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2006年07月01日
●日本全国からせかたびへ

東京、大阪、兵庫、愛知、神奈川、北海道、千葉、福岡・・・

このせかたびサイト、世界一周旅行の出発前(2005年4月)に、神戸うつわやカフェの旦那さんにブログ機能を盛り込んでもらったんです。

そのときに「アクセス解析」という機能もつけてもらいまして、どのページを見てくれている人が多いとか、どちらのサイトから来てもらっているかとか、いろんなことが分かるんです。「アクセス解析」って考えた人はすごいですね!

先日、久しぶりにこのアクセス解析を見てみたら、驚きの事実がありました!

「アクセス解析」では、「都道府県別アクセス」というのもあるんです。つまり、どの都道府県の人に見てもらえているのか?が分かるんです。。。

1位が東京都。2位は大阪府。3位は兵庫県。

さらに、愛知、神奈川、北海道、千葉、福岡・・・とつづいていくんですが、いろんなところから見てもらえているなぁ〜 って数えてみると、全部で47あるんです。

ってことは!!

日本全国の人から見てもらえてるんだぁー

すんごいうれしかったです!

サイトには神戸発とうたっているので、関西中心の印象をもっていたもんで、北は北海道、南は沖縄まで各地からせかたびにアクセスしてもらえて感激です。

サイトを作ったきっかけは、「自分たちの旅の記録にしよう」ということだったんですが、今ではいろんな方からメールをいただけるようになり、「世界の感動を伝えていきたい」という想いが強くなっています。

これからも、「世界一周の旅先からつづっていきたい!」そう思っています。

皆さん、これからもよろしくお願いします。

きょうさん♂

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2006年04月15日
●プチ・ファラオ(王)体験 

長期にわたる世界一周旅行。倹約生活の毎日を送り、安宿めぐりをしているボクらにとって、「ピラミッドが見える家」での生活はあまりにも快適な暮らしでした。

扉を開けるとバットの素振りができるくらい広いフロア。見上げると、落ちてきたら串刺しになりそうなオシャレなシャンデリアが照らしてくれます。タイル張りの廊下はロングパットの練習ができるほど長く、部屋の移動だけでも運動不足の解消になりそうでした。

ふかふかのベッドはキングサイズ。心地よい安眠から目が覚めると、100%のオレンジジュース。おとし立てのコーヒーと一緒に焼き上がったばかりのほかほかパンや、ほどよい甘みのクッキーが飾る朝食のテーブル。

インターネットはADSL回線で常時接続。「1時間いくらだろう?」なんて気にせず好きなだけ使えます。休憩がてらに書棚を眺めたら、世界各国のガイドブックや読みやすそうな歴史の本がズラリ。読んでも読んでも読みつくせない量が並んでいます。

洗濯機で着替え一式がリフレッシュ!お風呂に浸かって全身リフレッシュ!

夕方から聞こえはじめるキッチンの音。食卓に並ぶディナーは、素材のひとつひとつから丹念に作られた、毎日が豪華メニュー。エジプト料理はもちろん、スパゲティなどのイタリアン、うどんやそうめん、いなり寿司、炊き込みご飯からカレーライスまで日本食もふんだんで健康面もバッチリ!(思い出しただけでもヨダレがぁ〜) それもうれしいことに何人分?と思えるほどの、いくらでもお代わりできる大食家好みのボリューム。あぁなんて幸せなんだ!とただ感動・・・ 大好きなコーラーもたっぷり飲む、大満足の晩餐。

アラビア語に加えて、英語と日本語を話すエジプト人のご主人さんとの会話は世界観拡がることばかり。行きたいところへ行く方法や、タクシーの値段の相場まで、生活する上での心配事もまったくありません。

食後はゆったりソファに座って、24時間映画チャンネルを眠くなるまで観賞。。。

(これは夢なのか・・・? 夢なのか?)

何度、そう思ったことでしょう。

でも、決して夢の世界ではなく、ありがたいことに現実の世界!

なんとまぁ、幸せな時間を過ごさせてもらったことでしょう!

(こんな幸せすぎる体験は長期旅行者にとってカラダに毒、、、)慣れてしまっちゃいけないゾっ と思いつつ、お二人の「お家のようにゆっくりくつろいでね」のお言葉にたっぷりと甘えさせてもらいました。

エジプトで、ファラオ(王)の体験。

まったくの無知だったエジプト文明なんですが、多くの遺跡とともに少し身近に感じるようになりました。それは「ピラミッドが見える家」で過ごさせてもらったからこと、そう感じることができたのだと思います。

すっかり鋭気を養わせてもらったエジプト滞在。これからも貪欲に世界を見ていきます。monaさん、ご主人さん、本当にありがとうございます!

きょうさん♂

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2006年04月08日
●日本の野球は強いんです

阪神タイガースの金本知憲選手が世界新記録を出しましたね!

904試合連続フルイニング出場ですって!いやぁ〜 すばらしい。。。 インターネットで関連記事を読み漁りましたが、筋力を維持してきた努力の結果、本当にすばらしいです。プロ中のプロですね!! 

