑戦’なのかもしれません。

明日も成長するために。。。がんばるゾぉ!



きょうさん♂

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2007年10月25日
●クレブドンでカキを食す


カキ(牡蠣)を食べてきました!

友人から「おいしいカキを食べれるところがあるんで、一緒に行きましょう!」と、うれしいお誘いをいただき、週末4人で行ってきました!!

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オークランドの街中から車でほんの40分ほど。途中、ボタニックガーデンでニュージーランドらしい草花を堪能したあと、カキが食べられるというクレブドン[Clevedon]の街へ。こじんまりとしていてかわいらしい雰囲気の街なんです。まずは、フィッシュ&チップスをテイクアウトして、その後、うわさの養殖カキ屋へ!

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12個入ったパックが1ダースとして売られていて、大きさは、ミディアム、ラージ、ビッグと3種類用意されています。私たちは、大きさの違いを感じてみようと一番大きなビッグサイズとラージサイズを1パックずつ買ってみました。

この日は天気もよく、広々した場所で食べたい!ということで、近くのシェルビーチへ。誰もいない静かな空間に、カキとフィッシュ&チップスを拡げ、さぁ〜食べるぞぉ!!

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新鮮なレモンをカキに垂らして、大きな身を一口で!トロリン、ツルンッと口の中に入ってきます!

お・い・し・ぃ〜〜

外国で生ものを食べるというのは、ちょっと抵抗あったのですが、大丈夫でした!ニュージーランドの人もこのまま生で食べるそうで、この食べ方は共通なんだろうなぁっと思いました。

日本のカキよりも大きいし、もっとクリィーミーのような気もする。

ちょー感動です!!

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2パック買っても2,000円もしません。日本でもこんなにいっぱいカキを食べたことがありませんでした。贅沢ですね〜

また、ニュージーランドのカキといえば、ブラフ[Bluff]オイスターが有名です。「世界一のカキ」とも評されるカキが、ニュージーランドの南島最南端にあるブラフの街で限定発売されるんですって。冬季の3月〜5月だけ。その時期にしか採ることができないと言われているブラフオイスター。限定販売という言葉に弱い私は、いつか必ず食べる!つもりです(笑)。

オークランドでもその時期になると手に入れられるようなんですが、やっぱりその地で食べてなきゃねぇ〜 なんて思います。

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お腹がいっぱいになったあとは、近くの滝、フンナフォールズ[Hunna Falls]へ。すぐそばから迫力ある滝が見られたり、ちょっと山に登って滝の前景が見られたり、ステキな場所でした。


山あり、海あり、おいしい食あり。この日は大満足の一日でした!

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あぁ〜楽しみが多すぎるニュージーランドは、いつも土日が待ち遠しいんです。どこへ行こうか?と。

「ニュージーランドは、遊ぶ場所がないからつまらない」って言葉も聞くけど、自然好きの私たち夫婦にとっては、最高の国です!

ゴルフに、魚釣りに、キャンプに、山登り、ビーチに!アウトドア好きの方は、ぜひニュージーランドにいらっしゃい〜♪これからのシーズンは楽しみいっぱいですよぉー☆


◆クレブドン[Clevedon]



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2007年10月21日
●ワイナリーでの愉しみ方


「とりあえずビール!」

居酒屋でそんなクセがついた僕は、アルコールといえばビールという感覚です。ほかに飲んでいたのは、せいぜい日本酒くらい。だから「ニュージーランドのワインは有名」と知ってはいても、何がどうなのか、正直分かりませんでした、、、

ところが、日本からニュージーランドに来られるシニアの方々を対象にオークランドのワイナリーをご案内することになりました。「ワ、ワインですかぁ〜!?」。バーカウンターでワイングラスを静かに傾ける・・・そんな映画のような世界とはあまりにも無縁、、、(なんかちゃうなぁ〜)と思いつつも、基礎知識を学ぶために、先輩と一緒にワイナリー視察をしてきました。

オークランドから西へ車で40分。クメウ[Kumeu]の街には、8つの有名ワイナリーがあり、オークランドから気軽に行ける場所であります。

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広島での旅行会社勤務時代には、ツアーで鳥取ワイナリーへよく行きました。いくつかのワインを試飲できるんですが、大きな容器に入れられたワインを自分のコップに注ぐような感じだったので、ワインを味わうというよりは、バーゲン会場って印象が残っています。

ニュージーランドの場合は、カウンターでそれぞれのワインの特徴を聞きながら飲みます。例えば、ニュージーランドの場合は、白ではソーヴィニョンブラン[Sauvignon Blanc]やシャルドネ[Chardonnay]というぶどうが有名なので、そのどっちかから飲ませてくれるワイナリーが多かったです。赤ワインで有名なピノノア[Pinot Noir]のぶどうとともに、これらが、ニュージーランドでもっとも収穫量の多いぶどう、とワイナリーの人に教えてもらいました。

「まずは、これを飲んでみて。味はどう?次は、これを試してみてね!」そんな感じで、そのワイナリーのオススメワインを飲ませてくれます。ワイングラスにふた口ほどなんですが、それぞれに香りや味が違っているんですよね(当たり前かっ)。「これは昨年、賞を獲ったワインなんですよ」。そんなセリフを聞かされると、余計においしく感じてしまいます。

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ここクメウで収穫されるぶどうにこだわっているワイナリーがあれば、北島ネイピアのホークスベイ地方や南島ブレナムのマールボロー地方といったニュージーランドのほかの地域で獲れるぶどうを買ったワインを積極的につくっているワイナリーもあり、それぞれのワイナリーに違った特徴を感じました。

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シロウト意見としては、‘この地で獲れるぶどう’‘ニュージーランドっぽい風景が見られる’そんなワイナリーが、日本から来た人にはオススメしやすいと思いました。

ぎっしりワインが詰まった箱を抱えて帰る人もいて、ニュージーランド人はワイン好きなんだと改めてわかります。ワインの試飲にしても、ワインの味を楽しみつつ、ワイナリーのスタッフとのおしゃべりに盛り上がっている印象も受けました。だから、同じワインを何杯も飲んだりするんですよね。「もうちょっと飲ませて!」みたいな感じで。ワイナリーというよりは、街のバーっていうような気さくな雰囲気がありました。

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この日は、6つのワイナリーを見学。小じんまりとしていたり、広い敷地で雄大な景色が見られたり、いろんなワイナリーがありました。ワインの試飲は20種ほど。ニュージーランドで主流といわれるソーヴィニョンブランやシャルドネもおいしかったですが、ほかのワインと比べると、辛口といいますか、やや酸っぱく感じました。なので、僕のお気に入りは、ピノグリ[Pinot Gris]とリースリング[Riesling]。赤ではピノタージュ[Pinot Tage]が、また飲んでみたい味です!

ニュージーランドには、15種類以上のぶどうがあるといわれていて、それぞれに異なる味が楽しめます。飲めば飲むほどに「ワインの味がわかる人」になるかもしれません。それでも「楽しく飲めるだけで満足!」ってな僕にとってワインの味は、「ううん〜どれもオイシイ!」になってしまいそう。だから日本から来られる方には、説明うんぬんかんよりも、いろんな味を飲んでもらうえるようアシストします!


◆クメウワイナリー



きょうさん♂

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2007年10月10日
●もちえ鞄で街歩きしよう


ニュージーランドで生活している僕らのもとに、段ボール箱が一つ届きました。差出人は、前の会社の同僚。彼女とは世界一周旅行に旅立つ前まで、関西で一緒に働いていた仲間です。

49-10mochiebag09.JPG僕はたかさんと職場結婚ですが、彼女と旦那さんも職場結婚。だから、4人が同じ職場で働いていた時期も2年ほどありました。僕らは旅に出発し、彼女たちも職場を変え、それぞれ環境は変わりましたが、共に働き、共に奮闘していた仲間。僕にとっては、まるで戦友のような存在です。

彼女もブログを書いているのですが、ここ数ヶ月更新されていなかったので、(忙しくしているんだろうなぁ〜)と想像していたところ。それだけに、荷物が届いてビックリしました。

49-10mochiebag01.JPG

箱の中には、かばんが入っていました。

とってもオシャレなかばん!

このかばん、彼女の手作りなんです。


世界一周旅行に出発して半年後の2005年11月。僕らは車上荒らしの被害に遭い、パソコンやカメラを入れていたかばんなど貴重品をごっそり盗まれてしまいました。無残な一時帰国、、、その後、再出発の準備に時間をかけたのは、かばん選びでした。どんなかばんが、旅に適しているのか? 自分の荷物や旅スタイルを見直して、機能性に優れたかばんを探すことにしたのです。

49-10mochiebag02.JPG

パソコンと一眼レフを収納できるサイズで、常時持ち歩ける手軽さのショルダーバッグ。いろいろお店めぐりをしたのですが、なかなか理想のモノが見つかりません。そんな中、理想に近いかばんを見つけて購入したのが、八尾のロフトで買ったショルダーバッグです。

再出発を目前にした一時帰国中。彼女たち同僚と再会して、近況話をしていたところ、

な、なんと!彼女は今、会社勤めをしながらかばん学校に通っていると言うではありませんか。そこで、かばんの話になって、旅人が使いやすいであろう・・・というより、僕の理想のかばん像を語っていたら、自分好みのオリジナルかばんが欲しくなってしまい、いつの日かに期待して、彼女にリクエストしてしまったのです。

遠い将来のつもりが・・・
こうしてニュージーランドで手にすることができたのです!

カンゲキぃー


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「シンプルで長く使えるもの」。

彼女のかばん作りのコンセプトです。

正直、自分でどんなリクエストをしたのか忘れてしまったのですが、大きさといい、形といい、シンプルなデザインは自分好み。それに色合いがまたいいんです!なかなか手に入れられません、この色!

僕は気に入ったものを長く使いたいタイプなので、かばんも使い込むほど味がでるものがいいと思っていました。彼女が選んでくれた生地は帆布。90歳近いおじいさんが手で縫っている帆布だそうです。丈夫そうだし、何より肌さわりがいい! 随所に皮を使っているのもオシャレで、カジュアルでありつつ、高級感もただよわせています。

49-10mochiebag04.JPG

細かなカメラパーツを収納するため、ポケットが多いかばんが好きなんですが、そんな要望にしっかり応えてくれていて、外側に5つもポケットがありました。ポケットを留めるベルトや、ファスナーも凝ってくれています。

49-10mochiebag05.jpg

無駄な面はなく、スペースを有効活用したかばん。裏側にも、かばんの内側にも仕切りがついていて、ちょっとしたパンフレットや資料が入れられる優れもの!

さらに、底には金具付です。
床や地面が濡れているときって、かばんを置きたくないと思うことがあったんです。生地に染み込みそうだから。でも、金具があれば、少しはマシだと。だから、底の金具はあるほうがいいと強く思っていたんです。5個もつけてくれています。わぁ〜い。

49-10mochiebag06.jpg

そして何より、かばんのラベルがかっこいい!

「もちえ鞄」。

これは、裁縫が得意で柔道着を手縫いで作るという、彼女のおばあさんの名前からいただいたそうです。味のある書体が際立っています。

49-10mochiebag07.JPG


彼女も、旦那さんも、モノへのこだわりが人一倍強いんです。アンテナは広いし、よく研究しているし、いいモノを見たり、見つけたりする眼力を持ちあわせた人なんです。一緒に仕事をしていたころも、おかげでいろんなモノを教えてもらいました。

49-10mochiebag08.JPGそんな彼女たちが、盛り上がった話の流れで頼んだメッセージを覚えてくれていて、願いを形にしてくれたことがうれしかったです。こだわりカップルなので、随所にセンスのよさを感じる、このもちえカバン。二人とも仕事をしているわけで、限られた時間で作ってくれたと思います。本当にありがとうございます!これからのニュージーランドライフでじっくり使わせていただきます。

そして僕も、相手のメッセージを形にできる人でありたいです。



きょうさん♂

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2007年10月06日
●山頂から飛び立つ男たち


49-09MtMaunganui1.JPG

一度は行っておきたかった街、マウント・マウンガヌイ[Mt.Maunganui]。友人が滞在していることもあって、9月の半ばに1泊2日で行ってきました。オークランドから車で3時間ほどの距離です(バスは4時間)。

マウント・マンガヌイは、ニュージーランドの人々が、(いつかのんびりと暮らしてみたい)と憧れる“キーウィリゾート”の街といわれています。

49-09MtMaunganui2.JPG

ドルフィンスイムやボディボードに適していたり、大勢のサーファーが波を求めていたり、マウント・マウンガヌイという山に登れたり、ここぞ、「山あり海あり」といえる素晴らしい街なんです。

昼すぎに到着してすぐに、友人と三人でマウント・マウンガヌイの山に登りました。とってもいい天気で、途中や頂上からの素晴らしい景色に感動しました!

49-09MtMaunganui3.JPG

また山頂からパラグライダーやハングライダーに飛び立つ人が何人もいました。風の流れを読み、飛び立つタイミングを見計らっている様子は、見ている私の方が緊張しちゃっていました。
私は高い場所が得意ではないので、やってみたいとは思わなかったけど、鳥のように飛んでいる姿は、とても気持ちよさそうでした!


動画が再生されるまでしばらく時間がかかります。


山遊びを終えると、次は海で魚釣り!

しかし、きょうさんも私も、ニュージーランドでは初めての釣り体験。友人に教えてもらいながら、いざ挑戦です!日が暮れ、暗闇の中で釣竿を垂らしてみるのですが、さっぱりダメでした、、、

マウント・マウンガヌイの麓にある海で釣っていると、同じように釣っていたニュージーランド人が、「ここにペンギンがいるよ!」っと教えてくれました。

「ペンギン!!??」

ペンギンって寒いところにいるんじゃなかったっけ?

49-09MtMaunganui5.JPG

私たちのいる桟橋の真下には、小さなブルーペンギンが2匹います!えっー!こんなに近くペンギンを見たのは初めてかも!!

私はペンギンが見たくて、オーストラリア、南アフリカといろんな国に行ったものの、こんな自然で近くで見れたペンギンはいなかった。

聞くと、この山にはいっぱいペンギンが住んでいて、洞穴もたくさんあるとか。あ〜なんて自然いっぱいの国なんだろう。。。

この街だけで、海あり山あり、スポーツあり、自然あり、っと癒されます。

そうそう忘れちゃいけないのが、食ありの街でもありました。

なんと、きょうさんの大好きなアイスクリームも有名。いつ見ても並んでいるアイスクリーム屋さん。この店は、この街にしかなくて、手作りのコーンが格別においしい!それに安い!そのほか、フィッシュ&チップスが3ドルで食べきれないくらい!

たった2日間しか行けなかったけど、「せかたび中」だったら2ヶ月は過ごしてみたい!と思うほど楽しかった街でした。また必ず行こうっとー





たかさん♀

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2007年10月03日
●35歳誕生日と目標です


9月26日、35歳になりましたぁー

きょうさんからは、手紙をもらいました。
私たち夫婦は物欲がないので、いつも品物プレゼントはありません。「花より団子」の夫婦です〜笑。

誕生日はスペシャルデー!
ということで、レストランで夕食をすることに。ニュージーランドに来てもうすぐ一年になりますが、食べたいものがそれほどなかったり、値段が高かったりして、外食したのは数えるほどなんです。だから久しぶりに外での食事です。

49-09takasanBD2.JPG

「どこへ行こうか?」
一度は行ってみたかったお店の候補から選んだのは、有名なステーキ店「TONY'S」。そこでステーキを食べることにしました!アンティークな雰囲気で店員さんの感じもいいんです。

「焼き加減はどうされますか?」「ミディアムレアで」。大した違いは分からないんですが、そんな会話すら楽しんでいました。チップスとサラダと共に出てきたお肉は、すんごい、ぶ厚い〜 チョォー満足です!

調子にのっちゃって、二人そろってデザートまで頼んでしまうノリでした。ニュージーランドで有名なパブロヴァ。砂糖のかたまりでできたようなお菓子なので、あまりたくさん食べすぎると胸焼けする気もするのですが、スーパーで買ったパブロヴァより、さすがに美味しかったです! きょうさんは、アップルパイ。焼きたてっぽいアツアツのアップルパイに、生クリームとアイスクリームがのっかって、これまた美味しかったです!

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パブロヴァの上には、店員さんが気を利かせてローソクを立ててくれていました。そして、「Happy birthday to you〜♪」と歌を唄いながら、持ってきてくれたんです。うれしいような〜 なんだか、恥ずかしいような〜 でも、とっても素敵な夜になりました!


私が10代20代のころ、「35歳」というと、正直「おばさん」のイメージでした。子どもがいたり、主婦業に専念していたりする感じです。

でも、実際に自分が35歳になると、

(これが35歳?)
(私が35歳??)

って思います。主婦業はがんばっているつもりだけど、子どもはいないし、まだまだ落ち着いている感じはしません。なんだか不思議な感じです。歳を重ねていっても、こうしたギャップを感じていくのかもしれません。

2006年の誕生日は、タイのバンコクにしました。
2005年の誕生日は、イギリスのロンドンにしました。

来年は、どこで、自分の誕生日を迎えているんだろう?と楽しみにしています。だって、来年の自分が簡単に想像できてしまうなんて、おもしろくありません。36歳の誕生日も、いろんなことにチャレンジできているように、わくわくしていたい!

49-09takasanBD5.JPG

この一年の目標は、「英語の上達」、「子作り」、そして「永住権取得」。

この3つの目標は、ニュージーランドに来る前に決めていた目標でもあるんですけど、1つでも達成すると私の人生は大きく変わるだろう!と大きな大きな目標になっています。

来年は、もしかすると、英語で話せる友だちがいっぱい増えているかもしれない。
来年は、もしかすると、家族が一人増えることになるかもしれない。
来年は、もしかすると、ニュージーランドに住める権利を得られるかもしれない。

そんな希望と夢を持って、今年もいっぱいチャレンジしていきたいです!



たかさん♀

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2007年10月01日
●私がハマっている食べ物


いま私がハマっているのは、キーウィフルーツです。

「ニュージーランドといえば、キーウィ」。

そう言ってもいいくらい有名なフルーツですよね。栄養もたくさんあって、特に今の時期は、値段も安くて、とってもおいしいぃ〜!!

行きつけのお店では、10個が1袋に入って、99セント!

1個あたりにしたら、9円くらい〜。やすいぃーー

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キーウィフルーツって、ニュージーランドが原産地だと思っていたんですが、実は中国揚子江流域が元なんですってね。はじめは、チャイニーズ・グーズベリーと呼ばれいていたそうですが、国際関係の問題で販売しにくいこともあって改名に至ったそうです。

ニュージーランド産のフルーツという点を強調するため、‘キーウィ’と呼ばれているニュージーランド人(が食べる)フルーツという意味でこの名前になったそうです。また、フルーツの外観がニュージーランドの国鳥キーウィに似ているからそう呼ばれるようになったという言い伝えもあるようですね。

とにかくおいしいキーウィ。
ここ数年では、果肉が黄色くて甘みが強い、改良種ゴールド・キーウィフルーツが注目を集めているようです。通常のものよりビタンミンCやビタミンE、カリウムが多く含まれていて、スーパーマーケットでもよく見かけます。

日本にもニュージーランドからキーウィフルーツが輸入されていて、日本にいる時の私は、よくキーウィを食べていました。でも、ニュージーランドで食べるキーウィのほうが、もっと甘いような気がしています。

ヘルシーだから、カラダにもいい!

何よりたくさん食べても太らないのがいいですねぇ〜

黒い粒をひとつひとつ噛むように、ハマっちゃっています!




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2007年09月23日
●WRC世界ラリー選手権




ぶるううんっ〜〜!
ドドド・・・ドゥルンっ!

そんな大爆音が鳴り響く会場。

WRC 世界ラリー選手権

オークランドから南へ約127キロ、ハミルトン[Hamilton]を中心に開催されたWRC[World Rally Chanpionship/世界ラリー選手権]を観に行ってきました。

現在、WRC/世界ラリー選手権は1月から12月まで全16戦で行われています。3月から10月まで全17戦で行われているF1と同等に、世界規模で開催されているモータースポーツと言えます。

WRC 世界ラリー選手権

僕はもっぱら安全運転思考。決してスピード狂でもなく、クルマについては(動けばいいやぁ〜)程度の想いなんですが、コンマ何秒を争う人たちの世界規模の戦いを見てみたくて、ハミルトンの会場を会社の仲間たちと足を運んでみました。

WRC 世界ラリー選手権

同じモータースポーツ(自動車競技)であるWRCとF1。シロウト眼には、競い合う方法が似ていると思っていたのですが、どうやら異なる点がいくつかあるようです。

WRC 世界ラリー選手権まず、ひとつのサーキットを何周も回ってタイムを競うF1とは違い、WRCはラリーと呼ばれるだけあって、各ステージの通過タイムの合計で競います。今回ニュージーランド戦の3日間で用意されているステージ数は18。ハミルトンの中心地に設けられたスペシャルステージ(特設会場)をはじめ、ハミルトン郊外の一般農道が舞台となります。そして、各ステージ通過タイムを通算し、もっとも速かったクルマ(ドライバー/ナビゲーター)が優勝となります。

WRC 世界ラリー選手権

また、F1と大きく異なるのは、一般道を走ることです。各ステージの移動時間なども競技ポイントに影響したり、一時停止や速度遵守など道路交通法を守る必要も出てきます。クルマが故障して修理をしたくてもサービスパークの場所は限られているので、簡単に直せない=棄権せざるを得ない可能性が高まるといえます。

細かな規定はほかにもいろいろあるのでしょうが、個人的な一番の違いという点では、【普段見慣れている車がかっ飛ばしている】ということに感じます。もちろんクルマの内部は改造しているのですが、外部からは分かりませんし、スポンサーのステッカーがなければ街中で見かけるクルマばかり。タイムトライアルなので、F1のような抜きつ抜かれつの光景は見られませんが、日常見慣れたクルマが全速で駆け抜けていくのは見所です。


WRC 世界ラリー選手権

僕らが訪れたのは、最終日(3日目)。
stage14の出発点、stage16の通過点、最終stage18(特設会場)を見てきました。

どぅるん どるぅ〜ん〜

stage14の出発点でうなりをあげるクルマたち。ニュージーランドの穏やかな田舎道には、まったく似合わない音が響いていました。

WRC 世界ラリー選手権

stage16の通過点は爽快でした!観覧ゾーンで待っていると、遠くから近づいてくるエンジン音。そして観覧者に注意を促す笛の音。ピピピィー(クルマが来るから気をつけて!)ビュゥゥゥーンと通り過ぎるクルマ。道路は農道の荒れた砂利道。時おり、石が観覧ゾーンまで飛んできたりしてスリルと迫力大満点でした!

