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世界を旅しています!
きょうさん、たかさん
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2006年07月25日 |
●ルーマニアへの投資断念
ルーマニアでの滞在期間は2ヶ月になりました。こんなに長く滞在したのは旅に出発してからはじめてのこと。おかげでたっぷりとエネルギー補給ができました!
ルーマニアで私たちが抱いた夢は「ペンション経営」でした。日本人経営のバックパッカー宿は知る限りなかったので挑戦してみたかったんです。
しかし、観光客の少なさを考えると事業として行うには厳しいと判断しました。また、少ない資産で探す不動産が見つからなかったことも要因のひとつです。
「いつかペンション経営がしたい!」
夢を修正した私たちは、将来どこかの国でペンション経営ができるように、「資産を増やす」ために土地探しをすることにしました。
建物という目に見えるものでも判断は難しいのに、何も野原や、草原、森の中、そんな土地を見続けるのは、想像力の乏しい私たちにはそう簡単なことではなかったんです。
それでも実際に訪ねた土地、21ヶ所。
情報もだんだんと増え、2年後に価値が上がる不動産の様子もイメージできるようになっていたんです。
しかし・・・
不動産購入にかかる費用、会社設立にかかる費用、会計士さんへの費用、税金など、あらかじめ見積もっていた諸経費があったんですが、実際にはそれ以上の経費がかかることになってしまい、今回は断念することにしました、、、
ルーマニアに滞在する日を重ねるごとに、来年のEU加盟のこともあり「これから発展していく国」という印象を感じていました。アジアなどの発展途上国が持っているエネルギーによく似ているような気がしていたんです。
ルーマニアは日本から遠い国でもあり、来るまではあまりイメージがなかったんです。それでも、人口の増加や土地の価格が上がるにつれて、外国からの投資が増えています。日産をはじめ、ベンツ、BMWといった車メーカーの支店も多く、首都ブカレスト以外でも外国資本を感じます。
大きなショッピングモールやスーパーマーケットがいくつも建築されていたり、今後も高速道路の建設が決まっていたり、ルーマニア国内もどんどん活性化されていく予感がありました。
新しい家やマンションが増え、市内エリアが拡大していく様子を感じ、「この国は数年後にもっと発展するだろう」そんなことを思っていたんです。
私は、エネルギーの高い国が大好きです。
中国が好きなのも、中国人の「どんどん発展するぞ!」みたいな意欲を肌で感じられるからです。
ガツガツした根性みたいなエネルギーを感じる中国と比べて、ルーマニアは、西欧を見習えというような上品な雰囲気なんですが、ルーマニア人ひとりひとりの質の高さを感じます。
ルーマニア人若者の90%は英語が話せたり、日本語など語学学習をしている学生も多くいます。自己成長を意識しているというか、向上心を感じていたんです・・・。
「投資にかかる必要経費」。
「やりたければ・・・」「夢に向かうのならば・・・」とことん投資して何としてでも土地を購入!」そんな考えも検討してみたんですが、もともと少ない金額で行う投資でしたので、そこまでは踏み込むことができませんでした。
異国の地で不動産(土地)探しをするという経験ができたことは貴重なことですが、一方で根本的な確認を怠ってしまっていた反省もあります。
ルーマニアに長く滞在したことで、この国が好きになり、「ぜひ土地購入したい!」と思っていただけに、残念で仕方がありません、、、
この期間ずっとお世話になっていた日本人ファミリーとの素晴らしいご縁に感謝し、この経験を今後に活かしていきたいと強く思っています。
たかさん♀
●
「土地が見つかっても、見つからなくても、旅はつづける」。
そう決めていたので、土地が見つからないことも想定はしていたんです。でもこうして何も成果が得られない現状をみると、なんとも空しい気持ちです。
再出発のときから、EU加盟を目前としたブルガリアでの起業チャンスをねらっていました。ブルガリアが厳しいと判断したあとは、ルーマニアへ焦点を変更。それも結果的にこうして形を残せず、胸を締め付けるように悲しいです。
ただ、海外という不慣れな地で行動を起こすことの難しさを知り、今後の課題を得ることができました。また長期滞在できたことで運動したり、体調面を整えることができたりしことも成果といえます。何より、毎日新メニューに挑戦してくれていたたかさんの料理に、ごっつあん感激です!
私たちは、旅をつづけます。
今後の方向性はまったくの白紙で、正直、燃え尽き症候群のような脱力感があります。でも、ゆっくりできない気持ちがあったり、旅をつづけることでエネルギーを回復させたい気持ちがあったりで、まずは前へ進んでいきたいと思っています。
目指すは、フランスリヨンに泊めてあるマツダの「せかたび」号。車の旅が再開します。それまで無事にリヨンに着きますように!
