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2006年08月19日 |
●きょうさんにお小遣いを
スイスを車で旅していて満喫のふたり!?だったんですが・・・
ある夜、せかたび号で眠りにつこうとしていると、きょうさんが真剣な声で「話があるんだけどー」と口を開きました。
(またー 冗談でも言うつもりなんでしょう?)
って思っていたら、変わらぬ真剣な声で「お小遣いが欲しいねん」って言うんです。
きょうさんは、基本的にお金を持っていません。大蔵省である私がお金の管理をしているので、買い物や食事の支払いもすべて私。きょうさんは、非常時用のクレージットカードなどは持っているんだけど、日常で使える日銭は1ユーロたりとも持っていないんです。
物欲のないふたりなので、それでほとんどOKなんですが、きょうさんが欲しいモノを文句を言われずに買いたい!というのが本音のようです。それは“ピンバッチ”。旅をしていて「ここぞ!」という気に入った場所の“ピンバッチ”を集めているんです。
きょうさんなりには、かさばらない記念品として“ピンバッチ”を選んでいるんです。でも私にとっては“ピンバッチ”に限らず、記念として買ったものは、旅を終えた後にはタンスの奥やダンボール箱の中に納まってしまって、二度と見ないものになると思っているんです。
だから私にとっての旅の思い出は、写真ばかり。
“ピンバッチ”は、確かにかさばらないし、値段もそんなに高くなくて、せいぜい1個500円程度。ノルウェーのノールカップ岬やイギリスセントアンドリュース、ユーラシア大陸最西端ロカ岬、南アフリカの喜望峰など、どうしてもという場所では買っていたんです。
スイスに入って、マッターホルンやユングフラウヨッホが気に入って“ピンバッチ”のリクエストが続いたから、私の「本当にそのバッチいるの?」という文句の言葉がイヤだったんでしょうね。
(気持ちよく買いたい!だから自由に使えるお金を!)そんな思いだったんでしょう。いつもひと言多い私なので、一応気にはするようにしていたんですが・・・
私たちは、あまり喧嘩はしません。でもお金の遣い方ではよく話し合いをします。
きっとどの家庭でもそうなんだろうけど、自分には要らない物に家庭のお金を遣いたくない!ってときがあると思います。そんな時、ほかのご家庭はどうしているんでしょう?
きょうさんがサラリーマンとして働いていたときは、お小遣いを渡していました。でも旅をしている今は収入がないし、これからも出来るだけ多くの国へ行きたいから、少しでも支出を抑えたいというのが私の想い。
車で快適に旅ができるのもきょうさんのおかげということで、お小遣いを今月は30ユーロ(約4,500円)あげることにしました。
大喜びのきょうさんは、まるで子どものようだけど、「無駄遣いしないようにね!」と、またひと言多く文句を言ってしまう私なのでした。
たかさん♀
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■コメント
スイス添乗中に紳士のお客様がよくこの「ピンバッチ」を買っていたことを思い出しました。
たかさん優しい。でも、30ユーロを貰って喜ぶきょうさんの姿は、何物にも変えられませんね。
うちもお金に対する感覚は「かなり」違いますよ。
きちんと話し合うように努めますが、理解し合えることはないだろうと諦めています。
P.S 絵葉書届きました! 感動しました。ありがとうございました。
投稿者 mona : 2006年08月31日 03:34
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