WRC 世界ラリー選手権一般農道を利用するほとんどのステージは、同じクルマが何周も走っているわけではないので、通過シーンを見たら、次のステージを観覧するために移らなければなりません。最後のクルマまで待っていると、そのころには次のステージがはじまってしまうということになるからです。せまい田舎道は、集まってきた観客のクルマで、大渋滞、、、観覧には余裕をもった移動計画が必要です。

WRC 世界ラリー選手権

stage18。この最終ステージのタイムを通算して、ニュージーランド戦の最終結果が決まります。会場は、ハミルトンの中心[Mystery Creek] に設けられた特設会場。3.14キロのコースは、直線コースはもちろん、90度カーブが随所に設置されていて、スピードというよりはドライバーの技術が見られる会場に感じました。観覧席も、見所のポイントに用意されていました。

コースの一部にはジャンプ台もあって、改造車はドカーンっ!と飛んでいました。ドライバーもナビゲーターもかなりの衝撃でしょうね。見ているだけでお尻が痛くなります、、、

モータースポーツ。

この魅力は、やはりスピード感でしょう。

ニュージーランドは高速道をはじめ郊外では100キロ制限。大目に見ても110キロ以上で走っているクルマはほぼ見かけません。だからこうした一般道を最大限の速度で走っていくクルマは、見ているだけで快感です(笑)。それにしても、曲がり角や狭い道を器用に駆け抜けていく技はプロですね!


WRC 世界ラリー選手権

表彰式は、クルマと一緒にドライバーとナビゲーターが舞台に上がっていました。そして、きっと高価なシャンパンをかけ合うシーン。そんなメカニックの人たちと共に喜びを分かち合う光景は、この競技に懸ける気持ちを感じました。

このニュージーランド戦は、年間16戦のうちの第11戦。10月初旬にスペイン(第12戦)。10月中旬にフランス(第13戦)。そして第14戦は、日本の北海道帯広市で行われます(10月26〜28日)。折りたたみイスを持参して観戦されてはいかがでしょうか。

WRC 世界ラリー選手権

ニュージーランドで生活をしていると時間がゆっくりと流れているように感じることがあります。スローライフというのでしょうか、公園で人々がのんびり過ごしている様子を見たり、どちらかというと仕事でもプライベートでも時間を気にせず暮らしていたりしているように感じます。かたや、こうしたスピード競技を目の当たりにすると、‘速さ’が賞賛に値することも理解できます。

‘ゆったりさ’と‘速さ’。一見、正反対の事柄ですが、「集中するためにリラックスすること」の必要性を感じた気がします。




きょうさん♂

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2007年09月16日
●ニュージーランドフリマ


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オタラ(Otara)という街のフリーマーケットに行ってきました。

日本のフリーマーケットと違って、食べ物から生活雑貨、電化製品、食材やら、ちょっとしたエンターテイメントをしていたりと、すっごく楽しめました!


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まず、到着すると、朝食を食べたにもかかわらず、友人オススメのムール貝の入ったお好み焼きのような、マッスルフリッターというものを食べました。おいしぃ〜♪この味は、何枚でも食べれそう・・・それと串刺しの肉団子2本と4つの大きな餃子が入って、5ドル!(約450円)ふたりで食べても、お腹いっぱいになるくらいの量なんです!

そのあと、日用雑貨や野菜などを見て回っていると、シティのスーパーマーケットの値段よりもずい分安くて、じっくり見ていたら、あっという間に時間が経ってしまいました〜 安いってのは、やっぱりいいですね!

毎週、どこかでフリーマーケットを開催しているオークランド。今までは、車がなかったので、フリーマーケットに行きたくてもなかなか簡単には行けなかったけど、車を購入してから、やっぱり行動範囲が広がりました!

シティの街中から少し離れるだけでも、オークランドは緑がいっぱいで、たくさんの自然に触れることができます。それに、海がきれい!山あり海ありという地形は、同じ島国である日本とどこか似ていますね。

さて、今度の休みは、どこのフリーマーケットに行こうかなぁ〜?



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たかさん♀

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2007年09月10日
●ニュージーランドと再会


8月13日。久しぶりのニュージーランドに戻ってきました。

ひとりで乗る飛行機も久しぶり。道中、退屈することはなかったんですが、この長い旅路は、荷物との格闘でした、、、

まず関空。

お盆の影響か、長い行列を待ってやっとチェックイン。すると、気になっていたスーツケースとゴルフバックの荷物が重量オーバー!!!

本来、ひとり20キロまでしか預け入れができないんだけど、私の荷物は、両方合わせて、なんと33キロ!!ゴルフバックの5キロ分は無料扱いらしいけど、それでも28キロ。だから、8キロオーバー!!

「1キロはサービスしてあげられるけど、あとの7キロ分は支払ってください」

「ちなみに、おいくらですか?」

「1キロ5,000円なので、35,000円です」

「えー!!無理です。何とかしてください、、、」

「手荷物は、ひとり10キロまで持ち込みできますので、スーツケースの中身を取り出されて機内に持ち込まれてはいかがでしょうか?」

担当の方のアドバイスに従いたくても、私の手荷物はすでに7キロ。。。あと3キロ分しか持ち込めない、、、

48nzwelcomeback1.JPG

(でも、取り出さねば!)

スーツケースに詰め込んでいた本やお菓子、服などを引っこ抜いて、3キロは軽くなりました。それでも手荷物はもう限界。仕方なく4キロ分は、支払うことに・・・。

超過料金・・・22,000円!(悲)

こんなんだったら、郵便局から送っとけばよかったぁ〜 だって、郵便局で20,000円も出せば、20キロ分は送ってくれるのにぃ〜〜

ちょっと気合い入れすぎて、買い物しすぎちゃいました、、、(反省、反省、、、)


そんなこんなで、ようやく搭乗ゲート。

でも気になることがあったんです!

それは、さっきスーツケースから荷物を取り出したときに、鍵を閉めなかったような気がしたこと。

んんん〜 わかんない。なんだか不安、、、

台湾、シドニーと乗り継ぐし、荷物に何かあったら嫌だなぁ〜 っと、近くにいたアシスタントの人に事情を伝えてみると、

「今から確認するのは、無理ですね」だって。

あきらめずに「何かあったらどうなるんですか?」と、しつこく詰め寄ると、ようやく「確認してみます。」と言ってくれました。

40分くらい待っていると、私のスーツケースを搭乗ゲートまで持ってきてくれました。早速、鍵を見てみると、開いていたんです!!! あぶない、あぶない、、、危うく開けっ放しで、オークランドまで行ってしまうところでした、、、

預けた荷物にトラブルがあったら、航空会社が責任をとってくれることになっています。でも、鍵をかけていなかったら、話は別。ややこしくなってくるし、英語圏で紛失荷物を探したり、交渉するのは、手間がかかって面倒、、、そんなことを考えると、ちゃんと日本で確認しておいてよかったぁ〜と思いました。


台湾では乗り継ぎ9時間待ち。

インターネットできるパソコンがあったので退屈しのぎ。中華料理を食べたり、私の好きなタピオカ入りのミルクティーを飲んだり、買ってきた本を読んだりしながら、ゆっくりした時間を過ごしていました。

中華航空(CI)は、エコノミークラスでも、座席ごとにテレビが用意されていて、ゲームや映画を楽しめます。日本語字幕のある映画もあったので、退屈な時間はなかったです。

長いフライトを終えて、オークランド空港に到着。到着ゲートを出ると、きょうさんが手を振って待っていました。

ただでさえ目立つのに、せかたびのイラスト看板を持って。それも4枚も貼り合せて〜 だけど、恥ずかしいと思うよりも、結構疲れていた私は、きょうさんを見るとひと安心。

(はぁ〜 やっとニュージーランドに着いたぁー)

日本から一日半かけてやっと到着。次は、直行便にしよう!!(笑)。

またはじまるニュージーランドでの生活がうれしいなぁ〜



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2007年09月09日
●CHC発→AKL行。1250kmの旅


2007年7月。2ヵ月半のクライストチャーチ[CHC]滞在を終え、オークランド[AKL]に戻ることになりました。移動手段は、クライストチャーチで買ったワゴン車。荷物をすべて積んで、オークランドに向かったのが7月31日でした。

48chcakl2.jpg

飛行機を利用すれば、楽だし、時間も節約できる。フェリー代とガソリン代を考えればお金も安い。それでも、ニュージーランドのいろんな街やゴルフ場を見て回れる機会はなかなかないので、車での移動を楽しみにしていたのです。

・パラパラウムビーチリンクス
・ヘイスティングス「ブリッジ・パ」
・ケープキッドナパーズ
ワイラケイインターナショナル

プレー費400米ドルのケープキッドナパーズ以外の3つのゴルフ場では予約を入れていたのですが、プレーしたのはブリッジ・パだけでした。パラパラウムは発熱のため、ワイラケイは強風大雨のため、次の機会へ延期です。日本にも素晴らしいコースがたくさんあります。それでも、金銭的なことを考えれば、ニュージーランドのゴルフ環境はとっても気軽に行ける場所だと改めて感じます。

オークランドとクライストチャーチしか、ニュージーランドのイメージを持っていなかったため、ウェリントンやネイピアなど、ほかの街が見れたのも良かったです。

48chcakl1.JPG

オークランドの規模に比べれば、どの街もこじんまりした雰囲気でしたが、ネイピアのゆったりとした空間はまた訪れてみたいと思います。そのときには、もちょっとワインに詳しくなっていたいなぁ・・・笑。

途中のウェリントンまで「あいのり募集」を掲げていました。時間的余裕もあったさとるクンとは、結局オークランドまで一緒でして、道中の旅を盛り上げてもらっちゃいました。彼はゴルフをしないので、僕のゴルフ場見学中は別行動なんですが、ケープキッドナパーズはニュージーランドナンバー1だから、「見ておいたほうがいいかも?」と半強制的に来てもらいました。彼自身の初ゴルフ場だったのですが、ケープキッドナパーズはゴルフ場でありながら、自然景勝地ともいえるところなので、カートを運転しながらニュージーランドの自然を感じてもらえたようで僕もうれしかったです。ありがと〜

そして車中に流れていたのは、クライストチャーチオフィスでもらったカセットテープ。片っ端から聴いてみよう〜 と流していると、尾崎豊の曲を発見!学生時代に同僚が熱唱していたのを懐かしく思い出していました。僕もたかさんも、ほとんど音楽を聴かないんですが、懐かしの曲は、その時代を思い出させてくれます。

走行距離、1250キロ。
移動日数、5泊6日。
見慣れたオークランドの景色と久しぶりの対面です。

クライストチャーチもよかったけど、オークランドもいいなぁ〜 ほかの街もステキなところが多いし、ニュージーランドはやっぱりいいところだなぁー

そんなことを感じていました。

拠点をオークランドに構え、ニュージーランドでの生活が再スタートです。




きょうさん♂

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2007年09月03日
●ネイピア。ワイン産地の街


鼻紙ティッシュでおなじみのネイピア[Napier]の街。港町ネイピアには、木材などの世界的な積み出し港があり、日本の製紙会社のパルプ供給基地ともなっているそうです。

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街並みは、アメリカ摩天楼でおなじみのエンパイアステートビルやクライスラービルなど高層ビル群のデザインと同じ、アールデコ様式[Art Deco]の建築物が多いのが特徴です。直線よりも曲線を使ったデザインが、ちょっと昔の雰囲気でありながらオシャレな様子を感じさせてくれます。時間をとって、街歩きをするだけでも楽しめそうでした。

そんなネイピアを例える一番の印象は、ワイナリーめぐりでしょう。

ネイピアを含んだホークスベイ[Hawke's Bay]と呼ばれるこの地域は、ニュージーランドのワイン産地の中でも、良質なワインができると評判の場所であります。

インフォメーションに置いてる「ワイナリーマップ」には、36のワイナリーの詳細が書かれています。

クライストチャーチで飲む機会があったチャーチロード[CHURCH ROAD]。産地は気にしていなかったのですが、よく見ると、ここホークスベイだったんですよね。

(ま、見学だけで・・・)ということで、チャーチロードワイナリーへ行ってみることにしました。


Church Road Winery

ワイナリーへ行くのは、ポルトガルで行った「ポルトワイン」以来。残念ながら、見学ツアーは出発したあとだったので、中は見なかったのですが、1時間10ドルで見学できるそうです。

ワイナリーが凝縮していたポルトの街と比べて、ネイピアの場合は、各ワイナリーが離れています。なので、ポルトでできたような徒歩散策はちょっとしんどいかな。自分の好きなワイナリーを目指して、車で移動するのが必要なようです。駐車場もたっぷり広い!

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中は、オシャレなレストランがあって、優雅にランチを摂っている人でにぎわっていました。ワイナリーだけど、ワインを売っているだけでなく、くつろぎの空間を提供しているように感じたのが印象的でした。

フランスでもいろんなワインを飲ませてもらいましたが、ニュージーランドにもあらゆる種類のワインがあります。ぶどうの種類がちがって、どうでこうで・・・通(ツウ)の人に教えてもらうのですが、どうも舌の記憶とマッチしません。どれを飲んでも同じように感じてしまうのはもったいないなぁ・・・

ま、「何を飲むかより、誰と飲むかが大切っ!」の得意な言葉で免じてもらいましょう(笑)。



次回、クライストチャーチ発オークランド行き、1,250キロ。旅の総まとめです。




きょうさん♂

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2007年08月28日
●ケープ・キッドナパーズ


ケープキッドナパーズ[Cape Kidnappers]

カツオドリの繁殖地として有名な場所です。11月初旬から2月下旬までは観察できるベストシーズンで、多くの観光客がやってきます。

さらに、ここは知る人ぞ知る!ゴルフ場があります。

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ガイドブック「地球の歩き方/ニュージーランド」に掲載されている5つのゴルフコースに含まれていないのが不思議なくらい、それはそれは素晴らしいゴルフ場なんです!

昨年末に、5つのゴルフコースのうちの一つ、カウリクリフス[Kauri Cliffs]を見学しました。広大な土地の中にあるカウリクリフスは竜宮城のようで十分に感動したのですが、そのときに「カウリクリフスの姉妹コースがケープキッドナパーズ」と知ったのでした。

(こんな素晴らしいコースがもう一つあるのだぁ〜!?)

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断崖絶壁の海岸線にあるコース立地。写真で見るだけで、わくわくしていたのです。いつかは行ってみたい!と。

見るだけでなく、どうせならゴルフをしたい!とゴルフ好きは思うのですが、なんせプレー費が高い。カウリクリフスと同じ、400米ドルかかります(ハイシーズン)。田舎のコースだったら、年間会員費に相当する価格です。さすがに4万円は出せない、せめて見学だけでも・・・ と思い、数日前にゴルフコースへ見学&撮影許可をもらうための電話をしていたのです。

ケープキッドナパーズも、カウリクリフスも、完全プライベートコース。日中でもゲートが閉まっていて自由に出入りできません。用がある人は、ちゃんとインターフォンから連絡しないとゲートを空けてくれないんです。カウリクリフスでそれを知ったので、今回は、事前にアポイントを取ることにしました。

おかげで、ゲートを簡単に空けてもらえて中に入ります。でも、そこからさらに20分のドライブ。えぇー いったいどれくらいの敷地があるんだ!? と、あたりをきょろきょろ。このあたりは別世界。まわりは未開の土地ばかりが広がっているし、新しく建物を造っている様子があるとはいえ、あまりに広すぎて、自分がどこにいるのか?と困惑してしまいそうでした。

クラブハウスに着くと、スタッフのグレンが迎えてくれます。

そして、コース見学に際して「ちゃんとルールを守って見学します」っていう誓約書にサイン(しっかりしてるなぁ〜)。 買ったら10ドル以上はするコースガイドブックを手渡してくれ、「ここは急坂だから気をつけて」とか、「ショートカットはせずホール順に回って」とか、諸注意を知らせてくれて、いざ出発!

な、なんと!電動カートまで使わせてくれる待遇です!

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高まる気持ちを抑えながら、1番ホールから順に、コースめぐりをスタート! そして2時間近くかけて18ホールを見学。イメージプレーしてきました(笑)。

すごかった。

そんな感想です!

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ティグラウンドからフェアウェイを眺めるだけでどきどきする各ホール。ゼブラ模様にカットされたフェアウェイを見て美しさを感じる反面、うねうね&傾斜のあるフェアウェイはラフに吸い込まれそうなプレッシャーを感じます。

グリーン周りのバンカーの配置。見るだけならじつに芸術的。プレーするならイヤらしい、、、

48capekidnappers04.jpg

コースをもっとも難しく感じさせたのは距離です。1番ホール、カートを走らせながら(ここは短めのパー5やな〜)って思ったらパー4。6番の谷越えショートホールなんて、225ヤードです。これで風が吹いたらどうなるんでしょう。極めつけは、15番ロング。ケープキッドナパーズの名物ホール。その距離、650ヤード。一番短いティグランドを使っても500ヤード。海に向かって果てしなくつづくフェアウェイ。グリーンはまだか、まだか・・・。

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総距離、7,137ヤード。パー71。

コースレートは、76.3。そんな数値、はじめて聞きました。

衝撃的なゴルフコース。

これまでもいろんなゴルフコースを見てきたつもりですが、美しさや、難しさを超えた‘衝撃的’な印象を抱きました。(ぜひ、プレーしてみたい!)けど、(いくつ叩くか怖い、、、)。


「ここは世界の26位なんだよ」とグレン。

オシャレなレストランに飾られている、アメリカ「ゴルフダイジェスト社の世界のトップ100」ボードを示して教えてくれました。ニュージーランドでは一番だとか(カウリクリフスは、ニュージーランドの二番目でした)。

まぁ、一番であることは名誉なことなんですが、それ以上に、この独特の海岸線の環境が素晴らしかったです。ここでしか造り表せない自然の地形を活かしたゴルフコース。コース設計は、聖地セントアンドリュースでのキャディ経験もあるアメリカ人トム・ドーク[Tom DOAK]。コース設計者であるピートダイの生徒であり、アリスター・マッケンジー(オーガスタナショナルの改造設計)の影響を受けているというんですから、その技術も素晴らしいのでしょう。

48capekidnappers06.jpg

すんごいものを見せてもらいました。

怖いんだけど、いつかチャレンジしてみたい!

ケープキッドナパーズは、そんなコースです。



Cape Kidnappers


毎回、ゴルフ談義へのお付き合いをありがとうございます(笑)。次回は、鼻紙ティッシュでおなじみのネイピア[Napier]の街。




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2007年08月26日
●BridgePaゴルフ勝負結果


【ニュージーランド北島ゴルフ場めぐり】
見学予定のゴルフ場4ヵ所のうち、2つ目はヘイスティングス[Hastings]にある、ヘイスティングスゴルフクラブ。通称「ブリッジ・パ」。ニュージーランドベスト10と名高いゴルフ場です。
病を治すリハビリには、大好きなゴルフ場をのんびり歩くのが一番!とブリッジ・パに見学がてらプレーしにやってきたのですが、同伴プレイヤーのキウィ(ニュージーランド人)たちは、2対2のマッチプレーをしよう!と言います。


1番ホールは、その日のゴルフを左右する大切なホール。
「18ホールのうちの1ホール」という意識以上に、スタートホールをパーで上がることは気持ちの乗り方が違ってきます。バーディを取れたときなんて、いきなりハイテンションです!(笑)

48bridgepa8.JPG

ブリッジ・パの1番ホールは、軽い左ドックレッグのパー5。3打で確実にグリーンを捉えればパーは取りやすいので、どちらかというとプレッシャーの少ないスタートホール。病み上がりを考慮して、3オン狙いで挑みました。

しかし!
同伴プレイヤーのキース(HDCP8)、デイブ(HDCP16)、デニー(HDCP23)が慣れたメンバーさんらしく、フェアウェイへボールを簡単そうに運ぶのに対して、僕のティーショットは右の林へ一直線。発熱のせいで体力が落ちてしまっていたようで、スイングバランスがぐちゃぐちゃでした、、、あっちゃぁ〜〜

2打目は、林から横へ出すだけ。3打目でグリーンに届く距離でもなく、ようやく4オン。キースは簡単に3オンしてパーは確実。いきなりの劣勢です、、、

ゴルフは、18ホールを一番少ない打数でプレーした人が優勝です。それが1日競技なのか、2日競技なのか、男子プロのように4日間競技なのかで変わってきます。でもマッチプレーは、18ホールのスコアではなく、各ホールごとの勝負。なので、1番ホールで負けて1ダウンになっても、次のホールで勝てばイーブンに戻ります。そういう意味で、(このホールを落としても、次で挽回すればいいやぁ〜)と、自分の体調を考え、気持ちを切り替えようとしていました。

48bridgepa6.jpg

そんな楽な気持ちが功を奏したのか、ボギー覚悟の5メートルパーパットが入ってしまいました!幸先のよいパーです!(ラッキィ〜) キースもパーで、このホールは引き分け(イーブン)。

この「1番ホールのパー」が、この日を決めてくれた気がします。


ゴルフの魅力は、初対面の人とでもすぐに仲良くなれることだと思います。プロ志向のゴルファーは、また違った魅力を感じていると思いますが、アマチュアゴルフの立場として、僕はそう感じます。「どこに住んでんの?」「何やってんの?」。プレー中にそんな会話ができるのは、ゴルフくらいではないでしょうか。それだけ歩く時間や待つ時間が多いからかもしれません。

(なんで、ここに日本人が来てるんだ?)

一緒にゴルフをした3人のメンバーさんは、みなそう思っていたようです。1番ホールフェアウェイではチームパートナーのデイブから、2番ホールではキースから、3番ホールでは、デニーから、「何しているの?」「どこに住んでいるの?」といった質問を受けました。ヘイスティングスには日本人が少ないからなのか、珍しかったのだと思います。

話していくうちに、ヘイスティングスの街の話を聞かせてもらったり、ゴルフコースのことを聞かせてもらったり、ガイドブックでは得られないことが知れて、おもしろかったです!それに、大好きなゴルフをしながら英会話ができるなんて最高です!ここぞとばかりに英語を使ってみる僕。ゴルフの魅力は尽きません〜

48bridgepa5.jpg

ゴルフ日和の青い空。心地よい風。

メンテナンスの行き届いたコースコンディションは、歩いているだけでも気持ちがいい時間でした。

長いクラブのタイミングが合わず、ドライバーのフェアウェイキープ率は低かったのですが、スプーンを併用してコースを攻略しました。また、体力が落ちていた影響で、力もうとしても力めなかった、アイアンショットの調子が良かったです。

何より「快感!」だったのが、パット。

さすがは名門コースのグリーン。アンジュレーションが激しいだけではなく、硬く、奥から早く、大きさもホールによって異なり、自称「グリーン好き」の僕としては大満足でした!そんな相性のよさも手伝って、よく入ってくれました!

