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2006年08月31日 |
●チェコの首都プラハ観光
ドイツのロマンチック街道を終え、世界遺産の街バンブルグを経て、40ヵ国目チェコのプラハに入りました。
ハンガリーの首都ブタペストの街と似ているような印象がするプラハの街。街の中心、旧市街広場へまずは行って見ました。
2本の塔があるティーン教会がひと際目立っていて、その向かいには旧市庁舎。その旧市庁舎で有名なのが、天文時計なんです。毎時0分に、窓に姿を現す仕掛け人形たちが、楽しませてくれるんです。私たちもしっかり見てきました!
プラネタリウムの脇にいる死神がカーンと鐘を鳴らし、その音とともに塔の上にある窓にキリストの12使徒人形がゆっくりと現れて、また消えていくんです。最後に一番上のニワトリがひと声鳴いて終了♪ ガイコツ姿の死神が鐘を鳴らすところが、なぜかかわいくて、笑っちゃうんですよね!
ドイツではミュンヘン市庁舎の仕掛け時計や、ローテンブルグの仕掛け時計を見てきましたが、このプラハの時計は低いところにもあって見やすかったです!集まった観光客も大喝采!?
少し歩くと、ヴルタヴァ川にかかるプラハ最古の石橋「カレル橋」があります。プラハの代名詞ともいえる場所なので、きょうさんは写真撮影のためいつものようにこの橋へ通っていました。
60年近くかけて完成されたゴシック様式の橋は全長520m、幅は10mもあります。広い!プラハのメイン観光地なだけあって、観光客であふれかえっています。写真を撮るのも大変!
触ると幸運に恵まれるというネポムツキー像には、もちろん触ってきました!たくさんの人が触っているのでそこだけは、金色でピカピカに輝いていましたよ。(笑)。大阪通天閣のビリケンさんみたい〜
次の日は、プラハ城へ。城内にある聖ヴィート大聖堂のステンドグラスは、とっても良かったです。ヨーロッパには、教会が数え切れないほどあって、どれも似たような感じがしたりするんですけど、ここのステンドグラスは、ちょっと変わっていて素晴らしかったです。
特に、左側にある入口3番目のステンドグラスは、チェコ人画家のアルフォンス・ムハ(ミュシャ)の方の作品だそうで、今まで見たステンドグラスとは、ちょっと違う感じ、赤から青までだんだんと変わっていく色が温かい印象に感じました。ふたりとも、少しの時間、無言で眺めていましたね〜
そして正午になると、プラハ城の衛兵交代の時間です。毎時ごとに衛兵交代するんですけど、音楽隊付で見せてくれるのがこのお昼12時。
私たちは30分前からいい場所にスタンバイ!衛兵交代というと、昨年は、ストックホルム、コペンハーゲン、ロンドンと見ることができました。それ以来久しぶりの衛兵交代見学。存分に見ることができました!
あのコツっ、コツっ、という靴の音は、いつ、どこで聞いてもいいですね〜。見た後はなぜか姿勢がよくなって、真似をしているふたり・・・。
「ヨーロッパの中でも最も中世の雰囲気を感じられる街」といわれるプラハ。ステキな街でした!
たかさん♀
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2006年08月29日 |
●ヴュルツブルグ宮殿観賞
「ドイツの中で最も美しいといわれる宮殿」。
毎年6月に「モーツァルト音楽祭」が開かれるヴュルツブルグ宮殿へ行って来ました。素晴らしかった!感激しました!
ロマンチック街道の北の起点、ヴュルツブルグ[Wurzburg]。ロマンチック街道ではローテンブルグ[Rothemburg]の街を楽しみにしていたので、ヴュルツブルグまで北上するかどうかは決めかねていたんです。
でも距離もそんなにかからないし、急ぐ旅でもないかな?ということでヴュルツブルグまで足を延ばすことにしました。
行くなら見てみたかったのがこのヴュルツブルグ宮殿。レジデンスと言われる司教の館は世界遺産にも指定されている建物なんです。
見所は「階段踊り場と天井に書かれたフレスコ画」。
そんな情報を得て、いざ入館!
チケット売り場では、珍しくガイドブックまで購入(公式ガイドブック。日本語5ユーロ)。ノイシュヴァンシュタイン城でも買わなかったガイドブックを買おうと思ったのは、彫刻や絵画を見て(すごいなぁ〜)って思うだけではもったいない気がしたから。どうせ見るなら、どんな世代背景の元で造られたのか、描かれたのか?そんなことを知りたかったんです。
世界一周旅行の行く先々でガイドブックを買いたいくらいなんですが、荷物の量が増えること懸念してほとんど買いません。買ったのは、モスクワの「クレムリン」ガイドブック以来〜
よくお土産店で販売されている日本ガイドブックは、古い日本語の書体を使っていたり、ところどころ日本語がおかしかったりするんですが、この公式ガイドブックはそんなことはありませんでした。ドイツ語版を翻訳したらしく、厚さ1.5センチほどのまさに書籍といった感じ。ヴュルツブルグ宮殿と宮廷庭園についてこと細かに記してくれていました。
なので、「ヴュルツブルグ宮殿は世界遺産」ってことしか知らない自分たちの大いなる助けとなってくれたのです。
一番印象的だったのは、天井のフレスコ画。階段踊り場の設計に関しても訪れる人を魅了させる仕組みがあるらしんですが、正直分からなかった。。。でも、フレスコ画の凄さはドカンと伝わってくるものがありました!
ガイドブックを開いていない第一印象は、「デカイ!」。天井は半球状、ちょっとしたプラネタリウムみたいになっているのでより広く大きく感じます。どの部分を抜き取っても細かく描かれているフレスコ画。ヨーロッパ以降、キリスト関連のフレスコ画を見てきましたが、この規模の大きさは見たことがありません。
また、天井部の四隅に彫刻が置かれているんですが、その彫刻がフレスコ画の一部とつながっているので、より立体的に感じるんですね。一面のフレスコ画というより、空間を活用している雰囲気。。。
(何て書いてあるんだろう?)とガイドブックを開くと・・・
階段から上ってくる正面がヨーロッパ。背中の反対側がアメリカ。あとの2面はアフリカ、アジアと、地球を4つのカテゴリに分けた絵になっているそうです。確かによく見ると、人々だけではなく、背景にさりげなく描かれている動物も違っている!(ウマ、ワニ、ラクダ、ゾウ)。
それに、フレスコ画に描かれている人物の中には、ヴュルツブルグ宮殿の建造主の姿や、建築家、彫刻家などの姿もも含まれているそうで、このフレスコ画がヴュルツブルグ宮殿そのものを表しているようでした。
ガイドブックを読んでは、頭上のフレスコ画を見て、また読んでは見てと繰り返していると、1時間近くは階段踊り場にいたような気がします。解説があると見方も変わりますね。。。
階段踊り場に続く「白のホール」では、漆喰の美しさを感じ、さらに続く「皇帝の間」は修理中でしたが金色を使った豪華な雰囲気を感じ、その後も控え室、寝室、そして宮廷庭園と見所は尽きません。。。後半は“おなかいっぱいモード”になってしまいましたが、じっくり見ようと思えば数時間じゃ足りない宮殿に思います。
ヴュルツブルグ出身の建築家バルタザー・ノイマンだけではなく、彫刻家や漆喰製作者など、偉大な人物の名前が次々と出てくるヴュルツブルグ宮殿。代々変わる司教の影響で波乱があったり、空襲で大打撃を受けたりしたようですが、こうして今日に至るまで美しい姿を見せてくれることに感謝です。
ガイドブックの効果を知ると、「投資は大切」と感じるヴュルツブルグ宮殿観賞でした。
きょうさん♂
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2006年08月28日 |
●ロマンチック街道の気分
♪だ・れ・か ロマンチック と・め・て〜
昔、「CCB」というグループが歌っていた歌を口ずさみながらロマンチック街道をヴュルツブルグ[Wurzburg]まで北上しました。
ドイツでもっとも知られている観光ルートは「ロマンチック街道」ではないでしょうか。
ほかに、古城街道やメルヘン街道、アルペン街道などドイツにはいろんな街道が名づけられていますが、パッケージツアーで企画されている内容を見てみても、ロマンチック街道の人気はダントツのような気がします。
旅行会社に勤めていたころから憧れであったロマンチック街道。ノイシュヴァンシュタイン城を筆頭に、街道をゆっくり見て、写真を撮って周りたかったので、自分たちの車でそれが実現できて、うれしかったです。
街を見て周ることと合わせて楽しみにしていたこと。それは「ロマンチック街道を走って、ロマンチックな気分になれるだろうか?」ということ。
だって街道のタイトルから想像すれば、そんなことを思う人もいるはず。ちなみに、日本語では「ロマンチック街道」ですが、ドイツ語では「ロマンティッシェ・シュトラーセ」。「ロマンチック」という意味合いは似たようなものです。
そんな事前期待。結論からすると、ロマンチックというキーワードに無縁のふたりにはどうもピンとこず・・・。ただ、ロマンチック街道沿いの街は、中世の街並みが残されているので、それらを見て(古き時代はどんな生活をしていたんだろう?)と思い浮かべることができそうなので、おとぎ話のような夢の世界を想像する意味ではロマンチックと言える気もします。
さて立ち寄った街を挙げてみますと、ノイシュヴァンシュタイン城があるフュッセン[Fussen]。
キリストを涙を流したと言われ、巡礼教会にもなっている世界遺産ヴィース教会があるシュタインガーデン[Steingaden]。ロココ様式の天井は白く、美しかった!
