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2006年02月26日 |
●ラフティングから「勇気」
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「ロープから手を離してしまったの?」
もう一艘のガイドのぺトラスにそう言われました。意図的に離したつもりはなかったんですが、確かに、ロープから身を離してしまいました。それが結果的に、激流に飲み込まれるという恐怖感を味わってしまうことになったのです。
ならば、(何がなんでも離さない!)
それがラフティングのコツ!と考えました。
ポイント16を通過しただけで、まだまだラフティングはつづきます。右手にジンバブエ側の渓谷、左手にザンビア側の渓谷を眺め、ボートは下流へと進んでいきます。
そして迎えたポイント18。またしても大きな衝撃がやってきました!
さっきと同じように大きく傾くボート。しかし今度はロープを離しませんでした。たとえ、ボートが転覆してもロープを離さなければ大丈夫です。右隣のジャックも、左隣のジュリアンも荒波に耐えるようにロープにしがみついています。
そうしているうちに、ガイドのチャンゴが、転覆したボートの上に乗って、全員の位置を確認し、片側に移動するよう指示します。そして全員が左サイドに回ったと同時に、
「よしっ!ボートを起すぞ!」
「ワン、ツー、スリー!!」
事前レクチャーで教わったとおりに、ボートは元通りに戻りました。見事な復活でした。あとは、順番にボートに戻っていきます。なんと見事なチームワークだったことでしょう!
ロープにしがみついているたかさんも無事に引き上げます。よかったぁ〜
一度溺れかけていると、(こわい・・・こわい・・・)と、水が怖くなり、いやなもんです。
でも、一度コツをつかんで、無事にしのいだと思えたら、あとの気持ちは楽なもんです。(さぁ!波よ、かかってこい、激流を楽しむぞ!)そんな感じです。
まるで荒波に向かう漁師のように、ボクらは残りのポイントを楽しんで越えていくことができました。
初のラフティング体験。快晴の青空の元、2時間のボート旅でした。‘スリル感’、それだけを求めていましたが、‘溺れる?’全く想像していなかった気持ちを体験することができました。
自然のチカラの中では、人間ができることなんて何もないんだ・・・ と自分の無力さすら感じました。
一方で、‘恐怖’を乗り越えたことで‘立ち向かう勇気’も感じました。何事も失敗を経験することで少しは成長できるもんですね。
スーパートラックに戻った参加者全員。飲み放題のビールやコーラで喉を潤しながら、ラフティングの魅力をお互いに語り合うのでした。
(ラフティング日記、おわり)
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きょうさん♂
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2006年02月25日 |
●ラフティングの「恐怖感」
前記、「ラフティングへの期待」はこちら
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ラフティングがやってみたくて参加したものの、ボクもたかさんも、実は海より山の方が好きなんです。
ボクなんて、もともと呼吸器官系が優れていないので、長距離も泳げないし、シュノーケリングも苦手。オーストラリアでダイビングの免許を取ったけど、あわびを獲るために使った一度だけ。海の中で長時間過ごすなんて、想像しただけでも怖いんです。。。
ラフティングスタート早々、川に飛ばされてしまいました!地面に足がつくかどうかを考える間もなく、川のうずに巻き込まれてしまうんです・・・
(なんもできへん、、、)
そう思っていると、ボクに近づいてくるカヌーが見えました。
どうやらボクを助けてくれるようです。でも、川の流れが激しくてなかなか近づけないんですよね。ボクも救いの手を差し伸べるものの、何もつかめず、ただもがき苦しみ続けるだけ・・・。
ようやく川の流れが穏やかに変わりました。これで助かりそうだ・・・。 (ほぉぉぉっ) ボートも近づいてくれて、やっとボクは戻ることができたのでした。
ほんの一瞬でした。
(あんな衝撃だけで川に落ちるのか、、、)と驚きと不安を隠しきれませんでした。ホントっ!
しかし!! こんなことは、まだ序の口。このあと、恐怖の転覆が待っていたのです。
●
ラフティングは、激流がずっと続くわけではありません。穏やかな流れのときは、笹の葉でつくった舟が流れているかのようにボートは進んでいきます。
「チャンゴ、暑いから泳いでいいかい?」
南アフリカから来ているヤンさんは、許可をもらって、ドボンっと川に飛び込みます。ボートのロープを握っていれば、離れていく心配もなく、水の中でクールダウンできるんです。
ヤンさんに続いて、ドボンっ ドボンっ とボクらも、続いていきます。(あぁ〜 気持ちいいー)
この日のラフティングは、ポイント10から23をめぐる14キロの距離。それぞれのポイントにクラス3とか、クラス4とか、設けられているんですね。
ポイントが近づいてくるとボートに戻り激流に備えます。事前に想っていた‘スリル感を楽しむ’どころか、どうこの激流を乗り越えていくのかと必死です!
「Forward」(前へ)
チャンゴの声に皆、パドルを漕ぎます。そして激流を通過!ぐあん、ぐあんと歪みながらも通過。(よかったぁ〜)
一度落ちていると、こんな小さな成功体験がうれしいんです!
ボクらの二艘のボートには、救助用のカヌーが一艘、そしてビデオクルーのカヌーが二艘ついてきています。あとで映像も見せてくれるんです。んで、穏やかな流れのときは、ボートにやってきて、参加客全員にインタビューしてくれます。
「名前は?」「どこから来ているの?」「この川はどうだい?」って。
そして締めくくりは・・・ 「次のポイント16を楽しんでくれっ!」だって。
(ポイント16?どんな激流なんだろう?) 気になります。。。
ビデオインタビューも終わり、ポイント16が近づいてきました!
前を行くもう一艘のボートは激流に飲み込まれそうになりながらも、波の激しさに耐えて無事に乗り越えていきました。(すごいなぁ〜)
そしてボクらのボートが激流に向かいます。
ボートに乗るボクらの目線よりも高い波。ビッシャっ!水しぶきが(これでもかっ!)というくらいに顔面にかかってきます!鳴門のうず潮どころではありません、、、
「Get down!」
チャンゴが「かがめ!」と指示します。皆、ボートにへばりつき、ロープを握り、衝撃に備えます。
(この波を超えられるのか?)そう思った瞬間でした。
ボートが大きく傾きます。(あぁっ!)右サイドがぐっと上に持ち上がり、ボートがジャンプするような衝撃のあと、ボクの頭の上にボートが落ちてきました。(おぉぉぉぉ!!!)あっという間にボクは、転覆したボートの下敷きになってしまいました、、、
(うわぁ・・・生き埋めやぁぁ〜)
(ボートが転覆した場合、中のエアーポケットで空気を確保してください)そんな事前案内を思い出します。確かに、空気がある。ふぅぅぅっ〜 と息を吸いこんでみるものの、波の衝撃が強く、口の中に水がどばぁーと入り込んできます。
げぼっ げぼっ・・・
ボートの下敷きになっていることに耐え切れず、もぐって外に出ようとします。また衝撃で、手からロープが離れていきます。あぁっ! 泳いでボートに近づこうとしても近づけません。それくらい流れは激しかった、、、ボートからどんどん離れていきます。もうそのあとは、また何もできなくなってしまうのでした、、、
まるで回転する洗濯機にもみくちゃにされる小さな靴下のように、ぐちゃぐちゃっ、もごもごっ、、、 がぶがぶっ 呼吸しようとして口を開けると水が入ってきます。
(これって溺れてるんちゃうん?) そんなことが頭の中をよぎります。
(うわぁぁー たすけてくれぇぇ〜)
そんな想いだけで、手をアップアップさせることだけに必死だったのです、、、
(いったい何分くらいやったん?)