前半は4ボギーのスコア40、後半はイーブンパーのスコア36。デイブと組んだマッチプレーは、終わってみれば、7アップの圧勝!

48bridgepa7.jpg

「ヘイスティングスのコースは、やさしいかい?」

プレー終了後に笑顔で尋ねてくる3人のメンバーさん。はじめてのプレーで、好スコアを出した僕を見ていると、そう見えたようです。決してやさしいコースとは思えません。ただ、パラパラウムのような海岸線にあるコースではなく平地にある立地と、この日は微風という好条件も重なって、いいスコアが出てくれたようです(ニコッ)。


「明日は、ケイプキッドナパーズへ行くんです」。

僕がそう言うと、キースが、 「オレもあそこは何度かプレーしたけど、ワンダフルコースだよ。世界のトップ30らしいね」と言います。わざわざ、ケープキッドナパーズまで電話して、コンディションの確認までしてくれました。「風が吹かないことを祈ってるよ(笑)」

次回、いよいよケープキッドナパーズへ!1ラウンド400米ドルのスーパーゴルフコースです。




きょうさん♂

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2007年08月16日
●キウィと一緒にゴルフ!


【北島ゴルフ場めぐりの旅】
7月31日にクライストチャーチを出発し、車でオークランドへ向かいました。途中、名門ゴルフコースをプレーしよう!と予約していたんですが、数日前の熱がぶり返す始末。ゴルフどころじゃなかったんです、、、


旅先で体調を崩すってツライですね、、、

動きは鈍くなるし、食欲はわいてこない。街を散策してみよう!とか、面白いところがあるか調べてみよう!とか、そんな気力が出てこないんです。

発熱のため、楽しみにしていたパラパラウムでのゴルフが叶わず、無念の北上再開。それでも、次に待っているゴルフコースがあるので、いつまでも落ち込んでいるわけにはいきません。まずは体力の回復!

宿泊地と決めた、途中パーマストンノース[Palmerston North]の街では、一目散にスーパーマーケットへ。100%オレンジジュースを購入!身体がビタミンを欲していました。ほかにも水と牛乳を買って、宿へ。水分を摂れるだけ摂って、午後3時にはベッドで眠りに就きました。汗をかけかけ!と念じて。

おかげで、首筋や額を触っただけで熱いと感じていた体温は、夜中には下がっていました。(これなら明日はゴルフができるかも!?)そんな期待に胸を躍らせて、朝を迎えました。

シャツは汗でびっしょり〜 熱もすっかり下がったようです。

「健康っていいなぁ〜」

病を患うと、健康のありがたさを感じます。

48bridgepa1.jpg

車はヘイスティングス[Hastings]の街へ。
ここには、ニュージーランドベスト10と評判のゴルフコース、「ヘイスティングスゴルフクラブ(通称:ブリッジ・パ)」があります。予約していた時間にも間に合い、プレー準備に入りました。病み上がりとはいえ、ゴルフコースの敷地に入るだけでわくわくしてきます。

ニュージーランドのゴルフコースはほとんどがメンバーシップ(会員制)コース。年会費を払えば一年中、好きなだけプレーできるのが特徴です。そんなメンバー制コースであっても、僕のようなふらりと立ち寄った者もプレーすることができるのがうれしいところ。だから、予約の電話一本で、名門コースをプレーすることができるんです。

48bridgepa2.jpg

ここ、ヘイスティングスのブリッジ・パも、クライストチャーチにいるときに予約済み。プロショップでスタート表を確認すると、ほか3人の名前が入っていました。知らない人とプレーするんだったら一人の方がいい!という人もいますが、僕は誰かと一緒のほうがいいタイプ。話し相手がいないのは退屈だし、いろんな情報が得られることもあります。まして、はじめてのコースは知っている人がいたほうがコース攻略しやすい!予約するときに、「誰かと一緒がいい」と頼んでいたんです。

20年もブリッジ・パのメンバーになっているキースはハンデ8。デイブはハンデ16。そしてハンデ23のデニーは69歳に思えない若さ。そんな3人のキウィ(ニュージーランド人)メンバーと一緒のゴルフです。

(名門コースを楽しもう!)

バックにしのばせていたデジカメを取り出し、パチパチ撮っていると、キースがほかの二人と何やら話をしています。

「かるく握ろうか〜(※勝負しよかぁーの意)」

48bridgepa3.jpg

どうやら、ペアを組んで、2対2で勝負をしようと言うのです。ハーフ(9ホール)1ドルづつ+トータル1ドル、の3ドル勝負らしい。

勝負事には負けたくない性分なんですが、なんせ病み上がり、、、素振りしてもやけにクラブヘッドが重く感じる状態なので、できればのんびりゴルフがしたかった。。。

といっても、ここは勝負の空気。

僕だけ「やめときます」なんて言う気もなく、マッチプレー勝負(二人のうち、スコアのいいほうでの勝負)をすることに。4人のボールを集め、空に向かって放り投げ、2対2のペアを決めました。僕は、デイブとペア。ハンデ8のキースはデニーとペア。お互い握手をして、1番ホールからはじまります!

この日は、青空の下、最高のゴルフ日和。
お散歩気分としてでも楽しめるゴルフなんですが、たとえ3ドルであっても、勝負となれば、意識が高まります。

48bridgepa4.jpg

メンバーの3人は、慣れた様子で簡単にフェアウェイへボールを飛ばしていきます。久しぶりに握るクラブってヘンな感じぃ〜と思いつつ、僕のティーショット。

ビシィッー!

なんとか振り切ったと思ったら、ボールは一直線に、右の林へ。

ありゃぁー やべぇぞぉ〜〜


名門コースのブリッジ・パ。しましまのゼブラ模様にカットされたきれいなフェアウェイ。さて、勝負の行方は!?



Hastings Golf Club [ Bridge Pa ]


次回、名門コースの感想とキウィゴルフの決着。




きょうさん♂

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2007年08月15日
●タイガーウッズがプレー


ウェリントンから北へ車で30分。

パラパラウムビーチリンクス[Paraparaumu Beach Links]は、過去「ゴルフマガジン(アメリカ)」誌でニュージーランドNo.1となったゴルフコースです。2002年には「ニュージーランドオープン」が開催され、タイガーウッズもやって来ました(優勝はクレイグパリー/豪)。

48paraparaumu01.jpg

1929年設立という伝統、海風が厳しい西海岸の立地。そんなコースでぜひプレーしてみたい!と、12時33分スタートの予約をしていたんです。

ところが・・・

数日前の発熱がぶり返してしまう始末。立っているだけでも頭がくらくらしてしまい、スイングできる気力も体力もありません、、、 ウェリントン国会議事堂を出て、体調が改善することに期待しましたが、そうはやさしくありません。

スタート前にコースに到着し、車中で横になってみましたが、改善の余地はなし。やむなく無念の予約キャンセルを決断しました、、、

「予約していたのですが、熱が出てしまい、プレーできそうにありません。またの機会にします」。

そうプロショップ(受付)で伝えると、

「OK、分かったよ。また来てね!」と記念ポストカードとコースレイアウトをプレゼントしてくれました。

ゴルフコース見学好きにはうれしいグッズ!でも大喜びできない体調、、、丁重にお礼を伝えて、18番グリーンの見学へ。歩くのもままならない状態でも、このパラパラウムを記録せねばっ!そんな妙な気合いだけは入っていました(笑)。

ニュージーランドNo.1としても名高いコース。

その印象は・・・

48paraparaumu03.jpg

フェアウェイ幅は狭く、くねくね。ラフは深め。コース名にもついているように、イギリスでよく見られる「リンクス」コース。1番や9番のティショットはブラインドとなっていたり、見えないバンカーが配置されているようで、コースを把握していないと攻略しにくいコースに感じました。

それにしても風がきつい、、、

身体を弱らせているものにとっては、難易度が高く感じて、余計にプレーする気にはなれないのでした。次は、体調を整えて再来しよう!



48paraparaumu04.jpg



当初は、プレー後にここパラパラウムで1泊する予定でしたが、コース見学だけして、パーマストン[Palmerston North]まで北上。午後3時には宿のベットで眠りにつき、明日のヘイス ティングス[Hastings]でのゴルフプレーに備えて体調を整えるのでした。

次回、ニュージーランドTOP10コース「Bridge Pa」へ。




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2007年08月14日
●ウェリントン国会議事堂


ニュージーランドの首都、ウェリントン。

最大都市オークランドの印象が強いため、ウェリントンの特徴がつかみにくいのが正直なところでした。

(ウェリントンには何があるんだろうか?)

ガイドブックを見て、目を引いたのは国会議事堂[Parliament Building]でした。高校生のころ、東京で出かけたついでに、永田町の国会議事堂を見に行ったことを思い出しつつ、(国の最高機関を見ておこう〜)と思ったのです。

うれしいことに議事堂内の無料ツアーがあるらしい。

平日は10時〜16時まで。毎時ごとに所要1時間のツアーが実施されています。予約も要らず、誰でも参加できるようなので、この機会に足を運んでみました。

厳重なボディチェックと荷物を預けた(議事堂内、撮影禁止)のち、係員に案内されながら順に見て回ります。

フロアには、翻訳された議事堂内の説明チラシが置かれていますが、係員によっては案内する場所が違うようなので、必ずしも一致はしません。

48wellington1.JPG

さて、議事堂内。
ヨーロッパで見る美術館や教会と比べると趣旨も異なるし、質素ですが、重そうな扉があったり、豪華な絨毯があったり、ステンドグラスがあったり、装飾は立派です。

装飾よりも興味があったのは、本会議場。やはり決議される場所というのは興味度が増します。緑の絨毯が敷き詰められた会議場内には124席。いくつものテレビカメラが設置してあって、会議の模様が記録されるらしい。そして、片側の壁には「YES」の扉、反対側には「NO」の扉。ここで議案に対する賛成か反対が決まるそうです。もっぱら「YES」ばかりらしい。

もうひとつ印象に残ったのが「部屋番号10」の小部屋。不定期に開催されるこの場所では、なんと一般人が議員に対して意見を伝えることができるそうです。一般人の声に耳を傾けてもらえるとはありがたいことですね。

それを聞いて思い出したのが、オーストリアのシェーンブルン宮殿でした。「疲労困ぱいするまで働くべし」と語った皇帝フランツ・ヨーゼフ1世は、宮殿の執務室で、毎日何人もの一般人の声を聞いていたそうです。

地位は違っても同じ人間。誰とでも、いつでもコミュニケーションが取れるのは大切だと思います。


国会議事堂。

国の重要決議などはこの場所で決まっているのかと思うと、大切な場所にやって来たんだなと感じます。

48wellington2.JPG

僕は合理的な考えをするタイプなので、「物事を決めること」が大切であって、「どこで決めるのか」はそれほど大切ではないと思っています。カフェでも、バーでも、どこででも、問題解決策が生まれれば、場所は気にしません。

それでも、国家を代表する議案であれば、ニュージーランドであっても日本であっても、こうした場所が必要なのかもしれません。。。

国会というと、凡人には遠い存在に感じてしまいますが、僕らの日常生活でも問題は尽きません。場所がどこであれ、悩みを解消したり、問題を解決したりするのが、人間の本質だと思うので、何事も解決できるように行動できる人間でありたいです。


見学ツアー中、ずっと寒気がしていました。

クライストチャーチを出発する数日前に発熱したんですが、昨晩ウェリントンでも遅くまで寒い格好で起きていたので、熱がぶり返してしまったようです。

このあと車で30分の有名ゴルフコースでプレーの予約をしているのに・・・。この熱じゃ、クラブを振れそうにありません、、、せっかくの旅路。体調が崩れると楽しみ半減です。


次回、パラパラウムゴルフコースへ




きょうさん♂

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2007年08月04日
●あいのりの旅。北島行き


クライストチャーチで車を購入し、いざオークランドへ向かいます。南島クライストチャーチから北上しピクトン[Picton]へ。そこからフェリーでウェリントンへ渡り、北島の有名ゴルフコースを4ヶ所、見学やプレーしながらオークランドを目指す行程です。

どうせ行くなら誰かと一緒に行こう!と考えました。長距離走行はヨーロッパの旅で慣れているけど、一人の車旅は退屈だし、話し相手がいたほうが眠気防止にもなると思ったからです。

数日前に、クライストチャーチの情報センター掲示板に「あいのり募集」の貼り紙をしたところ、前日までに二人の方から連絡があり、いざ三人での旅となりました。

48ainori1.jpg

さとるくんと、ゆみさん。
共にワーキングホリデービザでニュージーランドに来ている二人は、クライストチャーチを離れて別の街で滞在することを考えていたようです。「なぜニュージーランドにやってきたのか?」そんな話からはじまり、エピソード満載の二人から楽しい話を聞かせてもらっていました。

さとるくんには定説があるそうです。

「ゆみさん、失礼ですが(歳は)おいくつですか?」

「28歳です」と答えるゆみさん。

「そうですか!ぼくも28歳(1979年生まれ)なんですけど、ニュージーランドに来てから、同い歳の人によく会うんですよ!東京にいたときはそんなことなかったですけどね。よく考えたら、分かったんです!」

なんだろう?と思いつつ、彼の発見を聞いてみると・・・

「ひつじ年生まれなんです!」

どうやら‘ひつじ’が呼んでいるらしい。。。爆笑!?

そんな会話で盛り上がりつつ、2時間ほど走ると、カイコウラ[Kaikoura]の街へ。

48ainori3.JPG

カイコウラはマオリ語で、カイ(食べる)コウラ(クレイフィッシュ=伊勢エビ)と意味するそうです。その名のとおり、カイコウラは伊勢エビが有名!

あいのりの旅を考えた理由のひとつもここにあります。せっかく美味しいもの食べるのに、一人じゃつまらないしねぇ〜 ってことで、伊勢エビを食べるのに付き合ってもらいました。

48ainori2.JPG

街中のレストランもいいけど、噂に聞いていたのは、カイコウラの街から北へ20分ほど走った海際にあるキャラバンを改造したお店。海を眺め、波の音を聞きながら、伊勢エビ食べるっていいじゃないですか〜

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クーラーボックスの中には、下ゆでした伊勢エビが並んでいて、30〜70ドルと、大きさによって値段がつけられています。ノーマルな味付けでもいいし、ガーリック味ならプラス3ドルでやってくれます。伊勢エビの見た目の豪華さと香りが食をそそります!お味は・・・

うまい!!

ぎゅっとしまった身がいい歯ごたえです!

48ainori5.jpgおにぎりとゆで玉子も登場!このために、前夜フラットメイトに協力してもらって作ってきました。ちょっとしたピクニック気分!

今度来るときは、たかさんにも食べてもらおう〜


再び北上を再開。しばらくすると、

「あっ!アザラシ!!」

と波打ち際で休憩しているアザラシをゆみさんが発見!

カイコウラは、クジラやイルカが見られたりすることで有名なスポットでもあります。それでも、船で沖に出て見に行くような感じなので、こうして海辺にいるなんて、それだけで感動もんです!

車をUターンさせて、アザラシに接近〜 気づかれないように近寄ったつもりでしたが、さすがに30メートルくらいで動き出しちゃいました。アザラシはのっそり動くのかと思ったら、意外と速いんですね。それもまた驚きー いいもの見させてもらいました。

48ainori6.jpg

伊勢エビ食って、アザラシ見て、話込んでいたら、あっという間に、ブレナム[Blenheim]に到着です。ここで仕事をする予定のゆみさんとはお別れです。バックパックひとつ背負って旅するゆみさん。自分の考えをしっかり持ち、行動力のある女性でした。健康に留意して、仕事楽しんでくださいね!

出会いがあれば別れもあり。これがご縁というものでしょうか。ここからは、さとるくんとの二人旅です。

ピクトンからはフェリーです。船内の気分を楽しもう〜なんて思っていたのですが、朝からの運転の疲れもあってか、すぐに爆睡。おかげ?で船酔いすることもありませんでした(ラッキィー)。

ウェリントンへ渡り、予約していた宿に23時にチェックイン。明日は、首都ウェリントンで見たかった国会議事堂を見学します。


次回、国会議事堂無料ツアーをご紹介!お楽しみに〜




きょうさん♂

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2007年08月03日
●食べること=幸せなこと


「食べること」。

僕の生活において、かなり重要であります。

高校卒業までは、実家で母の手料理にお世話になって育ってきました。大学に入ってからはひとり暮らしで自炊をスタート!社会人になってから、ワーホリのオーストラリア時代、自炊していました。結婚するまでは・・・。

たかさんと結婚してからは、料理をすることはほとんどなくなりました。たかさんが作ってくれるからです(うれしぃ〜)。世界一周旅行の旅先では、もちろん一緒に作ることが多かったのですが、仕事をするようになると、たかさんに甘えてしまっています(笑)。

日本への一時帰国のあと、僕はクライストチャーチへ単身渡航。たかさんは日本に滞在。夫婦別居生活となったわけですが、たかさんの一番の心配事は、「食事」でした。それは僕の心配事でもあったんです。

「質より量!」。といっても、基本的に面倒くさがりなので、ちゃんと栄養を考えてしっかり作るかどうかが、気になるところだったんです。。。

ところが・・・

そんな心配は、無用でした。

なぜなら、僕がクライストチャーチで泊まっていたフラット「木上家」のご夫妻は、料理人だったからです。

48chcD3-3.JPG

それもハンパじゃありません!

木上家のだんなさんは、クライストチャーチ5つ星レストランのシェフ。おくさんは、いつでも中華料理店で働けるような腕の持ち主なのです。

はじめこそ「お手伝いします〜」なんて言ってたものの、そのレベルの違いに驚くことになりました。準備のスピード、手際のよさ、かえってお邪魔だったり・・・笑。2日目からは、せいぜい箸の準備くらいでした(ハハハ)。

いやねぇ〜 そりゃ、すごいんですよ!

レストランメニューが当たり前のように出てくるんです!

僕は食べることが好き。じゃぁ時間をかけてきっちり作るのかといえばそうじゃぁないんです。もっぱら食べること専門。世界一周旅行中も、ここぞ!という名産は食べるものの、基本的には素食でした。「質より量」ということもあって、どかぁ〜ん!と出てくるだけで満足だったりするんです。‘好き’だけど、‘ゼッタイ’ではない。。。だから、家で普段食べる料理はお手軽でもまったく問題ありません。。。

ところがどっこい!木上家はお家だからって、簡単なものは出てきません。だんなさんは、普段仕事で料理をいっぱい作っているわけだし、おくさんだって、仕事帰りで大変だと思うんですが、そんな様子をこれっぽっちも見せずに、手のこったスーパーメニューを平気で作るんです。

「二人分も、三人分も変わりませんから〜」

そんな天使のような言葉を聞かせてもらい、僕は、料理人夫妻の食事を堪能させてもらってきたのです。幸・幸・幸・・・

7秒動画ですが、再生までにやや時間がかかります。

それにしても驚いたのが食材の豊富さ。探せば見つかるんだなぁ〜と思える色とりどり、あらゆる品々。さすがは料理人!クライストチャーチの情報を把握しているので、いつでも必要な食材を手に入れることができているようでした。

単身渡航で体重が「減少」する予定だったのに、しっかり「増加」!気のせいか腹回りもぷくぷくとしてきて、充実したクライストチャーチ生活を証明してくれるのでした。

僕は、自覚しているつもりです。

自分が何をしているときに幸せを感じるのか。

そのひとつが、「ボリュームたっぷりの食事」であり、さらに‘美味しい’という付加価値があれば、もうたまらなくハッピィーです!!

80日間、本当に・・・ごちそうさまでした!!



料理人夫妻への感謝の気持ちをこめて・・・

スーパーメニューをご覧いただきましょう!

食ったぞぉ〜!木上家の食卓

http://www.sekatabi.com/kigami-ke/
↑こちらのURLをクリックすると別ページが開きます。



思い出を胸いっぱいに・・・数々の料理を腹いっぱいに・・・僕はクライストチャーチを離れました。もうひとつ幸せを感じるゴルフもたくさんでき、英語に触れ、あこがれのクライストチャーチ80日間は充実していました。次は夏の時期に、このすてきな街をまた訪れようと思います!

せかたび2号で向かう、北島オークランドへの旅。

次回、あいのり旅をご紹介します。お楽しみに!




きょうさん♂

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2007年08月02日
●Christchurchゴルフ三昧


ニュージーランドはゴルフ天国です。

日本では想像できなかった低料金でゴルフを楽しむことができます。日本とニュージーランドは、季節が逆ですので、日本の寒い時期だけニュージーランドに来てゴルフするという方もおられるようです。

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ニュージーランドのどの街にもゴルフコースがありますが、その中でも、クライストチャーチは特にゴルフコースが多い街です。それに、市内中心部から車で30分以内で到着できるゴルフコースが少なくとも12コースあるんです。

大きな木をレイアウトに使ったコースが多く、プレイヤーにプレッシャーをかける一方、初夏は美しい光景を見せてくれるだろうと想像できました。また、ほとんどのコースのグリーンコンディションが良いというのも特徴です。硬く、奥から速いというイメージがあります。

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クライストチャーチに滞在していた80日間のうち、週末のほとんどをゴルフコースで過ごしていました。15ラウンド(13コース)は、十分に満足です!

