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2008年01月24日 |
●せかたび号。オーバーヒートで、さようなら。
別れは突然でした、、、
ニュージーランドをはじめ、ヨーロッパ各地の道路脇で見かけてきた、車の故障。ボンネットを開け、もくもくと出るけむりに対処するドライバー。携帯電話で誰かに連絡を取っている様子を何度も見てきました。
まさか、その立場に自分がなるとは・・・。
●
土日を利用して、クイーンズタウンから、インバカーギルへ行こうとしました。南島南端には、ケトリンズコーストと呼ばれる‘Southern Scienic Route’があり、景勝地が点在しています。それらを見に行くつもりだったんです。
前日には、恒例となったエンジンオイルチェックと冷却水の補充を行い、タイヤの溝に詰まった小石を取り除き、長距離走行に備えていました。
朝6時半、クイーンズタウンを出発。南へ向けて順調に走っていました。
2時間ほど走ったところで、ヘンな音が聞こえてきたんです。アクセルをゆるめると、カタカタカタカタとこすれたような音がします。でも、アクセルを踏むと音は消える。(おかしいなぁ・・・)と思いつつ、100キロ弱の速度で走行を続けていました。
ゴア[Gore]の街中に入ると、50キロに減速しなければならないので、スピードをゆるめるためアクセルをはなすと、また音が聞こえ、減速するごとに、聞こえていた音がどんどん大きくなってきます。
カタカタカタ・・・
ギギィギギィーーー
耳さわりなくらい大きな音!
(こりゃ、おかしい!)
ガソリンスタンドで見てもらおう!と街中で見えたガソリンスタンド「Shell」に入ろうと、ハンドルを右へ切ろうとしたら、パワステが利かない、、、あれぇーーー!?
速度がゼロになったとたん、エンジンがストップ!!!
再度、エンジンをかけようとしても、
クスススススス・・・キュルルルルる・・・
エンジンはかかりません、、、
ギアをニュートラルにして、手押し。ガソリンスタンドが目の前なのに、ガソリンスタンドに入れられず、路上パーキングスペースへ停車。
(まだ、これが郊外の道路わきじゃなくてよかったぁー)
フィンランドでタイミングベルトが切れた(●そのときのせかたび日記はこちら)ときは、田舎道の途中で、ガソリンスタンドへ行くまでヒッチハイクするしかなかったので、あのときに比べたらラッキーでした。
ガソリンスタンドにワークショップ(修理工場)があることに期待したんですが、残念ながらありません。なので、こんなときのために!と加入していた「AA(日本のJAF)」へ連絡し、来てもらうことに。
田舎街だし1時間は待たなければ!と覚悟していたんですが、田舎街だったおかげか、なんとわずか5分で「AA」の車が到着!(えぇ〜 こんなに早いの!)ラグビー練習の途中?と思えるラフな格好で、スタッフのおじさんが現れました。
症状伝えると、早速エンジンルームの点検をはじめるおじさん。エンジンルームから煙が吹き出ているのを見て、ラジエターに水がないことがわかったおじさん。早速、ラジエターの口から水を入れてくれます。
しかし、からんからんに焼けて熱くなってしまったラジエター。水を注いだとたん!!
ぼっボッっぼっボッっ!!!!
クジラの水噴射のように、水が吹き飛んできました!!フロントガラスやダッシュボードに飛び散る水、、、よっぽど熱いようです。。。「目玉焼きができるなぁー」とジョークを交えて話すおじさん。水を入れては休み、また入れては休み、そんなことを4度ほど繰り返し、ラジエターへの水補給が完了。
さぁもう一度、エンジンをかけてみます!
キュルル・・・キュルルルル・・・クスススススス・・・
(あっちゃぁ〜)エンジンがかかることはありませんでした、、、
「これはビッグプロブレム(大きな問題)だ」。
エンジンが壊れてしまっているので、修理に時間がかかるというのです。部品を取り寄せないといけないし、今日は土曜日だから月曜日以降になってしまうそうです・・・
(あららら、、、)
月曜日には仕事があるので、クイーンズタウンに戻らないといけません。かといって、このせかたびワゴンは動かない、、、
(さぁ、どうしよう・・・?)
厳しい選択を迫られました。
最低1,000ドルはかかるといわれた修理代。ヘタすりゃ、2,000ドルになりそうな勢いです。もちろん、この街で直さず、クイーンズタウンで持って帰ることも考えられますが、車で2時間の距離。運ぶのに500〜700ドルかかるといわれます。あっちゃぁ、、、
これまでもマフラーの修理4回を含めて、いろんな箇所を直してきたせかたびワゴン。ここで1,000〜2,000ドルをかけて直しても、またどこか壊れてしまうかもしれません・・・。
(これが、潮時かなぁ・・・)
この街でサヨナラすることを、たかさんと相談して決めました。
結構、点検していたつもりだったんですが、ラジエターに水がなくなっていることには気づきませんでした。いつの間にか水が通わなくっていたようで、どこか漏れていたのかもしれません。冷却水タンクを見ているだけじゃ足りないんですね、、、今回のようにラジエターに水が通っていないこともあるので、より目を凝らす必要があることを知りました。
車を処分する手続きが完了。
僕らの‘Southern Scienic Route’観光は、急きょレンタカーで行くことになりました。
うぅん〜〜 さすがに快調な車!
それにしても、別れは突然やったなぁ・・・。
只今、オークランドへ戻るための‘せかたび3号’探し中!
きょうさん♂
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