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2008年06月28日 |
●ドゥロス号、オークランド寄港!
ギネスブックに載っている船がやってきました!
その名前は、ドゥロス号[DOULOS]。
今からおよそ100年前。タイタニック号が造られた1911年(1912年沈没)に近い、1914年。このドゥロス号は造られました。
ドゥロス号は、「現在航海する船の中で最古の船」としてギネスブックに認定されているんです。
そんなドゥロス号がオークランドに寄港して、船内にも無料で入れると聞いて、見学に行ってきました。
見所は、船上書店。
そう!船の中に本屋さんがあるんです。
というのも、ドゥロス号のオーナーは、「GBA」の代表であり、「GBA=Good Book for All(すべての人に良書を)」というコンセプトを掲げています。
常に、6000種以上の書籍を積み、500を超える世界の港を周ってきたドゥロス号。2007年には、福岡、金沢、新潟にも立ち寄ったんですって。
世界各地を周り、船上書店として本の良さを伝える。すごいですね!本屋さんですので、もちろん購入することができるんですが、気になったのは値段表示。
日本へ行ったら、円表示。ニュージーランドでは、ドル表示。世界各地の通貨は統一ではないので、貼り変えは面倒だなぁ〜 と思っていたら、ちゃんとしていました。
船上書店の値段表示は、UNIT(ユニット)。
すべての本にあらかじめ「UNIT」価格を設定しており、その「UNIT」価格を、立ち寄った国の通貨に換算し、貼り出しているんです。
「100UNIT=$4.00」
安い本は、75UNIT(=$3.00)から、タイガーウッズや世界の名ゴルファーの写真集などは、500UNIT(=$20.00)。これなら、国が変わっても、値段の管理は手間が省けますね!
ドゥロス号のオリジナルグッズなども販売されていて、船上書店は大繁盛でした!
船内ツアーが、大人10ドルで実施されていたので、参加したかったんですが、残念ながら時間が合わず断念。それでも、板張りのデッキを歩きながら、ドゥロス号の歴史を感じいました。
およそ100年の前なのに、そんなに昔の船には感じません。クイーンズタウンのワカティプ湖にある蒸気船アーンスロー号のほうが昔の雰囲気はありますね。
実はこの船、歴史をひも解くと、「ドゥロス号」という名前が4つ目なんです。オーナーが変わっているということなんですが、最初は、蒸気エンジンの船だったそうです(今は、ディーゼルエンジン)。
そして、「ドゥロス(ギリシア語で‘仕える者’)」という意味もあるように、乗組員はボランティアで構成されています。これまでに行われた大規模な船の改造も、世界各地からボランティアスタッフによって、無償で行われたそうです。そういえば、僕らが訪れた日も、乗組員たちが甲板の手すりを修理していました。たくさんの人の気持ちがこもっている船。つねに、メンテナンスをしているからこそ、長年にわたって活躍できるんですね。
船の後部には、ドゥロス号の船籍(人間で言う国籍)「Valletta(バレッタ)」が書かれていました。どこだろう?と調べてみたら、マルタ共和国の首都でした。イタリアシチリア島の南にある、面積が兵庫県淡路島の半分ほど国、マルタ共和国。バレッタは世界遺産都市。地中海へ行く折には、訪れてみたくなりました。
きょうさん♂
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2008年06月22日 |
●5回目の結婚記念日を迎えました。
6月22日は、私たち夫婦の結婚記念日。
今年で5周年を迎えました。
「花より団子」の二人なので、記念日は外食です(笑)。
今回は、タイレストランへ行くことにしました。といっても、私たちの住まいと同じ建物にあるんです。駐車場はいつも満車で、人が多く、パーティが開催されることも多く、ちょっぴり高級だけど、おいしいと評判だったので、そこで夕食をすることにしたんです。
夕方、開店と同時にレストランに入って、あらかじめ調べていた食べたいタイ料理を注文します。
前菜の春巻き一皿だけでも、9ドルするんです。さすがは、高級住宅地価格です。。。きょうさんは、タイへ行ったときによく飲んでいたシンハビールを飲んで、懐かしい気分に浸っていました。
タイ料理をおいしく食べていると、レストラン内は次第にお客様が増えてきて賑やかになってきました。さすが、人気のレストラン!久しぶりに外食は、おいしかったなぁ〜。
でも、やっぱりタイ本場で食べたタイ料理のほうがいいですね。安いし、屋台で気軽に食べられるから。そんなことを話しながら、部屋に帰りました。
私たちは今、フラット生活をしています。
日本では、あまりなじみのない生活スタイルですが、同じ建物をいろんな人と一緒に住んでいます。もちろん部屋は別々で、トイレシャワーも各部屋にあるんですが、キッチンは共有です。
メリットとデメリットがありますが、やっぱり家賃が安いというのが魅力のひとつです。ほかの3世帯の皆さんは、みんな日本人で、とってもステキな人たちばかり!いつも快適に過ごしています。
私たちは世界旅行へ出発したことで、世界各地で記念日を迎えています。こうして夫婦仲良く、健康に過ごせていることは、本当に幸せなことです。
これからも元気にがんばります!
