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 ホーム > 旅人エッセイ > ●幼少時代を思い出すモノ
2006年02月05日
●幼少時代を思い出すモノ

イベントがあれば集まるうちの家族。

今日はかわいい姪っ子の誕生日会をかねて、ボクらの壮行会もしてもらいました。

恥ずかしながらも、2回目の壮行会。2005年5月の初出発のときは、「次に会えるのは、いったいいつなのか?」ってな雰囲気で見送ってもらってたんですよね。それが盗難被害で一時帰国。ほんの半年で再会しちゃいましたからね。「合わす顔がない、、、」ってこんなことを言うんだと思います。

「そこまで被害に遭いながら、また行くつもり?」

もう呆れかえっている家族ですが、帰国後実家に滞在したり、クリスマスに会ったり、正月を迎えたり。共に過ごし、話す機会が増えたのは、とても良かったことでした。

日本に帰った直後、両親からは「(盗難に遭うとは)何してんねん!」とケチョンケチョン、、、 それでも、シティバンクのカードローン被害など、一緒になって怒り狂ってくれました(意外にも、ボク以上の怒り?)。一時帰国中の仮住まいの段取りや生活必要品の準備や運搬手伝いをしてくれたり、資金稼ぎ中の仕事に励んでいたときは、たくさんの美味い食糧を届けてくれたりしました。

(なんやかんや言いながらも、応援してくれてるなぁ・・・)

言葉よりも、行動からそんなメッセージを両親から感じました。


「あなたたちに渡したいものがある」

ボクとふたりの姉を前に、言葉を発した母。3人の子どもへ渡したかったもの、それは「小さい頃にボクらがもらってきたお年玉」でした。

幼少のころって、いろんな人に会ってお年玉をもらっても、お金の遣い方を知らないし、どうしていいのか分からないので、すぐに親に渡していたんですね。ひとり25万円。何年分のお年玉やろ? それを母は、ずっと預かっていてくれたんです。

(そんなことあったっけ?)

まったく記憶になかったボクは、呆気に取られました・・・。25万円は結構な額だけど、考えてなかったお金だし、両親に遣ってもらったらいい。そう伝えましたが、「必要ない」と受け取らない両親。

「あなたたちのお金だから、あなたたちの好きなように遣いなさい」

ボクは思いました。現金で受け取ってもらえないなら、航空券で受け取ってもらおう。いつの日か、海外へ遊びに来てもらえるように、ボクらが気に入った国を見てもらえるときのために、このお金で航空券を用意しようと思います。

うちの母、まだまだいろんなモノを持ってるんです!

ボクら姉弟が両親に贈って来た母の日の手紙や、旅先からの手紙。両手に抱えきれないほどありました。中には、ボクがプロゴルファーを目指していたときにオーストラリアから送っていた手紙もありました。

「ええこと、書いてるやろぉ」と、母。

その時々に考えて書いた両親へのメッセージ、それぞれのカードや手紙に綴られていました。読み入るボクや、姉たち。

さらに驚いたのは、ボクが小学2年生とのときに金賞を獲った硬筆の書き初め。なかなかきれいやん!?

ボクにとっては、それほど思い入れもありませんでしたが、こうして20年以上も経って見ると、両親の喜びが肌で感じてきます。ボクは子どもを持っていないので、親の立場にはなれませんが、親の気持ちを察すると、たくさんの愛情を注いで育ててくれたことが解かります。

(こんな素晴らしい親を置いて、世界へ行くのか?)

もうひとりのボクがそう問いかけます。

「それでも行きたい。こんな両親に育ててもらった自分だからこそ、新しい世界を拓く可能性がある」。そう自分を信じています。

あたらしい年の
あさをむかえました。
お日さまが明るく
見えます。
うみがきらきら
光っています。
ことしもみんなと
手をつなぎ、
元気で
がんばっていこうと
おもいます。


小学2年生の自分が書いた書き初めのメッセージを胸に感じ、元気で頑張っていこうと思います。

お父さん、お母さん、ありがとう!

息子♂より

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