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きょうさん、たかさん
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2006年02月21日 |
●テーブルマウンテン登頂
ケープタウンの代名詞のひとつ、テーブルマウンテン。言葉のとおり、てっぺんは、テーブルのように平らなんです。ケープタウンの中心地を見守るようにそびえ立っています。
テーブルマウンテンへ登ることができる(徒歩でもロープウェイでも可能)のですが、天気に恵まれないとせっかく頂上へ行っても何も見えないということになるんですね。
晴れていても、30分後には雲に覆われるという多々あって、なかなかチャンスに恵まれませんでした。それでも出発前日の午後、雲がない青空に恵まれたので、大慌てで支度をしてロープウェイ乗り場(ケープタウンではケーブルカーと呼ばれていますが、日本人にはロープウェイのほうがイメージに合うはずです)へ向かったんです。
着くと、長蛇の列。やっぱり多くの人が晴れるのを待っていたようです。
ロープウェイは、往復で一人115ランド(=約2,300円)。高いなぁ・・・。
待っている間に、雲が出てきました。さっきまであんなに晴れていたのに、いやだなぁ〜
ようやく大きなゴンドラに乗り、動き出すと、ビックリ!!
なんとゴンドラの床が回転するんです。乗っている全員が景色を楽しめるように。うれしい心配りですよね。
雲の合間から見えるケープタウンの街並みは、とってもきれい。ケープタウンの街中にいては気づかない光景です。ライオンズヘッドを中心に、広い海、遠くの水平線まで見えると、素晴らしいなぁ〜って思います。
でも1,000メートルの頂上付近なると、霧に囲まれて、何も見えなくなってしまった・・・ もうちょっとなのになぁ〜
なんて、嘆いていると、頂上駅にあと1メートルというところでゴンドラが止まってしまった、、、 電気が切れてしまったようなんです。5分経っても動かない。
10分経っても、動かない・・・
すると、ゴンドラにいる係りの人が非常扉を外しはじめるんです。
(ちょっと待ってよぉ〜 まさかそこから脱出!?)
っと思っていたら、ようやくゴンドラが動き出して、無事に頂上駅へ到着。かなり、ドキドキの体験でした。あんなところで止まったら、大ニュースです。あっ、ケープタウンではよくあることなのかもしれませんが・・・。
頂上は、真っ白な霧で覆われているけど、時折、隙間から見えてくる景色は、幻想的でもあり、神秘的っ!周りが雲海だけに、雲の上の世界にやってきたようでした。
1時間ほど散策して、さぁ降りようと思ったら、頂上駅は大混雑!どうやら下りのロープウェイが動いていないようなんです、、、
(えっ?またぁ・・・)
それでも、そんな混雑を楽しむ外国人(観光客がほとんど)に囲まれながら順番を待つのでした。
この時期、からりと晴れる日も少ないようで、どうしてもロープウェイの運行も不安定なようです。しかしケープタウンを一望できるテーブルマウンテンは欠かせませんねっ!
たかさん♀
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2006年02月20日 |
●日本を愛する旅人たち
ほとんど情報を持たずにやってきたアフリカ。
無事に、効率よく北上していくには、旅している日本人から情報を得たいと思っていたんです。そんなアンテナを張り巡らせていると、出会えるもんなんですね。
「せかたび」サイトと相互リンクさせてもらっている「インターネットジャーニー」の藤原ご夫婦に出会えました。バイクで世界一周旅行中なんですよ!また、ボクらが同じころにバイクでノールカップ岬に行っていた和田さんや、バイクでアフリカ大陸を南下してきたてんこーさん、南米から旅をつづけているまささん、、、
旅のスペシャリ
ストたちにいっぱい出会いました。
気のせいか、アジアやヨーロッパで出会う人よりも、アフリカで出会う人のほうが個性的?なようにも感じるんです。すんごい経験しているのに、さらっと話すところなんて、タフさ、アグレッシブさが伝わってきます!
縁あって、ディナーを共にさせてもらったんですが、旅の情報交換や思い出話、オモシロ話など、久しぶりの日本語で笑いあっていました。
「旅って不自由だから面白いんだよね」
「旅は、生産性がないからモノを作ってみたくなる」
会話の節々に出てくる藤原ご主人さんの言葉には、ただ(なるほどなぁ・・・)とうなづいていました!
