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2006年11月17日
●私達の豪州ワーホリ生活

世界一周旅行では、オーストラリアへの訪問を計画に入れませんでした。それは、7年前(1999年)にふたりともワーキングホリデーで渡豪していたから。お互いが知り合う前のことですが、「充実していた!」と、振り返る当時の日々。「私たちはどんな生活をしていたのか?」振り返ってみます。


【たかさんのオーストラリアワーホリ生活】

オーストラリアへは、ワーキングホリデービザを取って、25歳のときに行きました。現在は「30歳まで」が取得できるようですが、当時は「25歳まで」という制限がありました。

(海外で生活したい!)そう思っていた私は、(26歳の誕生日を迎えるまでにビザを取らなきゃっ!)と、25歳のときにワーホリビザを取って、両親の大反対を受けつつ、オーストラリアへ飛びました。

行った街は、西海岸にあるパース。1ヶ月間はホームステイをしつつ、語学学校へ通い、次の5ヶ月間は、日本食レストランで働きながら、オーストラリアの西海岸を旅していました。あとの半年間で、タスマニアなどほかの都市を訪れたり、途中のケアンズで、やりたかった現地ガイドの仕事をしたり、また、ニュージーランドへ行ったりもしました。

楽しくて、楽しくて、毎日充実した日々を送っていたことを覚えています。

私は、オーストラリアへワーホリに行く目標を「4つ」持っていました。

1.オーストラリアとニュージーランドを1周すること。
2.現地ガイドの仕事をすること。
3.ボランティアをすること。
4.現地に在住している外国人の友だちをつくること。

これらは、すべて達成できたんですが、4番目の外国人の友だちとは、日本に帰国して数ヶ月後には、音信不通になってしまいました。そのころは、パソコンがなかったこともあり、手紙のやり取りはハードルが高かったですね。

ワーホリ中、英語の勉強は、ほとんどしませんでした。

目標にも入れてなかったんだけど、英語を勉強するんだったら、きちんと留学して、朝から晩までしっかり英語の勉強をしないと、日本人が多い国では難しいだろうと思っていたから。

だから、オーストラリアでのワーホリ中は、「一人旅を満喫する!」「人生勉強する!」そんなことを考えていたんです。

英語で苦労したことは数え切れないほどあるけど、添乗員時代に「会話はできなくても、旅はできる」と思っていたので、英語は旅をしながら覚えていっていた気がします。

一年のワーホリ生活を終え、日本に帰ってきた私。

家族から言わせると、変わったようです。「ガツガツ生きているような感じ」がするらしい。。。

一人旅をしていると、自分の人生を一生懸命考えようとします。時間がいっぱいあるからかな? 私は、失恋の痛みもあったものの、ひとりで生きていけるくらいの精神力と強さを持とう! なんて思っていたし、やりたいことはやらなきゃ損だ!なんて、すごく強気で、貪欲に生きていたように思います。

私は、ワーホリってすごくいいシステムだと思う。
今では、もっと多くの国から選べることができるし、30歳までワーホリビザが取れる国も増えました。私は、その年齢でしか得ることができないこのビザを、大いに活用するべきだと思います。

旅は、人を成長させてくれる。「かわいい子には旅をさせよ」という名文句もありますしね。

やっぱり、「何をしにワーホリへ行くのか?」。目標を具体的に持って、次に続けられるようなことに挑戦するのも大事だと思う。

「ワーホリで何かを見つけに行く」という人もいるけれど、日本で見つけられないものを、海外で見つけるのは難しいような気もする。

そうは言っても、ワーホリへ行ったら何とかなります。ただ、日本で準備をしていた方が、もっと判断材料が増えることは、間違いありません。

私は、これからの若い人にも、たくさん世界へ出て、いろんなものや人を見て欲しいと思っています。これからの日本は、私たちが担っていくのだから・・・。大きな視野を持ち、国際感覚をもって、これから大変だといわれる日本を支えていかなければなりません。

時代とともに、簡単に行くことができ、近く感じるようになった世界。行きやすい分、危険も増えるから、自分の身は、自分でしっかり守るという意識も大切です。。

これからワーホリに行かれる方も、「命」そして、今しかできないという「時間」を大切にしながら、いっぱい旅を楽しんでほしいです。

たかさん♀


【きょうさんのオーストラリアワーホリ生活】

僕の豪州ワーホリ生活は、ゴルフ漬けでした。

(プロゴルファーになるために、ゴルフ修行するにはどこがいいんだろう?)