いえ、きっと数秒の出来事だったかもしれません。それでも、ボクにとっては、それくらい長い地獄の体験でした。
転覆を免れたもう一艘のボートに救われました。「大丈夫か?」
ボクは笑顔をつくって応えるだけでした。もうひとり、もうひとりとボートに引き上げられます。
あとから聞いたのですが、ポイント16の別名は「ターミネーター2」。十分すぎる激流でした。
この転覆で、たかさんも川に落ちたようですが、ボクがもう一艘のボートに引き上げられたときには、すでにボートに戻っていました。
(怖かったねっ!)
言葉のわりには、楽しんでいるように見えるたかさん。(やるなぁぁ〜)と何でも楽しめる彼女の性格を見習います。
スリル感を楽しむために参加したラフティングだったのですが、(こわぁぁ・・・)と自然の力の偉大さと恐怖を感じました。
でも、失敗の原因が分かれば、改善策も見つけられます。またやってきた次の転覆では無事にボートにしがみつくことができたのです!そうなれば、面白い! ラフティングの魅力、再確認ですね!
最終話、「ラフティングからの勇気」へつづく
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2006年02月24日 |
●ラフティングへの「期待」
‘激流の中を漕ぎ抜けるクルーたち’
そんな映像だけが頭にあって、前から(ラフティングをしてみたい!)と思っていたんです。
たかさんは、オーストラリアのケアンズで経験あり。ビクトリアの滝近くでできるラフティングは有名ということで、ボクのラフティングデビューが決まりました! イエ〜イ!
もともと、スリル感は好きなんです。
ジェットコースターをはじめ、遊園地の絶叫系は好んで乗りたがるほうなんですね。あの、心臓がどきっとする瞬間がたまらない!
だから、ラフティングもそんなスリル感が楽しめると前日からわくわくしていました。
この日の参加者は13名。南アフリカ、イギリス、フランス、カナダから友だち同士やカップル、父息子の関係などアクティブ好きそうな顔ぶれがいました。そしてラフティング会社の一室に通され、レクチャーを受けます。ヘルメットやライフジャケットの着用を教わり、早速スーパートラックに乗って、荒れた道を上流へ向かいます。
ここ数日雨季の影響で天候も曇りがちだったんですが、この日は快晴!青い空が映えわたり、(絶好のラフティング日和や!)とさらに気持ちが高まってきます。
でこぼこの道なき道を登ってきました。スーパートラックが停車します。ここから水際まで下りれば、いよいよラフティングのはじまりのようです。
ところが!
すぐには下りず、13名は観覧席のような椅子に座らされ、暑い日差しの元で、もう一度レクチャーを受けるんです。(はやく行きたいなぁ〜)と思っていたんですが、ガイドのチャンゴとぺトラスの表情は本気モード。「もし水に落ちた場合の救助方法」といって、ライフジャケットの肩の部分を握ってボートに引き上げる方法を念入りに教えてくれるんです。
ボートから離れてしまった場合は、パドル(漕ぎ棒)や救命ロープを使って救助しますとかも、説明してくれます。
(えっ?そんなことあるの?)
聞いていて、だんだんと不安になってきます。
次は、ボートが転覆した場合。「中にはエアーポケットがあるので、そこで呼吸を確保してください」。とか、ボートの片側に全員が集まって、ひっくり返ったボートを元に戻す方法を教えてくれるんです。。。 すべての英語は理解できないんだけど、大事な話ってことはほかの人の表情を見ていたら判ります。
ボクは、肩にチカラが入っていくのを感じました。さっきまでわくわくしていたのはウソのよう。だって、単純にスリル感を楽しめるアクティビティだと思っていたのに、救命方法の話を聞かされちゃぁ、真剣にならざるを得ません、、、
(大丈夫かなぁ・・・)
さぁ、崖下までジャングルのような道を下りていくと、ラフティングボートが二艘、用意されています。13名をふたつのチームに分け、ボクとたかさんは、フランス人カップルと、南アフリカからの男仲間3人と一緒に7名のチームになりました。
ガイドのチャンゴが、全員の利き腕とかを確認しながら、ボート内の位置を決めていきます。そしてチャンゴの合図に合わせたパドルの漕ぎ方や姿勢の練習がはじまります。
「Forward」(前へ)
「Right forward,Left back」(左曲がり)
「Left forward,Right back」(右曲がり)
「Get down!」(かがんで!)
脳が、すぐに和訳できないので、どうも動作に時差が生じます。(んんん・・・やっぱり不安)それでも、そんなに練習する時間もないようで、いざ出発! 二艘のボート、一艘のカヌーで川に向かって漕ぎはじめました。
(いよいよだぁ〜)
不安は尽きないけれど、ここまで来たからには楽しむだけです!
この日のラフティングの度合いは、クラス3〜4(クラス5はかなり危険らしい)。流れの激しさによって、クラスが決められているようです。遠くから見ると、大したうずに見えなかったんですが、ボートで近づくと案外大きいんですよね。
(おわっ!これを越えていくのか・・・)と思っていると、いきなりチャンゴの声が!
「Get down!」
(えっっ・・・ なんだっけ?) と頭が和訳しはじめたころ、ぐわぁん!とボートが大きく揺れ、バランスを崩してしまいました。ボートのロープを握る暇もなく、ボクは川の中へ飛んでいきました、、、
スタート直後、わずか20秒。
んぐっ! ごわっ ぶっしゃっっ! いきなりの激流にもまれ、ボクは、なす術もありません、、、ボートからもどんどん離れていきます。
(どうなるんやぁ〜〜)
「ラフティングの恐怖感」へつづく
きょうさん♂
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2006年02月23日 |
●ビクトリアの滝を散策
世界三大瀑布のひとつ、ビクトリアの滝[Victoria
Falls]へ行ってきました。
※ちなみに、あとふたつは、ナイアガラの滝(アメリカ、カナダ)と、イグアスの滝(ブラジル、アルゼンチン)。
このビクトリアの滝は、ザンビアとジンバブエの国境に位置しているので、どちらからでも見れるんですが、私たちは、ルート的にビザ代の安いザンビア側から見学しました。リビングストンという街から8キロ、車で10分くらいのところにあります。
お宿に夕方5時ごろ到着すると、日本語が話せるポーランド人のマーティンに出会いました。「今からビクトリアの滝のサンセットを見に行くんだけど、一緒に行かない?」って誘われたんです。到着して早々だったし、バスの長旅で疲れていたんだけど、タクシー料金も割勘で安くなるので、行くことにしたんです。
タクシーに乗ってすぐ走ると、前方に、雲につながっているような水しぶきが見えてきます。(あれが、ビクトリアの滝なんだ!)ってすぐに分かるんです。
到着すると、3つほどの散策道が用意されていて、歩きやすい道になっているんですね。途中には、バブーンがいたりして、いかにも自然って感じがするんです。
メインの散策道は、ビクトリアの滝を間近で見られるというザンビア側のハイライトなんです。橋を渡ってビクトリアの滝を一望できる場所まで行けるんですが、すんごい豪雨なんです。まぁ豪雨というより、滝から落ちた水しぶきが地上50メートルくらいまではね返ってきてるんです。
前が見えず、すぐそばのはずの滝も全く見えない、、、 今は雨季で、かなりの水量になっているので、滝つぼまで見えないんです。残念だけど、入園時間が18時までなので、今夜はここで終了。
翌日も、お宿の無料送迎バスに乗って、もう一度行きました。
ジンバブエ側から見るビクトリアの滝は、水しぶきもかからなくて、大きく見えるらしいと聞いたので、行こうかとも思ったんです。でも、ジンバブエのビザは、数分入るだけでも30ドルかかるし、入園料がザンビアの側の10ドルよりも高い20ドルなんです。ひとり50ドルはとうてい払えないので、ジンバブエ側は断念しました。
でも、ザンビア側だけでも、見ごたえは十分にありましたね!
天気の関係で虹は見えなかったですが、雨季ということで、水量の凄さ、迫力さには、ビックリでした!