クライストチャーチでのゴルフコース選びをされる方のために、「おすすめベスト5」をご紹介します。

コースを歩くときに感じる美しさ」「戦略性」「グリーンコンディション」という、あくまで僕のこだわりですが、参考情報としてチェックしてもらえれば幸いです。


ベスト1(名門コースでゴルフ文化を感じよう)
【Christchurch Golf Club】
場所をShirley地区に変えたことで「Shirley(シャーリー)」と呼ばれることもあるChristchurchGC。住宅地に囲まれているのが不思議なくらい、戦略性に富んだコースはどのホールも面白い。距離も長いが、フェアウェイは十分に広くないので、飛ばし屋でも適度なプレッシャーを持てる。グリーンの起伏が激しく、易しいパットは少ない。特に4番、15番のグリーンは必見。

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ベスト2(美しいか?怖いか?池攻略がポイント)
【Clearwater Golf Club】
トーナメントも開催される本格派リゾートコース。フェアウェイのうねりが多く、平らな場所を見つけるのに苦労する。コース名に単語があるように‘水’からみのホールが多く、9番PAR3、18番PAR4と、最後まで気が抜けない緊張感がやりがいを感じる。プレー後に晴れていれば、レストランでコースを眺めながら食事を愉しむ時間も素晴らしい。

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ベスト3(木々の美しさとバンカーの配置が魅力)
【Russley Golf Club】
クライストチャーチ空港を出てすぐにあるRussleyGC。木々が美しい反面、ティーショットのオープンスペースが狭いという意見もある。フェアウェイ、グリーンともコンディションがよく、すべてのショットが楽しめる。5番の池越えロング、13番ロングのうねりグリーンとPAR5の攻略が面白い。

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ベスト4(風の強弱で難易度が変わる)
【Terrace Downs】
クライストチャーチと呼ぶには遠い、市内から西へ90分、スキー場で有名なMt.ハットの手前にあるリゾートコース。各ホールに案内板はなく、前半後半池絡みのホールを攻略するためには、距離の書かれたルートブックを手に入れることがおすすめ。風が吹けば、コースレートは上がるだろう。10番PAR3の打ち下ろしは爽快。

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ベスト5(戦略性あるホールレイアウト)
【Waitikiri Golf Club】
クライストチャーチ北東にある整備の行き届いたコース。ティグランドからみるフェアウェイの緑の美しさ、木々の種類や配置、絵になるホールレイアウトが多く、歩いているだけでも楽しむことができる。グリーンは硬く引き締まっており、攻略しがいのあるコース。

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ほかにも、Windsor Golf Club、Waimairi Beach Golf Club、Rawhiti Municipal Golf Club、Harewood Golf Club (Old/New)、Templeton Country Club、McLeans Island Golf Club、Coringa Country Club でプレーすることができました。

日本では、9ホール後に昼食休憩を取ることもありますが、ニュージーランド(オーストラリアもそうでしたが)は18ホールつづけてプレーするところばかりです。そのため、バッグに入れた軽食でプレー中の空腹をしのぎ、プレー後にクラブハウスで歓談しながら食事をする人が多いです。

また、キャディさんはいません。自分でバッグを担ぐか、手引きカートで転がします。ショットの後のディボット跡への目土はグリーンへのピッチマークは各自で直しましょう。

年間メンバーフィーを払えば、プレーの都度に支払う必要はなく、一年中自由なときにプレーすることができます。またメンバーになっておくと、ほかのコースでも割引でプレーすることができ、お得なことも多いのが特徴です。僕も拠点が決まったので、どこかのメンバーになろうかと検討しています。

ゴルフが生活の中心となるなら、オークランドよりもクライストチャーチを選ぶ気がします。レベルの高いゴルフコースが多かったです。



次回は、クライストチャーチでの生活を支えてくれた「食事」についてご紹介。単身の身でも、80日間を元気にがんばれたのは、ちゃんとワケがありました!



きょうさん♂

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2007年08月01日
●英語の上達に必要なこと


世界を旅する者にとって、避けては通れないことのひとつが‘言葉’です。母国語の‘日本語’が世界で通じることはほとんどないので、世界で使える言葉を持ちたい旅人は大勢いるのではないでしょうか。

(英語を話したい!)

もちろん「英語がすべて」とは言いませんが、英語が話せれば、ほとんどの国を旅できる気がします。現に僕らが旅してきた国を振り返ってみても、英語がまったく通じなかった国は49ヵ国中、ゼロです(まぁ、通じる人が見つかるまで声をかけ続けているので、当たり前かもしれませんが・笑)。

48chc-eng1.jpgでは、僕らは英語が話せる状態で世界一周旅行に出発したのでしょうか?いえ、そんなことはありません。決して十分とはいえない英語力で出発しました。宿や交通機関の予約、スーパーでの買い物、インフォメーションセンターでの情報収集など、旅先での英会話は、度胸で乗り越えてきました。

それは、きっと必要に迫られて、会話をし続けてきたからだと思います。伝え方が分からなくても、何とか通じるもので、しどろもどろになっていると、逆に相手が教えてくれることもありました。そうやって言い回しを覚えてきたように思います。

僕らのそんなレベルでも、なんとか旅はできます!

でも・・・

世界で生きていこうと思ったら、もっと英語力を伸ばさなくてはなりません。


48chc-eng2.jpg僕がクライストチャーチで過ごした80日間は、オークランドにいたときよりも英語を使う機会がありました。シロウトなりに感じた「英語の上達に必要なこと」をお伝えします。

クライストチャーチで取り掛かったミッションのひとつに、「クライストチャーチにある18の語学学校を訪問し、その語学学校の特徴をインタビューすること」がありました。2校以外はニュージーランド人が相手。

僕のレベルで、英語のインタビュアーです!(驚)。

ポイントとなるいくつかの質問に加えて、せっかくこうして顔を見合わせて会話してるんだから、もっとハートを感じることを聞いてみたい。そこで思いついたのが「英語を学びたい日本人へ伝えたい大切なことは何ですか?」という質問でした。自分を含め、ニュージーランドに来ている方々は、それなりに英語を学びたいと考えているのではないか?語学学校へ通ったり、テキストやテープを買って、実力をあげる目標を持っているのではないか?そのような方々へのメッセージを聞かせてほしいと思ったんです。

18校を訪れて、18人の担当者にインタビューしていると、さすがにいろんな答えが返ってきますね。高校教師の経験者、世界各地で英語を教えてきた方、アジア圏で生活経験があり文化を理解したうえで指導をしている先生、何千人もの留学生と接してきた方々の言葉は実に重みと深みがあるものでした。

48chc-eng3.jpg.JPGひとりの先生からのメッセージをここでご紹介させていただくと、「目標を持つ」ということでした。「英語を学んでどうしたいのか?」ということです。ニュージーランドに英語を学びに来ている人の背景は同じではなく、それぞれ違います。何のために学んでいるのか?現地の大学に入るのか?母国で英語教師になるのか?試験で高スコアを取るためなのか?それによって、学習方法も違ってくるということなんです。

なるほど。。。確かに、英語に触れる方法はいくらでもあると思うのですが、自分の方向性が定まっていないと、理由付けもできないし、結局は流されてしまって長続きできないかもしれませんね。英語の上達学習法を聞くだけの、英語学習マニアで終わってはいけません。

何の目標に向かって英語上達したいのか?僕らの場合は「世界で生活するため」、「世界で仕事をするため」といったところです。そうした目標に向かって、今何をすべきか?と掘り下げてみると、僕のマネージャーがアドバイスしてくれたことがピンときました。「文法の復習」です。

これまで度胸で会話してきた英語も、ある程度までくると限界がきます。それを乗り越えるためには文法が大切というメッセージです。文法の学習って、一見退屈そうに思えるんですが、大事なんですよね。会話のツールですから、知っているのと知らないのとでは会話の幅がまったく違ってきます。現在形、過去形、未来形、現在進行形、そうしたことから復習するだけでも気持ちが楽ですね。(英語を上達したい!)そんな想いがあるときだからこそ、いい復習の機会だと思います。

英語で書かれた英語の文法本も買っちゃいました!まずは形から・・・!?

目標を持ち、文法を見直したら、どんどん「使うこと」です。知らない単語を聞いたら、メモして、次の機会に使ってみる。通じなかったら、発音をチェック。そうするとボキャブラリーも増えていきます。

語学学校にクラスレベルが数多くあるように、英語のレベルは人によって異なります。もちろん、レベルに応じて学習法も違うでしょう。「目標」「文法」「使う」。あくまで僕の場合の例ですが、終わりがないのが学習だと思います。せっかくの英語に触れる機会、大切にしていきたいです!



次回は、クライストチャーチのゴルフ事情をお届けします。僕のお気に入りゴルフコースベスト5もご紹介!




きょうさん♂

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2007年07月31日
●Christchurch出会い別れ


北島オークランド[Auckland]に戻ることになり、5月13日からはじまった南島クライストチャーチ[Christchurch]での生活は、80日間でひとまず終了となりました。

ニュージーランドに来る前に抱いていた‘ニュージーランドのイメージ’はクライストチャーチの街でした。ゴシック建築を代表するイギリスの雰囲気、緑の多い街、そしてゴルフコースの数々。「住むならクライストチャーチ!」という印象を持ってニュージーランドにやって来ていました。

48chcgb1.JPG

5月、6月、7月。
冬という寒い時期でありながらも、ガーデンシティと呼ばれる街並みは、紅葉のあとであっても美しい木々が至るところで見られました。エイボン川沿いの光景を眺めていると、(この時期でこんなにきれいなら、春から夏にかけてはどれほど見事な景色が見られるんだろう?)と想像したくらいです。

街を行き交う人の数が少ない、車の数も少ない、道路渋滞がない。フラットなど賃貸相場が安い。約5ヶ月過ごしたオークランドと比較してそんな印象を受けていました。

48chcgb2.JPG

ゴルフコースへも幾度と足を運びましたが、ほとんどのコースが、街の中心から20分以内で行くことができます。値段が高めの有名コースはもちろん、比較的安いコースでもグリーンの手入れが行き届いており、グリーンの状態でにこだわりを持っている僕としては、十分に満足できるコースが多かったです。

職場を通じて、ゴルフを通じて、多くの方々との出会いがありました。たかさんを日本に残している単身の身でありましたが、大勢の方と知り合うことができました。旅人という立場であったなら、こんなに多くの方とは出会えなかったかもしれません。やはりクライストチャーチに精通している会社の看板のおかげであり、日ごろからネットワークを築いておられた職場のマネージャーやスタッフに感謝です。


クライストチャーチを離れることが決まり、出会った方々はお別れ会を企画してくださいました。

48chcgb3.JPG職場を通じて知り合えたご夫妻の新居では、お二人のセンスのよさを感じるインテリアに感動しつつ、奥様の手料理をたっぷりと楽しませていただきました。くつろげる空間に何を求めるかは、人それぞれ違いますが、お宅訪問させてもらう立場でありながら、すっかりリラックスさせてもらっちゃいました。

48chcgb4.JPG「会話は極上のソース」。

何かの本で読んだことがあります。お二人との楽しい会話のおかげで、美味しい料理をさらに旨くしてもらった気がします。なかなか聞けないご夫婦の話。なれそめ話から結婚に至るエピソード、そういった人の価値観に触れる話は、聞いているほうが照れくさくなることもありますが、ためになります。「人は人によって磨かれる」こういうことを言うんだと思います。

48chcgb5.JPG職場のスタッフは、ホームパーティに招いてくれました。フラットメイトたちとの、ほのぼの4人暮らしのお家は、ひと味違う暖かさを感じました。そして、せかたびサイトを通じて以前からコンタクトを取っていたご夫妻とも再び会えて、とってもにぎやかなパーティになりました!

48chcgb6.JPG皆さんそれぞれに夢や目標を持ちながらクライストチャーチでの生活を送っています。そうした情報交換を通じて、自分がやりたいことや進んでいく方向を確認していた気がします。皆さんが作ってくれたバラエティーに富んだ料理の数々。テーブルに並べきれないほどのボーリュームは、見ているだけでも幸せでした。

27日金曜日は、関連会社の方の異動送別会に同席させていただきました。お付き合いのあった同じビルの日本企業さんともご一緒で、面白トークのおかげで、笑いが絶えなく頬は緩みっぱなしでした〜 たらふく中華料理店に次いで、2次会は居酒屋で焼酎会。そして3次会はカラオケ。マイクを握るのは何年ぶり〜と思いつつ、♪せかたびの唄で評判?の歌声を、昴(すばる)で表現してみました。

48chcgb7.JPG仕事の枠を超え、気さくにお付き合いできる様子を見ていると、人付き合いってこうでありたいよなぁ〜と感じます。そんな職場環境にいることができて本当に良かったです!


7月31日。

クライストチャーチを離れる朝になりました。
この80日間を過ごさせてもらったステキなお家ともお別れです。

毎日食事を作ってくれたフラットオーナー、普段より早く起きて、出発を見送ってくれるフラットメイトたち。心地よい時間を与えてくれた仲間との暮らしが終わるのかと思うと、こみあげてくるものがあります。。。

旅先で何度も繰り返してきた、別れのとき。

想いは、いつもせつないです、、、(涙)


48chcgb9.JPG

「出会いは別れのはじまり」。

クライストチャーチでの出会いを大切に、オークランドでの生活を充実させていきたいです!

また逢う日まで、

ごきげんよう☆ありがとうございました!



次回より、クライストチャーチ生活で思い出に残ったエピソードを、3つのテーマでご紹介します。まずは「英語」です。引き続き、お楽しみに!




きょうさん♂

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2007年07月19日
●せかたび2号との出会い


ヨーロッパステージは車で旅をしていたんです。
エストニアで買った車に「せかたび号」と名づけ、気候のいいヨーロッパを車中泊したりしながら旅していました。

すっかり夏のキャンプ生活に味をしめた僕ら。ニュージーランドで手に入れたかった車には、足を伸ばして眠れるくらいの広さを求めていました!

それで候補に挙がったのがワゴン車。

先日のオークション会場でもワゴン車を中心に見て回っていたんです。それなりに状態はいいんですが、お値段はなかなか高め。予算は30万円(約3,000ドル)と考えていた僕らには手が届かない車ばかりでした、、、

48carP2a.JPG

平行して、車探しのために閲覧していた「NZ大好き.com」のウェブサイト。「売ります・買います」のコーナーでふとワゴン車を見つけたのが、のちにせかたび2号(仮称)となる車との最初の出会いでした。

・車の写真が掲載されている
・熱心な紹介コメントが人柄を感じる
・テントや寝袋などおまけがついてくる
・希望販売価格3,000ドル

これらが目を惹いたポイント。
早速、試乗させて欲しい旨を伝える電話をしました。

48carP2b.JPGそして翌日。出会ったオーナーは、関西出身のカップルでした。ニュージーランドの波を求めていた彼ら。クライストチャーチを基点に、南島から北島まで波の有名なポイントはほぼ制覇してこられたようです。優しさと爽やかさを感じる人柄から、車の評価は勝手に高くなっていたような気がします。

市内で20分ほど運転。ワゴン車のマニュアルは以前勤めていた会社で運転していたこともあるし、ギアやクラッチも気になることはありません。

もとより、中古車でカンペキな状態を求めていないし、初代せかたび号で、散々修理を繰り返してきたから、故障することは覚悟の上。むしろ、写真で見るよりきれいなボディにびっくり!

48carP2c.jpg

値段交渉させてもらい、大そう満足!な状態で契約となりました。オークション会場や中古車センターで買うより安い個人売買。それだけに元オーナーの雰囲気は僕にとって、とても重要でした。車の専門家からすれば、車の状態で判断するのが当たり前だろうし、誰が乗っていたのかは関係ないのが基本かもしれません。

でも僕はそうは考えていません。
これから長い期間を乗る車だからこそ、愛着を持っていたい。それに、この車が元オーナーたちと一緒にどんな街を走って、どんな旅をしてきて、どんなドラマを創ってきたのか、そんな話を聞いているだけでも価値があります!

48carP2d.JPG

夏はキャンプをするため後部座席をベッドに改造していた彼ら。引渡し日には、シートに戻す作業を一緒にしました。彼らがこの車を大事に使ってきたことは車の隅々から伺えます。僕らも大事に使っていきたいです!

ニュージーランドの名義変更は簡単。

郵便局へ行って(なぜか郵便局)、申請用紙に元オーナーと新オーナーの名前や住所を記載。身分証明(僕の場合はパスポートでOK)を提出して完了。10ドルもかかりません。あっという間の手続きでした。


48carP2e.jpgさぁて、この車でオークランドを目指します!

どうせ行くなら仲間と行こう!

そんな想いで「あいのり募集」を告知したところ、2名の方が連絡をくれました。途中ウェリントンまで、3人での車旅。わくわく〜

北島のウェリントンへ渡ったあとは、「ニュージーランドベスト10」にランクインされているゴルフコースを4つ見学予定。オークランドまでの約1,100キロも楽しくなりそうです。

48carP2f.jpg

せかたび2号と共に過ごすニュージーランド生活。引き続きお楽しみください!



きょうさん♂

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2007年07月17日
●車オークション会場見学


クライストチャーチからオークランドへ戻ることになりました(7月末)。南島から、再び北島へ生活拠点を移します。

飛行機で移動することを考えていたんです。でも、「急いでいるわけでもないから車でゆっくり北上してきたら?」と、ボスからもらったうれしい言葉に甘えさせていただき、休暇を取って陸路でオークランド入りすることにしました。荷物は細々とあって送るのが面倒だったし、途中の街に立ち寄れることは‘旅好き’として楽しみだったりします!

48carauction1.JPG

レンタカーでなく、(どうせ買うつもりだから)と、この機会に車購入も決定!日本語情報センターやニュージーランドのウェブサイトにある「売ります」掲示板をのぞいて情報収集。さらに、クライストチャーチで開催されているカーオークションに興味を持ちました。

TURNERS AUCTION

文字通り、オークションが行われていて、車のほかにも家具や生活雑貨なども取引されているんです。インターネットオークションで有名なヤフーオークションは、売る側も買う側も経験したことがありますが、実際のオークションははじめて。

ウェブサイトでイベントタイトルを見ながら、「6,000ドル以下の車が取引される日」に行ってみることにしました。どれくらいの車が、どれくらいの価格で、どんなやり取りで取引されるのか?まずは勉強がてらの見学です。


◆オークションの仕組み

何がなんだかさっぱり分からない状態で会場に入ったんですが、様子を見ていると、仕組みは簡単に理解できました。

@受付で登録
名前や住所、電話番号などを書くと、自分の番号が渡されます。そして車の値段に応じて、手数料を支払う説明を受けました。ちなみに、a)499ドル以下の車を落札した場合270ドル、b)500〜1,999ドル以下の車を落札した場合170ドル、c)2,000ドル以上の車を落札した場合270ドル、という3段階でした。

A会場内見学
出品されている車が、会場内にずらりと並んでいます。この日は全部で79台。順番に番号がふられた駐車スペースに車が停められていて、車の詳細は手元の資料に記載されています。だいたいの目安となる価格が書かれているので、買う側はそれを参考に車選びができます。鍵はついてあるので、自由にドアを開けて運転席に座ってみたり、エンジンをかけて車の状態を確認することもできます。気に入った車があれば、ここでチェックしておきます。

48carauction2.JPG

B競売
1番の車から順に競り(せり)がはじまります。駐車スペースから運ばれてきた車を正面に置きスタート。例えば目安となる価格が「4,000-5,000」だとすれば、「では、3,800からはじます。3,800ドル、3,800ドル、はい、手が挙がった、3,900、3,900・・・」とだいたい100ドル単位で値が上がっていきます(中には50ドルの場合も)。人気の車だったら、どんどん上がっていくし、誰も手が挙がらなかったら次の車へ。終了のタイミングは?それはテレビや映画でよくある、裁判官が「静粛に!」のときに使うようなハンマーでガチンっ!と叩けば落札完了です。スカッとしますね!あの音。

C手続き
スタッフが落札者の元へ歩み寄り、受付でもらった自分の番号を提出。あとはデポジットを払って、契約に至るようです。


1台の車にかける時間は1分以内。次の車が運ばれてきては落札、また次の車が落札・・・。流れ作業のように進んでいました。

僕は、大きなワゴン車を探していましたが、ざっと5,000ドル。さすがに状態もよく、それなりの車なんですが、やっぱり予算が、、、長く使うのであればちゃんとお金もかけないといけないんでしょうが、車の価値をあまり理解できていないものにとっては、つい出し惜しんじゃいます、、、

48carauction3.JPG

いくら位で取引されるのかも興味があったんですが、一番印象的だったのは、仲介人というんでしょうか、司会者の口調。競馬中継アナウンサーのような早い語り口は、聞いていて惹きこまれていました。あんだけしゃべりっぱなしだったら疲れるやろうに〜 と思っていたら、10台ごとに交代していましたよぉー。

この日は見学だけで、家路へ。

(さぁて、どうしようか〜)と思案していると、ご縁が見つかりました!

1997年式、三菱デリカ(L300)


次回、仮称)せかたび2号との出会いをご紹介します。




きょうさん♂

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2007年07月14日
●オールブラックス観戦記


オールブラックスの試合を観てきました!

スポーツ好きとしては、ニュージーランドにいるんだから、ぜひ観ておきたかったんです!

48allblacks01.JPG

といっても、ラグビーのことをよく知らない僕。ニュージーランドに来る前まで、ニュージーランドのラグビーチームは「オールブラックス」だけと思っていたくらい(笑)。そんなことはないんですよね。「オールブラックス」は、ニュージーランドの代表選手を集めたチーム名だから、シーズンの終盤に各チームからの精鋭たちが集まって構成されるんです。だから、年中試合が観られるわけではない貴重な機会なんです〜

そう知って、「では、いつ試合をするのか?」と気にかけていたところ、7月14日にクライストチャーチで南アフリカ代表と試合をするらしい!

4月にオークランドでラグビー観戦して以来、2回目のスタジアム観戦となりました。

ほかのスポーツなら、(やってみたい!)と思うことのほうが多いのに、ラグビーは決してやろうとは思いません。だって、あんなぶつかりはカラダに毒、、、オークランドで観戦したときも、巨人たちのぶつかりあいに観ているだけで顔をしかめたくらいでした。

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なのに、怖いものみたさなのか、トライの爽快さなのか、観るのは興味があるんですよねー 不思議〜 「オールブラックス」という国対抗ということもあって、とっても楽しみだったんです。

7月中旬といっても、クライストチャーチは冬真っ盛り!たっぷりの防寒対策でスタジアム観戦。スタンドを埋め尽くす観客の数には驚きでした。

両チームの練習が終わり、選手入場。

観客の大拍手で迎えられます。そして、国歌斉唱。

リーグ戦ではない、国対抗の試合だからこそ国歌斉唱があります。観客一同、椅子から立ち上がり、引き締まった雰囲気がスタジアムに流れます。(ここで♪君が代が流れているんだろうな〜)なんて思ってました。

1998年サッカーフランスワールドカップに添乗員として同行しましたが、はじめてのスタジアム観戦での♪君が代斉唱は、じぃ〜んときましたもん。国をかけた戦いって誇りですねー

意外と長かった、ニュージーランドの国歌。君が代の3倍くらいあったような気もしました。まったく歌えませんでしたが・・・。

48allblacks03.JPG

国歌斉唱のあとは、これこそ観たかった!!!

