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2005年09月30日
●フランスを選んだ英夫婦

50日間に渡り満喫したイギリス。フェリーでフランスへ渡る前夜、せかたび号を停めたのは、大型トラックなどが休んでいる道路脇の駐車スペースでした。目の前に停まっていたのは、フランスナンバー「F」がついたのキャラバン(乗用車にベットスペースを牽引して走っている車)。

ここでも出会いが待っていました。

翌朝、早起きして歯磨きをしていると、前のキャラバンから、大きな眼鏡をして帽子を被った老紳士が出てきました。

「Hello!」と言葉を交わします。

すると車のナンバーを見て目をクリクリさせています。

「ESTって、どこなんだ?」
「エストニアなんです」
「ロシアの近くで・・・」

そんな会話を続けていると、

「コップを持っているか?」と。「中でティでも飲もう!」とキャラバンを指差して誘ってくれました。たかさんを起してキャラバンにお邪魔。中には、奥さんが起きたところでした。

(寝起きのところ申し訳ないなぁ)と気にしていると、老紳士は「早くそこに座れよ」とせかし、「紅茶を用意するからちょっと待ってくれよ」と言います。

彼の名前は、スチュワート71歳。奥さんは、ウェンディ62歳。イギリス人の彼らですが、フランスへの移住をはじめているようで、何度も行き来をしているそうなんです。

ボクらが世界一周旅行中だというと驚いていました。そして「とてもすばらしいことだよ!」と言ってくれ、フランスの住所を教えてくれたんです。

「スペインへ行く途中なら寄って行きなさい」って。(おぉ〜〜ほんとぉ〜!うれしいぃ!)

奥さんはフェリーの時間を気にしているようで、「フランスで再会しましょう!」とその場はお別れ。

イギリスを離れて、フランスでの生活を選んだ彼ら。どんな生活をしているのでしょうか?とっても楽しみです〜

・・・そうして迎えたフランスでの再会。

きょうさん♂


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2005年09月28日
●世界遺産ストーンヘンジ

イギリスの代表的な世界遺産といえば、「ストーンヘンジ」。

パンフレットやガイドブックでは、何度も見てきたけど、実物で見るとインパクトが違う!

緑の大草原のなかに、堂々と石が立っているんです。ゆるやかに円を描きながら、きれいに並んでいました。

石のまわりには、ロープが貼ってあり、数年前のように、触ることができないんです。それでも「ストーンヘンジ」の大きさは十分に感じられるんですよね!

それは、石の持つエネルギーかもしれない?けど、たぶん石の周りに、何もないからだと思います。だから6メートルくらいある石はさらに巨大に感じるんですね。

なにかと歴史に疎い私たちですが、ここ「ストーンヘンジ」は無料で日本語案内のテープを貸してくれるんです。

「ストーンヘンジ」という名前は知っていたけど、

・なんで、そこにあるのか?
・誰が置いたのか?
・どうやって立てたのか?

それは知らないことだらけ。

テープを聞くと、紀元前3100年頃から1100年頃の間に、約5段階の工程を経て立てられたとか、イギリスの別の場所から運ばれてきたとか、大きな石の回りに穴を掘って、傾けながら、立てていったとか、説明してくれます。でもまだ解明されていないことが多く、これからも研究は続けられるみたい。

びゅぅびゅぅと風が吹く中、石のまわりを歩き、目の前にたたずむ「ストーンヘンジ」を眺めていると、なんだか偉大な様子を感じます。そして「ストーンヘンジ」の意味がはっきりと分かっていないだけに、当時の人がどんな想いで取り組んでいたのだろうかと、想像力がかきたてられます。

研究が進められて、「ストーンヘンジ」の目的がはっきり分かってしまったら、何だか悲しいような・・・

このまま、神秘的なままの「ストーンヘンジ」でいてほしい気もするなぁ〜

たかさん♀


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2005年09月27日
●日本人シェフの味に舌鼓

『居候、三杯目はそっと出し』

高校生のころ、よく食べるボクに対して、母さんはそんな川柳を教えてくれました。

(へぇ〜)と、そのときは他人事みたいに聞いていたけど、ここロンドンに来て、三杯目の意味がよぉ〜く分かります。


ロンドンにタケさんカップルがいます。ボクらが最初にロンドンに来たときもお世話になったんです。

イギリスを周遊して、ロンドンに戻ってきて、またまたお世話になっちゃいました。もうそれは、本格的な「居候(いそうろう)」の身。

「ゆっくりしていってくださいね」
「私たちのことは気にしないでくださいね」
「自分の家のように使ってくださいね」

そんなうれしい言葉をいっぱいかけてくれるんです。ついつい甘えちゃって、気づいたら二週間近くも・・・。すっかりリラックスさせていただきました。

ロンドンに滞在するのは簡単ではありません。車は駐車場探しに苦労しますし、駐車料金も高い。電車代も安くはないし、広いロンドンを移動するのも大変です。

タケさんカップルは、ロンドン歴が長いので、それはもう駅名を聞いただけでどこにあるのかピンとくるんです。地理から、その土地の物価や治安まで熟知されているので、「ロンドンなんでも博士」なんですね。

