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 ホーム > せかたび日記 > インド(India)
2006年11月08日
●7年ぶり。インドの感想

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今回のインドは、正直、しんどかったぁ〜

日本の10倍近くの面積があるインドの移動は、体力勝負! そして、インド人との値段交渉やお布施に根気と気合いも必要。また、アジアの中でも、特にひどい衛生環境、、、 辛いものが苦手な私にとっては、インド料理も苦痛ー 精神的にも、ヘトヘトって感じでした、、、

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インドに入国して5日目にはお腹をこわしてしまい、カジュラーホの診療所にお世話になっちゃいました。薬をもらって熱は下がったんですが、その後も体力的にかなりきつかったです。

(インドは最後のバックパッカーになるかもー)

そんな弱音を吐いていましたね。

7年前に来たインドでも、同じようにお腹をこわして、病院へも行ったんですが、私自身はもっと貪欲で、インド人といっぱい喧嘩をしたし、もっと強気だったような気がする。やっぱり歳とったのかなぁ〜〜(笑)

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2回目のインド。7年の年月が経ったというのに、インドは、あんまり変わっていなかったような気がする。

ゴミが散らばっている街も、騒がしい雰囲気も、迫ってくるインド人たちも・・・。

きょうさんと一緒に来たかったインド。生死がともに見えるガンジス河をきょうさんと見たかったんです。それは、これからも一緒に生きて、死んでいくふたりだから。ガンジス河を眺めることができ、ふたりとも生きていくパワーをもらえたような気がします。


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インドの中では、最南端カーニャクマリの街(コモリン岬)が思い出深いですね。

今まで行った国を思い出すと、岬など一番端っこへ行くときは、車(せかたび号)で行ったり、ツアーでした。だから、カラダがとってもラクチンだったんですよね。でも今回は、列車に何時間も揺られて、排気ガスにまみれて、やっとこさの到着って感じ。

それだけ辛かった分、インド洋、アラビア海、ベンガル湾と3つの海が重なる様子や、昇る朝陽と海へ沈む夕陽が、格別に美しく見えたのかもしれません。

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インドの北と南は、全く違うとよく言われているんですが、本当にそうでしたね。ビーチがあったり、ケララ州では、ヤシの木がいたるところで見られたり。まるで違う国のようでしたが、奥深いヒンドゥー教と関わるカースト制度は、どこの街でも垣間見れた気がします。

日本人の私にとっては、なかなか理解できない部分もある国、インド。理解できないからこそ、理解したいと思うし、もっと知りたい、また行きたいという思いが湧いてくるのかもしれません。次の機会は、ぜひ、豪華ツアーで。。。

たかさん♀

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2006年11月07日
●インドの旅、喜びと怒り

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26日間。インドをぐるっと周ってきました。

インド旅ルートはこちら

インドに対する事前期待が低かった、、、かなり低かったおかげで、僕のインド旅は、充実したものとなりました。「もう一度行くか?」って聞かれたら、もちろん「はい!」。

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ずっと見たかったタージマハルを歩けたし、たかさんから何度も聞いていたガンジス河をこの目で見ることができました。朝陽は美しかった!ガンジス河越しのシチュエーションだからそう感じたのかもしれませんが、あのガンジス河の光景や音は特別でした。火葬場に数時間いて、人が運ばれ、焼かれ、灰が流される様子を見ていると、この世で目を背けることなんて何もないんや、誠実に向き合っていればそれでいいんや・・・そんなことを考えていました。

たかさんも行ったことがなかった南インド。ビーチは広く、波は高く、楽しかった。ダハブ(エジプト)の海でも30分しか水に浸からなかった僕らが、コヴァーラムビーチではボディボートまで借りちゃって〜 おもしろかったなぁー ちょっぴり波乗り気分を味わいました。バックウォータークルーズもよかった。次は、あのケララ州の村で過ごしたいほどいい素敵な場所でした。


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「じゃぁ、順風満帆だったか?」

と、問われたら、決してそうではありません。インドを旅するのは楽ではないんですね、、、

インド旅12日目。ゴアに着いた夜、熱が出ました。僕は、健康優良児を自負してるつもりですが、キリマンジャロ登山以来の発熱。ひと晩で熱は下がったものの、数年ぶりの下痢がしばらくつづきます。トイレットペーパーが減るわ、減るわで大変でした(笑)。二人で旅をしていると、どちらか病気のときに助け合えるメリットがあるんですが、ゴアでは二人ともダウン、、、きつかったなぁ〜

原因は、「暑さ」と「食事」。

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ほかの季節に比べたらまだマシなのかもしれませんが、インドは暑かった。靴を履く気になれず、ビーチサンダルばかり。値段が3倍位するからクーラー部屋には泊まれないんだけど、ファンだけの部屋は暑かったです。

それに、食べたいものがない、、、食べること好きな僕らですが、インド料理の辛さは口に合いません。カレーをはじめ、サモサにしても、なんにしても、スパイシーが当たり前だから、「辛くない?辛くないようにしてください」とレストランで伝えるのが日課。そういえば、大好物の日本のカレーライスなんですが、インドのカレーとは噂どおり別物ですね。ちゃんと確認してきました。それもそのはず、日本のカレーライスのもとは、植民地時代に、インド風カレーとしてイギリスで作られたのがきっかけで、その後、文明開化の日本に西洋料理として輸入されたんだそうです。あぁ、あの具だくさんカレーが恋しい・・・。

そんなこんなで、暑くて、食欲は湧かないし、栄養つけなきゃ!といっても食べたいものがないし、のどはずっと渇いているから水ばっかり飲んでいたら、下痢になってしまいました。(この下痢はいつまで続くのか?) 不安だらけでしたが、南で魚料理にありつけて、一匹食べたら、翌日には下痢が止まりました! あのときばかりは、「お金で健康が買えた」と実感したものです。


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そして、大きなハードルだったのが、インド人。

「インド人」を語ることなく、「インド」は語れないんでしょうね〜 インド人。すごいです、彼らの生きるパワーは! 僕ら旅行者は、インド人にとっては、ひと目で“よそ者”と判ります。だから、タクシーやオートリクシャーといった乗り物ドライバーをはじめ、宿やお土産物屋さんから、街の商店まで、モノを売っている人たちからのお誘いは凄まじかった。。。

特に、乗り物ドライバーなんて、ありゃ、磁石に吸い付く砂鉄? 列車やバスを降りた瞬間、僕らに集まってくるインド人。そっから値段交渉がはじまるんですが、2倍、3倍スタートは当たり前。だから、インド人の言い値の4分の1くらいから交渉をはじめるんですが、なかなか下げてくれません。それが旅行者価格といえばそれまでなんですが、できるだけ地元人と同じ値段で乗りたい欲があるから、交渉が長引いてしまうんですよね。

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もちろん、全員が全員ボッてくるわけじゃなくて、中には、一発で低い値段を教えてくれるインド人もいます。そんなときって、すんごい、うれしいんですね〜 やっぱりいろいろ聞き回って探すことが大切です。まぁ、そうやって、やっと値交渉が終わって計算したら、案外、「20円前後の攻防」だったりするんですよ(安っ!)。後半のインドは、それくらいやったら高くてもいいやんっ とか言ってましたね。

インド人って、簡単に値を下げません。
中東諸国も値段表示のないところが多く、交渉が必要だったりするんですが、すぐに最初の値を下げてくるので、割と交渉もスムーズなんですよね。でも、インドではそうはいかなかった、、、「今はハイシーズンでこの値が普通なんだ」「インド人はこの値段で買ってるよ」「ほかも同じだよ」「なかなか手に入らないんだ」など、モノによって言ってくる理由は違いますが、そうやって値段を下げないんです。それで買う人が納得すれば、問題ないので、ある意味説明上手なのかもしれませんね。

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こんなことがありました。

タージマハルの裏側へ行きたくて、オートリクシャーに乗ることにしました。日没が迫っていたので時間を気にして「何分かかりますか?」って聞いたら「15分」。それで行ったら、すぐに10分経ちました。別に道が混んでるわけでもなく。「ちょっとぉ〜 もう10分経ったよ。本当に15分で着くの?」って言ったら、「今は、渋滞だからね」だって。どこがやねんっ!って二人でツッコミしてしまいました。結局、30分くらいかかりました。。。(笑)

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それから、物乞い人が、多かった。

腕や脚がない人をはじめ、小さな子どもから、赤ちゃんを抱えた母親、そして、おじいさん、おばあさんまで。どの街でも物乞い人はいました。数えていないけど、僕らに手のひらを差し出してきた人の数は、100人は超えていたはず。

中には、列車に勝手に乗ってきて、頼んでもいないのに太鼓をたたきながら唄を歌う人もいました。それで、しばらく経ったら、周りにいる人に向かって、順に手を出していくんですよ。「あんた、私の唄を聴いたでしょ。ほら、お金払ってよっ!」みたいに。そりゃ、インドっぽい唄といえばそうですが、ありゃ強盗ですよ。。。 ほかにも、街を歩いていたら平気な顔して「タバコちょうだい」とか「10ルピーちょうだい」って言ってくる人もいました。(めちゃめちゃ元気やん!働けよ!)って感じ。近くでがんばってリクシャーこいで働いている人もいるのに、そうやって簡単にお金を得ようとしている人もいる。あんときは、腹が立ちましたね。

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そんな人たちは、もちろん論外。相手にもできません。ただ、身体に障害を持っている人や、仕事をするのが困難そうに見える人に対しては、迷うところがあったんです。渡した方がいいのか、どうなのか?と。でも、僕らは決めました。「1ルピー(約2.7円)も渡さない」。お金の額じゃなくて、全員に渡すことなんてできないし、この人には渡して、あの人には渡さないとか、今日は気分がいいから渡して、機嫌が悪いから渡さないとか、そうやってその都度、考えたり、判断したりするのがイヤだった。だから、物乞い人が近づいてきたり、手を差し伸べてきても、すべて断っていました。

(じゃぁ、皆、渡していないのか?)