ハカ(Haka)です。

「がんばってがんばってしぃ〜ごとっ(仕事)」

マオリの男たちが民族舞踊風に歌うテレビCMを、ちっちゃなころに見たことがあります。お相撲さんの土俵入りのように、足を踏み込み、手を叩き、相手を威嚇するパワフルな踊り。選手みなそろっていて、ちょっとしたダンスのようにも見えました!

でも遠く、スタジアムの中央でやるハカは、んんん〜 ちょっと小さいなぁー 間近で見たらすんごいやろなぁー

国歌斉唱が思いのほか長かったこともあって、ハカはあっという間に終わっちゃいました、、、残念っ!もっと(大きく)観たかったぁー

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ハカって、誰に向かって踊っているのかというと、観客席じゃぁなくて、相手選手たちなんですね。だから、センターラインをはさんで横一列に並んでいる南アフリカチームに対して威嚇していました。南アフリカの選手たち、肩を組んで正面から向き合っているんですよね。(間近でハカを見て、どう思うんだろう?)って気になりました。

(こっちも負けへんで!)(やってやるでー)そんな勇ましい想いから、(なかなかパアフルやなぁ〜)(いっぺん観たかってん)という興味の気持ちもあったりして?

試合のほうは、なかなかトライにつながらなく、観ていて退屈な展開。最後の11分間に3トライが決まるという、終盤盛り上がりゲームでした。

そんな中、目を引いたのは、うわさの名プレイヤー「ダニエル・カーター」。背番号10をつけたダニエル・カーターのキックはどっから蹴っても入るんじゃないかと思うほど、ほとんど決まっていました。距離が長くても、フィールドの端という厳しい角度でも、バッチリ決める技はすごいですね〜 集中力と練習法を教えてもらいたいもんです。

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初めてのオールブラックス観戦。

通常のリーグ戦と違って、チケットの値段もなかなかのもの。一番安い席でも45ドル(約4,500円)から。僕らは、60ドル(約6,000円)の席で、ハカも試合も見やすい席から観戦できました!ありがとー

クライストチャーチの街中から歩いて30分もかからないJADEスタジアム(収容人数36,500人<南島最大>◆オークランドEdenPark収容人数50,000人<国内最大>)。普段渋滞なんて見かけない街中で、パトカーが出て警官が交通整理するほど車も多く、大勢の人でにぎわっていました。

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9月からフランスで開催される、第6回ラグビーワールドカップへ向けて、ラグビー熱も沸騰していくような感じ。何にでも熱くなれるっていいですねー 僕もそんなハートを持っていたいです。

きょうさん♂

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2007年07月13日
●クラレットジャグへの道


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クライストチャーチでの週末は、もっぱらゴルフ三昧。人のつながりを感じながら、そしてご縁を重ねながらプレーをしてきました。

6月末に日本人会ゴルフコンペに参加したのがきっかけで、ゴルフ好きの方との出会いが一気にふくらみます。

毎週、10〜15名の方が集まってゴルフをされているんですって。さすがにそれだけの人数が集まると、いろんなコースのメンバーさんがおられます。メンバー紹介の恩恵(ほとんどのコースはメンバー紹介で行くと安くプレーができる)を授かって、僕もいろんなコースでプレーすることができました(嬉)!

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「今度、ガチンコ勝負するのよ。出る?」

ガチンコ勝負。普段持っているハンデを削ったスクラッチの真剣勝負、バックティを使ってやる仲間内のイベントに誘ってもらったんです。

そりゃ、ゴルフ好きとしてはやりたいですね〜 クライストチャーチ在住歴の長い方々に混ぜてもらって、参加してきました。

今年(2007年)3月に第1回が開催されて、優勝者がこの会の名称を決められたそうです。題して「Jcup」。優勝トロフィーまで用意されているんですよ!

この7月が2回目の開催。

48jcup03.JPG

(やるからには優勝目指したい!)

と、意気込んでいたら優勝しちゃいました!

37・42=79

長いパーパットがよく入ってくれたおかげです。少人数といえども優勝できるのはうれしいですね!

48jcup04.JPG「優勝は、きょうさんです!」

手渡される「Jcupトロフィー」。ゴルフの優勝トロフィーといえば、思い出すのが「全英オープン」優勝トロフィーの‘クラレットジャグ’。赤ぶどう酒の水差しをかたどったあのトロフィーを、どれだけテレビで観てきたことでしょう。真似してキスしときました(笑)。

48jcup05.jpg‘クラレットジャグ’には優勝者の名前が彫られるんです。最終日の終盤が近づくと、職人さんが名前を彫りはじめるんですよね。だから、混戦だとなかなか彫れなかったり、、、歴代優勝者の名前と共に刻まれた自分の名前。家宝であること間違いないですね〜

さて「Jcupトロフィー」の場合は・・・?

誰かが終盤の様子を見ながら彫ってくれていたわけでもなく、

「自分で彫っといてねぇ〜」

そりゃそうですよね〜笑

‘クラレットジャグ’に比べたら全然小さいけど、ゴルフ好きの想いがつまった優勝トロフィーでした。

48jcup06.JPG

それにしても、皆さん幸せそうな顔してます!プレー後の楽しい会話に混ぜてもらっていると、僕もゴルフ好きやけど、皆さんも好きなんやろな〜 って思いました。いくつになってもできるゴルフはうれしいですね!

わずかかもしれないけど、賞を目指してがんばれる。

人は、自分しだいで、いつでも本気になれるんだと思います。

きょうさん♂

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2007年07月10日
●インドアクライミング 


ニュージーランドはアウトドアが盛んですね!

クライミングをしているフラットメイトに連れて行ってもらいました。室内でクライミングができるところがあるんです。

そりゃ、自然を舞台にした本格ロッククライミングのほうが楽しいかもしれませんが、なかなか室内でやるクライミングも楽しかったです!

山歩きの経験はあっても、山登り(岩登り)の経験はありません。いのち綱つけてても、なんだか怖いですもん。。。せいぜい‘リポビタンD’のテレビコマーシャルを見るくらいで十分〜 
でも、小さいころは木登りとか好きだったから、童心に返って上りたくなったんです。

48rockclimb1.JPG

インドアクライミングは、ハーネスと呼ばれるいのち綱をつけているので安全。「どう楽しむか?」というポイントは、難易度に応じた登頂ルートを攻略すること。それぞれ、握るホールド(出っ張り)も決まっていて、例えば「難易度13」は赤のホールドだけ、「難易度14」は青のホールドだけ、と難易度が上がるごとに、使えるホールドの数が減っていくんです。

壁にホールドがいっぱいつけられているけど、攻略ルートはちゃぁんと考えないといけないんですね〜

それも上る前に、ある程度の攻略ルートを考えておかないと、途中で分からなくなってしまいます、、、それに無駄に体力を消耗することにもなってしまう。。。

僕は手が長いほうだから、届きにくいホールドもリーチのおかげで触れます。だから「難易度13(初心者級)」なんてスイスイ〜 「14」もなんてこっちゃない〜 らくちんー

なんて余裕を感じていたら、「難易度15」くらいから難しくなってきた!ホールドの数も限られてくるし、手や足をかけておく位置が見つからない、、、ルート選びの重要性を痛感、、、さらに、80キロオーバーの体重を支えられるパワーがない、、、

なんとか「難易度15」をクリアしたけど、ほかの「15」をやってみようにも力が残っていない、、、なぁ情けない、、、周りで上れている人がいるのに自分が上れないって悔しいですね〜 

48rockclimb2.JPG

難易度は20以上もいっぱいあって、天井にぶらさがるような位置まであります。そんなところで、平気な顔して這いつくばって挑戦している人たちは、まさに「クモの上の存在」でした。

施設入場料、貸し靴、貸しいのち綱で25ドル(約2,500円)ほど。3時間ほどのクライミングで、握力も脚力もヘトヘト、、、翌日のゴルフはグリップを握るのが必死でしたぁー笑。

何事も、上にいくのはそう簡単ではありませんね。

きょうさん♂

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2007年07月07日
●祝婚歌を知ってますか?

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(クライストチャーチで一番!)
と評判の名門ゴルフコース、クライストチャーチゴルフクラブ[Christchurch Golf Club]。ご縁あって、6月にプレーをすることができたんですが、そのときに出会ったご夫妻が、お家に招待してくださいました。

僕と同い歳くらいの子どもさんもおられるご夫妻は、日本とニュージーランドの両方で生活をされています。海外で生活をするために、いろんな国を見て回ったそうなんですが、「お刺身が美味しいこと」「ゴルフができること」でニュージーランドのクライストチャーチを選ばれたそうです。

クライストチャーチの北にある閑静な住宅街は、ホテルのようなきれいなお家!食卓を彩るたくさんの料理を堪能させていただいたり、もうひとりのゲストの方と4人でワインボトル5本も空けちゃったり、とっても楽しいひとときでした。

ゴルフのプレー中もそうなんですが、いつもにこにこされていて、一緒にいるだけで空気が和やかに感じるご夫婦なんです。もちろんとっても仲良し!ゴルフの話や、ニュージーランド生活の話など、おもしろおかしくお話されるご様子はとってもステキでした。

‘なれそめ’話など聞かせてもらっていると、奥様がお部屋に飾ってあった「祝婚歌」の歌詞を見せてくれました。結婚式場で働いておられる娘さんが教えてくれたそうです。吉野弘さんが書かれた「祝婚歌」。

「これを読んでから喧嘩しなくなった」んですって。

お互いのことを大切に思っておられるさりげない雰囲気を見習いたいと思いました。僕も日本にいるたかさん♀を思い出し、「祝婚歌」のような・・・そしてご夫妻のような間柄でいたいと思いました。。。

「祝婚歌」。ご紹介します!




「祝婚歌」 吉野弘

二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい

完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい

二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい

互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい

立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい

健康で 風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい

そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい



僕ら、‘ずっこけ合っている’から人生を楽しめているのかもしれません(笑)

きょうさん♂

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2007年07月01日
●クライストチャーチビーチ

48sumner1.JPG

日本を離れ、外国で生活をしていると言いましても、普段は仕事をしているので、なかなか郊外に出る機会がありません。週末といえば、ゴルフコースめぐりを続けているので、なかなかクライストチャーチの雰囲気を感じることがなかったんですよね。。。

そんな先日、知人のお引越しの手伝いついでにサムナービーチ[SumnerBeach]に立ち寄ってきました。

サムナービーチ。

クライストチャーチゴンドラで有名なリトルトンハーバーの北西部にある高級住宅街。街の中心から15分と近いこともあって、夏には海水浴の人でにぎわうとか。

ニュージーランドはこの時期、冬なので、さすがに海水浴している人はいませんでしたが、それでもウェットスーツに身を包んだサーファーたちが波と遊んでいる姿が見られました。遠浅の砂浜は、歩くにも快適なようで、ファミリーがお散歩を楽しんでいました。

48sumner3.JPG

道路を挟むと、オーシャンビューのペンションやおしゃれなレストランが立ち並ぶきれいな街並み。(クライストチャーチで住んでみたいー)なんて思う人におすすめの街。

ニュージーランドの最大都市オークランドもビーチは多いんですが、アップダウンがあります。一方、クライストチャーチは平坦な街。ちょっとしたお散歩もいいし、サイクリングもいいなぁ〜 なんて思いました。

といっても、不動産はすでに沸騰気味。

いまのニュージーランドドル高では、何も手を出せませんね、、、笑。

きょうさん♂

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2007年04月24日
●いよいよ、日本一時帰国。

48gotojapan1.jpg

4月25日、久しぶりの飛行機に乗って、日本へ一時帰国します(26日着)。

昨年2006年2月17日に南アフリカへ向けて再出発して以来、14ヵ月ぶりの日本です。ニュージーランドに滞在して、もう5ヶ月が経つんですが、「ワークビザを取得したら一時帰国をしよう!」とずっと思っていたんです。

だから、日本が間近となるにつれて、
「あ〜〜 早く日本に行きたいなぁ〜」なんて思ってます。

きょうさんは、ほんの2週間の日本滞在。自由が利く11日間は、すでに予定ぎっしり。でも私は、なんとそのあと2ヶ月も日本滞在だぁーい♪

やっぱり、大好きな家族や友だちがいる日本はいい!
もちろん、日本食も食べたい!寿司にてんぷら、納豆、冷奴! そして、何よりも温泉に行きたい!ずっとシャワーだもんなぁー あと、テレビでお笑いを見て、思いっきり笑いたい。それに流行りのドラマも見なくっちゃ!(笑)


一時帰国中のメインイベントは、「世界旅行セミナー」。5月5日に大阪で開催します。大勢の方が申し込んでくださって、予約がいっぱいなんです!

とってもありがたいです!それに、これから世界旅行に出発する人や、計画している人の多さにも驚き!!

世界旅行。

私たちは旅を通じて、世界の素晴らしさを実感し、自分たち自身が少しは成長できたと思っています。そして、次の夢に向かって進んでいます。そんな経験を、多くの人に少しでも伝えて、勇気を持って夢に向かってくれたらとってもうれしい!と思っています。いろんな旅好きの人に会えるのが楽しみぃ〜♪


私にとっては日本の将来は、正直不安、、、でも、日本という国は大好き!

世界を回ると、日本の素晴らしさを実感するし、今までの私たちのご先祖様が日本という国を経済大国にしてくれ、そのおかげで、「日本のパスポートが強い」と感じることができています。

ニュージーランドに戻ったあと、次にどの街に滞在するかはまだ分かりません。オークランドかクライストチャーチ、それともクイーンズタウン? どこだったとしても、このニュージーランドで感じるゆったりとした時間の流れ方は、日本ではなかなか感じられないような気がします。

次の目標は、英語の上達と、永住権の取得。子どもも産めたらいいなぁ〜 そしていつの日か、南北アメリカ大陸を旅して、世界一周旅行の続きをしたいです。そうして、どこかの国でペンション経営ができたらいいなぁ〜と思っています。


「夢」があるから、がんばれる。

まだまだ続く「私たちの夢と旅」。

この日本での一時帰国で、心身ともにリフレッシュします!


たかさん♀

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2007年04月09日
●初心者のラグビー観戦記


ニュージーランドを代表するスポーツ、ラグビーをはじめて観戦してきました!世界好きにとって、その国を代表するスポーツは見ておきたいですからね。

ラグビーは、高校時代の体育の授業で習いました。相手の陣地にボールをタッチすれば得点。ボールを前に落としちゃいけない、ボールを前に投げちゃいけない、それくらいは覚えているけど、ぶつかり合いは苦手なので、ラグビーはやるより見るほうがいいと思っていました。それでも社会人ラグビーをテレビで見ていて、神戸製鋼の平尾選手が活躍(その後監督へ)、‘華麗な平尾ステップ’が新聞紙面をにぎわしていたときは、素直にカッコイイと思ったことを覚えています。

ニュージーランド ラグビー SUPER14僕にとってのラグビーキーワードは、平尾選手、スクールウォーズ、大学ラグビーをスタンドから見守るコートの襟を立てた監督。。。そして「オールブラックス」!

ニュージーランドに来て早々、オールブラックスの試合はいつ見れるのか?と尋ねたくらいです。オールブラックスは、ニュージーランドの代表選手を集めたチーム名。日本の野球で言うと、オールジャパンに当てはまります。だから、オールブラックスの試合は頻繁に観られるわけではなく、チームは、シーズンの終盤に各チームからの精鋭たちが結集してはじめて作られるんです。

今の4月は、まだシーズン真っ盛り。2月からはじまったラグビーシーズンの中盤といった感じです。この「SUPER14」と呼ばれるラグビーリーグは、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカの三大陸から合計14チームが優勝カップを目指して戦いあうリーグ。驚くのは、選手の大陸移動です。野球アメリカ大リーグの移動だって大変だと思うのに、ラグビー選手は、飛行機に何時間乗っているの?ってビックリ!それに比べると、日本のプロ野球選手はまだ楽かもしれません。

ニュージーランド ラグビー SUPER14

14チームでのリーグ戦。この日現在の首位は!?

なんと、地元オークランドのブルース(BLUES)なんです。オールブラックスに召集される選手もいて、選手層が厚いらしい。試合を観に行ったのは金曜日の夜なんですが、夕方からオークランドの街は、ブルースの青いユニフォームを着た人が続々と登場。やっぱり地元ファンあってのプロスポーツですね。そんな姿は、スペインのバルセロナでも見ましたし、我らが阪神タイガースも同じ!


いざ、スタジアムへ!
オークランドの街中からバスで20分。イーデンパークというスタジアムで試合が行われます。このイーデンパーク、秋冬はラグビーに使われて、春夏はクリケットに使用されるんですって。年間通じてスポーツの舞台となるスタジアムは、由緒ある造り。ここって博物館?って思うほど立派な建物なんです。

ニュージーランド ラグビー SUPER14

ゲートをくぐると、フードコーナー。フライドポテトやホットドック、ドリンク類が売っています。観戦中の座席には売りに来てくれないようなので、ここで買い込み。ワインと自前のグラスを持ってきている人も見かけたので、観戦方法もニュージーランドならではですね。

さぁ、座席へ入ります。
メインスタンドのチケット代は40ドル強(約3,400円)、僕らが座った反対側の座席は22ドル(約1,870円)、両ゴール側は15ドル(約1,275円)、ほかにルームチケットもあるようで、部屋を借り切って大勢でテラスから観戦しているグループもいました。

辺りはすっかり暗くなっているのですが、照明の光りでフィールドは真昼のように明るい!試合前のファンサービスらしく中央で5人組ミュージシャンが歌を披露している傍ら、フォーミングアップを行っている両チームの選手。

ニュージーランド ラグビー SUPER14

まぁ〜〜 デカイ!!

それに、機動戦士ガンダムに出てきた‘ドム’を思い出させる体格!長い肩幅に、プロテクターを着けるんじゃないのと思うほどの胸板、そしてカウリの巨木みたいな太さの脚!

そんな巨人たちが、ゴールキックを華麗に決めたり、フィールドを小刻みに動き回ったり、鮮やかなパス回しの練習しています。これからいったいどんなショーがはじめるのか?そんな感じで見とれてしまっていました。

ニュージーランド ラグビー SUPER14選手が控え室に下がり、場内アナウンスが英語ではじまると、いよいよ試合開始の雰囲気です。僕らが着いたときはまばらであった座席も人が埋まってきています。すると、

ドカァ〜ン!

フィールドに鳴り響く大砲!

スタジアムの片隅から、海賊のモニュメントが登場しました!派手な音楽と、大砲の爆撃音。フィールド内は、あっという間に白い煙に覆われてしまいます。

ニュージーランド ラグビー SUPER14このパフォーマンス、地元ブルースの象徴である「海賊」をイメージしたものらしい。えっ!?ファンが身にまとうブルースの「ブルー(青)」ユニフォームはって、「海賊」!?この日の対戦相手、南アフリカのチーターズは、「チーター」。我らタイガースが「虎」であるように、動物を名前に用いるチームが多いだけに、「海賊」は驚きでした。それにしても、なんとも愛嬌のある海賊。こんな海賊だったら、応援したくなる!


両チームのスターティングメンバーが大スクリーンに発表されると、選手の登場です。控え室から、勇ましく飛び出してくる選手たち。わぁぁ〜 巨人たちの登場だぁ!!

光りに照らされ、キラキラと輝く緑のフィールド。そこに、青色のユニフォームを着たブルース15人の選手、黄色のユニフォームを着たチーターズ15人の選手が拡がります。

さぁ、キックオフ!

星空に向かって蹴り出された楕円形のボールがフィールドに戻ってくると・・・そこに集まる巨人たち!

ドスっ ぐしゅっ バスっ!

分厚く、重い筋肉が、ぶつかり合っています。

そんなもみくちゃの中から、スクラムハーフがあっという間に取り出すボール。そして、クルクルクルーーー

次の巨人にパスが放たれました。
なんとまぁ芸術的回転なんでしょう!座っている観客席がフィールドとほぼ同じ高さなので、プレイヤーの視線でボールの回転を見ているようです。美しいぃ!

ニュージーランド ラグビー SUPER14

シュルシュルシュルぅーー
次々と巨人の手を渡るラグビーボール。パスがつながる様子は見ていて気持ちがいいです。「おい、こっち!」「空いてるぞ!」英語なのか、マオリ語なのか、南アフリカ語なのか、暗号なのか、よく分かりませんが、フィールドから聞こえる声。それに表情まで見えるので、そんごいリアルです。躍動感いっぱいの巨人たち。怖くて、できれば向かい合いたくない、、、

ドスっ ぐしゅっ!
ボールのあるところから聞こえる肉感のぶつかる音。相撲より機敏で、柔道より激しく、レスリングより大技! 観ているだけで、痛タタタ、、、ゲームが中断されたと思ったら、駆け寄る応急処置隊。プロ野球でも、自打球に痛む選手に駆け寄るの応急処置隊がいるじゃないですか。あんな感じと思ったら、選手の口から流れ出ている真っ赤な血っ!ひゃぁ〜これってプロレス!?