きょうさん♂
今日も読んでいただきありがとうございます♪
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2006年07月23日 |
●ルーマニア土地探し状況
ボクらが見に行った土地は、21ヶ所。
クルージナポカの街を中心に東西南北、多岐に渡っていました。
最初は、どこがどんな雰囲気なのか分からないので、予算に合う物件のところへ連れて行ってもらうだけだったんです。
予算、20,000ユーロ(約300万円)。
小額の予算に、門前払いされたこともありましたが、予想以上に売りに出されている物件の数はありました。
(こりゃぁ、買えるかも!)
期待は膨らんでいきましたが、土地を買う基準を決め切れていなかったんです。
(A) 1u=10ユーロ ×2,000u の土地
(B) 1u=40ユーロ × 500u の土地
どちらも、20,000ユーロになりますが、場所がまったく違います。
(A)の土地は安く広く買えるけど、クルージナポカの街からかなり離れる田舎。田園地帯だったりします。数年後、価値は倍になるだろうけど、売れるかな?そんな印象です。
一方、(B)の土地は、街の中心に近い場所にあります。向こう三軒両隣と家が建ち並んでいたり、発展していく街の様子を感じました。買い手がすぐにつきそうな印象です。でも、倍になるほど、利幅は見込めない。
どちらにしても、不動産価値が上がることは信じられるんですが、自分たちの方向性は絞りきれていませんでした。
そんなとき、情報が入ってきた土地は・・・
1u=7ユーロ ×2,900uの土地でした。
1u=7ユーロ の安さなのに、田舎にあるわけでもなく、街の中心に近い場所。これは数年後に価値が上がり、買い手がつくことも想像できる土地だったんです。
サッカー場みたいな広さの土地を見ていると、一度に2,00uをうらなくても、いくつかに切り分けて販売してもいいかも?そんな売りに出すときのことまで考えていたんです。
興味あり!
と、いざ不動産会社へ土地の詳細について照合すると!
どうやら前オーナーの所有かどうかがはっきりしていない土地だったんです。あやしいぃ、、、
ルーマニアで登記簿謄本が無い土地なんて珍しいのに、それをいかにも正当な理由をつけて販売してくる。。。あぁこわぁ〜 でも、ルーマニア人同士では登記簿謄本なしでの売買もされているようなので、問題は無いかもしれないんですが、初体験のボクらとしてはこわい話です。
熱心に営業してくる不動産会社でしたが、結局、丁重にお断りすることにしました。
この不動産会社に限らず、ルーマニアの不動産会社は熱心です。少しでも興味があるサインを示すと、何度も電話をかけてきます。
言ってくるセリフは・・・
「ほかに買いたいと言っている人がいる」。こりゃ、日本でもよくある話かもしれませんね。そんなセリフは無視したいんですが、少ない予算で探している立場としては、(わぁ〜 これ失ったらどうしよう・・・)って思ってしまうんですから、カケヒキと知っていても有効かもしれません。
そんなこんなで、初心者の土地探しは、不慣れな海外でしかも口達者なルーマニア不動産営業マンにもまれながら、経験を重ねていっていたんです。
次回は、無念の結末報告です。
きょうさん♂
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2006年07月16日 |
●テニスでリフレッシュ?
ダイエットを意識する生活にも慣れてきました。
早起きして、近所をお散歩したり、坂道ダッシュしたり、なわ跳びしたり体を動かすようにしています。それでもなかなか体重は減らないんですよね。
「肉を減らして野菜を・・・」
そんなことを考えてたかさんが作ってくれているんですが、野菜に変わってもたっぷり食べる量が変わらないので、朝に一時間くらい運動した程度では減量にはならないようです。
それならば、汗を思いっきりかこう!
とお世話になっているご主人さんとたかさんと三人でテニスをすることに!
立派なテニスコートが街中にあるんですよ。
でも、土曜日の昼だというのに、9面あるコートは空っぽ。おかげで好きなところを使わせてもらうことができました(←入口から一番近いコート)。
高校時代は、軟式庭球部。しかしそれ以降は、軟式庭球に触れることなく、たんまに硬式テニスをするくらい。前会社の同僚さんはテニスのセミプロなんです。2月の一時帰国の時には教えてもらったりしたんです。
それ以来のスポーツ。
ネットを越えてやってくるボールの距離感がつかめない、、、
ラケットの面もどっち向いているのか分からない、、、
ラリーには程遠かったですが、こうして体を動かして汗を流せるのは気持ちがいいことですね。テニス後は、体重が2キロ減っていました(すぐ戻ったけど・・・)。
昼12時からのテニス。突き刺すような日差しが痛かったぁ〜
きょうさん♂
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2006年07月12日 |
●ルーマニア銀行口座開設
ルーマニアでの「土地探し」をつづけています。
ルーマニアでは、個人名義で土地を購入することができず、会社名義でなければ買えません。そして契約の際には、銀行口座を通じて金額を支払うため、ルーマニアの銀行口座を作っておく必要があります。
さらに会社名義の銀行口座を作る前には、個人名義の口座を持っておかねばならず、今日は個人名義の銀行口座を開設しに行きました。
言葉で書くとややこしいですが、簡単に言うと、
【個人口座を開設】
↓
【法人口座を開設】
↓
【法人口座を通じて土地代金の支払い】
そんな流れです。日本語を話す通訳さんと一緒にクルージナポカ[Cluj Napoka]の街でひと際目立つ「BRD銀行」へ口座開設へ行きました。フランス系の「BRD銀行」。低い建物が多いクルージナポカ街の中で、ここだけが日本の高層ビルのような高さです。
銀行口座を開設するとなると、興味を持つのが「金利」。
日本の銀行の金利って、何%でしたっけ? と三菱東京UFJ銀行の円金利を調べてみると、普通預金で年0.001%。一番金利が高いもので、大口10年定期の年0.65%。
年間100万円預けて利息が10円。大口10年定期でも6,500円という計算になります。ではルーマニアの場合はどうでしょうか?