そうではありません。あげている人も十分見かけます。さっきの列車内の唄なんて、二人に一人は渡していたように見えました。ヴァラナシでは、ガンジス河で沐浴する習慣があります。沐浴の帰りに、階段に整列して座っている物乞い人たちに対して、順番にお米やお金を渡していっている人が大勢いました。沐浴は、毎日のことなので、渡す準備も毎日しているんだと思います。それが宗教の教えなのか、何なのかは、ちょっと旅したくらいじゃよく分かりません。でも、(これがインドって国なんだなぁ〜)と感じた出来事のひとつでした。


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ときには、嫌な気分にさせられたインド人だけど、全般的に“いい人”が多かった気がします。それも、事前イメージが低かったおかげかもしれません。「困った人を助ける」という考えがあるのか、異国の人間に関心を持っているのか、商売でもなく、見返りも期待するでもなく、僕らに声をかけてきたインド人も大勢いました。

「困ったことがあったら連絡してね」と気さくに電話番号を教えてくれたり、名刺をくれたインド人。バスの車掌さんより親身になって降り場所を教えてくれたインド人。列車中に僕らがスパイシーな料理が苦手と知って、売りにくる料理がスパイシーなのかそうでないのかをいつも解説してくれたインド人。満員列車内で、僕らのために座るスペースを用意してくれたインド人。日本が好きで日本食づくりに励んでいるインド人。日本は偉大な国だとずっと話してくれたインド人。「機会を作ってぜひ遊びにおいでよ」と誘ってくれたスイス(銀行)で働くインド人。。。

「結婚したい男性の国籍、1位はインド人」。これはインドで見かけた新聞に載っていたロシア人女性のコメントですが、その理由にあったとおり、インド人のオープンな性格は、十分に見習うことができます。


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最南端のカーニャクマリに到達したあとは、インド旅も終盤。(このバスともお別れか・・・これが最後の列車か・・・)と、しんみりと、せつなく感じていました。

列車内にこだます売り子たちの声。「チャイ、チャイ〜 コフィ、コフィ〜」。あの独特の声に、睡眠を妨げられることもありましたが、(もう聞けないのか)と思うと寂しいものありました。チャイは、日本でいうミルクティーをもっと甘くした紅茶。生姜が入っているものあって、10円以下で飲むことができたチャイ。何度飲んだことでしょう。。。美味しかったです。

先月、はじめてコルカタに着いたとき、周りを囲むように集まってくるインド人にビックリしました。(そんなに寄ってくんなぁー)とも思いました。再び、コルカタに戻ってきましたが、前と同じように呼び込みをしてる彼ら。そんな旅行者の姿を見つけては、勢いよく駆け寄ってくるインド人ともお別れです。

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途中、お互いに体調を崩しましたが、大きな問題もなく、ふたりとも無事にインドを旅できて良かった。インドを紹介してくれたたかさんに感謝です。ありがとうー

「インドは好きか?」

そう聞かれたら、「はい」と自信を持って答えます。しんどかったけど、楽しかった。(旅してるー)って想いが強かった。あの人々の笑顔にまた会える日を楽しみにしています。ありがとう、インド。そして、ありがとう、インド人!

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きょうさん♂

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2006年11月06日
●ヤギの首がはねられます

ヤギの首が、毎日はねられる。。。

インドのコルカタには、そんな場所があります。

カーリー女神寺院[Kali Temple]。先月、コルカタに着いたときには、時間の都合もあって行くことができなかったんですが、コルカタに戻ってきて早々、足を運んでみました。

前は、行こうか行くまいか迷っていたんです。

だって、「カーリー女神に捧げるため」といっても、バッサリ、バッサリ、毎日、それも何10頭も切り落とされるヤギなんて、どうも理解しがたい、、、そんな想いもあって、足が重かったんです。

でも、インドをぐるりと旅してきて、ヒンドゥー教の習慣に触れ、いろんな発見と驚きを繰り返してくると、インドの人たちがしていることに興味がわいてきました。

それで、インド旅の最後となるコルカタで、カーリー女神寺院へ行こうと思ったんです。


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ヤギの断首は、午後2時30分までと聞いていたので(朝10時〜)、コルカタのハウラー駅に13時に着いた足で、タクシーで向かいました(交渉100ルピー)。45分ほどでカーリー女神寺院に到着。ちょうど、最後の断首の儀式が行われるところでした。

2頭の黒ヤギに水がかけられています。

ヤギと聞いて、モンゴルで見たようなヤギの大きさを想像していたんですが、そんなに大きくはなく、よく見かける犬の大きさくらい。そして、ヤギの首には、クイズに正解したときにかけられるような赤い花輪がかけられ、その周りで人々が祈りを捧げています。

断首の儀式が行われるのは、境内の一部にある6畳くらいのスペース。境内は全般的に白っぽいタイル張りなんですが、そのスペースだけは血の色に染まったからなのか、オレンジ色になっています。今日も朝から何頭も儀式が行われていたことが判ります。そして、そこに、ヤギの首をはさむための2本の木が設置されていて、無数のハエが・・・ ううん〜 ハエは血を好むのか・・・

4人のインド人に連れられ、その儀式スペースに連れられる2頭の黒ヤギ。何をされるのか判っているのか、嫌がるように足が背いています。設置された木の周りでは、人々が水をかけたり、ろうそくを灯したり、また自分の頭を入れるようにして、何かを唱えています。

その周りで見守る、僕らを含めた見物客。

行進曲を演奏するような太鼓(ドラム)を抱えた人と、刃渡り60センチほどの斧(おの)というか、ナタを持った人が現れ、境内にはいよいよ・・・という空気が流れます!

ドドドドド・・・!!

太鼓の音が鳴り始めると、まずは1頭目。4人のインド人が、ヤギの足をそれぞれつかんで持ち上げ、首を2本の木の間に挟みます。その上から抜けないように挿し棒を入れ、ヤギは逃げられなくなりました。

ドドドドド・・・!!

さらに、鳴り続ける太鼓の音。

ヤギの胴体を引っ張ると、首の長さが強調されます。

その首をめがけて、ナタを振りかぶり、まるで薪を割るかのように・・・



スパっ!



真下に落とされるヤギの頭。

ピュシュー! と、切られた胴体から、血が勢いよく噴き出し、少年がその血をステンレスの容器に集めています。首を落とされても、バタバタとのた打ち回るヤギの胴体。4人がかりで、地面に押さえつけていると、やがて、動かなくなります。切り落とされたヤギの顔も、はじめは目をむいていましたが、しだいに、眠っていくように半目になり息を引き取りました。

淡々と、ナタについた血を取り去る人。。。

そして、2頭目も同じ要領で行われました。。。

固まったように見入る僕らふたり。インド人見物客は、すっかり見慣れているようで、隣りの人としゃべりながら見ている人もいれば、微笑んでいたり、顔を背けている人もいました。また、祈りを捧げていたり、飛び散った血を額につけている人もいました。

2頭目の断首が終わると、境内の隅へ運ばれるヤギの胴体と首。足を柱にくくりつけ、ナイフで皮をきれいに剥ぎ、肉を切り分けていきます。そういえば、スペインで見た闘牛でも、死んだ牛は、このような感じで、切り分けられていたことを思い出しました。

ヤギが切り分けられている様子は、僕らしか見ていなかったので、カーリー女神へ捧げる儀式としては、断首の瞬間に意味があるのだと感じました。

(ヤギの首がはねられるシーンを見て、どう思うんだろう?)