もちろん英語は堪能。それでいてユーモアたっぷりに笑い話を聞かせてくれんですよ。

そんなラブラブカップルの住処に、居候。。。

ふたりとも料理が上手なんです。聞くところ、レストランで働いていたこともあるそうで、それはすばらしい腕の持ち主なんですよ。

なのに、サラリと作ってしまうところがまたスゴイ!和食はもちろん、洋食に、中華に!食べさせてくれる料理は、まるでレストランの品!そしてお味は、「おいしい!」「かんどうだぁ〜!」。

「うんまい、うんまい!」で、つい食が進んでしまいます。

「ご飯もたくさんあるんで、いっぱい食べてくださいね」

そんな優しい言葉に、二杯目、三杯目、、、四杯目と・・・。

(こりゃ、まいったぁ〜) だって箸が止まらないんですもん、、、 ひと口、ひと口、かみ締めながら、たくさんいただきました〜(カンゲキ涙) 

日本を思い出す料理の数々、そして味。タケさんカップルの料理は、やさしさをいっぱい感じるとっても温かい味でした。


『居候、四杯目もうまかった』

心より・・・おいしい料理を、ご馳走さまでした!

きょうさん♂

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2005年09月26日
●旅先で迎えるバースデイ

(とうとう?)

9月26日の月曜日で33歳になりました。

「どこで、誕生日を迎えるのかなぁ?」ってきょうさんと話してたんです。

ロンドンの友人宅で10日近くもお世話になっていて、日曜日に出発しようと思っていたときに、「よかったら誕生日を一緒に祝うことができるし、もう少しいたら??」と言ってくれたんです!

そんなうれしすぎる言葉に甘えて、さらに泊めてもらうことになったんです。

誕生日の夜は、オリジナルつくね入りのチョォ〜おいしい!スペシャル鍋で祝ってくれました(喜)!!

ロンドンは、だんだんと寒くなってきていたころ。あったかいお鍋が骨身にしみてきます・・・

心の温かい人たちに祝ってもらえて、私の疲れていた心が和んできます。「ありがとう・・・」という言葉がいくつあっても足りないくらい・・・

おかげで素敵な33歳の誕生日になりました!
33歳になったからといって、身の回りは何も変わらないんですけど、(こんな33歳でいいんかなぁ〜)ってすごく思います。どこにいても、毎年誕生日には、同じようなこと思うんですけどね。。。

来年、34歳の誕生日には、どこにいるんだろう?? 予定では、再びヨーロッパに戻ってきて、東欧を周遊し、アジアへ向かうころのはず。

歳はとりたくない。でも、「33歳のいま」にしかできないことがきっとあるはず。

そして、40歳、50歳になっても、そのときにしかできないことをして、精一杯楽しんで生きていきたいです。

たかさん♀


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2005年09月25日
●イングリッシュパブで飲む

はじめてロンドンに着いたときに、連れて行ってもらったんです、イングリッシュパブに。

それまでパブに行くなんて習慣はなかったので、「英国風」というよりパブそのものが、どんなところなんだろう?なんて感じだったんですが・・・。1ヵ月半ほどイギリスに滞在する間、何度パブへ行ったでしょうか?6回くらいでしょうか?

連れて行ってもらいましたし、サンデーローストを食べにボクらだけで行ったこともあります。

小さいパブもあれば、大きいパブもあるんです。古いパブは天井が低かったりします。それだけで歴史を感じさせてくれます。内装やお店の雰囲気もいろいろなんですが、共通していることはとにかく人でにぎわっていること。日本で言う居酒屋のような感じでしょうか。だからオフィス街のパブでは、仕事帰りの人のおしゃべりが盛んだし、田舎のパブでは仲間同士でわいわいやっています。

日本のようなテーブルがきちんと確保されていたり、個室になっていたりするようなことはないんですよ。ソファやテーブルが少しあるくらい。あとは皆立って話をしているんです。ちょっとトイレに・・・ って通路を通ろうと思うと、必ず「エクスキューズミー」と声をかけなきゃならないほど人でいっぱいです。‘おしくらまんじゅう’やってるの?ってな感じなんです。

そんなイングリッシュパブの楽しみは、やっぱりビールを飲むこと。日本ではアサヒスーパードライをこよなく愛していました(確か、出発前は発泡酒だったようなぁ〜笑)が、それもデンマークやドイツ、オランダで試飲?して、すっかり味覚、というか、のどごしを忘れてしまいました。先日ロンドンのスーパーでアサヒスーパードライが安く売っていたので冷やして飲んでみたけど、なんだかうすく感じてしまった、、、これが懐かしのスーパードライなのか?って。でも原因はなんとなく分かるんです。。。

イングリッシュパブには、フォスターやハイネケンといった「ラガー」だけではなく、「ビター」とか「エール」という種類のビールがあります。泡がほとんどないビールなんです。だからアルコール度数もやや高めらしい。そして、その街のオリジナルというか、ローカルビールがあるんですよ。

ボクが惚れてしまったのは、「ロンドンドラフト」という銘柄。泡がない=炭酸が少ないようで、とっても飲みやすい。それでいて、のどを通るときは深いコクを感じるんです。ごくっごくっと、一気飲みはできない(というかしたくない)。ひと口ずつ味わいたくなるんです。うんまい!

だから「ラガー」だと、ちょっと物足りない、、、 どうせ飲むなら「ビター」がいい! なんて思っています。

ぎゅうぎゅぅになるくらい人でにぎわうパブ。昼に行っても、夕方に行っても、もちろん夜に行っても人がいっぱい。イギリスの人は飲んでばかりなの?なんて思ってしまいました。

ローカルビールを注文していると、そこにいた常連さんらしきおじさんに「見なれない顔だね。どこから来たんだね?」声をかけられ、また話に花が咲く。イングリッシュパブは、そんな人のつながりを感じる素敵な場所でした。

きょうさん♂


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2005年09月15日
●英国の田舎コッツウォルズ

その街が好きかどうかって、何で判断しているんでしょう?

