|
「初対面は緊張するなぁ〜」「なにを話そうかな・・・」、そんな経験ありませんか? 世界一周旅行中の添乗員夫婦が言葉の壁を超え、世界の人に触れていきます。「人とのコミュニケーション」に興味がある方は、ぜひ無料メルマガを登録してください。もっと人が好きになります! 詳しくはこちら
|
|
世界を旅しています!
きょうさん、たかさん
|
|
世界一周サイト
せかたび夫婦と同じように世界一周旅行に出発されている方や、たび好きの方が運営されているサイトをご紹介しています。あなた旅にお役立てください。
|
|
|
2007年01月25日 |
●超危険!?トンガリロ縦走
ニュージーランドはトランピングと呼ばれるハイキングが有名です。北島、南島問わず、整備されたトランピングコースがいたるところにあるんですよ。山派の私たちとしては、「ニュージーランドのトランピングを味わっておかねば!」と意気込んでいて、北島中央部にあるトンガリロ国立公園に向かいました。
世界遺産にも登録されているこのトンガリロ国立公園。映画「ロード・オブ・ザ・リング」のロケ地としても使われたところなんですって。
敷地の広いトンガリロ国立公園にもトランピングコースはいくつもあります。限られた時間の私たちが選んだのは、二つ。20メートルの落差がある滝を見る2時間のコース。そして、トンガリロのメインコースとして名高い17キロの「トンガリロクロッシング」。到着した夕方に滝へ行き、翌日にクロッシングをすることにしました。
【滝を見に行く2時間のコース−Taranaki Falls Walk】
2時間のコースは、周遊コースになっていて、右から行っても左から行っても滝にたどり着くことができます。緩やかな上り道を歩いていくと、1時間弱。タラナキ滝に到着。この周遊コース、滝を遠くから眺めるだけでなく、滝の落ち口も見れるので岩場で滑らないように注意して近くまで行ってみました。ひやぁ〜こわい、こわい、、、ここから落ちていく滝を浴びたら・・・痛いだろうなぁ〜 なんて考えちゃいました。
そのまま出発口へ戻るコースなんですが、正直言いまして、ほかの見所はほとんどありませんでした。まぁ滝を見に行くのがメインですからね。明日の「トンガリロクロッシング」に備えてウォーミングアップをかねたトランピングでした。
【トンガリロクロッシング−Tongariro
Crossing】
(17キロも歩くのぉ〜)
最初はそう思ったんですが、7〜8時間で片道縦走し、クレーターや火口湖など、トンガリロの特徴的な風景を堪能できるというですから、がんばらねばっ!と楽しみにしていたんです。
ツアーに参加すれば、出発地点まで送ってくれて、到着地点に迎えに来てくれるという便利なメリットがあるんですが、値段がそれなりにかかる。でも、ツアーでなくても、トンガリロクロッシング用のバスが出ているんです。だから、同じように、出発地点まで送ってくれてお迎えもあるからラッキー。タウポ[Taupo]や、トゥランギ[Turangi]からも出ていますし、私たちは、レンタカーだったので、トンガリロ国立公園の中心、ファカパパビレッジ[Whakapapa Village]に停めて、翌朝出発のバスに乗りました。
個人でも気軽にトランピングが楽しめるので、大勢の人が参加していました。朝一番、7時のバスはすでに満席。これから7時間以上歩くハイキングにみんなわくわくしてる様子。
むむむ・・・ちょっと天気が曇っている、、、
20分ほどで到着。ドライバーさんが簡単にトランピングの注意事項と帰りのバスの出発時間を確認してくれました。
さぁ出発です!歩きはじめると、ますます・・・何だか・・・雲行きが・・・怪しい・・・遠くに見える山の上は、霧がかかってきているような〜
序盤は、平坦な道を進んでいくだけ。
空気は気持ちよくて、流れている川の水を触ってみたりしてのんびりしていたんです。きょうさんの写真もはかどっている様子。「ぼちぼち歩いて行こう!」なんて言っていたら、どんどん霧が立ち込めてきました。
(あそこに上って行くの?)遠くに見える山頂は、霧でかすんで見えない、、、大丈夫かなぁー
やがてポツポツと雨が降ってきました。
雨対策にカッパを着込みます。山歩きにやってきて、雨が降るなんて最悪ですよね。。。景色も見られないし・・・
そのうち風も吹いてきます。それもどんどん強風に!
カッパが風の抵抗を受けてなかなか前に進めない。というより、上に登れない、、、足を上げたくてもバランスは崩されるし、、、あぁーどうしよう〜 頂上はまだなのぉ〜 上に登るにつれて、視界は悪くなるし、風は強いし、あたり真っ白の霧に囲まれて、何度も飛ばされそうになるんです。
テレビの台風情報で見るような荒々しい天候。整備された登山道も、やけに狭く感じて、少しでも風に流されると崖から落ちそうなんです。こわい、、、腰を低くして進んでも、バランスが取れません。バックパックを背負うきょうさんも足元が取られている。
(もう、これ以上は進めないんじゃないの、、、)弱気な気持ちが出てきました。
「きょうさん、引き返そう。。。」
3時間歩いてきたのに、来た道を戻るなんて考えたくもなかったけど、これ以上前に進むのは危険だと思ったんです。
・・・「登山というより罰ゲーム」へつづく
たかさん♀
いつも読んでいただきありがとうございます♪
せかたび夫婦はニュージーランドで暮らしています!これからも更新を楽しみにしてくださる方、こちらのクリックをよろしくお願いします♪
↓↓↓
『人気ブログランキング』
■コメント
■コメントを書く
コメント登録機能を利用するには、TypeKey トークンを設定してください。
|
|