そんなことを考えていましたが、「残酷なっ!」「ひどいっ!」とか、そういう想いは、正直言ってありませんでした。最初にコルカタに着いたときに見ていたら、また違った印象を持ったかもしれませんが、ぐるりとインドを周ってきて、ヒンドゥー教の特徴というか、やり方というか、ガンジス河もそうでしたが、淡々と作業のように行っているインドの人々を見ていると、こういうことも有りなんだなぁ・・・と、淡々と見ている自分がいました。

最後のインドで、またインドを感じた出来事でした。


きょうさん♂


・カーリー女神寺院は「建物内撮影禁止」と知っていたのですが、建物外で行われる断首の儀式も「撮影禁止」と念を押されました。
・敷地の中央にある寺院の中には、カーリー女神の特徴である真っ黒い石があり、その周りに並びながら、人々はお布施をして、額にペイントをもらっていました。寺院内は、裸足。地面は、粉と花びら水が混じり合い、裸足で歩くのは罰ゲームのような感じもしました。


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2006年11月04日
●チェンナイ、半日観光 

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インド4大都市のひとつ、チェンナイ[Chennai]。

どうも、タイのチェンマイやチェンライと間違えやすいので、植民地時代の英語名、マドラスのほうが身近に感じるチェンナイ。

マドラスといえば、学生時代のころ“マドラスチェック”と呼ばれる柄を見て、(マドラスって、インドにあるんだぁ〜)と、思ったことがあります。でも、お土産物屋さんで“マドラスチェック”探しをしてみましたが、案外置いていないんですよね。。。 チェンナイでは、一般的でないのかもしれません。

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さて、そんなチェンナイですが、ガイドブックを見る限り、そんなに見たい観光地がない、、、 たぶん、経済的に南インドの中心的存在になっているチェンナイなので、観光というより、ビジネスっぽい雰囲気。観光好きの僕らとしては、物足りない感じがました。

そんな中、まず、行ってみたのは、カパーレシュワラ寺院[Kapaleeswara Temple]。ここもヒンドゥー寺院なんですが、マドゥライで訪れたミーナークシ寺院[Sri Meenakshi Temple]のほうが、規模が大き く、はるかに趣がありました。そうは言っても、ゴープラムと呼ばれる塔門の装飾は、何度見ても素晴らしいです。

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パルタサラティ寺院[Parthasarathy Temple]は、祀っている人が違うそうですが、ここのゴープラムは、なんと塗り替え待ち! 聞くと、古くなったから塗り替えるそうで、1ヶ月後には、新しい塗装が見られるようです。それにしても、色がないと実にシンプルなんですが、彫刻だけでもお見事ですね。

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マリーナ・ビーチ[Marina Beach]へも行ってみました。コヴァーラムビーチでビーチ好きになったので、チェンナイ市民の憩いの場所であるマリーナビーチは、どんなものかと楽しみに! 広ぉ〜くて、長ぁ〜い砂浜。ずぅーっと続いています。でも、泳いでいる人は誰もおらず・・・。それもそのはず、波は高く、暑くもないので、泳ぐ気分にはなれないようです。網を積んだ漁船が数隻、戻ってきていました。

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チェンナイ自体は、半日観光で十分という感じでしたが、チェンナイの南60キロに、マハーバリプラム[Mahabalipuram]、南西77キロに、カーンチープラム[Kanchipuram]という観光地があります。その街を訪れれば、異なる印象を抱くかもしれません。

きょうさん♂

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2006年11月03日
●異世界、ヒンドゥー寺院

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マドゥライの街のシンボルとなっている、ミーナークシ寺院[Sri Meenakshi Temple]へ行ってきました。

ミーナークシ女神(魚の目をもつ女神)やその夫のシヴァ、そして、ふたりの子供のガネーシャやナンディらを祀った代表的な“ダラヴィダ様式”のヒンドゥー寺院です。

ヒンドゥー教は、ペイントが多かったり、飾られている花が多かったり、水やミルク?っぽい液体など、かけるものも多かったりと、ゴチャゴチャしたイメージがあるんですが、ここもそんな雰囲気がありました。。。

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東西南北にある4つの塔(ゴープラム)を彩る3,300体ともいわれる神々の彫刻が特に目を引きます。

私たちは、東門から入っていきました。

すると、きれいにペイントされている大きなインド象が出迎えてくれます。この象の鼻を頭に置いてもらうのに、チップがいるんです! 「写真を撮りたいなら10ルピー(27円)だよ!」って。チップにしては結構な金額なんですが、ここは、お寺なので素直に渡しました。

象の鼻息が生温かくて、ちょっと怖かったけど、何だか頭がよくなりそうな気がしましたよ!

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その後、寺院内へ向かうんですが、何だかきれいなサリーの服を着たインド人女性たちがたくさんいます。

特に、花々を飾り、豪華な装飾品に、豪華なサリーを着た女性が目につきます。それも何組もいるんです!! ときには、その女性の横には、清楚な雰囲気で身を包んでいるインド人男性もいるんです。

その周りを囲んでいるインド人たちに聞くと、結婚式のようでした。

ここでは、ヒンドゥーの神様が結婚したのもあるのか、たくさんの人たちの結婚式が行われていました。

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しかし!一組のカップルに目をやると・・・

今から結婚式を迎えようとしているはずなのに、女性は笑顔の気配もありません、、、 カメラを向けても、ムッとした表情なんです。(結婚、嫌なのかなぁ〜 それとも、お見合いで両親に決められた結婚なのかなぁ〜)なんて、想像してしまうほど、硬い表情でした。さすがに、なぜなのかは、聞けなかったけど、、、

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大きな大陸のインドは、この時期、東海岸側では雨季。だから残念ながら雨も降ったりして、青空は長い時間見られなかったんですが、南インド寺院に特有の塔(コープラム)の50メートルにも及ぶ高さは、ヒンドゥー教のムードをかもしだしていました。

さすがの、南インドを誇るヒンドゥー寺院でした!

たかさん♀

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2006年11月01日
●インド映画はココが違う

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インド映画は、安くて、おもしろい!
インド映画は、ミュージカルっぽいダンスが見られる!
インド映画は、ハリウッド映画の倍、制作されている!

そんな、インド映画をぜひ見てみたいと思っていたので、マドゥライ[Madurai]で時間をつくって観に行くことにしました。

インドでは、ハリウッドを真似た「ボリウッド」とよばれるボンベイ(ムンバイ)で作られるヒンディー語の映画や、チェンナイで作られるタミル語の映画が人気が高いそうで、ここマドゥライでもほとんどがタミル語映画。でも英語の映画もあると聞いていたので、その映画館をホテルの受付で紹介してもらって行ってみました。

そしたら、なんと、ホラー映画。。。(っぽい)

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インド映画だったら、恋愛ストーリーやアクションストーリー、なんでもよかったんですが、さすがにホラー映画には興味がわいてこない、、、なので、タミル語映画でOKと公開直後の映画館へ行ってみました。

タイトルは、『Almighty』。垂れ幕やポスターを見ると、どうもアクションっぽい感じの映画。それだったら、タミル語は分からなくてもなんとなく理解できるだろう〜 ってな感じです。

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「インド映画は、安い!」と聞いていましたが、ビックリするほどの値段。なんと、12ルピー(約34円)なんです! セカンドクラス(U-class)でも、15ルピー(約41円)、ファーストクラス(T-class)でも、20ルピー(約54円)という、日本では考えられない料金! (ファーストクラスは、どんな席なんだろう?)と、日本では決して座らない席を買ってみました。

映画館自体は、体育館のような造りになっていて、通常席は、1階の建物横から入ります。ファーストクラスとセカンドクラスは2階へ。ファーストが一番奥、セカンドがその前という感じに仕切られています。

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別にシートが広いわけでもなく、座り心地が良いわけでもなく、ほかと同様に固めの席。強いて言うなら、天井のファンに近いからちょっぴり涼しいくらい。というより、一番遠い席だから、見えにくいっ! (これだったら、1階席がいいなぁ〜)と、外れクジを引いてしまったような気分を感じながら、上映を待ちます。

上映前のスクリーンに目をやると、なんだか、スクリーンっぽくないぞぉー

よく目を凝らしてみると・・・

壁に白いペンキを塗っている!!

そして、上映を待つインド人たちは、タバコに火をつけ・・・ えぇ〜!?館内、禁煙じゃないんだぁー! 確かに「禁煙」と書かれた蛍光文字は見当たりません。

違うなぁ〜〜

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さて、外国で観る映画は、ブルガリアのソフィアで観た『ミッション・インポッシブル3』以来。ストーリーというと、4人の子どもを預かる伊良部投手に似た主人公が、警察が手を出せない裏組織の悪事を、独自に暴いていくというストーリー。主人公は、昔、奥さんと子どもと幸せに新しいマンションで暮らしていました。そのマンションは、構造上に問題があって、ある日主人公が出かけている日に、マンションそのものがつぶれてしまい、家族はみんな死んでしまいます。そのことを警察や政府に訴えても、誰も取り合ってくれず、自分で秘密組織のようなものをつくって悪をやっつけていきます。

さすがインド映画だけあって、登場するシーンは、いま、自分たちが旅しているインドそのもの! オートリクシャー(三輪バイク)が走っていたり、サリーを着た女性が歩いています。また、アクションシーンといっても、銃撃戦はいっさいなく、格闘シーンに出てくる武器は、野球のバットではなく、クリケットのバット。(インドやなぁ〜)と感じさせてくれました。

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またまた違うなぁ〜 と思わせてくれたのが、1時間半くらい経ったときに、スクリーンに文字が出るんです。ベルも同時に鳴って、(何やろう?)と思ったら、途中休憩です。観覧していた人も、ぞろぞろと外へ出て行ったりして、映画館の休憩っていうのも、珍しいですよね〜 10分間でした。

(いつ見られるか?)

