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2005年11月30日
●ダイエットにはジョギング

世界一周旅行の荷物は、大きなバックパックに詰められる分だけ持っていったんです。だからあとの荷物は整理して実家の物置に・・・。

一時帰国で日本に戻ってきて、物置から真っ先に取り出したのが、このジョギングシューズでした。

えっ?なんでかって?

そりゃ、ダイエットです。

ボクを知る人なら、「お前はダイエットするほど肥えてないでぇ」というでしょう。確かにボクの体型は細長いほう。でもこの世界一周旅行では確実に太ったんです。9月下旬のロンドンでは、自分史上最多の85キロまで増加し(出発時は75キロ)、あぜん! それ以降も、ズボンのボタンが止まらないほど腹が出た(ベルトがいらないくらい)。

決して、裕福な食事をしていたわけではないんですが、運動もせず、移動、運転ばかり続けていると、こうなるんですね。びっくりです!

このジョギングシューズは大のお気に入り!

ボクの足って、デカいほうなんです。運動靴のサイズは、30センチ。だからなかなかモデルがないんですよね。でもこのアシックス・ターサーは、30センチまであるので大丈夫!軽いんですよ〜

昔は、フルマラソンや、ハーフマラソンにも参加していたもんです。

さて、
いい靴はいて、ジャージに身を包み、颯爽と・・・

イメージはそうなのに、カラダがついてこない、、、肺活量もさがっている。すぐに息切れ・・・。

でも、3日も走ると、ウェストが変わってるんです!ボタンも締まる!ベルトが必要だぁ〜

今朝の体重、「78キロ」。

アフリカのキリマンジャロに備えて、体力づくりに励みます!

きょうさん♂

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2005年11月16日
●未来のシェフが育つ環境

料理で有名な、あの「辻調グループ フランス校」を訪れました!

そう、フランス料理を学ぶ人たちの学校なんです。リヨンから北に数キロ。お城をキャンパスにしたフランス校・・・ それは、それは、すばらしい学校でした!

(誰でも簡単に入れるわけではないのに〜) 特別にご縁をいただいたんです。うれしぃ〜 ありがとうございます!

昔のお城を買いとって営んでいるので、庭が広く、池には、カモが数匹遊んでいる豪華な環境。お城の中は、天井が高く、昔の骨董品やタイル張りの床、大きな扉などなど、いかにもフランス、いかにも由緒ある家系を感じさせてくれます。

実習で調理している様子や、その料理、授業風景などを見学させてもらったんです。

私たちを快く迎えてくれる先生方、「ボンジュール!」と明るい声であいさつをしてくれる学生さんたち。学校のいい雰囲気がすぐに漂ってきました。

私は、フランス料理には、ほとんど縁がありません、、、 それどころか、料理は大の苦手分野。でも、ここにいると、(私もこの学校で学びたいなぁ!)と思えるほどステキ!

何がステキか!と言うと、ひと言で表すなら「教育内容」。

私たちは、日本で添乗員を教育する仕事に就いていたこともあり、「学ぶ」ということには敏感な方なんです。

指導法でよく言われる、「やる気を与える」→「やり方を教える」→「やり場を与える」。このすべてを感じる学校なんです。

フランス料理を学びたい!一流シェフになる!お菓子を作りたい!将来はパティシエだ!

そう思っている方々へ5ヶ月間、基本からしっかり伝えるカリキュラム。もちろん会話も必要なので、フランス語授業もあります。そして全寮制で安全面もしっかり取られていました。料理、製菓を学ぶ、集中できる環境なんですよ。

ほとんど毎日、昼と夜の調理実習。仕込みなどの下準備から、盛り付けまで学べるんです。もちろん、フランスの店かと思わせるほどの店が再現されていて、そこでは、サービスの練習やフランス語でのメニュー案内まで教わることができます。

また世界中から予約が集まるレストランの一流シェフが、オリジナルメニューを紹介してくれるんです。長ぁ〜い帽子を被ったシェフが、広いお部屋の一角で調理する、そんな華麗な手さばきを目の当たりにできるんです。平行して日本語の詳しい解説まで聞かせてくれるので、フランス語がまだ分からなくても大丈夫!ビデオカメラまであって、じっくり見られる、生料理教室!いやぁ〜 すごかったぁ・・・