ボクはきっと、カメラのシャッターを押す数で決めています。

どんなに有名で大きな街であっても、シャッターをあまり押さなかったら記憶に残りにくい街なんだろうし、ふらりと立ち寄った街が気に入ったら、たかさんに待ってもらって、パシャパシャ押しています。

そういう意味で、カッスルクーム[ CastleComu ]は、とっても気に入りました!

カッスルクームは、コッツウォルズの街、いえいえ村のひとつなんです。イギリスの中で、古い街並み(村並み?)が美しく残されているとして表彰されたこともあるらしいんですよ。

スーパーマーケットで買い物をしようと思ったら、クルマで何キロ走らないといけないんでしょう?それくらい何もない村なんです。

渋めの黒い色をした石で作られたお家。どれも似ている形をしています。狭い道幅にきれいに並んだお家は、まるで額縁に飾りたくなるような雰囲気をかもし出していました。

小さな窓に飾ってあるお花は色とりどりで、深い色をした壁のアクセントなっています。

「どうやってこの花をきれいに保っているんですか?」。家の主に聞いてみると、

「オレが毎朝、水をやっているんだよ」。
「でも寒い日は、すぐにぐにゃぁ〜となってしまうんだけどね」。

異国人の質問にも優しく応えてくれる主。この村での生活が幸せなように感じました。

魅力的だったのは、人の数が少ない!

まぁ、ボクらが行った時間が夕方だったこともあるんですが、(ここは隠れた穴場!)と思えるほど、人気がなかったんです。まるで貸しきり状態!

シティを散策するよりも、こんな田舎をのんびり歩くことの方が性に合っているようです。また来たいなぁ〜

きょうさん♂


2005年09月14日
●バイブリーのB&Bよ永遠に

ロンドンでお世話になった方に、「コッツウォルズ[CotsWords]はいいですよ。イギリスらしい村がたくさんあるんです」と教えてもらっていたんです。だから、私たちが行きたい場所のリストアップに挙げていたんです。

ちょうどせかたび号泊も限界に近づいて、そろそろ真面目に?泊まることにしました。

イギリスを旅していると、どの街や村でもB&Bを見かけます。「ここにもある!」「あそこにも看板がある!」って。それくらいB&Bはイギリスの一般的な光景なんですよね。それはコッツウォルズでも同じでした。

移動ルートから考えて宿泊地に選んだ村バイブリー[ Bibury ]。

(さぁ、どこに泊まろうか?)

しかし、この村は、ほかの村とは違って、B&Bが見当たらない。クルマで探し回っていると、すぐに村から外れてしまうんです。それくらい小さい村。
「うまい魚が食える!」って聞いて来たんだけどなぁ・・・

もっとB&Bが簡単に見つかると思っていただけに、不安になりました。おかしなもんですよね。B&Bが選べるくらいにある場所では、せかたび号泊で、いざB&B泊となったら、見つからないんですから。

犬のお散歩中の人に尋ねたら、「この村には、あんまりないのよね。でもあそこのお店はやっているわよ」と教えてもらいました。

でも安くはないんですよね。50ポンド(=約10,000円)くらい。別のところを探します。

3軒目。お家の前が川で、石造りで古い、とてもイギリスらしいB&Bを見つけました。値段を聞いてみようとベルを鳴らすと、何だか草まみれになった女主人が出てきたんです。

「あ〜もういやになっちゃう!庭の草むしりをしていたら、急に電話がなって、電話してたら、ベルがなって・・・こんな汚い格好でごめんなさいね。ちょっと、草を払わしてもらうわ〜」って言いながら、バタバタと髪の毛をはらいだしたんで、手伝ってあげたんです。

「ありがとう。お部屋を見に来たの?どうぞ、見て行って。ここが、朝食場所で、自慢のブレックファーストを食べていただくのよ。そして2階が・・・」って、女主人のジェーンは、とてもフレンドリー。

でも金額を聞いたら、一泊70ポンド(=約14,000円)だって。そんなの絶対ムリだぁ〜っと思って交渉すると、なんと55ポンドまで下げてくれたんです。(もうひと声、50ポンドまで!)っと伝えたけど、さすがにムリ。

仕方なく、きょうさんに相談すると、きょうさんも早く決めたかったようで、「こだわりのB&Bっぽくていいやん!(喜)」と即決定!

この家は、250年ほど前に建てられている歴史あるお家。ウィリアム・モリスという超有名な詩人&デザイナーでもあった人の壁紙が貼ってあり、家具はすべてアンティーク調で施されているんです。ほんとに素敵でした。

翌朝、ジェーン自慢のイギリスの朝食をしっかり食べたあと、いろんな話をすることができました。

このB&Bは、残念ながら今は売り出し中とのこと!