アウグスブルグ[Augsburg]では歴史あるステンドグラスをもった教会がいくつもありました。
市城壁が円形の街をきれい囲んだネルドリンゲン[Nordlingen]。ダニエルと呼ばれる教会の90mの塔に登り、街を一望できました。360度がオレンジ色の屋根!見事な景観を保ってくれています。
古い木骨組みの建物がずらりと並ぶディンケルスビュール[Dinkelsbuhl]。南ドイツで最も美しいと称されるゴシック様式のゲオルク教会が旧市街の中心にドンと建っていました。
そしてローテンブルグ[Rothenburg]。建築の宝庫とも呼ばれるほど中世の街並みが見られます。年中クリスマスショップは、クリスマス関連の商品でいっぱい。まるで博物館のようでした。旧市街にいくつもある塔。どれも存在感があり、格好の被写体となってくれました。
クレグリンゲン[Creglingen]も木骨組の建物が目を惹きます。ヴァイカースハイム[Weikersheim]、ラウダ[Lauda]と、小さな街でありながら、時計塔にもなっている教会が、街の象徴として落ち着いた雰囲気を感じさせてくれました。
フィナーレは北の起点、ヴュルツブルグ[Wurzburg]。フランケンワインが有名でブドウ畑に囲まれている街。街のシンボルはマリエンベルク要塞だが、世界遺産に指定されているヴュルツブルグ宮殿はすごかった。庭園や数々の彫刻もすごかったが、階段踊り場の天井フレスコ画、白の部屋の漆喰は今までに見たことのない芸術に感じ、(ここまで来てよかった)と思えました。
ロマンチック街道沿いの街、すべては見ていませんが、石畳が敷かれた街は古き時代を想像させてくれます。似たような街もありますが、街の規模や象徴はそれぞれちがうので、どの街も趣があってよかったです。
(こんな建物でペンションができたらいいなぁ〜)
そんな夢が一番のロマンチックだったかもしれません。
きょうさん♂
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2006年08月24日 |
●ビールの街、ミュンヘン
ドイツバイエルン地方の都ミュンヘン[Munchen]へ行ってきました。
ちなみに神戸や梅田にはドイツ風の「ミュンヘンレストラン」があります。特にカラアゲが大きくておいしいんですよね〜。
ドイツのミュンヘンといえば、やはりビールとソーセージでしょう!私は残念ながら、アルコール類は一切飲めないんですけど・・・
ミュンヘンの気分を感じに、あのヒットラーが演説をしたこともあるという有名なホフブロイハウスへ行ってきました。
1階は1,200人も人が座れる大きなビアガーデン。2階はレストラン、3階はダンスも出来る、ちょー大きなホフブロイハウス!
1階で席を探すんですが、満員で店員さんもすっごく忙しそう〜 案内もしてくれません、、、ちょうど席を立つグループのがいたので、その席近くで待っていたんです。
すると、同じく横で待っているオーストリア人夫婦もいたので、「一緒に座りましょう」ということになったんです。
あらかじめ食べたいメニューはチェックしていたんですが、ドイツ語メニューが読めません。オーストリア語とドイツ語は似ているらしく、彼らにもオススメの料理を教えてもらい、注文など手伝ってもらいました。お互い片言英語でのコミュニケーションが始まりました。
ご主人マンフレッドと奥さんのエダ。彼らのひとり娘さんもボーイフレンドと一緒に現在世界一周旅行中とのことで、今はベトナムにいるらしい。
時々インターネットで写真を送ってくるそうで、その写真をプリントアウトして、大事そうに財布に入れてあるのを見せてくれました。母親のエダは、ひとり娘のことが心配だと話し、来年2月には戻ってくるのよ、その日を待ち焦がれているような様子でした。
思わず、自分たちの両親と重なってしまいました。
そんな話をしていると、来ました!来ました!ビールです!
500リットルがないということで、1リットルのビールを注文したきょうさん。私の顔より大きいジョッキです!ホントにこれ全部飲めるのぉ〜??
私はコーラを注文し、4人で乾杯!
そのあとは、ミュンヘンの有名な白ウィンナーと、焼きウィンナーです。
白ウィンナーは茹でていて温かく保つためにポットに入っています。「こうやって食べるのよ!」と、エダが教えてくれます。ウィンナーの端から端までナイフで薄く切り込みを入れて、きれいに剥がして皮をむくんです。すると、ちょー柔らかいウィンナーが登場!それをタレにつけて食べるんです。オ・イ・シ・イ〜。
焼きウィンナーもボリュームたっぷりで、酢に漬けてあるキャベツととっても相性がいいんですよ。
そして、ドイツの有名な眼鏡形のプレッツェルというパンです。ちょっと固くて塩からいのがまたおいしいんですよ。かわいい売り子さんがそのパンを売りに歩いています。
フロアの中央では生演奏が始まったり、所々の席からは歌声が聞こえてきたり、踊りが始まったり、隣りテーブルの方々と話したりと、とっても陽気な雰囲気でした。
私は、アルコールの匂いにも酔わないんですけど、雰囲気にはすぐ酔っちゃうので、すっごく楽しかったです!
9月16日からは、ミュンヘンでオクトーバーフェストというビールの祭典があるようで、ぜひ参加したかったけど、ちょっと日程が合わなかったぁ〜(残念!)
次の旅の楽しみに置いておこーっと。
たかさん♀
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2006年08月23日 |
●ノイシュヴァンシュタイン城
「ロマンチック街道のハイライト」
「ディズニーランドのシンデレラ城のモデル」
そう言われている、ドイツ南部フュッセンにあるノイシュヴァンシュタイン城[Neuschwanstein]へ行ってきました!
ロマンチック街道に憧れるものとしてだけでなく、ドイツ観光の主要ポイントとして、ノイシュヴァンシュタイン城は、ぜひ訪れてみたいお城だったんです。
“森と湖に囲まれたお城”。
旅行パンフレットや絵はがきでよく見るノイシュヴァンシュタイン城の写真。ホント、よくこんな崖の上に建てたものだと感心させられます。
ノイシュヴァンシュタイン城は、そんな山の中にあるため、車やバスで近くまで行くことはできません。ふもとから30分ほどかけて歩いて上って行くことになります(シャトルバスや馬車はあります)。
そして正門を通って敷地内へ。第一印象は「かちっとしているなぁ〜」。きちっとしている、整然としている、そんな雰囲気でしょうか、フランスでよく見たお城の柔らかい印象とは違って、どちらかと言うと固い雰囲気でした。
きっとそれは、遠くからノイシュヴァンシュタイン城を見るときのイメージと実際のギャップを感じたからだと思います。丸い塔、三角屋根、四角いお城という「○△□」のバランスがうまく取れている外観と、間近にお城の壁を直視するとではやはり違います。きれいに四角く切られた石が整って積み上げられている様子から、古めかしい印象は全く受けません。
城内は「玉座の間」「寝室」「リビング」などいくつかの見所を周って行きますが、個人的に特に気に入ったのは、「寝室」。14人の彫刻家が4年半をかけて彫ったオーク材を使ったベッドの天蓋は繊細!ビックリします!
白鳥を愛した王だけあって、城内のいたるところに白鳥の彫刻や絵、置物が見られます。またワーグナーのオペラが好きで、数々のオペラを描いた絵画も多数見受けられます。なぜここに?そんな驚きを抱く鍾乳洞もあります。
ただ、ノイシュヴァンシュタイン城の立派な外観イメージと比較すると、城内は「それほど華やかではなかった」というのが正直な感想です。
そう思うと、ノイシュヴァンシュタイン城を建てた当時のバイエルン王、ルードヴィヒ2世の想いを知りたくなります。彼はどんな想いでこのお城を建てたのでしょうか?
ルードヴィヒ2世は、父親の死後若くして王の座に就きました。18歳だったそうです。国のことを真剣に考えいたルードヴィヒ2世ですが、そのとき政府はすでに重要事項を議会で決める仕組みになっていたので、彼には、代表の座というだけで、権限を持つことはなかったのです。年配議員たちとの確執もあり、やがてルードヴィヒ2世の興味は、国政から「自分の夢の城づくり」に変わっていったのです。
忙しさを離れ、誰も来ない静かな場所に、自分だけの居場所を作りたい。。。ルードヴィヒ2世は、森と湖の囲まれた崖の上にノイシュヴァンシュタイン城の建設をはじめます。
しかし、国政よりも城作りに夢中になったといわれるルードヴィヒ2世は、ほかにもいくつかのお城を建て始め、国の財政を赤字(ウワサという説もあり)にしてしまいます。
そしてグーデン博士に“精神病”とウソの診断され、バイエルン政府から禁治産者の宣告をされます。拘束された翌日、博士と共に散歩に出かけたまま、謎の死を遂げたルードヴィヒ2世。自殺か他殺か、今でも分からないそうですが、彼自身は死を予感していたのではないかという説もあります。
ルードヴィヒ2世が、ノイシュヴァンシュタイン城で過ごしたのは、わずか170日ほど。「玉座の間」に王の椅子が置かれることもなく、最高の音響効果を備えたリビングでコンサートが開かれることもなく、建設中であったいくつかの部屋は未完成のまま残されています。
夢の生活を送ることができなかったルードヴィヒ2世。このひっそりとした山の中に建てたノイシュヴァンシュタイン城に、世界中からこれほど多くの人がやってくるとは想像もしていなかったはずです。
「世界的な観光地」に連日訪れる観光客の姿。ルードヴィヒ2世の夢の城は、後世に残る素晴らしい功績だと感じます。。。
美しさだけではなく、ルードヴィヒ2世の寂しさが伝わってくるノイシュヴァンシュタイン城。来て良かったです!
