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 ホーム > 旅人エッセイ > ●ミュアフィールドの思い出
2005年08月25日
●ミュアフィールドの思い出

スコットランドの中心地エジンバラ。その東の小さな街に「ミュアフィールド」というゴルフコースがあるんです。5,6年おきにメジャートーナメント『全英オープン』が開催される名門コースなんです。

どうしても、このゴルフコースが見たくて、わざわざこの街にやって来ちゃいました。

ボクがこのゴルフコースを知ったのは1992年のこと。学生時代で、ゴルフに夢中になっていたころでした。タイガーウッズはまだデビューしていなくて、当時の王者はイギリスのニックファルドというプレイヤーでした。

ボディターンをテーマにしたゴルフスイングがとても美しく、プレースタイルはいつも沈着冷静。ボクは、ニックファルドの本を買って練習に励むほど、憧れにしていたんです。

「ミュアフィールド」で開催された1992年の『全英オープン』。優勝候補は、ニックファルドでした。

しかし、スコットランド特有の強い風に悩まされ、スコアが伸びず、ほかのプレイヤーに首位を奪われそうになる、とても苦しい展開でした。それは深夜テレビの生中継を見ていても緊張感が伝わってくるくらいでした。

それでもファルドは冷静にプレーを続け、勝負どころの17番ホールでしっかりバーディを取り、最終18番ホールもパーで見事優勝しました。そのパーパットをカップに沈めた瞬間、ファルドは腕で顔を覆い、涙したんです。ボクは、一瞬ブラウン管を疑いました。えっ?泣いているの? ゴルフというスポーツや、ファルドというゴルファーに涙の印象がなかったため、とっても驚いたんです。

(ゴルファーでも泣くことがあるんだ・・・)そう思うと同時に、心底苦しかったんだなぁ、だからこそうれしいんだろうなぁ、そんなことを思いました。ゴルフというスポーツをより深いものに感じたことを覚えています。

ボクがゴルフをより深く感じるようになったきっかけは、間違いなくここ「ミュアフィールド」なんです。

できれば、プレーがしたい。プレーできなくても18ホールを歩いてみたい。18ホールを歩けなかったとしても18番ホールだけでもフェアウェイを歩きたい。ニックファルドが、最終ホールをどんな想いで歩いたのか、そんな気分を感じてみたかったんです。


道路地図にも「Muirfield」って書かれてあるのに、街に来ても看板や案内がないんです。小さな街だからすぐに分かると思ったのに見当たりません。住宅街に迷い込んでしまいました。

エストニアナンバーの車がうろうろしているのを不思議そうにみている住人の方と目があったので、クルマを停めて聞いてみました。

「すみません、ミュアフィールドのゴルフ場を知りませんか?」

そう言って、ロンドンで手に入れていたイギリスゴルフ場ガイドブックのミュアフィールドゴルフコースのページを示して尋ねました。すると、その人は笑顔で「もちろん知っているよ」と言って、行き方を教えてくれたんです。

さすがは、「ミュアフィールド」だ。地元の人にとってもここは誇りなんだろうなと感じます。

別れ際、「あなたもゴルフをしますか?」って聞いたら「イエス」。「ミュアフィールドでゴルフしたことがありますか?」って聞いたら、「ボクは、ミュアフィールドで働いているんだよ」って。いやぁ〜 びっくり偶然!うれしくて、1992年のニックファルドが涙したことを話したら、「あれは印象的だったね。スピーチで歌を歌ったんだよね」と。

そうそう!確か、生中継では時間切れで放映されなかったんだけど、翌日のスポーツ新聞にファルドが歌っている写真が掲載されたことを思い出しました。なんかそんなゴルフ話もできて、気分をよくして、「ミュアフィールド」に向かいました。


教えてもらったとおりに行くと、確かに見つかりました。派手な看板は一切なく、奥まった通りにある、品のいい門を見つけました。

(こりゃ、聞かないと分からないや〜)

さすがは、名門ゴルフコース。メンバーシップ制だけあって、そのプライベート空間は立派なもんです。

おそるおそる近づいていくと、17時を過ぎていることもあり、クラブハウスは誰もいません。(遅かったかぁ、、、) レストランの裏側に行ってみると、男性スタッフがいます。コースを歩けるか聞いてみたら、「プレイヤーしか中に入れないんだよ」って。そりゃそうだよなぁ・・・。クラブハウスの外観しか写真を撮ることができず、ボクはしぶしぶコースを出ることにしました。

(んんん〜 なんだか不完全燃焼!)

もっと「ミュアフィールド」に近づきたいボクは、場所を教えてくれた人のところへ行くことにしました。

「すみません、、、ミュアフィールドは分かったんだけど、誰もいなくて・・・ できればプレーしたいし、せめて歩くだけでも・・・」そんな相談をしたら、「明日予約係に聞いてみよう。午後にコースで会いましょう」ということになったんです。

(もしかして・・・)

しかしそこはさすがに名門コース。ベストシーズンは予約がいっぱいでプレーは10月くらいにならないとできないとのこと。でも、彼のおかげで、簡単に中に入れないゴルフコースを歩かせてくれることになったんです。

一流コースのスタッフは、心配りも一流なんですね。おかげで大感動の「ミュアフィールド」になりました。

きょうさん♂



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