さて、世界三大瀑布制覇まで、あとはナイアガラの滝を残すのみ(来年1月ごろかなぁ?)。どれが一番感動かな?これもまた楽しみです。
たかさん♀
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2006年02月21日 |
●テーブルマウンテン登頂
ケープタウンの代名詞のひとつ、テーブルマウンテン。言葉のとおり、てっぺんは、テーブルのように平らなんです。ケープタウンの中心地を見守るようにそびえ立っています。
テーブルマウンテンへ登ることができる(徒歩でもロープウェイでも可能)のですが、天気に恵まれないとせっかく頂上へ行っても何も見えないということになるんですね。
晴れていても、30分後には雲に覆われるという多々あって、なかなかチャンスに恵まれませんでした。それでも出発前日の午後、雲がない青空に恵まれたので、大慌てで支度をしてロープウェイ乗り場(ケープタウンではケーブルカーと呼ばれていますが、日本人にはロープウェイのほうがイメージに合うはずです)へ向かったんです。
着くと、長蛇の列。やっぱり多くの人が晴れるのを待っていたようです。
ロープウェイは、往復で一人115ランド(=約2,300円)。高いなぁ・・・。
待っている間に、雲が出てきました。さっきまであんなに晴れていたのに、いやだなぁ〜
ようやく大きなゴンドラに乗り、動き出すと、ビックリ!!
なんとゴンドラの床が回転するんです。乗っている全員が景色を楽しめるように。うれしい心配りですよね。
雲の合間から見えるケープタウンの街並みは、とってもきれい。ケープタウンの街中にいては気づかない光景です。ライオンズヘッドを中心に、広い海、遠くの水平線まで見えると、素晴らしいなぁ〜って思います。
でも1,000メートルの頂上付近なると、霧に囲まれて、何も見えなくなってしまった・・・ もうちょっとなのになぁ〜
なんて、嘆いていると、頂上駅にあと1メートルというところでゴンドラが止まってしまった、、、 電気が切れてしまったようなんです。5分経っても動かない。
10分経っても、動かない・・・
すると、ゴンドラにいる係りの人が非常扉を外しはじめるんです。
(ちょっと待ってよぉ〜 まさかそこから脱出!?)
っと思っていたら、ようやくゴンドラが動き出して、無事に頂上駅へ到着。かなり、ドキドキの体験でした。あんなところで止まったら、大ニュースです。あっ、ケープタウンではよくあることなのかもしれませんが・・・。
頂上は、真っ白な霧で覆われているけど、時折、隙間から見えてくる景色は、幻想的でもあり、神秘的っ!周りが雲海だけに、雲の上の世界にやってきたようでした。
1時間ほど散策して、さぁ降りようと思ったら、頂上駅は大混雑!どうやら下りのロープウェイが動いていないようなんです、、、
(えっ?またぁ・・・)
それでも、そんな混雑を楽しむ外国人(観光客がほとんど)に囲まれながら順番を待つのでした。
この時期、からりと晴れる日も少ないようで、どうしてもロープウェイの運行も不安定なようです。しかしケープタウンを一望できるテーブルマウンテンは欠かせませんねっ!
たかさん♀
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2006年02月20日 |
●日本を愛する旅人たち
ほとんど情報を持たずにやってきたアフリカ。
無事に、効率よく北上していくには、旅している日本人から情報を得たいと思っていたんです。そんなアンテナを張り巡らせていると、出会えるもんなんですね。
「せかたび」サイトと相互リンクさせてもらっている「インターネットジャーニー」の藤原ご夫婦に出会えました。バイクで世界一周旅行中なんですよ!また、ボクらが同じころにバイクでノールカップ岬に行っていた和田さんや、バイクでアフリカ大陸を南下してきたてんこーさん、南米から旅をつづけているまささん、、、
旅のスペシャリ
ストたちにいっぱい出会いました。
気のせいか、アジアやヨーロッパで出会う人よりも、アフリカで出会う人のほうが個性的?なようにも感じるんです。すんごい経験しているのに、さらっと話すところなんて、タフさ、アグレッシブさが伝わってきます!
縁あって、ディナーを共にさせてもらったんですが、旅の情報交換や思い出話、オモシロ話など、久しぶりの日本語で笑いあっていました。
「旅って不自由だから面白いんだよね」
「旅は、生産性がないからモノを作ってみたくなる」
会話の節々に出てくる藤原ご主人さんの言葉には、ただ(なるほどなぁ・・・)とうなづいていました!
皆さん、世界を旅されているんですが、心は日本にあるんですよね。
(早く帰りたい)と思ったり、(日本食はうまい!)と思ったり、(日本っていいよね)と再確認してみたり。。。 世界を見てきた人だけに、言葉に説得力があります。
ボクも日本の仲間の顔を思い出し、旅で迎える明日を楽しみにするのでした。
きょうさん♂
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2006年02月20日 |
●「タウンシップ」で感じる
南アフリカ共和国に来たら、絶対に行きたい場所があったんです。それは「タウンシップ」とよばれる場所。
南アフリカでは、アパルトヘイト時代、政府によって居住地が区分されていたんです。マレー人はここ、インド人はここ、イスラム人はここ、という感じに。その中で、黒人が住むように言われていたのが「タウンシップ」なんですね。
アパルトヘイト撤退後は、黒人が、ここ「タウンシップ」以外で住むことも許されるようになったんですが、実際は職に就けない人もいて、多くの黒人たちは、以前と変わらない生活を「タウンシップ」で続けているということなんです。
「タウンシップ」。大変失礼な言い方ですが、決してきれいと呼べる場所ではありません。ブリキ板を集めて作ったような小屋がいくつも並んでいて、そこで人々が暮らしています。
私たちは、「タウンシップを訪れるツアー」に参加しました。アパルトヘイトという私たちにとっては理解しにくい実情を見て、何かを感じ、少しでも理解できればいいなと思っていたからなんです。
黒人のガイドさん、ゴッドフリーが私たちを案内してくれます。ツアーの参加者は、比較的高年齢者が多く、喜望峰ツアーに参加する層とは明らかに違っていました。
「私たちは、アパルトヘイトについてあまり知らなくて、参加してみたんです」。
覚えていないこともあるんですが、そんな気持ちをとなりに座ったドイツ人のおじさんに言うと、「南アフリカには、ドイツ人とイギリス人が多く住んでいるんだが、私もアパルトヘイトのことはよく知らないんだ。だから私も参加してみたんだよ」、そう言っていました。
●
このタウンシップツアー、(個人では怖くて行けない)そんな場所へ連れて行ってくれます。
技術学校では、コップやお皿、複雑な飾り物を作っています。学びたい意欲がある者は、全員が無料で学べる仕組みになっているんです。目を輝かせて仕事をしている人を見ていると、人は誰でもいくつになっても学べるんだなぁと思います。
(ここは建設中なの?)そう思うような、完成されていない建物の中に人が住んでいます。背伸びすると壁にあたる狭いベッド。すぐ隣には別のベッド。プライバシーのかけらもない空間で人々が生活しています。部屋に住んでいるおじさんが声をかけてくれました。
「こんにちは!よく来てくれたね。さぁ中に入って話をしよう」。
私たちを歓迎してくれる様子は、人との触れ合いを喜んでくれているようにも感じました。
横にいたイギリス人夫婦が質問をしました。「時代が変わって若い世代は、タウンシップの外で暮らし始めている。あなたはどう思いますか?」。おじさんは、表情を少しも変えず自信を持って言いました。
「私は、この暮らしで十分幸せだよ。とても幸せだよ」。
私は聞いてびっくりしました。(この暮らしで幸せって言えるんだ・・・)って。でもすぐに思いました。
(このおじさんは、求めていないんだ。何かモノが欲しいわけでもなく、無事に生活できている環境に満足している。たまに私たちのように人が来て話ができることが幸せなんだなぁ)
そう思うと、私たちの生活にはしがらみが多すぎるかもしれません。
●
「今から幼稚園へ行きます。どうぞたくさん写真を撮ってあげてください。撮らないと自分は特別ではないのか?と子どもたちは思います。そして子どもたちとの時間を楽しんでください」。
ゴッドフリーに言われた後、到着。
2〜4歳の子どもたちは、私たち訪問者を大歓迎してくれました。大歓迎です!歌を唄い、踊りはじめ、とびっきりの笑顔を見せてくれます。とっても大きな大きな瞳で私を見つめ、(抱っこして!)と両手を広げます。飛びついて、離れない子も多く、構ってほしいようで、そばから離れないんです!
