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2005年07月15日 |
●旅のワースト「ベスト3」
(こんなに苦しい想いをしたのは、いつ以来だろう・・・)
耐え切れずに、トイレで吐いてしまいました、、、
落ち着いた今、ここまでの旅を振り返り、「ワースト3」を挙げてみようと思います。「ベスト3」も書いていないんですが、添乗員夫婦の苦闘を知ってもらいたくて、発表しちゃいます!
●第3位/買っても、買っても、買っても、「まずい炭酸水」
ロシアで、水を買おうと思ってスーパーへ行くと、日本ではあまりなじみのないガス入りの炭酸水を間違って買ってしまいました。ロシア語でちゃんと書いてあるようなんですが、よく確認せずに買ったもんで、ふたを開けたとき、プシュゥ〜とガスが出たときには、「しまった!!」と悔やみました。
数日後、別のスーパーで、(同じ間違いはせぬまい)と、売り場を歩いていた人に尋ねたんです。ロシア語読めないから。「これって、ガス入りですか?ガスなしですか?」って。そしたら、「ガスなしだよ」って。安心して買って帰って、いざ開けたら、プシュウ〜! 「なんや!ガス入りやん!」。
数日後、エストニアで買う際には、念入りに確認。エストニア在住の方に「炭酸水は見たことがない」と聞いたので、迷わず買ったら・・・ プシュ〜 「売っていたんや!」と皆で驚き!もう3連敗にはびっくりでした。
炭酸水を好んで買う人もいるようなんですが、ボクらはどうもこの味が苦手です。でも、捨てるほど無駄にはできないので、無理して飲むんですが、まぁ苦いこと・・・。バシャバシャバシャとボトルをシェイクして、炭酸を抜いて、それから飲むようにしていました。
●第2位/ホテルが消えている
モスクワからサンクトペテルブルグの駅に着いて、まずホテルへ向かいました。モンゴルでロシアの『地球の歩き方』情報をコピーしていたので、一番安い宿を目指して向かったんです。重量級のバックパックをいつものように背負い、地下鉄に乗り、そして最寄の駅から歩いて向かうと・・・。あるはずの場所にないんです。
(あれ?おかしいなぁ・・・)。道を間違えたかな?と思って、辺りをうろうろすること30分。どうも見つからないんです。通る人にメモを見せても、分からぬジェスチャーばかり。ロシア語もちんぷんかんぷん・・・。もう一度、地図の場所に戻って、その辺りの建物をしらみつぶしに入っていくと、3件目の人が、「ここには、ない」と。メモに、新しい住所を書き、「そこへ移ったわよ」と。ロシア語なので、大まかな理解ですが、(なんて親切な人なんだ!)と思いました。
確かに、コピーした情報は3年前なので、最新情報とは言えないんですが、まさかなくなっているとは・・・
重い荷物を持ったままの移動は体力の限界、、、ガッカリ度はピークでした、、、
●第1位/悪天候、大揺れ、悪夢のフェリー。
夕方のフェリーだったので、乗る前に「夕食はどうしよう?」と話していたんです。船酔いしたら食欲なくなるだろうから、こういうときぐらい船酔いするのもいいかも?なんて思っていたら、まさか本当に船酔いするとは思いませんでした。
ロフォーテン諸島を行き来するフェリーはいくつもあるんです。ボクらも「渡るとき」「島の途中移動のとき」と2度乗ったときは何ともなかったんです。でも、この「帰るとき」、海はかなり荒れていたようで、動き始めてからすぐに船の揺れが大きくなったんです。椅子に座っていてもずれ落ちそうになるし、頭を安定できるほどの高さも背もたれにないし、不安定な状態だったので、じわじわと気分が悪くなったんです。
(こりゃ、酔うわ)と甲板に出ることにしました。外の景色を見ていたら、少しはマシだろうと・・・。
確かに部屋の中にいるよりは風にも当たれてマシでした。しかし、揺れの大きさを感じるには迫力ありすぎ!水平線と比べて、船のマストが左右に揺れる!甲板に立っている人も皆(おっとっと)と同じ方向にこけそうになる!ボクも最初は、体重移動しながらどこまで耐えられるかと楽しんでいましたが、しだいに力尽き、胃の辺りがじんじんとしてきました。部屋の中にいたたかさんも外に出てきて、ふたりそろって顔色が悪くなっていたんです。
時計を見たら、港を出てからまだ40分。確か、3時間半の船旅だったよな、、、部屋の中にもおられず、甲板でも耐えられず、甲板の椅子に座ってじっとこらえるしかありませんでした。心地よかった海風がしだいに寒く感じはじめ、両手で頭まで抱え込む始末。まるで化け物からおびえる子どものように、ボクらはこらえていました。
お互いが、お互いをフォローすることもできず、時間が経過するのを待つボクら。ついに寒さにも耐え切れなくなり、フラフラになりながら、室内へ移動。少し、楽になったかと思った瞬間、胃袋のあたりからこみ上げてくるものが・・・。
あわてて、トイレへ・・・(あとはご想像にお任せしまして・・・)
吐くとだいぶマシになったんですが、そりゃぁ、もう地獄のような気分の悪さでした。たかさんは吐かずに済みましたが、ボクは、学生時代に体育会で飲みつぶれたとき以来の失態でしたぁ、、、
お互い「この辛さを経験すれば、大抵のことは耐えられる」と言っています。
いろんなことがある旅の道中ですが、明日も元気にがんばります!
きょうさん♂
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