と、待っていたミュージカル風シーンは、主人公が昔の生活を思い出すときに出てきました。歌とともに、何人ものダンサーが同じ振り付けをするダンスはお見事です! いわゆるショータイム!を楽しませてもらいました。

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クライマックスは、警察が、主人公率いる秘密組織の存在を見つけ、何人もの仲間が見つかり、集団拷問に遭います。それを知った主人公が自首をし、(なぜか?)処刑されることになってしまいます。処刑の前に、人々の前で演説をすることになり、各地から、主人公がやってきた行動に賛同した人が集まってきて、(よくやったぞぉー!)と、声援を送り、主人公は役割を終えたように処刑されるフィナーレでした。

その最後の演説のシーン、何を言っているのか分からないんですが、タミル語で、心にグッとくるようなセリフを言っていると思うんですね。主人公の周りで聞いている人々がうなづいているだけではなく、映画館で観ている人たちも、何か掛け声を上げたり、拍手をおくったりしていたので、すんごい、いいシーンだったと思います。最後に処刑されるというのは、ハッピーエンド好きの僕らとしては腑に落ちないところがありましたが、この映画はそんな終わり方でした。

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それにしても、主人公の体型は、ずんぐりむっくりといった感じ。ハリウッドスターではありえない体型は、アクションシーンも庶民的な雰囲気がありました〜

ハリウッドの倍の数が制作されているというインド映画。この入場料の安さだったら、俳優さんのギャラって、いかほど? と気になったインド映画でした。

きょうさん♂

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2006年11月01日
●インド最南端コモリン岬

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インド大陸の最南端は、カーニャクマリ[Kanyakumari]にあるコモリン岬[Cape Comorin]。

太陽が海から昇り、海へ沈む、インド唯一の場所。

私が、特に行きたかった場所でもあって、アラビア海、インド洋、ベンガル湾と、3つの海がここでひとつになる様子がどんなものか見てみたかったんです!

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そして、ここもヒンドゥー教の聖地のひとつ。朝は、東の空が白み始めたころ、夕方は、アラビア海に真っ赤な太陽が沈むのを拝しながら、ヒンドゥー教徒たちは、この聖なる海水で沐浴するんです。

私たちも、朝の日の出を見たくて、聖なる場所に行きました。たくさんのインド人たちが日の出に向かって、手を合わせている姿がありました。ガンジス河ほどではないですが、何人かの人が沐浴をしています。

ヴァラナシ[Varanasi]と違って、インド人観光客も多いようで、カメラを持ってきている人を何人も目にしました。カメラを売りにくる行商人もいるくらいで、観光地という印象が強かった気がします。

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あいにく水平線は雲に覆われていたので、きれいな朝日を見ることはできなかったんですが、この地に集まってくるヒンドゥー教徒の姿を見ることができました。

「コモリン岬は、3つの海が合流する」。

そんな言葉を聞いていたんですが、実際に海際へ行ってみると、ホントに、波が合わさっているのが分かるんです。左からの波と右からの波。砂浜の中央で重なり合う様子は、見ていて不思議な気持ちでした。

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東の海岸の先には、巨大な像が建っています。それは、19世紀末ヒンドゥー教の改革者ヴィヴェーカーナンダーで、彼が瞑想にふけった場所として有名なんです。記念堂と彫像と二つの小島になっていて、ボートに乗って行くことができます(往復20ルピー)。

周りの海は青く、とてもきれいで、ちょっとしたリゾート地になってもいいような感じがするんですが、大切な場所を象徴するように、行商人もまったくおらず、小さな売店がひとつあるくらいで、落ち着いた静かな雰囲気があり、少しビックリしました。

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インドを旅していると、ヒンドゥー教のパワーを感じます。宗教の奥深さを感じます。ヒンドゥー教。ほかの宗教と同様、私にはまだまだ理解できない部分がたくさんあるんですが、それがまた、(知りたい)と思う気持ちにさせてくれるんでしょうね。

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夕暮れは、海の沈む夕陽を観に!ツアーバスに乗ってくるインド人も大勢いるほどで、夕暮れは、朝よりも人が多い気がしました。ちょっとした雲で、水平線に沈む夕陽は観られなかったんですが、周りの雲が、だんだんとピンク色に変わり、真っ赤になっていく様子がとても美しかったです!

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たかさん♀

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2006年10月30日
●コヴァーラムビーチ満喫

南インド最高といわれているビーチ、コヴァーラム・ビーチ[Kovalam Beach]へ行ってきました。

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ヤシの木が茂るゴールデン・ビーチと青い海、歩くたびにキュッキュッと鳴く砂浜、そして、アラビア海に沈む夕日。。。

そんな風にガイドブックには載っていたんですが、ゴアで行ったミラマービーチやカラングートビーチは、勝手な想像ほどはステキじゃなかったので、正直、そんなに期待していなかったんです。

それが、いざコヴァーラム・ビーチに着くと!

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それは、それは、ガイドブック通りの素晴らしいビーチでビックリ! 観光客向けにお土産物屋さんやレストランが並んでいて、リゾート化しているものの、観光客はそんなにいないし、ゴアのビーチほど暑くありません。海も青くて、きれい! ゴミもそんなに落ちていないくて、砂浜を歩いていても気持ちいい〜♪

(今日は、一日泳ぐぞぉ〜)

と、張り切って、ボディボードまで借りちゃいました!(1時間135円ほどのレンタル料金)

これが大正解ぃー!

波乗り初体験の私たちだったんですが、きょうさんハマリまくり! 競泳用のゴーグルまでしっかりつけちゃって、波とたわむれていました! 波も高くて、楽しかったです!

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私もインド人が少なく、ほかの人と同じように、普通に水着姿になり、エンジョイしました!

でも、気がつくと、水着姿の女性は私だけ。。。

かなり目立っていたのか、インド人からの「写真を一緒に撮ってください」攻撃にあっちゃいました! 写真を撮ってもらうのは好きなんですけど、水着姿はちょっとねぇ、、、

コヴァーラム・ビーチに来る前に知り合った女性インド人に聞いたんです。

「どうして、インド人女性は、水着にならないの?」「濡れたままのサリーは着替えないの?」って。

彼女は、「インドの女性は、肌を人前ではあまり見せようにカバーしているの。サリーは水に濡れてもいいものを着て行って、あとで着替えているのよ!」と教えてくれたんです。

なるほど、、、だから、水着姿のインド人女性はいないんだぁ。それにしても、サリーのまま水に浸かったら、動きにくそうなんですけどねぇ〜 「郷は郷に従え」ということで、あまり肌の露出した格好は、控えておいた方がいいのかもしれません。。。

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この日は、ライフガードのテストをやっていたんです。

このテストでは、500m先に浮かんでいる船まで泳いでいって、そこに積まれた砂が詰まったペットボトルを取って戻ってきたり、人を担いで100メートル走ったり、そんなテストに、40人以上のインド人男性が挑戦していました。

(あんな高い波に向かって500mも泳ぐのぉ!?)

大変そうーって思っていたら、スタッフの人いわく、「やってくる波の中へ潜っていけば、それほど抵抗ないんだよ」だって。そうは言っても怖そう、、、

参加しているインド人男性は、みんな、いいカラダしてるっ!

しかし、ブリーフ姿で並んで待っている彼らのどこを見ていいのやら、、、ちょっと困る、私でした。。。

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夕食は、海の近くということもあって、シーフード料理を食べに行きました。

実は、ゴアで小エビの入った焼きそばを食べたんですが、これがお腹にあたったようで、体調を崩してしまい、大変だったんです。なので、ビビっていたんですが、プリプリのエビを見ていたら、我慢できなくなってしまいました。私の大好きなエビを注文! 目の前でバーベキューしてくれて、エビも丸焼き、魚も丸焼き、とっても新鮮でいい匂い〜♪

ほかのメニューに比べると、お値段は高めだけど、それでも1匹200円ほど。食べないわけにはいかないでしょう。ニンニク風味のエビの丸焼きは、おいしかったです!!あ〜幸せ・・・

夕食後は、アラビア海に沈む夕陽!

海に沈む夕陽って、なんでこんなにロマンチックに見えるんかなぁ・・・?

そんな風に、夕陽に見とれていたら、10メートルほど先の岩間に人影が!?

よく見ると、用を足しているんですよねぇ〜(ニオイ付っ)。やっぱりインドだなぁー と、思わせてくれました(笑)。

たかさん♀

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2006年10月29日
●バックウォーター船の旅

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ボー ポッポぉ〜

ヤシの木に囲まれた運河をゆったりと進んでいたボート。出発からわずか30分、

プスっ プスっ ガ・カカカ・・・

エンジンが動かなくなり、運河の中央で止まってしまいました。エンジンルームにもぐって、故障箇所を直しつつ、何度もトライする船頭さん。心配そうに見守る10人の乗客。ボートには、静かな時だけが流れていました。。。

カチっ カチっ

エンジンをかけ直す音だけが空しく響いているボート。運河の流れにのせられて、さっき通ったはずの場所へ、どんどん戻されていきます。修理の手が止まった船頭さん。

(えぇー どうなる?)