ケニアのナイロビで、「日本」がワールドベースボールクラシックの初代王者になったことを知りました。エジプトのルクソールで、マリナーズの「城島選手」が開幕二試合連続ホームランを打ったことを知りました。

世界のいろんな都市でインターネットネットカフェへ行きますが、プロ野球ニュースをチェックするのも楽しみなんです。ワールドベースボールクラシックのチャンピオンになって、王監督が胴上げされている写真を見たときは、ビックリ!二次予選ひやひやだったのに、まさか優勝!!? でもすんごい、いい気分になれました! 日本人捕手として初のメジャーリーガーとなった城島選手もとびっきりのスタートダッシュを見せてくれて頼もしい限りです!

世界のステージで日本や日本人選手が活躍しているニュースはとても励みになります。世界を旅しているからかもしれませんが、特にそう思います。

そうそう、小学校、中学校、高校と12年間、無遅刻無欠勤の皆勤賞だったんです。ボクの自慢・・・。どこで何をするにも身体が資本です。健康な身体に産んでくれた両親に感謝し、世界を見ていきます!

きょうさん♂

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2006年02月15日
●与えてもらったチカラ 

「日本はいいよ〜」、「日本がいいよぉ」。世界をよく知る人からそんなウワサを聴きますが、その通り、日本はいい国です。

狭くてゴミゴミしていると言っても、クラクションも鳴り響かない静かな街だし、治安が良くて安心して街歩きができます。人は親切だし電車内も明るくにぎやか。何より料理がうまいですね。どれだけうんまい食事をしたことか。。。

出発時には、可能性すら考えていなかった一時帰国でしたが、「日本の良さ」をたっぷりと感じることができました。

でもそれ以上に強く感じたことは、「友だちとのきずな」だったんです。


滞在期間が延びたこともあって、ボクらは多くの友だちと会うことができました。

正直言って不本意な一時帰国で、恥ずかしい想いもあったんです。でも、久しぶりに顔を合わし、会話していると感じるんです!

(こんなにボクらのことを見てくれているんや!)
(いっぱい励ましてくれるなぁ)
(なんて心強いんやろう!)

友だちたちと過ごす時間は、傷ついた心を十分に癒してくれました。友だちの顔を見た瞬間、これまで気丈に振舞っていたものが解け、涙してしまうこともありました。ボクらが考えている「せかたびの域」を超えた話を聞かせてくれる仲間もいました。どうしたら「せかたび」がもっと発展するのか自分のことのように考えてくれる友もいました。お忙しい中、時間を作ってくれて、ありがとう。ボクらと過ごす時間を本気で過ごしてくれた仲間に心から感謝しています。

わずか6ヶ月とは言え、知らない世界の街を歩き、理解しがたい言語と向き合っているとさすがに脳から煙が出てきそうになります・笑。もちろん、それが刺激的でもあり、旅の醍醐味なんですが、日本に帰ってくると、やっぱりホッとしますね。盗難直後だっただけに、余計にそう感じたのかもしれません。

今回は、再出発が決まっていたので、この滞在期間にできることが限られていることも意識していました。

盗難被害処理をはじめ、旅の準備。資金稼ぎを中心に動いていました。でも時間があれば、大切な友だちに会いたいと思っていました。人と会う時間、それも忌憚のない意見を聴ける友だちとの時間は特に、得るもの、学べるものが多いと思っているからです。

こんなに素敵な友がそばにいてくれて、ボクらは幸せです!

いつも、ありがとう!

ボクらの知らない世界を生きてきた友、ボクらができないことができる友、ボクらがしないことをしている友・・・。

ボクらの周りには、スペシャリストがたくさんいます。そして彼らからいろんなものを与えてもらっています。うれしいことです!ボクらは、ボクらが得意な旅、世界をいっぱい与えていきたいです。そして、せっかくの‘ご縁’なんですから、いろんなものを与え合っていける間柄でいたいです。

大切な友だちへ

必ず、また、会いましょう!

では、行ってきます。


きょうさん♂

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2006年02月01日
●お客の立場になりました

一時帰国中の短期のお仕事は、ビックカメラのレジでした。

1月30日ようやく終了。正直しんどかったぁ〜 立ちっぱなしの仕事は大変です。

もう、最初の一週間なんて足は棒になるし、仕事が終わって家にたどり着くのも大変だったくらい。肩や足には、シップを貼って、、、(あ〜歳やぁ〜)って、なんど思ったことか(笑)。

私たちは、次の再出発に向かって「頑張ろう!」とお互いを励まし合い、やってこれた気がします。

それに大型家電量販店なので、日本での流行りモノがどんなものなのか、とても勉強になったんですよ。子どもたちのおもちゃやゲーム、デジカメや美容製品などなど。

(日本は、素晴らしい技術と楽しませてくれるものがたくさんあるなぁ〜)って思いました。

しかし、いろんなお客さんがいて、悲しいときもありました。すんごいヒドイ言葉を吐く人もいるんですよっ!(なんで、そんな言い方しかできないんだろう??)って思っちゃいました。

こんなに、時間を楽しむためのモノがいっぱあるのに、心は寂しい人なんだろう・・・そんなことも感じました。

それでも、ほんの2ヶ月弱の期間だったけど、とっても居心地がいい職場でした。たくさんの人との出会いがあり、またせかたびファンも増えてくれました!ありがとう!