この「BRD銀行」の金利は、年0.25%。100万円預けると2,500円の利息になります。
さらに定期預金になると、2.5%〜5%(預入期間によって異なる)にもなるんです!
これは銀行口座を持つだけでも有益ですね。
ルーマニアという異国の地の銀行事情。日本と違っていて当然なんですが、ほかにも違う点がいくつかあります。
まず口座を作ると毎月0.5ユーロの口座維持料かかります。これは預入金額にかかわらず必要なもので、口座を使っても使わなくても毎月75円ほど払わなきゃならないということです。
それから引き出し手数料0.5%もかかります。ATMも同じく0.5%。自分の口座だから無料で使えるというわけではないんですよね。営業時間内だから、タダってこともありません。
そうそう、営業時間といえばルーマニアの銀行の閉店時間は18時。午後に慌てて行って、行列に並ぶ必要がないのはうれしいことですね。
何かと手数料がかかるのはBRD銀行だけでなく、どの銀行でも同じらしい。もっと言えば、ルーマニアだけではなくヨーロッパの国ではこのような手数料は当たり前のことのようです。
いろいろ手数料がかかるからこそ、こんなに大きなビルも建てられるんだろうなぁ〜と思っちゃいます。働く人の給料もさぞかし高いだろう・・・と通訳さんに聞いてみると、意外や意外っ!500ユーロ〜700ユーロですって。一週間の給与じゃないですよ。一ヶ月のお給料です!
それでも、ルーマニアでは弁護士やお医者さんと同様、地位の高い職業に挙げられる銀行員なので、ルーマニアの物価の安さが感じられる話でした。
手数料があまりかからない日本の銀行はうれしいけど、手数料を取っていたら「銀行の合併」なんてそんなに起こらんかったんかなぁー と感じています。
無事に手続きが終了。
ポケットティッシュはくれませんでしたが、素敵な笑顔をもらって帰路へ。次は法人口座の開設です。
◆日本の銀行と比べてルーマニアの銀行のうれしい点
・普通預金の年利0.25%
・定期預金の年利2.5〜5%
・営業時間が18時まで
◆日本の銀行と比べてルーマニアの銀行のイヤな点
・口座維持手数料毎月0.5ユーロ
・引き出し手数料(ATM共通)1回0.5%
・口座開設最低預金20ユーロ
・キャッシュカード作成料5ユーロ
・インターネットバンキング毎月1ユーロ
きょうさん♂
今日も読んでいただきありがとうございます♪
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2006年07月10日 |
●ルーマニアでの土地探し
「ルーマニア第2の都市」とも言われる北部トランシルヴァニア地方のクルージナポカ[Cluj Napoka]。ここで「土地探し」をはじめています。
将来「どこかの国でペンション経営」をしたいという夢に向かっての資産づくり。不動産を買ったことがなければ知識もない素人。いくらルーマニアがEU加盟間近といっても、ヘタな買い物をしてしまったら、取り返しがつかなくなるかもしれません。
「可能性を探ってみよう!」
今の段階はそんな気持ちなので、まずは土地を見てイメージを膨らましてみるつもりです。
異国の地での土地探し。はじめは不動産会社を訪問して、希望を伝えて調べてもらい、連れて行ってもらっていたんですが、どうも効率が悪い。
20,000ユーロ(約290万円)というボクらにとっては大金ですが、不動産屋にとってはそれほどでもないかもしれません。飛び込みのお客のボクへの対応は冷たく、情報も得られず、時間の無駄を感じていたんです。もっと効率がいい方法はないだろうか?
そこで次に選んだのが「まずは電話しよう作戦」。
電話帳に載っている不動産屋へ片っ端から電話をして、条件を伝えて、予算に合う土地があれば見に行けるよう頼むこと。なければ折り返し電話連絡をもらうように依頼。この作戦はなかなか成功。不動産屋へ行く手間も省けて、かなりの情報が得られました。
これまで見に行った土地、14ヶ所。
クルージナポカを中心に東西南北のエリアを見ながら、
(どのエリアが発達するんだろうか?)
(住宅の建築ラッシュだなぁー)
(こんな草原の中で買う人いるんだろうか?)
(道はガタガタやなぁ〜)
(この果物の木はどうするんやろう?)
