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2006年09月02日 |
●狙われた!「せかたび号」
チェコの世界遺産の街チェスキークルムロフ[Cesky Krumlov]で、せかたび号がトラブルに遭ってしまいました(悲)、、、
それも今回は、宿の指定した駐車場での被害、、、
小さな宿だったので、駐車場が隣接しているわけではなく、少し離れた場所に停めていたんです。小さな空き地のような感じ。
朝きょうさんが、チェスキークルムロフの写真を撮りに行こうとして、せかたび号の確認へ立ち寄ったときに発覚しました!
今回の被害は、車の助手席側の窓ガラスを大きな石で割ったもの。どうやら車内を物色して金品を盗もうとしたようです。
泊まっていた宿の主とは英語が通じないんですが、現場を見てもらうと、大きなジェスチャーでかなり驚いたようす。。。すぐに警察へ連絡をしてくれまた。
およそ10分後、警察が到着。早速、現場検証です。意外と警察官は英語が通じたので、スムーズにことが運びました。チェスキークルムロフの警察署まで同行。ポリスレポートの作成です。
英語を話す通訳の人と4人で作業に追われていました。
ポリスレポートは、すべてチェコ語。 日本語も作ってくれるとのことで、翻訳して、私たちの元に届けてくれるそうです。なんて親切!!
私たちは、昨年(2005年)11月にもフランスのニース車内荒らしに遭いました。停めていた車が狙われたのは今回が2回目。
車の故障も含めていろんな経験を重ねてきたのか、二人とも意外と冷静で、手続きなどやるべき淡々と済ませていった感じです。でも精神的にいやですね・・・。こういう出来事は・・・
今回は、せかたび号内に窓ガラスが散乱したおかげで、掃除が大変!!もちろん、誰が手伝ってくれるわけでもなく、私たち二人で、宿の人にホウキとチリトリを借りて、せっせと掃除をしました。細かいガラスの破片がシートの隙間に入ってしまってあぁたいへんでしたぁ〜
窓を修理したいんでしたがこの日は土曜日。翌日曜日も修理できる場所がお休み、、、窓なしでは出発できないので、月曜日まで同じ宿に泊めてもらいました。それも無料で!親切だぁー
今回は、宿の指定駐車場での出来事。私たちの「せかたび号」とともに4台の車が停まっていました。私たちの車が一番端に泊まってあったから狙いやすかった(壊しやすかった)のか、古くてセキュリティがなさそうだったから狙いやすかったのか、それは分かりません。
でも、ナンバープレートがチェコではないので、観光客の車と分かってしまうのもひとつの理由かもしれません、、、
あぁ〜まいった、まいったぁ〜
クルマ屋さんで修理が完了し、旅が再開。そのときは、まさかウィーンで、またクルマ屋さんのお世話になるとは知らず・・・
たかさん♀
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2006年09月01日 |
●チェスキー クルムロフ
「チェコで行きたい街はどこですか?」
首都プラハの次にランクインするのは、チェスキークルムロフ[Cesky Krumlov]ではないでしょうか?
首都プラハ[Praha]へ行くよりも、南のオーストリアへの国境のほうが近い場所に位置するチェスキークルムロフは、1992年にユネスコ世界遺産に指定された美しい街。
首都プラハ、ホロショヴィッチェ[Holasovice]につづいて、ここチェスキークルムロフと、ボクらのチェコの旅はまさに世界遺産めぐりです。
ヴァルタヴァ川というぐねぐねした川に囲まれたチェスキークルムロフ。なので、川沿いの街並みが魅力に感じます。プラハもそう感じたんですが、川が流れる街はいいですね。ヨーロッパ独特の建築物を見ているだけでも旅情気分を感じるんですが、川沿いの街並みは、さらにそんな気分を助長させてくれます。
プラハとは比べ物にならないほどの小さい街ですが、チェスキークルムロフ城の塔が街の象徴として輝いています。
個人的に灯台好きなんですが、このチェスキークルムロフ城の塔は、なんとなく灯台っぽい感じもして、風情がありました。
石畳の街中は、時間帯によっては車での進入ができません。とはいっても小ぢんまりとした小さな街ですから、簡単に歩いてぐるりと回ることができます。
「地域博物館」の西側に公園のような憩いの場所があります。そこから塔を含めたチェスキークルムロフ城が一望でき、オレンジ色の屋根があたり一面に広がっている様子も見られますので、ぜひ撮影スポットに!