ジェーンは、買い手が見つかり次第、スコットランドに帰る予定らしいんです。

この街はとても好きだけど、わたしの育ったニューカッスルなどスコットランド地方とは少し違うの。人々もフレンドリーではないようだわ〜と笑顔で言っていました。私たちには、あまり違いが分かりませんが、長く住んでいる彼女だからこそ感じることなのかもしれません。

とてもお話好きの彼女は、「日本人はよくこのB&Bに泊まりに来るのよ。でも、ひとりで泊まりに来る人が多いわ。話をあまりしないから、コミュニケーションがとりにくいの。。。あなたたちは、とてもフレンドリーで楽しいわ。」って言ってくれてました。うれしかったです。

コッツウォルズには、たくさんの村があります。にぎやかな街、とても静かな街、いろいろです。でも、このバイブリーという街は、観光客も少なく、美しく、昔のイギリス街並みがそのまま残っているような感じです。車がないと、なかなか立ち寄れない村だけど、女主人ジェーンとの触れあいもあって、印象に残る村となりました。

たかさん♀


2005年09月13日
●ヒッチハイカーにもらった


ヒッチハイカーが「車に乗せてほしい」と言ってきました


(う〜ん、どうしよう?)。ボクは答えに困りました。そして答える代わりに、彼に質問をしていました。

「アイルランドを周ってきたのかい?」「どれくらい旅していたの?」

なんで質問をしたんでしょう?だって彼から質問されているのに、答えずに別の質問をしているんですから。。。まぁ、50%-50%で迷っている心を、どっちかに決めたかったのかもしれません。

「僕たちは、アイルランドの南の地域を2週間ヒッチハイクで周ってきた」と彼は言いました。ボクらのアイルランドは、北の地域を周ってきた(通ってきた)だけに、お互い別の地域を見てきたようです。

それでもあの街はよかったとか、旅の話をしているとつい興味がそそられます。

「ボクはエストニアに帰るんじゃないんだ。イギリスを旅しているからホリーヘッドやリヴァプールも観光する予定なんだ。それでもよかったらホリーヘッドまでだけど乗っていってもいいよ」

ようやくボクは、彼の質問に答えました。すると、それを聞いた彼の表情がニコッと微笑みました。クルマで待っていたたかさんも快諾して、せかたび号は4人乗りとなってフェリーに乗ることになったのです。

せかたび号の座席は4人分あるのですが、ボクらの荷物がいっぱいなんです。まぁ、荷物というより、生活用品ですが、、、

それらを整理してトランクへ。しかし彼らも旅人。大きなバックパックに、テント用品などたっぷりの荷物があります。後部座席の彼らは座席に隙間もなく、足元、膝の上と、前も横も見えないような状態になりました。それはまるで、お菓子を詰め放題の袋へ入れるでした。

さすがに重くなったようで、せかたび号はいつもより車高を低くして、エンジンをうならせてフェリーに乗り込みます。

さぁいろんな話をしよう!と思ったら、彼らが「ほかのドライバーを探してくる」と言います。どうやら、ポーランドへの帰りを急いでいるようで、早く帰るために、ポーランドへ直接向かうトラックなどを探したいそうなのです。

数十分後、彼がやってきました。ドライバーが見つかったようです。イギリス南部へ向かうトラックドライバーを見つけ、さらにそこからポーランドへ向かうトラックがある情報を得たようです。あと2日でポーランドへ戻れるめどがたったようで、彼らはとてもうれしそうな顔をしていました。

「なんでそんなに急ぐの?」

そんなことを尋ねてみた。返ってきた答えは、「9月の下旬に、学校がはじまるから」と。

(えっ?学校!?)

歳を聞いたら、なんと19歳!

君たち、そんなに若かったのかぁ!驚いた。

ポーランドは、ポーリッシュという母国語を話すらしいが、流暢な英語を話す彼ら。そしていろんな人に声をかけ、精力的に行動し、自分たちの目的を達しているように見えます。

アイルランドを2週間旅して使ったお金は、30ユーロ(=約4,050円)ですって! ポーランドから持ってきた食糧とテントでの生活で病気もせず、ヒッチハイクでまわっていきた根性には頭が下がります。

世界一周旅行をしているボクらにもすっごく興味を持ったようで、熱心にインタビューもされました。「来年、ポーランドに来るんだったら、うちに泊まりに来てもいいよ!」だって。うれしい言葉ですね。

2時間のフェリーがホリーヘッドに着き、せかたび号に乗せていた彼らの荷物をトラックに移します。別れのときがやってきました。

「助けてくれて、ありがとう!」

そう握手を差し伸べる彼らの表情には、力強い決意がみなぎっていました。

ヒッチハイカーを乗せたと言っても、その時間は、フェリーの乗り込んだときのほんの2分間。およそ500メートル。当初、彼が近づいてきたときに抱いた危機感が笑い話です。

それでも、19歳の若者ふたりの行動から、「自分たちが描いた目的は必ず達成できる」ことを教えてもらったような気がします。

(えっ?ボクらはそんなに若くはない!?)

いえいえ、ボクらにも、まだまだできることがあるはずです。彼らにエネルギーももらって、また明日を迎えます!

