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2007年05月02日 |
●金閣寺と龍安寺へ行こう
今回の一時帰国で、観光として訪れたのは「京都」でした。世界の旅先で日本に来たことがある外国人と出会って「日本のどこへ行きましたか?」と聞くと、高い確率で返ってくるのが「京都」。そんな日本を感じる「京都」の街を、久しぶりに歩いてみたかったんです。
紅葉撮影に毎年のように訪れていた「京都」。特に嵐山の「祇王寺」はお気に入りでした。敷きもみじがきれいなんですよね。近くの「厭離庵」も良かった。真っ赤に染まる紅葉を縁側で眺める時間は至福のときでした。
嵐山もよかったけど、日本っぽい光景を肌で感じたい!と思って、「金閣寺」と「龍安寺」コースにしました。修学旅行でも訪れる代表的なエリアですね。
京都四条からバスでおよそ30分で「金閣寺」に着きます。
お寺と同様、久しぶりにバスに乗ったんですが、日本のバスは‘アナウンス’があるんですよね。「次は、○○停留所です」って。
???
ハハハ・・・当たり前ですよね。でも驚くことに、ニュージーランドを走るバス車内にアナウンスはないんです。だから乗客は周りの風景を見ながら、自分が降りる!ってときにベルを押したり、ロープを引っ張ったりして運転手さんに知らせるんです。だから車内はとっても静か。最初に乗ったときは、ビックリしたぁー どこ走ってるか分からないもん。ま、運転手さんが親切だから聞けばなんとなるんです(笑)。
話を戻しましょう。
金閣寺の入場券を買うと、渡してくれるのが「金閣寺のチラシ」。金閣寺のきれいな写真が表紙になっていて、中を開けると金閣寺の歴史や敷地内の様子をまとめてくれているんです。
これも当たり前・・・?
いえいえ、これがなかなかうれしいサービスなんです。観光地の概要を書いたチラシを無料でくれる国なんてそんなにないんですよね。あっても有料で、数百円取られるんです。倹約旅行していると数百円でも惜しいから、よっぽどお気に入りの観光地じゃないと買っていませんでした。はじめは、「無料でくれよぉー」なんて思ってたんですけど、どこでもそうなのでいつしか当然のように感じていたんです。
それだけに、こうした日本のサービスはありがたい!
さぁ中に入ると、いきなりの撮影ポイント。この日はゴールデンウィークの始まりということもあって、多くの方でにぎわっています。
金閣寺の美しさって何でしょう〜?
金に輝くお寺も美しいけど、僕が思ったのは、この池を含めた庭園の美しさです。お寺を引き立ててくれる木や石。そんな調和があって、美しさが増すように思います。それだけに、金閣寺の裏側を見ても、イマイチでしたね。。。
つづいて、龍安寺。
石庭で有名な龍安寺には二つの目的を持っていました。
一つは、縁側にゆっくり座って石庭を眺めながらこれからのことを考えてみたかったからなんです。やることが多くなると、じっくり思案する時間がなくなりがちなんですよね。今後の方針や、今やるべきことのチェックなど、頭の中を整理する時間を取りたかったんです。そうはいってもこれだけ多くの人。精神集中とまではいきませんでした、、、でも皆、静かに石庭を鑑賞しているようで、実に落ち着いた雰囲気が流れているようでした。人それぞれいろんなことが頭をめぐらせていたんでしょうね。。。
二つは、この石庭の反対側に置いてあるつくばい(茶室に入る前に手を清めるための水を溜めておくもの)を見たかったからです。
ご存知の方も多いと思いますが、中央の「口」の周りの4つの文字(記号)が書かれていて、「口」を合わせての4文字で読むと、「吾唯足知」となります。「われ ただ たる しる」。
禅の言葉なので奥深い意味だと思いますが、「私は満ち足りていることだけを知っている」といった感じだと思います。満足することを知っている者は貧しくても幸せですし、満足を知らないものは裕福でも不幸。。。僕はそんな風に理解しました。
世界旅行に出て貯金を減らし続け、日本よりも少ない給与で働いている。僕らの状況は、決して裕福であるとは言えません。それでも、自分たちには夢があり、大切なパートナーと一緒に挑戦できる状態にあります。なんとも幸せなことなんでしょうか。ありがたいことです。
現状に満足しているわけではありません。しかし、満ち足りている幸せには気づいていたいと思っています!
この日の金閣寺&龍安寺めぐりは、京都の帽子屋さんご夫婦に付き合ってもらいました。同世代ということもあり、何でも話し合える大切な友だち。日本を代表する京都のお寺を舞台に、今の幸せと未来への挑戦を再確認した日となりました。ありがとう!
次回は「トラキチの甲子園観戦記」です。
きょうさん♂
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