オーストラリアだけでなく、アメリカへのゴルフ留学も候補に入れていたので、当時勤務していた旅行会社の夏期休暇を利用して、サンフランシスコやサンディエゴへ見学にも行きました。環境は素晴らしかったけど、予算が合わなかった、、、

世界でもトップクラスのゴルフコースが集まるオーストラリアのメルボルン[Melbourne]。ゴルフコースの会員にも比較的簡単になれるし、自分でアパートを借りることもできる。ワーキングホリデービザを活用すれば働くこともできる。そんな理由で、オーストラリアへ行くことにしたんです。1999年3月に渡豪。

着いた日に12万円くらいで車を購入。三菱の中古車でした。そして数日後には、超速グリーンで有名なゴルフコースの会員になることができたのです。平日5日間会員は、一年間11万円相当を払えばプレーフィーは一切タダ! 日本では考えられませんよね。。。日本人のメンバーさんはまったくおらず、オーストラリア人ばかりに囲まれる環境。僕の羽茶目茶英語でも、がんばって使うしかありませんでした。

スコアカード5枚提出した最初のハンデキャップは「8」。10月のオーストラリアンツアーカード(プロテスト)を受けることができるのは、ハンデ「2」のプレイヤーまで。そこから練習の日々がはじまりました。

夕方になると、スポーツクラブへ通って筋力トレーニング。お風呂(ジャグジ)に入れるのも魅力でした。夜は、日本食レストランでアルバイト。英語の勉強になったことはもちろん、刺身の切り方、巻き寿司の作り方にはじまり、竜田揚げ(唐揚げ)や天ぷら、照り焼きなどの日本食の作り方を知ることもできました。オージービーフはうまいし、アイスクリームも安い。‘ティムタム’のビスケットはやめられないし、牛乳をガブガブ飲んでいたら、あっという間に太っていきました(笑)。

メルボルンから出ず、観光を一切していない毎日。カメラを持っていても、使わないから、フィルムが減らないんですよね(当時、デジカメはなかった)。それくらい、ゴルフ場 → スポーツクラブ → 日本食レスト ランしか行っていない毎日。

47australia.jpg好きなゴルフが、とことんできる。今、思い出してみても幸せな日々を過ごしていました。

ゴルフ場では、たくさんのメンバーさんと友だちになれました。競馬場で着番確認の仕事をする人に競馬場へ連れて行ってもらったり、オージーフットボールのプレイヤーに、観戦に連れて行ってもらったこともあります。専門学校の先生や、ゴルフコースのグリーンキーパーさんのおうちへディナーを招いてもらったりもしました。大して英語が話せるわけでもないのに、異国の日本人を、ずっと前からの友だちのように付き合ってくれる彼ら。ありがたかったです。

「8」→「7」→「6」→「5」→「4」→「3」。
徐々にハンデを下げ、プロテストの申込みが間際に迫った9月、ようやくハンデが「2」になりました。そして10月。ゴールドコーストで行われるプロテストへ向かったのです。さて、結果は・・・

まぁ、合格していれば、今の僕はいないわけで(笑)、あえなく落ちて、メルボルンに戻ってきたのでした。涙が出なかったのは、本気さが足りなかった?ことと、あまりにも実力の差を感じたから。世界の壁は厚かった、、、プロの世界はハンパじゃありませんね。。。

2000年3月にワーホリビザが切れるまで、ゴルフコースでゴルフを楽しんでいました。でも時間を作っては、エアーズロックへ行ったり、スキューバダイビングの免許を取って、キングアイランドへあわびを獲りに行ったり、タスマニアを車で周遊したり、パースへ行ったり。すべてが思い出深いもので、カメラのフィルムは、あっという間になくなっていきました。

大自然の国、オーストラリア。

僕は、ワーホリでどんなことを得られたのでしょう?