私も旅に出れば、お客になります。

それも日本人としてお客になるので、ほかの人から見て、恥ずかしくないような、行動をとっていきたい!そう感じることができたお仕事でした。

みなさん、ありがとうございました!

たかさん♀

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2006年01月09日
●見逃せなかったテレビ 

「テレビは、いらんなぁ・・・」

いまの仮住まいに移るとき、そんな話をしていたんです。

そんなに潤沢な資金があるわけでもないので、(わざわざ買ってまでテレビを観なくてもいいかぁ・・・)ってボクは思っていたんです。

でもたかさんは、テレビ必要派!友だちが使っていないテレビを貸してくれたので、仮住まいにも、おかげさまで人並みにテレビが置かれているんです!

それで、正月には特別番組があると友だちから聞いていたので、ちゃっかりチェックしていたんです!


ボクらのチェックリストに入っていた番組はこれ!

「古畑任三郎ファイナル」(1月3日から3夜連続)
「新撰組!土方歳三 最期の一日」(1月3日)
「さんま玉緒のあんたのゆめをかなえたろかスペシャル」(1月4日)

「新撰組!」は、「古畑任三郎」の裏番組だったので、義兄にビデオ録画を依頼。はやく観たいなぁ!楽しみだぁ〜

古畑シリーズ、おもしろかったです!どの回も意外性をかもし出してくれたので、観る側にとっては十分満足です。強いて言うならば、第1話・石坂浩二の逮捕は、昔の犯罪ではなく今回の犯罪だけで立証してほしかったところですが・・・。

第2話、ウソをつかない犯人イチローを詰めるシーンや、第3話のクライマックス、松嶋菜々子とダンスを踊ろうとするシーンは見所でした!

今回でファイナルと言うことですが、三谷幸喜作品に注目です!


「さんま玉緒」。

(これを観ずして、新年の気分になれない!) そんな気持ちでした。どこで涙がでるのか・・・と思っていたら、やってきたのはオーボエ奏者との共演の夢でした。

ボクは、何の楽器も弾けない(吹けない)んですが、高校生のときにあこがれの人がそばに現われたらと思うと、ドキドキもんですね。まして「一朝一夕に成功がやってくるわけではない」ことを知るのは、彼女にとっても大きな学びだったと思います。観ていて、うるうるでした。。。

いくつになっても、一生懸命や夢中になれるものを持っていたいです。人生、青春!ということを教わって気がします。

すっかり日本のテレビ番組に満喫しています。間もなく、またテレビと無縁の世界へ行きますが、それまでは、おうちのテレビにお世話になることにしましょう!

「テレビは、いりますねっ!」

きょうさん♂

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2005年10月22日
●スペイン 日本琴唄演奏会

日本の琴と唄を組み合わせた演奏会が、スペインのアンダルシア地方の小さな白い街フラヒリアナ[Frigiliana]で行われたんです。

たまたま、3日前に「白い村」ということで、観光で立ち寄ったフラヒリアナ。

いつものように、インフォメーションセンターにいくと、スペイン家族に声をかけられ、「君たちは、2階でやっているお茶を飲んだかい?」と聞かれたんです。早速2階へ登ると、日本人らしき女性が3人いたんです。

私たちが世界一周旅行をしているというと、「お茶を入れましょう!」といってくれて、日本でもあまり飲まないお抹茶を頂きました。

「う・ま・い!!」

やっぱり日本のお茶というのは、最高ですね!

その後、いろいろな話をしたんです。

3人のうちのひとり月子さんは、このフラヒリアナに住んでいる唯一の日本人で16年住んでいるんですって!
その方が麻衣子さんって唄の先生と同じ音楽大学だったんです。そんなつながりがあって、今回初めて、こういった催しをフラヒリアナの市役所の方と相談して催行したようです。

麻衣子さんとコンビを組むのが、お琴の先生、敬子さん。

フラヒリアナは小さな村なので、はじめは一日観光だけと思っていたのですが、どうしてもこの演奏会が見たくなり、結局4日間滞在しちゃったんですよ。

私たちが滞在中、敬子先生と麻衣子先生のお宿にお邪魔して、何度か夕食をごちそうなりました!ふたりともとても料理が上手で、刺身までさばいてくれたんです。最高においしい!

