●プチ・ファラオ(王)体験
長期にわたる世界一周旅行。倹約生活の毎日を送り、安宿めぐりをしているボクらにとって、「ピラミッドが見える家」での生活はあまりにも快適な暮らしでした。
扉を開けるとバットの素振りができるくらい広いフロア。見上げると、落ちてきたら串刺しになりそうなオシャレなシャンデリアが照らしてくれます。タイル張りの廊下はロングパットの練習ができるほど長く、部屋の移動だけでも運動不足の解消になりそうでした。
ふかふかのベッドはキングサイズ。心地よい安眠から目が覚めると、100%のオレンジジュース。おとし立てのコーヒーと一緒に焼き上がったばかりのほかほかパンや、ほどよい甘みのクッキーが飾る朝食のテーブル。
インターネットはADSL回線で常時接続。「1時間いくらだろう?」なんて気にせず好きなだけ使えます。休憩がてらに書棚を眺めたら、世界各国のガイドブックや読みやすそうな歴史の本がズラリ。読んでも読んでも読みつくせない量が並んでいます。
洗濯機で着替え一式がリフレッシュ!お風呂に浸かって全身リフレッシュ!
夕方から聞こえはじめるキッチンの音。食卓に並ぶディナーは、素材のひとつひとつから丹念に作られた、毎日が豪華メニュー。エジプト料理はもちろん、スパゲティなどのイタリアン、うどんやそうめん、いなり寿司、炊き込みご飯からカレーライスまで日本食もふんだんで健康面もバッチリ!(思い出しただけでもヨダレがぁ〜) それもうれしいことに何人分?と思えるほどの、いくらでもお代わりできる大食家好みのボリューム。あぁなんて幸せなんだ!とただ感動・・・ 大好きなコーラーもたっぷり飲む、大満足の晩餐。
アラビア語に加えて、英語と日本語を話すエジプト人のご主人さんとの会話は世界観拡がることばかり。行きたいところへ行く方法や、タクシーの値段の相場まで、生活する上での心配事もまったくありません。
食後はゆったりソファに座って、24時間映画チャンネルを眠くなるまで観賞。。。
(これは夢なのか・・・? 夢なのか?)
何度、そう思ったことでしょう。
でも、決して夢の世界ではなく、ありがたいことに現実の世界!
なんとまぁ、幸せな時間を過ごさせてもらったことでしょう!
(こんな幸せすぎる体験は長期旅行者にとってカラダに毒、、、)慣れてしまっちゃいけないゾっ と思いつつ、お二人の「お家のようにゆっくりくつろいでね」のお言葉にたっぷりと甘えさせてもらいました。
エジプトで、ファラオ(王)の体験。
まったくの無知だったエジプト文明なんですが、多くの遺跡とともに少し身近に感じるようになりました。それは「ピラミッドが見える家」で過ごさせてもらったからこと、そう感じることができたのだと思います。
すっかり鋭気を養わせてもらったエジプト滞在。これからも貪欲に世界を見ていきます。monaさん、ご主人さん、本当にありがとうございます!
きょうさん♂
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トラックバック時刻: 2006年04月18日 10:53
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