5ヶ月間の学びが終わると、フランス国内のレストランへ修行に行くそうです。その数もたっぷりと! 実践の場があり、より学びたい人は、さらに学びをつづけるんですって。

驚いたのは、創設者の辻静雄さん。素晴らしいお皿やカップ、料理道具をたくさん残されていってます。その道具は、もちろん今も使用されていて、いいものを見る力を養うんですって。調理実習に最高素材を使い、フランス最優秀料理人賞を受賞した先生方がいる。いい素材、いい師、いい環境がそろっていてます。

「フランス料理を本格的に学ぶなら、フランスの地で、フランス人から、フランス語で学ばなければ。でもそれ以上にフランスという自然に囲まれた環境が磨きをかける・・・」。辻静雄さんは、そのようなメッセージをいまに残されているようです。その哲学をしっかり受けついだ先生方が、一生懸命になって学生さんたちに伝えています。

いただいた、たくさんのフランス料理、お菓子。おいしい味が、ますます美味しく感じました。

生徒さんたちの一生懸命頑張っている様子は、私たちの盗難でのショックをエネルギーに変えさせてくれました。本当に、ありがとう!

私たちも、旅の素晴らしさや悲しさを含めた魅力を、これから旅をされる方に伝えていくことが使命のひとつだと感じました。

辻調グループに感謝です。ありがとうございました!

たかさん♀

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2005年11月15日
●食生活という文化に触れ

●「フランス料理に、ワイン」。

切っても切れない縁だそうです。確かに、レストランでワインを注文するのは当然のようですし、学校でも実習料理を食べるときには、ずらりとワインが並んでいます。量はそれほど飲まないにしても、ワインがそばにあるというのが、フランス料理なんですね。

振り返ると、この旅ではいろんなお酒を飲んできました。モンゴルでの「アリヒ」や、デンマークの「カールスベア」。イギリスでは「ビター」、ポルトガルでは「ポルトワイン」も口にしました。日本ではもっぱらビール党で、あまり飲み比べはしませんでしたが、ワインの種類の多さにはビックリしました。

種類もそうですが、生産地独自の格付けがあったりするんですって。だからボルドーのワイン、ブルゴーニュのワインと言っても、ひと口では語りきれないんですね。ぶどうの粒や、アルコールの度合い、決められていることがたくさんあるそうです。

そんなことを、たっぷりと教えてもらえるんですから(ボクが尋ねたのはほんのごく一部)、学生さんたちがうらやましいなぁ〜と思っちゃいました。

「知りたいことが解かる場所」。

食べたいものが増えるように、飲みたいものも増えてくる。。。 フランス料理に触れ、フランスワインに触れ、そんな気がしています。

ちょうど、一時帰国する11月17日がボジョレーヌーヴォーの解禁日。2005年のボジョレー金賞を受賞したワインをいただいちゃいました。グラスを揺らし、においを嗅ぎ、舌でころがし・・・ 飲み方はまだまだぎこちないですが、そんな雰囲気がいいですね!


●「食後にチーズ」。

ボクの食生活の観点から言うと、チーズといえば、チーズケーキ、チーズフォンデュ。スライスチーズくらいです。ううん〜せまいなぁ・・・

チーズだけを食べるって日本では考えにくい気がします(そう言えば、小学校の給食で、三角形のチーズを食べていた!銀紙がめくりにくくて・・・)。でも、フランスにはいろんなチーズがあるんです。フランス料理の終盤でもチーズを食べさせてくれるんですね。

チーズの名前って、カマンベールくらいしか知らなかった。でも、ほかにも美味しいチーズがいっぱいあるんですよね。名前忘れて、ご紹介できません、、、 でも教えてもらったことで、「なるほど!」って思ったことは、

「食べ方によって味が変わること」。

皮がついているチーズは、その皮だけで味があるので、皮付きで食べると味が濃かったり、きつかったりします。でも中身だけで食べると、まろやかなので病みつきになりそうだったり、パンと一緒に食べるとまた違った感じがします。