きょうさん♂

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(改めて)
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2005年09月12日
●ヒッチハイカーに選ばれる

ボクを、ジロジロ見つめる奴がいる。。。

アイルランドの首都ダブリンから、イギリスのホリーヘッドへはフェリーで渡ります。2万円以上かかるので、少しでも安いフェリー会社を探し回っていると、そんな視線を感じたんです。

ヨーロッパで人に見つめられるのは慣れたもんなんです。スコットランドを周っていると、アジア人の顔が珍しいのか、エストニアナンバーのクルマが珍しいのか、振り返るくらいに見られます。

でも、今回は様子が違う。何か、物欲しげに感じる。。。

フェリーのチケットを買って、たかさんの待つ、せかたび号に戻ろうとしたとき、彼が声をかけてきました。

「急いでいますか?」

急ぐ旅でもないし、コミュニケーション大好き人間としては、とってもウェルカム!何だろうと尋ねると、彼はこう言いました。

「ボクはヒッチハイカーです。ポーランドへ帰る車を探しているんですが、ボクと友だちのふたりを、フェリーに一緒に乗せてもらえないでしょうか?一般客としてチケットを買うより、車の乗客としてチケットを買った方が安いんです。」

歳は20代半ば。これがポーランドの若者なのでしょうか、日本では見慣れない服装と髪型をしています。

「あなたたちは、エストニアに帰るんですか?もしそうなら、途中ポーランドまで乗せてほしい」と。

おぉ!

ヒッチハイクにあこがれたことはあるけど、ヒッチハイクを頼まれたことはない。

(さぁ、どうしよう?)

そうは言っても、そんなゆっくり考えている時間はないわけです。相手は目の前にいるわけだし、「可能」か「不可能」かのどっちかなんですから・・・。

まるで『クイズ・タイムショック』(←ふるぅ〜)の5秒間のように、ボクは、答えを迫られたような気がしました。

「これも出会いだ」
「いろんな旅の話が聞ける」
「たくさんの人に助けられてきただけに助けたい」
「ポーランドの友だちができるかもしれない」

そんな想いを抱くとともに、

「身の危険はないだろうか?」。ボクのひとり旅ならまだしも、たかさんという連れがいる旅なので、安易に答えを選べなかったんです。。。
彼の真摯な眼差しが、ボクの顔を突き刺していました。

(つづく)

きょうさん♂


2005年09月10日
●北アイルランドの海岸線

とにかく、海がとってもきれいでした!

でも、時期的にもう9月の半ば。。。泳いでいる人はいませんでたけど、サーフィンをしている人はいましたよ。

そして、釣りをしたりダイビングをしたりしていて、やっぱり海がきれいなだけあって、海好きの人が多いんですね!

また、海沿いを走る電車の線路もいい雰囲気をかもし出している!

ただ、ただ、景色を見ているだけの人もたくさんいました。

ガイドブックに書かれている北アイルランド情報は10ページほど。観光地案内は、世界遺産のジャイアンツコーズウェイだけ・・・。

確かに車がないとなかなか行けない不便な場所に観光地は多いけど、なんだか、同じイギリスなのに、全く雰囲気が違うんですよね!
もちろん、スコットランドとも違う!

なにが違うか!?っていうと、さびれているっていうか・・・

まず、人が少ない!

だって、世界遺産のジャイアンツコージウェイでさえも、人が少ない感じがしたんですよ。

だから、余計に人が親切に感じるのかなぁ。。。

そして、雄大な自然を見ているのが、私たちだけのような感じがして、それもまたいい感じなんですよね!

北アイルランドやアイルランドは、なんだか、戦争や宗教のイメージがあってなかなか行きにくいイメージが私にも少しあったんですが、とても静かで穏やかな印象を受けます。

次は、アイルランドに入国です。

車を走らせていると国境らしきものは、まったくないんですが、お金がユーロなんですよ。

隣の国にありながら、イギリスとヨーロッパの影響を受けているアイルランド。

この国も楽しみです!

たかさん♀


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2005年09月10日
●ジャイアンツコーズウェイ

ジャイアンツコーズウェイへ行く前に、カリック・エイ・レイドロープブリッジ(つり橋)に行ったんです。

ここの光景はなんとなく、静岡の伊豆にある観光場所にも似てますね!

朝一番に入場して、歩くこと1キロ!
海の端にそのつり橋はありました!

高所恐怖症の私なんですが、そんなに高さがないので、あまり怖くなかったです!
でも、そのつり橋を怖くて渡れないご婦人ふたりを発見!

目が合ったようで、きょうさんは、早速声を掛けている。

よく聞くと、アメリカのシアトルに住んでいて、ホームステイのホストファミリーをしているらしい!
「ホームステイでは、日本人もたくさん来るわよ!今度、初めて横浜へ行くのよ!前にホームステイしていた子の結婚式があるから!」と日本が大好きな様子!

日本のことをよく言われると、うれしいですね!

20分ほど話をして別れたあと、私たちは次に、世界遺産で有名なジャイアンツコーズウェイベイに向かったんです!

それは、それは、きれいな六角形の石がいたるところにあるんですよ!

とっても素晴らしい〜!

ジャイアンツコーズウェイベイの一番端まで歩いて行ったとき、見たことのある女性が近づいてきます!!

おや!?

さっきのつり橋で出会ったシアトルのご婦人のひとり、スーザンだったんです!!

「ハァ、ハァ・・・やっと、追いついたわ〜。メールアドレスを渡したかったの!」と、わざわざこんなに歩いて海の端までメールを教えに来てくれたんですよ!

ちょーうれしかったですよ!

そして、会話をしている途中、途中、スーザンの、英語チェックが入るんです。
「私は、ホームステイをしてくれている子たちの先生よ!これからもあなたたちの英会話をチェックしていってあげるわ!」ってなんてうれしいお言葉!!

だって、私たちの英語は、通じることは通じるけど、ちゃんとした英会話の文章になっているかどうか、教えてくれる人って旅の中でいなかったんだもん!!