レンズを向けるきょうさんに集まる子どもたち。(今度は私がモデルよ)(次は、私を撮って!)そうポーズを撮んです。きょうさんのシャッター音は鳴りっぱなしでした。
子どもたちを見ていると、私の甥っ子や姪っ子と重なり、輝く瞳を持った小さなからだは、環境が違っても、同じ子ども。素直に、とってもかわいい!!
「あなたが誰なのかは関係ない。子どもたちは遊びたいんです」
幼稚園を出た後、ゴッドフリーが言いました。無邪気な子どもたちから、相手が誰ではなく、人と関わることの大切さを感じました
●
ここ南アフリカには白人がたくさんいます。アパルトヘイトが撤退された今でも、経済は白人が握っています。日本からは、とても遠い国の「アパルトヘイト」、学校の授業の中でしか存在しなかった言葉が、こうして、根強く残っています。
もちろんこういった差別的なことは、南アフリカだけではなく、全世界にあり、私たちの日本でもまだあるように感じます。簡単に無くならないこの現実をしっかり見て、これからも社会や人々の生き方を考えていかなければならないと思いました。
「タウンシップツアー」。参加費はひとり290ランド(=約5,800円)。案内は英語で、聞きなれない単語も多く、すべてを理解することはできませんでしたが、個人ではなかなか行けない場所。実際にこの場所に来て、見て、住んでいる人と話し、触れあう。参加してよかったです。
‘百聞は一見にしかず’の言葉どおり、歴史の悲惨さのようにも感じます。ケープタウンに来て、喜望峰やテーブルマウンテンは欠かせない場所ですが、歴史を感じる意味では、タウンシップが最も衝撃的でした。
今に感謝します。そして今を大切に生きたいです。
たかさん♀
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2006年02月19日 |
●ケープタウンで停電アリ
「南アフリカの首都、ケープタウンで昨夜から翌日午後まで停電がありました。。。」
と、テレビのニュースでやっていたかどうかは分かりませんが、この時間帯まったく電気が使えませんでした。南アフリカの主要都市でもこんなことがあるんですね。テーブルマウンテンへの登山を試みていたボクら、早起きしたものの、日が昇るまで部屋の中はまっ暗。
牛乳を冷やしていた冷蔵庫もしっかり使えず、電気コンロでお湯も沸かせない、、、
街に出ても信号はつかず、歩行者は渡るのに必死。銀行ATMも使えず、お金も引き出せない。さらにテーブルマウンテンへ登るケーブルカーも運休。スーパーは、電気がつかない状態で営業。。。もちろん牛乳はぬるい・・・。
参りしました、、、
今日はしっかりオフ日です。
それでも、街の人は(また停電かぁ〜)みたいな顔して歩いているんですよね。それに西アフリカのほうでは、電気なし、ガスなし、水道なしという街、村が点在しているらしい。
日本では、一瞬・・・それもほんの数分間ということを経験したことはありますが、こんなに長い時間使えなくなるのは初体験。どれだけ電気が日常化しているのかを痛感しました。
たまには不自由な生活をしてみることで、日常のありがたさを感じるのでした。
きょうさん♂
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2006年02月18日 |
●ケープタウンの見所ツアー
いろいろと旅行会社めぐりをして決めた結果、喜望峰のツアーに参加。一日ツアーで、ひとり350ランド(=約7,000円)。ウワサには聞いていたけど、南アフリカの物価はやっぱり高いなぁ〜
朝8時にホテルに迎えに来てくれたのは、ガイドのブルース。大きな笑い声と一緒のビッグスマイルが印象的。ミニバスに乗ると、すでに参加客でいっぱいです。全員で13名。実に多国籍。アフリカ大陸からはアンゴラ。あとはヨーロッパ、ドイツ、イギリス、スウェーデン、デンマーク。そして、アジアからは私たち日本人二人。
ツアーは最初に港に行って、アザラシの島に観光船でいくというオプショナルだったんです。しかし、ツアー全員、そのオプションには行かず、港で30分ほどゆっくりしました。
その後、海の見える美しい景色で休憩。用意してくれていたチョコクッキーとマンゴジュースでおもてなししてくれます。きょうさんは、なんと言ってもチョコクッキーが大好き!たくさん食べていましたね〜(笑)
そして、次は、あのアフリカペンギンが見れる場所へ。以前「世界の絶景」のような番組で女優さんがここ喜望峰に来てアフリカペンギンを触っているのを観たんです。「絶対行きたい!」って思っていたんです。
だけど・・・
ペンギンには触れない、、、
すっごく近くに、すっごくたくさんいるんだけど、触れない。噛まれるみたいで、しっかり柵がしかれている。
「ペンギンは噛むから、触れるところはないよ」とガイドさんも言っていた。
やはり、女優さんは特別だったのかなぁ・・・
そのあとは、サイクリングをして昼食場所へ。日本では衛生面のこともあるので考えられないけど、海外ではよくある昼食スタイル。サンドウィッチを各自で作るんですよ。丸パンを半分に切って、中に、自分たちの好きな具材を入れるんです。レタスにトマトにチーズにハムなどなど・・・ 未知の世界で、広々とした世界で食べるサンドイッチ。とってもおいしかったぁ〜
満腹のあとは、いよいよ喜望峰へ
しかし、、、半島の先端に近づくにつれて、雲行きが怪しい・・・ それもかなり濃い霧。全く海が見えず、まるで雲の上にいるみたい。
(残念だぁ〜)
でも、ちゃんと、喜望峰に到着したという証明は撮っておきました!
ツアーの途中では、ヒヒ(バブーン)をよく見かけました。もちろん野生ですよ。ほかにも、ダチョウや、アザラシなど、やっぱり動物王国。ドライバーのシリダに、日本では野生の像やキリンがいない!って言ったら、すっごくビックリしたんです。「動物園にしかいないのぉ〜」って。感覚の違いですね〜
これ以外にも、ショートトレッキングをしたり、盛りだくさんのツアー。何かと交通の便がよくないケープタウンで、このツアーは価値ありですね。
帰りのバス車内は、アフリカジャズを聴きながら・・・ 熟睡。第2ステージは、せかたび号での移動で旅をしていたので、こういう旅もいいもんです。アフリカ大陸は、こんなツアーで見所めぐりすることも増えそうです。
たかさん♀
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2006年02月16日 |
●夢を実現するために行く
11月18日に一時帰国してから、3ヶ月間の日本滞在。あっという間でした。
盗難で資金を失ってしまったので、稼ぐためにきょうさんとふたり、よく良く働いた、働いた。。。
働きながら、家事に挑戦し、友人たちに会い、盗難処理や再出発の準備など、毎日が忙しくも充実していました。
そして、両親にとても甘えさせてもらった日々でした。特に、きょうさんのご両親には、感謝感謝です。仮住まいの手配をしてくれたり、私の帰宅時間が遅くて、なかなか料理が作れないので、よくおかずを持ってきてくれました。それがまたおいしいんですよぉ!