地元名産のヨーグルトは、とびっきり美味かった!塩コショウで食べる味は格別。そしてたっぷりかき混ぜるとビロードのように!「日本へもぜひ!」って思うくらい。それは量的な問題でできないそうですが、世界にはいろんな味、そして食べ方があるんですね。


外国の食生活は、日本とは当たり前のように違います。しかし、新しい食文化に触れることが、世界を知ることにつながるんだと思います。

そう言って、ワインをがぶがぶと・・・ チーズをむしゃむしゃと・・・ 楽しむボクでした・笑。

きょうさん♂

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2005年11月14日
●「食」を楽しむ、プロの姿

ご縁をいただいて、辻調グループ フランス校さんにお世話になりました。

お忙しい中、風変わりなふたりの訪問?驚かせました・・・ また、フランスという国をはじめ、語学、人、経営、そして料理について、いろんなことを教えていただき、自分たちの知らなかった世界が近づいたようです。

この数日間で、たくさんことを感じました。


サービスの先生に質問をしました。フランス料理に長く携わってこられたプロ中のプロです。

「お客様に接する上で、何が一番大切ですか?」。その先生は即答でした。「清潔感です」と。服装、テーブル、店内。そして実習とはいえ、サービスマンのほおにヒゲの剃り残しがあると注意をするそうです。

別の先生に尋ねました。「いい食材を用意し、いい調理をしても、最後のサービスマンで評価が決まる。とても重要なポジションだと思いますがそれについてどう思いますか?」

「いい料理だと、キッチンが褒められる。わるい料理だと、サービスが怒られる。それがサービスの役割」だと。「その上で、お客様に言われなくても先に行動できるサービスマンをボクは目指している」と。実習中、つねに鋭い視線でフロアを見守りながら、優しい笑顔で質問に答えてくれました。

もちろんこれは日本のレストランサービスでも通じることだと思います。お客様に食を楽しんでいただくために・・・ 学校の組織の中で、それぞれの先生方の役割を認識されている、そんなプロの魂を感じました。


学生さんは、日本人です。ここ数年は、若い世代がほとんどだそうです。そんな日本の若者が安心して学べるようにサポートされている本部の方もまたびっくりです。フランス語を自在に扱う日本の方、日本語を自在に扱うフランスの方、そんな精鋭さんが集まっているんです。

キャンパスがお城。職場環境といえば、狭い作業デスクしか知らないボクには、天井が見上げるように高く、アンティーク家具で囲まれたオフィスは、中世の世界にタイムスリップしたように感じます。でも皆さん、決してお堅い雰囲気じゃないんですよ。温かく人間味を感じさせてくれる方ばかりでした。

「学習の量が多いので、ここの生徒さん大変ですね」。

そう心配しながらも、いまの学びが将来の職に役立つことを信じているようでした。「食」を学ぶ環境づくりを、最大限にされている姿が印象的でした。はじめての海外生活、そんな学生さんも多いと思うんですね。でもここにおられる本部の方々、先生方がおられるので、安心して生活、学習できるんですね。


ポールボキューさんのお店、ポールボキューズ[Paul Bocuse]を見せてもらいました。ボクらは、はじめて名前を聞きましたが、フランス料理界でこの方の名前を知らない方はいない・・・それくらい偉大な方です。ポールボキューさんと、辻調理師専門学校の創設者である辻静雄氏は、とても親しい仲だったそうです。日本人が、フランスの地で、フランス料理を学ぶ。。。 簡単なことではなかったと思います。でも、ふたりの固い絆もあって、今日に至っているそうです。

ポールボキューズの中庭には、世界の料理人の絵が書かれてあります。とても素晴らしい絵です。その中に、辻静雄氏の絵もあります。フランス料理を日本語で辞典のように体系化した「●フランス料理研究」ことは、輝かしい功績です。日本の誇りをここでも感じることができました。

そしてこのポールボキューズからすぐのところに、ポールボキューさんの宴会場があるんです。

食べに来なければ入れない場所。でも、招待されなければ決して来ることのできない場所。ボクらを迎えてくれたのは、壁一面に拡がるオルゴールでした。

そして今夜の晩餐の準備中、ボクらのために一曲聴かせてもらったんです。となり同士での会話ができないほどの大きなオルゴールの音は、お腹の中にずんっずんっと響いてくる、とっても元気になる曲でした。