いろんな疑問を感じたたり、素人なりの予測をしてみたり、そんな勉強をつづけています。
予算20,000ユーロで買える土地を考えてみると、
10ユーロ/u の土地を、2,000u。
40ユーロ/u の土地を、 500u。
だいたい、この間になります。
もちろん、5ユーロ/u の土地もあるけど、ド田舎にあって、何年待たなきゃならないの?となります。逆に、50ユーロ/u の土地は面積が400uとなって小さいので、売りにくい(買い手が買いにくい)。
なので、10ユーロ/u 〜 40ユーロ/u の間で探しています。
さすがにドライブを繰り返していると、クルージナポカの地理が分かってきます。
これで、どこの土地が数年後に一番上昇するかが分かれば決めやすいんですがね、、、
少ないと思っていた予算ですが、買える土地はたくさんありそう・・・それが今のところの成果です。
きょうさん♂
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2006年07月09日 |
●クリームコロッケ大作戦
日本人ファミリー宅でお世話になってすでに一ヶ月が経ちます。
子どもたち三人が夏休みということもあって、お母さんと子どもたちは日本へ帰国中。最新情報によると、日本で日本食三昧だそうです。焼肉、お寿司、みたらし団子・・・。
そんなこんなで、お仕事があるお父さんと私ときょうさんの三人で、共同生活をしています。
家事全般は、私の担当。久しぶりの主婦業です。苦手な主婦業なんですが、これをいい機会と思い、日本では作ったことのない料理に挑戦中!
小麦粉から作るクリームシチュー、餃子、そして昨日は、クリームコロッケを作りました。
ホワイトソースを作るのに、1回目は失敗。。。でも、あとはすべて順調にいきました!
4時間くらいかかってしまったから、時間があるときでなきゃコロッケはつくれないだろうなぁ〜と思います。お味は、すこしうす味の気がしたけど、サクサクとした食感を久しぶりに楽しみました。
でも、やっぱりきょうさんのお母さんが作ってくれるコロッケには、かなわない。。。 あぁ〜 お義母さんのコロッケ食べたいなぁ〜
インターネットや料理本を見ながら、「今日は、何を作ろうかなぁ」と毎日試行錯誤しているんですが、意外と楽しいと思う今日この頃です。
何よりも、食べてくれるふたりが、どんなものでも「おいしい!おいしい!」と連発してくれるんですから、うれしいですね。
じつは今、3人で「ダイエット作戦」をしているんです。でもカロリーの高いものばかり作ってしまう私なので、なかなかみんな体重が減らないですね(笑)。
さてさて次は、麻婆豆腐にチャレンジです!
たかさん♀
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2006年07月08日 |
●旅先で“なわ跳び”なんて
(長期の旅に出たらカラダもなまってくるし、たまにはなわ跳びでもして健康維持に努めよう!)
と世界一周出発前に決めたボクは、自分のバックパックになわ跳びを入れました。広島でひとり暮らしをしていたことにスポーツ店「体育社」買った黒のなわ跳び。軽くて丈夫で結構気に入っていたんです。
そんなにかさばるものでもないし・・・ と入れたまではよかったものの、旅がはじまり移動が続くと、なわ跳びどころではないんですよね。
はじめて使ったのがモンゴルのゲルへ行ったとき。モンゴルの大草原は素晴らしかったんですが、さすがに時間を持て余したので、バックパックの中から牛や羊のフンを飛び散らさないように跳んでいました。
使ったのはその一度だけ・・・。
昨年、ヨーロッパをせかたび号で周っていたときにたっぷり時間はあったくせに、なわ跳びを持つことはなかったんです。
かさばらないと言っても、使わないものを入れても仕方がない、、、と一時帰国で日本に帰ったときに実家に置いてきたんです。もう使わないだろうー と思って。それが・・・
まさか、また跳びたくなるとは思いませんでした。
こうして、ルーマニアのクルージュナポカで「ちんぼつ」状態になると、生活習慣を見直したい気持ちが湧いてきたからなんです。
→旅人エッセイ ●世界一周初「ちんぼつ」地
現在、ルーマニアでの体重、83キロ。
なんか旅に出ると体重が増えます。
世界一周旅行前(75キロ)
→3ヵ月後、イギリス滞在時(85キロ↑)
→一時帰国中勤務時(76キロ↓)
→再出発、ルーマニア(83キロ↑)
観たかった国へ来て、好きなものを食べていたら、ストレスも減って体重が増えるんでしょうか?
幸せと思えることはうれしいんですが、体重が増えて、運動不足になって、動きが鈍くなるのが嫌なんで、“なわ跳び”をはじめようと思ったんです。
悔しくも一時帰国のときに置いてきたので、お気に入りの「体育社なわ跳び」はありません、、、
でも、クルージュナポカの量販店で見つけたんです!