皆さん、世界を旅されているんですが、心は日本にあるんですよね。
(早く帰りたい)と思ったり、(日本食はうまい!)と思ったり、(日本っていいよね)と再確認してみたり。。。 世界を見てきた人だけに、言葉に説得力があります。
ボクも日本の仲間の顔を思い出し、旅で迎える明日を楽しみにするのでした。
きょうさん♂
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2006年02月20日 |
●「タウンシップ」で感じる
南アフリカ共和国に来たら、絶対に行きたい場所があったんです。それは「タウンシップ」とよばれる場所。
南アフリカでは、アパルトヘイト時代、政府によって居住地が区分されていたんです。マレー人はここ、インド人はここ、イスラム人はここ、という感じに。その中で、黒人が住むように言われていたのが「タウンシップ」なんですね。
アパルトヘイト撤退後は、黒人が、ここ「タウンシップ」以外で住むことも許されるようになったんですが、実際は職に就けない人もいて、多くの黒人たちは、以前と変わらない生活を「タウンシップ」で続けているということなんです。
「タウンシップ」。大変失礼な言い方ですが、決してきれいと呼べる場所ではありません。ブリキ板を集めて作ったような小屋がいくつも並んでいて、そこで人々が暮らしています。
私たちは、「タウンシップを訪れるツアー」に参加しました。アパルトヘイトという私たちにとっては理解しにくい実情を見て、何かを感じ、少しでも理解できればいいなと思っていたからなんです。
黒人のガイドさん、ゴッドフリーが私たちを案内してくれます。ツアーの参加者は、比較的高年齢者が多く、喜望峰ツアーに参加する層とは明らかに違っていました。
「私たちは、アパルトヘイトについてあまり知らなくて、参加してみたんです」。
覚えていないこともあるんですが、そんな気持ちをとなりに座ったドイツ人のおじさんに言うと、「南アフリカには、ドイツ人とイギリス人が多く住んでいるんだが、私もアパルトヘイトのことはよく知らないんだ。だから私も参加してみたんだよ」、そう言っていました。
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このタウンシップツアー、(個人では怖くて行けない)そんな場所へ連れて行ってくれます。
技術学校では、コップやお皿、複雑な飾り物を作っています。学びたい意欲がある者は、全員が無料で学べる仕組みになっているんです。目を輝かせて仕事をしている人を見ていると、人は誰でもいくつになっても学べるんだなぁと思います。
(ここは建設中なの?)そう思うような、完成されていない建物の中に人が住んでいます。背伸びすると壁にあたる狭いベッド。すぐ隣には別のベッド。プライバシーのかけらもない空間で人々が生活しています。部屋に住んでいるおじさんが声をかけてくれました。
「こんにちは!よく来てくれたね。さぁ中に入って話をしよう」。
私たちを歓迎してくれる様子は、人との触れ合いを喜んでくれているようにも感じました。
横にいたイギリス人夫婦が質問をしました。「時代が変わって若い世代は、タウンシップの外で暮らし始めている。あなたはどう思いますか?」。おじさんは、表情を少しも変えず自信を持って言いました。
「私は、この暮らしで十分幸せだよ。とても幸せだよ」。
私は聞いてびっくりしました。(この暮らしで幸せって言えるんだ・・・)って。でもすぐに思いました。
(このおじさんは、求めていないんだ。何かモノが欲しいわけでもなく、無事に生活できている環境に満足している。たまに私たちのように人が来て話ができることが幸せなんだなぁ)
そう思うと、私たちの生活にはしがらみが多すぎるかもしれません。
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「今から幼稚園へ行きます。どうぞたくさん写真を撮ってあげてください。撮らないと自分は特別ではないのか?と子どもたちは思います。そして子どもたちとの時間を楽しんでください」。
ゴッドフリーに言われた後、到着。
2〜4歳の子どもたちは、私たち訪問者を大歓迎してくれました。大歓迎です!歌を唄い、踊りはじめ、とびっきりの笑顔を見せてくれます。とっても大きな大きな瞳で私を見つめ、(抱っこして!)と両手を広げます。飛びついて、離れない子も多く、構ってほしいようで、そばから離れないんです!
レンズを向けるきょうさんに集まる子どもたち。(今度は私がモデルよ)(次は、私を撮って!)そうポーズを撮んです。きょうさんのシャッター音は鳴りっぱなしでした。
子どもたちを見ていると、私の甥っ子や姪っ子と重なり、輝く瞳を持った小さなからだは、環境が違っても、同じ子ども。素直に、とってもかわいい!!