しばらくすると、代わりのボートがやってきました! 「これに乗り換えてくださいー」。よかった、よかったぁ! ボートは1時間遅れで再出発することができたのです。


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南インド。アラビア海に面した西岸部に、ケララ州があります。「ケララ」とは、「ヤシの国」という意味。パームヤシと入り江、運河(どうも、川っぽい)が多い独特の風景が見られます。

バックウォーター(水郷地帯)と呼ばれるこの地域。特に、コーチン[Cochin]の南は代表的。僕らは、アレッピー[Alleppey]と、クイロン[Quilon]の間、87キロを、そんなバックウォーターを楽しみながら、船で移動することにしました。予定所要時間は8時間。

さすがに乗る人は、観光客ばかりで、僕らふたりのほかに、フランス人カップル、インド人ファミリー6人。スタート早々のエンジントラブルと、ボートという密室のおかげで、まるで前から友だちだったようなアットホームな雰囲気でした。

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村人たちの生活は、タイの水上マーケットを思い出すような部分もあり、運河で身体や食器を洗っていたり、洗濯をしていたりします。こうして観光ボートが通ることも慣れているようで、身体を洗いながらの手を振ってくれたりして、人々はとっても自然体!

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驚いたのは、運河に標識が掲げられていること。「クイロンまで60km」みたいな残り距離の表示だけではなく、「右へ行ったら○○の街、左へ行ったら○○の街」って。道路標識のような運河標識!? それだけよく利用されているんですね。

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カヌーのようなボートに乗って、運河を渡っていたり、網で魚を獲っていたり、運河を中心にした生活が随所に見られます。

一番よく見られたのは、「チャイニーズ・フィッシング・ネット」。つい先日、コーチンで見ていた「チャイニーズ・フィッシング・ネット」なんですが、このバックウォーターの後半4時間は、ずっと「チャイニーズ・フィッシング・ネット」を見ていた気がします。ざっと500基くらいかなぁ〜? アーチのように、運河の中心にあったり、漁港の回りにあったり、動いていないものもありましたが、夜、暗くなっても灯りを照らして上げ下げしている様子は、人々の習慣であるように感じました。

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陸に上がるのは2回。昼食時とお茶タイム。
昼食は、南インド特有のミールス。北インドでの、チャパティやナンといったインドパンと異なり、南インドは米が主食。ご飯が盛られたお皿とおかずのカレーで食べます。

お茶タイムは、夕方に、ここでも食堂のようなところで時間を取ります。「ティ?、コーヒー?」と10人の注文を聞いて、素早く注いでくれたお店の主。頭のはるか上から腰の位置にあるコップまで注ぐそのワザには、一同、大注目!拍手喝さいでありましたー!!

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ケララ州の雨季は5〜8月と聞いていたんですが、残念ながら、この日も途中3時間ほどは雨の中。おかげで暑い日差しに照らされることはありませんでしたが、青い空を見たかったぁ〜 と欲張りになるのでした。

バックウォーター・クルーズの料金は、ひとり300ルピー(約810円)。移動を考えれば、もちろんバスのほうが安くて早いんですが、船に乗っての見学は、ほかでは見られない光景を目にすることができます!

運河の中を通っていくので、ボートの揺れはほとんどありません。でも、8時間の船中(僕らは遅れたので、所要9時間)はヒマになるので、対策をしておくのがいいと思います。

きょうさん♂

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2006年10月28日
●インド、カタカリダンス

インド4大舞踊のひとつ、「カタカリダンス」を、本場コーチン[Cochin]の街で観賞してきました!

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感想をひとことで言うと・・・

とにかく、おもしろい!

何がおもしろいかというと、まず、メーキャップといわれる本番前の化粧から見れるんです!それもすんごい厚化粧! 1時間30分をかけて、みっちり、そして、きれいに化粧をしていく様子は、まるで楽屋を見学しているようで楽しかったです!

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カタカリダンス。ダンスといっても、踊りといったショーではなくて、お芝居といった感じ。日替わりのストーリーで、毎日、物語が演じられているんです。出演者は一人から数人までの男性ばかりというのが特徴。私たちが見た日は、男性3人が登場していました。

おもしろいのが、1時間ほどの物語の前に、30分間ほど、カタカリダンスの芸や特徴を、例として見せてくれるんです。

というのも、カタカリダンスに、セリフはまったくありません。時どき、「おぉっ!」とか「はぁー!」とか合いの手のような声は聞こえるんですが、セリフのようなものは一切ありません。だから、パントマイムのような感じもします。

「ムードラ」と呼ばれる手や指の動きを使って、感情や時間などを表現しているので、セリフ代わりのジェスチャーはお見事です。「父」「母」「兄弟」「姉妹」「赤ちゃん」・・・。そんな単語から、「どうぞこちらへ来てください」「来てください」「来い!」といった口調の違いまでも、身体を使ったジェスチャーで示してくれます。

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特に、目や口など、顔の動きを強調した表現法は、とてもおもしろかったです!

メーキャップ時間が1時間30分、そして、カタカリダンスの説明が30分、物語が1時間といった内容。全部で3時間。それで、一人125ルピー(約338円)という安さ! お得ですねぇー

また、凝った、ド派手な衣装も見ものでした!後ろで唄が歌われて、それに合わせて物語を演じているようなカタカリダンス。

技術的に、もちろん素晴らしいんですが、顔の化粧、衣装にインパクトありすぎ! そして、目や口などの表情や、手の仕草など、ひとつひとつの動きが本当におもしろいんです!

出演者は、表情を豊かにするために、スパイスで目を充血させたりもするんだそうです。あ〜 聞いただけでも、目が痛くなるぅ〜

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古典舞踊の中では、めずらしく男性だけで、演じられていているので、男性が女性を演じるために化粧をしていく様子も、お見事でした!

激しい音楽と歌声。神との交流の手段だったといわれるこの舞踊「カタカリダンス」。神秘的にも思えてきます。さすが、4000年の伝統を誇る、世界最古のアジアの国々に伝わる民族舞踊と言われるのも納得です。

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このダンスを見たあと、きょうさんは同じように目を動かしたり、顔を動かしたりしているんです。「そういえば、あまり顔の筋肉使ってないよなぁ〜」なんて言いながら・・・。

カタカリダンスのように、もっと、表情を豊かにしてコミュニケーションをとるようにすれば、いま以上に、人同士の会話も広がるだろうな〜 そんなことを感じる私たちふたりでした。

たかさん♀

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2006年10月27日
●フィッシング・ネット 

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ガイドブックで見た一枚の写真。

そこには、海際にある大きな網が写っていました。

チャイニーズ・フィッシング・ネット[Chinese Fishing Net]。そう呼ばれる網は、インド南部のケララ州コーチン[Cochin]にあります。

そのとき、はじめて、コーチンという街が南インドの中で人気が高いことを知り、同時に、伝統的な舞踊「カタカリダンス」の本場であることや、この街で、インド航路を発見したヴァスコ・ダ・ガマが死んだことを知りました。(北部インドと異なる様子を見てみよう!)コーチンを訪れました。

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「チャイニーズ・フィッシング・ネット」は、コーチン独特の漁法。海中に沈めた網を引き上げて、魚を“釣る”、というか、魚を“集める”方法です。

写真で見たときは、不思議な形というのが最初の印象で、この網をどう扱うのかは、まったくイメージができませんでした。でも、行って見てみれば、「なるほど!」、すぐに判ります。

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網は、一辺が10メートルくらいの四角い形。その四隅にくくりつけられた4本の丸太が頂点で合わさり、ピラミッドのような形を作っています。で、その頂点を上げ下げすることで、網も海中から上がったり、海中へ下げたりすることができる仕組みなんです。そんな「チャイニーズ・フィッシング・ネット」が、海岸線に何台もずらぁーっと並んでいます。


「何時ごろ、はじめるんですか?」

コーチンに着いた夜、早速、辺りの人に聞いてみました。せっかく見に来たはいいけど、肝心の「チャイニーズ・フィッシング・ネット」使う様子が見られなかったらもったいない、、、「朝8時だね」。と、教えてもらい、翌朝行ってみると・・・

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やってます、やってます!上げています!「チャイニーズ・フィッシング・ネット」。結構重そうぉ〜! だから数人で声を出しながら上げています。で!上がった網を見てみると、ううん〜 魚の数は今ひとつ、、、小魚がバケツに一杯分くらい。。。

1回上げて、これだけの成果だったら、割に合わない気がします。いくら、1台だけじゃなくて、何台も(少なくとも10台はあった)「チャイニーズ・フィッシング・ネット」があってもです。

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でもちょっと考え方が違っていたようです。
僕のイメージでは、夜に網を仕掛けておいて、朝に網を上げて魚を獲るやり方。だから、一日のチャンスは1回だけだと思っていたんです。「チャイニーズ・フィッシング・ネット」の場合はどうなんだろう? そう思って尋ねると、おじさんの答えは、

「200回だよ」。

に、にひゃっかいぃー?

確認のため、電卓に数字を表示させてまで、聞き直しちゃいました。さすがに、潮の流れが速いときは、網を下げないそうなんですが、基本的には、朝だけじゃなくて、ずぅ〜っと、網を上げ下げするんですって。大仕事ですねぇー! そのため、おじさんの手のひらは、マメでボコボコでした。

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1回網を上げて、魚がそれほどいなくても、おかまいなし! 何度も繰り返していれば、大きな魚がやってくるというんです。その言葉どおり、「チャイニーズ・フィッシング・ネット」のそばには、魚市場らしきお店が並んでいて、氷に敷きつめられたたくさんの魚が光っています。

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「イィーカ、アル ヨぉー(いか、あるよ)」

ちょっと不自然な日本語で誘ってくれたりします(笑)。毒を持つ魚や、トゲトゲの変わった形の魚なども見せてくれ、ちょっとした水族館気分も味合わせてくれました。

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コーチンの海の色は、それほどきれいじゃないので、(魚、美味しいんかなぁ〜?)と、食べる気はなかったんです。でも、新鮮そうに見える魚を見ていると、食欲が湧いてきてしまい、珍しく、魚料理まで食べちゃいました! 「ノー、スパイシー。ノー、ソルティ、プリーズ」を連発して。久しぶりの魚料理はたいそう美味かったです!!