中国製のマーク入りでなんだか品質もよさそう。
それに! な、なんと! とんだ回数を数えてくれるカウンターまでついているんです。大蔵省のたかさんにお願いして、買っちゃいましたぁ〜 お値段 120,000レイ(約480円) やや高カナ。
まずは、跳ぶことから生活習慣を変えていきまぁーす。
きょうさん♂
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2006年07月06日 |
●不動産投資物件の探し方
(世界一周旅行のサイトなのに、不動産の話ってどうかなぁ〜)
なぁんて思うんですが、せかたび重要イベントでもあるので、書きまぁーす!
「会社設立の手続き」がはじまりました。会社名を決めたり、出資者や住所を記入する書類を作りはじめます。
そして、メインの「土地探し」もはじまりました。
未経験のことをやっていくのは大変ですね。。。
でも「世界でできることを見つけたい」と思って旅をはじめて、「ペンション経営したい」ってやりたいことが見つかって、資金づくりのひとつとして「ルーマニアで投資」。この先どうなるかは分からないけど、自分たちの信じる道を歩んで行けるのは幸せなことです。
いい方向へ進めていきたいです。
さて、不動産投資物件の「土地探し」。
土地探しといっても、地理に詳しいわけではないので、情報収集のメインは、不動産屋になります。以前、シギショアラやブラショフで不動産屋にお世話になりましたが、ここクルージュナポカにもたくさんの不動産屋があります。
不動産屋で土地を紹介してもらうのが一つ目の方法。
また、売り出し物件を扱うサイトで検索する方法が二つ目。主に大きな不動産屋が運営しているんですが、わざわざ行く手間が省けて楽ちんです。
そして、三つ目は毎週火曜日に発売される不動産情報誌から得る方法。この『PIATA』という情報誌は、25,000レイ(約100円)で売っているんですが、かんなり分厚くて情報満載!見ているだけで目が痛い、、、
さらに、希望地を車で走って、空き地に立っている売り看板を探す方法が四つ目。
コツコツ、コツコツ・・・地道な作業ですね。
はじめは、街のいたるところにある不動産屋に入って、希望を伝えて、紹介してもらっていたんですが、いきなり訪問ではすぐに情報が得られないことに気づき、最近ではまず電話。そして条件に合う土地をリストアップしています(ってまぁ日本語を話す通訳さんにヘルプしてもらってるんですが・・・)。
問題は、条件。
シギショアラやブラショフの物件探しでもネックになった「少ない予算」。前回は、希望値50,000ユーロ(約725万円)でお願いしましたが、今回は!
希望値20,000ユーロ(約290万円)。
旅をつづける資金を考慮しての減額です。
この条件をもとに「数年後に伸びるだろう土地」を探している毎日です。
さぁ何件候補が見つかるかなぁ〜 またお知らせします!
きょうさん♂
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2006年07月02日 |
●ルーマニアで会社を設立
七月に入りました。
夏休みの予定を立てはじめている方も多いのではないでしょうか?
長らくご無沙汰しておりました。。。
心地よくルーマニアでの滞在生活をつづけています。
題目のとおり、ルーマニアで会社設立をすることにしました。「会社をつくる」ということです。
会社をつくるといっても、思っていたほど難しくありません。むしろ簡単に会社がつくれます。資本金も少なくて大丈夫なんですよ。ボクら二人の共同出資で会社を設立します。
なんで会社をつくるのか?
それは「土地を買うため」なんです。
なので、会社をつくることは目的ではなくて、会社を作って、会社名義で土地を買うことが目的なんです。外国人の場合、個人名義では土地は買えないんですって。
ペンション経営に向かって不動産探しをしたボクらなんですが、予算の少なさもあって、ルーマニアでの実現は一旦据え置きにすることにしました。
もちろん夢をあきらめているわけではないので、今後もペンション経営の夢に向かっていきます。ただ今回直面したのが資本不足。いくら日本と比べてルーマニアが安い金額で不動産を手に入れられるといっても、ある程度のお金が要ります。
資本を増やす目的で、ルーマニアの土地に投資するという考えです。しかし、
「見つかるとは限らない!」
のが現実ですので、およそ一ヶ月を想定して、未知のルーマニアを勉強していきます。
土地を買ったとしても、買わなかったとしても、八月には旅をつづけていきます。せかたび号との再会も間もなくです。
自分たちの使っていなかった頭をフル回転させている毎日。学ぶことはいっぱいです。七月は、そんなルーマニアからお届けしていきます。
どうぞお楽しみに!
