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 ホーム > 旅人エッセイ > ●イスラエルへの入国情報
2006年04月24日
●イスラエルへの入国情報

ヨルダンから北の隣国シリアへ行かれる方の中には、西の隣国イスラ エルへの入国を計画している方も多いと思います。ただ、シリアとイスラエルが国交を結んでいないこともあり、イスラエルへ行ったことが見つかるとシリアに入国できなくなるそうです。だから、自分のパスポートに「イスラエルの出入国スタンプ」を押されては困るんですね。

当然、ヨルダン出国時にも「出国スタンプ」を押されては困ります。 また、イスラエル入国時には厳重なチェックがあります。ハラハラドキドキ、、、

そこで、イスラエルへの入国を含めた、ヨルダンの出国からヨルダン再入国までのドキュメントをお届けします。


【ヨルダン出国】

06時25分 アンマンのアブダリバスターミナルから国境キング・フセ インブリッジ行きのバスが出発。6時30分発と聞いていたのに、時間前 の発車に驚き。車中ではジャンクロードバンダム主 演の映画が流れていた。運賃2JD(約320円)は、途中で集金される。

07時10分 ヨルダン側の国境に到着。車が込み合っていてすぐにターミナルに入れず、10分ほど車中で待機。7時20分バス下車。

07時30分 荷物を持って、出国審査へ向かう。在住人が並んでいる列とは異なり、建物の裏側に回り出国審査を受ける。パスポート提示のあと、ヨルダン出国税5DJ(約800円)の用紙を購入。「No stamp please」と伝 えると、慣れた様子で出国税の用紙の裏側にヨルダン出国のスタンプを押してくれる。その後シャトルバスを待つ。

08時30分 国境を越えるシャトルバスに乗車。出発前に、パスポートチェックと運賃の集金。一人2.25JD(約360円)、荷物0.5JD(約80円 )。

08時45分 バス出発。「キング・フセインブリッジまで4キロ」の表示あり。

08時50分 バスが停まり、全員下車。仮設小屋のような窓口でパスポ ートチェック。再びバスに乗車し、キング・フセインブリッジを通過 。

【イスラエル入国】

08時55分 イスラエルの国旗が見える。車中に待機したまま、バストランクの荷物チェック。

09時00分 イスラエル側の国境に到着。バス下車。プレハブのような 建物のところで、手荷物を除く荷物をパスポートを預ける。どうやらパスポートと荷物をバーコードで一致させる様子。5分後荷物は預けたまま、パスポートは返却される。空港のチェックインのような手続き。

09時10分 手荷物検査。靴やベルトをはずして検査を受ける人もいた 。ボクの場合、手荷物に入れていたデジタル一眼レフカメラがよくチェックできなかったようで、手荷物カバンから出して、再度デジタル一眼レフカメラだけチェックを受けられる。さらに、全身のエアーチェック。足から肩口まで空気をかけられ不審なものを持っていないかを調べられる。パスポートチェック。

09時20分 入国カード記入。出国カードと同じ一枚になっているので 、名前やパスポート番号などはニ箇所に記入。入国審査に並ぶ。

09時50分 「No stamp please」と伝えると、うなづく笑顔の女性係員。ボクら夫婦(一緒に受けた)への質問は次の通り。「訪問の目的は?」(観光です)。「何日滞在予定?」(三日です)。「ど こに泊まります か?」(PALM HOSTELです)。「イスラエルに知り合いはいますか?」(いません)。「イスラエルのあとどこへ行きますか?」(ヨルダンです)。「ヨルダンのあとは?」(シリアです)。入国カードを切り離し、出国カードにイスラエル入国スタンプが押される。所要3分だった。

※同行していたほかの旅仲間さんの入国審査は「3分」では終わらず、 「Have a seat」と言われ待機。パスポートを別室へ持って行かれ、40分ほど待たされる。理由はパスポートに押されていた他国のスタンプ。イランへ行った人、パキスタンへ行った人、シリアやレバノンへ行った人は 、「いつ行ったのか?」「何日くらい行っていたのか?」「何のために行っていたのか?」など質問が増えたらしい。但し、彼らと同 じようにイランとパキスタンへ行っていた夫 婦は、ボクらと同じように「3分」で終了したとのこと。夫婦の場合、通りやすいのかもしれない。