【観光アドバイス】
・ノイシュヴァンシュタイン城は9時開城。
・入場券は麓にあるチケットセンターで8時より購入可能。一般9ユーロ(学生8ユーロ)。お城の入口では買えないので注意。
・個人見学はできず、見学ツアーに参加。私たちの場合、9時20分にほかの日本人の方々約40名と一緒に見学。各部屋に日本語アナウンスが流れる仕組み。空いている時間だと「日本語案内テープ」を貸してくれるという情報もあり。
・城内は写真撮影、ビデオカメラ撮影禁止。
・お城の入口までは麓から徒歩約30分。シャトルバスは上り1.8ユーロ(下り1ユーロ、往復2.6ユーロ)でマリエン橋まで行く。馬車は上り5ユーロ(下り2.5ユーロ)。
・マリエン橋は、ノイシュヴァンシュタイン城の写真が撮れる一番いい場所。橋は丈夫な造りでそれほど揺れないので安心。橋の真ん中あたり(床のつなぎ目付近)の欄干は水平です。三脚がなくてもカメラを置いて撮れば手ぶれ防止に役立ちます。午後4時より、午前11時のほうが順光。
・見学ツアーの時間に合わせて、お城を先に見学してからマリエン橋へ行くか、先にマリエン橋へ行ってからお城に戻るかを決めるといいでしょう。
きょうさん♂
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2006年08月22日 |
●お城の写真が撮りたくて
ノイシュヴァンシュタイン城へ行った人誰もが思うんではないでしょうか。(あの写真はどこから撮ったんだろう?)と。
観光パンフレットはもちろん、現地で見かけるポスターや絵はがきの9割は、ノイシュヴァンシュタイン城の正面から撮った写真です。手前に赤い門が写っているが分かると思います。
でもノイシュヴァンシュタイン城は、崖の上に立っています。お城の向かい側にあるのは、どう見ても人が登れそうにない山ばかり。
ノイシュヴァンシュタイン城を撮る写真撮影スポットとして有名なマリエン橋は「横からのアングル」。いったいどこから撮ったんでしょう?
インフォメーションセンターで尋ねてみると、
「その写真はヘリコプターから撮ったのよ」。
とあっさりとした返事。いやいや、そうやってヘリコプターで撮影した写真もあるだろうけど、前景に木が写っていたり、地面が写っている写真もあるからヘリコプター以外の方法もあったはず。
お城の管理部屋らしきところで聞いてみると、「マリエン橋の先から登山道がある。登山靴が必要だし、やさしい道じゃないけど似たような写真は撮れるんじゃない?でなきゃ、ヘリコプター」という答え。
むむむ・・・どうもはっきりとしない情報だ。
お城の正面に立って、もう一度向かい側の山を凝視してみても道らしき道はない、、、人の気配も無い、、、
ハイキングマップをよく見ると、確かにマリエン橋の先からハイキングコースが用意されている。3時間弱でたどり着く先は、Tegelberghausというゴンドラの頂上。
不確かだけど、そのハイキングをすることにしました。ノイシュヴァンシュタイン城の正面に立てることを願って・・・。
このハイキングコース。意外と大勢の人がいるんです。ビックリ!小さな子どもを連れた家族連れから、杖をついて歩く年配の方までいっぱい。日本の方は見かけませんでしたが、結構人気のハイキングコースなんです〜
ノイシュヴァンシュタイン城の正面からのアングルを期待していましたが、高度を高くする一方で、正面にたてないどころか、ノイシュヴァンシュタイン城を見下ろす位置になってしまいました。
逆方向から歩いてくる人にインタビューしてみましたが、どの人も「お城の正面にはいかない」との答え。残念ながら、希望の場所に行くことはできませんでした。
それでもハイキングそのものは結構楽しくて、フュッセンの街が一望できる展望台からの眺望はパノラマ景観でした!
皆さん、素晴らしい景色を楽しみながらビールをゴクリ、ゴクリ!パラグライダーに挑戦してたり、のんびりくつろいでいたり、優雅な光景でした。
ゴンドラで降りた後、別の角度から散策。あきらめきれずに滝の近くからの登り道を探してみましたが、見つかりません、、、
(この傾斜を登るしかないんだろうか・・・)
危険を感じさせる絶壁に断念せざるを得ませんでした、、、
雪の積もるノイシュヴァンシュタイン城、紅葉に包まれるノイシュヴァンシュタイン城、新緑の季節など、四季折々のノイシュヴァンシュタイン城の写真がありますが、いったいどうやって撮ったんでしょうか?
考えられるのは、「昔はそんな場所があった」けど、今はがけ崩れなどで行けなくなってしまったとか。んんん・・・どうかなぁ〜?
真相をご存知の方、ぜひ教えてくださーい!
きょうさん♂
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2006年08月20日 |
●リヒテンシュタイン公国
ヨーロッパにある小さな国、リヒテンシュタイン。
国の面積が160Kuというんですから、約550Kuの神戸市の4分の1くらい。南から北へ走り抜けても30分とかかりません。
「リヒテンシュタインといえば切手が有名」。
そう聞いたことがあるので、首都ファドゥーツのインフォメーションセンター2階にある「切手博物館」へ足を運んでみました。
切手のデザインには定評があるそうで、毎年発売される切手のデザインは、写真家やデザイナーさんが提案して決まるらしい。
小、中学生時代は、「趣味:切手集め」だったボクにとっては、魅力あるデザインばかり。パッと見は、ほかのヨーロッパ諸国が発売している切手と大差はありませんが、リヒテンシュタインの切手は色のグラデーションが細かい。なので繊細な雰囲気をかもし出しているし、額から取り出した絵画のような気もする。芸術品ですね!コレクターにとってはたまりませんなぁ〜
「切手博物館」には発売された切手の一覧がきれいに保存されていて全部見ることができます。
リヒテンシュタイン侯爵家は、ヨーロッパでも由緒ある貴族のひとつだそうで、企業家としても大きな成功を収めているらしんです。その芸術コレクションは世界でも有数だとか!
なるほど!どおりで、街のいたるところに彫刻など芸術品が飾ってるんだぁ!彫刻ストリートと名づけてもいいほど、見て楽しめるメイン通りでした。
「切手」のイメージよりは、「芸術」の印象の方が強かったリヒテンシュタインです。
きょうさん♂
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2006年08月19日 |
●アルプスの少女、ハイジ
♪口笛はなぜ〜とおくまで聞こえるの〜
♪あの雲はなぜ〜私を待ってるの〜
思わず歌っちゃいました!
スイスの東部マイエンフェルト[Maienfeld]にあるハイジ村へ行ってきました。曇りの中だったんですが、ハイキングすること約1時間半。ようやく、おじいさんの家[Heidi alp]に到着しまし
た。草原の中にポツンと一軒だけ建っているんです。
アルムのおじいさんの家では、おじいさんはいません。おばさんが家の管理をしていて、ニワトリやヤギが元気に動き回っていました。
私たちはドリンクだけ注文しましたが、レストランにもなっているようで、簡単な軽食もとれます。
私にとって一番楽しみにしていたのは、ハイジの部屋。2階の屋根裏にある小さな部屋で、ワラでフワフワのベッドをイメージしていたんです!
でも、2階にベッドはあったんですが、普通の金属ダブルベッド。使われていないようで、汚れないようにビニールシートがかぶさっていました、、、残念・・・
それでも、ハイジの屋根裏部屋から窓を覗くと、草原が永遠に続いているようにとっても広く見えるんです。
思わず、「アイ アム ハイジ!!」と声を出してみると、下にいたほかの観光客の人たちに笑われてしまいました。
地元スイスだけではなく、ドイツでもハイジは有名だそうで、「ハイジは日本でも有名なの?」そんな質問をスイス人やドイツ人から聞きました。
私は、アニメ『ハイジ』にどっぷりと浸かって育ったので、『ハイジ』のいろんなシーンがよみがえってくるんです!
お土産屋さんで売っているハイジグッズのハイジの顔は、日本で見慣れたハイジとはちょっと違う気が・・・。ご覧になった方、どう思われましたか?
昔のアニメって、どうしてこんなに楽しく思い出せるんでしょうかぁ〜
次は、『キャンディキャンディ』を訪ねて・・・
たかさん♀
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2006年08月18日 |
●ユングフラウヨッホ(駅)
ユングフラウヨッホ[Jungfraujoch]。
ベルナーオーバーランドの代表的なユングフラウ3山(アイガー、メンヒ、ユングフラウ)が見られる場所だけではなく、標高3,454mまで登る列車はヨーロッパ最高地。
(一度は行っておこう!)