きょうさん♂
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2006年06月11日 |
●ブラショフの不動産事情
夢に描いた「ペンション経営」の実現へ向かってルーマニアで不動産探しをはじめたボクたち。シギショアラを離れて、ブラショフにやってきました。
でもブラショフの相場がシギショアラより高いことは気づいていました。それはシギショアラの不動産屋さんも言っていたし、ふたつの街を見比べても、ブラショフのほうが大きな街でにぎわっていることを感じていたからです。
ブラショフでペンション経営するなら、シギショアラのような一戸建ては望めない・・・。最大5万ユーロ(約350万円)という限られた予算であれば、ブラショフならマンションしか買えない。そう考えざるをえませんでした。
念のためリストアップしていた不動産屋さんのひとつを訪ねてみましたが、やはりその予測は正しかったようです。一戸建てはもちろん無理、マンションだとしても、せいぜい三部屋の物件しか買えない。街を外れたら買える物件はありそうでしたが、旅人を対象としたかったので「街の中心」という条件は必須だったんです。
でも話だけ聞いて判断できないので、三部屋の物件がどのようなものなのか?その立地を考えてペンション経営する方法はないだろうか?やはり見て決めたい思いがあったので、頼んで連れて行ってもらうことにしたんです。
しかし・・・ 場所は中心地からかなり外れた場所。それも建物はかなり古くて、エレベーターホールには光が差さず真っ暗。これじゃ怖くて誰も来れないなぁ・・・。もう一件紹介してもらいましたが、そこも似たような感じでした。
(ピンとこない・・・)
自分たちがこれまでお世話になった安宿を思い出してみるんですが、どこももっと良かったような気がします。
その不動産屋さん、今日見学できるのはそこだけということで、別の不動産屋さんへ向かいます。シギショアラと違って、ブラショフには不動産屋さんがたくさんあるんです。手持ちの資料だけでも数十社。それだけ物件の売買も盛んなんだと思います。
二つ目の不動産屋さんは、物件情報なし。三つ目の不動産屋さん。予算に合う物件はひとつ。それも街から離れた遠い場所。。。
不動産を買ってペンション経営するという夢、ブラショフではイメージできません、、、まぁ予算が少ないという問題もあるんですが、なかなか簡単には買えないもんですね。
「ボクらの予算では理想の物件が買えない」という問題。
もうひとつ根本的な問題もありました。
たかさんが書くペンション経営の問題
きょうさん♂♀
今日もお読みいただきありがとうございます♪
いくら予算が少なくて買えないといっても日本と比べるとルーマニアの不動産は安いんですよね〜 今日もクリックよろしくお願いします!
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2006年06月09日 |
●シギショアラの物件実情
「ルーマニア」といえば、「ドラキュラ」の印象くらいしかなく、「ルーマニアは美女が多い」と聞いてもなかなかピンときていません。それでもルーマニアで生活することを想定して、物件探しをはじめました。
まずは「シギショアラ」。
あとから聞いたところ、シギショアラの街にはこの不動産屋さんしかないんですって。あんまり不動産の売買は盛んじゃないのかな〜 そんなことを思いました。
英語を話さないスタッフの通訳として、彼の妹さんがやってきました。スーツをバシッと着こなしたボーイッシュな雰囲気の女性。夕方から子どもたちを迎えに行かないといけないからあまり時間はないみたい。
そんな彼女に・・・
・ペンションをするので3部屋以上
・ロケーションは駅の近くがいい
・予算は、最大5万ユーロ(約700万円)
と希望を伝え、候補物件を紹介してもらうことにしました。
しかし何と言っても、ファイルもない小部屋。どうやって情報を整理しているのかと思ったら・・・ パソコンでした。行ったときには、トランプゲームが開いていた画面も、別フォルダには、売りに出ている物件の写真が保存されていました。
(おぉ〜 これなら探しやすい!)
でも、不動産屋さんのコメントは、「その予算では厳しいと思う」でした。
世界遺産に指定されているシギショアラの街、不動産価値も年々上昇しているそうで、ボクらの希望条件で5万ユーロは考えられないようです。
それでも、正式な値段は売主との交渉となるので、パソコン画面だけで考えていてははじまりません。まずは、どこにあるどんな物件がいったいいくらなのか? 街を見てまわることにしたんです。
お昼前の12時くらいから夜の8時まで、ボクらは八件のお家を見て回りました。
まだ建築途中でコンクリートがむき出しになっている家、安いけど全面改装が必要な古い家、中心地から外れた家、路地裏の細長い家、住宅地区にある家、極端に天井の低い家、五世帯と共同敷地の家、そして駅うらの丘にある家。。。
売り値は、3.5万〜7万ユーロ。
値段は別にしても、観光客のアクセスに適したロケーションの売り家はありませんでした。
(安く買えても、人が来にくい場所はイヤやし・・・)
小さな街シギショアラの雰囲気は好きだけど、その街にあるペンションのイメージが沸いてこない。まぁ一日で見つかるわけがないので、最初から期待してはいけないんですけどね。。。
「観光客だけではなく、別の事業を考えないと」
旅行シーズンが年間通じて半年に満たないこともデメリットであり、ペンション経営だけでは成り立たない現実も感じました。
途中食事を挟みながらの物件めぐり。不動産屋さんは珍しいお客なのか、家族ぐるみの総出で物件を探したり、連れて行ってくれたりしました。
「これからブラショフへ行きます」。
お世話になった皆さんにそう伝えると、こう言われました。
「ブラショフの不動産はもっと高いと思うよ」。
前回のルーマニア訪問でブラショフの街を歩いているので、シギショアラと比べて価値が高いことは解かります。
でもブラショフは冬にスキーができるので、スキー客の宿泊地として看板を掲げることも考えられます。もちろん、日本人観光客ではなくヨーロッパ人対象となりますが・・・。
ボクらは選択肢を増やして、ブラショフ行きの列車に乗り込みました。
次回へつづく
きょうさん♂
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2006年06月08日 |
●ルーマニア不動産めぐり
「ペンション経営しよう!」
そんな夢が「ルーマニアで実現するかどうか?」は、自分たちの予算で買える不動産が見つかるかどうかに懸かっています。ハンガリーで旅人さんに出会うと、ルーマニアへ行ったことがあるかをインタビューしまくりました。「ルーマニアでどこの街が良かったですか?」
筆頭に挙がったのが、「シギショアラ」の街。
「小じんまりとしているけど感じのいい街ですよ」
「のんびり過ごせる街ですね〜」
ボクらは前回のルーマニア訪問で「シギショアラ」の街を歩いていなかったので、今回の不動産めぐりではじめて訪れることにしました。そしていざ到着!