ニュージーランド ラグビー SUPER14

大スクリーンに映し出されるVTR。観ると、タックルしにいった巨人が、ボールを持った巨人に飛ばされていました。処置退場で一時的に退場する選手。痛すぎる・・・。ちなみに、ファウルではない通常プレー。ラグビー選手が巨人のカラダつきであるわけが、それが少し判った気がします。

ニュージーランド ラグビー SUPER14

そんなゴツイ身体のラグビー選手。
また驚いたのが、めちゃくちゃ脚が速いこと。カウリの巨木のような太い脚が、よく動くんです。相手選手をかわすフェイントなんて、見事なステップ。相手チームの一瞬の隙をついて、フィールドを走り抜ける選手!そのままパスをつなげてトライを決めたのは圧巻でした。観客スタンドも総立ち!ベンチも大喜び!わぶかなチャンスで、こんな一発大逆転があるのがラグビーの醍醐味なんでしょうね。

ラグビーの試合は、前後半それぞれ40分。途中15分の休憩があります。チアーチームの踊りがあったり、観客席のカップルが大スクリーンに映し出されて、「さぁキスしよう」ってコーナーがあったり、ファン一体となったスタジアムの雰囲気は楽しいものでした。

ニュージーランド ラグビー SUPER14


ラグビー初観戦のこの日。
一番印象に残ったこと、それはゲーム終了後にありました。

ニュージーランド ラグビー SUPER14

この日が100試合出場となったタグ選手。ゲーム後のフィールドにチームの選手が集まり、舞台が用意され、タグ選手のプレーダイジェストが放映されたり、協会からの祝辞、そしてタグ選手からのスピーチがあったんです。

今日スタジアムに観戦に来てくれた両親へのお礼、チームメイトやファンへの感謝の気持ち。自分が本当にラグビーを楽しんでやっているというメッセージを、笑顔いっぱいに話していました。試合中の険しい顔とは別人の、柔和な顔つき。ファンの声援に囲まれてうれしそうなタグ選手の顔を見ていると、巨人であるラグビー選手も、ひとりの人間であることに気づかされます。

ニュージーランド ラグビー SUPER14

そんなセレモニーが終わり、スタジアムの照明も消され、選手のクールダウンが終わるころ、スタンドの最前列に並ぶファンのところへ選手がやってきました。

「ナイスプレー!」
「サインをください!」
「一緒に写真を撮ってください!」

ニュージーランド ラグビー SUPER14

そんなファンの声すべてに応える選手たち。疲れているそぶりをまったく見せずに、いつまでも笑顔で応対する選手を見ていると、ニュージーランドのファンがラグビーを愛する理由がわかるようでした。

「握手してください!」

そう伝えると、差し出してくれた右手のひら。握ってみると、ちょっとひんやりした感じ。ほんの一握りでつぶされそうな大きな手のひら。でも、なんとまぁもちもちとした肌ざわりでした!

ニュージーランド ラグビー SUPER14

ラグビー選手の年齢層は、20代前半という若い世代。彼らは、巨人というイメージとはうって変わって、ラグビーとニュージーランドを愛する素敵な人たちばかりでした。こんな彼らで結束されるニュージーランド代表チーム「オールブラックス」。ぜひ応援したいです!

きょうさん♂

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2007年04月09日
●大きなカウリの木の下で


ニュージーランド北島の最北端レインガ岬をあとにして、一路西岸の南下をはじめた私たち。楽しみにしていた、カウリフォレストにやってきました。大きいものに魅せられる私は、この巨大なカウリの木がぜひ見たかったんです!

48kauri01.JPG

カウリの木は、ニュージーランド北部のこの地域でしか見ることができず、世界でも最大級の巨木として有名なんです。樹齢1000年を超える古い木もたくさんあったのですが、マオリの人々は、戦闘用の大きなカヌーをカウリの木を掘って作っていたそうなんです。いろいろな用途に使われていったカウリの木。現在では、当時から比べると、ほんの数パーセントしか残っていないそうなので、貴重な巨木と言えます。

カウリフォレストという名がつくとおり、カウリの木は、森林のように連なって立っています。その中でも、ワイポウア・カウリ・フォレスト[Waipoua Kauri Forest]は、カウリの木が間近に見られるオススメスポット。

北から下りてくると、まず見れるのがタネ・マフタ[Tane Mahuta]。マオリ語で“森の神”を意味するタネ・マフタは、高さ51.2メートル。道路から徒歩5分で見れるので、観光客でにぎわっていました。

48kauri02.JPG

でも、タネ・マフタには、触ることができません。カウリの木は、とてもデリケートで、人間の手に触れられないように、しっかりと柵がしてあるんです。これも自然を守るためだから、仕方がないことなんですけどね・・・。

見所はまだあります。
タネ・マフタから南下をつづけると駐車場があり(2ドル)、そこでは、ハイキングコースが整備されていて、カウリの木を見ることができるんです。

48kauri03.JPG

片道30分くらい歩いて見られるヤカス[Yakas]は、ハイキングコースのそばに立つ巨木。思わず、この大きな大きなカウリの木にしっかり抱きついてしまいました。何だか、木の鼓動が聞こえるような気がする。何千年も生き続けているこの木は、本当に魂があるような気さえしました。

48kauri04.JPG

片道15分ほどで見られるテ・マトゥア・ナヘレ[Te Matua Ngahere]は、触れないけど、額縁みたいな美しい光景で、まさにカウリの木を鑑賞しているような気分。

48kauri05.JPG

そして四姉妹(フォーシスターズ)は、その名の通り4本のカウリの木。仲良く寄り添うように立つ姿は、お見事といえる様でした。

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ここで紹介したカウリの巨木は、代表的なものであって、ハイキングコースからは、ほかには大きなカウリの木がいっぱい見られます。全部で2時間くらい歩く、森林浴の時間。とても気持ちのいいものでした。

朝一番の散策は、何だか、私の心の汚いモノを、このカウリの木々が吸い取ってくれるような感じさえして、とっても心が洗われるようでした。人間は、緑を見ると癒されるんですね。

北島観光でもっともお勧めしたい観光スポットです!

たかさん♀

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2007年04月01日
●レインガ岬で初日の出 


ニュージーランド北島の北部、ベイ・オブ・アイランド。

ハイライトは、最北端のレインガ岬(ケイプレインガ)の灯台でしょう。観光ガイドブックや絵ハガキでもおなじみのポイントです。

48capereinga1.JPG

サンドサーフィンを満喫した後、レインガ岬に到着したのは、午後の3時ごろ。大晦日ということもあってか、すでに大勢の観光客でにぎわっています。

私たちは、ここで年を越すつもりだったので、夕日を見る時間に合わせて、ゆっくりのんびり過ごしていました。夕日がいい色に染まっていくころ、観光客は少なくなっていきます。

せっかくの元旦!

キウィの人(ニュージーランド人)たちは、最北端で迎えないのぉ??

48capereinga2.JPG

北島のハイライトのひとつと思うレインガ岬だけど、灯台へアクセスする小さな駐車場があるくらいでほかには何もありません。あふれるほどの人で大変なことになると思っていただけに、去っていく車の数を見ているとあ然、、、

日が暮れて、気づいたら、私たちのレンタカーを含めてたった3台だけでした。それでも真夜中0時まで起きて、「ハッピーニューイヤー!!」って祝おう!?と思ってたんだけど、眠気に負けてしまう二人。

48capereinga3.JPG

熟睡の中、花火の光と音で目が覚めると、0時を迎えていたようで、新しい年を祝いキウィの人たちが騒いでいました。

新年は、レインガ岬で迎えよう!

まずは私たちの願いが叶った瞬間でした!


それでも、しばらくしたらまた眠くなって熟睡状態に戻る二人。どこでも寝られるのはいいことなのか。。。

早朝5時。きょうさんの目覚まし時計が鳴ると、きょうさんは初日の出の撮影準備へ。しかし、ニュージーランドの朝は、寒い!毛布なしじゃ外に出られない。。。初日の出のタイミングまで待って、きょうさんが見つけた日の出鑑賞スポットへ向かいました。

暗闇からゆっくり赤色に染まっていく空。

雲の隙間から太陽が顔を出しました。とてもきれい!
私たちにとってチャレンジの年になります。がんばろう!そんな決意を抱いてみるのでした(2007年元旦のごあいさつはコチラ)。

48capereinga4.JPG

きょうさんが、何だかあわててる様子。どうしたの?と尋ねると、どうやら、一眼レフのバッテリーが切れてしまたらしい。そういえば、昨日からバシバシ撮っていたもんなぁ〜 せっかくの初日の出を一眼レフで撮ることはできなかったけど、コンパクトデジカメに収めてひと安心。

今年もよい年でありますように!

たかさん♀


※次回、巨大なカウリの木と対面しました!


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2007年03月28日
●砂の上のサーフィン体験


2007年の正月は、レインガ岬で迎えよう!

2006年の大晦日をニュージーランド最北端を目指してレンタカーを北へ走らせていた私たち。

北島の観光ポイントとしては、あまりにも有名なあの「灯台」があるレインガ岬です。北島の北端は、ほそながい半島になっているので、道路もまっすぐ。90マイルビーチへも立ち寄って、いよいよレインガ岬です。

あともう少しのところで目に付いたのが看板。

そこには、

「サンドサーフィン」

と書かれていました。そういえば、「砂丘をボディボードで滑って遊べる」ってガイドブックに書いていたな〜

48surfing1.JPG

どんなものか見てみることにしました。

看板のほうへ車を進めると、いきなり、目の前は砂漠の世界。この日は快晴だったので、空の青さと砂の色がとってもきれいなコントラストに感じます。

そして、その砂漠の中では、小さな人影が。。。

「人が滑ってる!」

ボードを持ったたくさんの観光客が楽しんでいるようです。

きょうさん、やりたそう〜

料金を聞いてみると、「レンタルボディ、1時間10ドル(約850円)」。思っていたより安かったこともあり、ふたりで1つ借りて、やってみることにしたんです。

48surfing2.JPG

まずは、スタッフの方から、楽しく滑るためのポイントが伝授されます。ボードは先のほうを握るらしい。カラダのバランスをうまくボードに載せるようにとアドバイスをもらってさぁ砂丘へ出発!

砂丘のてっ辺まで、登っていくんですが、これが、意外に大変!

ふかふかの砂は、足が埋まって歩きにくいし、意外とボディボードって重いなぁ、、、なかなか前に進まない。。。やっと頂上?に着いたと思ったら、結構疲れちゃったりしてしまった・・・笑。

でも、1時間という制限もあるのでいっぱい楽しまなきゃ!

ふたりとも初挑戦のサンドサーフィン。

砂丘の下へのジャンピングは勇気が要ります〜

それでも、うまく砂にのれたときは、爽快でした!

48surfing3.JPG

私は、2回も滑ったら(登ったら)ヘトヘトに疲れきってしまいました。きょうさんは何度も喜んで滑ってたけどー

いい天気に恵まれ、自然に中で遊ぶのは、気持ちいぃ〜

海派でない私たちにとっても、最高に楽しかったサンドサーフィンでした。※滑るときは、口を開けないようにご注意です!

48surfing4.JPG


さて、いよいよレインガ岬の灯台とご対面。

素敵な初日の出、見れるかなぁ〜

たかさん♀

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2007年03月13日
●90マイルビーチの空と雲

4890mile1.JPG

私たちは、今年の正月をニュージーランドの先端(北の端)で迎えるために年末から北へ移動していました。北に行けば行くほど自然がいっぱい。日本と同じように島国であるニュージーランドは、海に囲まれていて、ビーチもたくさんあるんです。

北島の北にある有名なビーチといえば、90マイルビーチ[90 Mile Beach]。
実際の距離は64マイル(100q)だそうですが、タスマン海に面しているこのビーチは、長い砂浜がずぅ〜っと続いているんです。

砂浜といっても、土浜?ぐっと引き締まっているので、泳ぐより、歩くほうがよさそう。そんな地面だからツアーバスや四駆車なら、簡単に走れるんですよ。青空の下、広いタスマン海を眺めながら、ビーチを駆け抜ける様子は気持ちよさそう!

私たちの普通車もビーチを走ることはできそうなんだけど、ビーチに入るまでの道が深い砂で覆われているから実際は無理、、、だから、車を停めて、ビーチを歩いていました。
とぉーっても広いビーチは、爽快ぃ!!

気持ちいぃ〜。

広い海と広い空しかない。それに雲がとっても近いんです。

4890mile3.JPG

ニュージーランドの年末は夏だから、泳いでいる人もいると思ってたんだけど、誰も泳いでいませんでした。天気はいいけど、東北の冬の海みたいに静かで風が強かったです。

次に来るときは、ツアーバスに乗ってみよう!

4890mile4.JPG90マイルビーチでちょっぴり休憩して、さらに北端を目指します。途中の街では、アイスクリーム屋さんが有名。ほとんどの車が立ち止まるんじゃないの?って思うほど人気のお店でした。これだけ盛ってもらってひとつ1.5ドル。ニュージーランドのアイスクリームはおいしいよぉ〜

◎次回は、初体験のサンドボードをご紹介します!


たかさん♀

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2007年03月03日
●ワークビザが取れました


仕事を終えて家に帰ると、二人のパスポートが書留で届いていました。

「WORK PERMIT/VISA Congratulations! 」と書かれた同封書類、そしてパスポートには、「ビザ」と「パーミット」のシールが、ちゃぁんと貼られていたんです!

おぉぉぉ!

ビザが取れた!! やったぁ〜!

ビザが欲しくて申請していたものの、取れる確証がなかったので不安だったんです。それに、申請してから2〜3ヶ月はかかるとも聞いていたので、わずか20日で受け取れたことも信じられませんでした。

たかさんとハイタッチ&握手で祝福!パチパチパチぃー


48workvisa2.JPG

今回のワークビザ申請は、はじめてのことばかりでした。

世界一周旅行の旅先では、ビザの手続きを何度もしてきましたが、@必要書類に記入して、Aお金を払う、というだけで基本的には誰でもとることができます。日本のパスポートや運転免許証といった公式書類も、申請の際の手続きは同じです。必要な書類の提出が加わるくらいで、「取得できる」というイメージがあると思うんです。

ところが!

ニュージーランドのワークビザに「取得できる」という確証はありませんでした。取った人から聞くと「大丈夫だよ」「取れるよ」と言ってもらえるんですが、取れなくて帰国した人がいたという話も聞きました。

そりゃそうですよね。判断するのはニュージーランド移民局であって、ビザを発行するというのは、外国人が居住するのを認めるということ、ニュージーランドに役立たない人間と思われたらビザを発行するはずがないですもん。

だから、僕らのビザ申請は、まず「取得できないこともある」と心得ることにしました。縁がなければ仕方がない、退国だ、、、と。でも、それを理解した上で、ニュージーランドに役立つ人間であることをアピールしよう!そう準備に取り掛かったんです。

指定された申請書類は何ページもあります。それに、働くことを予定している職場からの推薦状や契約書、どんな仕事をするのかを記載した仕事内容証明書。それらの書類が、ハードルとなりました。これまでの自分の職歴と照らし合わせながらの書類の作成。前職の知人に連絡をして、サインをもらったりもしました。

書類の準備も面倒だけど、もっと面倒だったのが、「書類は英語」ってこと(当たり前か、、、)。世界一周旅行では、通じたらOK!くらいの英語を使ってきたから英文作成なんて学生時代以来です。辞書や翻訳ソフトを屈指しながらの書類作成でした。

健康な身体を証明するために、レントゲンなど健康診断も受けました。あれ?前より身長が伸びてる?なんて発見もありながら、準備を重ねてきました。

48workvisa3.JPG

(これだけ時間をかけて、ビザが取れんかったらイヤやなぁ・・・)何度もそう思いました。でも、これをクリアしないと、やがての永住権を持つ資格もないしなぁ〜 と自分たちを励まし、やるべきことに集中するようにしていたんです。

2月9日に提出。移民局のポストに投函するだけのあっさりとしたものでした。やるべきことはやった。あとは待つだけ・・・。といっても、ドキドキの想いでした。ビザが下りなかったらどうしよう・・・って。

そんな不安な想いをしたくなければ、ビザ専門コンサルタントに依頼する方法もあります。経験豊富なコンサルタントに依頼すれば、相談に乗ってもらえるから安心ですよね。僕らも、コンサルタントに依頼することを考えましたが、依頼費用は一人1,000ドル(約85,000円)かかるし、依頼しても100%取れる確証はないから自分たちで申請することにしました。経験値を増やすことにもなるしね。

苦労の数だけ、喜びいっぱいです!

よかった、よかったぁ〜!!

申請時には、ニュージーランドへの最初の入国から2年間を希望していました(僕らは2006年11月に入国したので、2008年11月までの期間で申請)。ただ、「期間は根拠がない」と聞いていたウワサどおり、僕らのビザは2008年4月まで。それでも、今から1年2ヶ月は滞在することができます。

(この国が気に入ったから・・・)(この国に住みたいから・・・)そう思っていても、ビザがなければ滞在することはできません。自分たちの今後の人生に関わるビザ申請だっただけに、こうして取得できたことが本当にうれしいです!

48workvisa4.JPG

さぁ次のステップは、ニュージーランドの永住権。
それまでにこの国をもっと感じ、経験を積み、可能性を探し、将来につなげていきたいと考えています。わくわくします〜


さて世界一周旅行をしてきている僕ら。

次なる体制を整えるために、日本へ一時帰国をします。

業務の都合もあって4月以降になりますが、世界一周旅行で南アフリカへ再出発して以来、1年2ヶ月ぶりの日本。(何をしようかなぁ〜)と今から楽しみです。取り急ぎ、阪神甲子園球場の公式戦日程を調べてみよう〜

きょうさん♂

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2007年02月23日
●雑誌に載るゴルフコース


ニュージーランドの北島を旅した私たち。
出発前、旅の準備のためにオークランドの街を歩いていたら、きょうさんがゴルフショップに行きたいと言います。一緒に街中のお店に入るやいなや、1冊のガイドブックを手にするきょうさん。

ニュージーランド全土(北島、南島)のゴルフコースの場所や料金などコースの詳細が書いてあるガイドブックでした。

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前から目をつけていたらしく、「これ買っていい?」と聞いてきます。きょうさんはお財布を持っていないので、何かを買うときは私が支払うことになっているんです。値段は35ドル(約3,000円)と、結構する。。。

そのガイドブックを持っているとプレー代が割引を受けられるので、5回くらいプレーしたら元は取れるんだけど、今はゴルフクラブを持っていないきょうさん。でもガイドブックに書かれているコースをくまなくチェックして、ニュージーランドのゴルフコースを見学したかったらしい。

私には全く興味がないゴルフの本だけど、きょうさんの様子を見ていると、まるで子どもがお母さんにお願いしているみたい。がんばって運転してもらわないといけないこともあるし、

「いいよぉ〜!」

と答えると、すっごくうれしそう!

48kauricliffs2.JPG

で、旅中の運転席のそばには、買ったガイドブックがいつもあって、そのおかげで、この北島旅行は、ゴルフコースをめぐる旅でもありました。

11泊12日間の旅。

その間、いくつのゴルフコースへ行ったと思いますか?

「25」ですよぉ〜

ガイドブックと、ドライブマップを照らし合わせて、ゴルフコースを必死に探して運転するきょうさん。

ゴルフコースに到着すると、Tシャツから襟付きのシャツに着替え、帽子をかぶるという、きょうさん流の正装でクラブハウスに入っていきます。

ゴルフコースを歩き回り、持っているカメラでコースの写真をいっぱい撮って、30分くらいで私が待っている車に戻ってきます。長いときは、2時間のときも。

本当に、この人はゴルフが好きなんだなぁ〜と思います。うれしそうな顔して帰ってきたときは、ゴルフコースが満足だった見たい。5分も経たないうちに戻ってきたときはイマイチ、、、と分かりやすい。


48kauricliffs3.JPG

いつもは車で待っている私なんですが、ひとつだけ私もゴルフコースを歩いたところがありました。「ここは見ておいたほうがいい!」というきょうさんのひと声で。

ゴルフコースの名前は、


「世界の名門ゴルフコース100」とかにも選ばれる、世界的に有名な美しいゴルフコースらしいんです。北島のノース地方をカウリクリフスを目指して行きました。

でも「ゴルフコース」の看板はなく、ただ「Kauri Cliffs」としか書かれていないんですよね。道も砂利道つづきで、(この道であってるのかなぁ??)って不安。入口っぽい門は閉まっているし、(おかしいなぁ〜)って、同じ道を往復していたら気づきました!

48kauricliffs4.JPG

なんと!閉まっている門のそばにあるインターホンボタンを押すと、クラブハウスへつながるんです!予約者しか入れない仕組み。厳重だぁ〜

「日本から来た」とか「有名なコースをぜひ見たい」とかいろいろ伝えると、「入っておいで!」とゲートを開けてくれたんです。喜ぶきょうさん。

敷地内に入ると、広い広い大地。そして青い空に、遠くに見える海。なんてまぁ〜きれいな場所!竜宮城にやってきたような感覚になりました。

ゴルフコースのことはよくわかんないけど、とにかく広い敷地を存分に使ったゴルフコースでした。プレー代は、400米ドルだとか!高いぃ〜〜 なかなかこれないこんなコース、きょうさんの写真も撮りまくりぃーでした。

48kauricliffs5.JPG

満足気なゴルフ好きのきょうさんを見ていると、将来、何かゴルフ関係の仕事をさせてあげたいなぁ〜と思います。

それにしても、今回の旅は、まるでゴルフツアーのようでした。たかさんは、待ちくたびれたよ、ほんとにぃー

カウリクリフスをあとにして、いよいよニュージーランド最北端「レインガ岬」を目指します。。。(つづく)


ニュージーランドゴルフコースの紹介サイト、もうすぐ公開!


たかさん♀


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2007年02月12日
●ロトルア温泉に癒される


ニュージーランドの北島、それもオークランドから気軽に行ける観光地といえば、ワイトモケーブと、ロトルア[Rotorua]。ガイドブックにも情報がたっぷりと載っているロトルアへ行ってみました。

(ロトルアは何が有名なの?)

それは、ロトルアに温泉があるからです。
ドバァーンと吹き上がる間欠泉や、温泉を利用したプールがあります。また、地元マオリ人のショーが見られたり、ニュージーランドの動物キウィが見られる場所もあります。

日本の「大分県別府市」と姉妹都市だけあって、温泉のイメージはとても強いものがあります。


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私たちは、元旦を最北端レインガ岬で迎えたかったので、かなりのハイペースで旅を進めていたんです。だから、ロトルアもさらっと観光して、北上を続けるつもりだったんです。

でも、世界遺産トンガリロ登山での7時間ウォークの影響で、ふたりとも、筋肉痛ぅ、、、特に私は、からだ全身が痛くて動くのも大変なくらいぃ〜〜

これは、ロトルア温泉で癒さないわけにはいかないでしょう。久しぶりの温泉に浸かって、ゆっくりした〜い♪

ってことで、間欠泉やマオリショーよりも、温泉に向かったんです。向かった先は、「ポリネシアン・スパ[Polynesian Spa]」という、観光客向けに作られた、スパリゾート。

48rotorua2.JPG

料金に応じていろんなタイプの温泉があるんだけれど、一番高い(一人35ドル/約3,000円)、日本人式露天風呂という岩風呂の温泉に入ることにしました。だって露天風呂でのんびりしたいですもんっ

温泉は温泉でも、ここは日本じゃないので、水着で温泉に浸かることになります。42度のお湯を最高に、40度、38度、36度と4つに別れている岩風呂。どれも観光客でいっぱい。ニュージーランド人よりも、アジア人のほうが多い気がする。

あ〜 硫黄のにおいが懐かしいぃー。

目の前に広がるロトルア湖を見ていると気持ちはいいし、最高です!やっぱお風呂はいいなぁ〜

と、きょうさんと浸かっていると、白人男性が温泉の中を潜って泳いだりしている。何だか情緒がないような気もしたけど、お風呂の習慣がない人たちにとっては、気持ちがよくて楽しい場所なんですよね。子どもたちよりもはしゃいでいる姿を目の前にしながらも、私たちは、幸せを感じていましたね。

48rotorua3.JPG

ポリネシアン・スパに入ったのは、夕方の4時。出たのは、夜の9時。5時間たっぷり楽しんで、ここ数日の疲れを洗い落とした感じです。

ロトルア温泉のおかげで、翌日は筋肉痛が楽になったふたり。また続けて、旅ができそうです!

