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 ホーム > せかたび日記 > ●ロイヤルリバプール開幕
2006年07月20日
●ロイヤルリバプール開幕

ゴルフの話題。

イギリスで「第135回全英オープン」がはじまりました。


四大メジャートーナメントの中で、唯一アメリカ以外で開催される全英オープン(ほかに4月マスターズ、6月全米オープン、8月全米プロ選手権)。正式名称は「The Open Championship」といって、どこにもイギリスの文字はないんですよね。それだけもっとも古いゴルフの大会であるということが分かります。

ゴルフコースに吹く風が強いので、プロのバーディラッシュを見るよりは、深いラフやババンカー、風とどう闘うのか・・・プロの辛抱強さを見ることができる大会です。

今年舞台となるのが、リバプールにある「ロイヤルリバプールゴルフクラブ」。

実は昨年9月にコース見学してきたんです!!

世界一周旅行中にイギリス訪問してきたんですが、一番の目的は「ゴルフコース巡り」でした。

「セントアンドリュース」はもちろん、「ミュアフィールド」「ターンベリー」「ロイヤルトゥルーン」「ロイヤルドーノック」「ロイヤルポートラッシュ」「プレストウェイック」「ウェントワース」、そして「ロイヤルリバプール」。

全英オープンの舞台となったコースや、名門コースを見て回りたかったんですね。

セントアンドリュースへ行ったときは、ちょうど全英オープンが終わったあとで、タイガーウッズの優勝とジャックニクラウスの引退という名残が残っていました。ジャックニクラウスが最後にとったポーズを真似して写真を撮ったりしていたんです。

2006年は「ロイヤルリバプールGC」での開催と知っていたので、アイルランドからイギリス本土に戻ったあとは、リバープルを目指してせかたび号を走らせました。

「ロイヤルリバプールGC」はメンバーシップコースです。簡単にプレーできるわけではないし、誰でも出入りできるわけでもありません。おそるおそるせかたび号を駐車場に停め、様子を伺います。

Tシャツと短パン、サンダルで旅をしているので、すぐさま着替え。ポロシャツとズボン、靴に履き替え、いかにもゴルファーっぽい姿に変身してフロントへ歩み寄りました。

こんにちは。日本から来ました。ロイヤルリバプールは、来年全英オープンが開催されますよね。日本の友だちにゴルフコースを紹介してあげたいので、コースを見学して写真を撮らせてほしいのです」。


日本にゴルフ友だちはいますが、別に頼まれていたわけではありません。ただ自分が見たいだけなのに、もっともらしい理由を考えたら、そんなセリフになっちゃいました。

するとフロントにいたスタッフは、「ちょっと待って」と言って奥へ誰かを呼びに行ったんです。

数分後、赤いジャケットを着た老紳士が現われました。いかにもイギリス人って感じ。テレビで見る全英オープンに登場する競技委員みたいな雰囲気もあります。手にはなにやら冊子を持っています。

「よく来てくれました。これはロイヤルリバプールのことが書かれたものです。あなたに差し上げます」。

そう言って、厚さ5ミリほどの記念誌をくれたんです(ウレシィー)。あとで見ると、ロイヤルリバプールを舞台にしたいくつかのトーナメントの記事が写真付で載っていました。英語なので、写真と注釈ぐらいしか理解できていませんが・・・。


「何が知りたいのですか?」優しい笑顔で聞く老紳士。

「ゴルフコースを見せてほしいのです」。

「分かりました。私が案内してあげましょう」。

そういってフロントの脇を抜けて、ゴルフコースへ向かいます。途中プロショップを抜けたんですが、シャツやベストから、ボール、ティマークまで「2006 The Open」グッズが特別コーナーにずらりと並んでいました。一年前から売っているんですよね。

建物を出ると、目の前が1番ホールのフェアウェイ。

真っ平らで広く、これまで見学してきたイギリスのコースの中では、比較的簡単なスターティングホールに感じました。

「この1番ホール、来年全英オープンが開催されるときは3番ホールとして使用するんだ」。

「ってことは、18番ホールも正規のコースとは違うんですね」。

「そうだ。あそこに見えるのが16番グリーンなんだが、あの16番ホールが最終18番ホールとなるんだよ」。

テレビ放映のことや、ギャラリー(観客)移動のことを考えると、正規の18番ホールは狭い、グリーン周りも撮影しにくい気がする。順番を変えることも納得です!

(来年全英オープンをテレビ観戦するときは、あの16番ホールがフィニッシングホールとなるんだなぁ〜 どんなドラマが起こるんだろう?)そんなことを想像していました。

「風は、西から吹くよ」。

老紳士は、16番ホールの先に見える雲を指差して言いました。

「いつも西からですか?」

「そうだ。いつも西からだ」。

16番ホールは右ドックレッグのパー5。左右深いラフに囲まれているので、プロが風を考慮してどう攻めるのかが楽しみです。

「全英オープン」はイギリスにある決まったコースを順に開催しているんですが、ここ「ロイヤルリバプールGC」は聞いたことがありません。

「ロイヤルリバプールは、何年ぶりの開催ですか?」

39年ぶりだよ」。老紳士はにこっと笑って答えてくれました。どうやら全英オープンの開催コースとして何度も名乗りを挙げていたようで、ようやく念願かなったという感じでした。

ずっと歴史を見守ってきた感じがするクラブハウス。三角の形をした茶色い屋根が印象的でした。

「じゃぁ私は戻るから、あとは好きなように写真を撮っていきなさい」。

老紳士にお礼を伝えて、心行くまで「ロイヤルリバプールGC」の写真を撮ったのでした。

前年の覇者タイガーウッズが、日本の片山晋呉と同組で初日をプレーする今年の全英オープン。自分が歩いたコースだけに、テレビ観戦が余計に楽しみです。。。でもルーマニアでは放映がなぁ〜い、、、残念っ

きょうさん♂

今日も読んでいただきありがとうございます♪
夢だったイギリスのゴルフコース巡りを満喫して宝物になった何百枚のデジタル写真まで盗んでいった犯人が憎い!・・・とフランスで被害に遭った車上荒らし事件を悔やんでい今日この頃・・・本日もクリックをよろしくお願いします!






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