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2007年01月31日 |
●登山というより罰ゲーム
ニュージーランドを代表するトレッキング(トランピング)コース、トンガリロにやってきた私たち。
「登山をするなら、晴れた日に」
山歩きが好きな人なら、誰もがそう思うんじゃないでしょうか。太陽が隠れたら残念だし、雲に覆われると気持ちも湿り気味。雨が降ったら過酷な時間を過ごすことになるし、おまけに強風に吹き飛ばされそうになったら、これはもう「罰ゲーム」。
これまでの登山(ハイキング)を振り返ると、だいたいが晴れ。ノルウェーのハイキングでは悪天候で出発を戸惑ったこともありますが、あのときも上に登ればいい天気でした。
一応、雨具は用意しているものの、使ったことなんてほとんどありませんでした〜 なのに、このトンガリロは・・・
雨具を着込んで雨対策をしても、寒さをかばうモノがない。1組しかない手袋を二人で交互にはめながら寒さをしのいでいたんです。
トランピングを楽しむ余裕がない、、、
どっちかというと、初めて「危険」を感じたんです。
大きな身体のきょうさんは、背負ったバックパックが風にあおられ、バランスを奪われ、足元がふらふらふらに。標高が上がるにつれ砂利道が多くなり、ただでさえ歩きにくいのに、風に吹かれて前に進まない。道幅も狭く、ちょっと足を滑らせると、崖下にずり落ちていきそうな気配。崖下と言っても、霧でハッキリ見えないから、余計に怖いんです。
「戻ろう!?」
きょうさんも考えたみたいだったけど、このまま戻っても山小屋にたどり着くのにまた3時間ほどかかるし、中盤くらいのところまで来たことだし、この峠を超えれば状況が変わるかも?と地図とにらめっこして、やっぱり進むことにしたんです。
ちょっと休憩しては、数歩進み。また休んでは進む。標識となっているポールをつかんむのに必死の私たち。
頂上らしきポイントを過ぎて、下りの砂利道に。ゆっくり、ゆっくり、下りて行くと、先に見えてきました。写真で見ていたトンガリロクロッシングの名所のひとつ、「エメラルド湖」。その名の通り、エメラルド色した湖なんですが、あいにくの霧と雨でなんだか、かすんで見えちゃう。それが神秘的だったりするんです。。。
この辺りまで来ると、あとは下り坂がつづく、ハイキング自体はそんなにきつくない道のり。ほとんどが霧の中だから、前を見て歩くしかなく、景色はほとんど楽しめなかった気がします。どんどん標高を下げると、熱帯雨林の樹木が増え、霧が晴れて、暖かくなってきた気がします。
天気がよければ、写真撮影をしたり、私たちのゆっくりペースで歩いたりしたら、きっと9時間以上はかかる予測していたんですが、この悪天候のせいで7時間で終点に到達しました。速足のハイキングでした。
やっぱり山登りは、いい天気の時に行かなくっちゃ!
エメラルド湖くらいしか見られず、トンガリロの楽しみはほとんど感じられなかったこのクロッシング。必ず、再挑戦するつもりです。
たかさん♀
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