「ありがとうございます!」 そんな簡単な言葉では、伝えきれないほどの感謝です。
●
この旅で、いつも感じていることがあります。
この世界一周旅行は、きょうさんと私のふたりだけの旅じゃない!んだってこと。たくさんの人と一緒に旅をしています。
両親や友人たちの心配をのせて、期待をのせて、亡くなった友人の想いをのせて、そして「せかたび」を見てくれている人と一緒に旅をしています。
だから、一生懸命に生きていきたいと思っています。
誰よりも、何よりも、一番心配してくれている私たちの両親。(そんなに心配をさせてまで、私たちは行くべきなのかな?)って自問してしまいます。
子どもが親を心配するように、親はもっと子どものことを心配してくれているんだと思います。
また、友人たちが涙する姿を見ながら、(こんなに応援してくれる仲間に私たちは何を返せるんだろう?)と悩みます。
「元気でね」。「また会うのを楽しみにしてるよ」。「もう盗難に遭っちゃダメだよ」。
心から気にかけてくれる友人との別れ。笑顔で応えながら、また自問を繰りかえします。
そんな切ない気持ちや複雑な想いが募りつづけた日本滞在3ヶ月間。
でも・・・それでも・・・、私たちは、世界に行きたいと思います。
私たちの夢を実現するために、もっと自分たちが成長できるために、みんなの期待を裏切らないために、両親の笑顔をたくさん見るために。
私たちの使命は、「旅のすばらしさを伝えること」だと信じています。
きょうさん♂が書いた「旅人エッセイ」
●与えてもらったチカラ はこちら
たかさん♀
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2006年02月15日 |
●ショルダーバッグが便利
今回の再出発に関して用意したものは、電子機器だけではありません。サブバッグもかなり気合いを入れて探したんです。長期旅行者にとって毎日関わるサブバッグ。今日はサブバッグのこだわりについて書いてみます!
●
大きなバックパックだけでは機能的に使いにくいので、旅をするほとんどの人がサブバックを用意すると思います。機内預入荷物と、持込荷物に分けたり、市内散策で使ったり、旅での出番はかなり多いサブバック。そう考えると、サブバッグに求められることは、バッグパックより多いかもしれませんね。
世界一周旅行初出発のとき、サブバッグに選んだのは、迷わずリュックタイプでした。理由は肩の負担が軽減でき、両手が使えるから。収納スペースもかなり広いので、モノはたくさん入れられるし、大満足だったんです。
ところが、リュックタイプには意外なデメリットがありました。
まず、両肩にかけて使うのが基本形なので、それ以外のスタイルをすると持ちにくくなります。バックパックを背負った場合は、胸の位置になってしまうので、野球の審判みたいな格好です。それに椅子に座るときも、背負ったままですと邪魔になってしまいます。また、基本的に背負うことになるので、どうしても視界から外れてしまうので、混雑時に後ろで悪さをされないだろうか?と余計な心配をすることにもなります。
そんなデメリットをすべてカバーしてくれることに気づいたのが、ショルダータイプでした。ボクの基本形は、左肩から右腰にかけてのたすき掛けです。これで、メインのバックパックを背負ったときも、椅子に座るときも、サブバッグをほぼ触らずに済みます。そういうことを考えて、今回はショルダータイプのサブバッグを使うと決めていました。
ボクがサブバッグに入れたい主要なモノは、「B5のノートパソコン」と「デジタル一眼レフ」。これらがきれいに収まって、かつ取り出しやすいものが狙いでした。しかし、神戸三宮、大阪梅田を探し回っても、なかなか理想のショルダータイプが見つからないんですよね、、、 家に余っていた手持ちのバッグで代用しようかと考えていたところ、偶然出発二日前に見つけたんです!よかったぁ!!
一眼レフを収めるために、ある程度のマチが必要なんですが、ちゃんと15センチくらいあります。ファスナーは丈夫なだけではなく、金具部にダイヤルキー(盗難予防)を通せる空間があります。軽くて、ポケットの数も豊富にあります。
一番のお気に入りは、適度な高さ。あまり高(深)すぎても、モノの出し入れがしにくいし、見た目もかさばってしまうので、嫌だったんです。リュックタイプは横幅よりも深さの方があるので、出し入れはどうしても大変だったんですね。これならバッチリです!
「貴重品は肌身離さない」。
これを心がけるひとつのポイントは、大きすぎないこと。前回ボクは、リュックにパンパンにモノを入れて重くしてしまっていたので、気づかぬうちに億劫になって、置きっ放しにしてしまったようにも思って反省しています。いつも持っていても苦にならず、入れたいものをバッチリ収容できる。これが理想のサブバッグだとボクは思います。
【サブバッグに求めること】
・自分の入れたいものが入れられる
・すぐに中身が取り出せるように収納できる
・邪魔にならない位置で持てる
・いつも持ちたくなる適度な大きさ
・(破られたら意味ないが)ファスナーの金具にダイヤルロックできる
・ポケットの数、種類がたくさんある
・何より軽い
サブバッグの重さ5.9キロ。バックパックが20.8キロ(たかさん11.4キロ)と一緒に、旅をしていきます!
きょうさん♂
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2006年02月11日 |
●シンガポール航空で出発
南アフリカへ向かう飛行機チケットも無事に届き、あとは2月16日の出発を待つだけとなっています。
この度の搭乗が決まったのは、「シンガポール航空(SQ)」。民族衣装サロンケバヤを着たスチュワーデスさんで有名な航空会社ですね。旅行雑誌などでも常に上位ランクに選ばれているので安心して空の旅から楽しめそうです。
ボクらの「せかたび」は飛行機を使うのが3回目。
初回は世界一周旅行の出発時。関空から、新婚旅行のマイルを使ってヴァリグブラジル航空(RG)で北京へ向かいました。2回目は一時帰国のとき。フランスリヨンから関空まで安いチケットを探してもらってルフトハンザ航空(LH)に搭乗しました。
機内の時間ってどう過ごしていますか?
本やガイドブックを読んだり、眠ったり。上映される映画を観たり、眠ったり。運ばれた機内食を撮ったり、食べたり。まぁなんだかんだすることありますよね。
「せかたび」の2回とも、意外とぼぉ〜っとしていました。
(さぁ!これから世界一周旅行の出発だぁ)と思った初回、関空を離れるときは、日本を離れることをさみしいと感じました。これからどんな旅になるんだろう?と興奮と不安が彷徨っていたことを覚えています。
そして盗難のショックが心を突き刺していた一時帰国時。毛布を借りて眠れる体制なんですが、ほとんど眠らなかったですね。眠れなかった、という感じです。盗難の情けなさ、悲しさ、一時帰国の悔しさ、恥ずかしさを紛らわすかのように、飲み食いしていました。ムシャムシャ・・・ ゴクゴク・・・ ずっと、何かを口に入れていたようです(おかげで体重増加)。
さぁ、再出発!
世界一周旅行の目的と計画を見直した再出発です!
「常に新鋭機を利用」
「保有機の就航平均年数わずか5年3ヶ月」
「高級ホテル並みのスチュワーデスさん」
狭いエコノミーシートは苦痛以外のなんでもないんですが、今回は、こんなシンガポール航空の機内を楽しむところからはじめたいです。
行くぞぉぉ〜!!
きょうさん♂
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2006年02月10日 |
●届いていた、あのカード
すべてアルファベットで書かれた封筒が届きました。
確かに、ボクらの名前が書かれている。ウラを返してみると・・・
おぉっ!!
フランスでお世話になったイギリス人のスチュワートとウェンディからのお手紙なんです!昨年末、記憶をたどって送ってみたクリスマスカードが無事に届いていたようです。わぁ〜い!わぁ〜い!
●届けよ、クリスマスカード
http://www.sekatabi.com/diary/archives/2005/12/post_148.php
1月になっても、届かなかったので、正直言ってあきらめていました、、、やっぱ番地が違っていたんかな?郵便局員さんも知らなかったんかなぁ? って。
でもこうしてお手紙を送り返してくれたことを思うと、あのときクリスマスカードを送ってみてよかったです!
(さぁ〜て、何が書かれているかなぁ?)
