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 ホーム > せかたび日記 > ●バックウォーター船の旅
2006年10月29日
●バックウォーター船の旅

46backwater1.JPG

ボー ポッポぉ〜

ヤシの木に囲まれた運河をゆったりと進んでいたボート。出発からわずか30分、

プスっ プスっ ガ・カカカ・・・

エンジンが動かなくなり、運河の中央で止まってしまいました。エンジンルームにもぐって、故障箇所を直しつつ、何度もトライする船頭さん。心配そうに見守る10人の乗客。ボートには、静かな時だけが流れていました。。。

カチっ カチっ

エンジンをかけ直す音だけが空しく響いているボート。運河の流れにのせられて、さっき通ったはずの場所へ、どんどん戻されていきます。修理の手が止まった船頭さん。

(えぇー どうなる?)

しばらくすると、代わりのボートがやってきました! 「これに乗り換えてくださいー」。よかった、よかったぁ! ボートは1時間遅れで再出発することができたのです。


46backwater2.JPG

南インド。アラビア海に面した西岸部に、ケララ州があります。「ケララ」とは、「ヤシの国」という意味。パームヤシと入り江、運河(どうも、川っぽい)が多い独特の風景が見られます。

バックウォーター(水郷地帯)と呼ばれるこの地域。特に、コーチン[Cochin]の南は代表的。僕らは、アレッピー[Alleppey]と、クイロン[Quilon]の間、87キロを、そんなバックウォーターを楽しみながら、船で移動することにしました。予定所要時間は8時間。

さすがに乗る人は、観光客ばかりで、僕らふたりのほかに、フランス人カップル、インド人ファミリー6人。スタート早々のエンジントラブルと、ボートという密室のおかげで、まるで前から友だちだったようなアットホームな雰囲気でした。

46backwater3.jpg

村人たちの生活は、タイの水上マーケットを思い出すような部分もあり、運河で身体や食器を洗っていたり、洗濯をしていたりします。こうして観光ボートが通ることも慣れているようで、身体を洗いながらの手を振ってくれたりして、人々はとっても自然体!

46backwater4.JPG

驚いたのは、運河に標識が掲げられていること。「クイロンまで60km」みたいな残り距離の表示だけではなく、「右へ行ったら○○の街、左へ行ったら○○の街」って。道路標識のような運河標識!? それだけよく利用されているんですね。

46backwater5.JPG

カヌーのようなボートに乗って、運河を渡っていたり、網で魚を獲っていたり、運河を中心にした生活が随所に見られます。

一番よく見られたのは、「チャイニーズ・フィッシング・ネット」。つい先日、コーチンで見ていた「チャイニーズ・フィッシング・ネット」なんですが、このバックウォーターの後半4時間は、ずっと「チャイニーズ・フィッシング・ネット」を見ていた気がします。ざっと500基くらいかなぁ〜? アーチのように、運河の中心にあったり、漁港の回りにあったり、動いていないものもありましたが、夜、暗くなっても灯りを照らして上げ下げしている様子は、人々の習慣であるように感じました。

46backwater6.JPG

陸に上がるのは2回。昼食時とお茶タイム。
昼食は、南インド特有のミールス。北インドでの、チャパティやナンといったインドパンと異なり、南インドは米が主食。ご飯が盛られたお皿とおかずのカレーで食べます。

お茶タイムは、夕方に、ここでも食堂のようなところで時間を取ります。「ティ?、コーヒー?」と10人の注文を聞いて、素早く注いでくれたお店の主。頭のはるか上から腰の位置にあるコップまで注ぐそのワザには、一同、大注目!拍手喝さいでありましたー!!

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ケララ州の雨季は5〜8月と聞いていたんですが、残念ながら、この日も途中3時間ほどは雨の中。おかげで暑い日差しに照らされることはありませんでしたが、青い空を見たかったぁ〜 と欲張りになるのでした。

バックウォーター・クルーズの料金は、ひとり300ルピー(約810円)。移動を考えれば、もちろんバスのほうが安くて早いんですが、船に乗っての見学は、ほかでは見られない光景を目にすることができます!

運河の中を通っていくので、ボートの揺れはほとんどありません。でも、8時間の船中(僕らは遅れたので、所要9時間)はヒマになるので、対策をしておくのがいいと思います。

きょうさん♂

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