「食は、エンターテイメント!」。

偉大な料理人、ポールボキューさんのメッセージだそうです。でもボクには、(食は、楽しむもの。悲しいことがあったのなら、美味しいものを食べたらどうだい? 元気がでるよ!) そんな風に聞こえてきました。


ポールボキューさんと辻静雄氏の間柄。辻静雄氏の意図を汲んでいる現在の本部スタッフの方々、そして先生方。そんな素晴らしい環境で未来を拓きはじめている学生の皆さん。「食」を舞台に無限に広がる可能性を、たっぷりと感じさせてもらいました。ボクらの相談に乗ってくださり、フランスやリヨンについての知識をたくさん教えてくださった代表さんに感謝いたします。

お世話になり、本当にありがとうございました。

「辻調グループ フランス校」はこんなところです。

きょうさん♂

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2005年11月10日
●盗難で学んだ大切なこと

こんにちは。

たくさんの方からメール、ブログコメント、掲示板書き込みをいただいています。温かいお言葉、本当にありがとうございます!! すべての方へお返事ができておらず、申し訳ありません、、、


ようやく、今後のことを考えられるようになりました。

ここ数日は、朝起きるたびに「盗難に気づいた瞬間」がよみがえってくるっ・・・ それくらい、人生最大のショックでした。自分の過ちを知る授業料は高いもんだと気づいています〜

皆さんからの励ましのメッセージをいただき、どんどん傷が癒されていくようです。皆さんの経験を通じたお言葉が心に染みています。とてもうれしい想いです。ありがとうございます(感涙〜)!

事件直後。スーパーマーケットへの連絡、クレジットカードやキャッシュカードの銀行口座を閉じる手続き、トラベラーズチェックの払戻し手続きに追われました。クレジットカードは、すでに引き出しを試みた記録があり(暗証番号間違いで引き出せず)、仕業の早さを痛感しました。トラベラーズチェックは、番号控えを残していたため、払戻しの可能性があります。ただ通訳を介した報告はかなり長く、終わったころには日が暮れていました。

途中、(もしかすると、要らない物はゴミ箱に捨ててないだろうか?)と期待して、駐車場やスーパーマーケットの周りをウロウロしている自分がいたりしました。あるはずないのにね、、、

その後、クレジットカードの払戻し手続きや保険会社へ提出するために必要な事故証明を取るため警察へ。失ったものが戻ってくることは期待していませんでしたが、事情聴集などはなく、コンピュータの質問に答えるだけで、事故証明が発行されるあっさりとしたものでした。ただフランス語のポリスや、コンピューターの英語に苦戦し、すべてが終了したのは夜11時ころ。朝食を買いに行ったものの事件に遭い、一日中何も食べなかったのも、この旅はじめてのことでした。

(さぁ、これからどうしようか・・・)

ようやく未来思考となるんですが、頭が回らず、その夜は眠りにつきました。不思議なことに熟睡。よほど疲れていたようです。

翌朝。いつもそばに置いていたリュックサックがないんですよね。(あれっ?)

そして、盗難に遭ったことに気づくんです。(あっ・・・ そうだった、、、)

夢であってほしい・・・ でも夢じゃない、、、 あれもない、、、これもない、、、これまでの旅が、、、 そう想うと、くやしくて、かなしくて、わんわんと泣いてしまいました。 出会いを通じての感動の涙は、じわぁ〜と心地いいものもあるんですが、このときの涙は胸を突き刺すように痛かった・・・。

今後のことを考えないといけない!いつまでも泣いていてはいけない!って頭は思うんですが、意識を変えられないんですよね。(なんで置きっぱなしにしたのか!)と自分を責めるばかり。この日は、リヨンへ向かうため北上するんですが、なかなかハンドルを握る気力がありませんでした。。。

そうは言っても、じっとしてはいられない。

「旅を止めるか、中断するか? それとも続けるか?」

ボクが選んだのは、「続ける」ことでした。それは、止めることもできるし、少し休むこともできます。それらも考えましたが、どうも気持ちがスッキリしない・・・。

なんででしょうか?