手紙って、開けるの楽しみですね。ボクは、手紙をもらうより渡すことのほうが多い気もするので、すんごいうきうきしました。なんだかラブレターをもらったような気分でにんやりです!!
はさみで端を切って・・・ 中を取り出すと・・・
一枚のカードが入っていました(厳密に言うと、手紙ではない?)。日本のハガキよりひと回り小さいサイズ。そこに必死で書いてくれたことがひと目で分かるようなメッセージがつづられていました。
しかし!
読めない、、、
涙でかすんで読めないんじゃなくて、かなり荒れた字で読めないんです、、、
カードの両面に、びっしりとアルファベットが綴られているんですが、読めない、、、 「あなたのクリスマスカードを受け取った」。というのは理解できたんですが、あとはサッパリ・・・。
!!!
そう言えば、スチュワート、字が書くのは苦手って言っていたよな・・・。フランスを訪れた際も、別れ際のメッセージは、奥さんのウェンディが書いてくれた。ってことは、今回、ウェンディに頼まず、スチュワートがペンを持ったってことは、よほど書きたいと思ってくれたのかなぁ?
そのあたりのことは、南アフリカから送るカードで尋ねてみることにします。
あっ、そうそう!気になる彼らの家の住所ですが、予想通り、「通り名」は合っていました。29番地か、49番地で悩んでいた、番号。正解は・・・「36」。
かすりもしていませんでした、、、
これは間違いなく、郵便局員さんのおかげです! どうもありがとう!
きょうさん♂
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2006年02月08日 |
●海外万能コンセントが必要
海外は国によってコンセントの形状が違います。一カ国だけ訪問するんだったら、その国用のアダプタを持って行けばいいんですが、世界一周旅行となると、すべての国のアダプタを持って行くわけには行きません。
そこで役に立つのが、万能コンセント!
今日は、万能コンセントについてのお話です。
●
まるで変形する超合金ロボットのように、いろんな形のアダプタに変身してくれるツワモノです。先日、再購入のためヨドバシカメラに行ったら、とあるメーカーの万能コンセントしか売っていないんです。(あれ?おかしいなぁ〜 昨年は売っていたはずなのに・・・)
心当たりある売り場を3つほど回って聞いてみたが、どの店員さんも答えは同じ。「扱っていません」。
とあるメーカーのものを買っても良かったんだけど、どうも納得いかない、、、それにはちゃんと理由があるんです。
盗難で盗まれるまで、使いやすくてお気に入りだった万能コンセント、「ゴーコン」。名前の言われは、合体型コンセントらしい。この「ゴーコン」には、最高のパートナーがいたんです。その名は、「ワールドパワータップ」。電源口が3個もついているんですよ!ホテルの部屋にコンセントが一つだけだったとしても、3つの電化製品に電力を供給できるんです!
「デジカメひとつ!」だったら、コンセントは1個で十分だけど、「せかたび」の場合はそうはいかない。デジカメだって2台あるし、ノートパソコンもある。効率よく、充電したり、電力をもらったりするには、3個は必要なんです。
さらにすごいのが、この「ワールドパワータップ」、「ゴーコン」をセットして収納できるようになっているんです。荷物が多くなるなか、失くさなくてもいいし、かさばらないし、最高ですね。
でもヨドバシカメラには取り扱っていなかったんです。残念! それならば、(ネットで探すぞ!)と家に帰って検索したら・・・ ありました!通信販売してくれる会社さんを!
見やすいサイトで、カート決済も簡単!なんと、代引き手数料も無料ですって。
翌日には、無事に我が家に届きました〜
「ワールドパワータップ」と「ゴーコン」のセットが安く買える!
●海外モバイル専門ショップ【D-netSTORE】
これだぁー これがいいんですっ! 今度は盗まれないゾォ〜
きょうさん♂
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2006年02月07日 |
●デジタル一眼レフ購入話
買った製品は、「ニコン D70S」。
盗まれたデジカメと、同じ製品です。コンパクトデジカメは、「フジ FinepixF11」をすでに買っていたので、2台目としてデジタル一眼レフを購入するかどうか悩んでいたんです。でも、やっぱりコンパクトデジカメにはない機能が魅力なんで、あきらめられないんですよね・・・。
「カメラは1台でええやろぉ〜」のたかさんと、「旅にカメラは必需品や!」のボク。
話し合いもかなりヒートアップ!しましたが、たかさんに理解してもらえた&友人たちの後押しのおかげもあって、ようやく買い物リストに挙がったんです。パチパチ〜
一時帰国直後、ヨドバシカメラを覗くと、「ニコン D70S」より安価な「ニコン
D50」が発売されていました。実はロンドンを旅していたときに見かけていたので、気にはなっていたんですね。「ニコン D50」の記録メディアはSDカード。ちょうど盗られずに済んだSDカードがあったので、CF(コンパクトフラッシュ)を使う「ニコン D70S」よりコストも抑えられるので、「ニコン D50」にちょっと惹かれていたんです。
手に持って、ファインダーを覗いて、レンズをいじって、シャッターを切って・・・
でもボクには、欲しいと思いませんでした、、、持った感じがかるい。レンズの口径も狭いし、プラスチックの感触が安っぽいんですよね。
となりにある「ニコン D70S」を握ると!!
んんん〜ん! これやなぁ〜 これがええわぁ〜
(なんで盗まれるように、置きっぱなしにしてんっ!)と、また自責の念にかられます。
●
「デジカメを安く買う方法」でもご紹介の通り、ボクの購入ルートのひとつは、ヤフーオークション。当然、買い物リストに挙げる前後から、出品情報をチェックしていたんです。でもなかなか「ニコン D70S」が出品されない。それだけ、皆さんお気に入りなの?
結局、ヨドバシカメラで買うことに決めました。
購入時のポイントを計算しているので、当然、本日最初のお買い物となります。最近出たばかりの「ニコン D200」などが売り場面積を派手に占められる中、「ニコンD70S」も存在を示してくれています。表示価格をにらめっこしていると、店員さんが近づいてきました。
「いらっしゃいませぇ〜」
BGMのような絶妙の声のトーン。ボクに話しかけるわけでもなく、視界に入ってきてくれます。いい感じの店員さん! 思わず、ボクから声をかけました。
「D70S は、ポイントいくらつくんですかね?」
店員さん、ニコッと微笑んで、「13% ですね」。
「13% って言うと、128,300円 だから・・・」
店員さん、さっと電卓を取り出して〜 (ポンポンっ)「16,679円分ですね」。
「ってことは、正味・・・」
店員さん、(ポンポンっ)「111,621円になります」。
「なるほどぉ・・・ 何も(オマケは)つかないですよねぇ?」
「カメラバック、カバーのような簡単なものですが、つけさせてもらっています」
(あまり興味はないが、もらえるものは何でもうれしい! 買うのは決めているんだが、11万円相当の品物を即決できるほど勇気がない、、、)
ボク:「分かりました。ちょっとひと回りしてきます・・・」と笑顔をプレゼント。
すると店員さん、「本日決済なら、(ポンポンっ)ここまでにしておきますよっ!」とひと声。
(おぉっ!5,000円、引いてくれてるぞぉ)
ボク:「ありがとうございます!ちょっとひと回りしてきます。。。」と笑顔をもう一度プレゼント。
そして店内をひと回り・・・ (11万円かぁ 11万円かぁ)と腕組みしながら歩くボク。買うのは決めているのに、悩むフリ?