10時50分 預入荷物を受け取るために入国審査場を出たいのだが、ここでもパスポートチェックのため長い列。やっと順番が回ってきたと思ったら、ボクだけストップ。「座って待っていてください」と言われる。同じように待たされている人に聞いたところ、理由はどうやら 、手荷物に電子機器を持っているため(先ほど手荷物検査でデジタル一眼レフカメラのチェックを受けているので、ボクの再チェックの記録があった模様)。10分ほど待ち、名前を呼ばれる。金属探知機で手荷物カバンを入念にチェックされた後、ようやく入国審査場を出られる。ほっぉ〜 無造作に置かれている預入荷物を取って、エルサレムへ向かうためバス乗り場へ。

11時40分 国境からエルサレムまでの移動手段は乗合タクシーのみ。預入荷物の大きさに関わらず、運賃は一人30NIS(約750円)。チケッ トを買い、10人乗りのきれいなバンに案内される。発車 前に、イスラ エルナンバーの写真を撮ったところ・・・ ここで事件発生! 「ここで写真を撮ってはいけない!」と私服警官(どう見てもそこらの兄ちゃん)がやってきて建物に連れて行かれる。「何を撮ったのか」と聞 かれ、撮ったナンバープレートの写 真を見せると、怪しいものを撮っていないことが分かってもらえたようで「行っていいよ」と乗合タクシーへ戻 してくれる。撮影注意!

11時50分 乗合タクシー出発。エルサレムの市内へは約40分で到着。

【イスラエル出国】

10時30分 エルサレムの市内から国境まで乗合タクシー(往路と同様、運賃は一人30NIS)。約40分で到着するが、金属探知機による車両チェックがあり待機。

11時20分 バス下車。荷物を預け(そのままバスへ積み込んでくれる)、建物へ。イスラエル出国税140NIS(約3,500円)の支払い(VISAカードOK)。出国審査。入国時よりも厳重な雰囲気は感じなか ったが、念のため「No stamp please」と伝える。無表情のままうなづいて、出国カードにイスラエル出国スタンプを押してくれる。

12時10分 国境を越えるシャトルバスに乗車。キング・フセインブリッジを通過後、停車し、パスポートチェック。イスラエルの出入国スタンプの確認にはじまり、ヨルダンの出国スタンプの確認、それにエジプトから入国した際のヨルダンの入国スタンプも確認していた。

【ヨルダン入国】

12時20分 シャトルバス下車時に、運賃支払い。2.5JD(約418円)。 ヨルダンディナールがなかったので、イスラエルシェケルで支払い。 15NIS(約400円)。入国審査。

12時30分 念のため「No stamp please」と伝える。係員はうなづき、別紙にヨルダン入国スタンプが押される。バ ス乗り場へ。

12時50分 マイクロバスに乗車。満席になるのを待って出発。アンマンのアブダリバスターミナルへは約40分で到着(途中で運賃2JDの支払い)。


以上が、ヨルダンを出国してからイスラエルへ行き、ヨルダンに再入国するまでの流れです。すべてのスタンプが別紙に押されたことで、 イスラエルへ行った形跡はパスポートはもちろんどこに も残っていません(スタンプが押された別紙はすべて破棄)。

これで安心して、シリアの入国審査に臨めます。

きょうさん♂

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■コメント

どもっす。
やっぱりスタンプを押した紙は破棄してしまうのですね。
何とか持ち帰りたい気もするけど、万が一見付かったりしたら、その影響は計り知れないですもんね。
まぁ現代ならば、こうやってデジカメで残せるんだからいいですけどね!
これからもお気を付けて、旅して下さい!
ではまた!

投稿者 amarift : 2006年06月05日 15:41



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