「あなたが誰なのかは関係ない。子どもたちは遊びたいんです」
幼稚園を出た後、ゴッドフリーが言いました。無邪気な子どもたちから、相手が誰ではなく、人と関わることの大切さを感じました
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ここ南アフリカには白人がたくさんいます。アパルトヘイトが撤退された今でも、経済は白人が握っています。日本からは、とても遠い国の「アパルトヘイト」、学校の授業の中でしか存在しなかった言葉が、こうして、根強く残っています。
もちろんこういった差別的なことは、南アフリカだけではなく、全世界にあり、私たちの日本でもまだあるように感じます。簡単に無くならないこの現実をしっかり見て、これからも社会や人々の生き方を考えていかなければならないと思いました。
「タウンシップツアー」。参加費はひとり290ランド(=約5,800円)。案内は英語で、聞きなれない単語も多く、すべてを理解することはできませんでしたが、個人ではなかなか行けない場所。実際にこの場所に来て、見て、住んでいる人と話し、触れあう。参加してよかったです。
‘百聞は一見にしかず’の言葉どおり、歴史の悲惨さのようにも感じます。ケープタウンに来て、喜望峰やテーブルマウンテンは欠かせない場所ですが、歴史を感じる意味では、タウンシップが最も衝撃的でした。
今に感謝します。そして今を大切に生きたいです。
たかさん♀
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2006年02月19日 |
●ケープタウンで停電アリ
「南アフリカの首都、ケープタウンで昨夜から翌日午後まで停電がありました。。。」
と、テレビのニュースでやっていたかどうかは分かりませんが、この時間帯まったく電気が使えませんでした。南アフリカの主要都市でもこんなことがあるんですね。テーブルマウンテンへの登山を試みていたボクら、早起きしたものの、日が昇るまで部屋の中はまっ暗。
牛乳を冷やしていた冷蔵庫もしっかり使えず、電気コンロでお湯も沸かせない、、、
街に出ても信号はつかず、歩行者は渡るのに必死。銀行ATMも使えず、お金も引き出せない。さらにテーブルマウンテンへ登るケーブルカーも運休。スーパーは、電気がつかない状態で営業。。。もちろん牛乳はぬるい・・・。
参りしました、、、
今日はしっかりオフ日です。
それでも、街の人は(また停電かぁ〜)みたいな顔して歩いているんですよね。それに西アフリカのほうでは、電気なし、ガスなし、水道なしという街、村が点在しているらしい。
日本では、一瞬・・・それもほんの数分間ということを経験したことはありますが、こんなに長い時間使えなくなるのは初体験。どれだけ電気が日常化しているのかを痛感しました。
たまには不自由な生活をしてみることで、日常のありがたさを感じるのでした。
きょうさん♂
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2006年02月18日 |
●ケープタウンの見所ツアー
いろいろと旅行会社めぐりをして決めた結果、喜望峰のツアーに参加。一日ツアーで、ひとり350ランド(=約7,000円)。ウワサには聞いていたけど、南アフリカの物価はやっぱり高いなぁ〜
朝8時にホテルに迎えに来てくれたのは、ガイドのブルース。大きな笑い声と一緒のビッグスマイルが印象的。ミニバスに乗ると、すでに参加客でいっぱいです。全員で13名。実に多国籍。アフリカ大陸からはアンゴラ。あとはヨーロッパ、ドイツ、イギリス、スウェーデン、デンマーク。そして、アジアからは私たち日本人二人。
ツアーは最初に港に行って、アザラシの島に観光船でいくというオプショナルだったんです。しかし、ツアー全員、そのオプションには行かず、港で30分ほどゆっくりしました。
その後、海の見える美しい景色で休憩。用意してくれていたチョコクッキーとマンゴジュースでおもてなししてくれます。きょうさんは、なんと言ってもチョコクッキーが大好き!たくさん食べていましたね〜(笑)
そして、次は、あのアフリカペンギンが見れる場所へ。以前「世界の絶景」のような番組で女優さんがここ喜望峰に来てアフリカペンギンを触っているのを観たんです。「絶対行きたい!」って思っていたんです。
だけど・・・
ペンギンには触れない、、、
すっごく近くに、すっごくたくさんいるんだけど、触れない。噛まれるみたいで、しっかり柵がしかれている。
「ペンギンは噛むから、触れるところはないよ」とガイドさんも言っていた。
やはり、女優さんは特別だったのかなぁ・・・
そのあとは、サイクリングをして昼食場所へ。日本では衛生面のこともあるので考えられないけど、海外ではよくある昼食スタイル。サンドウィッチを各自で作るんですよ。丸パンを半分に切って、中に、自分たちの好きな具材を入れるんです。レタスにトマトにチーズにハムなどなど・・・ 未知の世界で、広々とした世界で食べるサンドイッチ。とってもおいしかったぁ〜
満腹のあとは、いよいよ喜望峰へ
しかし、、、半島の先端に近づくにつれて、雲行きが怪しい・・・ それもかなり濃い霧。全く海が見えず、まるで雲の上にいるみたい。
(残念だぁ〜)
でも、ちゃんと、喜望峰に到着したという証明は撮っておきました!
ツアーの途中では、ヒヒ(バブーン)をよく見かけました。もちろん野生ですよ。ほかにも、ダチョウや、アザラシなど、やっぱり動物王国。ドライバーのシリダに、日本では野生の像やキリンがいない!って言ったら、すっごくビックリしたんです。「動物園にしかいないのぉ〜」って。感覚の違いですね〜
これ以外にも、ショートトレッキングをしたり、盛りだくさんのツアー。何かと交通の便がよくないケープタウンで、このツアーは価値ありですね。
帰りのバス車内は、アフリカジャズを聴きながら・・・ 熟睡。第2ステージは、せかたび号での移動で旅をしていたので、こういう旅もいいもんです。アフリカ大陸は、こんなツアーで見所めぐりすることも増えそうです。
たかさん♀
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