資金を失ったからでしょうか?何も成果を得てないからでしょうか?それとも、人様に合わす顔がないからでしょうか?

たぶん、「人生最大の失敗」を取り戻したいからだと思います。どちらかと言うと、弱気で、臆病者。だからこそ、人一倍準備に時間を遣い、対策を練るタイプ。だからこそ、こんなわずかなミスで大きなダメージを受けたのは、自分史上初なんです。好きな旅、自分が選んだ道だからこそ、逃げ出したくない! そんなことを思いました。

むしろ、この失敗から活かせることがあるはずだ!って。そう考えたら、旅を続けたいと思ったんです。そう思うと、やりたいことがまた増えてくるんです。

そして気づいたのは、「何のために、この旅をはじめたのか?」ってこと。世界でできる何かを見つけたかったんや!やりたいことは見つかりかけている。。。これから確信探しだ!ってところなんだって。


事件以後、リヨン北部に滞在しています。素晴らしい体験や感動がめじろおしです(おってお伝えします!)。「やっぱり世界のいまには夢があるんだ!」 そんなことを再認識しています。

「せかたび」は、日本へ一時帰国をし、また出発します!これからの「せかたび」にどうぞご期待ください。

きょうさん♂

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2005年11月09日
●未来を拓く、エネルギー

11月7日に盗難にあいました。被害総額は、備品を含めると、ざっと150万円くらいでしょうか。そのうち、トラベラーズチェックの払戻しと保険で100万円ほど、戻ってくると期待。。。(頼!)

私は、悔しかったけど、意外にも冷静だったんです。

お金の盗難は仕方がない。現金50万円は大きな痛手だけど、それでも、2ヶ月もふたりで働けば取り返せる額。旅の勉強代と思うこにしたんです。それでも、今まで出会った人たちの住所やメールアドレスがなくなったことが、一番ショック・・・。

問題は、これまで撮ってきた写真やホームページのデータがいっぱい入ってあったパソコン。正直、この分野は、きょうさんに任していたので、どれほど大切だったのか分かりませんでした。

今まで行った世界各地の写真は、心の思い出とし、盗られたパソコンやデジカメは、また買えばいい。パソコンデータも、新しくつくり直せば・・・ なんて、淡々と思っていました。

しかし、きょうさんのショック度はかなりのものでした、、、

きょうさんは、大切なパソコンに、自分がイチからコツコツと貯めてきた全財産を入れていました。そのデータで、今後やるべきことを蓄積していたんです。

確かに、きょうさんがパソコンに向かってる時間は、とっても多かった。世界一周旅行の出発前も、旅に出てからも、朝早くからデータを打ち、インターネットカフェで更新、夜はネタづくり、写真の整理などなど。パソコンは、きょうさんの頭の中身そのものだったんです。

盗難の翌朝、きょうさんが大泣きしました。その涙で、どれほどきょうさんの大切なものだったのかを知りました。きょうさんが盗難で失ったもの。それは、私が失ったものとでは、比較にならないほどの貴重なものだったんです。それを感じれなかった自分に、私も泣いてしまいました。

言葉では、「頑張ろう・・・」。そうお互いに言えるんですが、行動がついてこない。時間だけが流れていく感じでした。

沈黙で運転をつづけるきょうさん。ふと、「旅を続けてみないか?」と口を開きました。

「自分がこの旅で借りを作ったようで、その借りをこの旅で返さないと、自分との約束も守れない人間になる・・・」 そう言います。

私も、この旅を途中で終えることは、嫌だ・・・。

それから、ずいぶん話し合ったんです。

そして、ひとつの答えが見つかりました。

「せかたび」をはじめてもうすぐ6ヶ月。旅の目的やふたりの目標がはっきりとしてきたことが、何よりも大きな成果だと感じています。その目標を実現させるため、旅を続ける決意をしました。