「チャイニーズ・フィッシング・ネット」。日本では見られない独特の漁法ですが、これだけの数の網があって、それをずっと続けているということは、それだけ魚の数が多いということなんでしょうね。こんなシンプルなやり方で、これだけ獲れるなんて、すごいなぁー!

きょうさん♂

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2006年10月25日
●インド西岸、ゴアビーチ

インドの西岸にあるゴア[Goa]へ行ってきました。

海派ではなく、どちらかと言うと山派の私たちなんですが、「ゴアと言えば、海! ビーチ!」という感じなので、慣れないビーチへ行ってみることにしました。

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たくさんあるビーチスポットの中でも、一番近くのミラマー・ビーチ[Miramar Beach]を選びました。ゴアの中心地パナジ[Panaji]から、バスで15 分ほどで到着。

「あれっ!?泳いでいる人がいない!!」

こんなに暑いのに!泳いでいる人がいないんです!!

それは、、、、ビーチというより、海が汚い!!めっちゃ汚い!!

でも、宿探し中のYHAホテルで会ったネパール人グループは、仲間の一人が海で溺れて病院に行ってる所らしく、「海の中は危ないよ」とまで言っていました。確かに、かなり波が大きい! インド人やネパール人たちは、海に慣れていないこともあって、海に着くと、ハイテンションになって、ビールを飲みすぎたり、泳ぎは得意ではないのに、無茶をしたりと、ちょくちょく溺れる人が多いとか・・・。

ちょっと、私たちがイメージしていたビーチとは、かけはなれていたので、違うビーチに行くことにしたんです。

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次に選んだのは、パナジからバスで40分ほどのところにあるカラングート・ビーチ[Calangute Beach]。

ここは、ビーチも広く、インド人観光客もよく来るといわれるほど、賑やかなビーチ。海では、ジェットスキーや、遊覧船、パラセーリングなど海のスポーツも盛んで、パラソルもたくさんあって、いかにもリゾートビーチって感じ!!

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私たちも、貸しパラソルとリクライニングチェアーを300円弱で借りて、のんびりしようということになったんですが、、、

暑い!パラソルの下でも暑い!ビーチの砂は熱くて、裸足で歩けないほど熱い、、、そして海の中も、なんとなく、ぬるいぃ〜〜

そんな中、インド人たちは、すっごく楽しそうに遊んでいる。

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しかし!!

インド人女性の水着姿がいないんです!

逆にビキニを着て、泳ごうとしている私のほうが、抵抗があって、海になかなか行けませんでした、、、

じゃぁ、女性はどうしているかというと、服のまま海に入っているんです。サリーを着たままだったり、Tシャツとズボンをはいたままだったり。(あんなにじゃぶじゃぶになって乾くんかなぁ?)と思いましたが、着替えている様子はなかったですね。。。

きょうさんのインド人男性観察によると、水着着用はほんの5割。あとは、ブリーフ姿だったり、スラックスタイプの普通のズボンだったり、バスタオルで腰巻をしているだけだったり・・・ 海慣れしていないのか、普段着のままって雰囲気でした。

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見かけた観光客は、私たちを含めて10人ほど。そんなにビーチにはいなかったので、水着姿の私たちは、とっても目立ってたみたい。。。

インドの西岸、アラビア海での初泳ぎ。インド人の水着姿に目が釘付けになりました。次は、「南インド最高」といわれているコヴァーラムビーチ[Kovalam Beach]が待っています。

たかさん♀

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2006年10月23日
●列車に揺られて、36時間

広いインドの移動手段は、列車。
もちろん、バスもあるんですが、狭いシートでの長時間乗車は精神的にきついものがありますし、列車といっても安いので気軽に乗れるのが魅力。

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ムンバイにはじめて鉄道が走ったのは、今から150年前という歴史があり、インド国内を網目のように走る総線路距離、6万3千キロという長さ(世界第2位。1位は中国)がある。インドは、立派な鉄道王国なんですね!

コルカタ−ヴァナラシ間、14時間。ヴァナラシ−カジュラーホー(途中のサトナまで)間、8.5時間。カジュラーホー(途中のジャンシーから)−アーグラー間、3.5時間を体験し、この度、アーグラー−ゴア間の36時間を列車内で過ごしてきました。1日半です!長いなぁ〜

と言っても、シベリア鉄道(ロシア)では3泊4日タンザン鉄道(ザンビア−タンザニア間)でも2泊3日を体験しているので、それらに比べると、36時間は短いほうなんですが、密室に閉じ込められるような時間は、少ない方がいいですね。

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さて、インドの列車には、7つのクラスがあります。日本の特急列車だったら、グリーン車、指定席、自由席といった感じで3つのクラスだと思うんですが、インドの列車は、それが7種類。大きく分けて、エアコン付とエアコンなし(ファン)に別れていて、さらに座席指定とか、シートの形式とかに細かく分かれていきます。

窓口で行き先を告げると、エアコンなしの2等寝台「SLEEPER CLASS」になります。もちろん、それ以外のクラスも取れるんですが、基本はこの2等寝台。蒸し暑いインドの旅なので、エアコン有のほうがよさそうにも思っていたんですけど、エアコン車両は、3倍近くの料金がかかったり、エアコン車両の夜は寒すぎるという話も聞いたので、結果的には、その2等寝台がベターなのであります。

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寝台の形式は、ちょっと変わっていて、日本の夜行列車(ブルートレインなど)に例えると、A寝台とB寝台の両方が混ざった感じ。。。

A寝台は、車両の中央に通路が通ってあって、その左右に2段ベッドが縦(通路と平行)に並んでいるタイプ。B寝台は、通路が窓側にあり、ベッドが横(通路と直角)に並んでいるタイプ。混ざるとどうなるかと言いますと、

通路を挟んだ片側には、A寝台のように縦にベッドがあり、もう片側には、B寝台のように横にベッドが並んでいる・・・。ということで、ひとつの車両で寝られる人の数は、日本の寝台客車と比べるとかなり多いんです! ううん〜 おかげで人口密度が高い!!

見た目の話なんですが、インドの線路幅って、日本の線路幅よりも広い気がするんです。だから、きっと客車の幅も広いと思うんですね。そう考えると、ベッドの数がたくさんあってもおかしくはないんですが・・・ 身長183センチの僕の身体では、残念ながら足が通路に出てしまいます。だから、ちょっとくの字に曲げながら睡眠です。

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寝台車両。

でも、シーツや枕などの寝具はまったくありません。皮のベッドの上に雑魚寝状態、、、シベリア鉄道やタンザン鉄では、寝具はバッチリ用意されていたんですが、インドの寝台では別の話。なんか上に羽織るものはないのかねぇ? はじめは、そんなことを思っていたんですが、数を重ねればそれも慣れてくるんですよね。横になって、タオルで目を顔を隠せばあっという間に夢の中へ・・・


乗客のほぼ全員が持っていると思う必需品があります。列車の旅では、欠かせないものなんですね。なんだと思いますか?

チェーンとカギです。

盗難防止のチェーンを座席や柱にくくりつけてカギでしめるんですね。外国人だけではなく、インド人も当たり前のように対策をしています。実際に、盗難現場を目にしたわけじゃありませんが、そういった自衛策は必要なんですね。もちろん僕らも愛用しています。

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そんな2等寝台が当たり前になりつつあったんですが、一度、「予約席を取るなら2時間後」といわれて、それまで待つのがイヤだったので、2等自由席に乗りました。カジュラーホーのそばにあるジャンシーからアーグラーまでの3.5時間だったんですが、体験しました! 自由席!!

この自由席は、通称、「すし詰め車両」!

もうスペースがあれば、どんどん人が入っていきます、入ってきます。ひとり用席に、2人、3人は当たり前に座っているし、荷台スペースらしき、網棚も人でぎっしり。特に外国人の僕らが乗っていると、もう珍しいようで、ジロジロジロジロぉ〜 視線の嵐、注目の的です! 庶民的な人が多くて、道中楽しかったりすんですが、人との接触が多くて、なかなかゆっくりできない気もしますね〜

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それぞれのクラスにそれぞれの物語があるような気がするインドの列車。36時間の長旅対策として、今回購入したのは、「SUDOKU」! 70問もついて30ルピーという安さなんです。退屈しのぎには最高でした!

チェンナイ(マドラス)−コルカタ間、27時間がインド最後の列車移動となります。その道中は、どんな列車旅をするのでしょうか? またそれも楽しみです。

きょうさん♂

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2006年10月20日
●タージ・マハル。白い墓

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インドのアーグラーにあるタージ・マハル[Taj Mahal]は、白大理石で作られたお墓。「世界で最も美しい建築物」と 言われています。

個人的に、ドイツにあるノイシュヴァンシュタイン城と同じくらい見てみたかった建造物! そんな、インドを代表する観光地を訪れました。

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タージ・マハルの形は知っていたんですが、そもそもお墓として作られたとは、知りませんでした!