ゴルフの実力が上がったことは間違いありません。それ以上に、オーストラリア人と過ごせたことが学びだったように思います。

いつも明るく笑顔。あいさつする。楽しいことが大好き。褒める。教える。習う。言うべきことは言う。聴きたいことは尋ねる。自分で作る。用意周到。人を招く。家族を愛する。他人を受け入れる。。。

日本食レストランでのアルバイトを通じても、シェフのプロ意識をはじめ、オーナーの経営思考まで勉強になりました。

行ってよかったワーホリです!

「プロゴルファーになる」という夢は叶いませんでしたが、その道を目指す過程、また付随する部分で得たことは数多くあります。今となって役立っていることも十分にあります。目標に向かって一生懸命になることは、結果的に自分の糧になることだと思います。

ワーキングホリデービザは年齢制限がありますが、オーストラリアに限らず、ニュージーランドやカナダなどでも取得することができます。人に出会えば、出会った分だけ学べます。吸収できたり、刺激をもらうことができます。外国人はもちろん、海外で出会う日本人からもいろんなことが学べるでしょう。長期滞在できるワーキングホリデービザを大いに利用して、自分の夢にチャレンジしていってほしいです!

きょうさん♂


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2006年11月07日
●悪夢のあの日から、一年

ちょうど一年、経ちました。

2005年の11月7日。私たちにとって忘れられない日なんです。

昨年のこの時期は、ヨーロッパを車(せかたび号)で周っていて、とても楽しい毎日を送っていました。しかし、フランスのニースにあるカルフールショッピングセンターの駐車場で車上荒らしに遭ってしまったんです。

朝の9時の開店に合わせて入店し、9時40分までの40分間、私たち二人で朝食を買いに行っている間のことでした。

犯人はプロらしく、私たちが車に戻ってきたときには、荒らされた形跡もなく、初めは被害に遭ったことに気づかなかったくらいです。そして、その40分の間にシティバンクのローンクレジットを50万円引き出されました。暗証番号を知らないはずなのに・・・。

盗まれたリュックには、現金・トラベラーズチェックや、パソコン、カメラなど大切な貴重品が山のようにありました。いま思い出しても、何で置きっぱなしてしまったのか? ホント、バカみたい、、、

そして、大切な写真や出会った人の思い出リストまで。

被害総額、およそ200万円のうち、トラベラーズチェックや携行品損害は、かけていた保険で戻ってきてくれました。でも、旅で知り合った人たちの手紙や住所、そして、旅の思い出でもある写真は、戻ってきません。きょうさんと大泣きしたことを覚えています。

一時帰国をして、保険などの手続きをしたり、短期で働いたりして、3ヶ月経った今年2月に再出発しました。

今思うと、その再出発にとても意味があるような気がします。1年前の出来事だけど、しっかり二人とも心に刻まれています。明らかに、再出発後は、貴重品の管理方法を変えたし、現金を持たず、クレジットカード中心にしたことや、どこへ行くときも、パソコンとカメラは、肌身離さず持ち歩くようにしています。

そして、私たちのようなトラブルに遭ってほしくないので、出会った人に話したり、『海外旅行のための防犯対策情報』としてホームページを公開しています。

旅って、すっごく楽しいけれど、トラブルとは、表裏一体。それに、いくら自分が安全に気をつけていても、相手から来る場合もあります。そんなことばかり考えていたらきりがないけど、危機管理を持つことは大切だし、少しでも注意することで、旅中の言動って変わってくると思います。
今では、再出発して良かったと思っています。旅に戻らず、日本で生活していたら、不完全燃焼のままだし、トラブルで旅が終了なんて、あと味が悪いですもん。。。

再出発できたおかげ、悪夢の経験を活かして、旅をより楽しく感じ、過ごすことができるようになりました。チェコで2度目の車上荒らしに遭いましたが、トラブル処理もしっかり落ち着き、その後の対策をすぐに前向きに考えられるようになっています。

人間は、学んで、成長できるんですよね!

旅をすると人間は、今より、もっともっと大きくなれるような気がします。

「お家に着くまでが、ご旅行です。。。」と、添乗員時代はよく言ったものです。これからも気を引き締めて、旅を続けていきます!

たかさん♀

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