もし盗難に遭っていなかったら、「せかたび」の目的を、思い出せなかったかもしれません。

そんなことが、きょうさんの崩された心を再起させてくれたようです。今は、落ち着きを取り戻し、気づいた目的、目標に向かって話し合いを続けています。いつも目的や目標を見失わないで生きていきたいです。


さて、私たちは、一度日本に帰国します。銀行関係の手続きを整理するためです。必要なことが終了すれば、また旅を続けます。しかし、資金が減ってしまったので、ルート変更や期間短縮をするつもりです。

盗難に遭ってしまったけど、私たちは、相変わらず健康であり、未来を切り拓くエネルギーがあります。それだけでも、幸せなことです。

うれしいことに、「せかたび」のファンと言ってくださるたくさんの方から応援メールをもらっています。本当にありがとうございます!

新しい「せかたび」となって、新しい扉を開けることにします。これからも、どうぞよろしくお願いします!

たかさん♀

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2005年11月07日
●盗難に遭ってしまいました

11月7日。場所はニース[NICE]のスーパーマーケット「カルフール」の駐車場。

モナコ公国の観光を終え、第2ステージの終了地リヨン[LYON]到着まであと2日となった朝。開店直後の買い物を終え、せかたび号に戻ると、後部座席に置いてあったはずのリュックサックがない、、、ふたつとも・・・。ポーチもない!

よく見ると、助手席の鍵が壊されている。

(やられた、、、)

被害は、現金50万円(日本円、米ドル)。トラベラーズチェック70万円相当。旅の記録をしていたデジカメすべて(3台)。せかたびサイトのデータベースとなっていたパソコン。ほかパソコン付属品すべて。

パソコンを失ったため、日本の知人の連絡先、旅で出会った方々の連絡先、インターネットを通じてやりとりをさせていただいた方のメールアドレスや受信メール、出発から5ヵ月半で撮った写真データのすべてを失う始末(ガァ〜ン)。

(もしものために!)と、データのバックアップをしていたDVDディスクすら、持って行かれてしまった、、、(最悪↓)


添乗員経験者としては、極めて不覚、、、「貴重品は身につけてくださいね」と散々お客様に伝えてきたのに、そんな自分たちが車に置きっぱなしにするという大失態、、、車での旅に慣れ、いつの間にか安全に感じていたような油断が原因でした。

お互いの命の次に大切なものを失い、(なんで身につけなかったのか!)と悔やんでも悔やみきれません、、、(涙)

せめてもの救いは、「パスポートは身につけていたこと」。なぜか、「もう1台のパソコンは持って行かれなかったこと」。


●「せかたび」の現状と今後●

1.すべてのデジカメを失い、写真ブログを更新することができません(グスン)。また地図データを修正することができず、旅ルートが更新できません(グスングスン)。現在、せかたびサイトの復旧を急いでおります!

2.緊急一時帰国や計画変更など、今後の「せかたび」の動向につきましては、おってご連絡いたします!


●お願い●

1.私たち「せかたび」とメールのやり取りをしていただいていた皆さんへ

皆さんの大切なメールアドレスを盗られてしまい、申し訳ありません、、、
今後、こうしたことで大切な情報が盗まれないように、暗号化していくなど対策を考えていきたいと思いますので、何とぞよろしくお願いします。大変、申し訳ありませんでした、、、
現在、こちらからメール送信をすることができません。もしよければ、「せかたび」までメールを送っていただけないでしょうか?お手数をおかけしますが、どうかよろしくお願いします!
「せかたびメール」→mail@sekatabi.com

2.せかたび企画「モンサンミシェル写真投票」にご投票いただいた皆さんへ

写真投票してくださった皆さんのメールアドレスを盗難により、失くしてしまいました、、、大変、申し訳ございません。上記同様、今後の対策を考えていきますのでよろしくお願いします。
(念のために)と3つ目のバックアップをしていたメディアが、偶然もう1台のパソコンに移っており盗難を免れました。いま「せかたび」に残された写真は、このモンサンミシェルの写真15枚のみです。「この企画だけでも最後までやり遂げなさいね!」どこかで誰かが言ってくれているのだと思っています。