スーザンは先生だからなのか、英語の発音もきれいで、とーっても聞きやすい!

またまた、いい出会いがありました!

2年後にアメリカのシアトルに行く約束をしましたが、「それまでにスーザンに英語上手になったわね!って言ってもらいたいから、英会話頑張ろう!」と強く決意しました

たかさん♀


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2005年09月09日
●もじゃもじゃの並木道 

スコットランドからフェリーで2時間。

ようやく、北アイルランドに到着!夜の10時を過ぎての到着だったので、なんだか静か。。。

近くのパーキングで泊まって、翌朝インフォメーションに行ったんです。
対応してくれてた女性の人は、たくさん情報をくれたので、思ったより、見所満載の北アイルランド!

その中で、まず掲載されいてた写真にに魅かれた観光地!?があったんです。

白い木がうねっている中を車で通るんですよ〜。。。

まずその場所をめざしていざ出発!!

ところが、その街に到着しても情報がない・・・
インフォメーションもない・・・

きょうさんは、「駅で聞いてくるぅ〜」といって雨の中、駅に行ったんです。

でも小さな駅なので、駅員さんもいなかったみたい。電車を待っている人に聞いても「知らない・・・」という答えらしい。ホントにあるんだろうか?

そこで、きょうさんは、近くに停まっていたバスの運転手さんに、聞きに行ったんです。(私は、車内でジッとその様子を見ていただけなんですけどね!)

バスの運転手さんは、お客さんを乗せた後、「ボクに付いておいで!」って言ってくれたみたいで、早速、バスの後を追っかることになったんです!
街の中を巡るバスを、後ろからずっと付いていくのも楽しいですね!

きょうさんは、「運転が楽だからいいわ〜」と言ってる(笑)。行き先を調べなくてもいいから、そりゃ、ラクチンですね。

30分くらい走り、バスが停まりました。運転手さんが降りてきたんです。
きょうさんも車を降りて、何か話をしているみたい・・・

ん!?

何だか道に迷ったみたい・・・?

ここから右に行って、ゴルフコースの表示がある近くを○△※◇$・・・と話している様子。。。

私たちが持っていた地図は、小さくてこの辺りの場所は分からないんです。

お客さんを待たせているにもかかわらず、運転手さんは、詳しく道を教えてくれるし、一緒に記念撮影まで笑顔で答えてくれる〜

なんていい人なんだぁ〜

その後、言われたとおりに行ってみると、その場所に10分くらいで着いたんです!

写真で見るより、ずっと素晴らしい並木道!!

でも、この場所は、バスの運転手さんに聞かないと分からないくらいの場所にあったんです。きっと自分たちでは探せなかったはずです、、、

だって、街から11キロも離れているんだもん!そりゃ、街の人も知らない人もいるよなぁ〜

久しぶりに撮影の地が騒ぐような場所だったみたいで、きょうさんも大満足!

こんな素敵な運転手さんとの出会いがあって、また思い出の地が増えました!

ウォラス運転手さんありがとう!!

たかさん♀


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2005年09月06日
●メルヘンB&Bに宿泊 

イギリスでは、B&B(ベッド&ブレックファースト)に泊まってみたい!

そんな想いがふたりとも強かったんですよ〜。

でも、ユースホステル(YHA)に比べると若干高いので、イギリスを周遊しながら安くていいところを探していました。

そんなとき、、セントアンドリュースのYHAで知り合ったオーストラリア人夫婦から、「スカイ島のB&Bは素晴らしかったわよ!」と聞いていたんです。

場所を教えてもらっていたので、スカイ島へやってきた折りに、行ってみたんです。

そしたら・・・!!

宿泊料金が、聞いていた金額とかなり違う!

ひとり11ポンド(=約2,200円)と聞いていたのに、実際は、ひとり20ポンド(=約4,000円)と言われたんです、、、(悲)

せかたび財務部長としては、ふたりで3,600円も違うのは大きすぎるんだもん! とってもいい場所で、素敵なB&Bだったんだけど、残念。。。(もちろん、値段交渉もしてみたけど、無理だった・・・)

でも、その辺りの海に面している街並みの雰囲気が、ふたりとも気に入ったんです。だから近くのB&Bをひとつずつ聞いてみよう!ということにしたんです。

そして3件目。海が目の前のB&Bが、部屋を先に見せてくれました。

とぉ〜ってもきれいでメルヘンチックな部屋で、部屋にトイレもバスもあり、さらに部屋から海も見えてすごい素敵だんたんです。

「いくらですか?」って聞いたら、「ひとり25ポンド!」って!

あ〜やっぱり高い。。。

「素敵な部屋だけど、ちょっと高いから無理です。15ポンドくらいのB&Bを探しているんです・・・」って言ったら、女主人は、「別の部屋なら15ポンドでいいわよ!」というんです。

同じく海の見えるメルヘンチックな部屋で、トイレとお風呂は別の場所なんですけど、とても気に入りました。契約成立!!

共同だけど、バスタブが使えるのが、ふたりともチョーうれしい!!

部屋のカーテンやベットは、青と白の色にまとめられていて、とってもいい感じ!