マッターホルンに大満足したものの欲が出て、ユングフラウヨッホへ行って(上って)きました!
マッターホルンで「山の天気は変わりやすい」ことは重々承知。ユングフラウヨッホへ行っても、周りが何も見えなければ意味がないと思っていたので、決断は天候との相談です。
いま天気がいいからと言ってユングフラウヨッホへ上り始めても、ユングフラウヨッホに着いたときに天気が変わっていることは十分にありえる話。
ユングフラウヨッホまで登山列車で1時間以上も揺られるんですから、1時間後の天候を予想するなんてシロウトには到底無理です、、、
パッケージツアーに参加していると、天候に関係なく行程に従ってユングフラウヨッホへ上れます。行程を自分たちで決めていく旅なので、少しでもいい条件で見たいという欲が判断を難しくさせます。
結局、インフォメーションセンターの天気予報や、ガソリンスタンドの店員さんの経験談から「午後の天気は良くなる」と知り、そして麓で見られる山頂映像でも「雲が少ない」と見て、上ることを決めました。
●
標高3,454mのユングフラウヨッホへは、2,061mのクライネシャイデック[Kleine
Scheidegg]から登山列車でおよそ50分。クライネシャイデックまでは、グリンデルワルト[Grindelwald]やラウターブルンネン[Lauterbrunnen]、またインターラーケン[Interlaken]からも列車がアクセスしています。
ボクらは、天候によって今日もユングフラウヨッホ行きをあきらめてハイキングをする心構えだったので、ラウターブルンネンの街へ移動していました。でも上ることを決めたので、ラウターブルンネンに車を停めて、列車に乗り込みました。
ラウターブルンネンからクライネシャイデックまでもおよそ45分かかるので、ユングフラウヨッホまでは乗り継ぎを含めると2時間近くかかることになります。
(天気がもっとよくなりますように!)
少しでも雲の少ない山が見られるように願いながら登山列車に揺られて登ります。
きっとユングフラウヨッホへ行く人は皆、眺望を楽しみにしていると思うんです。もちろん自分たちもそう!“Top of Europe”と呼ばれるヨーロッパ最高地へ
登る列車は、ひとつの交通手段と思っていました。
意外や意外!!この登山列車も楽しめるんです!
クライネシャイデックから終点ユングフラウヨッホまでは途中3つの駅を経由して登ります。乗客が乗り降りできるのは、最初の[Eigergletscher]駅だけ。そこからハイキングを楽しむ人もいます。
この駅を出ると、線路は山(岩)の中へ!(どおりでマップに書かれていた登山列車のルートが点線になっていたんだぁ!)どうやって高い山の周りに線路を敷いたんだろう?と不思議に思っていたので、山の中に入っていく列車を見て納得でした。
そして、2つ目の[Eigerwand]駅(標高2,865m)。ここでは5分停車の案内があって、列車を降りて展望台からの雪山を見ることができます。3つ目の[Eismeer]駅(標高3,160m)でも5分の停車して展望台へ。帰りは列車を降りられないので、興味がある人は上りの際にぜひどうぞ!
列車内では、モニターを使って広いユングフラウヨッホの案内をしてくれます。鉄道駅があるだけと思っていたらユングフラウヨッホには、いろんな見所があるんですよね。スフィンクス展望台をはじめ、いくつかのレストランやお土産店、雪の高原があったり、時間に余裕がある人は雪山のトレッキングまで、ユングフラウヨッホは盛りだくさん!
(じっくり見てたら3、4時間はかかるなぁ〜)
さぁユングフラウヨッホに到着!
気温は3度。(あぁ、さむぅ〜)
この日は雲の動きがとても早く、数秒間隔のような感じで、山が見えたり、雲(もや)に隠れたり・・・。
それでも3,571mのスフィンクス展望台では、メンヒを間近に見られました。(もうちょっとで富士山の高さなんやなぁ〜)そんな実感もなく、メンヒが4,000mを超している感覚もなく、自分が雪と氷河に囲まれていることがうれしくて、はしゃいでしまいます!
山の中に降りてきた宇宙船のようなユングフラウヨッホ。帰りにクライネシャイデックからハイキングをしようと考えていましたが、ユングフラウヨッホでのんびり過ごしたので、時間が足りなくなってしまいました。時間に余裕がある日とはぜひ朝一番に行ってくださいね!
【列車運賃】
ラウターブルンネン → (クライネシャイデック) → ユングフラウヨッホ → クライネシャイデック/133[SFr](約12,502円)
クライネシャイデック → ラウターブルンネン/29[SFr](約2,726円)
※この料金がすべて半額になるスイスパス[Swiss Half Fare Card]を、99[SFr](約9,306円)で購入しています。
きょうさん♂
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2006年08月17日 |
●ベルナーオーバーランド
マッターホルンが見られて大感動だったので、スイスの山も十分なんですが、どうせここまで来たんだから(ユングフラウヨッホへ行ってみよう!)という気持ちになりました。
ユングフラウヨッホ[Jungfraujoch]。
ヨーロッパで一番高いところにある鉄道駅です。
でも着いた日の翌朝は雲が多かったので、初日はユングフラウヨッホ行きを止めて、ハイキングをすることに。
標高1,034mのグリンデルワルト[Grindelwald]から2,168mのフィルスト[First]までゴンドラで上がり、バッハアルプゼー[Bachalpsee]という湖まで1時間ほど歩きます。
このバッハアルプゼーもシェレックホルン[Schreckhorn]などの高い山が湖面に反射することで有名な場所。残念ながらこの日は風が出ていたので、きれいには見られませんでしたが、天気は良かったのでのどかな気分を楽しむことができました。
ランチを食べたあとは、ワルドスピッツ[Waldspitz]方面への別ルートハイキング。このハイキングコースもユングフラウなどは見えないんですが、雪山を眺めながらのハイキングは、「やっほおぉー」と叫びたくなるようなウキウキ気分でした。
時期がもう少しはやいと高山植物などもたくさん見られるそうです。
ツェルマットもそうでしたが、ハイキングコースが縦横無尽に用意されているスイス。グリンデルワルト付近のハイキングマップには、なんと“76”ものハイキングコースがあるんです。
何日あっても体力が続く限りは、ハイキングを楽しみたくなりますね〜
さぁ翌日は、雲が少なくなることを願います!
【ゴンドラ運賃】
グリンデルワルト → フィルスト/30[SFr](約2,820円)
ボルト[Bort] → グリンデルワルト/15.6[SFr](約1,466円)
※この料金がすべて半額になるスイスパス[Swiss Half Fare Card]を、99[SFr](約9,306円)で購入しています。
きょうさん♂
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2006年08月16日 |
●マッターホルンに大感動
マッターホルンが雲に隠れてしまった日・・・、その翌日。
朝起きて、空を見ると、雲ひとつない快晴!
タッシュ[Tashu]の街からも、ツェルマット[Zermatt]の雪山が見えるくらいに晴れているんです!!(マッターホルンは見えないけれど)
「今日はマッターホルンが見れるでぇ〜」。
昨日のようにすぐに雲が動き出すのではないかと心配で、早くツェルマットに行きたいと思うんですが、どれだけ急いでも、列車の始発時間は変わりません。
忘れ物がないように準備を整えて、列車へ乗り込み。いざツェルマットへ!
ツェルマットに到着後、速足で駅を出て、昨日と同じようにマッターホルンの方向を見上げてみると・・・
ドッカァーン!
マッターホルンの頂上が徐々に明るくなっているではありませんか。朝陽に照らされるマッターホルン!
昨日めぼしをつけていた撮影スポット(登山列車の線路脇)に小走りで向かい、早速シャッターチャンスを収めていました。カシャカシャーー
マッターホルンをじっと見ていると、だんだんと山際の方まで明るくなっていくんですよね。雲ひとつない青空とまだ暗い山すそに囲まれて、スポットライトに照らされたようなマッターホルン。素晴らしかった〜
ゴルナーグラート[Gornergrad]展望台へは昨日行ったので、今日はスネガパラダイス[Sunnegga
paradise]へ。スネガパラダイスもマッターホルンを観賞できる場所として有名なスポットなんです。
ハイキングコースも数多く用意されていて、ゴルナーグラートまでも歩けるくらい。ボクらが選んだハイキングコースは、5つの湖(池)を見て周る約4時間のコース。快晴だから、より楽しみ〜
スネガパラダイスまでは、ツェルマットから地下ケーブルで3分。
8時10分の始発に乗って、標高2,288mのスネガパラダイスへ着くと、マッターホルンを中心にして左右に広がる大パノラマ!おぉぉ〜
風もないのか、雲が出る気配もなく、絶景を見せてくれています。お、お見事です!★うれしくて動画まで撮っちゃいました〜「動画で見る世界の風景」はこちらをクリックしてください。
スネガパラダイスからゴンドラでひと駅上がってブラウヘルド[Blauherd]へ。そこからスネガパラダイスまで下っていくハイキングの開始です!
それは「水面に写る逆さマッターホルン」を見るため。昨日は雲が出て見られなかったので、今日は、スネガパラダイスで見られる逆さマッターホルンの観賞スポットとして有名なグリンジー[Grindjisee]へ先に行きたかったからなんです。天気のご機嫌が変わる前に・・・
その判断は、大正解!