金賞、銀賞、銅賞につきましては当初の予定通り、プレゼントさせていただくことができます!
お手数ですが、投票メールを再送信してもらないでしょうか? お手数をおかけいたしますが、どうかよろしくお願いします!
「せかたびメール」→mail@sekatabi.com


いつも「せかたび」をご覧いただいている皆さんには、大変ご心配をおかけします。。。被害発覚当時、ふたりとも精神的にかなり落ち込みましたが、だいぶ回復しています(まだ夢であってほしいと思いますが・笑)。少しでも早く「せかたび」をお届けできるようがんばりますので、これまでのように応援をしていただければと思います! どうぞよろしくお願いします。

最後に、、、旅をされる方、されている方、くれぐれも貴重品は身につけてくださいね! 自分たちのようになってほしくないと心から思っています。
リヨンにて

(添乗員夫婦、きょうさん♂ たかさん♀)




2005年11月01日
●ガウディーの建築設計 

昔、図書館でガウディーの人物記を読みました。そのときから「死ぬまでには絶対バルセロナに行こう!」と思っていたんです。

なぜかというと、グリム童話に出てきそうな変わった形の建物や、いつできるのか分からないサグラダファミリア聖堂を見て、すんごく興味を持ったからなんです。

バルセロナ観光では、最初に、山のイメージを表したカサ・ミラ[Casa Mira]へ行きました。

そこは、かなりの人、人、人・・・。

建物の角を無くしているので、丸いというか、うねっているというか、くねくねした感じの建物が妙に街中でマッチしていました。

次に行ったのは、海のイメージを表したカサ・バトリョ[Casa Batllo]。壁面は、ほんとに海の中にいるような雰囲気で、夜になるとキラキラ光るようにガラスが施されていて、とてもきれいでした!

グエル公園[Parc Guell]も、すんごい人! ガウディの設計を見に行ったというより、世界中の人を見に行ったような感じでした。それだけ大人気の公園です。名物らしきイグアナ?ワニ?は注目の的でした。

メインは、サグラダファミリア聖堂[Temple de la Sagrada Familia]。

素人の私にでさえも素晴らしさが伝わるこの大聖堂は、身震いがしました。

とくに、蜂の巣や貝、葉っぱ、木々の木漏れ日など、自然をモチーフにした設計には感動です。自然と人間の発想を共存させたような印象を感じました。

現在サグラダファミリアで見られるのは、8つの塔だけ。高くそびえ立つ塔は、バルセロナの空にぐーんと伸びて、まだ増える建築中の塔は、もっと高くなるんですって。いったい、どれほど大きな大聖堂ができるんだろう??

ガウディは、サグラダファミリアの建築に40年以上の年月を費やしたそうです。どんなものを完成させたかったのか、考えるだけで、ワクワクしてしまいます。

完成図を博物館で見たけど、まだまだ時間がかかりそう〜。

ガウディは生前、たくさんの言われたんですって。「サグラダファミリはいつできるのか?」って。

そのときの答えは、決まって「私の依頼人は、そんなに急いでいない」だったそうです。

確かに「いつ出来るのか?」と考えるよりも、いま出来ているサグラダファミリアのひとつひとつ、部分部分をじっくりと見られる時間があるだけでもいいのかもしれません。

そんなに完成を急がなくても、すでに素晴らしい建築物なんですから!

そして、想像し、考え、感じることのできる時間を、ガウディが与えてくれたんだと思います。

この傑作の建物は、今世代、次世代と、新しい人材に、素敵な影響を及ぼしてくれることは、間違いありません。もちろん、そのひとりに、私たち夫婦も含まれます。

素晴らしい感動を与えてもらったサグラダファミリア。またいつの日か、進化したサグラダファミリアを見たい・・・そんな欲張りな私です。私も少しずつ進化していきます!

たかさん♀

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●ダイエットにはジョギング (11/30)
●未来のシェフが育つ環境 (11/16)
●食生活という文化に触れ (11/15)
●「食」を楽しむ、プロの姿 (11/14)
●盗難で学んだ大切なこと (11/10)
●未来を拓く、エネルギー (11/ 9)
●盗難に遭ってしまいました (11/ 7)
●ガウディーの建築設計  (11/ 1)

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