第一印象は、さすがは世界遺産に指定されている街。時計台を中心に趣のある街並みがかっこいい!写真好きにはゾクゾクしてくるような被写体の宝庫にも感じました。
(よぉ〜しっ いい物件探すぞー)
気合十分で、事前に予約していた不動産屋さんを訪ねます。
不動産屋さんって、行ったことがありますか?
ボクは、神戸のアパート探しで数回訪ねたことがあります。場所や予算など希望条件を伝えると、会社が持っているリストからいろんな物件を紹介してくれるんです。
気に入った物件があれば、見学へ行って、周りの環境とかを見てみるんですよね。
たかさんも含めて、ボクらは数をたくさん見ていないので、専門家的な判断はできません。いわゆるシロウトです。さらに外国での物件探しという初体験なので、どこまでいい物件を見つけられるかは疑問なんです。。。
まぁ、まずは見てみよう!
ってことで、不動産屋さんの情報を頼りに物件探しをしようと思った、のですが・・・
この不動産屋さん、「会社」というより「部屋」なんです。それも四畳半くらいの広さ。古びたふたり掛けのソファと、デスクトップパソコンが載ったデスクが置いてあるだけなんです。
(えぇ〜!? 物件情報がぎっしり詰まったファイルがズラリと並んでるんじゃないの?)
って思いましたが、そんなファイルは部屋のどこにも見当たりません、、、
デスクに座っていた男性が笑顔でこう言いました。
「しばらくしたら、英語を話す私の妹がやってきます。ここで待っていてください」。
ルーマニア語が主流の「シギショアラ」の街、英語での会話もままならず、ボクらは不安を抱えながら、彼の妹さんが来るのを待つのでした。
(物件見つかるかなぁ・・・)
次回へつづく
きょうさん♂♀
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2006年06月07日 |
●ルーマニアで不動産投資
ハンガリーから、ルート上ではなかったルーマニアに戻ったのには、ワケがありました。
それはズバリ!「物件探し」です。
じつはイギリスを旅しているころから考えていたことが・・・「ペンション経営」。
ずっと旅が好きで、いろんなところへ行ったり、旅行業界に携わったりして、私たちがこだわりを持ってできることは「ペンション」を経営することだったんです。
でも資金があるわけじゃないので、そんなに大きなペンションはできません。ほんの数部屋、何人かだけが泊まれる小さなお宿をしたかったんです。
一時帰国中に「東欧でペンション経営」という方向性を決め、タンザニアにいるころから構想を練りつづけ、ブルガリアに入るころから物件情報を調べ始めました。しかし、ブルガリアでは外国人の不動産取得へのハードルが高く、断念。(どうしよう?)と白紙に戻りかけたとき、ルーマニアの可能性を見つけたんです。
ルーマニア在住の日本人家族と出会い、いろいろな話を聞かせてもらいました。外国人の受け入れも楽だし、会社設立もできるルーマニアでは、土地を所有することや銀行からお金を借りることもできるそうです。
(だったら、ルーマニアでやってみよう!)
高まる想いを抑えて、一度ハンガリーへ出国。ハンガリーの素敵な街を眺めながら構想を見直し、いざルーマニアに戻って「物件探し」です!
候補に挙がった街は、「シギショアラ」と「ブラショフ」。
中世の街並みが残っているとして世界遺産に指定されている「シギショアラ」、物語ドラキュラのモデルとなったウラド公が住んでいたブラン城へのアクセスとなる「ブラショフ」。いずれも、ルーマニアの代表的な観光地です。
旅人の眼ではなく、不動産投資家の眼として、どう映るのでしょうか?