話し方や振る舞い方とか、とても女性らしい面を持つおふたりなんですが、いざ琴を弾き、唄を歌うと、人が違ったように、力強く堂々としている姿が印象的でした。琴の音色とオペラのように響く声に不思議な感覚になるんです。

日本でも有名なピアニストとしてツアーをされる月子さんがスペイン語で司会をされていました。おふたりを紹介する表情がとても素敵だったんです。とくに、同級生の麻衣子さんを紹介している姿は、なんだかとても羨ましかったです。

遠い国でお互い好きな音楽を伝え合い、違う場所でそれぞれ活躍し、お互いを紹介し合える仲は、すばらしいです。

私たちは、音楽の世界を知らない分、感動も大きかったんです。

音楽は世界共通。しかし、日本にしかない琴の音色と素敵な唄声は、日本を離れて5ヶ月が経つ私たちにとって、とっても温かいもの感じました。

これからもこういった日本の素晴らしいものを世界の人々に見せていってほしいです。私たちも日本の素晴らしいものを世界へ紹介していきたいです。

たかさん♀

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2005年10月07日
●これが食べたい日本の味

「日本食よりうまい料理はない」

世界一周旅行に出発してから4ヶ月。今のところ、これは正論です。

キャンプ料理?のレパートリーにも限界があり、日本で食べていたなつかしいモノを思い出します。

そこで今日は、「ボクがいま食べたいモノ ベスト3」を発表します。ジャガジャンッ!

第1位/おはぎ。なんだか、じいちゃんばあちゃんを想像しますが、小さいころ親がよく買ってきていたのでいつの間にか好物になったようです。もち米のまわりにあんこがたっぷりのおはぎが食べたい。それも、つぶ餡がいい!上の歯ぐきとくちびるの間に詰まったつぶ餡の皮を、舌でにゅるっとしてとるのも好きなんです。おっと、よだれが・・・ 日本茶と一緒に食べたい!

第2位/シュークリーム。この形がなんとも癒されるんですね〜 神戸三田に「サントアン」ってお店があるんです。そこのシュークリームがうまい!できたてなんてサイコーです!外国ではケーキは多いんですがシュークリームは見かけません(今日現在)。ボクはやわらかめの皮が好きで、バニラビーンズ入りのカスタードクリームがお好みです。シュークリームの皮をかぶりついたらこぼれてくるクリームが恋しい。

第3位/うを勢のお寿司。神戸三宮駅の北にある「うを勢」は安くてネタが大きくてうまいんです。きっかけは寿司好きの両親に連れて行ってもらったこと。はじめ寿司屋なんて敷居が高いと思っていましたが、うを勢はとってもウェルカムなお店なんです。明るく活気があって元気をもらえます。ボクはサーモントロが好物。指でつまんで〜 ネタの輝きを見つめて〜 口にほおばって〜 舌でとろける〜 そんな瞬間は幸せそのものです!

おっと・・・ついつい頭の中でイメージを膨らませえてしまいました・笑。

どれも出発前に、しばしのお別れと覚悟して見納めてきましたが、やはり食べたい日本の味。1位、2位は甘いものですから、ボクが甘いもの好きで、日本でそれらを食べて、プチ幸せを感じてきたことが分かります。

世界の美食もみつけるぞ〜!

きょうさん♂


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2005年09月22日
●日本の笑いが恋しかった

前回の『M-1グランプリ』は、「アンタッチャブル」でしたね。

確か、予選では「つきあっている彼女の父に、娘さんと結婚させてくださいという彼」のネタ。決勝では「万引きした息子を叱る父」のネタだったと思います。もう大好きで、録画したビデオを何度も見ては笑っていました。だからネタを覚えているくらい・笑。

あんまりドラマは観ていなかったんです。でも、お笑いは好きなんですね。アドリブを利かせたトーク番組も好きですが、やはりネタを仕込んで披露してくれる漫才は大好きです。

それも、「アンタッチャブル」のように日常のイチぺージを表現してくれるネタは、分かりやすくて、感情移入もしやすく、おもしろいです。逆に、身体を使うだけや、大きな声を出すだけの漫才は、見ていておもしろくありません〜

ロンドンでお世話になった日本人の方とそんな話をしていて、なんと『2001 M-1グランプリ』のビデオを見せてもらいました。優勝は「中川家」。リアルタイムでは観ていなかったんですが、ほかの候補者よりも断然分かりやすくて、おもしろかったぁ!!

シベリア鉄道でであったイギリス人など、外国人もユーモア好きだと思います。でも漫才のノリは日本独特ですね。日常をよく観察し、細かい部分も分かりやすく表現できる才能はすばらしいですね!中川家のビデオも何度も見直しちゃいました。あのカツゼツには、尊敬のひと言です!

なつかしい漫才に触れて、日本文化の魅力を感じました。

きょうさん♂


2005年08月26日
●ゴルフを感じるたかさん

ゴルフが大好きなきょうさんと比べて、私は、あんまり好きではないんです。だって、ゆっくりのペースでゲームも長いんだもん!

でも一応、日本ではお父さんのお古のクラブセットも持っていたし、パブリックコースで1回だけプレー経験はあり。

そんな私から見て、イギリスのゴルフコースは、格式がありすぎて融通が聞かないなぁ〜って感じました。世界で指折りの名門コースと言われる「ミュアフィールド」(きょうさん情報)へ行ったんです。

それは、それは、大きな門を構え。ゴルフをしに来た人は、みんなジャケット姿!