たかさん♀

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2007年02月05日
●ホールインワン3球挑戦


ニュージーランドの湖といえば、湖畔に教会があることで有名な南島のテカポ湖が有名ですね。北島にも有名な湖があります。北島の中央に位置する「タウポ湖」はニュージーランド最大の湖なんです。

観光客はもちろん大勢来ているし、ニュージーランド人もホリデーをこのタウポ湖周辺で過ごす人が多いようです。別荘のようなオシャレな建物がいっぱい!

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タウポ湖には、おもしろいアトラクションがあるって聞いていたんです。だからとっても興味を持っていたんです。特にきょうさんが。。。

どこの国でも体験をしたことがないし、もちろん見たこともないアトラクション!

それは、湖の浮き島狙う「ホールインワンチャレンジ」なんです。ゴルフ好きにはたまらない企画(らしい?)。


見事、ホールインワンをすると・・・

な、なんと・・・5,000ドル(約40万円)の賞金!


1球1ドルでボールを買うと、クラブを貸してくれてチャレンジできるんです(18球で15ドル)。

打席からカップまでの距離は、102メートル。

ゲーム感覚なんだけど、やはりホールインワンを願ってる私。どうせやるからには目標を高く持って!と、きょうさんに期待して〜

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たくさんボールを打ったほうが、ホールインワンする確率は高くなると思うんですが、数打ちゃ入るってワケでもないし、、、

「きょうさん、何球打つ?」

ほかの人たちのチャレンジを真剣に見守っているきょうさん、「そりゃ多い方がええけど、けっこう風が吹いてるからボールが流されるし、難しいなぁ〜」とコメント。

まぁ、賞金のことはさておき、遊び感覚で行こうということで、3球チャレンジに決まりました。

きょうさんに3ドル渡して、3回のチャンス(少なっ)!


グリーンまでの距離と風の向きを計算したり、ほかの人たちの結果を見ながら、貸しクラブを選ぶきょうさん。自由に選べるボールの中から好みのボールを3つ取り出します。

多くの人が見守る中、いよいよ、チャレンジ開始!

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1球目。

ビシュッー!!

昔プロゴルファーを目指してただけあって、シロウトの私でも分かるきれいなスイング。いい音を出して浮き島のほうへ飛んで行きましたが・・・

ポチャンっ。

浮き島にも乗らず、、、
距離はぴったんこだったんで、もうちょっと左やったら乗っていたのになぁー

2球目。また同じような感じで、ポチャンっ、、、

最後の3球目。またまた右に、、、ほかの人は左に流されていたのに、きょうさんのは真っ直ぐ行ってしまったような。風が吹いているのを読みすぎたらしい。

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浮き島に乗れば(当たれば)さらに1球打たせてくれるサービスがあったようなんですが、残念っ!

天気は、ときおり雨が降ってくる曇り空だったんですが、きょうさんは好きなゴルフができて気持ちよかったみたい。

ニュージーランド人が考えたおもしろいアトラクション。ホリデーシーズンということもあって、たくさんの観光客がこのホールインワンチャレンジをしていました。いい商売だぁ! ちなみに、海に落ちたボールは、ダイバーが潜ってちゃんと拾っていましたよ。

私も興味はあったんですが、下手な私には1ドルでも、もったいないような気がしてしまってできませんでした。ニュージーランドでゴルフをはじめて、うまくなったら次はチャレンジしよぉーっと!

たかさん♀

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2007年01月31日
●登山というより罰ゲーム

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「登山をするなら、晴れた日に」

山歩きが好きな人なら、誰もがそう思うんじゃないでしょうか。太陽が隠れたら残念だし、雲に覆われると気持ちも湿り気味。雨が降ったら過酷な時間を過ごすことになるし、おまけに強風に吹き飛ばされそうになったら、これはもう「罰ゲーム」。

これまでの登山(ハイキング)を振り返ると、だいたいが晴れ。ノルウェーのハイキングでは悪天候で出発を戸惑ったこともありますが、あのときも上に登ればいい天気でした。

一応、雨具は用意しているものの、使ったことなんてほとんどありませんでした〜 なのに、このトンガリロは・・・

雨具を着込んで雨対策をしても、寒さをかばうモノがない。1組しかない手袋を二人で交互にはめながら寒さをしのいでいたんです。

トランピングを楽しむ余裕がない、、、

どっちかというと、初めて「危険」を感じたんです。

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大きな身体のきょうさんは、背負ったバックパックが風にあおられ、バランスを奪われ、足元がふらふらふらに。標高が上がるにつれ砂利道が多くなり、ただでさえ歩きにくいのに、風に吹かれて前に進まない。道幅も狭く、ちょっと足を滑らせると、崖下にずり落ちていきそうな気配。崖下と言っても、霧でハッキリ見えないから、余計に怖いんです。

「戻ろう!?」

きょうさんも考えたみたいだったけど、このまま戻っても山小屋にたどり着くのにまた3時間ほどかかるし、中盤くらいのところまで来たことだし、この峠を超えれば状況が変わるかも?と地図とにらめっこして、やっぱり進むことにしたんです。

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ちょっと休憩しては、数歩進み。また休んでは進む。標識となっているポールをつかんむのに必死の私たち。

頂上らしきポイントを過ぎて、下りの砂利道に。ゆっくり、ゆっくり、下りて行くと、先に見えてきました。写真で見ていたトンガリロクロッシングの名所のひとつ、「エメラルド湖」。その名の通り、エメラルド色した湖なんですが、あいにくの霧と雨でなんだか、かすんで見えちゃう。それが神秘的だったりするんです。。。

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この辺りまで来ると、あとは下り坂がつづく、ハイキング自体はそんなにきつくない道のり。ほとんどが霧の中だから、前を見て歩くしかなく、景色はほとんど楽しめなかった気がします。どんどん標高を下げると、熱帯雨林の樹木が増え、霧が晴れて、暖かくなってきた気がします。

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天気がよければ、写真撮影をしたり、私たちのゆっくりペースで歩いたりしたら、きっと9時間以上はかかる予測していたんですが、この悪天候のせいで7時間で終点に到達しました。速足のハイキングでした。

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やっぱり山登りは、いい天気の時に行かなくっちゃ!

エメラルド湖くらいしか見られず、トンガリロの楽しみはほとんど感じられなかったこのクロッシング。必ず、再挑戦するつもりです。

たかさん♀

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2007年01月25日
●超危険!?トンガリロ縦走

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ニュージーランドはトランピングと呼ばれるハイキングが有名です。北島、南島問わず、整備されたトランピングコースがいたるところにあるんですよ。山派の私たちとしては、「ニュージーランドのトランピングを味わっておかねば!」と意気込んでいて、北島中央部にあるトンガリロ国立公園に向かいました。

世界遺産にも登録されているこのトンガリロ国立公園。映画「ロード・オブ・ザ・リング」のロケ地としても使われたところなんですって。

敷地の広いトンガリロ国立公園にもトランピングコースはいくつもあります。限られた時間の私たちが選んだのは、二つ。20メートルの落差がある滝を見る2時間のコース。そして、トンガリロのメインコースとして名高い17キロの「トンガリロクロッシング」。到着した夕方に滝へ行き、翌日にクロッシングをすることにしました。

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【滝を見に行く2時間のコース−Taranaki Falls Walk】

2時間のコースは、周遊コースになっていて、右から行っても左から行っても滝にたどり着くことができます。緩やかな上り道を歩いていくと、1時間弱。タラナキ滝に到着。この周遊コース、滝を遠くから眺めるだけでなく、滝の落ち口も見れるので岩場で滑らないように注意して近くまで行ってみました。ひやぁ〜こわい、こわい、、、ここから落ちていく滝を浴びたら・・・痛いだろうなぁ〜 なんて考えちゃいました。

そのまま出発口へ戻るコースなんですが、正直言いまして、ほかの見所はほとんどありませんでした。まぁ滝を見に行くのがメインですからね。明日の「トンガリロクロッシング」に備えてウォーミングアップをかねたトランピングでした。

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【トンガリロクロッシング−Tongariro Crossing】

(17キロも歩くのぉ〜)

最初はそう思ったんですが、7〜8時間で片道縦走し、クレーターや火口湖など、トンガリロの特徴的な風景を堪能できるというですから、がんばらねばっ!と楽しみにしていたんです。

ツアーに参加すれば、出発地点まで送ってくれて、到着地点に迎えに来てくれるという便利なメリットがあるんですが、値段がそれなりにかかる。でも、ツアーでなくても、トンガリロクロッシング用のバスが出ているんです。だから、同じように、出発地点まで送ってくれてお迎えもあるからラッキー。タウポ[Taupo]や、トゥランギ[Turangi]からも出ていますし、私たちは、レンタカーだったので、トンガリロ国立公園の中心、ファカパパビレッジ[Whakapapa Village]に停めて、翌朝出発のバスに乗りました。

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個人でも気軽にトランピングが楽しめるので、大勢の人が参加していました。朝一番、7時のバスはすでに満席。これから7時間以上歩くハイキングにみんなわくわくしてる様子。

むむむ・・・ちょっと天気が曇っている、、、

20分ほどで到着。ドライバーさんが簡単にトランピングの注意事項と帰りのバスの出発時間を確認してくれました。

さぁ出発です!歩きはじめると、ますます・・・何だか・・・雲行きが・・・怪しい・・・遠くに見える山の上は、霧がかかってきているような〜

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序盤は、平坦な道を進んでいくだけ。
空気は気持ちよくて、流れている川の水を触ってみたりしてのんびりしていたんです。きょうさんの写真もはかどっている様子。「ぼちぼち歩いて行こう!」なんて言っていたら、どんどん霧が立ち込めてきました。

(あそこに上って行くの?)遠くに見える山頂は、霧でかすんで見えない、、、大丈夫かなぁー 

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やがてポツポツと雨が降ってきました。

雨対策にカッパを着込みます。山歩きにやってきて、雨が降るなんて最悪ですよね。。。景色も見られないし・・・

そのうち風も吹いてきます。それもどんどん強風に!

カッパが風の抵抗を受けてなかなか前に進めない。というより、上に登れない、、、足を上げたくてもバランスは崩されるし、、、あぁーどうしよう〜 頂上はまだなのぉ〜 上に登るにつれて、視界は悪くなるし、風は強いし、あたり真っ白の霧に囲まれて、何度も飛ばされそうになるんです。

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テレビの台風情報で見るような荒々しい天候。整備された登山道も、やけに狭く感じて、少しでも風に流されると崖から落ちそうなんです。こわい、、、腰を低くして進んでも、バランスが取れません。バックパックを背負うきょうさんも足元が取られている。

(もう、これ以上は進めないんじゃないの、、、)弱気な気持ちが出てきました。

「きょうさん、引き返そう。。。」

3時間歩いてきたのに、来た道を戻るなんて考えたくもなかったけど、これ以上前に進むのは危険だと思ったんです。


・・・つづく


たかさん♀

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2007年01月19日
●ニュージーランドの富士山


映画『ラストサムライ』の舞台にもなったニュージーランド北島南部にあるタラナキ山(標高2,518m)。エグモント国立公園に位置するこのタラナキ山が見たくて、車を走らせました。

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タラナキ山のあるニュープリマススに着いた日は、雨が降ったり止んだりするあいにくの天気。ぶ厚い雲に覆われて、どこがタラナキ山なのか分からない状態だったんです。

(せっかく見に来たのになぁ〜)

ニュージーランドにある富士山を見に来たのに、見られなかったら悔しい、、、とはいっても自然現象にグチをこぼしても仕方がないので、数日滞在することも覚悟で、天候がよくなることを願っていました。

翌日、朝起きると、相変わらずの曇り空。

(近くでのんびり過ごそうか)なんて思っていると、遠くの空が明るくなってきたように感じます。(もしかすると見れるかもっ)、とりあえず、エグモント国立公園内に入り(無料)、タラナキ山方面へ向かうことにします。

タラナキ山は、ハイキングコースも充実しているようで、日帰りコースから数日コースまで、いろんなコースを歩くことができます。僕らは、次に向かう「トンガリロ国立公園」でハイキング(ニュージーランドでは、トランピングという)する予定なので、ここタラナキ山は‘山鑑賞’のみ。だからこそ、見たいんですよね。

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あんまり近づいても、富士山っぽく見えないし、どのあたりからがベストポイントなんだろう?と車でうろうろしていると。。。

見えてきたんです。「山だぁー!」

確かに、富士山・・・っぽい。すそが拡がる形は、富士山ですね。とりあえずはカメラを構えて〜 でも青空には巡り合えずだったので、これらの写真で精いっぱい(笑)。

タラナキ山。この地域では、観光の目玉になっている場所であります。観光パンフレットには、当然のように写真が載っているし、日に照らされて赤く染まる様子や、雪化粧した山を見ていると、この山に惹かれるのも納得がいきます。

この日は、残念ながらのお天気でしたが、雲の動きはとっても早いんです。山に近づけば近づくほど、そんな風に感じていました。次は、晴れ間を待って、ハイキングをしてみたいです。


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山の天気は変わりやすい・・・

自然の怖さを知った「トンガリロクロッシング」は次回!


きょうさん♂


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2007年01月15日
●レンタカー3000キロ走行


レンタカー 1日15ドル

はじめてオークランドに降り立った昨年11月、空港のインフォメーションセンターで目についたのは、レンタカー会社のポスターでした。15ドルって安いなぁ〜

よくよく読むと、ちゃぁんと「from」って書いてあるので、「15ドル以上」ということになるんです。1ヶ月といった長期貸し出しの場合は、15ドルや20ドルといった安い料金に設定されていますが、1日のレンタルだったら、50、60ドルするんですね。(やっぱり高いなぁ〜)

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そのころは、まだオークランドでの生活が決まっていたわけではないので、こんなに早くレンタカーを借りることになるとは思ってもいなかったんです。レンタカーでのドライブ、オークランドのレンタカー会社についての書いてみます。


●レンタカーの魅力

ニュージーランドは列車が多くありません。だから移動は飛行機。でも時間があってコストが少ないならバスが中心となります。もちろん、北島と南島の間はフェリー。ニュージーランドを周遊旅行する人は、バス会社のパスチケットを買うと効率よく移動できます。

僕らの今回の北島旅行でも、バスチケットを買って旅することも考えたんですが、移動が変則的であることと、時間に制約ができてしまうこと、またコストを考えると、レンタカーのほうがいいと思ったんですね。

世界一周旅行のヨーロッパステージでは、愛車せかたび号で走っていたので、車で旅をする魅力は知っているつもり。好きなところで止まって写真を撮りたいし、車の中で寝ることだってできる。自由が利く車の旅は今回も大正解でした。


●オークランドのレンタカー会社

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オークランドの空港でたくさん見かけたレンタカーのチラシ。会社もたくさんあります。普通乗用車はもちろん、キャンピングカーを貸し出しているところもあります。ただ事故などのトラブルのときのことを考えれば、ニュージーランドの会社よりも、日本語が話せる会社のほうが何かと安心なので、今回もいくつものレンタカー会社の中から日本語が通じるレンタカー会社に絞りました。

レンタカー会社のリストは、オークランドでもらえる「日本語情報誌」にたくさん載っています。ネット検索でも見つかるようで、「ジャパンレンタカー」や「サザンレンタカー」は有名どころ。前のフラットメイトがレンタルしていたので、いろいろと教えてもらったんですが、手続きなども日本で借りる仕組みと同じなのでよかったと言っていました。

期間によって、レンタル料金が変わってくるので、見積もりを取ってみました。カローラクラスで11日間借りるといくらなのか?クリスマスホリデーのハイシーズン。「ジャパンレンタカー」や「サザンレンタカー」は一日40ドル程度(保険込み)、「アジアンレンタカー」は24ドル(保険込み)。安心の前者か、情報が乏しい後者か? 結局、予算優先で後者の「アジアンレンタカー」にお世話になることにしました。


●レンタカーのレンタル手続き

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混み合う時期なので、10日ほど前から予約。25日の当日は、市内中心のスカイタワーの前で待ち合わせとなりました。

ご夫婦(かカップルか?)で事業をされているようで、車2台でやって来られました。「同じ値段なのでどちらでもいいですよ。選んでください」と。

a)ガソリン車(バン/5ドア)
b)ディーゼル車(4ドア)

ディーゼル車(軽油)の馬力が心配だったので、ガソリン車にしようと思ったんですが、バンタイプなので、荷物収納スペースが窓ガラス越しに全部見えてしまうのが嫌でした。盗難対策のひとつは、「見せないこと」ですから。

ということで、b)ディーゼル車のトヨタスプリンターを選んだんです。スカイタワーの下で手際よく契約手続き。僕はレンタカーの傷チェック。シートに記入しながら確認してくれました。たかさんは、支払い。24ドル×11日分のレンタル料金。それにデポジットとしてクレジットカードの控えを渡しました。それは、もしトラブルがあったときの保証となるもので、どこのレンタカー会社もそのようなデポジットを求めるようです。

そんな感じで手続きが終了。「安全運転で」というメッセージをもらって運転席に乗り込みました。

結論を先にお伝えすると、問題はまったくありませんでした。日本でレンタカーを借りるのと同様の手続き、いたって普通の車、トラブルも故障も何もなく、3000キロを走ってくれました。コストを抑えて、借りることができてよかったと思っています。

強いて言うと、車のボディが汚かったということでしょうか。それがいつもなのか、この日だけだったのか分かりませんが、日本のレンタカーはいつもピカピカのような気がします。先ほどご紹介した他社の車も、フラットメイトが借りたときはピカピカだったので、汚れているという点はひとつの違いです。まぁ僕らの場合、(雨が降ったらきれいになる)と思っているのでその部分は、OKでした。

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●ニュージーランドの道路事情

はじての国では、「車を借りる」こと以上に不安なことが、「車で走る」ことではないでしょうか。日本でも、知らない道を走るのは、迷ってしまう可能性が高いのに、それが日本語の通じない国、また習慣も違う国と考えると、どんな車が多いのか、どんな運転手が多いのかと不安は積もります。

この度、北島だけですが、3000キロ走った印象としては、

ヨーロッパを含めて、
 これまで走った国の中で一番走りやすい
」です。
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まず、スピードがそんなに速くない。
市内60キロは一般的だと思うんですが。市街に出ても100キロ。フリーウェイになっても100キロがほとんどなので、飛ばさない僕にとってはありがたい。また、市街は追越車線が随時設けられているので、抜きたい車にとっても、抜いて欲しい車にとってもありがたい配慮に感じました。

それに、道が分かりやすい。
南北を結ぶ国道1号線を中心に、東西に道路が広がっているんですが、道の数は少ない気がします。だから、迷うこともないし、標識も見やすいので、次の街への移動は楽でした。

あと、車の数が少ない。
休暇と重なった時期だったので、各地で起こる大渋滞を警戒していたんですが、とろとろ運転になったのは、この11日間で2回くらい。あとはどこへ行っても、車の数は少なかった気がします。車の数が少ないので、車間距離も保って走りやすかった気がします。

道路標識が見やすい。
道が比較的少ないので、あまり迷うことはないように思いますが、フランスと同様に分かりやすい道路標識がよく見られます。地名だけではなく、主要観光地も示してくれているので、観光目当ての僕らにとっては、助かるナビゲーションでした。

 
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車通りの少ないエリアでは、効率よく交差するため、信号機の代わりにラウンドサークル(ラウンドアバウト)を設けていたり、また右折車と左折車の優先度が日本と違っていたり、若干戸惑う部分もあります。それでも、全体的に安全運転ドライバーが多く、当たり前に周りに気を配って運転をしていれば、大きなトラブルはないだろうと思えるニュージーランド道路事情。(レンタカーを借りてよかった!)つくづくそう思います。


次回は、富士山に似ていると言われる、エグモント国立公園にある「マウント・タラナキ(タラナキ山)」をご紹介します。

きょうさん♂


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2007年01月08日
●ワイトモのツチボタル



ワイトモといえば、ワイトモケーブ[Waitomo Glowworm Caves]。

洞窟内で見られるツチボタルや、鍾乳洞が有名なところ。オークランドからも、ロトルアと含めた日帰りツアーが多く出ている主要観光地です。

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私たちの北島旅行は、南方面から出発をしたので、まず最初の観光地が、ここワイトモケーブとなりました。

オークランドから気持ちよくレンタカーを走らせておよそ3時間。到着すると、この日は、多くのアトラクションがクローズ。どうやらクリスマスの影響らしいんです。日本だとクリスマスは、稼ぎ時で、サービス業をしているとお休みはなかなか取れないと思うんですが、ここニュージーランドはそんなことはないようです。

「今日はクリスマス。この国では、家族との時間を大切にする日なんだ」

ワイトモケーブのスタッフは、雑談交じりにそんなことを言っていました。なるほど、のどかだなぁ〜

スーパーマーケットなどや商店の多くがクローズされることは知っていたので、多少の覚悟はしていました。それでも、見たかったツチボタルは見られるようなので、チケットを買って入場を待ちます。

まずは鍾乳洞の見学。
およそ3千万年前には海の底だったワイトモ、石灰岩で作られたいろんな形の洞窟内は、神秘的。。。

「これは、親子3人家族の形なんだ」

うん、うん。確かにそんな風に見える。ほかにも、ゾウの顔や、パイプオルガン、バルコニーと、洞窟内の石灰岩をペンライトで照らしながら、ガイドさんは話してくれました。身近なものに置き換えると親近感がわいてきますね〜

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さぁ、いよいよボートに乗ってツチボタル観賞です。

洞窟内。ボートにエンジンはありません。洞窟の天井に貼られたロープをつたって、ガイドさんがボートを動かしていくんです。真っ暗闇なので、どこ向きなのかもまったく分からない。しばらくすると・・・

無数の青白い光が!!