午前中の風が静かなうちに、しっかりと「水面に写る逆さマッターホルン」を見ることができました。始発に乗ったくらいなので、まだ登山客も少ないし、ゆっくりできますよ〜
第2の湖は、グルエンジー[Gruensee]。ここは湖の周りが広く、ベンチもあってのんびりゆっくりできるんですが、マッターホルンの全景が見られない、、、なのでボクらは立ち止まらずに通過しちゃいました。
第3の湖は、ムースジー[Moosjisee]。この湖の色は青い!コバルトブルー。湖の周りはベンチなどがないので、あまりくつろぎにくい場所ですが、この色はぜひ見ておきたい。
第4の湖は、レイジー[Leisee]。スネガパラダイスのすぐそばなので、スネガパラダイスからハイキングを始める人には第1の湖となりますが、ボクらは下るルートを選んだので最後の湖になります。ここも素晴らしかった!湖の周辺にはベンチやテーブルがたくさんあり、鉄棒やブランコなど子どもたちが遊べる遊具施設もあるんです。
レイジーの水面に写るマッターホルンもなかなか魅力的!ボクらはハイキングの終盤だったので、雲も出はじめていましたし、風も出てきて湖面が揺れていましたが、午前中にこのレイジーに来ていたら、ここからもきれいな逆さマッターホルンが見られるはずです。あまりの天気のよさの心地よさで泳ぎ始める人もいたくらい。ハイキングをしなくても、スネガパラダイスまで来て、マッターホルンを眺めながらレイジーでくつろぐだけでも楽しめますね。
ということで、ボクらがハイキングで見た湖は全部で4つ。あとひとつは、ステリージー[Stellisee]というんですが、ボクらは第1の湖グリンジーへ急いだため、立ち寄りませんでした。なので情報がありません〜
「5つの湖」が見られるこのハイキングコース。多少のアップダウンはありますが、たっぷり楽しめるコースです。これ以上ないほどの最高の天気であれば、角度を変えたマッターホルンの姿を見られます。まぁ、湖というよりは、池という感じですが、どの池も雰囲気が違って素敵です。
写真好きの方には、[Grindjisee]と[Leisee]はぜひ見て欲しいですし、のんびりまったり派の方には[Leisee]だけでもお勧めです。
「5つの湖を見て周って約4時間」と言われるこのハイキングコース。ボクらはゆっくり歩くし、写真たくさん撮るし、それにキャンプセットを持っていってラーメンランチをしたので、結局7時間くらい過ごしていました。ホント天気がよかったのであっという間の時間です。
ツェルマットで出会った台湾人は、ツェルマットに一週間滞在していたそうですが、この日が一番の天気だったそうです。
スイスはハイキングをするだけでも楽しめると思うんですが、遠い日本から来るとなれば、やはり山もしっかり見ておきたい。そういう意味では天気の影響も大きいですね。
マッターホルンが見たくてツェルマットに来た・・・
もっと言うなら、マッターホルンが見たくてスイスにやってきたようなボクにとっては最高の一日でした。
「今日は天気がよくてねぇ〜 ヘリコプターに乗ってモンブランまで見えたんですよ!」地下ケーブルで出会った日本人ご夫妻はおひとり約2万円のヘリコプターでマッターホルン観賞をされたそうです。先の台湾人のようにツェルマットに一週間滞在されるご家族もおり、スイスでの過ごし方も十人十色のようです。
【運賃】
タッシュ → ツェルマット(往復)/15.6[SFr](約1,466円)
ツェルマット → スネガパラダイス(往復)/22[SFr](約2,068円)
スネガパラダイス → ブラウヘルド/13[SFr](約1,222円)
※この料金がすべて半額になるスイスパス[Swiss Half Fare Card]を、99[SFr](約9,306円)で購入しています。
きょうさん♂
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2006年08月15日 |
●民族楽器アルペンホルン
マッターホルンのハイキングからツェルマットの街に戻ってくると、鉄砲の音や音楽隊の演奏が聞こえてくるんです。
(これは、何かやってるぞぉ〜!)と思って、音が聞こえる方向へ行くと、何面もある広いテニスコートの敷地に、舞台や観客シートを配置して、イベントを開催しています。
この日は夏祭りのようで、スイス各地から民族衣装を着た人々が大勢やってきて、唄や踊り、演奏などをそれぞれ紹介していくんです。
7時間近くハイキングをして疲れていたものの、世界のイベントには興味があるので、(ちょっとだけ見よう)という思いで結局1時間以上も見てしまいました。それほどステキでおもしろかった!
その中でも印象的だったのが、スイスの有名な楽器「アルペンホルン」の演奏でした。ずっと演奏してきたんだろうなぁ〜と感じるおじいさんから、迫力満点のガッチリとした体格の男性まで8人グループでの演奏は、特に多くのカメラマンの的になっていました(もちろん、きょうさんも含まれています)。
スイスのジュネーブで、アルペンホルンの演奏が聞けないかどうかを調べたんですが、7月に大きなイベントがあった後だったので、もう無理だと思っていたんです。意外な場所で聞けてよかったぁ〜
私は、実際に見るのも聞くのもはじめてのこと。すごい重くて低い音でビックリしました!
アルペンホルンのグループ演奏が終了したあと、「一緒に写真撮ってくださーい!!」と声をかけ、記念写真と共にアルペンホルンに触らせてもらいました。
「意外と重たいぃい・・・」
アルペンホルンの先端には、マッターホルンや鳥や、狩りの様子などスイスらしい絵が書かれています。
「私が自分で書いたんだよ」という人もいれば、「私のおじいさんが書いたアルペンホルンなんだよ」という人もいて、その家庭が大切にしているアルペンホルンであることを感じさせてくれました。
簡単には吹けないそうなアルペンホルン。演奏が難しく、そして重たい。演奏者の努力が伝わってきました。
ん・・・!?
そういえば、オーストラリア先住諸民族が演奏する「ディジェリドゥー」の管楽器の音にも似ているような気がする。。。そんな気もしました。
世界で、世界の民族音楽が聞ける。貴重な体験ができてよかったです!
★ほかにも写真8枚ご覧いただけます♪
たかさん♀
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2006年08月14日 |
●スイス、マッターホルン
アルプスのシンボルとして有名なマッターホルン。スイスのパッケージツアーでは必ずといっていいほど立ち寄る代表的な山で、写真だけはこれまでに何度も見てきました。鋭くとがった山頂やきれいな山のシルエットは、ずっと見ていて飽きない・・・人を惹きつける魅力がこの山にあります。
(スイスに行ってマッターホルンを見たい!)
そう思う人も多いのではないでしょうか。
ボクもその一人で、スイス観光の重要ポイントに挙げていたんです。
スイスとイタリアの国境にあるマッターホルン。観光拠点となる街はスイス側のツェルマット[Zermatt]です。でもツェルマットへは自家用車の乗り入れができないので、ひとつ前の街タッシュ[Tashu]に車を停めて、タッシュからツェルマットへ列車でアクセスすることになります。
マッターホルンを見るなら、晴れた日に見たい。
でも、フランスを出てから3日雨つづき。タッシュに着いた日も雨、、、ツェルマット入りしてもマッターホルンが見られなかったら意味がないし、タッシュで何日待機すればマッターホルンを拝めるんだろう? と不安でした。
夕方雨が止み、雲が解けてきた気もしたので、翌日の始発でツェルマット入りすることを計画。翌朝も晴れ間が見えたので、(これはマッターホルンが見られるかも!)と期待して6時10分の始発列車でツェルマット入り。
すると、山頂をチョロっとだけ見せてくれるマッターホルンがツェルマットの駅から見えました。
(おおぉ〜 マッターホルンだぁ!)
と意気揚々、ツェルマットからゴルナーグラート展望台行きの登山列車に乗り込みます。この列車の始発が7時10分。でもこの時点で雲がぞくぞくと・・・
50分かけてゴルナーグラート[Gornergrat]展望台に着いたときには、マッターホルンの山頂は雲の中、、、その後も青空は広がっているけど、マッターホルンの山頂は、雲や風で舞う雪に隠されている状態のままでした。
ワイヤレスインターネットが使えるゴルナーグラートのレストランで、朝のコーヒーからランチを摂るまでずっと粘っていましたが、状況はかわらず、、、むしろ雲は多くなる一方。マッターホルンとのご対面をあきらめて下山を開始。
天気は悪くないので、マッターホルンが見られないためだけにツェルマットまで戻るのはもったいなかったので、池に写るマッターホルンが見られる場所として有名なリッフェルジー[Riffelsee]を通るハイキングをしました。
まぁ案の定、池には写ってくれませんでしたが・・・。
逆さマッターホルンが見られるのは、雲がなく、湖面が鏡のようになってくれる風のない時間がいいようですね。
標高3089mのゴルナーグラートから、2582mのリッフェルベルグ[Riffelberg]までハイキングし、そこから登山列車でツェルマットへ戻りました。
マッターホルンの観賞満足度・・・★☆☆☆☆
マッターホルンはそんなに見られなかったけど、山を歩くのは気持ちがいい!空気はきれいだし、一面に広がる山の風景は素晴らしい!山の天気は変わりやすいし、いつでも見られるわけではないと自然現象の常識を知る一日でした。
そして、翌日!!!