でも、真っ黒い顔の私たち夫婦には、真っ白のベットシーツがビックリするくらい似合わなかったですが・・・(笑)。

朝食は、イングリッシュブレックファーストと言われるもので、朝からたくさんの量が出るんですよ。

中でも、スコットランド特有の「ブラックプディング」という(豚の血と牛脂、オートミールでつくったソーセージ)ものが目を引きました。味は、ちょっと香辛料がきつい感じでしょっぱい感じがしたんですが、食パンと一緒に食べるとおいしかったです。

大食家のきょうさんもこの量には大満足の様子!

とっても清潔できれいだったので、「いつオープンしたの?」って聞いたら、「昨日からよ!」って!!

私たちが、一番最初のお客様だったみたいなんです。確かに、バスタオルもすべて、真っさらだったわけだぁ〜

それなのにこの日は、すでに私たち夫婦と、ドイツ人夫婦と、イギリス人の女性と5人も宿泊していて、満室!!

やっぱり、場所がいいもんね〜

きれい好きの女主人のマーサは、とっても雰囲気が柔らかい感じの落ち着ける人柄でした。

と〜ってもいい経験ができ、大満足でした!

たかさん♀


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2005年09月05日
●最北ゴルフコースに苦戦




スコットランドゴルフデビューを果たし、ゴルフ熱が点火してきました。

イギリス ゴルフ

「18ホールのコースをプレーしたい!」

そんな想いで選んだゴルフコースは、イギリス本土最北端。イギリスのゴルフコースガイドブックにも、コース詳細がしっかり載っているコース。それで20ポンド(=約4,000円)なんですから、プレーせずにはいられません。

セントアンドリュースのオールドコースで、116ポンド(=約23,200円)。イギリスの名門コースは、2万円が相場(日本と同等?)ですから、20ポンドは破格値です。

クラブハウスの壁面には、「設立1863年」と大きく書かれてます。歴史あるゴルフコースであることが分かります。ちょうどこの日は、競技をしていたのですが、タイミングよく昼の時間が空いていたようで、「今ならプレーできるよ」と言われたので、支度してスタートすることにしました。

貸しクラブは10ポンド。知らないメーカーだったけど新しく、400ccのチタンドライバーに、カーボンシャフトのフルセット。トロリーは有料だったので、学生時代を思い出してキャディバックを担いでラウンドすることにしました。

イギリス ゴルフ

「いくぞ!」

・・・と、元気よくスタートしたものの、18ホールを終わるころにはすっかり体力を消耗していました。

なんと言っても、この風!

「海岸線がきれいに見える素敵なゴルフコースだ!」なんて思っていたのは最初だけ。高台に行けば、アゲンスト(向かい風)をまともに受けるんです。低いボールの打ち方をすっかり忘れてしまったボクが打ったボールは、風に負けてしまい、とんでもない方向へ飛んでいってしまいました。(ひゃぁ〜〜) 

イギリス ゴルフ

ラフに入れば、ボール探しはひと苦労。探せど、探せど見つからない、、、 イライラ・・・。やっと見つかったと思ったら深いラフに埋もれて脱出にまたひと苦労。簡単にボギーを叩いてしまいます(チクショォ〜)

また100ヤード以下の距離が合わないんですよね。クラブのロフトがはっきり分からないから、仕方がないといえばそれまでなんですが、しっかりピンに絡ませたいところで、そうならないので、スコアを縮めることができませんでした(無念・・・)。学生時代は軽々と担いでいたキャディバックも、だんだんと重くなってきていました、、、(歳をとったなぁ〜)

名物ホールらしき7番196ヤードのショートホールは、渓谷を超えた先にグリーンがあるんです。周りは深いラフ、、、だからグリーンを外したら安全圏はないんです。さぁどうしよう?貸しクラブの中に、過去に使ったことがなかった20度のユーティリティクラブ(打ちやすいロングアイアン)が入ってあったんです。それを使ってみたら・・・ ビシッ!なんて打ちやすいんだ!グリーンエッジまできれいに飛んでくれました。おかげでパーセーブ成功!
頭に湯気が出そうなくらいに、考えに考えたラウンドでしたが、2メートル前後のパットがよく入ってくれたので、ロストボールも1個で済み、10オーバーで抑えることができました。先日のゴルフも18ホールプレーして10オーバーだったので、10オーバーが今の実力なのかなぁ〜と思います。

風の計算が必要なゴルフコースは、神経を余計に使いますね。「楽しみ」をちょっぴり通り越して、「厳しさ」を感じたゴルフでした。たかさんゴルフしないのに付いて歩いてくれてありがとう!

今日の教訓 『リンクスコースのスコアメイク = ティーショット』

きょうさん♂


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2005年09月04日
●モウ、前髪を何とかして

女性の場合、自分で髪の毛を切る人が多いと思うんです。

私も前髪くらいなら、基本的に自分で切るんです。でも、とっても思い出深い話があるんです。

8年くらい前のことなんですが、自分で前髪を切っていたら、どんどん短くなるんですよね(そんな経験したことがある人も多いと思いますが・・・)。

オンザ眉毛にもともとしようと思っていたんだけど、まっすぐ水平に切れなくて、右側が何となく短くなる・・・。それに合わせて左側も切っていく・・・。そうすると、今度は左側が短くなり、それに右側を合わすと、また左側が・・・

そんなことを繰り返していると、気がついたら、生え際2センチくらいになっていたんです!ショック!

証拠写真は日本にあるので、掲載できないのが残念・・・(えっ?見たくない?)

あまりに鏡を見すぎていて、全体を見ていなかったので、ビックリでした。

へアーバンドをしようと思っても、短すぎて、ヘアーバンドができないくらい。それに、次の日は、先輩の結婚式の2次会ときたもんだ!