次回をお楽しみに・・・
たかさん♀
久しぶりの日記更新です♪
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2006年05月24日 |
●ルーマニアの日本人家族
クルージュナポカ[Cluj Napoka]にお住まいの日本人家族に出会いました。
インターネットを通じて知り合うことができ、私たちがお家に遊びに行かせてもらったんです。お父さん、お母さん、息子さんふたり、娘さん、と五人家族。とっても明るい皆さんで、楽しい家族でした。
ブルガリアもそうだったんですが、ルーマニアという国にも興味を持っています。
両方の国とも来年EUに加盟する方向性らしく、私たちの将来の夢につながる可能性が大きいからです。ブルガリアは、外国人が生活するにはハードルが高すぎて、今の状況では断念するしかなかったんです。では、ルーマニアにはどうだろうか?知らない国だけに、気になることが山積みだったんです。
ルーマニアでの生活、子どもたちの学校のこと、ビジネスの可能性、将来の夢など、聞かせてもらった話は、とても刺激的で、気づけばいつも夜遅くになっていました。
私たちのように長期で旅をしている人間は、大好きな旅をしながら移動していくんですが、やはり勝手が分からない、慣れない国がつづくと正直言って精神的に疲れます。言葉の壁はもちろん、次に行く国の下調べや、移動の方法、換金の仕方など、毎日が緊張の連続なんですよね。
こうして日本の方にお会いして、慣れた日本語での会話ができたり、いっぱい笑いあったりできる。ルーマニアについての質問ができて、すぐに解決できたりする。のんびりゆっくりくつろがせていただき、明日を迎えるエネルギーを蓄えさせてもらいました。
三泊もお世話になっちゃったんですが、その間、ルーマニア料理をはじめ、美味しい日本料理を堪能させてもらって、大感動だったんです! リクエストチャンスまでいただいて、食べさせてもらったトンカツ、きょうさんも大、大、大感激でしたぁ!!
インターナショナルスクールに通う子どもさんたちもとってもかわいい!お家では、『プレイスステーション』の脳年齢を計るゲーム(タイトル忘れたぁ〜)にハマッているとかで、私たちも挑戦!日頃なかなか使わない前頭葉を働かせていい刺激になりました。 ・・・というか、私たちもしっかりハマッてしまいました(笑)。
あ〜 楽しくて素敵な家族だなぁ〜
ルーマニアだけでなく、海外での生活も長いそうです。日本を離れても日本の良さを理解され、外国の良さも感じておられる。世界や未来という広い視野で考えておられる様子が、とっても魅力的でした!
おかげさまで、「ルーマニア」という国がとても近くなりました。また「ルーマニア」に戻って、可能性を追求してみたいなぁ〜とも考えています。
たかさん♀
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2006年05月20日 |
●ブラン城とペレシュ城
ルーマニアのブラン[Bran]という街にお城があります。
15世紀。そこに住んでいたヴラド・ツェペシュの別名は「串刺し公」。彼は、裏切り者や当時敵対していたトルコ兵を、見せしめのために串刺処刑にしたり、あらゆる拷問を考えて実行したり、異常な虐殺を行っていたそうなんです。怖いなぁ・・・
彼をモデルにした物語、『吸血鬼ドラキュラ』は世界的にも有名ですよね!
私たちも、その「串刺し公」が住んでいたブラン城へ行ってきました。ルーマニア第二の都市、ブラショフ[Brasov]から南西30キロにあるブランの街は田舎街。何だか中世の時代にタイムスリップしたような感じでした。
物語のイメージが強すぎるのか、「吸血鬼」が住んでいたという印象はさすがにしませんが、緑に囲まれた丘の上に、三角の茶色い屋根が可愛らしく、こじんまりとした中庭が素敵でした!
昨年、フランスのロワール渓谷を巡ったときも思ったんですが、お城を見ると(住んでみたいなぁ〜)なんて思うんです。でも、(広いからお掃除が大変だしなぁ・・・)とも思っちゃうんです・笑。
「串刺し公」の虐殺ぶりを想像すると怖いですが、絵に描いたような風景はとってもきれいでした。
「ルーマニアのお城」で有名なのは、ブラン城のほかに「ペレシュ城」があります。首都ブカレストとブラショフの中間、シナイア[Sinaia]という街にあるんです。
ルーマニア王国ができたときに即位したカロル1世が、ルーマニア王室の夏の離宮として、1875年に八年の歳月をかけて建てた宮殿なんです。ルーマニアで最も壮麗な城とも言われているんだそうです。
お城の中心が修正中なようでシートで隠されていたのは残念だったんですが、クリーム色の壁と木を使った窓枠がとってもおしゃれなお城でした。ペレシュ城も、すぐそばにあるペリショール城も、絵的にはブラン城よりも魅力的だったように思います!
ヨーロッパには、たくさんのお城がありますよね。
ルーマニアで見たブラン城とペレシュ城は、フランスで見るような大きなお城ではなく、田舎町の山奥にあるかわいらしい城。住んでいた人が想像できそうな素敵なお家のような感じでした!
たかさん♀
今日もお読みいただきありがとうございます♪
お城を見ると、(住んでみたいなぁ〜 でも掃除が大変っ)と思われた方、今日も投票をよろしくお願いします。
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