【運賃】
タッシュ → ツェルマット(往復)/15.6[SFr](約1,466円)
ツェルマット → ゴルナーグラート/36[SFr](約3,384円)
リッフェルベルグ → ツェルマット/26[SFr](約2,444円)
※この運賃がすべて半額になる「スイスパス[Swiss Half Fare Card]」を、99[SFr](約9,306円)で買いました。ツェルマット界隈はもちろん、このあと行くユングフラウヨッホでも使えるのでお得になります。
きょうさん♂
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2006年08月12日 |
●エビアンは、うまかった
エビアンを飲んできました!
本場、エビアンです。
「エビアン、くんできてぇー」
昔テレビで見たことがあります。ダウンタウンの松ちゃんが、ゲームに負けた浜ちゃんにそう言って、浜ちゃんがわざわざエビアンを探しに行くシーンを。
その場所がどこだったか忘れてしまったんですが、今回訪れたのは、間違いなくエビアンの源です。
スイスのジュネーブから東のツェルマットへ進むのにレマン湖という三日月形の湖を通ります。その南側に、エビアンの街があるんです。
実は、レマン湖の北側を通ろうか?南側を通ろうか?と考えて地図を眺めていると偶然目についたのが、エビアンだったんです。
でも、まさか水のエビアンと関係があるとは知らなかったんですよね。街へ着いてもそんな気配もないし・・・。
で、念のためインフォメーションセンターで「水のエビアンと関係があるのか?」と聞いてみたら、街の地図を用意してくれて、ここで水の源泉が飲めるわ、それからここはエビアンの博物館になっているからエビアンの歴史などを紹介しているわよ−−−と教えてくれたんです。
ならばエビアンを飲みに行こう!とまずは博物館へ。エビアンの歴代のボトルが飾られていたり、シアターではエビアンの歴史を紹介していました。またフレンチアルプスから、どのように水を作り出しているのか説明してくれていたり、ボトルに詰めて世界各国へ出荷していく様子をドキュメンタリーで見せてくれたりしていました。
飲料の詳しい仕組みを知るのは、デンマークのカールスベアビール工場以来です。
エビアンのラベルに山のイラストが描かれているんですよね。マッターホルンに似ているような気もしますが、実際には3つも連なっていない。「このイラストに描かれている山はどこの山がモデルになったのですか?」
受付で聞いてみると、「それは実際にはなくて、イメージから取ったものです」との回答。ちょっとがっかり、、、
よほどエビアンに興味を持っていると思われたようで、帰り際にはわざわざ英語のパンフレット一式まで用意して渡してくれました。「通常はフランス語のパンフレットしかないんですが、ここには英語でエビアンについて書かれています。参考にしてください」だって。親切だぁー
そこには、今から200年ほど前、とある紳士が水を飲みつづけて身体がよくなったそうで、そのうわさが広まってやがて医者の確認や改良を重ねて商品化につながった話や、「Evian」はケルト人(前1200年ごろから、西および中央ヨーロッパにひろく分布していた民族)の言葉で「水」を意味する「Evout」から来ているなどが書かれていました。
こうして詳しく知るとブランドを感じますね。
博物館の裏側にある源泉に行ってみると・・・ほかにも大勢の人が空のぺットボトルを持参して水を汲みに来ているではありませんか!
ボクらも順番を待って、エビアンを口に!
つめたぁーい!!
すぅーっと飲めておいしぃ!!
日本で水を買うことなんてほとんどないし、エビアンを買ったことも1、2回くらいしかなかったので、味がどんなのか覚えていません。でも今も車に積んでいるスーパーで買った水よりはうまい!ほんとすっきりしている感じがする。
外国でもエビアンは売っているんですが、ほかの水に比べて高いんですよね。日本でもそうだと思いますが。やはりそれなりの質の良さなんでしょうね。
健康にもいいようで、水の効果も考えてみる必要があるんだなぁー そんなことを感じたエビアンでした。
きょうさん♂
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2006年08月10日 |
●せかたび号、再会&出発
昨年11月17日、リヨンの知人のところに、愛車せかたび号を置かせてもらい、日本へ一時帰国しました。
今年2月17日に世界一周旅行を再出発し、南アフリカから、東回りで北上し、中東、中欧を周って、ようやく8月5日にせかたび号と再会しました!!パチパチパチー
およそ9ヶ月ぶり。「あっ!せかたび号だ!」ちょっと、感動しちゃいました!
フランスの寒い冬を越したせかたび号ですが、預かっていただいた知人の方がきっちり管理してくださっていたおかげで、エンジンもタイヤも問題なしでした。
再会した翌日。早速車を洗いに行きました。さすが9ヶ月のカビやホコリは、結構こびりついていたんですけど、見違えるほどいい車になりました。車内は、まだ少しカビ臭いですけど、、、笑。
せかたび号は、昨年6月30日にエストニアで購入。北欧やイギリス、西欧を5ヶ月ほど走ってきました。
B
中古車は承知の上だったんですが、いろいろガタがきている部分もあり、ガソリンタンクに始まり、タイミングベルト、タイヤ、マフラー、ブレーキパッド、サスペンション、エンジンオイルのパイプと修理も重ねてきました。
買ったときよりいい状態になっているのは間違いありません。すっかり愛着がわいてきて、もう気軽には手放せないような存在です。
フランスを出たあと、スイス、南ドイツ、チェコ、オーストリア、ポーランド、リトアニア、ラトビア、エストニアと向う予定です。
車の旅はとても楽しいです。
「物価が高いヨーロッパは車で周ったほうがいいよ!」と教えてくれたのは、中国からモンゴルへ向う列車で一緒になったフランス人カップルでした。彼らに会わなかったら、きっと車の旅は思いつかなかったと思います。
そして、旅人だった私たちが車を買えたのは、エストニアのタリンで知り合ったのりさんのおかげです。のりさんに出会わず、のりさんに名義を貸してもらえなかったら車を買うことはできませんでした(運転手は私たち名義)。
また日本への一時帰国中やアフリカ大陸の旅中、せかたび号を預かってもらえなかったら、今回のような再会もありませんでした。フランスリヨンの知人にも感謝です。
たくさんの人たちのおかげで、私たちは、せかたび号で旅を続けることができています。
予定していなかった日本へ一時帰国をしたのは、昨年11月に遭ったせかたび号車上荒らしのためです。せかたび号での旅生活に甘えすぎていたため、貴重品管理を怠り、私たちの大切な財産が盗まれるハメになってしまいました。
この度のせかたび号再出発では、貴重品管理はもちろん、安全運転で目的の国まで旅を楽しみたいと思っています。
たかさん♀
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2006年08月09日 |
●辻調グループフランス校
・フランス料理っておっしゃれぇ〜
・ナイフとフォークを使いこなしたい!
・ワイングラスの持ち方って・・・
・カマンベール以外のチーズを知りたぁ〜い!
フランス料理と聞くといろんなイメージがわいてきます。
いろんな世界の料理がありますが、フランス料理はその中でもグレードが高い印象があります。まぁジーパンではレストランへ行きにくい(行きにくいどころか入れてくれない?)とか、チキン料理をむしゃぶりたくなっても(おいおいちょっと待てよ、、、)とナイフとフォークを屈指してみようとしてみたり、ワインのテイスティングしても味は分からないんだけど、一応「おいしいです」と言ってみたほうがいいのかな?と思ってみたり・・・
まぁ普段の自分ではない、別の自分が現れるんです。
そんなこと言ってみたところで、生涯を振り返ってフランス料理を食べたと自信を持っていえるのはほとんどなく、ナイフとフォークが出されるレストランに行った回数は、2桁もない。
なもんで、別にフランス料理を語れることなんて何もないんです。
そんな無知な人間が、将来一流の料理人になろうとか、自分のお店を出そうとか、アイデア満載のパティシエになりたい!とか、本格的にフランス料理を学んでいるぼうとしている志し高き人たちと空間を共にする。
なんとまぁ〜 場違いなことなんでしょう・・・。
そんなことを思ってみつつも、目の前に出されるフランス料理の数々を見ていると、目の玉が飛び出しそうになるくらいに驚いてしまいます。実に凝った料理だなぁー 何時間かかったんだろう? どうやってデコレーションしているんだろう?
世界一周旅行中に食べる料理(食事)とはあまりにかけ離れた料理のオンパレード。このときばかりは、ちょっとした優越感&マナーの知らない劣等感を抱くのです。
『辻調グループフランス校』
昨年11月以来、9ヶ月ぶりの訪問です。普段、部外者は立ち入ることのできない学習環境なんですが、ご縁をいただいて、今回も特別に入らせていただくことができました。
前回訪問時の写真ブログ(せかたび日記)はこちら
●未来のシェフが育つ環境
●食生活という文化に触れ
●「食」を楽しむ、プロの姿
今回お会いした生徒さんたちは、前回お会いした生徒さんたちとは違っているのですが(期が違うため)、皆さん、相変わらずフレンドリーで、フランス料理を学ぶ鋭い眼差しとともに、素敵な人柄を感じさせてくれました。
ちょうど飴細工といった課題に取り組んでおられるタイミングで、それはそれは素晴らしい作品を見せてもらいました。
いくら食べられると言っても、食べることを目的に作っていない飴細工。これは見て楽しむものなんですよね。決まったテーマがあるわけでもなく、生徒さんそれぞれのアイデアをもとに、形にしていくんです。
芸術です!