ゴルフするのに、なんでジャケット?って思ったら、ゴルフするときは、もちろん着替えるとか・・・ クラブハウスに入るときは、ジャケット着用らしい。「わざわざ着替えなくてもいいのに、面倒だなぁ〜」って、きょうさんに言ったら、「これが名門コースのエチケット」だって。

そんな由緒あるゴルフコースへ行く私たちは、ジャンパー姿。だって、そんな服持ってきてないもん。

夕方5時を過ぎ、レストランも閉まり、プレイヤーも少ない中、ふたりでコースを歩く。雨も降っているというのに、きょさんは子どものように、喜んでいる。

(18ホールも回るの〜)と内心思いながら、きょうさんの後についてく私。きょうさんは、ゴルフについていろんなことを教えてくれた。

途中、ボールを打つティーグランドという場所の横に緑の機械があった。「何!?この機械??」。「何だと思う?」ときょうさん。何と!「ボール磨き」だんたんです。

「どうやって磨くんだろう?」と思った。日本のゴルフコースでもあるようなんですが、私ははじめて見ました。(うまいこと考えたなぁ〜)

そして、グリーンのカップの位置は毎日変わるのだそうです!

同じ場所には、絶対ないらしい・・・。芝生が、痛むからだって。毎日、10センチくらいの穴を開けては、その芝生で昨日の穴を閉じるといった作業をしているとは!全く知らなかった、、、えっ?皆さん知っていた?

メンバー制の「ミュアフィールド」は、素人でも分かるくらい管理が行き届いていて、緑がとってもきれいだった。遠くに海が望めるし。きょうさんは「プロはすごい」ってずっと言っていた。私には分からないけど・・・。

それにしても、こんな風の中でゴルフするの??というくらいの強風。

寒かったけど、コースを歩いたことによって、ちょっとだけ、ゴルフを感じた一日でした。

たかさん♀


2005年08月25日
●ミュアフィールドの思い出

スコットランドの中心地エジンバラ。その東の小さな街に「ミュアフィールド」というゴルフコースがあるんです。5,6年おきにメジャートーナメント『全英オープン』が開催される名門コースなんです。

どうしても、このゴルフコースが見たくて、わざわざこの街にやって来ちゃいました。

ボクがこのゴルフコースを知ったのは1992年のこと。学生時代で、ゴルフに夢中になっていたころでした。タイガーウッズはまだデビューしていなくて、当時の王者はイギリスのニックファルドというプレイヤーでした。

ボディターンをテーマにしたゴルフスイングがとても美しく、プレースタイルはいつも沈着冷静。ボクは、ニックファルドの本を買って練習に励むほど、憧れにしていたんです。

「ミュアフィールド」で開催された1992年の『全英オープン』。優勝候補は、ニックファルドでした。

しかし、スコットランド特有の強い風に悩まされ、スコアが伸びず、ほかのプレイヤーに首位を奪われそうになる、とても苦しい展開でした。それは深夜テレビの生中継を見ていても緊張感が伝わってくるくらいでした。

それでもファルドは冷静にプレーを続け、勝負どころの17番ホールでしっかりバーディを取り、最終18番ホールもパーで見事優勝しました。そのパーパットをカップに沈めた瞬間、ファルドは腕で顔を覆い、涙したんです。ボクは、一瞬ブラウン管を疑いました。えっ?泣いているの? ゴルフというスポーツや、ファルドというゴルファーに涙の印象がなかったため、とっても驚いたんです。

(ゴルファーでも泣くことがあるんだ・・・)そう思うと同時に、心底苦しかったんだなぁ、だからこそうれしいんだろうなぁ、そんなことを思いました。ゴルフというスポーツをより深いものに感じたことを覚えています。

ボクがゴルフをより深く感じるようになったきっかけは、間違いなくここ「ミュアフィールド」なんです。

できれば、プレーがしたい。プレーできなくても18ホールを歩いてみたい。18ホールを歩けなかったとしても18番ホールだけでもフェアウェイを歩きたい。ニックファルドが、最終ホールをどんな想いで歩いたのか、そんな気分を感じてみたかったんです。


道路地図にも「Muirfield」って書かれてあるのに、街に来ても看板や案内がないんです。小さな街だからすぐに分かると思ったのに見当たりません。住宅街に迷い込んでしまいました。

エストニアナンバーの車がうろうろしているのを不思議そうにみている住人の方と目があったので、クルマを停めて聞いてみました。

「すみません、ミュアフィールドのゴルフ場を知りませんか?」

そう言って、ロンドンで手に入れていたイギリスゴルフ場ガイドブックのミュアフィールドゴルフコースのページを示して尋ねました。すると、その人は笑顔で「もちろん知っているよ」と言って、行き方を教えてくれたんです。

