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2008年04月01日 |
●フェアウェル・スピットエコツアー
「国鳥キウィの口ばし」。
そう呼ばれているフェアウェル・スピット[Farewell Spit]。
ニュージーランド南島の最北端にある地なんですが、道はデコボコだし、35キロある砂嘴(さし/ウィキペディア)の先端へは個人の車が入れない保護区域になっています。
(それなら、保護地域に入れるエコツアーに参加しよう!)
ということで、エイベルタスマン国立公園の北部、ゴールデンベイの北にあるコリングウッド[Collingwood]の街から出ているツアーに申し込むことにしました。砂嘴を走るだけあって、干潮時間が影響するので、ツアーの出発時間は毎日変わります。私たちが申し込んだ日は、午後2時の出発。
行ってみると、観光シーズンということもあってか、ツアーバスは満席でした。正真正銘の空席ゼロです! 見渡すと、参加者は白人老夫婦が多く、アジア人は私たちだけ。明らかに最年少カップルでした。
さて、フェアウェル・スピットのこの砂嘴は、西海岸の岩盤が侵食されてできた砂が、海流によって運ばれ、やがて堆積してできあがったもので、この長さ35キロ(水面下+3キロ)、幅は平均で約800メートルあります。
フェアウェルスピットの命名者は、ジェームス・クック。1770年、彼の一行が、この地を離れるに際に、「Farewell(お別れ、さようなら!)」の意味をこめて言ったそうです。低く長いこの砂嘴は、対岸となるゴールデンベイのあたりから見ても全く分かりませんでした。当然、船からも見えづらく海難事故が多発し、1870年、砂嘴の先端部に灯台が建てられました。今は自動化されていますが、1984年までは灯台守が住んでいたそうです。
‘エコツアー’というだけあって、砂嘴の先端部は海鳥の生息地になっています。およそ100種類以上が観察されているらしく、ドライバーさんが鳥やアザラシなどの動物を見つけるたびに、近くまで行って止まり、説明をしてくれていました。お客さんの中にも、きっと鳥専門家ではないか?と思うほど、鳥を見つけては、立派な一眼レフでパシャパシャしている人が数名いました。この地ならではの現象なんでしょうね。
最北端の地、フェアウェル岬[Cape Farewell]は、まるで火曜サスペンスにでも出てきそうな断崖絶壁の地。ここも保護地域で、ドライバーさんはわざわざフェンスの開けて入っていきました。そんな姿を見ていると、誰もが自由に入れない特別なツアーなんだなぁーと感じますね。
さて、休憩タイムは砂嘴の先端にある灯台のそばで。灯台守が暮らしていたであろうレトロなお家が休憩スペースになっています。マフィンとコーヒー(または紅茶)をいただきながら、1時間ほどゆっくりできました。ほかのツアー客の方ともいろんなお話ができたんですが、(どこから来たの?)とよく質問も受けました。やはりアジア人は目立っていたのかもしれません。
干潮のときに砂嘴の波際を走ることができ、環境保護のため個人では行けず、限られたツアーしか訪れられない、ここフェアウェルスピット。ここでしか出会えない動物を見ていると手付かずの自然を存分に感じます。
人気のエイベルタスマン国立公園までは訪れる方も多いようですが、北のゴーデンベイ、さらに先のフェアウェル・スピットまで行く方は、まだ少ないようです。ここは人も少なく、自然もたくさん残っていて、美しい海と山、ニュージーランドのイメージがまた一段と輝いた気がしました。
たかさん♀
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