たかさん♀
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2008年06月14日 |
●ニュージーランドゴルフデビュー!
今日は、きょうさんとゴルフをしてきました。
私がゴルフをするのは、世界一周旅行で訪れたイギリス以来。なんと約3年ぶり!オークランドでは、打ちっぱなし練習場へ行ったことは3度ほどあるんですが、コース経験はなかったんです。
この土日は予定がなかったし、私のゴルフクラブはまったく使っていなかったし、ちょっと歩いてみるのもいいかなぁ〜 なんて思ったんです。
オークランドには、30分以内のところにたくさんのゴルフ場があります。でも、料金が高めだし、人が多すぎると、後ろの組を待たせてしまうかもしれないので、市内から離れた田舎のゴルフ場へ行くことにしました。
オークランドから南へ40分。マラマルア[Maramarua]という街のゴルフ場です。きょうさんもはじめてのゴルフ場で楽しみにしてるようでした。
土曜日といえども、(田舎だからきっと空いているだろうー)と思っていたんですが、意外と人が多く、途中で先に行ってもらうこともありました。
さて3年ぶりのゴルフは。。。
大きく曲がることはないのでボール探しに苦労することはなかったんですが、ゴロが多くて、ぜんぜん距離がでなかった。空振りもあったなぁ〜 練習場のときは、結構飛ぶんだけどなぁ。。。笑
トータルスコアは、140。自分の腕前にイライラした時も多々、、、
それに比べ、きょうさんは上手い。まっすぐ勢いよく飛んでいくボールは、私と同じゴルフボールには思えない!!
「大丈夫、大丈夫、上出来やで〜〜 たかさん! 2回目のコースでこんだけ飛んだらすごいでぇ〜」とおだてられながら、なんとか最後までプレーすることができました。
天気が良くて、ちょっと暑いくらいだったけど、とっても爽やかな心地よい気候でした。上ったり、下ったりするコースだったので、歩くのはやっぱり疲れたぁ〜。明日は、足腰が筋肉痛になりそうだから、しっかりマッサージしておかなきゃ!
プレー料金は、一人30ドル。
これくらいの料金で遊べるんですから、ニュージーランドは、本当にゴルフ天国ですね。
まだ私には、「すっごく楽しい!!」とまでは思えないゴルフだけど、たまには、きょうさんに付き合って、カラダを動かすのもいいかも!?なんて思っています。
たかさん♀
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2008年06月04日 |
●イルカが現れた。イルカが跳ねた!
前回の日記「イルカを観に、パイヒアへ行こう!」はこちら
イルカに会える場所。
90%という高い確率と聞いていたので、すっかり安心していたんです。4時間のクルージングが終盤になっているのに見つからず、(またの機会かなぁ〜)と、ほぼあきらめていたところだったんです。
船長から「イルカ発見!」のアナウンスが聞こえた瞬間、船内によどんでいた空気が一気に晴れるようでした。
「どこ?どこ?」。
水面に身を乗り出してイルカを探す僕ら観光客。
船はイルカの群れに近づいたようで、ぴょんっ!ぴょんっと水面から身体を見せてくれるイルカたちがいました。
「見えた!」。湧き上がる歓声。
イルカを見に来たんだから、そりゃそうですよね〜
船が近づいて驚いてしまったのか、イルカはなかなか水面から身体を見せてくれません。警戒しているのかなぁ、、、
「残念ながら、船は港に戻らなければなりません」。
と、船長からのアナウンス。クルーズの終わりだったので仕方がありません、、、
再び、エンジンのかかる船。
船の後ろからイルカの群れを撮ろうと!後尾にスタンバイして、水面を見ていると、なんと!
スクリューが回って浮いてきた泡が好きなのか、イルカたちが付いてくるではありませんか。もぐっては、飛び上がり、もぐっては飛び上がり!
イルカが飛んでるぅ〜!!!
夢中でシャッターを押していました。
こうして写真を見ると、博物館などで見るイルカの模型と同じような形をしているんですね。生で見たことがなかっただけに、当たり前のことに気づきました。
それにしても、つるつるの肌!?
きっと乗っかりたくても、滑って乗れないだろうなぁ〜 なんて思っちゃいました。
一同大興奮で、クルーズは終了。
船長も満足そうな表情で、観光客を見送ってくれました。
自然動物に会える国、ニュージーランド。
お次は、クジラかな・・・?
きょうさん♂
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2008年06月01日 |
●イルカを観に、パイヒアへ行こう!
パイヒアといえば、ニュージーランド北島でロトルアと並ぶ二大観光リゾート地。温泉がメインのロトルアとは異なり、パイヒアは140の島々を舞台としたベイ・オブ・アイランド地方の中心地。
見所は、ドルフィンツアー!