3分で戻って、さっきの店員さんに声をかけました。
「D70S 、ください!(ニコッ)」
「ありがとうございます! さきほどの値段にさせてもらいますね!」。
11万円相当のモノを買うんだから、やっぱり感じのいい店員さんから買いたいですね。この店員さんでよかったぁ〜
買ったのは、「ニコン D70S レンズキット」。ボディと18-70mmのレンズがセットになったものです。
でも本体を買っただけじゃ、撮影準備は整いません。満足のいく撮影をするために必要なものがあるんですね。
「●写真撮影の準備はコレだ」
きょうさん♂
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2006年02月07日 |
●旅の電子機器、買い直し
まるで、サンタクロースさんが、
白い袋からごそっと取り出したプレゼントみたい。。。
我ながら、よく買い込んできたもんです。これ全部、世界一周旅行へ持っていく荷物になります。
●
梅田のヨドバシカメラへ行きました。買い物リスト見ながら、地下1階から1階、2階と歩き回り、次々とレジ精算をしていきました。たまるポイントは、また次の買い物に活かす買い方。
総額およそ13万円!!
こりゃ、爽快な気分です!
・・・でも手放しで喜べないんですよ。だって、これらのモノ、ほとんど買うのが二度目なんです。いくら保険が下りたからといっても、おんなじモノを買うのって、悔しいんですよね。
たかさんともじっくり話し合い。本当に要るモノなのか、要らないものなのか吟味した上で、買い物リストに挙げてきました。
「ヨドバシカメラ」ということだけあって、今日の買い物は電子機器や付属品ばかり。だって盗まれたもののほとんどが電子機器だから当たり前なんですけどね。新しいものや安いものがあれば、検討しようと思っていたんですが、ほとんどが同じものを買い直した形となりました。それだけ前回も今回も、似たような判断基準であり、それだけ使いやすかったものだったんですね。
さぁ、約13万円を占めた、栄えある1位は・・・
ジャカジャカジャカ・・・ジャンンッ!
「デジタル一眼レフカメラ」でした!
つ、ついに買っちゃいました。
この購入に関しては、金額が安くないだけに、たかさんとの話し合いは数度繰り返されたんですね。
「●デジタル一眼レフ購入話」へつづく。
きょうさん♂
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2006年02月05日 |
●前同僚さんとテニス大会
ボクとたかさん、同じ会社で働いていました。ボクが辞めて一年経ちます。たかさんは辞めて三年経ちます。それでもその会社で一緒に働いていた同僚さんとはお付き合いさせてもらっているんです。
今日は、そんな同僚メンバー5人でテニスをしてきました!
もっぱら旅行一筋のボクらなんですが、こう見えてもスポーツ好き。ネット競技は、ボクが軟式テニス、たかさんはバトミントンをやっていたんですね。
旅行をつづけていると、なかなかスポーツをする機会に恵まれません。ボクらの場合、ハァハァ言いながら汗を掻くくらい運動したのは、モンゴルでの数時間くらい。
せかたび日記「晴天ならばスポーツ三昧」
日本に帰国して、スポーツができる今だからこそ、カラダを動かして、汗をかきたい!って思っていたんです。ボクらの同僚さんには、テニスの達人がいます。つい先日も川西市のシングルスで優勝したばかりというスーパーウーマン!そんな彼女に日程調整をお願いし、旦那さんにコートを探してもらったり、メンバー連絡してもらったりと、至れり尽くせりしてもらって今日を迎えました。わぁ〜い!!
「ヒンギスがシャラポワを破った」翌日ということだけあって、テニスコートにはメンバーのやる気に満ちたムードが漂っていた・・・カナ?
スーパーウーマンご指導のもと、基本練習からみんなでラリーをしたり、試合をしたり、立派なテニススクール体験をさせてもらいました。初テニスなのに、ナイスボレーを連発しちゃう同僚さんにビックリでした〜!
広いコートを走り回れるって楽しいですね。内容はどうであれ、気のおけない同僚さんとの笑いの時間は、一瞬で職場時代に戻れるし、青春の気分を感じさせてくれました。2時間なんてあっという間。もっとやりたいくらいでしたが、カラダと心肺機能を考えればちょうどよかったかもしれません。
久しぶりに会っても、こうして楽しめる仲間がいるって、幸せですね!
●
ランチとトークタイムに向かったのは、「D&DEPARTMENT DINING」。
このお店、「カリモク」の家具を使っているんです。天井は高く、広い空間。シンプルな内装の店内が、ステキな家具を引き立てています。座っているカップルも、みんなファッション雑誌のひとコマのような感じで、実におしゃれなレストランでした。連れて行ってくれてありがとう!
・・・で、話すことは、近況報告。
新しく仕事をはじめていたり、もの作りをはじめていたり、通信教育をはじめていたり、向上心旺盛な皆それぞれにパワーアップしていました!こんな仲間と一緒に働いてきたことで、価値観を磨いてこれたし、今のボクらがあるんだと思うと、とってもうれしかったです!感謝っ!
世界一周旅行再出発へのアドバイスをたっぷりとしてくれた同僚さん、より「いい旅」を求めていきます!ありがとう!
きょうさん
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2006年02月04日 |
●神戸うつわやカフェ、満喫
またまた遊びに行っちゃいました♪
なんて居心地のよい空間なんでしょう。。。 あわや日をまたいでしまうところでした。ご近所さんでよかったぁ〜
神戸うつわやカフェ。
この「せかたび」サイトにブログ機能を盛り込んでくれたのが、旦那さんなんですね。IT関係というか、パソコンの知識が豊富なご夫婦さんなんですが、そんな知性さをこれっぽっちも感じさせない(←ほめ言葉です)雰囲気がとってもステキ!
今日は、詳しい旦那さんに「確定申告の相談・・・」と理由つけちゃって、遊びに、いえいえ、夕飯お呼ばれしに行っちゃいました。
お部屋に入るなり、(んんわぁ〜 いい においぃ〜)が漂っています。
そしてテーブルには、洋食レストラン風のメニューがずんらりと並んでいるんですよぉ!! 「あまり手が込んでないんだけど・・・」 いえいえ、こんなに素晴らしい料理をさらりと作ってしまう奥さま、お見事です〜 ボクらはもっぱら食べること専門! 見て愉しみ、食して愉しみ、話して愉しみ、たっぷりと満喫させてもらいました!大好物のひつまぶしはこれっ!
たかさんはアルコール飲まないんです。旦那さんも飲まないので、ふたりしてビール風炭酸飲料を飲んでいました。ベルギービールグラスに注いで・・・。お味は? 「酔っ払っちゃったァー」とたかさん。ノンアルコールなのに、気分だけはいつも以上にハイテンション。炭酸飲料でも、飲み方によっては酔えますね。。。
数々の備前焼が並んでいると貫禄がありますし、統一されたお皿やコップなどの食器類はセンスを感じます。お部屋に流れるBGMはとってもおしゃれっ。カラダを癒してくれるスーパーマッサージ器に座ると、一瞬で夢の世界へ導かれそうになります。
神戸うつわやカフェさんの魅力は、なんと言っても、おふたり&お部屋全体からかもし出されるこだわりと安らぎの雰囲気なんですね。
ステキなご夫婦にも支えながら、「せかたび」サイトもボクらも再出発していきます!
今夜もありがとうございます!
強力なサポートをしてくれている、
「神戸うつわやカフェ」さんはこちら!
きょうさん♂
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2006年02月04日 |
●学生時代からの友人たち
学生時代の時の友人たちが、わが家に遊びに来てくれました。
みんな家族をもち、子供をもち、今でも昔のように付き合える仲間なんです。そして子どもたちがいつも元気で楽しませてくれるんですよ。
今回も、ビックリする今どきのオモチャを知りました。ムシキングだとか、プリキュアだとか、ラブ&ベリーだとか・・・。正直チンプンカンプン。しかし、両親たちは、よく知ってる!!意外と子どもたちのオモチャは大人が楽しんでることの方が多いんだなぁって思います。
ムシキングのカードを宝物として大切に持ち歩いている子どもたち。カードを使って着せ替えやダンスを楽しんだりするプリキュアやラブ&ベリー。私の小さいころは、折り紙やりかちゃんハウスで遊んでいました。時代の違いを感じますね〜。コンピューターの中で着せ替えするなんて、何だか物足りないような気がするのは私だけでしょうか?