小さな小さなツチボタルの光が、真っ黒い洞窟を照らす、まるで星空のように光っていました。とっても幻想的。柔らかい感じがするなんとも言えない色でした。

ほかのツアー客も、はじめは「ワォ!」とか、「ワンダフル!」なんて言葉を発していたんですが、やがて無言に。洞窟の上にたらされるツチボタルの光をただじっと見上げているようでした。そして、水のしずくだけが、ポタポタと落ちる音だけが響いているんです。

「水の流れ込む洞窟」

「ワイトモ」を意味する言葉が分かる気がします。

私たちは、オーストラリアのタスマニアで見れる「ツチボタルツアー」に参加したことがあります(二人が出会う前)。そのツアーは、同じように洞窟を這いつくばりながら進んで、やがてツチボタルに出会えるんです。その時のことを思い出しました。

タスマニアのツチボタルも素晴らしいんですが、洞窟内が広いため、ツチボタルの光が小さく見えるんですね。ここワイトモケーブのツチボタルは、洞窟が狭い分、ボートから立って手を伸ばせば届きそうなツチボタルの光。お部屋の天井みたいに近くで、とってもきれいでした。と言っても、蛍の大きさまでは見えませんが・・・

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鍾乳洞は写真撮影が禁止。きょうさんもガッカリでした。
しかし、この日に見たツチボタルの淡い光は、まるでクリスマスを静かに祝ってくれてるようで、とてもあたたかかったです。


【ワイトモケーブ観光ガイド】

・入場料:33ドル(約2,739円)/ 学生25ドル(約2,075円)
※ほかの洞窟も見られるセットチケットも販売されているが、ツチボタルをボートから見られるのは、この料金。
・自由見学はできず、ガイドと同行による所要およそ1時間(毎時30分発)のツアー。私たちは、ニュージーランド人のほか、インド人、中国人たちと一緒だった。
・前半は、鍾乳洞を歩いて見学。後半、ボートに乗って洞窟内のツチボタルを観賞。
・洞窟内は、写真撮影禁止。


たかさん♀


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2007年01月05日
●2007年も動いていきます


あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします!

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2007年を迎えたのは、ニュージーランドの最北端にあるレインガ岬[Cape Reinga]でした。ニュージーランドは、「北島」と「南島」に分かれて いるんですが、北島の北部にあるとんがった半島の先端です。このレインガ岬で正月を迎えるために、この度の旅行ルートを計画していました。

(正月は、レインガ岬の灯台にいたい・・・)

はっきりした意味はなかったんですが、なんとなく「ニュージーランドの先端に立ちたい」、そして決意新たに新年を迎えたい、そんな気持ちがあったようです。

(今年もいろんなことがあったなぁ〜)

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2006年を振り返ると、1月は一時帰国中に神戸で働いていました。2月の再出発、3月のキリマンジャロ登山、4月の中東北上、5月の東欧チャレンジ、6〜7月のルーマニア挑戦、8月のヨーロッパベストシーズン観光、9月のアウシュヴィッツ訪問、10月のタイ、インド、11月の旧友との再会、そして12月ニュージーランド。

いろんなものを見たり、いろんなことを体験したりして、いろんなことを感じました。いろんな人に出会って、いろんなことを学びました。2006年は、2005年にも増して充実した一年でした。

大きなトラブルもなく、健康に旅を続けることができた2006年、そして2007年をこうしてニュージーランドで迎えられるという現実が、とてもうれしいです!

灯台めぐりは慣れたものですが、このレインガ岬の灯台は、いつもの灯台とは違った雰囲気に感じました。天候に恵まれ、雑誌やガイドブックでよく見てきた白亜の灯台は、大晦日に沈む夕陽を受けながら、よりいっそう、白く美しく輝いていました。


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さぁ、2007年です!

今年の目標を揚げました。

【きょうさん】
1.ニュージーランドワークパーミットの取得
2.メールのやり取りができるニュージーランド人の友だちを6月末までに5人つくる
3.会社の売上アップに貢献する
4.ニュージーランドに関連する新しいサイトを3月31日までに立ち上げる

【たかさん】
1.ニュージーランドワークパーミットの取得
2.収入が得られるように1月中に働く
3.英語力アップのためIELTS教本を毎日使う


前半主義の気持ちで、どれも上半期での目標です。
これ以外にも、将来、ペンション(B&B)を経営をするための居住地を決めるために南島へ旅するとか、ゴルフコースの会員になって知り合いを増やすとか、永住権の申請に向けて英語力をアップさせる時間を作るとか、そんなことも手帳に書いていますが、ワークパーミットを取得できないことにははじまらないので、まずはそこに集中したいです。

もちろん、このせかたびサイトの更新、そしてせかたびメルマガの発行も続けていきますので、これからもどうぞ楽しみにしていてくださいね。


それにしても・・・


ここで暮らせていることがありがたい」。


つくづく、そう思います。



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さて、11泊12日のニュージーランド北島旅行は、本日1月5日に無事オークランドに帰ってきました。
●ニュージーランド北島旅行の旅ルート

手に届きそうなワイトモケーブのツチボタル、映画『ラストサムライ』の舞台にもなった富士山に似たマウントタラナキ観賞、映画『ロードオブザリング』のロケ地でもあるトンガリロ国立公園の8時間クロッシング、タウポでの3球ホールインワンチャレンジ、ロトルアの間欠泉と温泉入浴、25ヵ所のゴルフコースめぐり、90マイルビーチとレインガ岬の景観、カウリの巨木が見られるフォレスト散策、コロマンデルでビーチの砂を掘れば出てくるホットウォーター。

オークランドを出たことがなかった自分たちにとっては、ニュージーランドの素晴らしさを痛感した毎日でした。レンタカーの走行距離3,000キロ、旅費合計1,132ドル(二人)。近日よりせかたび日記でお届けします。どうぞお楽しみにー

それでは改めまして、2007年もどうぞよろしくお願いします!

せかたび夫婦


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2006年12月22日
●海外で働くということ 


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オークランドで働きはじめて1ヶ月が経ちました。

ついこないだまで、世界を旅していたのが信じられません。オークランド到着して間もなく移動したフラット(シェアハウス)。ここでの生活も5週間になります。毎朝起きて、コーンフレークとパンのたっぷり朝食。たかさんが作ってくれるお弁当を持って家を出ます。通勤手段は、徒歩!バスも走っているんですが、バス代の節約と健康をかねて40分歩いて出社です(帰りはさすがにバス)。おかげで足腰も引き締まってきたようで、そろそろ走りたくなってきた今日この頃です。

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会社は、ワーキングホリデーの方や、ニュージーランドに移住されている方のサポートをしています。なので、仕事内容は、「国際電話カードを買いたい」にはじまり、「携帯電話を借りたい」「日本へ荷物を送りたい」「保険に加入したい」「語学学校へ通いたい」「ホームステイしたい」といった要望に応えることです。

僕もたかさんも「海外で生活したい」という想いがあって今に至っているので、こうして日常関わっている業務はまさに自分たちのためのようなもの。(へぇ〜こんなものがあるんだ!)(便利だなぁー)(安いなぁ!)いろんな発見を重ねている毎日です。自分の生活が慣れてくれば、もっといろんなご案内ができるんでしょうね。

ほかに、会社のWebサイトを触らせてもらっています。この「せかたびサイト」を旅中続けてきたことが今日につながっている気がします。メルマガの発行があったり、広告を出していたり。これまで自分がやってきたことなど、持っている知識を発揮して、役に立てるのはうれしいことですね。


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「自分のことを一番に考えなさい」。

社長がそう言います。

会社のために・・・そんなこと思ってもらわなくていい。机とイスとパソコンを貸すから、そこで利益を上げてくれればそれでいい。2年くらいやってみて、人脈ができ、独立できると思ったら、それをやってみたらいい。

満面の笑みを浮かべる社長。

僕は、驚きましたね。経営者の気持ちは、なったことがないから分からないけど、社員に辞められるのは痛手だと思うんです。給与払って育て、戦力になって稼げるようになったところで辞められたら、、、 なかなか言えないことだと思います。でも僕はうれしかった。

「起業したい、独立したい」って思っているから。
今は十分な資源がないけど、ワンクッション置いて、こうして海外で働いたり、生活したりして、将来の独立につなげたい想いがあります。だから社長の言葉は、最高の「独立支援」。ありがたい。。。なので僕は、自信を持って将来にチャレンジするつもりです。

といっても、まだビザが決まったわけじゃないし、もしかすると2年もいられないことになるかもしれない。何より、今は目先の仕事をこなすところで精一杯。どこの馬の骨かも分からない人間を雇ってくれた会社に感謝して、まずは業務を理解していくことです。そうすればおのずと課題点に気づくかもしれないし、それが今後のステップアップにつながるかもしれません。

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お家に帰ると、働きたくてうずうずしているたかさんが晩ご飯を用意してくれています。

「今日は、どうやったぁ〜?」

夢の実現に向かえるって幸せですね。

ニュージーランドで働きはじめた今、思います。

「海外で働く」ということ。それは自分への挑戦です。


きょうさん♂

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2006年11月28日
●怒涛の10日間。その動き

「起業する」ことだけが「人生の幸せ」ではないと思うんですが、一度きりの人生にチャレンジしたい想いが強い僕らは、それがひとつの目標になっています。こうして世界一周旅行をしながら、見てきた世界の国々。いろんな国に「起業」のチャンスはありました。でも、「そこで生活できるか?」と問樓ると、「Yes」といえない国もあります。「仕事」と「生活」を切り離せないだけに、両立できる国を見つけたかったんです。

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ニュージーランドを候補にしたのは、ルーマニアなど、東欧にいたころでした。ワーホリで滞在していたオーストラリアを思い出しながら、同じオセアニア地域のニュージーランドに興味を抱きました。ニュージーランドなら生活できるんじゃないか?仕事もできるんじゃないか?そして、起業もできるかもしれない・・・と。インドへ行く前に、古本『地球の歩き方 ニュージーランド』を手に入れて食い入るように眺めたり、インド各地でもネットカフェを見つけては情報収集をしたり、ニュージーランドへの希望は日増しに膨らんでいきました。

僕らの資源は限られている、、、

すぐに起業ができなくても、まずは働くことができたら、次のチャンスにつながるかもしれない。ニュージーランドで生活できるか?そして、ニュージーランドが好きになれるか? そんなところを感じたくて、最大都市オークランドに到着しました。11月18日の夕方のことです。

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バックパッカーに2泊予約。その足で、街へ繰り出しました。日本語情報誌を見つけるためです。日本語情報誌には、「売ります・買います」といったクラシファイドのページがあるので、そこに書かれている「部屋貸します」とか「仕事あります」みたいな情報を探したかったんです。ゆっくり探しても良かったんですが、バックパッカーに泊まると、1泊一人23ドル(約1,900円)かかります。それもドミトリー。パソコンなど荷物を自由に拡げられるわけでもないし、話もしにくい。だからフラット(シェアルーム)に移動したかったんですね。

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オークランドの日本食レストランをいくつか周ったら、現在発行されている3誌が集まりました。クラシファイドのページには情報が載っています。テレホンカードを買って、夜にアポイント。翌19日に2つのフラットを見に行きました。どちらも街の中心からバスで10分ほどで、静かな住宅街にあるフラットでした。そのうち、台所のきれいなほうのフラットに決めました。居場所が落ち着くことはうれしいことですね。値段は、二人で週170ドル、光熱費すべて込み! これで、バックパッカーに泊まることに比べて、週150ドル(約12,000円)ほどお金がセーブできることになります。大きいぃ!!

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翌20日、月曜日。
土曜、日曜閉まっていたオフィスが開きます。オークランド主要の情報センターを訪ねまわります。ワーキングホリデービザで、語学学校に通っている人や働いている人が多いオークランドの街だけに、日本の情報センターは必要ですね。日本語情報誌だけでは気づかない、生活に必要な情報があふれています! 仕事探しでも必要となってくる携帯電話を借りたかったのですが、レンタル携帯でも月25ドル相当かかります。もっと安く抑えられないかな・・・ と思っていたら、ワーホリセンターでは年末キャンペーンのため、なんと2ヶ月間無料貸し出しだって!使った分の通話料だけ支払えばいいとのことで、まさに探していた携帯電話を見つけることができたんです。それも、残り1台だけの携帯電話。ラッキィー!!

仮り住まいも決まったし、連絡手段も手に入れました〜

21日、火曜日。弁護士先生のオフィスを訪問。ブルガリアやルーマニアで日本大使館めぐりをしてきたように、その国を知るには、その国を知っている人に聞くのが一番! 大使館もいいですが、オークランドで活躍されている先生方が大勢いることは、日本語情報誌の広告で知ったので、その中の先生にアポイントを取っていたんです。「ニュージーランドの永住権の実状は?」「ニュージーランドの動き」「ニュージーランドのメリット、デメリット」など。長年お住まいの先生だけあって、貴重な情報ばかりでした。

・物価は、流れているイメージよりも高い。
・日本に比べているとモノが不足していて退屈。
・受け入れる外国人は多いが、出て行くニュージーランド人も多い。
・移民法がよく変わる。

そんな気になる話しがある一方、

・医療費、教育費がほぼ無料。
・人々が大らかでのどかな雰囲気がある。
・永住権も取りやすい。また起業もしやすい。
・自然にあふれる魅力的な国。

など、僕らにとってプラスの内容も十分あります。

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将来、永住権を取ることができたら、日本とニュージーランドを自由に行き来することができます。魅力的な国に、知人を呼んだり、家族と住むこともできる。

すぐに永住権ではなく、まずは就労ビザ(労働ビザ)の取得。それで、ニュージーランドで働くことができて、知り合いも増えて、この国が好きになれば、永住権のことを考えたり、起業のことを考えればいいと思ったんです。

翌、水曜日、「面接」。

インドでネットサーフィンをしながら、いろんな企業を見ていたんですが、ひとつの会社の採用情報に目が留まっていました。そこには、将来の独立を支援するようなことが書かれていたんです。つまり、ずっとうちの会社で働いてくださいではなく、数年働いて、やがては起業するなり、転職するなり、自分の道を歩んでくださいといった感じ。将来の夢につながる可能性が見えつつ、また自分の能力をどこで発揮させてもらえるかなど、わくわくするような気持ちがあったんですね。それで、インドネシアからメールを送っていました。履歴書や職務経歴書などもつけて。。。

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いくらインターネットが発達しているからといっても、自分の目で見てみないと分からないものだと思います。人間同士だって、実際に対面しないと感じ取れないものです。

・自分のビジョンにつなげられるだろうか?
・会社のビジョンに貢献できるだろうか?
・自分の能力を発揮できるだろうか?
・社員さんと協力して働けるだろうか?

そんな確認も含めて、面接をかねて会社訪問。
社長と総務の方にお会いしました。スタッフの皆さんは、さわやかな笑顔の方ばかり。責任を持って仕事をしておられる様子を感じます。社長も、エネルギッシュな方で、引き出しの多さや心の広さが感じられるお人柄でした。自分が抱いていた疑問も解消し、この会社での経験が自分の将来に活かせられるのではないか? 1時間ほどの面談は、チャンスが訪れているようでわくわくしっぱなしでした!

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「挑戦したい!」

想いを伝えると、トライアル(研修)を受けさせてもらえることに! 「トライアルを経て、頑張ることができそうなら契約すればいいし、思っていた職場ではなさそうならやめればいい。こちらとしてもお断りするかもしれないしね(笑)」と、社長。

言葉の端々に、「自分でしっかり考え、決断する」ことを求められているようにも感じました。「独立」とはそういうことの積み重ねなんでしょうね。

ということで、翌日からその会社に通うことになりました。物価の安いインドネシアで買った、シャツとズボン(&ベルト)に身をつつみ、「おはようございます!」と元気に出社です。オフィスは日本の方ばかりなんですが、ビルを出ると、メインストリートには外国人がいっぱぁーい!! まぁ、外国人といってもニュージーランド人にとっては、地元ですが・・・。


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翌週、28日火曜日。再び、社長と総務の方との面談です。

さて、このあとの運命は・・・?


きょうさん♂

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2006年11月26日
●夏の聖夜サンタパレード

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「オークランド最大のイベント」
「オークランドのほとんどの人が見に来る」
「朝から場所取りがはじまる」

そんな噂を聞いて、楽しみにしていたのがオークランドのイベント、サンタパレード[SANTA PALADE]。

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午後2時からの開始に備えて、昼の12時ころからスタンバイ。南半球の特徴も言える「夏のクリスマス」ですが、さすがに日差しが強く、帽子とサングラスは離せませんでした。まぁ2時間待ちといっても、日本で花火観戦するときは、8〜9時間待ちは当たり前だったので、それに比べるとあっちゅう間だったですね(笑)。

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パレードを見に行くのは、3年前の2003年11月以来。あのときは、我らが阪神タイガースの優勝パレードでした。大阪御堂筋、神戸三宮を追いかけたんですね。ちゃんと背番号3の八木裕も見られたし、楽しかったなぁー 見たいものがあれば、待ち時間も苦にならず、パレードはいいですね!

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オークランドのサンタパレード、メインストリートは、クイーンストリート[Queen st]。南から北上して海方面へ向かいます。その後、左折してカスタムストリート[Custom st]、さらに左折してアルバートストリート[Albert st]を歩くらしい。まだオークランドの地理をよく分かっていませんが、クイーンストリートの真ん中あたりに陣取ることにしました。

開始1時間前の午後1時ころになって、待機しはじめる見物人でいっぱいになりました。(12時過ぎは早め?)にも感じたので、来年もし見るなら、午後1時前ですね。僕らの周りも人が通れないくらいにいっぱい〜 気のせいか、周りはチビっ子ばっかり。。。ポリスマンもずっと歩き回っては、線からはみ出ていないかをチェックしています。

朝から車の乗り入れも禁止していたクイーンストリートも、まだか?まだか?と待つ見物人のために、即席?大道芸人が大勢やってきます。お手玉みたいに棒を操るジャグリングをはじめ、数メートルもある一輪車に乗ったり、フラメンコを踊ったり! 風船や帽子が配られたり、子どもたちにチョコが手渡されたり。クリスマスですね!

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驚いたのが、大道芸人に手渡されたジャングリングのクラブを受け取ったポリスマン。なんと、そのクラブを操りはじめるではありませんか! (仕事中やろ!)そんなツッコミもなく、見物人一同、大喝采でした!! ほかにもチョコを配るのに、ポリスマンが手伝っていたり、ほかの国じゃ、なかなか見られない光景ですよね。のどかだぁ〜

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さぁ、はじまったパレード。

続々とグループがやってきます!

クリスマスっぽい派手な衣装に身を包んで、「メリークリスマス!」和やかだなぁ〜
 
在ニュージーランドのイギリスや韓国、中国、台湾、タイなどのグループは、民族衣装に身を包んでパレード。アジアを感じさせてくれる踊りで楽しませてくれます。日本は、ソーラン節! 金八先生を思い出すそろった踊りは、ほかのグループと比べ物にならないほどに、すばらしかったです! かっこいぃーー

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地元のテレビ局やラジオ局、銀行から郵便局、不動産会社、運送会社、マクドナルドなど、ざっと50組はパレードしてくれていました。この日のための練習したグループもあれば、衣装や小道具作りに精を出したグループもいたと思います。そんな努力も感じさせてくれました。

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お祭り気分。。。そんな印象が強いパレード。大きなトラブルもなく、無事にこうしたパレードが成功するのは、お国柄のような気がします。人の心が豊かなんだろうなぁー ニュージーランドの文化にひとつ触れられたイベントでした。

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きょうさん♂

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2006年11月18日
●ニュージーランドの印象

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インドネシアのジャカルタから、バリ乗継、ブリスベン経由で、ニュージーランドの最大都市、オークランド[Auckland]にやってきました。

ニュージーランド。なんて、ゆったりしているんだろう!

ここ2ヶ月、アジアを旅していたこともあり、人が少なく、空間が広く感じるニュージーランドは、そんな第一印象でした。それに、街はきれいに整っているし、英語圏で会話もだいたい理解できるし、サービスはいいし〜

ふたりとも、ワーキングホリデーで行ったオーストラリアを思い出しちゃいました。1999年のころだけど、同じオセアニア圏なんで、よく似ています。

でも、すっごい寒いんです、、、

南半球のニュージーランド。11月半ばを過ぎれば、夏真っ盛り! と思っていたんですが、そんなことはありません。日中もそれほど暑くなく、風が吹けば、フリースやジャンパーがほしいと思います。夜は、毛布がないと寒くて寝られない。アジアから日本へ送り返すことも考えた冬用衣類、持ってて良かったァ〜

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オークランドには、街の象徴も言える「スカイタワー」があります。街中を歩いていると時折聞こえる悲鳴ー。1997年に建てられたこのスカイタワーからは、スカイジャンプもできる(195NZドル)んです。バンジージャンプというと、自分で飛び込んで、びよん、びよんと上下するイメージですが、ここスカイジャンプはそうではなく、192メートルにぶらさげられて、そこから安全ロープにそって落とされるようでした。降りてきた人たちの顔は爽快感!?


私は、オーストラリアワーキングホリデー時代にニュージーランドにもやってきたので、今回は7年ぶりの2回目の訪問。

何となく覚えているオークランドの街だけど、驚いたのがアジア人がとっても多くなっていること。とくに、中国人と韓国人が日本人より多いぃ〜!

ニュージーランドは、移民の受け入れを積極的に行っていて、ワークビザや永住権を取れる可能性も高いとか。だから、日本食レストランに入ってみると、韓国人や中国人のシェフやオーナーがいるというのも多かったです。

まぁ、これって、ニュージーランドに限らず、ヨーロッパでも感じたことですが、街中で、中国や韓国の人々や文字をよく目にするようになりました。それだけ、アジアの経済が発展して、豊かになった証拠だと思います。

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ニュージーランドでは長めに滞在するつもりです。永住権を取りやすいと聞いたのですが、実際どうなのか? また、それまでに必要なワークビザは簡単に取れるものなのか? いろいろ調べてみようと思っています。

スーパーをのぞくと、思っていたより物価が高く感じるオークランドの街。久しぶりの自炊をがんばりつつ、のんびり滞在を楽しみたいです!

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たかさん♀

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