イルカが観られる確率は年間通して90%という、まさにイルカに出会える場所なんです!
イルカの背中だけは、クイーンズタウン滞在中に行ったダウトフルサウンド(●ダウトフルサウンドクルーズのレポートはこちら)で観たことがあります。でも、イルカと言えば、ジャンプですよね。水族館であるイルカショーのインパクトが強すぎるのか、自然のイルカが気持ちよさそうに飛び跳ねる姿を観てみたかったんです。
ご一緒するのは、イルカツアー3回目となるご夫妻。
(そんなにイルカが好き?)いえいえ違います。90%の確率でイルカに会えるはずなのに、2回とも観られなかったとか(観られない場合は、次回無料で参加できます!)。「90%は、100%でない」から、観られないこともあるんですね。。。
9時発のボートに乗るため、真っ暗闇のオークランドを早朝5時過ぎに出発。車で約3時間(約250キロ)、パイヒアに到着したころは、もやがかかる幻想的な景観でした。
出発時間が近づくにつれて集まってくる観光客。聞こえてくる会話から、地元ニュージーランド人はもちろん、スペインやインド、韓国の人も参加していました。日本人も含めて、ニュージーランドは多国籍ですね。
9時、定刻のどおり出発です。
日本だと定刻が当たり前かもしれませんが、定刻どおりに出ないことも世界各地ではありますし、ここニュージーランドでもバスが時間通りに来ないことはよくあることなので、こうして定刻に出ると、なんだかうれしい☆
クルーズ時間は、4時間。
ずっとイルカを探し回るのではなく、ベイオブアイランドの美しい島々をめぐるクルーズです。もやはすっかり晴れて、青空が広がる下、おだやかな水面をクルーズ船がゆったり進んでいきます。(イルカ、見れるかなぁ〜)
パイヒア[Paihia]は、マオリ語の[Pai](=良いという意味)と、英語の[Here](=ここ)を組み合わせた言葉で、「ここは良い場所」と表しているんだそうです。島々にも、マオリ語の名前がつけられていることや、ジェームズクックが錨を下ろした島など、いろいろな話を船長がアナウンスしてくれながら、島々を見せて周ってくれます。太陽の日差しが気持ちいぃ〜
でも、イルカは現れません。
「ほかのクルーズ船とも連絡を取りながら進んでいますので、イルカが見つかれば、すぐにそちらへ向かいます。できることなら、私たちが一番に見つけたいと思っています」。そんな船長の声に、観光客も期待がつのってきます。
イルカの気配なく、船はクルーズ最大の名所「ホールインザロック」へ近づきました。ブレット岬の灯台に見守られるように位置する巨大岩。その中に、空洞ができています。ここをクルーズ船が通るんです。ちょっとしたアドベンチャー気分!
「ホールインザロック」の周りには、船釣りのボートがいくつか出ていて、大きな魚を狙っています。おぉっ!見える、見える!魚の群れが!30センチは優に超える魚の群れが8畳スペースくらいに広がって泳ぎ回っているではありませんか! バシャバシャっ 時おり、水面に顔を出して泳いでいます。天然の巨大魚の群れが観られて一同、大興奮っ!
このときばかりは、イルカが見られなことを忘れていました。。。
乗船時間は2時間半を超えました。イルカが見られないまま、休憩のため途中の島に停泊。ここでカフェやランチの時間のようです。僕らも芝生が広がるベンチで、ぽかぽか陽気を感じながらまどろんでいました。イルカが観たくて来たけど、観れなくてもこんなにすがすがしい気分になれるんだったら満足かもっ!
1時間後、クルーズ船が再出発。
休憩タイムを終え、パイヒアの港へ向かうようです。
「ナイスデイ!」船長が何度もアナウンスするくらい素晴らしい天候に恵まれ、ニュージーランドの自然を満喫できました。イルカには会えなかったけど、ま、そんな日もあるさ。
「また次、来よう!」。
3ヶ月以内に来れば、無料で乗せてもらえるようなので、またクルーズを楽しめばいい。それにしても、ご一緒したご夫妻は、3回来て3回とも見れないなんて、なんてアンラッキーなんでしょう・・・笑うしかないっ!?
そんな話をしていたら・・・
クルーズ船の進路が突然変わります!
どうやら、Uターンしてどこかへ向かうよう。港まであと30分もないのに、どういうこと!?ざわめく船内。もしやイルカ発見か?
すると、スピーカーから聞きなれた船長の声がしました。
「前方に、イルカ!!」。
まるで号令をかけられたかのように、同時に飛び上がる観光客たち! 進路のはるか前方に目をやると、飛び跳ねる物体が見えました。あっ!イルカだ!!
次回、「イルカが跳ねた!」へつづく
きょうさん♂
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