タージ・マハルは、“愛の表現”!?

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17世紀。北インドを支配していたイスラム教徒の王朝、ムガル帝国。その第5代皇帝シャー・ジャハーン[Shah Jahan]が、愛する奥さん、ムムターズ・マハルの死 を悲しみ、ムガル帝国の国力を傾けてまで、その愛を表現しようとして建設したのが、タージ・マハル。

タージ・マハルという名前は、奥さんの名前「ムムターズ・マハル」が変化したものだそうです。

ロマンチックですよね〜

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暑さを避けるため、6時の開門と同時に入場。すでに大勢の観光客がやってきています。

大きな正門をくぐると、正面にタージ・マハル! 朝陽に照らされる前のタージマハルは、白っぽいというより、幻想的な、それでいて、やさしい雰囲気に感じました。

ここがシャッターポイント!とばかりに、皆、池に写るタージ・マハルを撮っています。でも、庭園を中ほどまで進むと、そこも白大理石の空間があるので、そこからの写真のほうが近くきれいに撮れる気がします。

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どんどん接近していくタージ・マハル。

インドのイスラム建築の最高峰と言われるだけあって、この優雅な造りには圧倒されます。モスクでおなじみの丸いドーム。この玉ねぎのような曲線はとても美しい! そして周りに建つ4本のミナレット(塔)が、タージ・マハルの空間に広がりを感じさせてくれる気がします。通常は、ミナレットの上から礼拝の呼びかけをするんですが、タージ・マハルの場合は、装飾的な意味合いが強いそうです。

靴を脱いで、大理石の床を歩いてみます。まだ朝一番であるせいか、肌寒い気がするんですが、1時間も経てば、この床が気持ちいい!暑さをやわらげてくれるんです。寝っころがってくつろぎたい気分になりました。

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建物の側面には、若草模様のような装飾も描かれています。近くのお土産店で、頻繁に「タージ・マハル模様」と言われるので、すぐに分かると思います。そして、懐かしのエジプトを思い出す、アラビア文字も書かれています。

ヒンドゥー教に触れたと思えば、仏教があったり、こうしてイスラム教を感じることができ(南下すればキリスト教)、インドには多くの宗教を見ることができます。

決して宮殿ではないので、派手派手しい様子はまったくありません。もちろん、お墓であるということもありますし、奥さんを愛する皇帝シャー・ジャハーンの上品なセンスが伝わってくる気がします。

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それにしても、タージ・マハルの建設にかかった年月、およそ22年。1653年に完成して、その5年後にシャー・ジャハーンは死んだそうなので、奥さんが死んでからの余生は、タージ・マハルとともに生きていたともいえます。


「私が死んだら、こんなん建ててくれる?」

と、たかさん。いやいや、そんなお金があったら、生きている間に使うでしょ〜と、ふたり納得。死んでからのお金の遣い方に興味がないので、その分、一度きりの人生に投資しようと思うのです。


時間が経つと、日が昇り、白さがどんどんと際立ってくるタージ・マハル。サリーに身を包んだ女性たちが、続々と訪れて来ているのでした。


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【タージ・マハル観光ガイド】

・入場料、750ルピー(約2,025円)
・6時前には行列。一番乗り希望なら、5時半位。
・入口では男女別に厳重なボディチェック。携帯電話の充電器などの電子機器や電卓、ペンライト、カメラ三脚は持込不可。無料の預り所あり。
・この時期、6時20分ころ、タージマハル向かって右側(東)より日の出。
・タージ・マハルの北側にヤムナー河が流れていますが、その対岸から見るタージ・マハルも美しい。特に日没直後、川に写ったタージ・マハルを眺めていると心が洗われる気がします。対岸へは、タージ・マハル横から渡し船、もしくはオートリクシャーで。僕らはオートリクシャー利用で片道20分。帰りに、お土産店2ヶ所へ立ち寄りする条件で1台50ルピーでした。


きょうさん♂

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2006年10月18日
●カジュラーホーの彫刻美

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「官能的」。
「エロティック」。

カジュラーホー[Khajuraho]にあるヒンドゥー寺院の特徴をどのような言葉で表現したらいいのか、実に戸惑います。。。

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先日出会ったインド人に、「インドのどこへ行ったのか?」と聞かれ、「カジュラーホーへ行ったよ」と答えると、笑顔で「セックスの彫刻は見たか?すごいだろ!?」と言っていたので、その言葉が的を得ているのかもしれません。

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世界遺産の雑誌で見かけたカジュラーホーの建築物。
ミトゥナ像(男女交合像)、天女像がどのように表されているのか、スケベな心を丸出しにして見に行ってみました。

カジュラーホーの寺院群は、3つのエリアに分かれています。メインが西群。ほかに、東群、南群とあります。西群へ、入場料5ドル(もしくは250ルピー。大差ありませんが、最近のレートでは米ドルのほうがお得)で入ると、東群、南群へは無料で見学することができます。

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西群は、ざっと野球場くらいの広さ。その中に、寺院とお堂が9つあります。一見似たような形に見える寺院なんですが、外壁に刻まれた彫刻は、どれも異なります。

暑い日差しに照らされながら、ペットボトルの水を片手に見ていくわけですが、遠目から見ても、はっきりとは分かりません、何が彫られているかは。それくらい、バランスの整った建物といった印象です。

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寺院を埋め尽くす彫刻のすべてが、エッチなわけではなく、8割くらいは、行列など当時の人々の暮らしも表現されています。

ただ、「カジュラーホーの寺院は官能的・・・」というイメージが強いため、どうもそういう彫刻を探してしまう自分がいました(笑)。

気になるのは、

(どうしてこのような彫刻が彫られたのか?)

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それは、当時の北インドで広がっていた“タントラ”の影響が強いらしい。“タントラ”とは、ヒンドゥー教の2大神のひとつ「シバ神」(もうひとつは、ビシュヌ神)の妃である女神たちの性力を信仰する聖典。

女神が持つ性力こそが、宇宙をなりたたせる根源的な力であり、人類の救済はこれによってなされる、としていたそうです。そんな神的な意識を得るための方法のひとつが、性的儀礼。。。

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んんん・・・何だか難しく感じますが、「性的な結合そのものが、神聖視されていた時代」。人間と馬の交尾の様子まで彫刻にあるんですから、そういうこともしていたと思われます。。。いやぁ〜 それってどうなんでしょうか?(と、想像)。


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エジプトで見ることができた遺跡の数々では、石の技術を目の当たりにしました。ここカジュラーホーの寺院群も同じ石の技術。これらの寺院が建てられたのは、950〜1050年の間、およそ100年間だそうです。当時、日本は平安時代の後期でありますから、国が違えば、建てているものも違いますね。

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どの彫刻も無表情だなぁ〜 と思ったり、正面を向くゾウが整列している中に、一頭だけ横を向いて人の交尾をのぞき見していたり、ユーモラスな雰囲気も感じさせてくれる寺院群。

行かれる方は、帽子、サングラス、水分などが必須の暑さ対策です。じっくりと見て回ってくださいね!

きょうさん♂

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2006年10月14日
●生死を考えるガンジス河



ヒンドゥー語で「ガンガー」と呼ばれるガンジス河。

ガンジス河の光景をきょうさんに見せたくて、7年ぶりにやってきました。

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コルカタから夜行列車に乗って14時間。ヴァラナシ駅に着きます。そこから、サイクルリクシャー(自転車の後部にふたり乗りの荷台がついている三輪車)に乗って、ガンジス河の近くまで行こうと思っていたんです。そしたら、ヴァラナシ駅で出迎えてくれた、多くのリクシャーたちのボッタクリ攻撃が始まったんです。

サイクルリクシャーの相場は、20ルピー(約54円)と聞いていたんですが、「50ルピー」ばっかり。ほかのサイクルリクシャーに頼もうと想っても、グルになって、みんな「50ルピー」。

そんな戦いに疲れ、私は今回も大声を張り上げてしまった、、、

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確か、7年前も同じように、怒り、怒鳴ってしまった私を覚えています。ということは・・・、7年前から、あんまり成長していないんかなぁ〜

「まぁ〜 まぁ〜」と、横でなだめてくれるきょうさん。はじめてなのに、なぜか、そんなインド人と紛れては、楽しそう。。。


そんなこんなで、ようやく20ルピーのサイクルリクシャーに乗って、たどり着いたガンジス河。

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きょうさんは、はじめてみる光景にビックリしたみたい。私も、相変わらずの汚さを感じつつ、ここにやはり特別の空気が流れているように見えました。

ガンジス河のそばでは、夜にプージャー(礼拝)が行われています。太鼓などの音とともに演じられるまるで炎のショー。熱そう・・・ なんて感じつつも、礼拝と聞いて、じっと見守っていました。24時間、賑やかなガンジス河です。

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翌朝、ガンジス河越しに昇る日の出が観たくて、ボートに乗りました。早朝は、観光客向けにボートも無数に用意されている様子。私たちは、ふたりでボートに乗せてもらってガンジス河を遊覧しました。