さすがは、「ミュアフィールド」だ。地元の人にとってもここは誇りなんだろうなと感じます。

別れ際、「あなたもゴルフをしますか?」って聞いたら「イエス」。「ミュアフィールドでゴルフしたことがありますか?」って聞いたら、「ボクは、ミュアフィールドで働いているんだよ」って。いやぁ〜 びっくり偶然!うれしくて、1992年のニックファルドが涙したことを話したら、「あれは印象的だったね。スピーチで歌を歌ったんだよね」と。

そうそう!確か、生中継では時間切れで放映されなかったんだけど、翌日のスポーツ新聞にファルドが歌っている写真が掲載されたことを思い出しました。なんかそんなゴルフ話もできて、気分をよくして、「ミュアフィールド」に向かいました。


教えてもらったとおりに行くと、確かに見つかりました。派手な看板は一切なく、奥まった通りにある、品のいい門を見つけました。

(こりゃ、聞かないと分からないや〜)

さすがは、名門ゴルフコース。メンバーシップ制だけあって、そのプライベート空間は立派なもんです。

おそるおそる近づいていくと、17時を過ぎていることもあり、クラブハウスは誰もいません。(遅かったかぁ、、、) レストランの裏側に行ってみると、男性スタッフがいます。コースを歩けるか聞いてみたら、「プレイヤーしか中に入れないんだよ」って。そりゃそうだよなぁ・・・。クラブハウスの外観しか写真を撮ることができず、ボクはしぶしぶコースを出ることにしました。

(んんん〜 なんだか不完全燃焼!)

もっと「ミュアフィールド」に近づきたいボクは、場所を教えてくれた人のところへ行くことにしました。

「すみません、、、ミュアフィールドは分かったんだけど、誰もいなくて・・・ できればプレーしたいし、せめて歩くだけでも・・・」そんな相談をしたら、「明日予約係に聞いてみよう。午後にコースで会いましょう」ということになったんです。

(もしかして・・・)

しかしそこはさすがに名門コース。ベストシーズンは予約がいっぱいでプレーは10月くらいにならないとできないとのこと。でも、彼のおかげで、簡単に中に入れないゴルフコースを歩かせてくれることになったんです。

一流コースのスタッフは、心配りも一流なんですね。おかげで大感動の「ミュアフィールド」になりました。

きょうさん♂


2005年08月21日
●高すぎると、トイレは困る

背の低い私にとっては、いつも大変な問題を抱えているんです。

きっと、きょうさんには分からないことが・・・


それは、トイレの便座の高さのこと。

背の高い外国人用は、便座の高さが高いんです。

だから、背の低い私が座ると、足がぶらんぶらん・・・。床に足が届かないから、ちょっと、トイレがしにくい・・・。

そしてトイレットペーパーの位置は、(何でこんなに遠いねん!)ってツッコミたくなるくらい、便座から離れていたりするんです。

ひどい場合は、いったん便座から降りて、歩いてトイレットペーパーを取りに行ったことも・・・。

また、洗面所の鏡もなんですよぉ〜。

手を洗いながら、鏡を見ても、自分のおでこしか見えない!

冗談かと思うでしょ。本当なんです。。。

鏡が高すぎて、まったく私の影が映らない場合もあるんですよ!

(もう!!)って、言いたくなっちゃう。


もちろんトイレ以外でも、公園のベンチでさえも、座高が高い!

」 やっぱり、これもお国柄。仕方ないことだけど、このことを、きょうさんに言ったら、「へぇ〜 そうなんだ!」ってまるで他人事!きょうさんには日本の便座よりもぴったりらしい。

背が低くて苦労することも多い私ですが、この旅でいいことがひとつあるんです!

それは、車で寝るときは、まっすぐ足を伸ばしたまま眠れることです!

だから、車で寝るときは、きょうさんほど窮屈じゃないんです(喜)。
(でも、きょうさんは、日本の布団でも足が出ていたような気がするんだけど。。。)


153センチ。背の低い、私のボヤキ話でした。

たかさん♀


2005年08月08日
●オランダに捧げる日本歌

だいぶ前の話になるが、ノルウェーの首都オスロへ向かう車中、きょうさんが言った。

「外国人宅に招待されたときに、お礼に何がしてあげられるか?」と。私は悩んだ。

だって私たち夫婦は、人前でしゃべることは何ともないのだが、残念ながら人前でできる芸がない。日本出発前にも同じ話をしたことがあり、一度「南京玉簾」を勉強しようかとも考えていた。断念してしまったが・・・。

なぜ、そんな話になったかというと、ノルウェーで知り合ったオランダ人老夫婦に「オランダに来たときはうちに来なさい」と招待してもらえたからだ。

車を走らせながら、ふたりで考え、歌を唄うことに決めた。

「さぁ、何を唄おうかぁ?」

きょうさんは、「私たちの結婚式で唄った和田アキ子の『あの鐘を鳴らすのはあなた』はどうか?」と言ったが、どうもピンとこない。。。ウルフルズの「バンザ〜イ君に会えてよかったぁ」とか、「贈る言葉」、「乾杯」などなど・・・候補は上がるが決まらない。