また「地域博物館」の東方面に歩いていきますと車どおりに出ます。角の駐車場の北側にバス停があるんですが、そのそばからもチェスキークルムロフの街が見えます。
一番のオススメは、チェスキークルムロフ城のプラーシュティ橋。赤い門側から歩いていき、第1の中庭、第2の中庭と呼ばれる場所を抜けて第4の中庭を過ぎると、プラーシュティ橋があります。フランスの世界遺産、ポンデュカールのミニ版って感じですが、その先第5の中庭の窓枠からのぞくチェスキークルムロフの街は素晴らしい。ヴァルタヴァ川、白の塔、聖ヴィート教会などチェスキークルムロフの街が見渡せます。午前は半逆光になりがちなので、午後から夕方にかけての光がいいと思います。
第5の中庭の先の「城の庭園」もお見事です。ちょっと坂道ですが、ぜひ足を運んでみてくださいね。
僕らはチェスキークルムロフ城には入城していませんが、このあたりの中庭や庭園は無料エリアですので、自由に歩くことができます。
天気がよければ川でカヌーやボートでのちょっとした急流すべりも楽しめるチェスキークルムロフ。かわいらしい街でした。
きょうさん♂
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2006年08月31日 |
●チェコの首都プラハ観光
ドイツのロマンチック街道を終え、世界遺産の街バンブルグを経て、40ヵ国目チェコのプラハに入りました。
ハンガリーの首都ブタペストの街と似ているような印象がするプラハの街。街の中心、旧市街広場へまずは行って見ました。
2本の塔があるティーン教会がひと際目立っていて、その向かいには旧市庁舎。その旧市庁舎で有名なのが、天文時計なんです。毎時0分に、窓に姿を現す仕掛け人形たちが、楽しませてくれるんです。私たちもしっかり見てきました!
プラネタリウムの脇にいる死神がカーンと鐘を鳴らし、その音とともに塔の上にある窓にキリストの12使徒人形がゆっくりと現れて、また消えていくんです。最後に一番上のニワトリがひと声鳴いて終了♪ ガイコツ姿の死神が鐘を鳴らすところが、なぜかかわいくて、笑っちゃうんですよね!
ドイツではミュンヘン市庁舎の仕掛け時計や、ローテンブルグの仕掛け時計を見てきましたが、このプラハの時計は低いところにもあって見やすかったです!集まった観光客も大喝采!?
少し歩くと、ヴルタヴァ川にかかるプラハ最古の石橋「カレル橋」があります。プラハの代名詞ともいえる場所なので、きょうさんは写真撮影のためいつものようにこの橋へ通っていました。
60年近くかけて完成されたゴシック様式の橋は全長520m、幅は10mもあります。広い!プラハのメイン観光地なだけあって、観光客であふれかえっています。写真を撮るのも大変!
触ると幸運に恵まれるというネポムツキー像には、もちろん触ってきました!たくさんの人が触っているのでそこだけは、金色でピカピカに輝いていましたよ。(笑)。大阪通天閣のビリケンさんみたい〜
次の日は、プラハ城へ。城内にある聖ヴィート大聖堂のステンドグラスは、とっても良かったです。ヨーロッパには、教会が数え切れないほどあって、どれも似たような感じがしたりするんですけど、ここのステンドグラスは、ちょっと変わっていて素晴らしかったです。
特に、左側にある入口3番目のステンドグラスは、チェコ人画家のアルフォンス・ムハ(ミュシャ)の方の作品だそうで、今まで見たステンドグラスとは、ちょっと違う感じ、赤から青までだんだんと変わっていく色が温かい印象に感じました。ふたりとも、少しの時間、無言で眺めていましたね〜
そして正午になると、プラハ城の衛兵交代の時間です。毎時ごとに衛兵交代するんですけど、音楽隊付で見せてくれるのがこのお昼12時。
私たちは30分前からいい場所にスタンバイ!衛兵交代というと、昨年は、ストックホルム、コペンハーゲン、ロンドンと見ることができました。それ以来久しぶりの衛兵交代見学。存分に見ることができました!
あのコツっ、コツっ、という靴の音は、いつ、どこで聞いてもいいですね〜。見た後はなぜか姿勢がよくなって、真似をしているふたり・・・。
「ヨーロッパの中でも最も中世の雰囲気を感じられる街」といわれるプラハ。ステキな街でした!
たかさん♀
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