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地平線から昇ってくる、真っ赤な朝陽。ガンジス河の湖面をピンク色に染める光景を目に焼き付けていました。ガンジス河沿いにつづくガートを見るには、こうやってボートに乗って眺めるのが一番いいように思います。

早朝からガンジス河で沐浴している人々。みんな、家族や友人の幸せを願って、沐浴しているんだと思います。

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その日の午後、火葬場へ行きました。

ヒンドゥー教では、ガンジス河の聖なる水で沐浴すれば、すべての罪は浄められ、遺灰がガンジス河に流されると、輪廻からの解脱を得るといわれています。

ヴァラナシに、年間100万人を超える巡礼者が訪れ、その中には、ここで死ぬことを目的としている人さえいるんです。

そんな最高の、幸せな死に方をした、ヒンドゥー教の人々の葬儀が、この火葬場で、私たちの目の前で行われています。

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竹で作られた担架に運ばれてくる死体。死体には派手な布がかぶせられ、いったんガンジス河の水に浸したあと、火葬場に組まれた薪木の上に載せられます。

死体の上にも薪木が重ねられ、火を点火。しばらくすると、バチバチと音を立てながら、組み木が燃え上がっていきます。もちろん、白い布でぐるぐるに巻かれた死体は、あっという間に墨で黒くなり、時間が経つごとに形を失っていきます。

丸い頭蓋骨が見えたり、大腿骨が飛び出てきたり、あばら骨に残るまばらな肉が見えたり。最後まできちんと燃えるように、焼ける死体を竹竿で突つき、動かしながら、3〜4時間ほどで、死体は灰だけになります。

喪主さんらしき人が、残った灰の大きな部分をガンジス河へ投げ、ガンジス河の水を素焼きのつぼですくい、くすぶっている灰の上に5回まいていました。

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すべてがそうやって焼かれるわけではなく、ボートに運ばれ、ガンジス河の中ほどで重石と一緒に投げ込まれる死体もありました。

そんな光景に取り付かれたように、私たちは見入っていました。一体どのくらいの時間が経っていたんでしょうか? きっと3時間くらいは、見ていたと思います。

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7年前も同じように、私はずっと見ていたんですが、あの時は、この光景にビックリしたのと、ヒンドゥー教の輪廻回生の意味をずっと考えていたような気がします。

火葬場のすぐ横では、牛が、まるで温泉に浸かっているような感じで、ガンジス河に浸っていたり、その横では人々が洗濯をしています。また、その横では、沐浴している人がいて、楽しそうに遊んでいる子どもたちがいます。

そんな、生と死が一緒になったガンジス河。

じっと眺めていて、気づいたら涙が出ていました。

今回は、きょうさんと一緒に見て、しっかり生きて、幸せに死んでいきたいと思っていました。

死んだ人が悲しいから涙が出ていたんじゃない。きっと、死者たちの顔が、最高の幸せをつかみ、喜んでガンジス河で死んでいくように見えて、涙が出たんだと思います。

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ここに来ると、生と死について本当に考えさせられます。

何度も手を合わせ、お宿の前では。塩で自分たちの体をお清めしました。そんな私は、やはり仏教徒なんですね。

塩でお清めしている姿をインド人が見て、日本人がそんなことをしているのは、初めてみたよ!と驚いていました。こんなことしている人、いないのかなぁ??


ゆっくりと流れるガンジス河。

ここは、いろいろ考えさせてくれる聖なるガンジス河ですね。

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たかさん♀

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2006年10月13日
●インド訪問、第一印象。

(インドって、どんな国なんだろう?)

期待と不安、そしてたかさんからのメッセージを感じながら、僕ははじめてのインドのコルカタに降り立ちました。

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(これが、カレーの匂いなのか?)

韓国に着くと、キムチの匂いがするといいますが、ここインドにも、特別のにおいを感じます(ちなみに、韓国同様、悪臭ではありません、ご安心を!)。

出国審査を終え、ターンテーブルで荷物を取り、空港の建物を出て迎えてくれたのは、タクシーの客引きさんたちでした。その数、ざっと15人!夕方5時すぎという時間帯と考えれば、多い方なのかもしれません。

「タクシー?」
「サダルストリート?」 「安い値段で行くよ?」

誰が言っているのか分からないほど、左から、右から、矢継ぎ早に言葉が飛んできます。まぁ、バスよりタクシーのほうがいいと思っていたし、サダルストリートへ行く安いタクシーは大歓迎なんですが、中にはこんな声も聞こえてきます。

「ニホンジン!?」

(正解!)と心で思いつつ、(国籍は関係ないやろっ)とツッコミ。

「ナマエ ハ ナンデスカ?」

(いやいや、まだ自己紹介するには早いやろぉ?)

日本語を話してくれるのはありがたいですが、どうもいきなりの日本語は、“怪しいモード”が作動してしまいます。

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機内で出会った日本人大学生ふたり、それに韓国人とも、安宿が集まるサダルストリートへ向かうので、僕らと一緒に5人でタクシーに乗ることになりました(交渉の末、1台260Rs/約702円)。

英語を話さないタクシードライバーさん。(身体が大き目ということで)助手席に座らせてもらった僕は、彼のドライビングテクニックにおびえつつ、(これがインドなんやぁー)と感じるのです。

動き出して、わずか10秒後にクラクションが鳴ったと思ったら、そこから鳴りっぱなし!!ピィー ピッピィ〜!!(プー!と書こうと思ったけど、かなり耳障りなので、ピーのほうがイメージに合います)

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コルカタ空港からサダルストリートまでの道は、片側2〜3車線分。というのも、車線が引かれているわけではなく、車幅を意識して走っている車もいっさいないので、隙間さえあれば右に左に車を動かすような感じで進んでいくんです。そりゃ、クラクション、鳴りっぱなしですわぁ〜

エジプトの交通事情もかなり激しかったですが、ここカルカッタもかなりの迫力!タクシーだけではなく、一般乗用車、それにバスもそんな様子で走っているんですから、車内でゆっくり会話をする気にもなれませんでした。

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そんな耳障りのクラクションにインドを感じる一方、排気ガスなどの空気は、ウワサどおり汚れています、、、どんよりと、雨雲に覆われたような暗さは、怖いイメージさえも感じてしまいました。窓を閉めれば多少マシかもしれませんが、なんせ暑いので、窓は開けないと耐えられない。

なので、車中に入り込む汚れた空気を避けるため、タオルで鼻を口を隠しながらの走行でした。

僕は、高校時代に鼻腔の手術をしたほど、鼻呼吸が苦手で、もっぱら口呼吸なんです。タバコの煙に囲まれるのも苦手な性質なので、この空気の元では暮らしていけない、、、と思っちゃいました。


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タクシーが信号待ちで止まっていると、前から物乞い人がやってきました。狭い車間を縫うように、1台、1台と窓ガラスをノックしています。

何もはじめてみる光景ではなく、この旅中で幾度と遭遇してきたことです。ただ、何かが違う・・・。


あっ!

右腕がない・・・。

10代半ばの彼の身体は、右肩から何も出ていませんでした。そして、左腕いっぽ・・・

左腕は、手首まで。僕が当たり前のように持っている手のひらを、彼は持っていなかったのです。それでも淡々と歩き、慣れた様子で窓ガラスを叩いていっています。

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(こ、これがインドなのか・・・)

僕は、胸に抱えていたカメラを持つ手が、固まってしまっていました、、、 やがて、僕らのタクシーにやってきました。

物乞いさんがやってきたら僕は、「No」と手や首を振ったり、「あげない」と言ったりします。でも、彼が窓ガラスを叩いてきたとき、僕は、怖くて、彼の顔を見ることができませんでした。無視してしまっていたのです。


「きょうさん、まだまだやで」

(この光景だけで驚いていたら、インドは旅できないよ)という感じのたかさん。(たかさんは強い人だ)と思うと同時に、自分の弱さを感じた瞬間でもありました。


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40分でサダルストリートに到着。想像していたよりも狭い道幅のサダルストリート。いたるところでチャイを勧めてくれます。人力車やタクシーに乗らないか? 明日はどこへ行くのか? 誘ってくる人でいっぱいです。

この人たちに、見栄や恥ずかしさってのを持たないんやろうなぁ・・・そんなことを思います。自分たちが生きていくために、お金を得るために、貪欲に生きているように感じました。

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『地球の歩き方』が買いたくて、サダルストリートの古本屋さんを何軒か探し回ったんですが、なかなか見つかりません。それでも、「ほかのガイドブックならあるよ」「古くても内容は変わってないよ」と熱心に勧めてきます。そして簡単には値引かない! かなりフッかけてきているんだろうと思いますが、商売上手な雰囲気が感じられました。

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それにしても、よく見られます。

注目される、というんでしょうか?

僕らが動物園のおりに入って、インドの人たちは、おりの外から見ている様子。じっと見つめられると、

(そんなに見んどいてぇ〜)とお願いしたくなるんですが、時に、ひそひそ話をしていたり、笑っていたりされると、ムカついてもきます。


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僕らは、今からおよそ1ヶ月間のインドめぐり、また、ここコルカタに戻ってきます。そのとき、人々の雰囲気や同じ騒音を聞いて、自分たちがどう感じているのか、その感じ方は変わっているのか、それが、とても楽しみです。僕は、貪欲に、インドを見て行きます!

きょうさん♂

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