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2008年03月03日 |
●フランツ・ジョセフ氷河をヘリハイク
南島の代表的な観光地といえば、「ミルフォードサウンド(●せかたび日記)」と「マウントクック(●せかたび日記)」。どちらもニュージーランドの自然を存分に感じられる素晴らしい場所で、年間通じて大勢の方がやって来ています。
そして次に挙げたいのが、「フランツジョセフ氷河」。
谷間を流れる川のように、長い年月をかけた氷河が山間に積もる姿はよくご存知ではないでしょうか。位置的には「マウントクック」のすぐ北側なんですが、車でアクセスするには、ウェストコートを走る必要があるので、ぐるりと回らなければなりません。限られた時間で旅するツアーには不向きな場所で、ゆったりと旅できる人が訪れる場所のように思います。
ノルウェーではじめて見た氷河(●せかたび日記)。ニュージーランドの氷河はどんな感じなんだろう!?と想像しながら、フランツジョセフ氷河[Franz Josef Gracier]を訪れることにしました。
氷河を体験するには、いくつかのオプションがあります。
@氷河体験半日ウォーク。これは、スタート地点までバスで行って、そこから歩き始めて氷河の先端へたどり着くもの。半日という短い時間なので、(やっと氷河だ!)と思ったところで時間切れとなるプラン。
A氷河体験一日ウォーク。当然これは、半日ウォークよりも長い時間歩くことができるので、半日ウォークじゃ物足りない!って人はぜひ一日ウォークをやるべき。
それでも、氷河を満喫するには、青く透き通る氷河を見たいのであって、ふもとから歩いてたどり着いた氷河は土と混ざる氷が多いので、どうも物足りない、、、一日ウォークで歩いていっても、美しい氷河の位置までは行けない、、、そんな声があるのも事実。
「氷河を歩くなら、ヘリハイクでしょ!」
氷河をよく知る大先輩の、そんなアドバイスにのっかって選んだのが、ヘリコプターで氷河に降りるプランです。
B氷河体験ヘリ&ウォーク。通称ヘリハイク。これは街からヘリコプターに乗って、氷河に向かって10分ほど飛んでいきます。空から見下ろすダイナミックな氷河の光景。そして、一日ウォークでもたどり着かない、はるか高い位置の氷河に着陸します。そこから2時間、美しい氷河の中を歩くというものです。
たかさんは、数日前にひねった足首が完治していなくて氷河という不安定な足場を歩く不安があったことと、ワーホリ時代にヘリハイクの経験があったということで、僕一人での参加となりました。
一日3回出ているんですが、僕が乗った2回目(12時)の参加者は22名。スタッフの方が、氷河を歩く2つのグループに分け、さらにその11名をヘリコプターに乗る2つのグループに分けます。僕はオランダ人グループ4名と一緒に5名のグループとなりました。日差しの強いいい天気でしたが、氷河の中は寒いということで、貸してくれるジャケットに身を包み、防寒靴を履き(サイズも豊富)、ピストン運航するヘリコプターに順に乗っていきます。
はじめてのヘリコプター。
(おぉ〜 エアーウルフだぁー)なんて昔のアメリカテレビドラマを思い出しながら乗り込みます。ふわっっと浮いたと思ったら、角度を変えて飛び立つヘリコプター。すげぇーー 機内はみんなカメラを持ち出し、大撮影大会!窓際じゃなかったのが残念っ でも、空から見下ろす氷河は美しい!
すぐに氷河に着陸せず、少し旋回してくれるので、ちょっとしたフライト体験もできます。ぐるりといろんな角度から見ると、氷河もいろんな形をしているんですね。遠くから見ると川みたい。でも近くから見ると洗濯板みたい?なギザギザが目に付きます。
氷河に着陸!ガイドさんがアイゼン(防寒靴の下に取り付けるすべり止め)の取り付け方を丁寧に教えてくれます。ホント、これがあるだけで、すべらないですね〜 安心だっ! さぁ氷河ウォークへいざ出発!
氷河って、固まったもんだと思ったら・・・進化しているんですって。もちろん、解けるし、崩れるし。。。よく見ると水が流れている様子も見られるんです。だから、トレッキングコースのように、歩くルートが決まっているわけではなく、ガイドさんが、その日、そのときによって、歩くルートを決めていきます。(氷の壁だっ!)と思っても、手に持ったピッケルでさらっと削ると・・・あらまぁ〜 氷の階段の出来上がり!!
そうやって、進路をつくりながらグループで進んでいきます。
ハイライトは、氷の洞窟!
青く透き通るトンネルがありました!!
中は、ちょっと滑りやすくなっているので要注意ですが、皆、楽しそうに、くぐっていっていました。こんな体験も面白いですね〜
時おり、氷河の絶景を眺めると、よくまぁこんなものができているなぁ〜と驚くばかり。そんな自然を歩くことができる自分は幸せものだと思います。それにしても、氷河の規模に比べると、人間なんて実に小さい、、、埋もれてしまっても目立たない、、、そんな中、こんな楽しい体験を見つけてくれるんですから、人間って立派ですね。
氷河ウォークであり、氷河撮影ウォークって感じなくらい、皆がカメラマンでしたが、この機会を逃すまいという気持ちがとっても理解できます。
2時間のウォーキングはあっという間。
たっぷりお腹いっぱい!でしたが、次なるグループに備えて素早く食事をしているガイドさんの姿も印象的でした。グループの安全に配慮してくれるガイドさんあってのウォーキングですからね〜
さて、フランツジョセフ氷河の南には、フォックス氷河[Franz Josef Gracier]があります。ここも同じようにヘリハイクできる場所として有名です。聞いた話によると、フォックス氷河のほうが平坦で距離が長い、フランツジョセフ氷河のほうが、傾斜がある分距離が短いとか。拠点となる街は、フランツジョセフ氷河のほうが大きかったですね。
氷河。間違いなく、南島ハイライトのひとつです!
きょうさん♂
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