いろいろ考えたあげく、中島みゆきの「時代」を唄うことに決めた。

♪旅を続ける人々は・・・ではじまる2番の歌詞。

いつか故郷に出会う日を
たとえ今夜は倒れても
きっと信じてドアを出る。
たとえ今日ははてしもなく
冷たい雨が降っていても
めぐるめぐるよ時代はめぐる
喜び悲しみ繰り返し
今日は倒れた旅人たちも
生まれ変わって歩き出すよ

ドイツ人のモニカファミリー宅に泊まらせてもらったときも用意はしていたが、タイミングがなく、唄えなかった。

今回のオランダ人宅では、出発する朝に、あいさつを兼ねて唄った。

でも、唄いはじめてすぐ涙声になってしまった。

この3日間、オランダ人パパとママは一般旅行者は知らない魅力的な場所やレストランに連れて行ってくれた。ほんのわずかな縁なのに、ここまで関わってくれたことがうれしくて、別れが寂しくて、泣けてきてしまった。

いっぱい練習したつもりだったのに、音程がくるい、あんまりうまく唄えなかった。
そんな泣きながらの私に、きょうさんも、もらい泣き。そして、オランダ人のパパとママも聴きながら泣いていた。

唄ったあと、歌の意味を説明していると、また泣いてしまった。

改めて、いい歌だと思う。

旅は楽しい。でも辛いときもたくさんある。せかたびは、オランダで10カ国目になった。

その間、いろんな人と出会い、別れた。悲しみがあり、喜びがあった。でも時代は巡る。だから、たとえ今すごく大変なときを過ごしても、きっと未来は笑っていると思う。

アムステルダムの街なみや、ロッテルダムの世界的な港の風景よりも、もっと忘れがたい人との出会いがあったオランダ。私たち夫婦は、これからも旅の楽しさをたくさんの人に伝えていきたい。この「時代」の唄のように・・・

たかさん♀


2005年07月28日
●これだけ走っても、タダ

気づいたら、スカンジナビア半島をぐるりと一周した。‘せかたび号’もよく走ってくれた。ボクもよくがんばった・笑。

フィンランドは、大自然に囲まれながらの走行だった。ノルウェーに入ると、フィヨルドの岩間によく作ったと感心してしまう道路が続いた。スウェーデンは、中央分離帯があるだけではなく片側2車線なので、とても走りやすかった。

こんなにフリーウェイが発達しているとは思っていなかった。

ノルウェーの一部の都市では、一定区間に通行料が必要だったり、橋やトンネルの通行料があったが、それ以外のほとんどの道はフリーウェイのとおり、無料。これだけ大きなスカンジナビア半島がほとんどタダで走れるのだから、なんともありがたい。

北欧で生活してみると、食費は日本のほうが安いと思う。だから北欧諸国での食事はしんどい。それでも移動費は、安いように感じた。日本の列車や高速道路は高い。「○○年にはタダになる」と、宣言してくれれば目標もできるが、そんな日はやってくるのだろうか。

フリーウェイを走行しながら、ビュンビュンと‘せかたび号’を抜き去っていくクルマを見過ごしながらそんなことを思った。

きょうさん♂


2005年06月16日
●モノづくりの国、ニッポン

昔から、モノをつくるのが好きだった。小学生のころ、プラモデルづくりからはじまり(タミヤの兵隊シリーズの塗装に熱中していた)、ドラえもんの6つの表情を描いたサイコロをよく作った。中学時代はマブチモーターを使ったスロットマシンを作った。電気に詳しい父の影響で、電気回路を屈指した電光数字板など、中学生のわりに凝ったものを作っていた。秋の学芸会ではバルサ板で阪神タイガースの選手の名前を作るのが好きだった。また角材でゴルフのパターを作って遊んでいたこともある。社会人になってゴルフメーカーに就職しては、自分でパーシモンのヘッドを削ってみたり、ヘッドやシャフトを組み立てるのは手馴れたもんだった。

「世の中にあるモノはすべて人間が作っている。時間はかかるが、自分で出来ないことはない。不可能ってないんだ」。そう父が言っていたことを思い出す。さすがに今では、時間をお金で買う価値も感じているので、すべて自分でやることもないが、基本的に何でも自分でやりたがるところがある気がする。細かい作業も苦にならないので、つい熱中してしまうのだ。

モンゴルでのゲル体験では、ゲルの父に牛の骨を使った民芸品づくりを教わった。久しぶりにモノを作ったような気がする。

ブルーカラー、ホワイトカラーなんて言葉が流行ったが、ホワイトカラーに憧れているところもあるように思う。「3K」と呼ばれる「きつい・汚い・危険」ということよりも、物事を大局的に見ることが好きだからだ。「どうしたらモノは売れるのか」、「どうしたらもっと良くなるのか」、コンサルタントのように考えアドバイスができる能力が欲しいと思ったこともある。