聞くと、わずか2日で作ってしまうらしい。。。
もちろん、飴細工のプロ選手権であれば、同じ時間でもっとすごいものが出来上がるらしいし、先生曰く、生徒さんも、飴細工に慣れることが目的だそうなので、そこまでレベルを高く求められていないそうなんですが・・・素人目にはすごいんです!
こうした芸術の要素も含んだようなフランス料理を学ぶことで感性も研ぎ澄まされていくんでしょうね。。。
ひとつひとつのパーツを作り、組み立てていく姿は、それはもう近寄りがたいオーラが出ていました。素晴らしいものを見せてもらって大感謝です!
世界一周旅行。いろんな国で、いろんな料理に触れる機会がありますが、やはり表面的な部分が多々あります。もちろん、少しでも体験できることは幸せなことなんですが、本格的にその料理を学ぼうとすれば一度口にしたくらいでは何も分からないんだと思います。
浅く広く世界を触れているところがありますが、ボクらもここぞっ!というときには、深く狭く掘り下げていきたい!そんなことを感じました。
こうした環境を作ってくださった代表さん、そして皆さんに感謝しています。ありがとうございます!
数日間、ご一緒させていただきましたが、皆さんと時間を共有させていただくと、フランス料理が身近に感じる今日この頃です。
きょうさん♂
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2006年08月06日 |
●最後の晩餐とドウモ観賞
ミラノの見所は、何と言ってもレオナルド・ダ・ヴィンチの大作『最後の晩餐』。この絵を見るためだけにミラノへ行く人もいるくらい、人を魅了する絵。
そうと聞いていても、絵画を含めた美術観賞に知識のないボクには、あまりピンと来ません。何をどのように見ていいのか分からない、、、どちらかというと無縁の世界。
それでもミラノの街を歩いてみたいと思っていたので、どこへ行こうか?と考えたら『最後の晩餐』になったんです。世界遺産にも指定されている『最後の晩餐』。せっかくだから見に行こう!と。
でも『最後の晩餐』は、誰でもいつでも自由に見られるわけではないんです。絵の色を保つために、室内が適温で保たれているそうで、一度に25人までが観覧できるようになっています。それも15分間。だから、個人で見る場合は予約しないいけません。
ボクらもミラノへ着く前に電話してみたけど、希望日は予約でいっぱい。翌日も、翌々日もチケットが取れないということで、観ることをあきらめていたんです。
「当日朝に行けば、キャンセル待ちで見られるかも?」そんな情報を得たので実際にサンタ・マリア・デレ・グラーツィエ修道院へ行ってみると、「キャンセル待ちは受け付けてないけど、午後1時だったら観られるわよ」だった。ラッキィー!
観賞料ひとり6.5ユーロを払って、チケットを手に入れることができました。んで、時間になると、同じ時間の鑑賞者が中へ案内されるんです。
待っている人が大きな携帯電話みたいものを耳にあてているので、なんだろう?と思ったらオーディガイドを聞いているんです。ガイドブックを持っていたら借りていなかったんだろうけど、『最後の晩餐』の知識がほぼゼロだから、こりゃ借りとかなもったいない!と思ってレンタル<1台2.5ユーロ。日本語あり>。
これが当たりでした!
オーディガイドを聞かなかったら、『最後の晩餐』を眺めて1分で満足だったかもしれません。それが『最後の晩餐』にまつわるいろんな話を聞かせてくれるから15分じゃ足りない!
「お前たちのうちのひとりが私を裏切るだろう」。
キリストがそういった瞬間、12人の使徒それぞれの反応がどうだったのかを分かりやすく説明してくれます。
また左上から右下への斜線と右上から左下への斜線が交わる部分にキリストの頭があるので、見ている人はそこに注目するようになっているとか、窓から入った光に照らされるように右側の使徒のほうが明るく描かれているとか、遠近法によって前後の距離感が出されているとか、使徒を3人組みにして描いているとか、テーブルの下にある扉で隠された部分は、実はキリストが処刑にかけられるときと同じように、足を組んでいたとか、興味深い話をたっぷりと聞かせてくれます。
見方の知らないモノが理解を深めるためには、知っている人から聞くのが一番ですね!
22年間かかった修復が1999年に完成し、現在のように観賞できるようになっているそうです。観賞後に通るブックショップで、『最後の晩餐』の解説資料も購入できるので気にある人はお買い求めを。。。
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もうひとつミラノで見るべきものはドウモ。
ドウモといえばフィエンツェの印象が強かったのですが、ミラノのドウモも素晴らしかった!
入口でボディチェックを受けたあと中へ入ると、まるで美術館のように大きな絵がいくつも飾られています。大聖堂の中にあんな絵画が展示されているのは珍しいのでは?絵を見るだけでも行く価値アリです。
そして窓枠には美しきステンドグラスが輝いています。
ほとんどは似たようなトーンのステンドグラスなんですが、よく見ると違った雰囲気のものもあり、あきらかに時代を超えてほかの職人さんが作られたことが分かります。
見所は一番奥の三枚のステンドグラス。ヨーロッパ最大といわれるこのステンドグラスは見上げるくらいに大きく輝いています。神聖なる場所だと知りながら、そんな驚きの連続であるドウモです。
外側の北の入口からはドウモの屋根に上れます。
バチカンのサンピエトロ寺院やフィレンツェのドウモのように、屋根に上るだけでなく、屋根の上を歩けるのがうれしい!
細かい彫刻で施されたドウモが間近に見られるので、時間の許す方はぜひ。200段を超える階段ですが、リフトもあるのでご安心を(ひとり4ユーロ)。
高級な雰囲気が漂うミラノの街。「PRADA」の店の向いにある「マクドナルド」まで、違った雰囲気に感じます。
きょうさん♂
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2006年08月05日 |
●カツレツはミラノ風で
“ミラノ風カツレツ”。
これを食べることは、ミラノ訪問の楽しみ。
(でも「カツレツ」ってイタリア語でなんて言うんだろう?)そんな基本的なことも知らないまま(恥)、いきなりレストランへ。
イタリア人が食べていたら「あれ、くださいっ」って頼めるんだけど、夕方の中途半端な時間帯のせいか、お客さんはスパゲティを食べている人、ひとりだけ。
差し出されたメニューには、料理名がずらりぃ〜と書かれています。日本語で“ミラノ風カツレツ”はコレ!と教えてくれるわけでもなく、さてさて困った、、、
豚肉(ポーク=poak)の記載を探します。
日本では“チキンカツ”もあるから、“カツレツ”が豚肉限定なのかどうかも分かんないけど、まぁ豚肉が一般的だろうという予測。
ピザやパスタのコーナーを除いて、ポークの文字を探していると、目に入った文字が・・・
「Cotoletta」。
コトレッタ、コトレッタ・・・
カトレッタ・・・カツレツ。。。
もしやカツレツは、イタリア語だったのかぁー!?
英語説明文を読むと、「Milan style
steak」。
ウェイターさんに、「これは油で揚げる料理かどうか?」と聞くと、その通りらしい。丸いカツレツの大きさを示してくれたので間違いない!
そして待つこと10分ほど。
円盤型の大きなカツレツがやってきました!
レモンを絞って、ナイフを入れると、サクっとした感触が食をそそります〜 口に入れてー
おぉ〜 うまぁぁーー!!
トンカツソースがなくてもOKですね!
「すみません・・・ライスありますか?」
ピラフはあるけど、残念ながら白ご飯はないらしい、、、これでご飯があったら最高です!
ごっつぁんでした。。。
◆カツレツは、[英語=cutlet]で、日本へは明治維新の後、ライスカレーなどとともに西洋から入ってきた料理だそうです。
きょうさん♂
いつも読んでいただきありがとうございます♪
トンカツ、チキンカツ、串かつ、エビフライ。。。パン粉をつけた揚げ物料理が恋しいなぁ〜 今日もクリックよろしくお願いします。
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2006年08月04日 |
●ドウモがあるフィレンツェ
フィレンツェの象徴はドウモ。
「フィレンツェ大聖堂」とも言われるこのドウモは、「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」といって、フィレンツェの街のどこからでも見えます。
ローマから列車でフィレンツェに着いたんですが、列車からも見えるくらい、インパクトがあるんですね。
日本にいるときに、フィレンツェの特集をしていた雑誌『世界遺産』を目にしたことがあります。表紙には、このオレンジ色のドウモがドカンっと映っていて、(おぉっすごいっ! 観てみたい!)と思っていたんです。
実際、ドウモ上ってみるとフィレンツェの街が360度に見渡せます。茶色い屋根が敷きつめられたパノラマの世界。素晴らしかった!