でも、大人の私たちも喜んだ子どもたちのオモチャは、バイオリン!
メロディにあわせて、弓で左右に弾くんですが、意外と難しい。結構音感が必要なんです。ちなみに、私には音感がないみたい・・・(笑)。今のオモチャに、ただただ感動するたかさんでした。
みんなでお鍋を食べて、懐かしい話に花を咲かせ、それぞれの夫婦のおもしろ話などしていると、あっという間に時間が経ってしまいます。
しばらくお別れですが、子どもたちに次会ったときには、また一段と大きくなっているんでしょうね、楽しみです! あっ、その分私も歳をとっているんだけど。。。(笑)
たかさん♀
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2006年02月03日 |
●無料のふるまいぜんざい
「鬼は〜外っ!福は〜内っ!」
京都に足を運んでいたので、節分祭で有名な八坂神社へ行ってきました。そう、境内からまかれた豆をつかみとる人でにぎわうんですよね。以前、そんな映像をテレビで観たことがあったんです。「福の豆をつかみとろう!」そんな想いで並んだんです。
気合十分のたかさんでしたが、前に立っていた数人の男性が壁になってしまって、豆を受け取るには厳しいポジション。時間になって年男さんがまきはじめた豆に手を伸ばしましたが、かすりもしなかったようで・・・(笑)。徐々に押し迫ってくる周りのおばさま方に囲まれつつ、あっという間の3分ほどで終わりました。ボクは撮影に必死でそれどころではありませんでした。まぁあれだけ大勢の人がいると、豆をつかんだ人はほんと幸せですね。
豆はつかみ取れませんでしたが、有名イベントに参加できたのでご満悦。
帰る途中、祇園の石畳道に面したお店、その壁にかけられた看板に目が留まりました。
「ふるまいぜんざい、無料」
(なんだ、それっ?)
ちょうど休憩タイム。甘いものでも食べようと思っていたところだったので、ホントにタダで食べられるんか?と尋ねつつお店の中に入ってみました。そしたら、「どなたでもご自由にお召し上がりください」だって!!
へぇ〜 そんなことあるんですねっ。
2階のお座敷に案内されたら、多くの人がぜんざいをうまそうに食べてるじゃないですか。。。 わぁ〜 甘いもの好きのボクにはたまらん喜びです。
チラシによると、「節分の日に老若男女の方々にぜんざいをふるまうという故事から、毎年ふるまいぜんざいを実施」されてるんですって。縁起ものと聞いて、うれしさ倍増です。
「はぁい、お待たせしましたぁー」
白玉3つも入れてくれて、甘いものを欲していたボクには大満足です! 祇園の京料理屋さんで、お店に入るまではちょっぴり敷居の高そうな感じでしたが、店員さんやお店の雰囲気も明るく、こうしたおもてなしのイベントを企画されていることに感激しました。すばらしいぃ!「せかたび」で宣伝させていただきますね!
ふるまいぜんざいを実施してくれた、
「美登幸(みとこう)」さんのサイトはこちらです。
豆はつかめませんでしたが、ふるまいぜんざいで福をつかみました!
ごちそうさまです。
きょうさん♂
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2006年02月01日 |
●デニーズでお疲れさん会
一時帰国中のお仕事も無事に終わり、家の近くのデニーズで、慰労会を開催しました!
仕事中は夜10時ころに帰宅、それから夕飯。。。と健康体のボクらには珍しく不規則な生活をしていたんです。(仕事が終わったら、うまいもんでも食おう!)と言っていたので、たまったQUOカードを持って食べに行きました。
世界一周旅行に出発するまでは、「食べたいものを食べる!」主義だったんですね。特に値段を気にすることもなくメニューを選んでいた気がします。それが、およそ6ヶ月も節約旅行を送りつづけてくると、予算意識が出てくるんです。慰労会なんだし、QUOカードが使えるんだから、好きなものを好きなだけ、パァァ〜っと注文したらいいのに!とも思うんですが、そうはできないんですよね。
どうしても食べたかったハンバーグ料理を選んじゃいました(たかさんは肉でした)!
作ることより食べることが専門のふたりなので、存分に満喫!!ごっつぉ〜さんです!
それでも、避けられなかったのが、デザート。甘いものは別腹ということで、イチゴパフェを注文しちゃいました。パフェを食べるときって幸せを感じるんですよね。生クリーム、アイスクリーム、シャーベット、スポンジケーキに寒天・・・ 欲張りなくらい詰め込んだ器を見ていると、(どっから食べはじめようか?)と、思わずニヤけてしまいます。へへへ♪
さすがに平日の昼間は、人気も少ないデニーズ。世界一周旅行「第3ステージ」の作戦会議も完了し、再出発まで万全のスケジュールで過ごします!
きょうさん♂
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2006年02月01日 |
●あなたの夢を応援します
盗難で失った資金を少しでも多く取り戻すため、帰国中の目的のひとつは、資金稼ぎ。
働ける期間は1月末までのおよそ一ヵ月半。この間、たかさんとふたりで70万円の収入を目標に仕事を探していました。
当然、判断基準は「短期で稼げる」仕事。ボクが選んだのは営業のお仕事でした。とは言っても、「日給一万円」の保証があるわけではなく、頑張った分だけ成果が得られる歩合制。決して「簡単に稼げる」仕事ではありませんでした。
12月はなかなか成果が出ず、(このままでは目標に達しない)と判断し、年末で仕事を辞め、別の仕事にしようと思ったんです。だって資金稼ぎが目的でお仕事はじめたのに、資金が得られず、体力は消耗し、自分の時間も作れないとなると、本末転倒ですもん。
しかし職場のリーダー、上司からのアドバイスを多数いただき、ボクは2006年をこの会社で迎えることになりました。
結果的に、辞めずによかった!ということになったんです。
新しい年、「まずは一本、そして一本」と、欲張らない目標を掲げました。高すぎる目標設定をしていたあまり、自分を見失っていたんですよね。「一日一日、ゆっくりいこう」。この方針に変えてみたんです。
目先の一本を取ることに必死になり、一本取れると、二本目が狙えるんですよね。そして三本目と・・・ ボクは徐々に成果を出しはじめました。
会社では、「営業マンのやる気が続くように!」とキャンペーンが企画されます。月末までにチーム目標本数を達したらボーナスが支給されるとか、毎日のチーム対抗戦で勝者には、QUOカードが支給されることになったんです。
辞めようと思うくらい自信が持てず、当初、キャンペーンには無縁の立場と思っていました。それが、成果が出てくると当然狙えるところにいるんですよね。自分でも信じられないくらい本数を重ねていくことができました。
そして25日の締め日。チームの目標本数に達し、見事ボーナス獲得!毎日のチーム対抗でも何勝もし、何枚ものQUOカードをもらっちゃいました。さらに、2ヶ月未満の営業マンが対象となる新人賞まで獲得! もう喜びいっぱいでした。。。もちろん、たかさんのお仕事と合わせた目標収入額も無事に達成です!
しかし短期と決めていたので、退職日は近づいてきます。
毎日が自問自答の繰り返しだったこの仕事。一時は逃げ出そうとしていたこともありました。それでも23人の営業マン、総勢30人近い人との関わりのおかげでボクは頑張ることができました。
30日の全体会議では、お別れのご挨拶をさせていただきました。また営業マンの退職では前例がないという送別会まで催していただき、組織の温かさ、人の優しさを感じました。
「別れは寂しい、そしてもったいない・・・ でも、あなたが夢に向かうのなら応援します」。
たくさんの勇気を自身を与えてくれたこの仕事、この職場。この経験を活かして世界へ再出発、再度チャレンジしていきます。皆さん、お世話になりました。本当にありがとうございます!
きょうさん♂
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