仕方ない、、、

腹をくくってそのまま、出席!

友だちは、私の前髪を見てあ然、、、

翌日、私にあだ名がついたんです。「ドイツヘルメット」って。

そんな思いでのある私の前髪・・・・


なのに、スコットランドにいる牛ときたら、前髪がやたらに長いんです!!

私の前髪のように切ってしまいたい!
そんな衝動にかられる。
もしくわピンドメでしっかり7-3分けをしてみたい。

この牛は、ハイランドカウといわれていて、よくポストカードにもなっているんです。前髪の中にはちっちゃなお目めがあるんです。


今日は、このスカイ島でやっとこの牛が見れました!!

そうすると、以前の私の前髪の思い出が蘇ってきたんですよね〜。

ハイランドカウは、前髪がうっとおしくないのかなぁ〜。
一度、この牛たちに聞いてみたい・・・

たかさん♀


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2005年09月03日
●『火曜サスペンス劇場』風

ジャジャジャジャ〜ン♪

っと火曜サスペンス劇場の曲が聞こえてきそうな崖っぷち!!思わず2人で火曜サスペンス劇場をしちゃいました!

「私をこんなところまで、連れてきた理由は何なの!?」

「お前には、3,000万円の保険金が掛けてあるんだ。悪いがここで・・・ ブスっ」(包丁の音)

そんなやりとりをしていましたが、、、ちょっと待って!

なんで、私に掛けている保険金が3,000万円なのぉ??安すぎない??


ちなみに、私が片平なぎさ役で、きょうさんが、船越英一郎役。あれっ?どっちもいい役でしたっけ?

そんなことをしたら、片道20分の道のりもあっという間だったんです。しかし、帰りは、なんと、45分もかかってるぅ〜。

それは、なぜかと言うと・・・

そうなんです!きょうさんの写真タイムが長い長い!

崖っぷちの柵を乗り越え、すっごい風の中で、いつものようにパシャパシャと撮っている。待つのも寒い中、大変〜!

この素晴らしい断崖絶壁の光景は、きっと何億年もの間に山々が侵食され、フィヨルドのような形になってきたんだろう・・・。また、ノルウェーのフィヨルドと違った感じがしました。まぁきょうさんが撮りたくなる気も分かる気がする。。。

イギリス本土の最北端の灯台。なんだか荒々しい感じがしました。

もちろん、スコットランドのアイドル、羊たちも寒い中草を食べ続けている。(あっ!でも羊たちは、温かい毛皮着ているから、そんな寒くないのかなぁ??)

だから、あたり一面糞だらけ!絶景に見とれていたら、グニャッ? すぐにフンを踏んづけちゃうんです。

そんな中でふたりの断崖絶壁散策は、楽しかったで〜す♪

たかさん♀


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2005年09月02日
●スコットランドでゴルフ





イギリスをぐるりと旅する私たち。

(なんて、ゴルフコースが多い国なんだろう!!)

車を走らせていると、通る街すべてにゴルフコースがあるみたい。ビックリするくらいに、たくさんゴルフコースがあるスコットランド地方。

そりゃぁ、日本に比べれば、土地がいっぱいあるもんね〜

せっかくスコットランドに来たんだからゴルフがしたい!そんなきょうさんの願いもあって、安くておもしろそうなゴルフコースがあったらプレーしてみようと話していたんです。

私は、何年ぶりかのゴルフになるので、プレーしている人が少ないゴルフコースがよかったんです。だって、人気のコースは、人がいっぱいで後ろの組に追っかけられそうなんですもん。

この日は、灯台を見に行く途中で見つけた、9ホールのゴルフコースでプレーしてきました!

ちなみにお値段は、ひとり15ポンド(約3,000円)。ゴルフクラブもただで貸してくれて、キャディバックを載せてコロコロ引っ張るトロリーまで無料!おまけに1日料金なので好きなだけプレーできるんですよ!

そうは言っても、ゴルフクラブは男性用。日本では見慣れない傷だらけのクラブでした。パターはなかったので、3番アイアンを使って・・・。まぁタダだから文句は言えない・笑。

きょうさんは、プロを目指していただけあって、さすがにうまい!

きれーいに真っ直ぐボールを飛ばし、狙ったところにボールを転がすんです。

私も負けじと頑張った、頑張った!(おかげで翌日は、筋肉痛・・・)

私も後半から勘?を取り戻したのか、なんとかボールをきれいに飛ばせることができたんです。遠くへ飛んでいくと気持ちがいいですね!きょうさんも、「うまいなぁ〜」って褒めてくれました!!「いいスイングしているから、しっかり練習すれば、もっとうまくなるよ!」って。お世辞なのか、上手に私を持ち上げ、ゴルフを好きになるようにする魂胆??

きょうさんは、オーストラリアにいたころ、ゴルフのレッスンをしていたこともあるらしく、いろいろ詳しい。でも、どうも理論っぽい。振り子のイメージだとか、ボールの転がりをイメージしてだとか・・・。なんちゃら、なんちゃら・・・ってな感じで・笑。

どうも難しいことをいわれると頭がパニックになっちゃいます。

それでも、天気がよくて、気持ちよくて、18ホールプレーしました。また、ゴルフしたいなぁ〜


きょうさんのイギリス最北端ゴルフはこちら


たかさん♀

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