階段で上るのにも、ひとり6ユーロかかるんですが、ドウモの屋根の内側に描かれたフレスコ画やモザイクが間近に見られて価値アリですよぉー。
オレンジ色も記憶に残るんですが、フィレンツェの駅からドウモへ向って歩いていくと目に入るのは、白、緑、赤の大理石におおわれた建物そのもの。幾何学模様のようで、カラフルだけど、上品。太陽に照らされ輝く壁面は美しい!背後にそびえるオレンジ屋根とマッチしていてとってもステキでした。
ローマを歩いたあとだと、とっても小さく感じるフィレンツェの街。もうひとつの観光ポイント、ヴェッキオ橋を目指して街を突き進みます。
第2次世界大戦で多くの橋が壊される中、唯一残った「古い橋」ポンテ・ヴェッキオ。指輪やネックレスなど、宝石屋さんが並んでいます。夜になると、バンド演奏もしていてちょっとしたミニコンサート会場になっていました。
またフィレンツェはイタリアでも有数の皮の生産地らしく、靴や、鞄の専門店がたくさんあります。記念にオーダーメイドのデカ靴を作ろうと思ったけど、値段は「550ユーロから」。希望をかなえようと思うと「1000ユーロ」近くになってしまいそうであえなく断念。いい皮だったなぁ〜
ドウモを中心に、気軽に歩けて、落ち着いた雰囲気のあるフィレンツェの街。似顔絵描きさんがたくさんいるように美術の街にも感じます。ゆっくり、彫刻などの美術めぐりをするのも楽しいんだろうなー と思いました。
きょうさん♂
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2006年08月03日 |
●ユーロスターの乗り心地
イタリアの新幹線「ユーロスター」に乗りました。
新幹線といっても、日本の新幹線のように専用線路を走るわけではなく、ほかの列車と同じ線路を走ります。なので、日本の特急列車のようなイメージと言えます。
まぁ、ほかにインターシティと呼ばれるそこそこ速い列車もあるので、日本と比較しても適切ではないのですが・・・。
クロアチアにいるころから「イタリアの移動をどうするか?」を考えていました。バスにするか?、列車にするか?
バスはあまり発達していない、時刻が確定していないという情報もあったので、列車にしたほうがいいのかなぁー と思っていたんです。
結局、その判断は正しかったです。
主要都市を経由する今回の行程(バーリ=ナポリ=ローマ=フィレンツェ=ミラノ)では、列車でばっちり移動することができました。
はじめてイタリアのバーリに着いた夜、ナポリ行きのチケットを買おうと思ったんですが、窓口は閉まっているし、自動券売機の使い方は分からないし、(こりゃ、勝手が悪いわ、、、)と困っていたんです。
でもイタリア人が教えてくれたこともあって、一度買い方を理解すると、イタリアの券売機はとっても便利!イタリアにいる間、窓口に並ぶこともなく、すべての切符は自動券売機で買えたんです。それくらい使いやすい!
6ヵ国語から言語を選んで、まずは行き先を指定。そして出発日と希望時間を入力すると、希望時間前後の列車がモニターにずらりと表示されるんです。
出発時間と到着時間が出ているので、希望列車を選んで座席指定などしていくと、料金が表示され、現金を挿入してチケットが発券される仕組みです。
ユーロスターが走っているとさすがに一番速い。次いで、インターシティ。それ以外にもいろんな列車が運行されています。
区間によって時間差がそれほどないところもあるんですが、ローマからフィレンツェへ移動するときは、フィレンツェでの観光時間を稼ぐために、料金がやや高いけどユーロスターを選んだんです。一回くらいは最速列車に乗ってみようと思ったこともあって。。。だって、空調の利かない列車もあったので、暑さがつづく今の時期はクーラーが恋しいので。
ユーロスターは快適でした!
シートも広いんですよ。首がシートの幅から左右にこぼれないように、心地よいクッションのようなものも設置されているんです。
ローマ観光の疲れもあったのか、ぐっすり眠らせていただきました。
高速鉄道網が発達しているイタリア。移動はぜひ列車で!
きょうさん♂
最後まで読んでいただきありがとうございます♪
ユーロスターにも車内販売がありました。値段は分からないけど、コーヒーがそこそこ人気の様子でした〜 今日もクリックよろしくお願いします。
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2006年08月02日 |
●バチカン市国は朝一番に
ローマ観光をした日に、バチカン市国へも立ち寄りました。ローマの一角と言うイメージですが、ひとつの国であります。
バチカン市国。
観光客が訪れるのが、サンピエトロ寺院。
「バチカン市国へ行ってきました」というより、「サンピエトロ寺院へ行ってきました」というほうが適切に感じるくらい、バチカン市国の象徴であります。
サンピエトロ広場を歩き、サンピエトロ寺院を見る。そして時間があれば美術館へも行く。バチカン市国の楽しみ方はそんな雰囲気です。
朝8時に入れるサンピエトロ寺院へ、ほぼ一番乗りで入場。目的は、サンピエトロ寺院の屋根からローマ市内を一望することです。
街を眺めるだけだったら、何も朝早くに行かなくてもいいんですが、「屋根から」と言うだけあってそれほどスペースが広くありません。なので、出遅れると、屋根に入れないどころか、屋根までたどり着かないほど階段(スロープ)が混みあってしまうんですね。
そんな時間の無駄を避けるために選んだ「朝一番に行こう作戦!」。狙いどおり大成功!スムーズに上って屋根からの眺めを満喫することができました。
(あそこがサンタンジェロ城だな。あっちがコロッセオで・・・)ローマの位置関係を把握することもできるので、はじめてローマ観光する人のためにも、サンピエトロ寺院の屋根に上ることはお勧めです(ひとり4Euro)。
屋根から下りて行くと、自然とサンピエトロ寺院の中に入れます。これがまた素晴らしい。壁一面に描かれたフレスコ画や、彫刻が観られるので、じっくり観賞するのもいいと思います。
9時過ぎにサンピエトロ寺院を出るころには、入口付近は入場制限されるほど大混雑。夏のシーズンと言うこともあるかもしれませんが、あんなに並ぶのは大変です。
バチカン市国、サンピエトロ寺院への観光はぜひ朝一番に!
きょうさん♂
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バチカン市国のサンピエトロ寺院は、ぜひローマ観光とセットで!今日もクリックよろしくお願いします。
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2006年08月01日 |
●"ローマの休日"という日
イタリアは観光が盛ん。特にローマは別格です!
日本からのパッケージツアーもたくさん企画されているようで、ローマは日本人観光客でいっぱい!でも旅人っぽくなくて皆さんおシャレぇー
そんな観光客でにぎわう街ローマを見るには、朝早くから行動するに限ります。もちろん混雑を避けるため、それに夏の暑さから逃れるためでもあります。
イタリア初観光でわくわくモードのきょうさんと共に、昨夜着いたばかりなのに、この日も早起き。朝7時にお宿出て動き始めました。地下鉄に乗ってスペイン広場[Piazza di Spagna]へ。映画『ローマの休日』の舞台で有名ですが、日中には人で埋め尽くされる階段も、さすがに朝一番は誰も座っておらず貸切状態。おかげで、朝の静けさをゆっくり味わうことができました。人気がないと雰囲気違いますね。。。
バチカン市国へ立ち寄った後、ナヴォーナ広場[Pizza Navona]へ。
ここは広い広場にあるオベリスクと彫刻のある噴水が特徴ですね。細長い形をしているのは、昔戦車競技が行われていたためとか。この日は天気もよくて、スペイン広場もそうだけど広場に来ると、のんびりくつろぎたくなります。でも暑いから日陰探しなんだけど・・・。
パンテオン[Pantheon]を通って、トレビの泉[Fontana di Trevi]へ。
記念写真で人気のトレビの泉はいつ来ても人でいっぱいですね。このトレビの泉の空間はそれほど広くないので、余計に人が集まってる印象がします。
トレビの泉でコインを投げる。。。
そう。後ろ向きで、右手に持ったコインを左肩越しに!
「トレビの泉にコインを投げるとローマに再訪できる」と言われています。そして「2回目にトレビの泉にコインを投げると願いごとが何でも叶う」と言われているんです。さて私たちの運命は・・・
真実の口広場[Piazza Bocca della Verita]へも行きました。
ここも『ローマの休日』の舞台。やはり長蛇の列。サンタマリアインコスメディアン教会の入口左にあるんですが、それより"真実の口"がお目当てなんですね。うそをつく人間がこの口に手を入れると抜けない伝説があるんです。みんな想い想いのポーズを取るので見ていておもしろい〜。
ローマ市内を歩く、歩く・・・。
ローマを代表する見所のひとつ、コロッセオ[Colosseo]へ。
コロッセオは古代ローマ時代の円形闘技場で、ウェスパシアヌス帝によって建てられたそうです。多層に重なったアーチ構造が有名ですが、後に建築資材として大理石を持ち去られていったため、なんとも欠けたような形になっているそうです。
ここコロッセオでは、ライオンとキリスト教徒の格闘といった猛獣と拳闘士の戦いや、拳闘士同士といったさまざまな見世物がくり広げられたそうです。
土台の下が抜け道のように見えるのは、野獣の通り道だったそうです。
ローマは、見所いっぱいですね。ローマの歴史が2000と考えると当たり前なんですが、ローマ帝国時代の遺跡もたくさんあって、もっともっと深く調べないと理解にはほど遠いです。。。
日本からの観光客もたくさん来ていましたが、印象的だったのは添乗員さん。暑い中、案内やガイド、スリや盗難からの注意事項の伝達など、テキパキと動いておられました。「お疲れ様です!」と思わず言ってしまいそうでした。
たかさん♀
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