それでも、やはりモノをつくったりする現場の気持ちは持っておきたい。

モノづくりの原点はやはり現場にあると思うからだ。旅をしていて日本の製品をよく見かける。世界で日本製のモノがこんなに進出しているも、日本が経済大国と呼ばれたりするのも、諸先輩方のおかげだと思う。

モノをゼロからつくるのは、エネルギーがいる。前例がないことをつくりあげるには、どれほどの資源が必要なのかだろうか。まさに産みの苦しみだ。それでもモノづくりニッポンの魂として、自分も「創る」人間でありたい。


2005年06月14日
●すてきな日本人おばさま

モンゴルのゲル滞在の最終日、私たちと入れ違いで、日本人のおばさまふたりがゲルにやってきた。

おばさま方から、「こんにちは!」という日本語が聞こえてきた。話を聞くと、モンゴルに知り合いがいるので遊びに来たようだ。年齢は70歳と50歳!!チョー元気なふたりのおばさま方は、年相応には見えないほど若い。ビックリ!!特に70歳のおばさまは、ピースボートで世界一周をしたり、インドやロシア、北欧などなども旅したことがあるらしい。年齢は私の親より少し上だけど、「若いときにしか出来ない世界一周旅行はとても素晴らしい!」と言ってくれた。そして、「今の日本の老人はもっと活動的でないとダメ!若者たちが『こんな老人になりたい!』って思わせなきゃ!」と言っていたのがとっても印象的だった。

確かに、50歳を過ぎると、「死に方」を考えると聞いたことがある。私たちは、「どんな死に方をしたいか!」という話をしたことがあるが、それは、その「死に方」をするまでに、いま何をするべきかということを考えたいからだ。日本の医療技術もあって、今後の長寿もどんどん長くなるだろう。ちなみに私たち夫婦は110歳まで生きて、子供や孫、ひ孫と仲良く暮らしたいと思っている(笑)。

70歳のおばさまから感じる、元気!元気!という活動的なパワーが素敵だ。「若い人たちと一緒にいるからパワーをもらえてる」っと言っていたが、いやいや、そんなおばさまから、私もパワーをもらえた。私もこんな70歳になりたい。

別れ際、おばさまが「いい出会いをありがとう〜」と言ってくれた。うれしい言葉だ。そんな言葉がとても似合うおばさまは、やはり素晴らしい人生をおくり、素敵な年の重ね方をしてきたのだろう。嫌味のないその言葉も、また印象的だった。

たかさん(♀)


2005年06月07日
●日本人思考を感じるとき

快晴の青空の下、何キロ先まで大草原なのかと感じる大自然に囲まれる生活。そんな環境に身をおかれながらも、何もできない自分たちがいた。これはある意味、ショックだった。

日本では、テレビをつければ時間がつぶせるし、不要な情報まで集めてしまっては、必要以上に脳や感情を使ってしまう。そんな生活から離れて、何もない場所にいても、何もすることができなかった。こんな広々とした環境なのだからこそ、ゆっくり、のんびりすればいいのにと思うのだが、そのゆっくり、のんびりができないのだ。遊牧民にお手伝いを試みたが、必要ないようで、大自然をどこまで歩けるかと散歩したり、持ってきた縄跳びではねてみたり、あとは寝ては食べての繰り返しだった。

「日本人は働きすぎ」。

ウランバートルへ向かう列車内でフランス人に言われた日本人の印象を思い出した。何かしていないと落ち着かない自分に気づいた瞬間であった。


2005年06月05日
●旅先で異なるトイレ事情

中国の安宿トイレはドアがなかった。何も男子トイレだけではない。たかさん曰く、女子トイレも同じである。

食後の方には恐縮だが、大きい方の用を足すときは、前を通り過ぎる人に「こんにちは」と声を掛けざるを得ない。ボクらは幸いにもその状況には遭遇しなかったが、あわよくばそんな体験をするところであった。このドア無しトイレだが、付けてあったドアを外したのかと思っていた。しかしネジ穴を探してみたが、見当たらない。はじめからドアがついていないのだ。

しかし、今の北京はすべてこの状況ではない。わざわざ大手デパートに見学に行ったが、ドアはちゃんとついていた。北京ダックのお店のトイレもドアはあった。場所によってドアがあるかないかは異なるようだ。

ドアがあるかないか、そんな議論に意味がないと思ったのは、モンゴルでのゲル体験だった。
観光客対応ゲルには仮設トイレが用意されているのだが、ボクらが滞在したゲルは、観光客対応ではないので、トイレそのものがない。言い方を変えれば、ゲルの外は、どこでも用を足せる環境なのだ。壮大な草原を舞台に自由に場所を選んで用を足すわけだ。人に見られるわけでもない・・・。強いて言えば、ヤギや羊、牛にじっと見つめられるくらい。自然動物からすれば、この草原すべてがトイレなのであって、1メートル四方にフンが落ちていない場所などなかった。

そんな広々とした場所で用を足すことに慣れてしまうと、すぐ目の前が壁のトイレは窮屈に感じてしまうのだから不思議だ。


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